【キングダム】王騎将軍の笑い方はンフにココココ？映画での大沢たかおの再現度は？

映画版のキングダムにおいてもオカマっぽい言葉遣いでありながらかっこいいと評判の王騎将軍は、「ンフ」や「ココココ」などの独特な笑い方にも注目が集まっています。かつて昭王に仕えていた王騎将軍は、秦の六将軍として高い評価をされていた天下の大将軍だったのです。秦の新しい王である政の時代には、かつて名を轟かせた秦の六将軍においては唯一の生き残りとなっていました。

映画版のキングダムでイケメンでかっこいいと評判の王騎将軍を演じたのは、イケメン俳優の大沢たかおさんとなっています。さまざまな役を演じてきた大沢たかおさんは、大きな身体を持った王騎将軍のように身体を鍛え上げ見事な役作りをしていました。そこで、「ンフ」や「ココココ」などの独特な笑い方を披露している王騎将軍役を映画版で演じた大沢たかおさんによる再現度や王騎将軍の笑い方の種類を紹介します。

6,800万部の国内累計発行部数を2019年9月の時点で記録している「キングダム」は、59巻まで単行本が刊行されている漫画となっています。「キングダム 一騎闘千の剣」というゲームが2010年11月から発売されているキングダムは、VOMICにおいて2008年から全8回に渡ってラジオドラマが放送され大人気となりました。テレビアニメにおいては、2012年6月～2013年2月に渡って第1シリーズ（全38話）が放送されています。

BSプレミアムやNHKによって放送されたキングダムは、2013年6月～2014年3月に渡っては第2シリーズ（全39話）が放送されました。2020年4月からはNHK総合によって第3シリーズが放送されているキングダムは、週刊ヤングジャンプ（2006年9号から）によって現在も連載中の漫画が原作となっています。佐賀県出身の原泰久さんによって描かれ、第17回手塚治虫文化賞においてのマンガ大賞を2013年に受賞しました。

紀元前の古代中国では中華全土において争乱が続く戦国時代となっていました。500年に渡って戦争が繰り広げられた中国では多くの人間が死亡し、力のある者が弱い者を下僕として使用していました。王族においても身分が低い王子は他国へ人質として送られるようになります。敵国で五感がなくなるほどの虐待を受けた政は、父親である秦の王が死亡したことで祖国へ帰り次期秦の王として活躍することになります。

キングダムで秦の六将軍最後の生き残りとされている王騎将軍は、独特で優雅な姿を披露していました。「ンフ」や「ココココ」などの独特な笑い方を披露している王騎将軍の映画版のキャストを務めているのは俳優の大沢たかおさんです。キングダムにおいて魅力的なキャラクターとなっている王騎将軍を誰が務めるのかに注目が集まっていましたが、俳優としても活躍している大沢たかおさんが演じたことでより人気が高まりました。

• 名前：王騎（おうき）
• 地位：大将軍
• 出身地：秦
• 初登場：第1巻
• CV（声優）：小山力也
• 映画版のキャスト：大沢たかお
• 使用している武器：巨大な矛
• 異名：秦国の怪鳥
• 特徴：三本に分かれている顎鬚、厚い唇

昭王の時代に王騎将軍として活躍していた彼は、秦の怪鳥と呼ばれ活躍することになります。大きな身体を持った王騎将軍は、「ンフ」や「ココココ」などの独特な笑い方をしているためにオカマ？と思われてもいました。オカマのような独特な笑い方を披露している王騎将軍は、圧倒的な武勇を持っており、知略においても優れていたために副官の騰などをはじめ優秀な部下を持っています。

「王騎」という名前の将軍は史実には存在していないようです。中国の戦国時代に活躍していた秦の将軍には、字は異なるもののよく似た名前の人物は登場しています。その人物とは「王齕（おうこつ）」や「王齮（おうき）」です。また、この二人の人物は同じ時代に登場しておらず入れ替わるかのように順番に登場していることから同一人物では？ともいわれていました。

史実において登場している王齕、王齮がモデルとなっているのではないかといわれている王騎将軍ですが、作中ではオリジナルに作り上げられています。史実に登場している人物を参考にしながらオリジナルの要素をふんだんに追加して誕生したのが王騎将軍なのかもしれません。作中では下僕から天下の大将軍にまで上り詰める信の憧れの存在となっていました。

キングダムでかつて昭王に仕えていた王騎将軍は、六国を震え上がらせる六将軍の一人として活躍していました。秦の王が代わって政が王になった際は天下の大将軍として誰もが憧れる存在となっています。しかし、大きな身体で勇ましくかっこいい王騎将軍ですが、「ンフ」や「ココココ」などの独特な笑い方をしているため、オカマキャラ？と思った人もいたようです。そこで、彼の独特な笑い方の種類を紹介します。

優雅で魅力的な王騎将軍の笑い方としては「ンフフフ」をあげることができます。どのような状況でも笑い声が絶えない王騎将軍は会話の間などに自然に「ンフフフ」という笑い方を入れていました。このように言葉の間に笑いを挟むことで将軍としての余裕を際立たせることになっています。映画版においても王騎将軍の俳優キャストとなった大沢たかおさんがどのように王騎将軍を演じるのかに注目が集まるようになりました。

「ンフ」という笑い方は、気分がいい時や満足している時などに王騎将軍はよく使用していたようです。「ンフ」という笑い方にもいくつかの種類があり、その時の満足度によって「フ」の数が増えていました。「ンフ」自体は気分がいい満足している状況を意味していますが、「ンフフフ」など「フ」の数に注目することで映画版においてのキングダムで王騎将軍のその時の満足度が理解できるようになります。

映画版においても大人気となっているキングダムではカリスマ的な存在である王騎将軍は「ンォフゥッ」という笑い方も披露していました。「ンォフゥッ」という独特な笑い方はそれほど多くは登場していません。「ンォフゥッ」という笑い方は王騎将軍が登場する際によく使用されていました。

馬陽の戦いにおいては歩兵の前に勇ましくかっこいい騎馬隊を引き連れて登場している王騎将軍ですが、この登場シーンでも「ンォフゥッ」という笑いを放っています。「ンフフフ」などの満足度を現わす笑い方とは異なり、威厳を示すような場面などで使用されていました。映画版のキングダムでかっこいい王騎将軍を演じている俳優の大沢たかおさんは、キャラの特徴をよくつかんで見事に演じていました。

映画版のキングダムも好評となっていますが、王騎将軍の笑い方にはその他にも「ココココ」という笑い方があります。「ココココ」という笑い方をする時の王騎将軍は、相手をからかったり冗談をいったりしている時に使用していました。秦の王である政に仕えている昌文君と仲が良い王騎将軍に関して疑問を抱いた信は二人の関係を尋ねています。その際に愛人だといい放ち「ココココ」という笑いと共に冗談だと否定していました。

オカマっぽい言葉遣いをしている王騎将軍だったために、周囲はすんなりと信じてしまうような状況でもありましたが、冗談だといい放っていました。馬陽の戦いにおいて敵将である馮忌（ふうき）を長距離戦において追い詰めた時にも「ココココ」という笑いを使用しています。してやったという状況の際にも使っていました。馬陽の戦いにおいて飛信隊の大半を龐煖（ほうけん）によって失った信の所に駆け付けた際も使用しています。

落ち込んでいるのでは？と心配した王騎将軍は励まそうと思っていたようですが、失敗に落ち込むことなく前を向いている勇敢な信の姿に満足そうに「ココココ」と放っていました。最終的に死亡してしまう王騎将軍ですが、最期まで天下の大将軍らしくかっこよく「ココココ」と笑っています。映画版においてかっこいい王騎将軍を演じている俳優の大沢たかおさんはこれらの独特な笑い方も上手に演じていました。

凛々しく優雅な天下の将軍として周囲の憧れの存在となっている王騎将軍を映画版で演じているのは、俳優の大沢たかおさんです。俳優として活躍している大沢たかおさんは、歌手やモデルとしても活動していました。男3人兄弟の末っ子として誕生した大沢たかおさんは、高校生時代はバンドを組んでおりその時に担当していたのはベースとなっています。モデルとしても活躍した彼は日本石油のCMでブレイクし俳優となりました。

• 名前：大沢たかお（おおさわたかお）
• 本名：大澤隆夫（おおさわたかお）
• 出身地：東京武蔵野市
• 生年月日：1968年3月11日
• 血液型：A型
• 身長：181㎝
• 活動期間：1987年～2016年、2019年～現在
• 所属事務所：core international co.
• 職業：俳優、歌手、モデル

数々の映画やドラマ、舞台などで活躍してきた大沢たかおさんは、2005年には第28回においての優秀主演男優賞を「解夏」という映画で受賞しています。さらに、2007年には第30回においての優秀助演男優賞を「地下鉄（メトロ）に乗って」という映画で受賞しました。2010年には第18回橋田賞を作品と本人のダブル受賞をしています。俳優として多くの賞を受賞している彼は、約2年間の休業を経て2019年から復活をしています。

2年の休業をしていた大沢たかおさんは、実写版映画のキングダムにおいて2年ぶりの俳優復帰を果たしています。今まではクールでかっこいい、爽やかな役が多かった彼ですが、映画版で演じる役は大きな身体を持ったオカマっぽい言葉遣いの個性の強いキャラクターとなっていました。かつてモデルをしていたイケメンの大沢たかおさんは細身の長身であるため、身体を鍛えて筋肉をつけることで大きく見せるようにしたようです。

15kgの体重増加によって見事にキングダムの世界の王騎将軍の貫禄を漂わせていました。さらに、注目されていた「ンフフフ」などの笑い方に関してもふざけた雰囲気にならないように変質者っぽくならないようにカリスマ性を放つようにするにはどうしたらいいかを追求して見事に演じていました。彼の笑い方を含めた演技力は高く評価されており、実写映画版が難しいとされていた王騎将軍を素晴らしく作り上げています。

勇敢でカリスマ的な存在だった王騎将軍をそばで支え続けてきたのが副官を務めていた騰（とう）です。六将軍最後の生き残りである王騎将軍からも厚い信頼と、自分と同等の力を持っていると高い評価をされている騰は、天下の大将軍だった王騎将軍が死亡した後は、王騎将軍が率いてきた軍を率いて将軍となっています。カリスマ的な王騎将軍がいた際には献身的に仕えていた彼ですが相当な実力者でもあったようです。

ポーカーフェイスを崩さない騰は、自分が仕えていた王騎将軍の独特な笑い方を真似してはお茶目な姿を披露しています。彼が真似した笑い方の一つに「ンフフフ」というものがあります。合従軍戦が始まる直前に久しぶりに会った自分の武力に絶対の自信を持っている蒙武（もうぶ）にあいさつと共に「ンフフフ」という笑い方を披露しています。しかし、即座に「オイ」と突っ込まれていました。

圧倒的な攻勢に特化した性質を持っている蒙武は、彼の物真似が全く似ていないと気分を害したらしくすぐに突っ込んで止めさせていました。「オイ」と突っ込まれただけで即座に場の雰囲気を察知して止めるあたり、可愛らしくさすが王騎将軍の右腕的な存在だったといえます。ふざけた雰囲気を出しながらも周囲をよく観察することができる要素を披露していました。

かつて自分が仕えていた王騎将軍の笑い方を真似していることで評判になっている騰は、「コココ」や「ココココ」という笑い方も使用していました。偉大な王騎将軍のそばに仕えていた彼の中には彼の笑い方が身体の芯まで刻まれているのかもしれません。そのため、さまざまな会話の中で自然と出てしまうと考えることができます。相当な実力者である騰は、合従軍戦においてもその笑い方を活用していました。

長時間に渡り斬り合った楚の千人将項翼（こうよく）との戦いにおいて、決着がつかなかったために「今日はこれくらいに」というセリフと共に使用しています。どのようなピンチの状況でも冷静に判断し戦うことができる王騎将軍と同様に熱戦を繰り広げた彼は髪の毛が乱れ頭から湯気が立っていますが、「コココ」と笑いを挟むことで気丈に振舞うことができていました。

どのような状況でも弱音を吐かない王騎将軍のそばに仕えていた彼は偉大な王騎将軍のそのような姿を尊敬していたからこそ自然と笑いが出てしまったのかもしれません。魏との戦いにおいて第一軍長を務めている録嗚未にどうして自分自身の策で戦わないのかと問われた時も冷静に「ココココ」と笑いを入れながら黙らせています。彼は中華統一に向けては勇ましい信らの成長が不可欠なことを知っていたのです。

優雅で独特な雰囲気を漂わせている王騎将軍は、第1巻から初登場しています。キングダムにおいても重要人物の一人となっている彼は、今まで王宮での話に興味を示していなかったものの突然姿を現して秦の王である政に仕えている側近の昌文君を討ったといって謀反を起こしている弟の所にやってきました。突然の出現に警戒する謀反を起こした弟ですが、利用できる者は利用しようと考えたようです。

第1巻から姿を現している王騎将軍は、第5巻においては秦の王である政と対面しています。幼いながらも自分の王としての使命をしっかりと抱いている政は、中華統一には王騎の力が必要だと感じながらも今のままではダメだといい放ちます。

彼には自分の手の内を明かし一緒に戦いたいのであれば、彷徨っている鳥ではなく地に足をつけるようにと話していました。圧倒的な体格さ、子供と大人の関係でありながらも秦の王である政にはすでに秦の王としての威厳が備わっていたのです。かつて仕えていた昭王の面影を感じた王騎はそれ以降政に仕えて戦うことになりました。

第7巻においては天下の大将軍を目指している幼い信と出会う王騎将軍の姿が描かれています。剣術は学んだものの戦い方を知らない信は、彼との出会いによって天下の大将軍の存在に感動しました。彼に修業をつけてもらうために信は王騎将軍の城へと共に戦っている渕と訪れます。

天下の大将軍である王騎と話すことで彼の考えに感動することばかりでした。彼の存在を面白いと感じた王騎は可能性を感じる信に課題として100人ほどが集まっている無国籍地帯を平定するようにといい放ちます。その課題を四ヶ月ほどでクリアした信ですが、趙との戦いのため修業を一時中断することになりました。

第11巻では昭王が死亡してからあらゆる戦いに参加しようとしなかった王騎将軍は、趙との戦いのために武人を招集する昌平君の元に訪れます。かつての戦友である昌平君は驚きますが、馬陽の地は王騎にとっては譲れない地でもあったのです。彼の婚約者であった摎（きょう）が自らを武神と称する龐煖に敗れた地であったからです。彼女はその戦いで勝利を収めることで見事100個の城を落とすはずでした。

100個の城を落とすことで幼少期に約束した王騎の妻になるはずだったのです。秦の王である政に将来の希望を見出すことができた彼は、かつての過去と決別することで前へ進もうとしていました。その初めの戦いの場に馬陽はピッタリだったのです。

第16巻においては天下の大将軍として信の憧れの存在だった王騎将軍がなんと命を落としてしまいました。復帰戦となった馬場の地で敗れてしまうという悲しい死になってしまったのです。彼が先頭に立つことで王騎軍は圧倒的な強さを放ちました。彼が破れるとは誰も予想しない中、因縁の相手である大きな身体の龐煖と戦うことになります。仇を討とうとする王騎にかなり分がありました。

しかし、知略に優れている李牧の存在によって彼は罠にはまり死亡してしまうことになります。素晴らしい武勇や優れた知略を備えていた王騎は、たった一つだけ見抜けなかったことがあったのです。それは、山岳地帯の行軍に慣れている北の騎馬の存在でした。この策によって彼は窮地に陥ります。

さらにこの戦いから脱出をする際に、敵が放った矢によって隙が生まれたことで龐煖の矛が彼の身体を貫きました。何とか戦場を脱出することができた王騎でしたが重傷を負ってしまいます。我が子のような存在の信には天下の大将軍としての景色と自らの矛を授けて最後は将軍らしく馬に乗ったまま死亡しました。

独特な優美さを放っている王騎将軍がかっこよすぎると感想を寄せている人がいました。彼ほどかっこいい男性を見たことがないとコメントしている人もいます。武勇や知略において優れている彼は、男らしく心も優しかったために、召使として育てた摎のことも大切にしており、心から慕っていました。オカマっぽい言葉遣いの彼ですがそれも魅力となっていたようです。

キングダムに登場している王騎将軍みたいな人が好きだと感想を寄せている人もいます。実写映画版においては俳優の大沢たかおさんが演じていますが、再現度が高すぎて好きだとコメントしている人もいました。漫画においても実写映画版においても王騎将軍の存在は絶対的でかっこいいと感じた人は多かったようです。

優雅に「天下の大将軍ですよ」といい放っている王騎将軍が、やっぱりかっこいいと感想を寄せている人もいました。独特な笑い方と天下の大将軍としての振る舞いに直情型の信も惚れ惚れしていたのもよくわかるでしょう。彼はカリスマ性があり周囲の人々を魅了してしまう素晴らしい要素を持っていたのです。

「ンフ」や「ココココ」など独特な笑い方をしている王騎将軍には、彼の軍の副官を務めていた騰も真似したくなるような優雅な雰囲気がありました。三つの別れた独特な顎髭を持っている彼は、武勇に優れ知略も兼ね備えている素晴らしい天下の大将軍として活躍していました。最愛の婚約者である摎が破れた地で死亡することになった彼ですが多くのものを部下たちに遺してこの世を去っています。