【キングダム】合従軍編のあらすじをネタバレ!函谷関防衛戦の結末とは?

キングダムでも面白いと人気が高く話題を集める事が多いのが合従軍編です。秦一国に対して他の国が連携して攻めてくるというあらすじは高い絶望感があり、そこからどうやったら勝てるのかハラハラした展開が面白かったとする声も多いです。今回はキングダムの合従軍編についてあらすじを結末までネタバレありで紹介しつつ、何巻に収録されているか、主人公信の活躍などもまとめて紹介していきます。

【キングダム】合従軍編のあらすじをネタバレ!函谷関防衛戦の結末とは?のイメージ

目次

  1. キングダムの合従軍編とは?
  2. キングダムの合従軍編のあらすじネタバレ
  3. キングダムの合従軍編の結末ネタバレ
  4. キングダムの合従軍編に参加した各国の将軍
  5. キングダム合従軍編のアニメ化
  6. キングダムの合従軍編で死亡したキャラ
  7. キングダムの合従軍編に関する感想や評価
  8. キングダムの合従軍編あらすじまとめ

キングダムの合従軍編とは?

キングダムで描かれる多くの戦いの中でも屈指の人気の高さを誇るのが合従軍編です。強大な力をつけ始めた秦に対し戦国七雄残りの6カ国が共同で攻めてくるというあらすじは史実をベースとしながらも高い絶望感を誇るあらすじになっています。今回はそんなキングダムの合従軍編についてネタバレありでまとめて紹介していきます。

キングダムの作品情報

キングダムの概要

キングダムは2006年から週刊ヤングジャンプにて原泰久先生が連載している古代中国、春秋戦国時代をベースにした時代劇漫画です。春秋戦国時代の中でも末期の秦が中華統一を果たすまでを描くあらすじを題材としており、主人公信の立身出世などそこに付随するキャラクターそれぞれのストーリーなど個性豊かなキャラクターが乗っかる形で高い人気を獲得する作品となっています。

時代背景なども合わせた丁寧な描写は高い評価も受けており、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞したような実績も持ってる作品です。メディアミックス展開も盛んに行われている作品であり2008年に行われた全8回のVOMIC化に始まり、2012年と2013年の2度に渡って行われたアニメ化、2019年には実写映画化も行われています。2020年にはいっても3度目のアニメ化が行われる他、実写映画の続編製作なども発表されるなどしています。

キングダムのあらすじ

下僕の身分ながら天下の大将軍になる事を夢見る少年、信。そんな信は幼馴染の漂に瓜二つな見た目を持つ少年にして秦の国王である贏政と出会った事で立身出世を歩み始めます。王弟成蟜に反乱を起こされ追われる身となっていた贏政を信は助け、山の民との同盟を締結させた事で王弟反乱を鎮めると信はその功績で家をもらい平民になり各地の戦場に参加する事になります。

合従軍編とは何巻から何巻まで?

合従軍編のエピソードは秦がいくつかの戦いを経て領土を拡大、秦趙同盟なども利用して要所である山陽を攻略した事に李牧が危機感を覚えた事で行動を開始します。山陽攻略編の後、幕間の間に裏で行動する李牧などが描かれた後に合従軍が発動する事になります。そんな幕間は何巻かと言えば23巻~24巻をかけて描かれており、本格的に合従軍編に突入したのが何巻かと言われれば25巻からとなっています。

合従軍編の前半と言える突入から大きな戦いであり1つの区切りである函谷関攻防戦の終結までが何巻に収録されているかといえば25巻~30巻で描かれました。その後、あらすじは合従軍編後半のエピソードである蕞防衛編へと突入していきます。最終的に蕞防衛編に勝利し合従軍を退ける事が出来たのが何巻かと言えば33巻までで合従軍編は導入から解散まで実に9巻にも及ぶ何巻もかけた長編エピソードとなっています。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

キングダムの合従軍編のあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①合従軍結成のきっかけ

合従軍のきっかけは上記でも紹介したように李牧が行動を起こした事にあります。この時の李牧は秦の王騎、燕の劇辛を倒した事で一躍中華中から注目を集める時の人でした。優れた知略と自身でも高い武力を持つ李牧の提案に最初に乗っかったのが楚の宰相を務め戦国四君の最後の1人春申君でした。この2人が密会を行い李牧の提案に春申君が答えた事で合従軍が発足される事になります。

もちろん李牧と春申君が同意しただけでは合従軍には成りえませんが李牧の知名度も合わさり李牧の提案だからという形で各国も合従軍の結成に同意した事で多国籍連合軍である合従軍が興る事になります。ここまでがきっかけであり描かれているのが何巻かといえば24巻です。ちょうど河了貂を軍師として迎え入れた飛信隊が国境付近を移動する中李牧と春申君が密会する現場を目撃するという形で断片的に描かれています。

あらすじネタバレ②秦国を攻めた6国

そして6ヶ国が同時に秦への侵攻を開始し合従軍が発動します。同時侵攻された故に援軍などを回す余裕もなく立て直す間も与えない進撃に秦の国境は次々と突破され、その知らせが首都である咸陽にもたらされる頃にはまた次の都市が突破されるといった有様で、秦の本営は一切の防衛を放棄して国門である函谷関で一大決戦に望むしか道はないという結論を出します。

同時に裏では蔡沢が動いており懇意にしている斉王と会談、大きな条件を突き付けられつつも斉を合従軍から離脱させる事に成功します。これにより秦は函谷関にて5ヶ国と戦う事になりました。この離脱は単純に合従軍の戦力を削ぐ事はもちろんの事、斉が他の国攻める可能性を作る事で長期間に渡る合従軍の維持を不可能にするのが最大の目的でした。これにより合従軍側も短期決戦を仕掛けるしか無くなってしまいます。

あらすじネタバレ③函谷関防衛戦

こうして秦と合従軍両者の思惑が重なる中、ついに両軍は函谷関周辺に展開する事になります。戦場は都合4つに分割されており、実際に函谷関を守る秦軍に攻める韓軍と魏軍、函谷関から左手の山間で戦う王翦軍と燕軍、1番大きな戦場である蒙武・騰連合軍と楚軍、そして函谷関から一番遠い位置で戦う麃公軍と趙軍という構図で、それぞれの戦場はいずれも秦軍の方が人数が少ない状態で展開される事になります。

余談ですが合従軍側は本営として総大将の春申君、実際に合従軍側全体の指揮を取る李牧という2人による仕切りが行われています。とはいえ春申君は基本的には李牧に任せるスタンスを取っており李牧はその知略を存分に発揮できる状態にありました。一方で楚軍と趙軍はそれぞれに春申君・李牧に変わって総大将を置く形になっており、楚軍は汗明、超軍は慶舎が総大将を務めていました。

あらすじネタバレ④麃公と信

数多ある戦場の中で主人公である信率いる飛信隊が属したのが麃公軍です。合従軍の函谷関での戦いはこの麃公の突撃により幕が開かれます。元々因縁深い趙軍との激突は熾烈な戦いになります。本能型の極致と言われる麃公に対し、知略を持ち合わせながらも本質的には本能型である慶舎は麃公を罠にハメて刈り取ろうと試み麃公はまんまとその罠にハマってしまいました。

そんな中状況を打開しようと動いたのが信です。本能型としての才能が目覚めかけていた信もまた慶舎の策を察知し、飛信隊を逆走させ、麃公軍の後方の軍を率いて慶舎が差し向けた万極軍と相対します。結果的に信の行動が麃公軍の全滅を回避させる事に繋がりさらには信は万極軍を率いる万極を討ち取る武功を上げる事になります。

その後の戦いでは合従軍が持久戦に持ち込んだ為に双方に大きく削られる事なく、両軍の衝突は結果的に痛み分けという形で終焉しています。

あらすじネタバレ⑤桓騎の活躍

巨大な国門函谷関を直接的に攻略する戦いでは魏・韓の連合軍に対し、機動力はないものの守りに秀でた蒙驁・張唐軍と機転が利く桓騎の3人が将軍として集まっていました。魏軍呉鳳明は函谷関を抜くために持ち込んだ巨大井闌車を使用して函谷関に登ろうと試みます。この策は桓騎によって巨大井闌車が燃やされる事で失敗しますが一方で巨大弩弓に着けられた網をかけられてしまい、登り切るか倒すかの戦いが繰り広げられる事になります。

合従軍が全体の方針として持久戦に持ち込む中、8日目に先んじて動いたのが韓の成恢でした。張唐軍に相対した成恢は毒矢を用いて張唐軍を混乱させます。この毒矢の効果はちょうど合従軍が再度侵攻をする15日目にピークが来るようになっており、15日目に攻めかかった際、毒矢を受けていた張唐軍、さらには将軍の張唐自身も瀕死の重傷を負っている状態に陥っていました。

そんな中、またもや動いたのが桓騎です。桓騎は僅かな手勢と張唐本人を連れて魏の甲冑を来て敵兵に紛れ込むという大胆不敵な作戦を敢行。この作戦により韓軍の成恢を張唐が討ち取る事に成功します。もちろん将軍2名を欠いた函谷関の守りは手薄となっておりそこを巡って別戦場からの動きが見られる事になります。

あらすじネタバレ⑥楚の将軍を討ち取る

合従軍と対峙する4つの戦場の中でも最大の戦場であったのが楚軍vs蒙武・騰連合軍です。初日、楚軍の総大将を務める汗明を討つべく動いたのが騰軍でした。旧王騎軍の結束は凄まじく、そんな王騎の側近として長年活躍していた騰がその軍を引き継いで見事にまとめていたのです。そして初日のうちに楚軍のうち第一軍を率いる臨武君を騰本人が討ち取ってしまいます。

そしてこれは秦軍の本営で全体の指揮を取る昌平君の作戦でした。楚軍の中でも特に強大な汗明の軍に蒙武軍を無傷でぶつける為、その露払いを騰軍が行うという作戦だったのです。そして15日目、昌平君の作戦通り、蒙武軍は無傷の状態のまま汗明軍と衝突、蒙武は僅かな兵で楚軍を打ち抜き、汗明との一騎打ちに持ち込みます。負けられない戦いに蒙武が覚醒して勝利、楚軍総大将の汗明を討ち取る事になりました。

そんな蒙武軍vs汗明軍の裏で行われていたのが騰軍と楚軍第二軍の禍燐軍の戦いでした。既に満身創痍だった騰軍は若き才能である王賁・蒙恬を臨時に5千人将に昇格させ、一撃離脱作戦で禍燐軍を翻弄します。そんな中禍燐本人は精鋭を函谷関の裏に回して裏から函谷関を抜くという作戦を実行していました。

あらすじネタバレ⑦王翦はさらに先を読む

4つの戦場の中で一番不可思議な戦場だったのが王翦軍と燕軍の戦いです。山城を築いた王翦に対し、山での戦いを得意とする燕軍将軍のオルド軍は攻撃をしかけ王翦を撤退させます。王翦軍が逃亡したと判断したオルド軍は函谷関の裏手に周り攻撃をしかけようとしますがその背後を取ったのが王翦軍でした。結果的に燕軍は王翦が作った砦を拠点に引きこもる事になってしまった上に、再び王翦軍を見失ってしまいました。

燕軍は軍を動かせば再び王翦軍の奇襲を受ける可能性がある事から身動きが取れず、王翦軍の捜索を急ぎますが見つかりません。そしてその王翦軍は楚軍の禍燐が放った精鋭に対応するべく函谷関の裏手に姿を現します。王翦はオルド軍を山城にはりつけにし自身は自由に動ける状況を作った上で、禍燐による奇襲までも読み切って行動していたのです。

この時の函谷関は上記でも紹介したように張唐・桓騎両名が持ち場を離れており、蒙驁がなんとか死守をしているような状態でした。そこに楚軍の奇襲を受けてしまい絶体絶命に陥る中で王翦軍が救援に駆けつけたのです。これにより合従軍は函谷関を抜く事が出来ないままになってしまいました。ここまでが前半の函谷関での戦いであり何巻までに収録されているかといえば30巻までの内容になっています。

あらすじネタバレ⑧李牧の行動

函谷関の戦いで最大の戦いであった15日目の戦いが結末を迎え散発的な小規模戦場が増える中、李牧は函谷関を抜けなかった時の別プランまで用意していました。それは持久戦が行われる中、毎日少しずつ軍を南道に抜けさせ別ルートから秦の国都函谷関を落とすという作戦です。南道は狭く、大軍での侵攻は難しいものの、秦軍のほぼ全てが函谷関に集結しているからこそ通用する作戦でした。

しかも李牧はこれを黙って実行しては趙が合従軍参加国を出し抜いて1国で手柄を上げた事になってしまうからと各国軍からも少量ながら軍を出させ、超軍と合わせて総勢4万の軍を揃えます。しかしこの各国の軍を集めるという行動が麃公にこの作戦を察知させるきっかけを与える事になってしまいました。

本能型である麃公は実現可能かどうかの前に行動を開始、飛信隊の精鋭を含む3000の兵を率いてこの李牧の別働隊を猛追します。その間にも守りがほぼ全て函谷関に出払っている状態の道中にある城は次々落とされていきます。その知らせは咸陽をパニックに追い込み民衆は暴動を起こし、さらには呂不韋が不穏な動きを見せる程でした。

あらすじネタバレ⑨龐煖と麃公将軍の戦い

大軍を動かすよりも少数によるスピードを選んだ麃公の作戦が功を奏し、麃公軍は李牧軍に追いつきます。しかしそこで待ち受けていたのが龐煖でした。麃公は李牧の高等戦術「流動」にハマり、麃公の元に導かれてしまったのです。そうして麃公と龐煖による一騎打ちが行われ、最終的には麃公が敗れて戦死する事になってしまいます。麃公は死ぬ間際、信に自らの盾を託し、「火を絶やすな」と言い残しました。

元々スピード重視で人数の少ない麃公軍は李牧軍の前に敗走、咸陽の1つ手前の城、いわば最終防衛地にあたる蕞に逃げ込みます。函谷関での戦いから引き続き李牧軍からの追撃も受けた麃公軍、そして信は既にボロボロになっていました。

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キングダムの合従軍編の結末ネタバレ

結末ネタバレ①蕞の絶望

麃公将軍を失い、仲間達もボロボロという絶望感漂う中で蕞に辿り着いた信達、そんな信達を待っていたのは他ならぬ秦王・贏政その人でした。贏政は咸陽の呂不韋の不穏な動きも察知しており、自ら戦場に出る決意をしたのです。昌文君や昌平君に援軍として送られてきた介億、さらには飛信隊のメンバーも加わって蕞の防衛を行う事になります。

結末ネタバレ②政の呼びかけ

しかしそれだけで精強な李牧軍を相手にする事は出来ません。そこで贏政は自ら民の前に姿を出し怯えきっていた民達を鼓舞して回ります。王自らが救援に駆けつけたという事実に蕞の民達の士気は異常な程に高まり、不慣れながらも贏政や昌文君、介億、信や河了貂の指示を元に蕞の防衛に当たります。その狂気的とも言える士気の高さは対峙した李牧すら驚嘆してしまう程でした。

結末ネタバレ③山の民が登場

しかしいくら高い士気があるとしても救援も無しに守り切る事など出来ません。贏政はそこまでしっかり考えていました。実は贏政は蕞に入る前に、同盟者である山の民に救援要請を出していたのです。そして楊端和はこの救援要請に応え、自身の戦いを放棄してまで3万の兵を率いて駆けつけてくれました。この山の民との同盟は徹底した情報封鎖により他国には知られておらず李牧達は完全に出し抜かれる事になります。

結末ネタバレ④信と龐煖の戦い

李牧軍が楊端和軍に押される中、龐煖が前に出てきます。そこに対峙したのが信でした。かつて全く歯が立たなかった龐煖でしたが、成長した信は龐煖に深手を与える事に成功します。それを見た李牧は撤退を決断。こうして合従軍は失敗に終わってしまうという結末を迎えています。ここまでが合従軍編のエピソードになっています。

結末ネタバレ⑤信が三千人将に?

合従軍編後、次のエピソードに移る前に幕間にて行われた論功行賞にて信は万極を討った功績と蕞での防衛戦に駆けつけた功績もあって二千を飛び越えて三千人将に任命されます。臨時で拡張されていた王賁も三千人将、蒙恬も二千人将に昇格、さらにはこれまで秘匿する為に与えていなかった楊端和に大将軍と同等の爵位「大上造」が与えられる事になりました。この論功行賞を持って合従軍編のエピソードは完全に結末を迎えています。

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キングダムの合従軍編に参加した各国の将軍

各国の将軍①楚軍

楚軍は軍の規模が大きい事と他国への誇示も相まって3人の将軍が分担する形で将軍を務めています。第一陣を率いた臨武君は主に南方の蛮族相手に功績を上げてきた将軍として登場し騰軍の同金を瞬く間に倒してしまう程の武力を発揮しています。第二陣の将軍を務めた禍燐は性格に難こそあれどその才覚は戦の天才と言わしめる程でその策謀を合従軍編でも発揮していました。

そして楚軍の総大将を務めているのが汗明です。初陣から負け知らずの大将軍であり、かつては秦の六大将軍の1人、王齕を撃退した実績も誇っていました。

各国の将軍②趙軍

合従軍の発起人である李牧要する超軍は李牧が本営に入る事もあって本能型ながらも李牧すらも苦しめる程の知略を持つ慶舎を総大将に、その脇を守備に定評のある李白、安定感抜群の公孫龍、長平の戦いで深く秦に恨みを持つ万極がいました。

各国の将軍③魏軍

魏軍は魏火龍七師の1人呉慶の息子、呉鳳明が総大将を務め1人で率いています。ずば抜けた知略を持っており、特に巨大な兵器を用いて函谷関攻めの主攻を担いました。

各国の将軍④燕軍

燕軍の総大将は50にも及ぶ北の山岳族の王を務めるオルドです。オルドは平地育ちながらもその概観だけで山の地形のおおよそを把握して軍を進める「山読み」の力は山岳族の中でも突出しており特に山岳地形での戦いを得意としています。

各国の将軍⑤韓軍

軍の規模では合従軍中1番小規模な韓軍ですが、その分本体には特殊な部隊が配置されています。それが総大将成恢率いる毒を扱う部隊です。総大将の成恢はかつては美少年と言われる程の美貌を持っていましたが、毒の研究を続けるうちに醜い顔付きになってしまった過去を持っています。

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キングダム合従軍編のアニメ化

キングダム合従軍編がアニメ化する?

キングダムのアニメは2012年と2013年の2度に渡ってアニメ化されていましたが、そのエピソードが何巻かといえば1期では1巻~16巻の王騎の死まで、2期は何巻かといえば17巻の秦趙同盟から山陽攻略戦、山陽攻略戦後の幕間で描かれる羌瘣の一時離脱と軍師河了貂の加入までが描かれていました。何巻かと言われれば24巻までのエピソードです。つまり合従軍編の直前までがアニメ化されている状態だったのです。

余談ですが上記で紹介したあらすじのうち、唯一24巻に含まれている李牧と春申君の密談に関してはそこで区切りとなっていた為原作からは多少形を変えつつも既にアニメ化されていました。

キングダム合従軍編のアニメはいつから?

そこから長くアニメ化されていなかったキングダムですが、2020年4月からついに3期として合従軍編の放送が開始しました。順当に合従軍編から、原作で何巻かといえば25巻の内容から放送が開始され4話までは順調に放送されましたが新型コロナウイルスの影響により5話以降の放送が中断されている状態です。5話がいつから再開するかについては2020年9月現在発表されていません。

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キングダムの合従軍編で死亡したキャラ

死亡キャラ①麃公

合従軍編にて信と共に戦っていた本能型の極致とも言われる麃公は信にとっても縁深い将軍です。信初陣となる蛇甘平原編にて総大将を務めていたのが麃公であり、麃公もまた信の事を本能型の才覚ありとして認めていました。中央からの招聘を無視し続けていた為に知名度こそ高くなかったもののその実力は六大将軍にも匹敵するとさえ言われています。

合従軍編ではその本能型であるという点を利用され罠にかかったりもしますが李牧の別働隊策に気づくなどした活躍を見せています。しかしその気付き故に龐煖と戦う事になり、腕を折るなど一定のダメージこそ与えたものの最後は龐煖に斬り殺されるという結末を迎えてしまいました。

死亡キャラ②張唐

決して派手ではないものの50年以上にも渡って戦歴を積み重ねてきた秦国の大将軍が張唐です。合従軍編では函谷関に実際に登って守る守将の1人を務めています。才覚は認めながらも反目する桓騎とは言い合いも多かったものの、自身が成恢の毒によって余命が短いと悟ると桓騎の策に乗り、成恢を討つべく奇策に乗っかりました。成恢打倒という作戦は無事に果たしましたがそこで力尽き亡くなるという結末を迎えています。

死亡キャラ③汗明

楚軍の総大将を務めた汗明も最終的に死亡するという結末を迎えたキャラクターの1人です。全戦全勝を誇る圧倒的な強さを誇る将軍として他国にも存在が知れ渡る程の将軍で直属の部下も含め優れた体格を持ち合わせています。

蒙武と熾烈な一騎打ちの最中、誤って割って入った蒙恬を斬り伏せた事で蒙武の激昂を誘ってしまい蒙武の強烈な一撃で頭を粉砕されるという結末を迎えています。彼の死が函谷関の戦いの結末に直接繋がったと言っても過言ではありません。

死亡キャラ④春申君

正確には合従軍での戦いで死んだわけではありませんが、合従軍を行った余波で死んだと言っても過言ではないキャラクターが合従軍全体の総大将を務めた春申君です。合従軍後、敗戦の責任から左遷されていましたが楚王の跡目争いの中で暗殺される事になっています。

死亡キャラ⑤鱗坊・同金

元王騎軍その後騰によってまとめられた軍の中で軍団長を務めていたのが鱗坊と同金です。この2人は共に臨武君に襲いかかろうとして殺されるという結末を迎えています。先に死んだのは同金で、同金は合従軍が函谷関に辿り着く前、氾斗平原での戦いの時点で臨武君に瞬殺、鱗坊は函谷関の戦いの中で臨武君に襲いかかろうとした所を白麗により射殺されています。

余談ですが、何故か騰の中では2人に合わせて録嗚未まで死んだ事にされており、録嗚未に心の中でツッコまれるという一幕が2度程描かれています。しかし録嗚未は苦戦こそすれど死亡してはおらず2020年9月時点でのキングダム最新刊である58巻時点でも元気に登場しています。

死亡キャラ⑥臨武君

楚軍の第一陣の大将として登場した臨武君は総大将の汗明からも絶大の信頼を集める巨漢の男です。自陣を前に出す事で相手を真正面から潰すような戦い方を得意としており、王騎軍最強とも言われる録嗚未が苦戦するレベルの強さを誇っています。しかしそこに駆けつけた騰に逆に圧倒されると騰の剣が臨武君の胸に突き刺さり絶命するという結末を迎えています。

死亡キャラ⑦成恢

合従軍編側でもう1人死亡した将軍が韓軍の総大将成恢です。毒兵器を扱う成恢は函谷関の戦いに張唐軍の弱体化を行うなど確実な戦果を上げていましたが、それが却って張唐の復讐心を煽り、桓騎の作戦に乗った張唐により半ば道連れのような形で殺されるという結末を迎えています。

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キングダムの合従軍編に関する感想や評価

ここからは既にキングダムを視聴した人の合従軍編の感想をネタバレありで紹介していきます。合従軍編がキングダムのエピソードの中でも特に人気が高い理由の1つになっているのが秦の滅亡がかかっているという分かりやすい状況にあります。それまでの戦いもそれぞれの主題はあっても地名などが馴染みがない為、その戦いの重要度が分かりにくいとされていたのに対し、負ければ国が滅ぶというのがシンプルで良かったとする声も多いです。

特に函谷関の戦い前の絶望感、蕞での最終決戦など合従軍編の戦いは戦いが始まる前の絶望感をいかに覆すかという形で描かれているのが良いとする声も多くなっています。何巻にも渡って展開されながらも主目的がはっきりしているだけに読みやすかったとする声も多いです。

加えてキングダム人気の一因をも担っているキャラクターのオールスター感が良かったとする声も非常に多いです。秦側の将軍はもちろん、敵国の将軍もしっかりと描いた事で今後の因縁などがしっかり出来ているのが良いとする声も多くなっています。特にその後大きく活躍する事になる桓騎や王翦などの秦側の将軍の個性が描かれた事も良かったとする声が多くなっています。

また合従軍編がキングダムにおいての世代交代の完遂のタイミングだったとする声も多いです。秦側で死亡した将軍は麃公と張唐といずれも歴戦の猛者ではあり優れた存在ではありましたが、今後の秦を担う存在としてそれぞれに人材を見出して亡くなっていくという構図になっているのが良かったとも言われています。

また合従軍編の最大の見どころだったとされるのがその勝ち方です。軍量の差はもちろん、双方に将軍も複数失っているとはいえ合従軍側はまだまだ戦えたのではないかという声も見られます。事実、史実でもこの合従軍の戦いは秦側が勝利を収めているとはいえもっと函谷関を落とす方法はあったのではないかとも言われています。

ただ合従軍編はそれまでの中でも最大規模の戦いであると同時に、キングダムのエピソードとしても何巻にも渡った最長の長編エピソードだっただけにしっかりとまとまっているのが良かったとする声も多くなっています。

2020年9月現在も休止しているアニメ3期でちょうど合従軍編が描かれるだけに再開を楽しみにする声も非常に多くなっています。元々原作でも高い人気を誇るエピソードでありアニメ化の要望も多かっただけにアニメ化発表の際の歓喜の声も上がっただけにいつ再開するのかが気になるという声も多いです。

また3期のアニメ化が決まった時から気になるとされているのが3期アニメの結末です。合従軍編を最後まではやってくれるだろうという声は多い一方で合従軍編後に描かれる羌瘣の復讐エピソードまでアニメ化してほしいという声も多く見られ何巻までアニメ化してくれるのだろうと気になる人も多くなっています。合従軍編だけで何巻にも渡った長編エピソードになるだけにどのような結末で終わるのかが気になるとする声も多いです。

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キングダムの合従軍編あらすじまとめ

アニメ化で再度何巻で展開されたのか注目を集めているキングダムの合従軍編編は何巻にも渡って展開された長編エピソードの中でも特に人気の高いエピソードです。オールスター感のあるキャラクターの登場、絶体絶命まで追い込まれた状態からの奇跡の勝利などは見ていて気持ちが良かったとする声も多くまた合従軍があった事でよりキャラクターの個性が強くなったとする声も見られます。

秦側のキャラクターはもちろん、合従軍側のキャラクターも良かったとする声も多くその後のキングダム作中でも相対する事が多くなっているなどキングダムの1つの転換期とも言える長編エピソードです。待望だったアニメ化も行われているのでまだキングダムを視聴していないという人はぜひ視聴してみてはいかがでしょうか?

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