【銀魂】志村新八はツッコミがすごい！声優・実写キャストや5年後のイケメン姿も紹介

「銀魂」は空知英秋（そらちひであき）によって描かれた、SF時代劇にバトルやギャグを織り交ぜた漫画です。2004年～2018年まで週刊少年ジャンプで連載されていた「銀魂」は、ジャンプGIGAと銀魂公式アプリで完結編が描かれました。コミックは全77巻まで発売され、累計発行部数が5500万部以上となっています。「銀魂」のアニメ版は2006年から2018年にかけて第4期まで放送されました。

「銀魂」は、2017年に実写版映画「銀魂」、2018年には実写版映画の第2弾「銀魂2 掟は破るためにこそある」が公開されています。また、実写版と同じキャストとスタッフによって製作されたオリジナル・ドラマ「銀魂-ミツバ篇-」が、2017年にWeb配信され、翌年には地上波でも放送されました。2018年にはWeb配信ドラマ・第2弾として「銀魂2-世に奇妙な銀魂ちゃん-」が配信されました。

「銀魂」は、作者の空知英秋にとって初めての連載漫画でした。SF、バトルと銘打っていますが、作者曰く「人情なんちゃって時代劇…」といったコメディタッチの作品だということです。また、時代劇ということで登場人物の衣装や建物は江戸時代を思わせますが、携帯電話やテレビ、コンピューターゲームなどの科学製品が登場します。

「銀魂」の主な舞台である江戸・かぶき町、剣術道場の跡取りながら、アルバイト生活を送る志村新八は、見た目は遊び人風でも心に侍魂を持つ男・坂田銀時に憧れ、銀時が営む「万事屋」に就職します。依頼された事は何でも引き受ける「万事屋」で、銀時、神楽、新八たちは江戸で起こる様々な問題に立ち向かっていきます。

「銀魂」で、眼鏡がトレードマークのツッコミキャラ・志村新八のプロフィールを紹介します。志村新八は16歳で誕生日は8月12日、身長は166㎝、体重は55㎏です。両親はすでに他界し、2歳年上の姉・志村妙と二人暮らしです。父から受け継いだ「天堂無心流」の剣術道場「恒道館」は廃刀令のために廃業寸前で、坂田銀時の「万事屋」で働いています。

志村新八は、奔放で型にはまらないキャラクターが多い「銀魂」の中で、ただ一人常識をわきまえる人間としてツッコミ役を担当しています。それは、目上の人に対しても変わらず、切れ味鋭いツッコミが志村新八の持ち味です。アニメ版での志村新八の声優キャストは坂口大助、実写版映画での志村新八のキャストは俳優の菅田将暉です。

「銀魂」のアニメ版の声優キャストの中で、ツッコミキャラとして人気の志村新八の声を担当した声優キャスト・坂口大助の紹介と、実写版映画「銀魂」と実写版映画第2弾「銀魂2 掟は破るためにこそある」で、志村新八の実写版キャストとして出演した俳優・菅田将暉について紹介します。

「銀魂」の志村新八の声を担当している声優キャストは、声優・坂口大助（さかぐちだいすけ）です。主に弟分的な少年役を多く演じており、特にツッコミ担当のキャラクターや場の空気が読めないキャラクターなどが好評です。声優・坂口大助は、以前テレビ番組で志村新八のコスプレをして登場したことがあります。その時の姿が志村新八にそっくりだったことから、「銀魂」作者の空知英秋は「リアル新八」と評したということです。

「銀魂」の志村新八の声優・坂口大助は、1973年10月11日生まれ、新潟県出身です。身長は166㎝で血液型はA型です。アニメ「機動戦士ガンダム」に憧れ、声優を目指しました。声優養成所の「青二塾」東京校に入所し、卒業後は声優事務所「青二プロダクション」に入りました。声優として初の主役は「機動戦士Vガンダム」（1993年）のウッソ・エヴィン役です。

声優・坂口大助の主な出演作は、2002年「あたしンち」立花ユズヒコ、「東京ミュウミュウ」キッシュ、2006年「祝！（ハピ☆ラキ）ビックリマン」吉福神、2007年「CLANNAD-クラナド-」春原陽平、「BACCANO! -バッカーノ!-」ジャグジー・スプロット、「もやしもん」沢木惣右衛門直保、2009年「バトルスピリッツ 少年激覇ダン」硯秀斗、ドライ、2010年「NARUTO -ナルト- 疾風伝」五月雨、コムシ。

2012年「氷菓」福部里志、2015年「血界戦線」レオナルド・ウォッチ、「ゴッドイーター」藤木コウタ、「ONE PIECE “3D2Y” エースの死を越えて! ルフィ仲間との誓い」エースの子ども時代、2016年「デジモンユニバース アプリモンスターズ」ハックモンなど、2017年「潔癖男子！青山くん」塚本仁、2019年「RobiHachi」JPS-19（イック）、「炎炎ノ消防隊」ヴィクトル・リヒト。

実写版映画「銀魂」と「銀魂2 掟は破るためにこそある」で、志村新八を演じた俳優キャストは、菅田将暉です。様々な映画、ドラマで強烈な個性を放ってきたと言われる菅田将暉が演じる地味キャラ・新八は、周りのキャラクターが派手な分、逆に抑えた演技が光っていたと評価されています。ここでは、菅田将暉のプロフィールと主な出演作を紹介します。

菅田将暉は1993年2月21日生まれ、大阪府出身です。身長は176㎝、血液型はA型です。2008年の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストから芸能事務所「トップコート」に所属。2009年「仮面ライダーW」で初主演、2013年には「共喰い」に主演し「日本アカデミー賞・新人俳優賞」を獲得、その後も数々の演技賞を獲得。また、音楽活動を2013年から始め、2017年にはソロ歌手としてデビューしました。

菅田将暉の主な出演作は、2014年NHK朝ドラ「ごちそうさん」西門泰介、2014年映画「そこのみにて光輝く」大城拓児、2015年「民王」武藤翔、「ちゃんぽん食べたか」佐野雅志、「小岩青春物語～きみといた街角～」杉本高文（明石家さんま役）、映画「明烏 あけがらす」ナオキ、2016年映画「セトウツミ」瀬戸、映画「溺れるナイフ」長谷川航一朗、「デスノート Light up the NEW world」紫苑優輝。

2017年映画「火花」徳永、映画「あゝ、荒野」新宿新次、映画「帝一の國」赤場帝一、映画「キセキ-あの日のソビト-」HIDE、大河ドラマ「おんな城主直虎」井伊直政、2018年「dele」真柴祐太郎、映画「となりの怪物くん」吉田春、2019年「3年A組-今から皆さんは、人質です-」柊一颯、映画「アルキメデスの大戦」櫂直、2020年8月公開予定の映画「糸」高橋蓮、などです。

ここまで、アニメ版の志村新八を演じた声優キャスト・坂口大助の紹介と、実写版映画の志村新八のキャスト・菅田将暉について紹介しました。ここからは、再び「銀魂」の志村新八について紹介します。5年後、ツッコミキャラがかわいいと言われる志村新八は21歳になり、驚くべき変化を遂げていました。ここでは、5年後の志村新八の姿を紹介し、さらに性転換をした志村新八の姿を紹介していきます。

2013年に公開された劇場版「銀魂完結篇 万事屋よ永遠なれ」では、原作「銀魂」の5年後が描かれました。「銀魂」唯一の常識人でツッコミ担当、地味ないじられキャラとして描かれている志村新八が5年後、イケメンとなって登場しました。クールな表情に鋭い眼光で登場した時、あの地味な少年の5年後の変貌ぶりにファンは非常に驚いたそうです。

また、5年後の新八はこれまでも剣の達人でしたが、格段に剣の腕が上がり、ますます強くなっていました。ツッコミキャラで万事屋のお母さんとまで言われた世話好きな所や、銀時からいじられたり、銀時に甘えていた姿は無くなり、5年後の新八は冷静沈着でありながら好戦的な人物に変わっています。

かぶき町に住む人々が、奇怪な占い師によって性転換してしまうという事態に陥ったことがあります。各キャラクターたちが一斉に性転換し、外見も劇的に変化していくなかで、新八だけは眼鏡の色がピンクに変化したくらいで特に大きな変化はありませんでした。新八は「眼鏡が本体」といじられるほど眼鏡が大きな特徴なので、新八の眼鏡の色がピンクになっただけで、銀時や九兵衛たちは「女の子らしくなって…」などと言いました。

このエピソードは「銀魂・性別逆転篇」で描かれました。各キャラクターたちの性別が逆になり、坂田銀時は銀子、神楽は神楽惇、柳生九兵衛は柳生十兵衛になり、声優キャストもこのエピソードの時は男性キャラは女性の声優に、女性キャラは男性の声優が努めましたが、志村新八の場合は変わらず坂口大助が努めました。各キャラクターたちの個性あふれる姿が新鮮だということで、人気を集めたエピソードだということです。

原作の5年後が描かれた劇場版アニメ「銀魂完結篇 万事屋よ永遠なれ」での、5年後の志村新八と性転換した際の志村新八を紹介しました。5年後、ツッコミ担当だった新八はクールなイケメン姿となっていました。また、性転換した姿も紹介しましたが、眼鏡がピンクに変わったくらいで大きな変化はありませんでした。ここからは、志村新八のかっこいい魅力を紹介していきます。

志村新八は見た目大人しそうに見えることから地味なキャラクターとして、仲間たちからよくいじられます。眼鏡をかけていること以外に目立つ所もない地味キャラ、という印象になりがちな新八は、仲間たちから「眼鏡が本体」と言われたり、銀時からは「新八は98％が眼鏡で残りは水分とゴミで出来ている」と言われたりします。さらに悪い言葉で「ダメガネ」などと散々な言われようです。

このように、仲間たちからいじられながらも眼鏡がトレードマークの志村新八ですが、コンタクトレンズメーカー大手の「メニコン」が、「新八コンタクトデビューキャンペーン～SMARTなヤツは表と裏がわかりやすい～」という志村新八コラボキャンペーンを行いました。

2018年に行われたこのキャンペーンは、志村新八がコンタクトデビューを果たすという内容です。キャンペーンポスターには地味キャラの新八が坂田銀時、土方十四郎、沖田総悟とともにオシャレな衣装姿で描かれています。

万事屋で働いている志村新八は、住み込みではなく通いであるにも関わらず、普段はだらしない生活をしている銀時に代わって食事作りから掃除などのすべての家事を引き受けています。世話好きで非常によく気が付く新八は、万事屋にとってなくてはならない存在で、まさに万事屋の「お母さん」といったところです。

志村新八はアイドルの寺門通（てらかどつう）の親衛隊隊長で会員ナンバー1を持つファンクラブ会長です。熱狂的な大ファンで、日頃は常識的な言動をとる新八が、寺門通のことになると冷静さを失い、彼女以外のものは何も目に入らなくなります。そんな新八の姿に周囲がツッコミを入れる始末です。熱中しすぎて他の親衛隊メンバーを苛立たせることもあります。

日頃大人しく地味な新八が寺門通のことになると人が変わった様になります。寺門通のためならどんなことでもやって見せるという志村新八は、寺門通のおかげで寺子屋時代に仲たがいをしてしまった高屋八兵衛（タカチン）との仲を修復することができました。そしてタカチンは親衛隊に入り、新八とタカチンに再び友情が生まれました。

志村新八の実家は天堂無心流の道場で、幼少期から剣術の修得に励んできました。修行の結果、新八は一流の剣の使い手となりました。剣術に関するエピソードを見てみると、「銀魂・紅桜篇」で、坂田銀時が剣の達人・岡田似蔵と斬り合いになった際、銀時が似蔵に斬られ、窮地に陥っていたところに新八が駆けつけ、隙を突いて岡田似蔵の右腕を斬り落としたことがありました。

また「銀魂・吉原炎上篇」では、神楽と共に阿伏兎と戦いましたが、新八は阿伏兎に全く歯が立ちませんでした。この時の経験から、もっと強くならなければと決意した新八は神楽と修行を始めたということです。

志村新八は、時に「童貞」と言われ、いじられることがあります。新八は女性と会話することさえ苦手にしており、女の子と文通していても何を書けばいいのかわからないと、銀時や土方に相談したりしています。新八にとって強烈な個性を放つ姉（志村妙）の存在が大きく、シスコンなどとも言われています。また、熱狂的なファンである寺門通の存在などもあり、新八の恋愛に関しては気になるところだと言われています。

志村新八は、酔っぱらいの手から女の子を助けたことがあったのですが、その際女の子が付けていたのが猫耳で、新八は一目でその猫耳の女の子を好きになります。初めてのデートに挑んだ新八ですが、小悪魔的なこの女の子に散々振り回されることになります。それでも猫耳の女の子に夢中になっている新八を心配した銀時と神楽、そして姉の妙は、まるで親の様な心で見守るのでした。

果たしてこの後の新八の恋の行方は？と気になるところですが、もう一つのエピソードを紹介します。寺門通が新しく発売したアルバムの写真の中に寺門通が猫耳を付けたものがあり、それを見た瞬間、新八は「萌えー！！」と叫びました。このエピソードから新八が「猫耳フェチ」だということが分かります。

寺門通の熱狂的な大ファンの志村新八は寺門通の歌をよく歌うのですが、実は新八はかなりの音痴だということです。しかし、音痴だという自覚が無いのか新八は大好きな寺門通の歌を周囲の迷惑も顧みず、実に気持ちよく歌います。また、万事屋が開いた柳生九兵衛の誕生日会でバースディソングを歌った新八は、その凄まじい音痴ぶりで誰もが耳をふさぐなど、パーティ会場の空気を一変させました。

音痴だという自覚が新八にあるのかどうか、本当のところはわかりません。あるいは開き直っているのかもしれませんが、いずれにしても機嫌良く歌う新八に周りは辟易するということです。

初期設定については6巻で公開されていますが、志村新八は初期設定では真選組の永倉新八となる予定だったということです。田舎で育った新八が剣術の修行を志し、江戸へやってきて近藤勲と出会ったことで真選組に加入するという設定で、ちょんまげ姿や坊主などをイメージしたそうですが、作者の空知英秋が新八のキャラはのび太だからという理由で、眼鏡姿になったということです。

志村新八のモデルとなった人物は、上記の初期設定のところで紹介した通り、幕末に実在した新撰組・隊士、永倉新八です。永倉新八は1839年（天保10年）に北海道松前藩の江戸屋敷で生まれ、1915年（大正4年）に77歳で北海道小樽で逝去しました。永倉新八は新撰組で二番隊の組長や撃剣師範となるなど、新撰組の要として活躍しました。

志村新八のモデル、永倉新八は剣術の達人で、その腕前は剣豪たちを集めた一番隊を率いる沖田総司よりも強かったそうです。「銀魂」の登場人物たちは、それぞれ実在の人物をモデルにしていることが多く、真選組の近藤勲は新撰組の近藤勇、土方十四郎は土方歳三、沖田総悟は沖田総司、というように新撰組の隊士がモデルです。

ここまで「銀魂」のツッコミキャラで人気の志村新八のかっこいい魅力について紹介してきました。ここからは、志村新八と姉の妙、銀時との関係について見ていきます。また、志村新八の文通相手のきららとの関係についても見ていきます。

両親のいない志村新八にとって姉の妙は、たった一人の肉親です。「新ちゃん」、「姉上」と呼び合う二人はとても仲が良く、特に新八は妙のことを姉としてだけでなく大人として尊敬の念を抱いています。二人の仲の良さが感じられるエピソードがあります。それは、妙がインフルエンザで寝込んだ時、新八は非常に熱心に看病をしたのですが、妙の世話ができることに幸せを感じた新八が、頬を赤く染めている姿が描かれています。

このように、姉弟としての深い愛情が感じられる新八と妙ですが、時には喧嘩をすることもあります。二人が初めて喧嘩したシーンは「銀魂・柳生篇」で描かれました。妙の幼なじみの柳生九兵衛が登場した柳生篇で、真選組の近藤勲の結婚問題に巻き込まれた妙は九兵衛に助けられたのですが、九兵衛が妙にキスをしたところを新八は目撃してしまいます。

九兵衛は新八に、小さい頃からの許嫁だと言い、妙を連れて行こうとします。妙もまた涙を流しながら九兵衛について行くのでした。九兵衛には何か秘密があり、そのために妙は黙って九兵衛に嫁ごうとします。新八は、妙が心から幸せになれると確信できるのなら、喜んで送り出せる、しかし、泣きながら嫁ぐ姉を見過ごすことは出来ないと言いました。

姉と別れるのは寂しいけれど、弟として姉の幸せを誰よりも願う新八の想いがあふれる言葉だと言われています。そんな新八のために銀時ら万事屋の仲間は、真選組と共に柳生一族に立ち向かいます。新八と妙の姉弟の絆に加えて仲間への想いが感じられるエピソードとなっています。

志村新八は生活を支えるためファミレスでアルバイトをしていますが、機械ものが苦手な新八はレジ打ちもまともにできません。加えて客の天人たちに虐められていました。そんな日々の中で出会ったのが、坂田銀時でした。一見、遊び人風に見える銀時の内面に「侍魂」を感じた新八は、銀時が営んでいる「万事屋」で働くことになりました。

「万事屋」で働き出した当初、新八は銀時のいい加減でだらしない所に呆れたりもしましたが、何かあれば必ず仲間を守ってくれる銀時は、新八にとって兄貴の様に慕う存在です。「銀魂・紅桜篇」で、居合斬りの達人・岡田似蔵と戦い、深手を負った銀時を守るため、新八は命懸けで岡田似蔵に向かっていきました。

日頃大人しい新八のこのような行動は、いつも仲間のために体を張って守ってくれる銀時に恩返しをする時だと思ったからこそ、強敵に立ち向かうことができたと考えられます。戦闘経験が増えるたびに、新八は今よりもっと強くなってみせると決意します。大人しく穏やかな新八がこのような想いを抱くようになったのは、銀時の影響が大いにあると考えられています。

ある日、志村新八は海岸で小さな瓶に入った手紙を見つけました。手紙には「文通しませんか」と書いてあり、女の子の写真も一緒に入っていました。手紙にはうららという名前が書いてありましたが、実は病気がちで人と会うのが苦手なきららが、妹のうららになりすましていたのでした。一方、新八の方でもトラブルが起きていました。

文通を始めたばかりの頃、新八は銀時たちのいたずらで、新八本人ではなく眼鏡姿の沖田総悟の写真を送ることになってしまいました。そんな中で新八ときららは、本当の顔をお互いが知らないという状況で会うことになりますが、この時、騒動が巻き起こり、きららは心を病んでしまいそうになります。そんなきららに新八が、今度こそ自分自身できらら宛てに手紙を書きたいという想いを書いたスケッチブックを渡しました。

新八の想いに触れて涙を流すきらら。新八ときららは様々な困難を潜り抜けたことで、二人の想いはますます強くなっていきました。新八ときららの文通がいつまで続いたのかは描かれていません。しかし、海岸で偶然拾った手紙によって出会った二人の出会いは運命を感じさせ、もしかすると新八ときららは結婚するのではないかと言われています。

ここまで「銀魂」のツッコミキャラとして人気の志村新八と姉の妙、銀時、きららとの関係を見てきました。ここで、志村新八がその時々で放った名言をいくつか紹介していきます。

こちらの名言は、志村新八が銀時や神楽と一緒に寺門通のライブに行った時に、志村新八が放った名言です。

寺門通の親衛隊・隊長である志村新八は、隊員たちと同じハッピに身を包み、応援の先頭に立っています。親衛隊の中心となって仕切る新八は、自分のことを「オレ」と言うなど、日頃の新八とはまるで違う人物の様に見えます。それほど寺門通への愛、想いが強いということです。

こちらの名言は、「銀魂」読者によるキャラクター人気投票での結果を見て、志村新八が放った名言です。

「銀魂」の主人公は坂田銀時ですが、志村新八はその銀時に次いで主要なキャラクターで、準主役と言われています。そんな新八の順位が八位だったという結果を見た時は不満だった新八ですが、やがて、読者が自分を選んでくれたことに対して喜びを感じる様になりました。そんな読者に対する想いがこのような名言になったということです。

こちらの名言は、吉原で一番とされる花魁、日輪の息子・晴太に童貞と言われ、子ども扱いされたことに激怒した志村新八が放った名言です。

吉原にいる母親に会うためにお金を貯めて母親を買おうと考えていることを、新八に話す晴太。話しが進むうちに、いつしか新八が童貞だと感じた晴太が新八を子ども扱いします。そのことに激怒した新八が、怒りに任せて放った名言です。

こちらの名言は、志村新八が借金の返済に困り、いかがわしい店で働かされることになった姉の妙を救いに行ったときに放った名言です。

志村新八の実家は「恒道館」という剣術道場ですが、廃刀令などの政情によって経営が立ち行かなくなってしまいました。道場を守るために父は天人に金を借りますが、返済できず、とうとう新八の姉・妙がいかがわしい店で働かされることになります。銀時の助けを借りて妙がいる敵の本拠地に乗り込んだ新八が放った最初の言葉が、上記の名言です。

「銀魂」の志村新八は主人公の坂田銀時と出会って万事屋で働くことになりましたが、銀時にいいようにいじられでも仲間思いで「侍魂」を持つ銀時を、新八は兄の様に慕っています。ツッコミキャラの新八と、新八を愛のあるいじりでかわいがる銀時。そんな銀時に甘える新八がかわいいという感想です。

「銀魂」の志村新八は16歳の少年で、かわいさの中に凛とした雰囲気を持っており、そんなところが好きだという感想です。

「銀魂」の劇場版「銀魂完結篇 万事屋よ永遠なれ」では、原作から5年後が描かれています。5年後へとタイムスリップしたというストーリーで、志村新八は原作当時のツッコミも無くなり、かわいさ、気弱そうに見える雰囲気などが消え去り、黒い服を着てヘアースタイルも変わり、まったく別人のようなクールなキャラクターへと変貌していました。そんな5年後の新八がかっこいいという感想です。

「銀魂」の志村新八は銀時の意図していることを瞬時に理解し、すぐに行動に生かせるという能力を持っています。そんな新八は銀時の側にいるだけで大いに良い影響を受け、ますます強くなっていくと言われています。5年後の新八は原作当時よりも格段に剣の腕も上がっています。5年後の世界には銀時は生きていませんが、もしこれまで通り一緒にいることができればどれほど強くなれるのだろうという感想です。

実写版映画「銀魂」で、実写版キャストとして志村新八を演じた菅田将暉についての感想です。「銀魂」のツッコミ担当でかわいい新八を演じた菅田将暉は、原作のイメージ通りでとてもかわいく、さすがだという感想です。

「銀魂」のアニメ版の志村新八の声優キャストは声優の坂口大助です。様々なアニメで多くの主要キャラを演じている坂口大助は、「銀魂」の志村新八もはまり役だという感想です。

いかがでしたか？「銀魂」のツッコミキャラとして人気の志村新八について紹介してきました。新八は「眼鏡が本体」といじられるほど眼鏡以外の特徴があまりないキャラクターですが、「銀魂」のキャラクターの中で唯一と言われる常識人で、そんな新八から放たれるツッコミがかっこいいと言われていました。世話好きでよく気が付く新八は器用に家事をこなし「万事屋のお母さん」と言われるほど無くてはならない存在でした。

また、志村新八は5年後にはクールでイケメンになっていました。そして、アニメ版での志村新八の声優キャスト・坂口大助についてと、実写版映画での志村新八の実写キャスト・菅田将暉について紹介しました。菅田将暉が演じる志村新八がかわいいと好評でした。物静かで常識人、ツッコミ担当で剣の達人である志村新八の活躍に注目して、これからも「銀魂」をお楽しみください。