【ワンピース】月に関する謎・伏線をまとめて考察！扉絵やDに込められた意味とは？

日本が誇る漫画作品として老若男女問わずに愛されている『ワンピース』。そんな大ヒット漫画・ワンピースとは一体どのような作品なのでしょうか？まずは、ワンピースの作品概要とあらすじについてチェックしてみましょう。

『ワンピース』は、週刊少年ジャンプにて1997年34号より現在も連載中の尾田栄一郎作の漫画です。2020年4月現在の『ワンピース』単行本既刊は96巻となっており、テレビアニメはフジテレビ系列で1999年に放送開始されて以来、東映アニメーション製作のアニメ作品としては最長のロングラン作品になっています。

かつてこの世の全てを手に入れた男と呼ばれた海賊王、『ゴールド・ロジャー』。そんなゴールド・ロジャーが遺した『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を手に入れるため、海賊王を夢見る少年、モンキー・D・ルフィをはじめとする世界中の海賊王たちが『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を巡ってバトルします。

大人気漫画・『ワンピース』には月に関する謎や伏線の考察が読者たちの間で度々行われています。では、いったいどのような謎や伏線が『ワンピース』の月と関係しているのでしょうか？お次は、『ワンピース』の月に関する謎や伏線についてチェックしてみましょう。

『ワンピース』の月に関する謎・伏線1つめは、『月がつくタイトル』です。『ワンピース』の作者・尾田栄一郎は至る所に伏線を張る作者として有名です。そんな『ワンピース』ですから、月に関する謎・伏線は物語のタイトルにも関係しているのではないかと考えられているようです。『ワンピース』には「月」がつくタイトルが多い事から何か関係があるのかと言われているようです。

「月」のタイトルがつくエピソードは、第28話の『三日月』、107話の『月光と墓標』、152話の『満月』、289話の『望月』、292話の『あふことは片われ月の雲隠れ』、819話の『光月家跡取り・モモの助』、942話の『"白舞大名"霜月康イエ』、960話の『光月おでん登場』、973話の『光月の一族』などが挙げられます。

『ワンピース』の月に関する謎・伏線2つめは、『オハラの地球儀の謎』です。『ワンピース』392話の『新たなライバル集結！』ではオハラの図書館にある地球儀が登場しました。この際、地球の周りには複数の小惑星が存在していることが明らかになりました。通常、地球の周りにある惑星は月だけのはずです。

また、本来なら太陽系の惑星は太陽から徐々に離れていくようになっています。つまり、『ワンピース』で登場したオハラの地球儀と本来の地球儀の惑星の並び方が異なっているということです。このオハラの地球儀が『ワンピース』での正しい惑星の姿だということになれば、地球の周りには月以外の小惑星が沢山あるのではないかと考えられます。

『ワンピース』の月に関する謎・伏線3つめは、『月の獅子（スーロン）』です。ワノ国の将軍家であり、800年前に巨大王国『Dの一族』と同盟を結んでいた。光月家。そんな光月家とかつてから兄弟分であるとされているミンク族は、満月の月をみると『月の獅子（スーロン）』に変身します。この『月の獅子（スーロン）』とは、ミンク族が持つ特殊強化能力です。

そして『月の獅子（スーロン）』は、秘められた野生の力によって身体が肥大化してパワーも増大するのが特徴の能力です。そんなミンク族は1000年前から幻の都ゾウを本拠地としています。ゾウは大昔に罪を犯し、ただ歩くことすら許されていません。そして、ワノ国で登場する光月家であるモモの助はゾウに命令をする権限があることも謎・伏線として考察されています。

『ワンピース』の月に関する謎・伏線4つめは、『月の名がついているワノ国の大名』です。ワノ国の大名は、月の名前がついていることが多いようで、これも『ワンピース』の月に関する伏線ではないかと考えられているようです。では、一体どのような方が月の名がついているワノ国の大名なのかということですが、まずは光月家です。光月家の人物はモモの助やおでん・日和などが挙げられます。

続いて霜月家では牛マルやイエ・コウ三郎などがいます。その他にも、天月家や風月家、雨月家など、ワノ国の大名は「月」がついていることが多いです。特に、月の名がついているワノ国の大名として注目していのが光月家です。光月家は月の獅子（スーロン）になるミンク族との関係性が深いことでも注目されています。光月おでんは白ひげ海賊団の隊長を務め、ワノ国最強の侍と呼ばれていました。

そんなおでんは常に航海日誌に書いており、空白の100年についても綴っていました。この空白の100年を記した理由ですが、おでんはルフィに伝えようとしていたのではないかと考察されています。また、クローバー博士の仮説では空白の100年は『巨大な王国』と『世界政府と名乗る連合軍』の戦争があったと考えています。そこでポーネグリフが重要となってくるのですが、ポーネグリフは光月家の職人が作った書物です。

また、ポーネグリフは失われた古代文字で書かれていることから解読できる人物は少ないとされており、オハラのたった一人の生き残りであるロビンは数少ない古代文字を解読できる人物です。しかし、古代文字は読めずとも『万物の声を聞く力』をロジャーとルフィは持っています。つまり、Dの一族です。ここでDの一族と月の関係性が一層謎とされるようになりました。

『ワンピース』の月に関する謎・伏線5つめは、『曲の名前は「つきひめ」』です。光月日和がオロチのお城で弾いていた曲の名前は「つきひめ」というのですが、ここでも「つき」が関係していることから『ワンピース』の月に関す売る伏線ではないかと言われているようです。

この『つきひめ』という曲が空白の100年に関係しているのものなのか、代々ワノ国で受け継がれている伝統曲なのかわかりませんが、『つきひめ』という曲には『月の姫』が存在するということを意味しているのではないかと考えられています。

『ワンピース』の月に関する謎・伏線6つめは、『天竜人の姿』です。天竜人とは、『ワンピース』に登場する世界貴族の別称です。最も誇り高く気高き血族として、世界の頂点に君臨する者たちとされている天竜人ですが、この天竜人たちの姿が月に関係するのではないかと言われているようでした。天竜人の服装は、宇宙服のような見た目です。そのため、多くの読者たちは天竜人こそが月の民ではないかと予想したようです。

しかし、現段階では天竜人は月の民と考えられる可能性は極めて低い、もしくはイム様だけが月の民出身ではないかと考察されています。では、いったいなぜ天竜人は宇宙服のような服を着ているのか気になるところですが、これはイム様だけが月の民出身であり、配下はトップになぞらえて衣装を変えたのではないかと考えられているようです。

『ワンピース』と『月』の関係性については謎が深まるばかりですが、実は扉絵・壁画シリーズにも伏線ではないかと言われるものが存在しているのをご存知でしょうか？一体どのような扉絵・壁画が『ワンピース』の月に関するものだと言われているのでしょう？お次は、『ワンピース』の月に関する扉絵・壁画シリーズについて考察してみましょう。

『ワンピース』の月に関する扉絵・壁画シリーズの考察1つ目は、『翼を持った月の人』です。エネルのスペース大作戦Vol.35の扉絵から、大昔に翼を持った月の人が住んでいたことが判明しています。こちらの壁画を見ると、ロボット兵を作る技術があることもわかり、月との関係が考えられます。

『ワンピース』の月に関する扉絵・壁画シリーズの考察2つ目は、『ビルカはエネルの故郷？』です。『ビルカ』とは一体何なのか、エネルのスペース大作戦Vol.36で明らかになった内容では、月の都市であることがわかりました。エネルの故郷である空島の名前もビルカだったことから、ビルカはエネルの故郷ではないかと考えられるようになりました。

『ワンピース』の月に関する扉絵・壁画シリーズの考察3つ目は、『ツキミ博士とベガパンクの関係』です。エネルのスペース大作戦Vol.17の扉絵・壁画ではツキミ博士がロボットを作るシーンが描かれていました。この壁画や内容から、月でエネルに助けられたロボットはツキミ博士がカラクリ島で作ったロボットであることがわかっています。

そんなツキミ博士と、世界政府の天才科学者ベガパンクの故郷とされている『未来国バルジモア』の共通点はからくり島に存在する国となっています。カタカナ・ひらがなと異なるものの、同じ名前の島ということは共通点として重要な伏線を意味するのではないかと考えられています。

『ワンピース』読者なら一度はチェックしたことがあるであろう、月とDの関係。Dの一族といえば、ルフィやエースなどが挙げられますが、月とDに込められた意味とは一体何なのでしょうか？お次は、『ワンピース』の月とDに込められた意味を考察してみましょう！

『ワンピース』の月とDに込められた意味の考察1つめは、『天竜人とDの一族の戦い』です。最も誇り高く気高き血族として、世界の頂点に君臨する世界貴族・天竜人。そんな天竜人はDの一族との戦いがありました。ここで考えていきたいのが、『神の天敵』についてです。元天竜人のドンキホーテ・ロシナンテによると、Dの一族は『宿命の種族』であり、ある地方では『神の天敵』と呼ばれているそうです。

そしてドンキホーテ・ロシナンテはこの、『神』というのを、天竜人を表しているのではないかと考えているようです。Dの名を持つものは、『世界の創造主』の天敵であり、世界政府と相対する者と位置づけられます。
このことから、『神』に相対する思想があると想定されてるDの一族の目的は『この世界の破壊ではないか』と考察しているようです。

『ワンピース』の月とDに込められた意味の考察2つめは、『Dは半月を意味している？』です。そもそもなぜDは半月を意味しているのかが月とDの関係には隠されていると予測されています。Dが半月の意味すると言われているのは、Dを持つ者の先祖が月の民であり、月人と地球人のハーフが月の半分を意味するDを持つ者だと言われているためです。

この人たちが築き上げたものというのが、『巨大な王国』と言われているのですが、世界政府を名乗る連合軍によってその王国は滅びてしまいます。そこで自分達の思想やの意思をDに込めて未来の子孫へ託したと考えられています。これがクローバー博士の『空白の100年』に関する仮説と関係していると考えられています。

『ワンピース』ではDの一族や扉絵、壁画などの関係から、月が大きなキーワードとなっているのではないかと考えられていることはご存知いただけたでしょうが、実際に『ワンピース』読者たちは月に対して一体どのような関係を考察しているのでしょうか？最後に、『ワンピース』の月に関する感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらの方は『ワンピース』の月に対して、「ワンピに出てるDの一族は月の民と地球人のハーフ説ってやつなんだけどしっくり来る来ない以前にDに関する情報が少なすぎるからこれ以上の考察のしようがないって感じする。ワノ国でいくつか判明してくれたら面白いんだけど…意外な答えが待ってたりして。」とツイートしています。まだまだ月に関する謎が多すぎて今後の展開に期待している読者は多いようです。

こちらの方は『ワンピース』の月に対して、「ONE PIECEのDの名を持つ者。よくDが月の半月の形をしてると言われて月に関係があるなど言われていますが、今回の最新巻96巻おでんさんの死ぬときの顔さ、この笑って死ぬときの口の形これこそがDの形ぢゃない？」とツイートしています。光月おでんが死ぬシーンでの口の形がDであることから月とDの一族の関係性を考察する方もいるようです。

こちらの方は『ワンピース』の月に対して、「ワンピの伏線てふと思い出したように気になるよね…Dの一族なにもの…Dの意志…神の天敵…Dは必ず嵐を呼ぶ…空白の100年…なんなのよ…月ってやっぱ関係あるのかな…なに…Dの正体わかるまで死ねないと本気で思うワンピ終わるまで這ってでも生きる」とツイートしています。月やDの一族の関係性が気になりすぎて、完結まで読破したいと願っている読者は非常に多いようです。

『ワンピース』の月に関する謎・伏線、扉絵や壁画・Dに込められた意味まとめについてはどうでしたか？伏線が多く張り巡らされている『ワンピース』で今注目されている『月』に関する謎は、調べれば調べるほど深いものとなっていることがわかりました。とはいえ、まだまだ情報が少ないことから様々な考察がされているようです。月がどのような意味を持つのか、今後の『ワンピース』の展開に引き続き注目していきましょう！