ブラッククローバーの団長・副団長一覧！9つの魔法騎士団まとめて紹介

『ブラッククローバー』とは田畠裕基によるバトルアクション漫画です。2015年から「週刊少年ジャンプ(集英社)」にて連載中の作品となっており、現在(2020年4月時点)までに24巻が刊行されています。そして、『studioぴえろ』のアニメーション制作としてテレビアニメが2017年10月からテレビ東京系列にて放送されています。

ここでは『ブラッククローバー』の簡単なあらすじを紹介します。舞台は魔法帝とその下に存在する魔法騎士団によって平和が保たれているクローバー王国です。その国では魔法帝の地位を騎士団の中から1人を選び引き継ぐ伝統がありました。そしてその魔法帝に憧れを抱き続けていた少年アスタとユノ。ようやく15歳になり魔導書(グリモワール)を手にしたアスタとユノは、魔法騎士団へと入団し魔法帝の道を歩み始めるのでした。

『ブラッククローバー』の魔法騎士団とは、クローバー王国を統じる魔法帝に仕える魔法騎士集団です。主人公・アスタが所属する黒の暴牛団やアスタとライバル関係にあるユノが所属する金色の夜明け団など、ブラッククローバーの物語にはその他に7つの魔法騎士団が登場しています。

それぞれの団全てが国を守るために命を掛けて戦いに身を投じますが、その団によって実力や得意分野に大きな違いがあります。そして魔法帝から与えられた任務を遂行し功績を上げることができれば「星」が与えられ、その星の数が騎士団の実力を示すものとなります。

『ブラッククローバー』の主人公・アスタが所属する魔法騎士団が「黒の暴牛団」です。牛をシンボルとした魔法騎士団でシンボルカラーは黒。アスタが騎士団に入団する前は星の数がマイナスとなっており、史上最低と言われるほどの魔法騎士団でした。『ブラッククローバー』の中でも特に個性的なキャラが揃っており、全員が何かしらの問題や能力の欠点があります。ここからはブラッククローバーの黒の暴牛の団長と副団長一覧をご覧ください。

• 名前：ヤミ・スケヒロ(夜見介大)
• 出身：日ノ国
• 誕生日：9月17日(28歳)
• 等級：大魔法騎士
• 好きなもの：タバコ、面白いやつ

個性的な問題児が揃っている『ブラッククローバー』の黒の暴牛団ですが、そんな騎士団の団長はヤミ・スケヒロです。ボサボサの頭と筋肉質な体といった見るからに粗雑そうな人物。性格はめんどくさがりで騎士団のメンバーに無茶ぶりを強いることが多いのですが、それでもメンバーからは厚い信頼を得ており、頼りになる団長でした。そんな彼が使う魔法は「闇魔法」となっており、闇の魔法を纏った刀で相手を斬りつけます。

『ブラッククローバー』の黒の暴牛団の副団長ですが、未だに作中では登場していません。ブラッククローバーで大活躍の黒の暴牛団は、ゾラやヘンリーなど何かしらの事情で登場することがありませんでしたが、後々騎士団の仲間として活躍していくことになるため、副団長も彼らのように登場すると考えられます。

『ブラッククローバー』のユノが所属している魔法騎士団が「金色の夜明け団」です。シンボルは太陽でシンボルカラーが金色。『ブラッククローバー』に登場する9つの魔法騎士団の中で最強を謳われる魔法騎士団で、星の数が常にトップを走るなどエリート騎士団となっており、黒の暴牛団とは正反対の特徴をしています。ここではブラッククローバーの団長・副団長一覧～金色の夜明け～をご覧ください。

• 名前：ウィリアム・ヴァンジャンス
• 誕生日：12月24日(26歳)
• 身長：172㎝
• 等級：大魔法騎士

エリート魔法騎士が揃いにそろった『ブラッククローバー』の金色の夜明け団ですが、そんな魔法騎士団の団長がウィリアム・ヴァンジャンスです。ブラッククローバーの初登場回から常に魔法帝・ユリウスから貰った仮面を被っており、その仮面で生まれつき付いている黒い痣を隠し続けていました。性格は大人しく冷静ですが、魔法帝の最有力候補とされるほどの強さを誇ります。

そして魔法属性は「世界樹」となっており、魔法を吸収して成長させることのできる木を駆使した戦いを繰り広げます。町全体を覆うほどの世界樹を作りだすことができるため、作中ではダイヤモンド王国から侵入してきた魔法騎士たち全員の魔法を吸収し、圧倒的な魔力量を得ていました。さらにその魔力によって超大規模攻撃を1人で実行しています。

ブラッククローバーの金色の夜明け団で副団長を務めるのはランギルス・ヴォードです。黒の暴牛団に所属するフィンラルの弟で、フィンラル同様「空間魔法」を使います。ただ、移動を中心に展開するフィンラルとは違いランギルスの魔法は空間を削る攻撃的な魔法です。

ランギルスはフィンラルと比べて幼少期から魔法の才能に恵まれていたため、ランギルス家の当主候補となっており、才能の無いフィンラルを馬鹿にしている態度を示しています。ロイヤルナイツ選抜戦ではフィンラルに対するコンプレックによって暴走してしまい、フィンラルにトドメを刺そうとしますが、魔法帝とアスタから止められ危険視されるようになっています。

『ブラッククローバー』の紅蓮の獅子王団はライオンをシンボルとした魔法騎士団です。フエゴリオン家の者が多く入団しており、星の獲得数がこれまでに1位か2位しか取ったことがないという強さを誇ります。しかし、白夜の魔眼の急襲によって団長が負傷したため実績が下がってきている兆候にあります。ここからは、そんなブラッククローバーの紅蓮の獅子王の団長・副団長を一覧形式で紹介していきます。

「紅蓮の獅子王団」の団長を務めているのがフエゴリオン・ヴァーミリオンです。身分が高い王貴界出身であるものの、身分が低い下民出身のアスタと対等に接するなど差別や偏見に囚われない性格をしているため団員からの信頼が厚いです。外見はオレンジ色の長い髪と額に菱形の印といった特徴がありますが、この印は自分自身に打ち勝って王となる覚悟がある者のみが付けるというヴァーミリオン家に伝わる伝統からつけられています。

ブラッククローバーのフエゴレオン・ヴァーミリオンは白夜の魔眼の急襲によって瀕死の状態が続いていました。その時の団長代理として登場したのがメレオレオナ・ヴァーミリオンです。これまでは一匹狼な性格であるためか騎士団に所属せず、森の中で暮らしていましたが、実はフエゴリオンよりも圧倒的な強さを持っていました。

白夜の魔眼幹部であるライアは魔法騎士団の団長を苦戦させるほどの強さを持っていたのですが、そんなライアでもメレオレオナを相手にすると手も足も出ないといった状態となっています。

ブラッククローバーの紅蓮の獅子王団で副団長を務めているのはランドールです。初登場時はエルフの急襲によって体が乗っ取られた人格として登場していますが、その時は紅蓮の獅子王団の団員達を1人で圧倒するほどの強さを披露しています。エルフ化の影響で魔力量が増大したために並の魔導士ではランドールの近くで魔法を安定させることができていませんでした。

『ブラッククローバー』の銀翼の夜明け団は鷹をシンボルとした魔法騎士団です。常に星の数が上位に組みするほどの強さを誇る魔法騎士団であり、紅蓮の獅子王団とは2位を争う様子が描かれていました。ここからは、そんなブラッククローバーの銀翼の大鷲の団長・副団長を一覧形式で紹介していきます。

「銀翼の夜明け団」の団長を務めているのがノゼル・シルヴァです。水色の髪と編み込んだ前髪、その前髪に十字架を付けた変わった髪型が特徴的。冷酷な性格をしているため、紅蓮の獅子王団の団長・フエゴリオンとは違い身分が低い者や魔力量が低い者などを見下す態度を示しています。

ブラッククローバーの黒の暴牛団に所属するノエルの兄でもあるのですが、ノエルのことをシルヴァ家の恥と言い、問題児ばかりが揃う黒の暴牛団へと入団させていました。

『ブラッククローバー』の銀翼の大鷲の副団長ですが、未だに作中では登場していません。

『ブラッククローバー』の珊瑚の孔雀団(さんごのくじゃく)は孔雀をシンボルとした魔法騎士団です。ブラッククローバーの戦闘シーンでは、未だにこの騎士団が登場した様子が描かれておらず謎が多いため、騎士団員にどんな人物がいるのか詳細は不明。ここからは、そんなブラッククローバーの珊瑚の孔雀の団長・副団長を一覧形式で紹介していきます。

「珊瑚の孔雀」の団長を務めているのがドロシー・アンズワースです。魔女が被っているような帽子を身に付け、ブラッククローバーで初登場を果たした時から常に寝ています。ドロシーの戦闘シーンが見られたのはエルフ化した状態でアスタ達を襲撃した時でした。その時に夢魔法を展開し圧倒的な強さを披露しています。

ブラッククローバーの珊瑚の孔雀団で副団長を務めているのがキルシュ・ヴァーミリオンです。ほとんど寝てばかりいるドロシーに変わって騎士団の実務をおこなっているため、実質団長のような存在です。キルシュはミモザの兄ですが、戦闘能力高く優秀なためかかなりのナルシストでした。そんなキルシュをミモザは嫌っているのですが、それでも嫌われているのに気づかず、登場初期から相変わずのナルシストっぷりを見せています。

『ブラッククローバー』の碧の野薔薇は薔薇をシンボルとした魔法騎士団です。団長が男性を寄せ付けない人物であるため、団員のほとんどが女性となっています。そのため、男性の魔法騎士はこの団にとっては奴隷です。ここからは、そんなブラッククローバーの碧の野薔薇の団長・副団長を一覧形式で紹介していきます。

「碧の野薔薇」の団長を務めているのがシャーロット・ローズレイです。常に甲冑を纏った女性で強さと抜群のスタイルを兼ね備えていることから、彼女に婚約を申し込む男性は後を絶ちません。一方、シャーロットは男に厳しい態度を貫いており、全く相手にしていませんでした。ところが、実は黒の暴牛団のヤミ・スケヒロのことが好きです。しかし、不器用な性格をしているためヤミに対し冷たい態度を取ってしまいます。

『ブラッククローバー』の碧の野薔薇の副団長ですが、こちらの騎士団も未だに作中では登場していません。

『ブラッククローバー』の翠緑の蟷螂団はカマキリをシンボルとした魔法騎士団です。この騎士団は団長とセッケ、リンガードしか登場していないため、どんな人物が揃いどのような団なのか分かっていません。ただ、星の数は大体6位となっているようなのであまり強くないと言えるでしょう。ここからは、そんなブラッククローバーの翠緑の蟷螂の団長・副団長を一覧形式で紹介していきます。

「翠緑の蟷螂」の団長を務めているのがジャック・ザリッパーです。爬虫類のような顔と裂けた口といういかにも悪そうな見た目をしています。見た目通り攻撃的な性格をしており、破壊愛好家でもありました。ブラッククローバーの黒の暴牛団長・ヤミをライバル視しているのですが、ヤミとの戦闘で山1つを消したというとんでもないエピソードがあります。

『ブラッククローバー』の翠緑の蟷螂の副団長ですが、こちらの騎士団も未だに作中では登場していません。

『ブラッククローバー』の水色の幻鹿団は鹿をシンボルとした魔法騎士団です。この騎士団の団長は頻繁に登場しているのですが、団員は全く登場しておらず目立った活躍も見られません。ここからは、そんなブラッククローバーの水色の幻鹿の団長・副団長を一覧形式で紹介していきます。

「水色の幻鹿」の団長を務めているのがリル・ボワモルティエです。魔法騎士団団長に最年少で就任したためかなりの才能を秘めている人物。ふわふわとした髪型が特徴的でそれを反映させたようなひょうきんな性格をしています。ブラッククローバーの作中で始めて戦闘シーンが見られたのはロイヤルナイツ選抜試験でユノと戦った時ですが、その時は圧倒的な強さを披露し見ている者を驚かせていました。

『ブラッククローバー』の水色の幻鹿の副団長ですが、こちらの騎士団も未だに作中では登場していません。

『ブラッククローバー』の紫苑の鯱団は鯱をシンボルとした魔法騎士団です。団長が元商人であるためか他の騎士団とは違い団員のモラルが低いことで有名。それに伴い紫苑の鯱団を脱退している団員も多くいるようです。ここからは、そんなブラッククローバーの紫苑の鯱の団長・副団長を一覧形式で紹介していきます。

「紫苑の鯱」の団長を務めているのがゲルドル・ポイゾットです。太った顔に付けたマスク、ツーブロックの髪型をしています。等級は大魔法騎士でかなりの強さを誇る人物ですが、何かと黒い噂が付きまとう人物でもあり、魔道具を横流しして儲けていたり、自分の団員に暴行を加えるなど狡猾な性格をしています。

ブラッククローバーの紫苑の鯱で副団長を務めているのはザクス・リューグナーです。国境地帯に駐屯にしている副団長であるため、他の騎士団員からも名前くらいしか知られていません。団長・ゲルドルが悪行によって拘束されてからは団をまとめ立て直しを図っていました。

しかし、裏では子供を誘拐したり逆らう人間に対して公務執行妨害で罰を与えるなど汚いことをしていました。最後は孫を返してほしいという老婆に暴行を加えようとしていたところでゾラに倒されてしまいます。

『ブラッククローバー』の魔法騎士団の中から白夜の魔眼と繋がっている「裏切り者」は誰なのか？ブラッククローバーの作中では「裏切り者の団長いる」というのがずっと示唆されていましたが、その裏切り者が遂に判明しました。ここではブラッククローバーの裏切り者の団長候補と既に判明している人物を取り上げていきますので、団長一覧を参照しつつご覧になってください。

ブラッククローバーの裏切り者候補として挙げられるのが、紫苑の鯱の団長を務める「ゲルドル・ボイゾッド」です。ブラッククローバーで初登場した時からいかにも悪者感が否めないキャラとなっており、また何かと黒い噂が絶えないキャラでもありました。

魔法階級が大魔法騎士であり「透過魔法」を駆使するなどかなりの強さを持っているものの、その魔法で障壁魔導士を誘拐し「白夜の魔眼」に引き渡しています。結果的には裏で白夜の魔眼と繋がっている裏切り者として拘束され、白夜の魔眼の情報を引き出すため尋問対象となってしまいます。

続いてブラッククローバーの裏切り者候補として挙げられるのが、金色の夜明け団の団長を務めるウィリアム・ヴァンジャンスです。現最強の魔法騎士団の団長であり、幼少期に呪いの子として遠ざけられていたヴァンジャンスを魔法帝が救ったため、魔法帝に絶対的な忠誠を誓っている様子が描かれていました。

そんなヴァンジャンスが裏切り者の団長なのか？と多くの人は思うかもしれませんが、『ブラッククローバー』143話でヴァンジャンスが裏切り者であることが明らかになっています。そしてヴァンジャンスこそが白夜の魔眼の当主・リヒトでした。

『ブラッククローバー』56話でライアが団長の誰かに変装している様子が描かれていました。その団長とは誰だったのか？と読者間でさまざまな考察がされていましたが、その人物が『ブラッククローバー』143話でリヒトが裏切り者であったことが判明したことによって、ヴァンジャンスに変身していたことはほぼ確定的となりました。

ブラッククローバーでは白夜の魔眼当主・リヒトと魔法帝・ユリウスは交戦していますが、その時にリヒトは腕を負傷してしまいます。その傷によって裏切り行為がバレてしまう恐れがあるため、傷が癒えるまでの間、ライアが変装していたと考えられるでしょう。

こちらは『ブラッククローバー』第91話を観ての感想があげられています。紅蓮の獅子王団の団長代理を務めるメレオレオナが一番強いとのことです。メレオレオナは異例の強さを持っており、生まれつき圧倒的な魔力量を誇るエレフを圧倒していたため、人間離れしていると言えるでしょう。また暴れようの爽快さも好評のようで、彼女の性格が強さと人気の秘訣と言えます。

こちらの感想では『ブラッククローバー』の黒の暴牛で団長を務めるヤミ・スケヒロについて述べられています。暴牛に冥域が多いと言われているのですが、冥域とは『ブラッククローバー』第130話で明らかになった悪魔に対抗できる能力者のことを意味しています。

冥域の対象が黒の暴牛の中でヤミとアスタ、ネロの三人の名が挙げられていました。これに対してヤミ団長の人を選ぶセンスが発揮されていると言われていますが、このことから彼がいかに物語の鍵を握っているのかが分かります。

こちらの感想では『ブラッククローバー』の裏切り者・ゲルドルについて注目されているようです。挙げられた画像はゲルドルが尋問を受けている様子が描かれています。彼は裏切り行為を働いたものの、結果的には尋問によって白夜の魔眼の情報を知り得たため、意外と重要な役を担っていたと言えるのではないでしょうか？

ブラッククローバーの団長・副団長を一覧形式で紹介してきましたがいかがでしたか？ブラッククローバーの魔法騎士団団長の多くが最高クラスの階級・大魔法騎士であり、かなりの強さを持っています。ただ、ブラッククローバーの戦闘シーンでは未だに全ての力を見せた団長は少なからず存在しており、また謎に包まれている団長が多くいました。

ブラッククローバーの作中で頻繁に登場しているヤミは強敵と互角に戦う様子が描かれているため、他の団長の中にその強さを遥かに凌ぐ強さを持つ者やまだまだ成長する者などがいるかもしれません。これからもブラッククローバーの団長・副団長の活躍に期待しておきましょう。