ゾンビランドサガが面白い！人気の理由やアニメの感想・評価をネタバレ紹介

アニメ「ゾンビランドサガ」は、佐賀県を舞台に、ゾンビ化した少女・7人で結成されたフランシュシュの活躍を描いた作品です。以下では、ゾンビとアイドルの斬新な組み合わせが面白いと話題になった「ゾンビランドサガ」の人気の理由やシナリオ、演出、感動シーン、気になるポイントやアニメ2期の放送、感想や評価などをあらすじネタバレを交えながら紹介します。

多くのファンから「面白い」との感想や評価が多く寄せられるアニメ「ゾンビランドサガ」は、2018年10月にAT-X等で放送された、Cygames・MAPPA・エイベックス・ピクチャーズ共同制作のオリジナルアニメです。「私たち、生きたい！」のキャッチコピーが付けられた「ゾンビランドサガ」は、ゾンビとアイドルを合わせた、異色のご当地アイドルものの作風が特徴です。

佐賀県を舞台に、ゾンビ化したアイドル・フランシュシュの活躍を描いたアニメ「ゾンビランドサガ」では、佐賀県のソウルフードや、イベント、実在する建物など、佐賀県の特徴を自虐的に描いた作風が特徴です。一方で、「ゾンビランドサガ」の人気に伴い、佐賀県に対する認知度が高まっていき、佐賀県内では、ゾンビランドサガとのコラボイベントが開催され、会場にはアニメファンを中心に多くの観光客が訪れました。

2008年4月7日、佐賀県に住む高校生・源 さくらは、アイドルになることを夢みて、東京のアイドルオーディションの応募履歴書を片手に家を飛び出した矢先、軽トラックにはねられてしまいます。そして、2018年、とある洋館で目覚めたさくらは、自身がゾンビとして蘇ったことを知ります。

そして、謎のアイドルプロデューサー・巽 幸太郎は、ゾンビとして蘇ったさくら達7人に「ゾンビランドサガ」のアイドル企画を持ち出します。そして、さくら達は、ご当地アイドルグループ「フランシュシュ」を結成し、佐賀県の認知度を盛り上げるべく、アイドル活動に奔走します。

ゾンビランドサガに登場するフランシュシュは、ゾンビとして現代に蘇った7人の少女で構成されたアイドルグループです。メンバーの呼び名は、番号である「O号」で呼び、その正体を隠しながらアイドル活動を行なっています。以下では、個性的なキャラクターの活躍が面白い「ゾンビランドサガ」の登場人物を、物語のあらすじネタバレを交えながら紹介します。

源 さくらことゾンビ1号は、リボンを付けた赤毛のロングヘアと、学生服、唐津弁を用いた口調が特徴の女の子です。生没年は、1991年4月2日～2008年4月7日、享年17歳で、生前は、事あるごとに努力が空回りしてしまい、アイドルを目指した矢先、自宅前で軽トラックに跳ね飛ばされて命を落とすなど、不運が続いていました。

死亡から10年後にゾンビとして蘇るも、周囲の環境に驚いた衝撃で、生前の記憶を失ってしまいます。しかし、デスメタルライブへの参加をきっかけに、アイドル活動に意欲的な姿勢を見せ始めます。フランシュシュでは、たえの奇行を制止したり、巷の理不尽ないじりにあうことが多い一方で、2人のやり取りはファンの間で面白いシーンと評されています。

源さくらの担当声優・本渡楓さんは、1996年生まれ、愛知県名古屋市出身の声優で、2015年に声優デビュー、同年10月には、アニメ「かみさまみらない ここたま」の主人公・四つ葉こころ役に抜擢されました。また、2019年には、第13回声優アワード・新人女優賞を受賞し、今後の活躍が期待される若手声優の1人です。

二階堂 サキことゾンビ2号は、金のメッシュを入れたポニーテールに、赤いスカジャン・ロングスカートが特徴のフランシュシュのリーダーです。生没年は、1979年5月15日～1997年8月30日、享年18歳で、生前は、暴走族・佐賀レディースチーム怒羅美（どらみ）の初代特攻隊長として、九州地方の制覇を成し遂げた伝説のレディースでした。

その後、全国制覇を目指すも、ライバル暴走族との鏡山を舞台にしたチキンレース時に、バイク事故を起こし死亡しました。巷から「伝説の特攻隊長」というキャッチコピーが付けられ、フランシュシュ加入後は、歌で全国制覇を目指すべく、メンバーを引っ張っていきます。性格は、やや乱暴であるものの仲間想いであり、佐賀のローカルネタに一番精通しているメンバーの1人です。

二階堂 サキの担当声優・田野アサミ（旧芸名：田野あさ美）さんは、1987年生まれ、兵庫県出身の声優・女優で、1998年にボーカル＆ダンスユニット「BOYSTYLE」でデビューします。グループ解散後、女優など活動を経て、2011年にアニメ「トリコ」のリン役で声優デビューしました。また、人気メディアミックス・ラブライブサンシャインでは、AqoursのライバルであるSaint Snowの姉・鹿野聖良役を演じました。

水野 愛ことゾンビ3号は、花の髪飾りを付けた黒のショートヘアに、ブレザー・ミニスカートの服装が特徴のフランシュシュのメンバーです。生没年は、1992年3月7日～2008年8月4日、享年16歳で、生前は、日本一のアイドルユニット・アイアンフリルのセンターヴォーカルを担当しており、生前のさくらがアイドルを目指すきっかけを作った人物でした。

佐賀の鳥栖スタジアムでの野外ライブに落雷を受けて死亡するも、ゾンビとして蘇ってからは先輩アイドルとして、他のメンバーの指導に当たっています。水野愛のキャッチコピーは、「伝説の平成のアイドル」と命名されています。

水野 愛の担当声優・種田梨沙さんは、1988年生まれ、東京都出身の声優です。大学在学中に、大沢事務所の研修生オーディションに合格し、2010年に声優デビューを果たします。2012年放送の「新世界より」でテレビアニメ初主演を果たします。水野愛さんの主な出演作品は、「ラクエンロジック」の揺音玉姫役、「食戟のソーマ」の薙切えりな役等です。

紺野 純子ことゾンビ4号は、銀髪のショートボブ・おさげヘアに、ワンピース型のセーラー服が特徴のフランシュシュのメンバーです。生没年は、1964年9月2日～1983年12月9日、享年19歳で、1980年代のアイドルブームを牽引した伝説の昭和のアイドルです。死因は、初の九州ツアー・佐賀のコンサート会場に向かう途中で、飛行機事故に巻き込まれたことです。

フランシュシュ一の歌唱力をほこり、ステージの上からファンを魅了することを信条とし、現代アイドルにありがちなファンとの密接なふれあいを快く思っていません。一方で、古き良き昭和アイドルを彷彿させる出で立ちや、プロ意識の高さは、他のメンバーにはない、独特の雰囲気を放っています。

紺野 純子の担当声優・河瀬茉希さんは、1995年生まれ、千葉県出身の声優です。高校在学中に、日本ナレーション演技研究所に入所し、2015年に声優デビューを果たします。河瀬茉希さんの主な出演作品は、初のメインキャラクター役を演じた「ひそねとまそたん」の星野絵瑠役、「戦×恋」の早乙女八雲役、「メジャーセカンド」の沢弥生役などです。

ゆうぎりことゾンビ5号は、幕末から明治維新までの激動の時代を生きた「伝説の花魁」で、生没年は、1863年11月23日（文久3年10月13日）～1882年12月28日（明治15年）、享年19歳です。服装は、明治時代の女学生をイメージした袴姿に、長煙管と廓言葉が特徴です。生前は、得意の三味線や芸妓を武器に嶋原の遊女として活動し、明治維新にも関わりました。

死因は判明していませんが、持ち前の大らかな性格から、自身がゾンビとして蘇った事実を素直に受けとめ、マイペースながらもアイドル活動を楽しんでいます。また、ゆうぎりという名前は、本名ではなく、遊女として活動していた時に使用していた、源氏名だと推測されます。

ゆうぎりの担当声優・衣川里佳さんは、1993年生まれ、東京都出身の声優です。東京アニメーター学院声優タレント科に入学後、2013年に声優デビューを果たします。衣川里佳さんの主な出演作品は、「orange」の茅野貴子役、「ハンドレッド」のリディ・スタインバーグ役、「魔装学園H×H」の飛弾怜悧役、「本好きの下剋上 」コリンナ役等です。

星川 リリィことゾンビ6号は、ツインテールにした水色の髪と、ブレザー・プリーツスカートが特徴のフランシュシュのメンバーであり、グループ名の名付け親です。生没年は、1999年10月6日～2011年11月30日、享年12歳で、生前は、大河ドラマへの出演をきっかけにブレイクを果たした「伝説の天才子役」です。外見は、女の子であるが、その正体は、豪 正雄という少年です。

テレビ好きの父の影響で星川 リリィの芸名で芸能界入りを果たすも、多忙による過労やストレスの影響で心身共に衰弱していたことや、成長期で自身にヒゲが生えてきた衝撃により、心臓発作を起こし死亡しました。フランシュシュでは、自身を「リリィ」と呼び、明るく天真爛漫な性格を振りまいています。

星川 リリィの担当声優・田中美海さんは、1996年生まれ、神奈川県出身の声優で、2012年に声優ユニット「Wake Up,Girls!」のメンバーとしてデビューします。2014年から声優活動を開始し、2017年に第11回声優アワード・新人女優賞受賞、2019年には、声優イベント出演数ランキング・総合1位に選ばれるなど、声優界から高い評価を得る人気声優の1人です。

山田 たえことゾンビ0号は、フランシュシュで唯一、生没年が判明していないメンバーの1人で、巷幸太郎から「伝説の山田 たえ」というキャッチコピーが付けられています。享年29歳で、外見は、膝まで伸びた黒髪に、襟が裂けた黒いワンピースが特徴です。自我にめざめていないため、うめき声しか発することが出来ず、フランシュシュでは、ダンスパートのみを担当しています。

異常な食欲旺盛でも知られ、食べ物を目の前にするとその欲求が顔に出てしまったり、ガタリンピックでは、屋台料理を片手に仲間を観戦するなど、面白い姿を多く披露しています。一方、アイドル活動には、あまり積極的ではないものの、さくらが窮地に陥った時には、つかさずさくらの元へ駆けつけ、他のメンバーに引き合わせるなど、いざという時には頼りになる存在です。

山田 たえの面白い演技が話題となった声優・三石琴乃さんは、1967年生まれ、東京都出身の声優・ナレーターです。人気アニメシリーズ「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎ役をはじめ、「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサト役などで広く知られ、その幅広い演じ分けが高く評価されるベテラン声優の1人です。

面白い言動が目を引く巽 幸太郎は、フランシュシュを立ち上げたアイドルプロデューサーであり、スーツにサングラス姿が特徴の謎の男性です。全国の知名度の低さから、その存在が風前の灯となりつつある佐賀県を救うために、フランシュシュのメンバーをゾンビとして蘇らせ、彼女たちのアイドル活動を通じて、佐賀県を盛り上げようと尽力します。

普段は、いい加減な性格からフランシュシュから制裁を受ける場面が多いものの、実際は、プロデューサーとして営業回りなどに奔走しています。また、フランシュシュの特殊メイクを担当したり、ステージでボイスパーカッションを披露するなど、目まぐるしい努力をしています。また、さくら達から酷評を受けたデザインセンスのなさは、ファンの間では面白いと評され、多くの笑いを誘いました。

巽 幸太郎の担当声優・宮野真守さんは、1983年生まれ、埼玉県出身の声優・ナレーター・歌手です。2001年かた声優活動を開始させ。近年は、アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」のラインハルト・フォン・ローエングラム役、映画「ファンタスティック・ビースト」ニュート・スキャマンダー役等、多くの話題作に出演する人気声優の1人です。

これまでに多くの話題作が登場したゾンビ系・アイドル系アニメですが、その2つの要素を巧みに取り入れた「ゾンビランドサガ」は、他には真似できない独特の作風が面白いと高く評価されています。以下では、「ゾンビランドサガ」が面白いと言われる人気の理由について、作中のあらすじネタバレを交えながら紹介します。

アイドルがゾンビという異色の設定が特徴の「ゾンビランドサガ」は、設定がストーリーが面白いことに加えて、圧倒的な存在感を放つアイドル描写にも、多くの注目が集まりました。登場人物のあらすじネタバレで紹介したように、フランシュシュの多くは、伝説のアイドルとして活躍した過去を持ち、それぞれのアイドル観を持っています。

そして、個人が掲げるアイドルに対する価値観の違いは、メンバー同士の衝突を生むと同時に、改めてアイドルとは何なのか、アイドルの在り方について視聴者に問いかけています。このように、ゾンビ系でありながら、本格アイドルものである点が、「ゾンビランドサガ」が面白いと言われる理由の1つでしょう。

アニメファンから面白いとの感想や評価が寄せられる「ゾンビランドサガ」は、本格アイドルものでありながら、ギャグシーンの多さも、人気に拍車をかけています。ゾンビならではの面白いかつインパクトあるギャグシーンや、メンバー達のアイドルらしからぬ変顔など、面白いギャグシーンが満載です。

また、「ゾンビランドサガ」のギャグシーンは、作画だけでなく、声優キャストの演技力も良いとの感想や評価も寄せられ、面白いギャグシーンを、さらに盛り上げています。

「ゾンビランドサガ」が面白いと言われる理由の3つ目は、ギャグシーンとシリアスパートのギャップを生み出す、キャラの濃さが挙げられます。登場人物あらすじネタバレで紹介したように、各メンバーのキャッチコピーや生前の活躍など、詳細なキャラ設定は、それぞれの個性を際立たせています。

そして、キャラの濃さは、それぞれのポリシーやこだわりとして表現され、多くの笑いを誘った面白いシーンんや、視聴者に感動を与えた名シーンを生み出しています。

佐賀県を舞台にフランシュシュの活躍を描いた「ゾンビランドサガ」の面白いシナリオを、作品のあらすじネタバレを交えながら紹介します。

フランシュシュのメンバーがゾンビである理由は、ゾンビならではのシナリオ構成ができることと考えられます。フランシュシュのメンバーは、それぞれ異なる時代に生まれているため、本来であれば同時代に出会うことすら、不可能です。しかし、ゾンビとして蘇ることで、同時代に存在することが可能となります。

そして、アイドルをゾンビにすることは、時代ごとのアイドルの価値観の相違を明確にすることもでき、「ゾンビランドサガ」が面白いと評されるきっかけになったでしょう。

「ゾンビランドサガ」は、文字通り佐賀県を舞台にしたゾンビ系・ご当地アイドルものであり、Cygames社長が佐賀県出身であることから、企画が始まったと言われています。そして、「ゾンビランドサガ」では、佐賀県で実際に開催されているガタリンピックをはじめ、実在のイベント・施設・ご当地グルメなど、佐賀県を作品全体に取り入れた面白い作風が、人気に火を付けました。

実在の地域をモデルにしたアニメ作品は、これまでに多く製作されていますが、「ゾンビランドサガ」のように、フランシュシュのライブ会場まで佐賀県の要素を盛り込んだ、地域性が濃い作画・ストーリー展開は、他にはないでしょう。このように、実際に佐賀県にいったような気分になれる面白い作風も、「ゾンビランドサガ」が面白いと評価される要因となっています。

アイドルものが好きなアニメファンからも、面白いとの感想が寄せられる「ゾンビランドサガ」は、細部にまでこだわり抜いた演出も高く評価されています。以下では、ゾンビランドサガの演出について、作品のあらすじネタバレを交えながら紹介します。

「ゾンビランドサガ」が面白い理由は、ギャグセンスや声優陣の演技だけでなく、そのシーンをさらに盛り上げる効果音も外せません。ギャグシーンでのタイミング良い効果音は、その場面をさらに面白いものへと変えてくれます。そして、シリアスや感動シーン、ゾンビをイメージした音からも、「ゾンビランドサガ」の音へのこだわりが感じられます。

アイドルもの最大の見せ場であるライブパートでも、「ゾンビランドサガ」は、臨場感あふれる演出が高く評価されています。お客さんの歓声や拍手を駆使して、段々とステージを盛り上げていく音の演出は、観る者を惹きつけてやみません。また、アイドル達の振り付けも、物語の流れを踏まえたものとなっており、シナリオへの共感を高めています。

「ゾンビランドサガ」は、ライブパートとシナリオが一体となった楽曲が特徴で、幅広いジャンルの披露も人気に拍車をかけています。そして、ゾンビランドサガの楽曲の歌詞に注目すると、シナリオとの密接さを感じさせる、キャラクターの想いがこもった歌詞となっています。

FLAGをはためかせろ！は、アニメ2話・12話に登場した劇中歌で、ゾンビの記憶を取り戻したさくらがセンターを務めた曲です。フランシュシュのライブのアンコール曲として挿入され、「ゾンビランドサガ」の締めくくりに相応しいライブステージとなりました。

目覚めRETURNER「Electric Returner」は、フランシュシュとして初めて披露された劇中歌で、アニメ3・4・7話にて披露されました。アップテンポで、ノリの良い楽しい明るい曲調は、perfumeを彷彿させます。

To My Dearestは、星川リリィの最愛の父に対する想いをストレートに歌った劇中歌で、アニメ・8話で登場しました。涙を誘う哀愁漂う曲調と、ポニーテールヘアにしたリリィの可愛さが際立つ、フランシュシュの名曲です。

ヨミガエレは、アニメ・12話で登場した劇中歌で、ゾンビだった頃の記憶を失ったさくらと、彼女を支えるメンバー達の奮闘を描いた曲です。ロックテイストの曲調と、劇中ライブパートでの、会場の盛り上がりを表現した効果音は必見です。

面白いギャグシーンが目を引く「ゾンビランドサガ」は、感動シーンも多くの注目が集まっています。以下では、ゾンビランドサガの感動シーンをあらすじを交えながら、ネタバレ紹介します。

かつて伝説のアイドルだった水野愛と紺野純子は、時代は違うけれど、共にプロとして活躍してきたプライドから、フランシュシュとしての活動を嫌がり、車にひきこもってしまいます。しかし、車中では、フランシュシュの歌を口ずさみながら、残ったメンバー5人の様子を見守っていました。

その後、フランシュシュがピンチに陥ると、つかさず車から飛び出した愛と純子は、メンバーをフォローしながら歌とダンスを披露し、アイドルとしての貫禄を見せつけました。

性別は、男の子であるものの、女の子として芸能活動をしてきた星川リリィの行動には、最愛の父親を喜ばせたいという優しい想いが込められていました。そして、アニメ・8話は、リリィと父親のエピソードを描いた感動の回であり、リリィの心情を歌った「To My Dearest」は、多くの視聴者の涙を誘いました。

ゾンビランドサガの名脇役・巽幸太郎は、プロデューサーらしからぬ言動やコミカルな表情が面白いキャラですが、アニメ・11話では、巽の頼もしい一面が描かれました。生前の記憶を取り戻したさくらは、同時にフランシュシュとしての記憶を失い、夜の町へ出て行ってしまいます。その後、メンバー達から事情を聞いた巽は、1人でさくらを探し出し、夜景の美しい鏡山へ連れていきます。

元来のネガティブな性格に戻ってしまい、アイドル活動にも消極的なさくらに対して、巽は強い言葉を投げかけ、さくらの復帰を信じ続けました。これまでの面白いキャラクターとは一変して、アイドルを大切に思う巽の姿がかっこいい感動シーンです。

アニメに興味が無かった視聴者からも、面白いとの感想や評価が多く寄せられる「ゾンビランドサガ」ですが、一部では、完成度の低さなどを指摘する辛口な感想・評価も見られます。以下では、「ゾンビランドサガ」の気になるポイントを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

斬新な設定やギャグシーンの多さなど、アニメファンから面白いと高く評価される「ゾンビランドサガ」でしたが、担当声優の歌唱力の低さが、気になるポイントでしょう。一部のファンからは、声の使い方や抑揚がないなど、厳しい感想や評価も寄せられており、ゾンビランドサガの楽曲は、聴く者によって評価が分かれやすいでしょう。

ストーリーやギャグシーンが面白いなど総合的な評価が高い「ゾンビランドサガ」ですが、回によって完成度がまちまちであること点が、気になるポイントでしょう。例えば、物語全体を見渡した際に、不必要と思われる話の挿入や、ストーリー展開の曖昧さが指摘されています。

ゾンビランドサガのライブパートは、回によって手書き作画と3DCGに分れ、ファンの中には、3DCGのライブパートでの不自然な動きに違和感を覚えた、との感想や評価が寄せられています。
 

アニメ「ゾンビランドサガ」の最終回は、続きを示唆するシナリオから、アニメ2期の制作が推測されています。以下では、アニメ「ゾンビランドサガ」が未完成と推測される根拠や2期制作の可能性について、あらすじネタバレを交えながら考察しました。

巽 幸太郎は、ゾンビランドサガ一の面白いキャラクターであり、同時に、その正体も謎に包まれています。しかし、最終回のさくらの回想シーンにて、巽と推測される学生が登場し、「乾くん」と呼ばれていました。このシーンから、巽幸太郎とさくらには、何かしらの接点があったのではと考えられています。
 

巽 幸太郎とバーのマスターのやり取りから、マスターは、過去にゆうぎりにお世話になっていたことが判明します。しかし、ゆうぎりは、江戸末期～明治初期の花魁であり、現代人のマスターとは接点がなく、2人の関係にも注目が集まっています。

アイアンフリルは、かつて水野愛が加入していた人気アイドルグループであり、劇中では、アイアンフリルがゾンビアイドルとなった水野愛の活躍を見るシーンが登場しました。アイアンフリルの意味深な行動は、愛とのその後の関係を示唆しているでしょう。

巽幸太郎の特殊メイクにより、ゾンビであることを隠しながら、アイドル活動を続け来たフランシュシュでしたが、ある新聞記者がその素性に気付いたと思われるシーンが登場しました。アニメラストでは、フランシュシュがゾンビであることまでは、見抜けていませんでした。

しかし、元天才子役や、伝説のアイドルに非常に似た人物が、フランシュシュのメンバーとなっていることに気が付いており、彼女たちの正体が暴露されるのは、時間の問題となりつつあるでしょう。

本格アイドルものでありながら、面白いギャグシーンで人気を博したゾンビランドサガは、2019年7月に、待望のアニメ2期「ゾンビランドサガ リベンジ！」の制作が発表されました。アニメ2期の放送時期について、2020年4月時点では未定とされています。

本格アイドルものとしてのあらすじや、面白いシーン満載のギャグ要素で多くのファンを虜にした、ゾンビランドサガ アニメの感想や評価について、劇中のあらすじネタバレを交えながら紹介します。

生前は、運の悪さからネガティブ思考に陥っていた源さくらでしたが、ゾンビとして蘇り、フランシュシュの活動を通じて大きな成長を果たしました。さくらのアイドル活動や奮闘ぶりは、多くのアニメファンを虜にし、かわいいとの感想や評価が寄せられています。また、4月2日はさくらの誕生日を祝福するメッセージも投稿され、多くのファンに愛されています。

担当声優・三石琴乃さんの演技力が高く評価された山田たえは、その独特のキャラクター性がかわいいと評される人気キャラクターの1人です。一方で、登場人物あらすじネタバレで紹介したように、山田たえに関する情報の少なさや、存在自体が伝説とも捉えられる不可解なキャッチコピーは、たえのミステリアスな雰囲気を際立たせているでしょう。

アイドルらしからぬ変顔をはじめ、面白いシーンが満載の「ゾンビランドサガ」にて、星川リリィと父親・豪剛雄との親子愛を描いた感動シーンは、多くの視聴者の涙を誘いました。あらすじネタバレで紹介したように、リリィの父親を大切に想う姿は、ファンの心を掴み、リリィの誕生日を祝福するメッセージも、SNS上に多数投稿されています。

作品のあらすじネタバレ等で紹介したように、「ゾンビランドサガ」屈指の面白いキャラ・巽幸太郎は、劇中ではいい加減なプロデューサーとして描かれています。一方で、視点を変えると、フランシュシュの活躍は、巽幸太郎の尽力があってこそ成し遂げられた成果であり、巽幸太郎の今後の活躍やその正体に、多くの注目が集まっています。

2019年7月に待望の2期制作が決定し、面白いギャグシーンや1期の謎を紐解くあらすじが期待されています。「ゾンビランドサガ リベンジ!」の放送時期は、2020年4月時点で未定となっています。これまでアニメに興味の無かったファンからも、面白いとの感想や評価が寄せられた「ゾンビランドサガ」の続編の期待は、日を追うごとに高まりつつあります。

アニメファンから面白いと評価された「ゾンビランドサガ」の登場人物あらすじネタバレ、人気の理由やシナリオ、演出、感動シーン、最終回の謎や2期制作、ゾンビランドサガに関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。アイドル・ゾンビ・佐賀県を組み合わせた「ゾンビランドサガ」は、斬新な設定だけでなく、声優キャストの演技力にも注目して楽しみたい面白いアニメ作品です。