ゾンビランドサガの聖地巡礼マップ！佐賀県唐津・嬉野・伊万里の情報まとめ

ゾンビランドサガは佐賀県を舞台に、7人の少女達がゾンビ×アイドルとして物語を展開する新感覚の作品です。そんな作品には唐津・鳥栖・伊万里など様々な聖地が登場していることから、多くの人が聖地に足を運んでいます。そこで、ゾンビランドサガの簡単な作品情報をはじめ、聖地巡礼マップを紹介しています。おすすめスケジュールまで紹介しているので、是非参考にしてください！

2018年7月5日から「anime expo 2018」にて情報が初公開され、2018年9月22日には先行上映回が行われました。主な制作スタッフはスイートプリキュア♪を手掛けた境宗久が監督となり、シドニアの騎士などの脚本を担当した村越繁が初の構成を担当しています。その他、キャラクターデザインは深川可純、音楽は高梨康治や長年アニメ音楽に楽曲を提供しているFanta7が関わっています。

何も変わらない朝、音楽、自分。そんな7人の少女たちの平和はゾンビになったことから突如崩壊してしまいます…。突如踏み込んだ「最高で最悪のゾンビワールド」でしたが、そんな中で少女たちはたった一つの願い「私たち、生きたい」を持つことで、少女たちが様々な奇跡をおこす物語が始まりました。

ゾンビランドサガは2018年10月から12月にかけて、MAPPA×エイベックス・ピクチャーズ×Cygamesが手掛けた新感覚のゾンビアニメとなっています。先行上映回ではネタバレをしないように契約書まで用意するなど放送の詳細が一切明かされていませんでしたが、蓋を開けるとゾンビ×佐賀×アイドルがテーマとなったれっきとしたご当地アイドルでした。

ゾンビランドサガで登場する「幸太郎の屋敷」。現在は唐津市歴史民俗資料館となっており、中には入れません。ただ、窓の向こう側にはゾンビグッズが置いてあったり、門にはゾンビの絵が貼ってあるなどゾンビランドサガの聖地巡礼で訪れる人達に対して、ファンサービスをしているようです。

サキと愛が雨宿りした遊具がある「山崎団地児童公園」。こちらは唐津市町田の団地の中にある公園で、公園の中にポツンと遊具がある状態となっています。

ゾンビランドサガの12話でさくらが落ち込んでいるシーンとして登場した「長松公園」。こちらは唐津駅から徒歩約16分、神田団地に隣接する公園となっています。作中のモデルは、遊具の色や形になっているようです。

聖地巡礼地の鏡山の駐車場ではゾンビランドサガの9話でチキンレース会場となっています。サキの回想シーンがあったところでもあります。ゾンビランドサガの背景はかなり改変されているようで、柵の向こう側は作中のように崖になっているわけではなく、細い道が少しある程度です。

唐津市民族歴史資料館のすぐ近くにある緑地です。作中ではよくゾンビたちがたむろしている公園となっています。洋館そのもののカットがあまりないため、実際に訪れないと気づきませんが、海沿いにあるのです。

鏡山の駐車場から少し丘を越えた先にある「鏡山展望台」。展望台は11話ラストで「俺がもっとればいいんじゃーい！」と巽が叫んだシーンの場所です。展望台は駐車場とは違ってしっかりと崖になっています。そして、展望台の景色は夜に訪れると唐津の町並みから照らされる電気で、夜景を楽しむことができます。また、唐津の海岸まで一望できるので、夜の聖地巡礼に限らず景色を楽しめるでしょう。

ゾンビランドサガでの目覚めが初披露された聖地巡礼地が「唐津駅北口」です。アルビノ会館のすぐ隣で、唐津駅自体は普通のターミナル駅なのですが、ここから物語の始まりだと考えると感慨深いです。作中ではゲリラライブを行なっていますが、実際に唐津駅に行ってみるとスペース的にゲリラライブをできる場所ではないことが分かります。

ゾンビランドサガの10話以降で出てきた「唐津市ふるさと会館アルピノ」。唐津駅のすぐ隣にある建物です。作中では会館ホールのガラス張りが壊されていましたが、実在する建物を積極的に壊していくアニメはなかなかないでしょう。ちなみに、作中で描写された会館ホールはイベントが無い限り公開はしていないようなのですが、ゾンビランドサガの放送後は管理者のご厚意で入口を開放してくれているようです。

ゾンビランドサガの10話のカットシーンで描写されている『からつバーガー』。聖地巡礼地は山の中にあると思いきや、実際は海沿いの林道「虹の松原」といった有名スポットとなっています。唐津といえばからつバーガーと言われるほどの人気なので、聖地巡礼のついでに食べてみるといいでしょう。

ゾンビランドサガの9話で、サキが車から飛び降りたところが「松浦川河川敷」。ゾンビランドサガに存在する建物については微妙に異なるところがあるようです。

9話で万梨阿がバイクで登場してきた公園が「大名小路児童公園」。登場シーンで後ろにあるのがヤマザキショップです。たえが公園の水飲み場で水を飲んでいた描写がありましたが、現在は水飲み場は撤去されているようです。

6話で純子が虚無感に襲われていた海「西ノ浜海水浴場」。海のすぐ近くには唐津城が建っています。工業地帯のど真ん中にある海なのですが、景観は江ノ島や鎌倉の海よりもきれいに感じるほど美しいです。作中では砂浜に"アイドル"と文字を書いていました。

嬉野にあるのが「嬉野温泉 シーボルトの湯」です。露天風呂はありませんが、建物の外観から分かる通り洋風な雰囲気が漂っている内風呂があります。嬉野市の公共浴場となっており、多くの地元民が利用するので、タイミング次第で混雑するのが難点。ただ、入場料が400円なので気軽に入ることができ、さらに浴場の前には90分無料で利用できるタイムズ駐車場があるので、価格面の心配はありません。

嬉野温泉公衆浴場シーボルトの湯の近くにある『豊玉姫神社』。美肌の神様「白なまず(なまずお社)」があり、作中にもあった通り白なまず様に柄杓で水をかけると肌の病気が治ったり、肌がきれいになるようです。ただ、純子やさくらのように乱暴に水をかけてしまうと逆に祟りにあうらしいです。

嬉野橋はシーボルトの湯の前にあります。嬉野川にかかる鉄骨のトランス橋となっており、1972年に架けられました。大野原の旧陸軍演習場に向かう戦車が渡れるように架けられたようなので、頑丈に設計されています。

嬉野にある「風月堂」はさくら達が窓ガラスに顔をくっつけていたケーキ屋です。ゾンビランドサガの聖地巡礼地だからなのか、丁寧な対応で素晴らしいお店です。スイーツの種類の多く、値段も良心的なので巡礼と共に味を堪能してみるといいでしょう。

cafe MoKaはシーボルトの湯の前にあるカフェです。小野原商店から横の路地をまっすぐに進むと辿りつきます。巡礼の際は営業時間も考慮しておきましょう。

ゾンビ達が宿泊した嬉野にあるホテル「華翠苑」。実際に訪れてみると全ての家具の配置が一致しています。なので、アニメシーンと重なる場所に座れること間違いなし。立派な外観のホテルかつリーズナブルな価格なのでぜひ泊まってみるといいでしょう。

佐賀県伊万里市にある「ドライブイン鳥伊万里店」。ゾンビランドサガの5話前半で登場し、作中と同様にこたつありのお座敷席へ案内されることがあります。一番定食の鳥飯と若鳥の焼肉、卵スープは新鮮な鳥を使っているらしくかなり柔らかいです。サキが言う通りにニンニク胡椒を付けて食べると辛味がついて美味しいのですが、そのままの味に少し塩を付けるだけでも十分美味しいです。

また、別皿で頼んだハラミとせせりは噛みごたえがあるので、定食の若鳥との相性は抜群です。純子が飲みたがっていた蜂蜜黒酢カルピスは、蜂蜜とカルピスによる甘々な味を黒酢で控え目にしているので、かなり飲みやすい。伊万里の地元民にも知られているのはかなり納得のいくお店ではないでしょうか？

ドライブイン鳥伊万里店CMの撮影場所が「伊万里 夢みさき公園」。ドライブイン鳥伊万里店からは山を越えて、伊万里湾沿いに出た方向にあります。作中の描写では木や建物が完全に一致しているとは言えませんが、雰囲気や地形から撮影場所を特定できるかもしれません。ちなみに、ドライブイン鳥伊万里店には実写版のCMも存在しており、ゾンビランドサガの影響で再生数が跳ね上がっています。

ゾンビランドサガの5話で少しだけ入っていた「牧のうどん・鳥栖店」。現在は佐賀県にあるうどん屋さんなのですが、元々は福岡のうどん屋です。おいしくて価格的にも優しいうどんなので、満腹感も十分なランチを堪能できるはずです。ゾンビランドサガではどこのお店なのかが分かりませんでしたが、壁の描写からおそらく鳥栖店が正解かと思われます。鳥栖店が聖地巡礼スポットという確信はないのですが、試しに行ってみるのもありです。

ゾンビランドサガの6話で水野愛が(生前)ライブを行っていた「鳥栖スタジアム」。スタジアムの特徴的なスタンドがしっかりと描かれています。ここでは、水野愛が雷雨の中で手を高く上げたばっかりに雷に打たれてしまっています。作中にはサガン鳥栖を推しているサイゲームスがスポンサーとして参加しているので、鳥栖スタジアム登場はお約束のようなものだったのでしょう。

ゾンビランドサガでさくら達が初ライブを行い、初めてとは思えないほどのパフォーマンスを披露した「ライブハウスSPIRITS」。350人のキャパを持つ老舗のライブハウスなので、ジャンルを問わず様々なアーティストが利用しています。こちらは、JR佐賀駅より徒歩5分ほどで行けます。

ゾンビランドサガの8話冒頭で、おじさんが一人飯をしていた場所が「三溝公園」。ライブハウスからさらに北方面へ向かい、住宅街の中にある児童公園です。大興寺というお寺の前にあります。

ゾンビランドサガの8話で生前のリリィがパピーと遊んだ場所が「神野公園」。1846年に鍋島直正の別邸として作られた場所ですが、現在は「こども遊園地」としてメリーゴーランドやミニジェットコースターが充実した遊具や、動物達を見ることができる「小動物園」などが整備された聖地巡礼地です。佐賀市神園にあり、春には約600本の桜が咲き誇るので、花見スポットとしても訪れることができます。

8話の物販シーンの場所「プラザ656(むつごろう広場)」。佐賀市まち中広場で、佐嘉神社から北方面へ向かい、ラグ・ジーの前の道を進むとあります。イベントが無い時には休憩スペースになっています。

第2話でさくら達がラッパーと遭遇したシーンで登場した場所「素通り商店街」。残念ながら、現在は取り壊されて更地となっています。ちょうどゾンビランドサガの放送中に無くなってしまったようです…。この商店街の中にエンディングで登場する喫茶店「ボガ」もありました。

2話で登場した「佐賀城・鯱の門」は館内の外御書院で、さくら達がライブを行った場所となっています。佐賀城跡に佐賀城本丸御殿の一部を忠実に再現している場所です。

フランシュシュのメンバーと共に登場した「鍋島直正の銅像」。佐賀藩の近代化へと向け尽力した鍋島直正の銅像となっています。鍋島直正の生誕200周年を記念して佐賀県立佐賀城本丸歴史館の北川に再建されました。高さは基壇と台座を合わせると、なんと約8.5ｍにものぼります！

ゾンビランドサガの11話で、さくらが受験(生前に)のために泊まったホテル「アパホテル佐賀駅南口」。さくらの回想シーンで登場しました。現在はアパホテルですが、旧佐賀ワシントンホテルプラザです。ちなみに、上述で紹介した「ライブハウスSPIRITS」の近くにもアパホテルがありますが、そちらは作中のモデルとは違うものになるので注意してください。

9話でサキの回の冒頭で登場したのが「サガロックフェスティバル(嘉瀬川河川敷)」です。長崎本線のバルーンさが駅(臨時)の前、佐賀市中心部から西へ進んだところにあります。聖地巡礼の際に気を付けるべきなのが、作中では鉄橋の奥から朝日が昇っていますが、実際に鉄橋から眺めるると見えるのは朝日ではなく夕日だということです。鉄橋は西に向かって伸びています。

ゾンビランドサガ7話のアイキャッチである「New Building!」ですが、こちらは佐賀駅近くにある「CYGAMES佐賀ビル(仮称)」です。実際に訪れてみると、"建築計画のお知らせ"の表札があり、なんと更地なのです。失われた聖地はあるのですが、これからできる聖地はなかなかないことでしょう。ビルが出来たときに巡礼するしかありません…。

聖地巡礼で佐賀に向かう際は、佐賀空港ではなく福岡空港の利用をおすすめします。聖地巡礼マップの場所をレンタカーで回るのであれば問題ありませんが、佐賀空港から公共交通機関を利用して移動する場合は、なかなか利用できる交通機関が無い(佐賀空港から移動するバスが1時間に1本、他空港から佐賀空港への便数が無い等)ので、気を付けておきましょう。

主要都市(東京・大阪・名古屋)から聖地へのアクセスにおいては、飛行機や新幹線、バスなどの交通機関をそれぞれ比較してみましょう。東京の場合は飛行機が2時間、新幹線は5時間、高速バスが15時間なので、やはり飛行機を利用したアクセスが断然いいといえるでしょう。

大阪の場合は、飛行機が1.5時間、新幹線は2.5時間、高速バスが9.5時間となっており、大阪であれば飛行機の待ち時間を考慮するのであれば、総合的にみると新幹線の利用がおすすめです。名古屋の場合は、飛行機の時間は大阪と大差ありませんが、新幹線と高速バスの時間はそれぞれ1時間ほどの差があります。名古屋の場合も大阪とあまり変わらないので、総合的に見ると新幹線の方が良いでしょう。

九州地方の土地勘がある方であれば、佐賀県と聞いても違和感が無いはずですが、関東や大阪に住んでいる方は嬉野や伊万里などの地域を聞いても全くピント来ないでしょう。そこで、聖地巡礼に大切なのは全体をマップから全体を把握しておくことです。ゾンビランドサガの聖地とマップを照らし合わせつつ佐賀県の全体像を把握しておきましょう。

バスで聖地マップを巡礼すると総合的な時間は6時間20分ほどかかります。具体的な費用と時間は以下の通りです。

1. 佐賀～唐津→1時間20分(費用：\1,110)
2. 唐津~嬉野→3時間(費用：\3,170)
3. 嬉野～鹿島→50分(費用：\850)
4. 鹿島～佐賀→1時間(費用：\560)

バスで聖地マップを巡礼すると総合的な時間は3時間30分ほどかかります。具体的な費用と時間は以下の通りです。

1. 佐賀～唐津→1時間10分(費用：\0)
2. 唐津~嬉野→1時間(費用：\0)
3. 嬉野～鹿島→30分(費用：\0)
4. 鹿島～佐賀→50分(費用：\0)

聖地巡礼マップを基に以下のスケジュールを立ててみました。このスケジュールで行けば何とか聖地巡礼マップに訪れることができるはずです。

• 博多駅到着(10:00)→博多駅でレンタカ―を借りて唐津方面へ出発
• 虹の松原に到着(11:00)→からつバーガーを堪能
• 唐津方面へ到着(11:30)→唐津の聖地を巡礼
• 唐津を出発(12:30)→ドラ鳥を目指す
• ドラ鳥で昼食をとる(13:00)→昼食時間は少々混雑(待ち時間発生)
• ドラ鳥を出発(15:00)→嬉野温泉へ向かう
• 嬉野の聖地を巡礼(15:40)→嬉野のシーボルトの湯や湯宿広場など巡礼
• 嬉野を出発(16:40)→伊万里へ移動
• 伊万里の聖地を巡礼(17:10)→ガタリンピックの聖地
• 伊万里を出発(17:40)→宿泊地の佐賀駅へと移動
• 佐賀駅周辺の聖地を巡礼(18:40)→656広場や佐賀城などを巡礼

なんと日本一周自転車旅の途中で、ゾンビランドサガのマップで紹介した聖地を巡礼したようです。伊万里から唐津までかなりの距離があるのですが、最終的には唐津城や唐津市歴史民俗資料館、鏡山などを巡り109kmも漕いだようです。

聖地巡礼の締めくくりに選んだのは聖地巡礼マップで紹介した「鏡山展望台」。虹の松原を一望できる絶景だということから、ゾンビランドサガの中で一番景色が良い聖地だと絶賛しています。

ゾンビランドサガの聖地巡礼二日目の朝は「嬉野温泉」だったようです。嬉野は無料の足湯が何カ所かあるので、聖地以外にも足湯を体験することができます。すごく気持ちよかったとの声でした。

ゾンビランドサガの聖地巡礼マップはいかがでしたでしょうか？佐賀の唐津や鳥栖、伊万里、佐賀市内の聖地まで様々な聖地を作品の描写を想像しながら巡礼できるので、満足すること間違いなし！ただ、主に登場する唐津や鳥栖、伊万里は距離的に遠いこともあり、しっかりとしたスケジュールを立てておくことが大切です。本記事で紹介したマップとスケジュールを参照して、充実した聖地巡礼をしましょう！