2019年08月11日公開
2019年08月11日更新
【ゾンビランドサガOP】徒花ネクロマンシーの歌詞が泣ける?口上セリフやパートを紹介
「徒花ネクロマンシー」は『ゾンビランドサガ』のOPテーマ曲ですが、その歌詞が泣ける!とファンの間で評判です。2018年の12月に大好評の内に放送が終了したアニメ『ゾンビランドサガ』は、その特殊な作品世界観とキャラクターの魅力、そして楽曲の魅力に溢れています。中でも、OPテーマ曲である「徒花ネクロマンシー」はファンの間でも人気曲です。ここでは、その「徒花ネクロマンシー」の泣ける歌詞や口上セリフ、歌っている担当声優のパート分けなどをご紹介します。
ゾンビランドサガとは?
『ゾンビランドサガ』とは、2018年10月から12月にかけて放送されたテレビアニメです。ゾンビ、アイドル、そして佐賀県という全く異なる三つのキーワードを織り交ぜた「新感覚ゾンビアニメ」として、多大なる人気を博しています。
ゾンビランドサガのアニメ作品情報
『ゾンビランドサガ』は、境宗久監督による新感覚ゾンビアニメです。「私たち、生きたい!」というキャッチコピーで、一度死んだがゾンビとして蘇った少女たちが、アイドルグループを結成して佐賀県を救うために活動するという物語です。作中ではフランシュシュというアイドルグループが結成され、OPテーマほか様々な楽曲を歌い上げます。
ゾンビランドサガのあらすじ
時は2008年。高校2年の少女・源さくらは、ある朝、夢であったアイドル・オーディションへの応募書類を持って意気揚々と家を出た瞬間、軽トラックに撥ねられて死亡します。そして、さくらは2018年の世界で目覚めますが、そこは謎の洋館で、周囲にはゾンビとなった少女たちがおり、さくら自身もゾンビと化していました。
そこへ巽幸太郎という謎のプロデューサーが現れ、少女たちに「佐賀県を救うためにアイドルとなる」ことを強要します。当初はさくらだけが目覚めた状態でしたが、徐々に他のメンバーも自我を取り戻していき、フランシュシュが結成されます。そして、ゾンビとしての運命に抗いながら、メンバー同士の不和なども乗り越えて、フランシュシュは果敢に歌い続けていきます。
ゾンビランドサガの続編が決定
大人気の内に第1期のテレビアニメが放送終了した『ゾンビランドサガ』ですが、2019年7月27日に佐賀県唐津市・ふるさと会館アルピノで行われたライブイベントの中で、『ゾンビランドサガ リベンジ』という続編が制作されることが発表されました。キービジュアルは巽幸太郎で、「復讐という名の続編」というキャッチコピーが添えられており、今から大いに期待されています。
徒花ネクロマンシーの歌詞が泣ける?
「徒花ネクロマンシー」は『ゾンビランドサガ』のOPテーマ曲ですが、その歌詞が泣ける!とファンの間で評判です。では、その「徒花ネクロマンシー」の歌詞についてご紹介します。
徒花ネクロマンシーはゾンビランドサガのOP曲
『ゾンビランドサガ』は、作中のアイドルグループ・フランシュシュの楽曲が大人気ですが、中でもOPテーマ曲となっている「徒花ネクロマンシー」が大きな支持を得ています。この「徒花ネクロマンシー」は、アニメでは第2話から流れ始めたOPテーマ曲となっていますが、放送開始当初から現在まで、フランシュシュの代表曲として認知されています。
徒花ネクロマンシーの泣ける歌詞
「徒花ネクロマンシー」は、その歌詞が秀逸だと話題です。難しい単語が並べられた中にも、そこには洗練された「生と死」に関わるロマンが歌い上げられており、壮大な「人間賛歌」となっています。「徒花ネクロマンシー」の一小節一小節ごとの歌詞を噛み締めていけば、何度でも泣けると言われています。
歌詞①枯れても走ることを命と呼べ
「徒花ネクロマンシー」の泣ける歌詞①は、「枯れても走ることを命と呼べ」です。本来の命が枯れてしまったゾンビ。それでも走る。その懸命に走っている姿こそが「命」だと呼べる。そうした新たなる命題を聴く者に命じる形で突きつけた、実に重みのある歌詞です。
歌詞②骨を切らせて闇を断て
「徒花ネクロマンシー」の泣ける歌詞②は、「骨を切らせて闇を断て」です。元々ある慣用句「肉を切らせて骨を断つ」になぞらえ、既に肉はないゾンビという存在が、その骨を切るほどの痛手を負いながらも「闇」を断って「光」を生み出す。そうしたゾンビならではの希望を見事に歌い上げた部分です。
歌詞③覚悟を宿命に突きつけて
「徒花ネクロマンシー」の泣ける歌詞③は、「覚悟を宿命に突きつけて」です。一度死んだ運命、そしてゾンビとして生まれ変わった運命、それらはフランシュシュのメンバー全員の「宿命(さだめ)」であり、そこにはそれぞれの「覚悟」がある、そうした強い思いが感じられる熱いフレーズです。
歌詞④傷ひとつ無い手など愚か
「徒花ネクロマンシー」の泣ける歌詞④は、「傷ひとつ無い手など愚か」です。ゾンビになって蘇っただけに、フランシュシュの面々は全員何かしらの傷を受けて死に至っています。それだけに、何も傷を負っていない綺麗な手ではないが、だからこそ大きな物を背負っているという、ゾンビとしての覚悟が読み取れるフレーズです。
歌詞⑤心を無くすことが死と知れ
「徒花ネクロマンシー」の泣ける歌詞⑤は、「心を無くすことが死と知れ」です。これは2番のサビ部分となりますが、1番サビで「枯れても走ることを命と呼べ」と「生」を語った部分で、それに対比するように、たとえ生きていても心を無くせば、それはすなわち「死」であると語っています。形だけではない「生と死」を、見事に表現しています。
徒花ネクロマンシーの口上セリフやパート紹介
では、ここで「徒花ネクロマンシー」の口上セリフ、そしてフランシュシュ各メンバーのパート分けについてご紹介します。
徒花ネクロマンシーの口上セリフ
「徒花ネクロマンシー」は、前奏部分でゾンビ1号こと源さくらが放つ口上セリフがとてもカッコいいと話題です。「死んでも夢を叶えたい。いいえ、死んでも夢は叶えられる。それは絶望感?それとも希望?過酷な運命乗り越えて、脈がなくても突き進む。それが私たちのサガだから‼︎」と一気に言い放ちます。そこには、ゾンビとしての運命を大きな希望に変える大いなる「サガ」が感じられると言われてます。
徒花ネクロマンシーのパート分け
「徒花ネクロマンシー」は、作中のアイドルグループ・フランシュシュの6人のパートごと歌唱となっています。では、「徒花ネクロマンシー」における、それぞれのパート分けをキャラクターごとにご紹介します。
「徒花ネクロマンシー」源さくら(本渡楓)のパート
- 静寂を破り芽吹いた夢を
- 骨を斬らせて 闇を断て
- サガ
- 守れ
- 極めど儚い 偶像の寵児
- 何が神の冒涜か 裁きなどさせない
- 唸れ
「徒花ネクロマンシー」二階堂サキ(田野アサミ)のパート
- 穿て
- 雲間に光る 簒奪の勝機
- 傷ひとつ無い 手など愚か
- 摂理に抗い 天命も無礼に
「徒花ネクロマンシー」水野愛(種田梨沙)のパート
- 誓え
- 奪わせはしない 尊厳の愚弄に
- 築くまで
- いつか誰もが 散華する捨て石
「徒花ネクロマンシー」紺野純子(河瀬茉希)のパート
- 誰が弔う 死地は彼方
- 覚悟を 宿命に突きつけて
- 退くな
- 目には目を剥き 牙を剥け
「徒花ネクロマンシー」ゆうぎり(衣川里佳)のパート
- 重なる 屍 高みへ
- 空に叫ぶ 脱・生存の定義
- 意思も自由も その身を投げて
- 腐鎖 切り抜けて
「徒花ネクロマンシー」星川リリィ(田中美海)のパート
- 届くまで
- 飢餓を解き放て
- 涙も 血も無い 神話を
- 輝け 刹那無限の火花
徒花ネクロマンシーの全員で歌う部分
「徒花ネクロマンシー」は、各キャラクターのソロパートを受け、全員で歌う部分をもってクライマックスを迎えます。その全員で歌っているパートは以下となります。
- 唸れ 徒花 朽ち果てても進め
- 枯れても走る ことを命と呼べ
- 天下に狂い咲く
- SAGA
- 燃えろ 修羅花 鼓動亡き世界で
- 心を無くす ことが死と知れ
- 乱世に迸る
- 希望 高らかに打ち鳴らせ 呼吸よりも生きた証
- 荒野を駆ける 乱世に挑む 天下に狂い咲く
徒花ネクロマンシーに関する感想や評価
では、ここで「徒花ネクロマンシー」に関するツイッターでの感想や評価を、いくつかご紹介していきます。
1位
— 桜餅 (@hanikami_days_) March 14, 2019
徒花ネクロマンシー
フランシュシュ#高まった2018下半期 pic.twitter.com/RrymBY1Dk6
「徒花ネクロマンシー」は、その泣ける歌詞もさることながら、楽曲自体が飛びぬけて素晴らしく、このように2018年下半期ベスト1曲だと推すファンがとても多いようです。
先ずワタクシが聖地巡礼を終えて申し上げたい事は、聖地佐賀で聴く「徒花ネクロマンシー」のなんと素晴らしい事か❗️
— 只野 R太 @ゾンビランドサガはいいぞ (@tadano_saga) March 22, 2019
今日バイクで走りながら聴いてましたが、佐賀で歌いながらサガ❗️サーーガーーー‼️っておらぶことの気持ち良さったらないのでそこんとこ(`・ω・´)ノ ヨロシクー⁉️
やはり地元である佐賀県で聴く「徒花ネクロマンシー」は、ひと際魅力的になるようです。それぞれのキャラクターの境遇に成り切ってこの曲を聴くファンも、相当多いようです。
ライブ配信を見てからというもの、徒花ネクロマンシーが脳内ループしている。疾走感と妖艶感と退廃感と昭和感と特撮感と夢と希望が融合しているのが凄い。「あだばな」がちっとも読めないのも凄い。ネクロマンシーの意味を調べて「ほおぉ」とさせられるのも凄い。
— 壺の最終楽章 (@rk100wh) March 19, 2019
「徒花ネクロマンシー」は、一度聴くと脳内ループする中毒性のある楽曲とも言われます。そして、曲の疾走感、歌詞の妖艶感と退廃感、曲調の昭和感、コンテの特撮感がいい!という感想は、ファンに共通した思いのようです。
ゾンビランドサガ、本人の気質もあれど神に見放されたかのように不運な源さくらに巽幸太郎が用意したのが神への反逆のようなアイドルゾンビなの最高最高最高に好きで、徒花ネクロマンシーの「何が神の冒涜か 裁きなどさせない」がハチャメチャに好きなんですよね
— 長谷川さより🥂 (@her_adolescence) January 30, 2019
こちらのツイートでは、Cメロでさくらが歌い上げる「何が神の冒涜か 裁きなどさせない」の部分を推していますが、この部分も「神をも恐れぬ希望と夢」といった強い意志が感じられるいいフレーズだと言われています。
昼に後輩と行ったラーメン屋さんで「徒花ネクロマンシー」(「ゾンビランドサガ」op)が流れたので、食欲が30%増進し、一緒に親指を立てて餃子を追加注文しました。アニヲタとはこれほどまでに安上がりで熱い生き物なのである。 pic.twitter.com/MyrRYygYIp
— つくね (@shirosuke5910) January 23, 2019
「徒花ネクロマンシー」は、アニメファンにとては間違いなく名曲のようで、このツイートのように明らかに身体にいい影響を効果もあるようです。その熱さは、いまだに多くのファンの心を掴んで離しません!
徒花ネクロマンシーの歌詞まとめ
以上、『ゾンビランドサガ』のOPテーマ曲「徒花ネクロマンシー」の泣ける歌詞、口上セリフやパート分けについてのまとめでした。続編制作も発表され、ますます勢いに乗る『ゾンビランドサガ』ですが、フランシュシュの活動についても、まだまだ様々な展開が期待できそうです!