ゾンビランドサガの感想と評価まとめ!ゾンビだけど実は王道アイドルアニメ?

2018年覇権アニメと噂される、佐賀県が舞台になったテレビアニメ『ゾンビランドサガ』。ゾンビというワードからは予想できないほどの王道アイドルストーリーに、タイトル詐欺だという感想が多く見られました。本記事では、テレビアニメ『ゾンビランドサガ』に登場するキャラクターや、視聴者の感想や評価をご紹介していきます!個性豊かなキャラクターが繰り広げる、感動王道アイドルストーリーに、涙してハマるファンが続出の期待の作品です!

ゾンビランドサガの感想と評価まとめ!ゾンビだけど実は王道アイドルアニメ?のイメージ

目次

  1. ゾンビランドサガとは?
  2. ゾンビランドサガは王道アイドルアニメ?
  3. ゾンビランドサガは佐賀が舞台
  4. ゾンビランドサガのメインキャラ
  5. ゾンビランドサガのゾンビの魅力
  6. ゾンビランドサガの見どころ
  7. ゾンビランドサガに関する感想や評価は?
  8. ゾンビランドサガの感想と評価まとめ

ゾンビランドサガとは?

2018年覇権アニメと言われている、テレビアニメ『ゾンビランドサガ』。「佐賀県×ゾンビ×アイドル」というテーマは異色で、第1話放送までは明かされておらず、放送後はネットで盛り上がりを見せました。また、物語が進むと「一見邪道に見えるが王道アニメだ」と評判でした。すでにテレビアニメ第2期の制作も決定しており、円盤売り上げも好調で、今後もさらなる期待が高まります!

ゾンビランドサガの作品情報

ここからは、テレビアニメ『ゾンビランドサガ』の作品情報をご紹介していきます。概要や気になるあらすじ、主題歌をまとめてみました!

ゾンビランドサガの概要

テレビアニメ『ゾンビランドサガ』は、MAPPA、エイベックス・ピクチャーズ、Cygamesの3社によって企画されました。「私たち、生きたい!」のキャッチコピーのもと、2018年10月から12月まで、秋アニメ枠のアニメとして放送されました。

「伝説」を持つ少女たちがゾンビィとして生き返り、佐賀県を救うためにご当地アイドルとして活躍するストーリーです。また、先ほどもご紹介したように、テレビアニメ第2期『ゾンビランドサガ リベンジ』の制作も決定しています。

ゾンビランドサガのあらすじ

幼少期より「時の運」がないせいで、実力や頑張りが発揮できず自身を失くしてしまった主人公・源さくら。高校2年生になる春、夢と希望を与えてくれたアイドルになるためのオーディションを受けることを決意します。応募書類を片手に持ち意気込むさくらは、家を出た瞬間に軽トラックにはねられ死亡してしまいます。

それから10年後の2018年、とある洋館で目を覚ましたさくらは、生前の記憶を失っていました。さらにゾンビたちが襲いかかってきて、逃げる中でさくらは自分自身もゾンビ化していることに気づきます。また、そこで出会った謎の青年・巽幸太郎から、廃れてしまった佐賀県を救う「ゾンビランドサガプロジェクト」のために、ゾンビとして蘇ったことを聞かされます。

さくらは、同じくゾンビとして蘇った二階堂サキ、水野愛、紺野純子、ゆうぎり、星川リリィ、山田たえと共に7人アイドルグループ「フランシュシュ」を結成し、巽幸太郎プロデューサーと共にアイドル活動を始めます。様々なトラブルを8人で乗り越え、アイドルとして成長していく「フランシュシュ」は、単独ライブを開けるほど大人気になります。単独ライブを控えた大事な時期に、さくらは再び軽トラックにはねられてしまいます。

今度はゾンビになってからの記憶を失い、生前の記憶を思い出し、再び自信を失くしてしまいます。ついにはアイドルを諦めようとしますが、メンバーの励ましのおかげで、ライブに出演します。ステージが崩壊するほどの豪雪の中でも、7人は歌い続けます。ライブ中に無事記憶を取り戻したさくらは、終演後メンバーと和解し、ファンのアンコールに応え、7人は再び歌い始めるのでした。

ゾンビランドサガの主題歌

テレビアニメ『ゾンビランドサガ』のオープニング曲は「徒花ネクロマンシー」(あだばなネクロマンシー)という曲です。 「フランシュシュ」の声を担当する声優たちが歌うこの曲は、2018年11月28日に発売されたシングルです。作詞は古屋真(ふるやしん)さん、作曲と編曲を加藤裕介(かとうゆうすけ)さんが担当しました。視聴者からは中毒性があると評判で、オープニング曲だけを何度も繰り返し見たという声も多くありました。

TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト

ゾンビランドサガは王道アイドルアニメ?

「佐賀県×ゾンビ×アイドル」という異色なテーマで、放送開始前からネット上では期待の声が多く寄せられていました。また、テレビアニメ第1話の開始約1分で主人公が死亡するという展開に、更なる盛り上がりを見せました。そんなテレビアニメ『ゾンビランドサガ』が王道アイドルアニメと評価される理由をまとめてみました!

王道のアイドルアニメとは?

アイドルアニメ戦国時代と言われるほどに、王道のアイドルアニメが存在します。そんな中で『ゾンビランドサガ』に注目が集まったのは、「ゾンビ」という要素が加わったことで、これまでにない異色なアイドルアニメになったからだと言われています。

ゾンビだけど王道中の王道

再び軽トラックにはねられ、ゾンビになってからの記憶も自身も失くしたさくらに、プロデューサー・巽幸太郎が放ったセリフは名言と言われています。持っていないと自身を評価し、アイドルを諦めようとするさくらに、「いくらお前が持ってなかろうが、俺が持ってりゃええじゃい!いいか、さくら!だから、俺は、お前を絶対に見捨ててやらん!」と力強く言います。このセリフはさくらが再びアイドルになるキッカケになりました。

さくらが再びアイドルになれたのは、巽幸太郎のおかげだけではありません。巽幸太郎の説得がキッカケだとすると、決め手になったのは「フランシュシュ」のメンバーによる説得でした。これまで「フランシュシュ」を引っ張ってくれたさくらだから、メンバーはさくらのために説得し続けました。助けてきた人たちから逆に助けられるこの展開こそが、王道アイドルアニメと言われる理由だと考えられます。

「持ってない」さくら、「持ってる」巽幸太郎、「フランシュシュ」のメンバー、ファンの全員で単独ライブを大成功させます。「時の運」がないだけで評価されなかったけど、努力家で頑張り屋の主人公が努力して手に入れた仲間・ファンとライブを成功に導く展開は、まさに王道アイドルアニメです。ゾンビが佐賀県のためにアイドルを目指すという異色なテーマですが、唯一無二のストレートな王道アイドルアニメと評価できます。

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ゾンビランドサガは佐賀が舞台

テレビアニメ『ゾンビランドサガ』は、タイトルにもあるように佐賀県が舞台になっています。ネット上では「タイトル詐欺だ」という感想が多く見られます。ここからは、佐賀県が舞台になった理由と、感想の真相をご紹介していきます!

サガは佐賀

タイトルにある『サガ』はカタカタ表記であるため、何を表すのか気になるという声も多く見られました。テレビアニメ第1話放送後、『サガ』が佐賀県であることが分かりました。佐賀県が起用された理由を調べてみたところ、Cygamesの渡邊耕一社長が佐賀県出身で、佐賀県を舞台にしたテレビアニメの依頼があったことから、「佐賀県×ゾンビ×アイドル」がテーマになったそうです。

フランシュシュは佐賀のご当地アイドル

佐賀県を舞台にしたテレビアニメ『ゾンビランドサガ』。「フランシュシュ」は佐賀県の知名度をあげるために、佐賀県のご当地アイドルとして結成され、第12話では単独ライブを開催しました。「フランシュシュ」の活動は二次元に留まりません。「フランシュシュ」のメンバーの声を担当する声優たちで結成された「リアルフランシュシュ」が、ライブやイベントに参加しています。

2019年3月17日に開催された初の単独イベントは、応募が殺到したためライブビューイングが決定しました。「リアルフランシュシュ」は全11曲を披露し、ファンは大盛り上がりを見せました。

タイトル詐欺と言われる理由

2018覇権アニメと評価される『ゾンビランドサガ』は、タイトル詐欺という感想も多く見られました。調べてみたところ、誉め言葉であることが分かりました。『ゾンビランドサガ』というタイトルを見て、佐賀県をゾンビたちが侵略するホラーものを想像していたファンが多くいました。しかし実際には、王道アイドルアニメだったため、アニメの内容を評価する意味でタイトル詐欺だという声があがったようです。

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ゾンビランドサガのメインキャラ

アイドルプロデューサー・巽幸太郎が計画した「ゾンビランドサガプロジェクト」によって、立ち上げられたアイドルグループ「フランシュシュ」。ここからは、「フランシュシュ」のメンバーと、プロデューサーの巽幸太郎のプロフィールをご紹介していきます。

メインキャラ①源さくら

まずは、本作のヒロインでもある源さくら(みなもとさくら)のプロフィールをご紹介していきます!声を担当しているのは声優の本渡楓(ほんどかえで)さんです。1991年4月2日に生まれ、2008年4月7日に死亡しました。享年は17歳で、ゾンビ1号です。赤色のストレートのロングヘアーが特徴的で、ピンクと黄緑の水玉が羅のリボンをつけています。「フランシュシュ」の中で唯一、「伝説の〇〇」の肩書がないメンバーです。

幼いころから「劇の主役に選ばれたのに、おたふく風邪をひいてしまう」ことや「3年連続リレー選手に選ばれ、努力し学年1の俊足になったのに肉離れになる」など、「時の運」がないせいで、様々な努力が報われませんでした。自分でも「持っとらん子」とネガティブな性格になっていった源さくらですが、テレビで見たアイドル「アイアンフリル」の水野愛のポジティブさに励まされます。

そして自分もアイドルになることを目指し、オーディション志望書を持ち家を出た先で、軽トラックに跳ね飛ばされ死亡したのでした。「心が揺さぶられるような、すごく幸せな気持ち」を感じたいとアイドルになることを決心します。ミーティングでは度々プロデューサーの巽幸太郎にいじられたり、山田たえの奇行を止めたりと気苦労が絶えません。仕事には意欲的で努力家で頑張り屋です。

メインキャラ②星川リリィ

次に、星川リリィ(ほしかわリリィ)のプロフィールをご紹介していきます!声を担当しているのは声優の田中美海(たなかみなみ)さんです。1999年10月6日に生まれ、2011年11月30日に死亡しました。享年は12歳で、ゾンビ6号です。水色のツインテールが特徴的で、普段は緑色のブレザーとプリーツスカートを着用しています。また享年12歳のため小柄で、サキから「ちんちくりん、ちんちく」と呼ばれています。

巽幸太郎は「伝説の天才子役」と評価しています。生前は大河ドラマでの演技がキッカケで大ブレイクし、全チャンネルのゴールデンタイム放送番組で主演を果たした天才子役でした。しかし実は、肉体的には男だったのです。本名は豪正雄(ごうまさお)といいますが、一人称は「リリィ」です。性格はとても明るく天真爛漫ですが、たまに毒舌な一面を見せます。

テレビ好きな父のために芸能界デビューするも、過労によるストレスですっかり弱っていました。さらには成長期のためヒゲが生えはじめ、その精神的衝撃が引き金となり心臓発作で死亡したのでした。

メインキャラ③二階堂サキ

次に、二階堂サキ(にかいどうさき)のプロフィールをご紹介していきます!声を担当しているのは声優の田野アサミ(たのあさみ)さんです。1979年5月15日に生まれ、1997年8月30日にに死亡しました。享年は18歳で、ゾンビ2号です。巽幸太郎は「伝説の特攻隊長」と評価しています。生前は、九州地方を制覇した暴走族「佐賀レディースチーム怒羅美(どらみ)」の初代特攻隊長を務めていました。

生前、九州制覇を成し遂げた後、ライバル暴走族「殺女(ころすけ)」とのチキンレースで崖から転落し、バイクは隊は炎上し死亡したのでした。ゾンビ化してからは、歌で全国制覇を成し遂げるために、「フランシュシュ」として活動することを決意し、立候補して「フランシュシュ」のリーダーを務めることになりました。

前髪のメッシュと金髪のポニーテール、オレンジ色の瞳が特徴的です。普段は赤いスカジャンにロングスカートを着用しています。「ぶっ殺すぞ」が口癖で、ヤンキーでガラは悪いですが、情に厚く仲間思いな性格です。またその一方で、生前には「たまごっち」にハマっており、可愛い一面もあります。

メインキャラ④紺野純子

次に、紺野純子(こんのじゅんこ)のプロフィールをご紹介していきます!声を担当しているのは声優の河瀬茉希(かわせまき)さんです。1964年9月2日に生まれ 1983年12月9日に死亡しました。享年は19歳で、ゾンビ4号です。巽幸太郎は「伝説の昭和のアイドル」と評価しています。銀髪のショートボブ、一部だけ長いままの髪を青いリボンでおさげにしており、銀色の瞳が特徴的です。メンバー1の歌唱力を誇ります。

普段はワンピース型のセーラー服を着用しています。生前は巽幸太郎の評価通り、1980年代のアイドルブームの火付け役となった人気アイドルとして活躍していました。初の九州ツアーの初日・佐賀公演のため、佐賀県に向かう際に飛行機事故にあい死亡したのでした。

生真面目で控え目な性格で、普段はあまり目立ちません。しかし、「ステージの上からファンを魅了するのがアイドル」という昭和アイドルのプロ意識を持つため、チェキ会でのファンとの密接なふれあいをあり得ないと拒否しており、自分の意見を言えないわけではないことが分かりました。

メインキャラ⑤水野愛

次に、​​​水野愛(みずのあい)のプロフィールをご紹介していきます!声を担当しているのは声優の種田梨沙(たねだりさ)さんです。1992年3月7日に生まれ、2008年8月4日に死亡しました。享年は16歳で、ゾンビ3号です。巽幸太郎は「伝説の平成のアイドル」と評価しています。黄色の花飾りをつけた黒いショートヘア、茶色の瞳が特徴的です。普段はブレザーとミニスカートを着用しています。

生前は日本一の人気アイドルユニット「アイアンフリル」でセンターヴォーカルを務めていました。ドキュメンタリー番組のインタビューでは「失敗や後悔をダメなことだと思っていない。絶対次につながることですし、そういうのを全部踏み越えた先に誰にも負けない私がいると思っている」と語っており、努力家であることが分かります。

佐賀県にある鳥栖スタジアムで、野外ライブを開催中に落雷を受けて死亡したのでした。そのため落雷がトラウマになっていましたが、サガロックのステージで克服しています。物事をはっきり言う性格です。当初は「ゾンビランドサガプロジェクト」を疑い、純子と共に脱走しようとしましたが、「フランシュシュ」になることを決意してからは、レッスンで他のメンバーの指導を率先してします。

メインキャラ⑥ゆうぎり

次に、ゆうぎりのプロフィールをご紹介していきます!声を担当しているのは声優の衣川里佳(きむあわりか)さんです。1863年11月23日(文久3年10月13日)に生まれ、1882年12月28日(明治15年12月28日)に死亡しました。享年は19歳で、ゾンビ5号です。巽幸太郎は「伝説の花魁」と評価しています。ゆうぎりは幕末から明治までの時代を生き抜いており、明治維新にも関わったといいます。

茶髪のロングヘアーを、赤い髪留め布と串団子型の簪を使って頭頂部でハート形に束ねており、紅色の瞳が特徴的です。普段は明治時代の女学生風に、オレンジ色の振袖と濃緑の膝丈の袴を着用しています。さらに廓詞で話したり、長煙管で喫煙したりと、他のキャラクターとの違いが一目瞭然です。

ゾンビ化したことをあっさり受け入れたり、アイドル活動もマイペースに楽しんだりと、癒される要素がたくさんあります。生前は花魁だったため、三味線などの芸妓に長けています。また死因は不明とされています。

メインキャラ⑦山田たえ

次に、山田たえ(やまだたえ)のプロフィールをご紹介していきます!声を担当しているのは声優の三石琴乃(みついしことの)さんです。誕生日も没年も不明ですが、享年は29歳で、ゾンビ0号です。巽幸太郎は「伝説の山田たえ」と評価しています。ゆうぎりは幕末から明治までの時代を生き抜いており、明治維新にも関わったといいます。普段は襟が裂けた肩出しの黒いワンピースを着用しています。

膝まであるボサボサの黒髪が裾がはねているのが特徴的です。「フランシュシュ」のメンバーの中で唯一、一人だけ自我に目覚めていないため、うめき声しか出せず、歌唱には参加していません。食欲旺盛すぎて、食べ物を見ると滝のようによだれをたらします。

ドライブイン鳥のCM撮影時にニワトリのモノマネを覚え、それ以降は度々持ちネタのように披露します。「フランシュシュ」結成当初はアイドル活動に興味ないように見えましたが、さくらが交通事故で記憶をなくした時は、部屋から引きずり出して、他のメンバーたちと向き合わせるキッカケを作りました。

メインキャラ⑧巽幸太郎

最後に、巽幸太郎(たつみこうたろう)のプロフィールをご紹介していきます!声を担当しているのは声優の宮野真守(みやのまもる)さんです。誕生日や正体は不明で、アイドルプロデューサーを名乗る謎の青年です。常にサングラスをかけているため、サキからは「グラサン」と呼ばれています。スーツの上着をマンとのように羽織っているのが特徴的です。

破天荒で適当な性格をしており、ミーティングでは挑発的な態度でメンバーに絡みます。その一方で、ハリウッド直伝の特殊メイク技術やボイスパーカッションで「フランシュシュ」を輝かせています。その反面、デザインセンスはなく、デザインしたTシャツやグッズはさメンバーから酷評を受けています。最終話の回想で、正体は高校時代のさくらの同級生で、名前は「乾(いぬい)くん」であることが分かりました。

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ゾンビランドサガのゾンビの魅力

ここからは、テレビアニメ『ゾンビランドサガ』の魅力をご紹介していきます。キャラ描写や個性を評価する声が多かったので、評価ポイントをまとめてみました!

ゾンビの魅力①キャラ描写が丁寧

まず1つ目の魅力は、キャラ描写が丁寧なところです。『ゾンビランドサガ』に登場するメインキャラクターは8人です。8人全員がかぶらない強烈な個性を持っています。それぞれの個性を丁寧な描写で磨きをかけています。一見些細なセリフでも一貫して、「そのキャラクターならでは」の描写を大切にしています。

例えば、「フランシュシュ」のリーダー・二階堂サキはメンバーの体調不良を見抜くリーダーぶりを発揮しています。また生前に初代特攻隊長を務めていたという個性は、はどんな場面にも物おじせず堂々としている描写からもよく分かります。

ゾンビの魅力②個性溢れるゾンビ達

2つ目の魅力は、キャラクターたちの個性が豊かなところです。主要キャラクターが8人も登場する中で、誰一人かぶる外見・個性がありません。またそれぞれの個性が強烈なところも、視聴者が惹かれるポイントのようです。

ゾンビの魅力③個性の組み合わせが絶妙

3つ目の魅力は、キャラクターの組み合わせが絶妙なところです。欠けている要素を他のキャラクターが補い合う様子には、チームワークが感じられます。 「フランシュシュ」には、昭和と平成の「伝説のアイドル」愛と純子がいますが、2人だけが活躍するわけではありません。

物怖じしない元ヤンキーのサキがチームを引っぱり、アイドルに憧れるさくらがチームに熱を与えます。メンバーが互いを支えながら活躍することで、「フランシュシュ」のチーム力も高まっていきます。たった1人でも欠けてはいけない、この8人だからこそハマったという声が多く見られました。

ゾンビランドサガの見どころ

ここからは、テレビアニメ『ゾンビランドサガ』の見どころを3つご紹介していきます。王道アイドルアニメと高い評価を受けていますが、実はギャグ要素も人気の秘密です!

見どころ①出来の良いギャグ

テレビアニメ『ゾンビランドサガ』の1つ目の見どころは、出来の良いギャグ要素です。個性とも言えますが、プロデューサーの巽幸太郎の言動がとにかくうざといと言われています。しかしキャラクターが憎まれているわけではなく、あくまでも愛のある「うざい」という評価でした。巽幸太郎のうざさのおかげでギャグ要素が深まっています。

事件が起きたりピンチに陥ると、予想を裏切らない王道な展開を迎えます。視聴者は展開が分かっていても思わず笑ってしまうようです。「昭和のコントのよう」、「深く考えずに楽しめるアニメ」という声も多く見られました。

見どころ②メリハリがある

テレビアニメ『ゾンビランドサガ』の2つ目の見どころは、ギャグ要素とシリアスなシーンのメリハリです。個性豊かなキャラクター設定とギャグ要素で笑わせ、その後に胸を熱くさせるシリアスな展開を迎えるメリハリの良さに、視聴者は見ごたえを感じたようです。「フランシュシュ」のメンバーは、7人全員が「伝説の○○」と巽幸太郎によって評価されています。

それぞれが持っているこだわりやポリシーはとても強く、そのこだわり・ポリシーのせいで意見が衝突した際に、シリアスな展開を迎えます。そのため、シリアスなシーンではありますが、それぞれのキャラクターのこだわり・ポリシーからなる意見には共感できるため、その後の展開がさらに気になるようです。

見どころ③見ごたえあるライブ

テレビアニメ『ゾンビランドサガ』の3つ目の見どころは、ライブシーンです。アイドルアニメの最大の見せ場でと言えばライブシーンですが、3DCG中心にしたものと、手書き作画のみの2種類があると言われています。さらに注目したいのは、ライブシーンとアニメの展開が繋がっているところです。各キャラクターには担当回があり、個性に寄り添ったシナリオが展開されます。流れる楽曲が毎回違って、その回にピッタリだと評判です。

またライブシーンでの身振り手振りもポイントです。協力し合った2人がライブシーンでアイコンタクトをすることで、視聴者のストーリーへの共感を高め、シリアスな展開をさらに盛り上げてくれています。最後に、歌詞とストーリーがリンクしていることも挙げられます。作中に登場する楽曲は全て、キャラクターの思いや気持ちを代弁しています。歌詞の内容も分かりやすく、直球な表現が多いのも特徴的です。

見どころ④音使い

テレビアニメ『ゾンビランドサガ』の4つ目の見どころは、音使いです。テレビアニメのBGMを担当したのは、テレビアニメ『NARUTO』や『プリキュア』シリーズで有名な高梨康治さんです。シリアスなシーンやここぞという見せ場の挿入曲は、どれも気持ちを高めてくれると評判です。

また、BGMだけでなく効果音の使い方も評判です。「フランシュシュ」のメンバーがゾンビであることを主張するかのように、ゾンビっぽい音が聞こえるのですが、それだけで笑えるという声も見られました。シーンが移る時やギャグシーンでも、タイミングよく効果音が鳴り、勢いが増します。

そして一番評価が高かったのは、「ライブシーン」での音使いでした。アイドルアニメならではの、お客さんの歓声や拍手の効果音が鳴るのですが、ボリュームからイミングまでとても細かく調整されています。ライブ会場が徐々に盛り上がっていく様子や、リアルな臨場感が音で表現されており、見せ場のシーンで視聴者を一気に『ゾンビランドサガ』の世界に引き込みます。

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ゾンビランドサガに関する感想や評価は?

2018年覇権アニメと言われるほど、高い評価を受けているテレビアニメ『ゾンビランドサガ』。ここからは、視聴者の感想や評価をご紹介していきます!

さきほど「王道なアイドルアニメ」であるとご紹介しましたが、こちらの投稿者は「邪道だけど王道で、非道だけど覇道」と評価しています。テレビアニメ『ゾンビランドサガ』というタイトルでは想像できないアイドルストーリーに、ストーリーが進む毎にハマる視聴者が続出しました。また、女の友情を描くシーンに励まされたという感想も多く見られました。

テレビアニメ『ゾンビランドサガ』の舞台になった佐賀県に、聖地巡礼に訪れるファンも多く見られました。「フランシュシュ」のメンバーのイラストが夜景をバックにライトアップされており、とても綺麗だと評判です。

テレビアニメ『ゾンビランドサガ』が評価される理由に、「成長」を押し付けないというポイントがあります。自分と向き合い、苦手なものを克服するシーンはありますが、基本的にはどんな人でも根幹を肯定してくれています。そのため視聴するファンも、自分自身をも肯定してくれているようで、勇気が貰えるという意見が多く見られました。

ゾンビランドサガの感想と評価まとめ

本記事では、2018年覇権アニメと高い評価を受けているテレビアニメ『ゾンビランドサガ』の魅力い迫りました!気になるあらすじやアニメの概要から、個性豊かなキャラクターのプロフィールまで紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?テレビアニメ『ゾンビランドサガ』の見どころは、キャラクターの個性のおかげで際立つギャグ要素、そのおかげで光るシリアスなストーリー展開です。

また、アイドルアニメならではのライブシーンも見ごたえがあると評判です。「フランシュシュ」の声を務める声優たちによる「リアルフランシュシュ」によるライブは、急遽パブリックビューイングが決定するほどに大人気でした。テレビアニメ『ゾンビランドサガ』は円盤売り上げも好調で、テレビアニメ第2期の制作も決定しています。今後もさらなる盛り上がりに期待が高まります!

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