【ブラッククローバー】リル・ボワモルティエの強さと魔法は?ヴァルターとの関係は?

『ブラッククローバー』のリル・ボワモルティエは、最年少にして魔法騎士団「水色の幻鹿」の団長に就任した人物です。登場初期はアスタと気軽に話し、魔法騎士団団長たちのムードメーカー的な存在として描かれていましたが、戦闘シーンがあまりないため強くないのではないか?と考えられていました。ところが、『ブラッククローバー』のロイヤルナイツ試験ではアスタとユノ達に圧倒的な強さを見せつけています。当記事ではリル・ボワモルティエの強さと魔法、チャーミーとの戦闘シーン、ヴァルターとの関係に迫ります。

【ブラッククローバー】リル・ボワモルティエの強さと魔法は?ヴァルターとの関係は?のイメージ

目次

  1. ブラッククローバーのリルとは?
  2. ブラッククローバーのリルの強さと魔法
  3. ブラッククローバーのリルとヴァルターの関係や試験への参加
  4. ブラッククローバーのリルの声優
  5. ブラッククローバーのリルに関する感想や評価
  6. ブラッククローバーのリルの強さと魔法まとめ

ブラッククローバーのリルとは?

『ブラッククローバー』のリル・ボワモルティエは最年少で魔法騎士団団長の地位に上り詰めた人物です。『ブラッククローバー』に登場するキャラクターの中では出番があまりなく情報も少ないのですが、その中でも彼が使う魔法と強さはかなり印象的です。ここからは『ブラッククローバー』の作品情報を交えつつ、リルのプロフィールを紹介していきます。

ブラッククローバーの作品情報

ブラッククローバーの概要

『ブラッククローバー』は田畠裕基によるバトルアクション漫画です。2014年から『少年ジャンプNEXT!!』にて読み切り漫画として連載され、2015年からは『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始されました。そして2017年からテレビ東京系列からテレビアニメが放送されており、原作が田畠裕基、アニメーション制作がStudioピエロとなっています。

ブラッククローバーのあらすじ

ここでは『ブラッククローバー』の簡単なあらすじを紹介します。物語は魔神から世界を救った、魔法帝が存在していたとされるクローバー王国が舞台となっています。王国は、魔法帝とその下に存在する魔法騎士団によって平和が保たれていました。そんな魔法帝に憧れを抱いているのが下民出身の少年アスタとユノ。魔法帝とは、魔法騎士団として多くの実績を積むことでようやくなれる存在です。

そんな魔法帝を目指して日々鍛錬を続けていた2人は、15歳となり、ようやく魔法帝への第一歩となる「魔導書(グリモワール)」が授与されることとなりました。そしてアスタは最低最悪の魔法騎士団とされる「黒の暴牛」に、ユノは最強の魔法騎士団とされる「金色の夜明け」に入団します。2人の魔法帝への道はここから始まったのでした…。

リル・ボワモルティエのプロフィール

『ブラッククローバー』のリル・ボワモルティエは魔法騎士団『水色の幻鹿』の団長です。魔法属性は「絵画」。基本的には無邪気な性格をしており、年齢が19歳と騎士団の中で最年少ということもあってか初対面ながらもアスタと意気投合し、好意的に接していました。

『ブラッククローバー』の初期に開催された団長会議の時は険悪なムードが漂っていたため、リルは場を和ませようと他の団長のモノマネをしていますが、逆に不快にさせてしまうなど少し間抜けた様子が描かれています。

TVアニメ『ブラッククローバー』公式サイト

ブラッククローバーのリルの強さと魔法

それでは早速、『ブラッククローバー』のリルの強さと魔法を紹介していきます。リルは『ブラッククローバー』のキャラクターの中でも珍しく、全ての属性が使える人物です。それだけでもかなりの強さがうかがえますが、彼の強さはそれだけではありませんでした。『ブラッククローバー』の作中で描かれたアスタとミモザとの戦いや魔法の種類をみていきましょう。

リルの強さ

全ての属性が使える

リル・ボワモルティエの強さ、それは全ての魔法属性が使えるということです。彼は「絵画魔法」を駆使した戦い方をしますが、その魔法で描いたものを具現化させることができます。具現化という点では『ブラッククローバー』のドロシーの夢魔法と似ているかもしれません。

また、全ての魔法属性が使えるだけでなく、複合魔法や精霊魔法の威力にも引けを取らない魔法の威力を誇ります。具現化するものは奇妙な生物が多いのですが、それもアスタとユノとは別の意味での天才と言えるでしょう。

ミモザとアスタとの戦い

リル・ボワモルティエの強さはミモザとアスタとの戦いで確認することができます。影の王宮に入ったアスタとミモザは、仲間の元へと向かうためにミモザの魔花の道標のマップを見ています。マップを見ると一番上の空間が最も強い魔力を放っていたため、仲間がそこにいる可能性を考慮してそのまま上の空間へと向かうことになりました。すると、リルがアスタとミモザの前に立ちはだかったのです。

リラの転生

アスタとミモザの前に姿を現したリルの様子は以前とは全く違っていました。リルも他の魔法騎士と同じようにエルフが転生していたため、アスタとミモザに攻撃を仕掛けます。リルの攻撃を受けている2人は完全におされ、ミモザの背中に乗りながら回復するというアスタのアイディアで、時間を稼ぐのがやっとの状況でした。

しかし、やはり魔法騎士団の団長を務めるほどの強さとエルフの膨大な魔力にはとても太刀打ちできず、その後もただ回避し続けるだけで一向に形勢が変わる兆しは見えません。そんな時、黒の暴牛団のあの人が現れます。

リラを倒したのはチャーミー

リルの強さに圧倒されるアスタとミモザ。そんな時に登場したのがチャーミーでした。一方、絵がうまく描けないために苛立っているリル。そんなリルにチャーミーは気軽に話しかけ、ご飯を食べて落ち着けとご飯を与えようとしますが、リルはその好意を一切受け取らずご飯を放り投げます。チャーミーはご飯を粗末にしたことで怒りを露にし、リルに羊で攻撃を仕掛けました。

しかし、チャーミーは返り討ちに遭い、意識を失ってしまいます。その後、アスタとミモザがリラと交戦しますが、やはりリルの圧倒的な強さを前に手も足も出ませんでした。すると、ボロボロになったチャーミーに変化が現れます。羊の顔に亀裂が入り、羊の中から狼が現れたのです。リルはこの魔力を昔感じたことがあると言い、現れた狼によってチャーミーがドワーフと人間の混血であることが判明しました。

そしてこれまでにアスタとミモザを苦戦させたリルの絵画魔法ですが、チャーミーの食魔法「大喰らいの晩餐会」で具現化された怪物を全て食べつくします。さらに食べた魔法でチャーミーはパワーアップしました。そこでリルも食べられるよりも早く絵画を具現化させようと抗いますが、それでも狼の食べる方が速く、チャーミーは魔力がこもった「ただのパンチ」を繰り出し、とんでもないパワーでリルは吹き飛ばされてしまいました。

リルの魔法の種類

絵画魔法 レストリクシオンの泉

リルの絵画魔法『レストリクシオンの泉』は、魔法の筆で描いた泉で相手を捕らえる魔法です。『ブラッククローバー』に登場する団長クラスをこの魔法で簡単に捕まえていました。拘束魔法のようですが、リルの魔法の強弱によって相手を倒すこともできるかもしれません。

絵画魔法 四ツ頸のリンドヴルム

リルの絵画魔法『四ツ頸のリンドヴルム』は、四つ首の大蛇が出現する魔法です。この魔法は火・水・雷・毒と4つの首が異なる属性を放出することが出来ます。

絵画魔法 炎と氷の双嵐(ドュータンペット)

リルの絵画魔法『炎と氷の双嵐(ドュータンペット)』は、炎と氷属性の魔法を同時に放出する魔法です。『ブラッククローバー』で発動したシーンでは、相手の魔法発動後繰り出されており、後出しにすることで相手の弱点属性をうまく利用していました。

絵画魔法 神の戯れ

リルの絵画魔法『神の戯れ』は、神・ゼウスのような男性が現れて雷を操る魔法です。今では『ブラッククローバー』の黒の暴牛団の仲間として活躍しているゾラですが、かつて敵だったころにリルと戦っており、その時に使用されていました。ゾラが使う罠魔法にインスパイアされて作りだされた魔法のようです。

絵画魔法 幻竜ヴィーヴルの叫び

リルの絵画魔法『幻竜ヴィーヴルの叫び』は、猛禽類のような下半身と巨大な翼を持った女性の姿をしたドラゴン(幻竜ヴィーヴル)を創生する魔法です。そのドラゴンが口からレーザーを放って攻撃を繰り出します。

絵画魔法 スー・テランの巨人の豪腕

リルの絵画魔法『スー・テランの巨人の豪腕』は、地面から現れた巨大な腕からパンチが繰り出される魔法です。

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ブラッククローバーのリルとヴァルターの関係や試験への参加

リルとヴァルターとの関係

『ブラッククローバー』の回想シーンではリルが魔導書を授与された後、部屋に引きこもって絵を描き続け、そのたびに魔法が発動する様子が描かれていました。そしてある日、いつものように絵を描いていると、魔力が暴走してしまいます。その暴走から救ったのが執事のヴァルターでした。ヴァルターから救われる前は、リルが使う魔法を誰にも止めることができず、「人の理解を越えた怪物」と呼ばれていたため、心を閉ざしていました。

そこでヴァルターは絵を描くリルに平手打ちをします。ヴァルターは「自分を理解してもらうためには相手のことを理解しましょう」と言い、魔力を活かすため、そして絵を思いっきり描くために魔法騎士団への入団を勧めたのでした。そのため、リルはヴァルターに感謝しており、ヴァルターがいたからこそ魔法騎士団団長の中でムードメーカー的な存在となったといえるでしょう。

リルがロイヤルナイツ試験に参加?

『ブラッククローバー』では「魔晶石破壊バトルトーナメント」と称してロイヤルナイツ試験が開催されていました。試験の内容は異なる騎士団のメンバーの3人がチームを組み、自分の陣地にある魔晶石を守りつつ、敵の魔晶石を破壊した方が勝利というものでした。その試験に一回戦第5試合に謎の魔導士Xが登場しており、他の騎士団とは違った雰囲気を醸し出していました。

その魔導士Xの正体はリル。彼は「水色の幻鹿」の星取得数が最下位となったことにショックを受けたため、騎士団の評価を上げるために試験へと参加を決意したようです。圧倒的な力でトーナメントを勝ち進めるリル。そのまま優勝を果たすかに思われたのですが、ユノとの戦いに熱中してしまった結果、自分の魔力で魔晶石を破壊し敗北しています。

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ブラッククローバーのリルの声優

『ブラッククローバー』のリルの声優を務めたのは花江夏樹さんです。『ブラッククローバー』のリルのようにコミカルな役からシリアスな役までハイレベルにこなす今最も熱い声優で、リルの無邪気な様子を見事演じきっていました。ここでは、花江夏樹さんのプロフィールや『ブラッククローバー』をはじめとした主な出演作品までを紹介していきます。

花江夏樹のプロフィール

  • 名前:花江夏樹(はなえなつき)
  • 本名:夏樹(名字非公開)
  • 性別:男性
  • 出生地:神奈川県
  • 生年月日:1991年6月26日
  • 職業:声優
  • 所属事務所:アクロス エンタテインメント

『ブラッククローバー』のリルの声優を務めた花江夏樹さんは、趣味の歌を仕事にできないか?と考えていた時、当時放送されていたテレビアニメ『桜蘭高校ホスト部』を観て声優を志しています。声優の養成所には通っていないようで、現在所属している事務所「アクロス エンタテインメント」の公式サイトのメールフォームに声優志望の動機と音声ボイスを送ったことでオーディションを受けることになり、2009年に預かり所属となっています。

それから2年後の2011年にはアニメ『ゴールデン☆キッズ』の俊太役で声優デビューを果たしました。また2012年には『TARI TARI』のウィーン役で初レギュラー出演を果たしており、同時期に『『凪のあすから』の先島光役で初の主役を勝ち取るなど声優としての順調なキャリアを積んでいるようです。2014年には『東京喰種トーキョーグール』の金木研役をはじめ、『アルドノア・ゼロ』の界塚伊奈帆役などが当たり大ブレイクしています。

花江夏樹の主な出演作品

  • 2012年~:TARI TARI(ウィーン 役)
  • 2013年~:アウトブレイク・カンパニー(加納慎一 役)
  • 2013年~:ダイヤのA(小湊春市 役)
  • 2013年~:断裁分離のクライムエッジ(灰村切 役)
  • 2013年~:凪のあすから(先島光 役)
  • 2014年~:アルドノア・ゼロ(界塚伊奈帆 役)
  • 2014年~:四月は君の嘘(有馬公生 役)
  • 2014年~:東京喰種トーキョーグール、金木研 役)
  • 2016年~:D.Gray-man HALLOW(ラビ 役)
  • 2018年~:ブラッククローバー(リル・ボワモルティエ 役)

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ブラッククローバーのリルに関する感想や評価

こちらの感想では『ブラッククローバー』のライアが覚醒し、なおかつデタラメな強さを誇るリルが登場してきたことで絶望感が半端ないと言われています。エルフ化した魔法騎士団の中でも、リルが敵として立ちはだかった時が一番絶望的な状況だったと言えるのではないでしょうか?どんな困難でも乗り越えてきたアスタでさえも打つ手なしという状況で、チャーミーが現れなかったらどうなっていたのか、心配する読者が多かったのかもしれません。

こちらでは『ブラッククローバー』の魔晶石破壊バトルトーナメントについての感想が述べられています。トーナメントはサクサクと進む展開となっていましたが、リルとユノとの戦闘シーンがかなり見ごたえがありました。トーナメント戦でリルの圧倒的な強さが初めて披露されており、リルとユノの凄まじい魔法がぶつかり合い、リルもそんな状況を楽しんでいる様子が描かれています。

こちらは『ブラッククローバー』の76話を観ての感想です。リルの回想シーンでは、執事ヴァルターが愛に満ちたユニークな様子がみれてよかったとのこと。ヴァルターがいたからこそ、今の無邪気なリルがいます。アスタと気軽に話している唯一の団長なので、今後も『ブラッククローバー』の味方として大いに活躍すると言えるでしょう。

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ブラッククローバーのリルの強さと魔法まとめ

『ブラッククローバー』のリルの強さと魔法、ヴァルターとの関係を紹介してきましたが、いかがでしたか?今では無邪気な性格で魔法騎士団団長たちのムードメーカー的な存在であり、「水色の幻鹿」の団長でもあります。『ブラッククローバー』の中でも珍しい強力な絵画魔法があったからこそ最年少で団長の座につくことができていますが、執事ヴァルターの存在がなければ白夜の魔眼に協力していたのかもしれません。

実際はエルフに転生されて強敵として立ちはだかることになっているのですが、エルフに転生された方が強いキャラが多い中で、リルの場合は転生前の方が強いという例外を持っていました。今後の『ブラッククローバー』ではアスタと共に戦うリルの闘志に期待しましょう。

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