【鬼滅の刃】恋の呼吸を全型一覧で紹介！使い手・甘露寺蜜璃の技と能力は？

鬼滅の刃では、人喰い鬼を退治する役目を担っている剣士を鬼殺隊と呼んでいました。素晴らしい技や型を持っている鬼殺隊の中でも最上級の隊士となっていたのが、煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)です。彼は、全集中の呼吸の中でも炎の呼吸を自由に操ることができました。彼は、才能豊かな甘露寺蜜璃を弟子として受け入れ、炎の呼吸を伝授しますが、個性の強い彼女は炎の呼吸を元に自ら恋の呼吸を生み出します。

鬼滅の刃では、猫の名前が付いた恋の呼吸が多く登場していますが、これは、天真爛漫な甘露寺蜜璃が、猫好きであることからそのようになったようです。そこで、鬼滅の刃では、炎の呼吸から派生して誕生した恋の呼吸を全型一覧でご紹介します。また、かわいい猫などの名前が付いた恋の呼吸の使い手である甘露寺蜜璃の技や型、素晴らしい能力なども一緒に見てしましょう。

2016年2月から週刊少年ジャンプによって連載がスタートした「鬼滅の刃(きめつのやいば)」は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんによって誕生した漫画となっています。2020年2月の時点では、19巻まで刊行されました。鬼滅の刃では、大正時代が舞台となっています。家族を鬼に殺されてしまった竈門炭治郎(かまどたんじろう・主人公)の妹は鬼となってしまいますが、何とか人間に戻そうと兄の炭治郎は戦うのでした。

和風な雰囲気を醸し出している鬼滅の刃では、漫画以外にもアニメが放送されます。テレビアニメとしては、2019年4月～9月に渡って全26話が放送され話題を呼びました。鬼滅の刃では、漫画と共にテレビアニメとしても放送されましたが、大人気となったために、2020年には、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が公開されることが発表されます。

炭焼きをしていた父親の跡を継いだ息子の竈門炭治郎(かまどたんじろう)は、家庭を支えるために働いていました。彼が家を空けた日に悲劇が起こります。突然現れた鬼によって、家族は殺されてしまったのです。しかし、妹である竈門禰󠄀豆子(かまどねずこ)だけは、唯一生き残っていましたが、鬼となってしまいます。鬼になった妹は、兄である炭治郎に襲い掛かっていきましたが、剣士である冨岡義勇によって助かりました。

鬼滅の刃では、人喰い鬼を退治するために修業をした戦士を鬼殺隊と呼んでいます。人喰い鬼を退治する力を持っている鬼殺隊では、呼吸法が重要視されていました。その特殊な呼吸法は、「全集中の呼吸」と呼ばれ、さまざまな種類があったのです。凶悪な鬼を倒すために必要となる全集中の呼吸には、恋の呼吸があります。恋の呼吸を自由自在に操ることができるのは、惚れっぽい性格の甘露寺蜜璃(かんろじみつり)でした。

剣士としての才能豊かな甘露寺蜜璃は、鬼を退治する能力がある鬼殺隊の中でも、最高の力を持っており、剣士の「柱」として育てられます。恋柱として認定された彼女は、入隊当初は、炎の呼吸を学んでいました。しかし、剣士としてずば抜けた才能を持っていた彼女は、教えてもらった炎の呼吸を元にして、オリジナルである恋の呼吸を誕生させたのです。

柔軟であり、筋肉質の特殊な身体を持った彼女は、自ら編み出した恋の呼吸によってしなやかで柔軟な動きと共に特殊な能力を持っている日輪刀を自由自在に操り戦うことができました。彼女の戦い方は、まるで新体操の演技を見ているように華やかでアクロバティックな動きを見せていたのです。ここにも彼女が編み出した恋の呼吸が活かされています。

乙女チックな感性を持っている甘露寺蜜璃は、剣士としてもずば抜けた才能を持っていたため、弟子入りした際に伝授された炎の呼吸を習得しようとしますが、彼女の才能と個性が強すぎて、そこから派生したオリジナルの恋の呼吸を誕生させてしまいます。しかし、弟子入りしたからといって必ずしも伝授された炎の呼吸を忠実に使いこなせなくても、別の流派を作ってしまっても許されていました。

それゆえに、鬼滅の刃では、思考が柔軟な甘露寺蜜璃は、伝授してもらった炎の呼吸を元にして恋の呼吸を派生したことも認められます。また、天然な性格を持った彼女が生み出した恋の呼吸にも多くの型や技が誕生していますので、それらも一覧でご紹介していきましょう。感性豊かな彼女から誕生した恋の呼吸には、猫の名前が付いた技や型もありますが、特に意味はなく彼女の感性がそのまま反映されています。

鬼滅の刃では、天真爛漫な甘露寺蜜璃は、炎の呼吸を元に恋の呼吸を派生させています。彼女のオリジナルである恋の呼吸には、たくさんの種類の技や型が存在していました。そこで、彼女によって誕生した恋の呼吸の全型や技一覧をそれぞれご紹介します。「壱の型 初恋のわななき」と呼ばれている恋の呼吸は、鞭のように滑らかな動きをする日輪刀と共に、大きく踏み込んで相手を斬り刻んでいく技となっています。

あっという間に斬り込んでくるため、人喰い鬼もたちまち斬り刻まれていきました。目で追うことができないスピードで相手をバラバラにしていくため、バラバラにされてしまった鬼も、斬り刻まれた自分の姿を見ることで、やっと状況を判断することができるというほどのスピード感のある攻撃となっています。金魚の化け物と戦った際に、「初恋のわななき」という恋の呼吸が使用されたのです。

表情をころころ変えることができる甘露寺蜜璃は、「弐ノ型 懊悩巡る恋」という炎の呼吸を元に派生した恋の呼吸の使い手でもありました。鞭のようにしなやかな動きをすることができる日輪刀によって「懊悩巡る恋」という攻撃を仕掛けていくことができます。

「懊悩巡る恋」という恋の呼吸では、人喰い鬼などの敵の体を日輪刀によってグルグル巻きにしてしまう技なっていました。螺旋状にグルグル巻きにしていくことで、巻き上げるように敵の身体を斬っていくことが可能となります。凶悪な憎珀天という敵との戦いの時に、「懊悩巡る恋」という恋の呼吸が使用され、見事に相手を倒していました。

鬼滅の刃では、天真爛漫な甘露寺蜜璃は、「参ノ型 恋猫しぐれ」という恋の呼吸の使い手として、凶悪な半天狗との戦いにおいて、上手に活用していました。「参ノ型 恋猫しぐれ」という恋の呼吸は、三日月状の斬撃を、飛び上がりながら軽やかに広範囲に放つことができます。また、何度も繰り返すことができる技となっています。

強烈な力を持っている人喰い鬼であっても、簡単に斬り刻むことができ、さらに、鬼が扱っている超音波攻撃や雷撃なども見事に斬り刻んでいました。巨大な円弧を描いていくように、跳躍を活かしながら上下に日輪刀を振り下ろしていく「恋猫しぐれ」という恋の呼吸は、まさに時雨のように、降ったりやんだりする雨のような攻撃となっています。

惚れっぽい性格の甘露寺蜜璃恋は、炎の呼吸を元に派生した「肆ノ型」という恋の呼吸の使い手であるとされています。しかし、現時点では、凶悪な人喰い鬼などと戦う際には使用されておらず、正体がはっきりとわかっていない恋の呼吸の一つとなっていました。いずれ、鬼退治の時に「肆ノ型」という恋の呼吸も使用されていくでしょう。

鬼滅の刃では、桜餅を食べ過ぎて桜色のかわいい髪の色のなってしまった甘露寺蜜璃は、炎の呼吸を元に派生させた「伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪」という恋の呼吸の使い手となって姿を現しています。「伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪」という恋の呼吸は、くねくねとした日輪刀によって新体操のリボンのような動きをさせながら、後ろに向かって宙返りをしながら、変則的に広範囲に渡って螺旋状に乱撃することができました。

「伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪」という恋の呼吸によって、半天狗が繰り出してくる血鬼術による技も広範囲に渡って防ぐことができていました。まるで新体操のリボンを扱うような滑らかな動きは、とても優雅でいて残酷な攻撃となっています。しかし、彼女の攻撃はとても美しく、残虐な行為に見えないのも素晴らしい戦い方と言えるでしょう。

鬼滅の刃では、穏やかで心優しい甘露寺蜜璃は、「陸ノ型 猫足恋風」という炎の呼吸を元に派生した恋の呼吸の使い手として姿を現しています。猫足という名前が付けられているこちらの攻撃は、猫とは一切関係がありませんが、使い手である彼女の感性によってネーミングされていました。この攻撃の使い手である彼女は、相手の技を防御する際によく使用しています。

また、防御以外に攻撃としても使用できました。一見「伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪」という恋の呼吸の技と似ているようにも見えますが、螺旋状に自分の周囲で斬撃を繰り広げています。この技も、新体操のリボンのように日輪刀によってしなやかに攻撃をしたり、防御をしたりしていました。

鬼滅の刃では、天真爛漫な甘露寺蜜璃は、伝授してもらった炎の呼吸を元に派生したオリジナルである恋の呼吸の使い手として活躍していました。鞭のようなしなやかな日輪刀を自由自在に操ることができる彼女は、体が非常に柔らかかったのです。彼女の技は、柔軟な体があってこそ可能となります。

まるで新体操選手のようにクルクルと動き回る姿に、敵である鬼も惑わされたり、戸惑ったりしていました。体が柔軟な彼女は、かなりアクロバティックな技もいとも簡単に行うことができたのです。彼女の天真爛漫な性格と彼女の柔軟な思考や体、全てが揃ってこれらの攻撃が実現可能となりました。

鬼滅の刃では、母親思いの優しい性格の甘露寺蜜璃は、優れた才能を持っている剣士であり、新体操のリボンのようにくねくねしている日輪刀を自由自在に操ることができる筋力を持っています。見た目は、女性の腕であるため細く、それほどの筋力があるようには見えません。しかし、彼女の筋肉の密度は、普通の人の8倍となっていたため、幼い頃から15kgもの漬物石を軽々と持ち上げてしまうほどの腕力を持っていました。

最強と呼ばれていた鬼殺隊の中で腕相撲大会をした時にも、彼女の腕力の強さが証明されています。周囲は怪力の男性ばかりの所、師匠である煉獄や他の剣士たちと同じ3位の強さを誇っていたのです。筋肉に力を込めることで彼女の筋肉は硬くなり、鞭のようにしなる扱いの難しい日輪刀を自分の手足のように使いこなすことができました。彼女には見た目に反した特殊な筋肉が備わっていたのです。

鬼滅の刃では、凶悪な半天狗との戦いにおいて、炎の呼吸を元に派生した恋の呼吸をオリジナルで誕生させた甘露寺蜜璃は、痣を発現させていました。優秀な戦士ほど痣を発現させて鬼と戦うことができます。痣を発現させることができると、3人の柱の力に匹敵するパワーを扱えるようになるのです。大幅に身体能力を向上させることができるため、鬼を圧倒して倒すことに繋がりました。

大幅に身体能力を向上させる痣には、発現する際に条件があります。その条件とは、心拍数が200以上となること、また、体温が39度以上に上昇していることの2つが必要なのです。そのため、優れた才能のある剣士といえども、必ずしも誰もが発現させられるものではありませんでした。この2つの条件がクリアされた彼女は、身体能力を高める痣を発現させて、凶悪な鬼を倒すまで戦い続けることができたのです。

鬼滅の刃では、人喰い鬼として最初に誕生したと言われている鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の姿を見ることができます。彼は、父親の仕事を引き継いで家族を支えていた炭治郎の家族を殺し、妹である禰豆子を鬼にしてしまった張本人でもありました。また、彼の血には猛毒が入っており、人間に与えることで鬼にしてしまったり、鬼であればパワーアップさせたりすることができるというものだったのです。

第188話では、人喰い鬼を次々と作りだしているといっても過言ではない鬼舞辻無惨と、鬼殺隊の柱たちは、壮絶な戦いを繰り広げていましたが、天真爛漫な甘露寺蜜璃が、怪我をしてしまいます。普通の人よりも8倍の筋肉密度を誇っている彼女でしたが、それには、人よりも8倍のエネルギー補給を必要としていたのです。常に動き回っている彼女は、ついに戦いが不可能なまで怪我をしてしまいました。

鬼滅の刃では、人喰い鬼となってしまった妹を救うために戦う兄の炭治郎の姿を見ることができます。彼は、両親の仇である鬼舞辻無惨との戦いにおいて、彼の猛毒の血によって次第に鬼にされそうになりました。鬼のようにみるみる変形していく顔は、彼の苦しさを見事に表現していたのです。しかし、最後はかなり苦しそうな表情で死亡してしまいます。

男性はもちろん、女性の姿になることもできる鬼舞辻無惨は、自らの血を相手に与えることによって、人間であれば鬼にすることができました。感性が豊かな心優しい甘露寺蜜璃も、彼との戦いにおいて、戦うことができないほどの怪我をしてしまい、さらにその猛毒の血によって命を落としかけることになります。仲間たちは、彼女を助けようと猛毒を分解する方法を必死に探しました。

鬼滅の刃では、両親を殺され、妹を鬼にされた炭治郎は、優雅な佇まいの鬼舞辻無惨によって命を落としてしまいます。さらに、乙女チックな感性を持っている魅力的な甘露寺蜜璃も、彼の猛毒の血によって命を落としかけたのです。彼女たちを復活させるには、猛毒を分解してくれるものが必要となります。その重要人物として注目されているのが、鬼となってしまった妹の禰豆子でした。

彼女は、一旦は鬼となってしまいますが、人間に戻ることができる薬を飲むことができています。また、太陽が苦手となっている鬼である時も、太陽を克服することができたのです。人間に戻る薬を飲んだ際も、かつての鬼の強力な力はそのまま残されていました。それゆえに、一旦鬼となり、人間に戻ることができた彼女は、鬼でも人間でもない存在になった可能性があります。そのため、猛毒を分解できるかもしれないのです。

鬼滅の刃では、天真爛漫な甘露寺蜜璃は、人喰い鬼を倒す剣士として集まった鬼殺隊の中でも、一番の実力者とされている煉獄杏寿郎に弟子入りしています。彼は才能のある剣士にしか代々伝わる炎の呼吸を教えはしませんでした。彼は、女性でありながらも剣士としての特殊な能力を秘めている甘露寺蜜璃を弟子として迎え入れ、自らの炎の呼吸を伝授します。

しかし、かなり感性が豊かな彼女は、炎の呼吸を元に自分のオリジナルとなる恋の呼吸を派生させることになりました。全てにおいて周囲の思いを大きく裏切る形で彼女の才能は開花していったのです。思考が柔軟な彼女は、全ての戦いにおいても臨機応変に戦うことができました。

鬼滅の刃では、新体操のリボンのような日輪刀の使い手である甘露寺蜜璃のかわいい姿を見ることができます。人喰い鬼を倒すために日夜戦い続けている鬼殺隊は、扱いの難しいぐにゃぐにゃとした日輪刀の使い手だったのです。その中でも、桜色の日輪刀の使い手である彼女の刀は、「変異刀」というかなり特殊な日輪刀となっています。

「変異刀」と呼ばれている彼女が扱っている日輪刀は、刀匠の里では長を務めている鉄地河原鉄珍が打った最高の刀となっていました。かなり柔らかい、布のようなしなやかな日輪刀は、けっして折れることのない最高傑作と呼ばれていたのです。

鬼滅の刃では、炎の呼吸を元にしてオリジナルに派生させた恋の呼吸を柔軟な思考で自由に操ることができる甘露寺蜜璃の活躍を見ることができます。人喰い鬼を倒す鬼殺隊の仲間たちは、必ず全集中の呼吸を持っており、それによって凶悪な鬼とも戦うことができるようになっていました。その際、さまざまな種類が存在している全集中の呼吸には、炎や雷などのようにエフェクトが描かれていることが多いです。

炎や雷などのエフェクトは、あくまでもその技や型のイメージを視覚化したものとなっています。それゆえに、戦いにおいての全集中の呼吸のイメージをよりわかりやすく演出しているとも言えるでしょう。しかし、乙女チックな感性を持つ彼女の扱う恋の呼吸においての、技や型などには、特別なエフェクトは描かれていませんでした。

柔軟な体を持ち、剣士として素晴らしい才能を持っている甘露寺蜜璃は、めっちゃかっこかわいいと評価されています。乙女チックな感性を持っている彼女は、女性としてとても魅力的ですが、戦っている姿は勇ましく、最高の剣士として活躍していました。

感性豊かな甘露寺蜜璃は、独特な表現をする個性豊かなキャラクターとして姿を現しています。桜餅が大好きな彼女は桜餅を食べ過ぎて桜色の髪の毛になってしまったり、自由自在に操ることができる日輪刀も桜色だったり、天真爛漫な彼女の姿が、かなりええ感じという感想が寄せられていました。

惚れっぽい性格の甘露寺蜜璃のキャラクターが魅力的で気になるという感想は意外と多く寄せられていました。かわいい見た目に反して、普通の人の8倍の筋力を持っていたり、新体操のリボンのように扱いの難しい日輪刀を簡単に操ったり、かわいいだけでない彼女のかっこいい雰囲気に魅了される人は多くいたようです。

鬼滅の刃では、師匠から教えてもらった炎の呼吸を元にして派生した恋の呼吸について、全型を一覧でまとめてご紹介しました。しなやかで柔軟な思考と体を持った彼女は、人喰い鬼を退治している鬼殺隊の中でも一番の実力者である煉獄杏寿郎を師匠とし、大きく成長することになります。元々才能を秘めていた彼女は、天真爛漫で感性が豊かだったために、素晴らしい戦いを繰り広げることができたのです。