2020年03月28日公開
2022年11月11日更新
【鬼滅の刃】炭治郎の耳飾りは父から受け継いだ?花札の意味や伏線を考察
大人気作品「鬼滅の刃」に登場する主人公・竈門炭治郎は、早くに父を亡くし長男として竈門家を支える存在として生きていました。そんな炭治郎が受け継いだのは花札の形をした耳飾りになります。この耳飾りはのちに鬼の頂点に立つものの目に留まることになりますが、その意味とはいったいどんなものなのでしょうか。また、受け継がれた耳飾りに隠された伏線などをここでは考察していきます。
目次
炭治郎とは?
社会現象を巻き起こした人気漫画・鬼滅の刃には様々なキャラクターが存在します。その中でも注目度が高いのが主人公である竈門炭治郎です。第一話にて全く別世界ともいえる「鬼」と呼ばれる存在を知ることになった優しい少年が妹のために戦う物語を描いています。サブタイトルが「日本一慈しい鬼退治」ということもあり、炭治郎の優しさも描かれている鬼滅の刃は世代問わずに愛される作品です。
そんな鬼滅の刃主人公である炭治郎には、ストーリーが進むにつれて隠されている伏線のようなものがたくさん登場することになります。それには今は亡き炭治郎の父・竈門炭十郎が関係しているとされていました。なぜ炭治郎が「鬼」や「鬼殺隊」といったまったく関係なかった世界に足を踏み入れることになったのか、鬼と戦うために使う技でもある「呼吸」と呼ばれる作法と父から受け継いだ作法がなぜ類似している点などを考察していきます。
鬼滅の刃の作品情報
社会現象にまで発展した週刊少年ジャンプ連載の人気漫画・鬼滅の刃は、個性的なキャラクターたちや作中のストーリー展開など、読む者を魅了する部分が多く盛り込まれている作品ともいわれています。そんな鬼滅の刃とは一体どういった作品なのかを概要やあらすじをまとめて説明していきます。また、鬼滅の刃にて重要となっている主人公・竈門炭治郎のプロフィールも合わせてまとめていきます。
鬼滅の刃の概要
2016年に週刊少年ジャンプにて連載をスタートした作家・吾峠呼世晴の描くダークファンタジー少年漫画になります。大正時代を舞台に描かれている作品で、人間が「鬼」と呼ばれる異形を退治する物語となっていますが、2020年1月時点でシリーズ累計販売数が4000万部を突破するという異例の売り上げを記録しました。また、その人気は衰えることを知らず、2019年集英社本ランキングではonepieceに次いで二位を記録しました。
また、2020年2月に販売された19巻は初版にもかかわらず150万部を超えるという偉業を成し遂げています。このことから現在最も注目されている作品として様々なメディアでも取り上げられています。また、漫画だけでなく小説やファンブックも人気が高く、2019年4月から9月までの間にアニメ化を成し遂げていますが、2020年にはその続編が映画として上映されるということでファンも待ち望んでいる状態になります。
鬼滅の刃のあらすじ
大正の時代、山奥にて炭を作り売りすることでやりくりしている家族が存在します。その長男・竈門炭治郎は、家族のためになんとかお金を作ろうと麓の村に一人炭を売りに行きます。その日は思っていた以上に時間がかかってしまい、炭治郎は村に住む知り合いの家に泊まることになります。翌日の早朝に早めに自宅へと向かう炭治郎でしたが、不吉な匂いを嗅ぎつけその先で見たのは血の海に沈む家族の無残な姿でした。
その中で唯一息をしていたのが妹・禰豆子で、何とか医者に見せようと野山を走る炭治郎ですが、その直後禰豆子は人間とは違う姿に変貌してしまいます。あわや命を落とすという時に炭治郎を助けたのは「鬼殺隊」の剣士・冨岡義勇です。義勇は鬼となった人間は元には戻らないと諭すも、なんとか妹を護りたい炭治郎の姿に同じ鬼ならば戻る方法が分かるかもしれないと鬼殺隊への入隊を勧めます。
鬼を人間に戻す情報を得るために、炭治郎は妹と共に義勇に教えられた鱗滝と呼ばれる老人の元へと足を運ぶことになります。そこで鬼と戦うための術である「呼吸」と呼ばれる戦闘技術を身に付けるための修行生活を送ります。長い修行を経て、炭治郎は鬼殺隊に入団するための最終試験を受けることになります。命がかかる試験になりますが、この試験に受かることで妹を人に戻す道が開けると信じて炭治郎は進む選択をします。
炭治郎のプロフィール
鬼滅の刃は「日本一慈しい鬼退治」と呼ばれるバトル漫画になっています。その大きな理由となっているのが主人公である竈門炭治郎の影響です。家族を「鬼」に殺されてしまった少年であるにもかかわらず、敵である「鬼」にも悲しい過去があるのだと考えられる優しさを持っている少年です。そのため、敵のためにも心を痛めるシーンなどがファンの心を掴んでいると考えられます。そんな炭治郎のプロフィールをここではまとめています。
- 名前:竈門炭治郎
- 年齢:13歳(連載開始)→15歳(修業後)
- 誕生日:7月14日
- 身長:156cm(連載開始)→165cm(修業後)
- 体重:53kg(連載開始)→61kg(終業後)
- 家族:父、母、妹(禰豆子)、弟の六人兄妹
- 呼吸:水の呼吸、日の呼吸
- cv.花江夏樹(幼少期:佐藤聡美)
プロフィールを見ても分かるように、炭治郎は連載スタートから現在までの間で大きな成長を見せています。この理由として炭治郎の出生が関係します。元々炭治郎は「鬼」と戦う人間ではなく、ただただ平凡に過ごす普通の炭売りの家計に育ちます。父を亡くしているということもあり、家族の大黒柱にあたる存在ではありますが、まだまだ成長期の少年です。そんなこともあり、鬼と戦う術は持ち合わせていませんでした。
しかし、鬼となってしまった唯一生き残った妹・禰豆子を人間に戻すには鬼と戦う存在・鬼殺隊に入隊する必要があります。そのこともあり、炭治郎は作中で約2年の修行を行っています。この修行中に成長を見せており、この成長がのちの鬼殺隊での戦闘でも役に立っているという部分に繋がるため、プロフィールでは連載時と修業後の情報が並びます。
炭治郎の耳飾りは父から受け継いだ?
鬼殺隊として鬼と戦う少年・炭治郎は、大正時代に生きています。そのため、ファンの中でも気になるのが炭治郎が身に付けている「耳飾り」についてです。大正時代であっても耳飾りは存在しましたが、今現在の日本と同じように男性が大きな耳飾り(ピアス)を身に付けるという習慣はあまりありませんでした。ならばなぜ炭治郎は花札に似た大きめの耳飾りを付けているのかをここではまとめます。
耳飾りは父から受け継いだ
炭治郎が身に付けている耳飾りは、今は亡き父である竈門炭十郎から受け継いだ形見になります。父は生前炭治郎に対して神に祈りをささげる舞「ヒノカミ神楽」と自分自身も身に付けていた耳飾りを継承していってほしいと伝えています。また、炭治郎の世代で留めるのではなくその子・孫にまで末永く継承してほしいという願いも描かれているため、竈門家にとっても大切な耳飾りなのであることがわかります。
当初は炭売りの家系ということもあり、ヒノカミを崇めることにより繁栄していった家柄なのではないかと考えられていました。しかし、第一話にて炭治郎が「あまり裕福な生活ではないが~」といっているシーンがあることを考えるとそこまで繁栄したとも考えにくくなります。それにもかかわらず約束という言葉を使いながら炭治郎に耳飾りを継承したことが何かの伏線になっているのではないかと考察できます。
またこの耳飾りが伝承し始めたのは始まりの剣士が誕生した時とされています。その始まりの剣士が誕生したのが戦国時代とされており、炭治郎たちが生きている時代が大正時代と考えると純粋に400年近く竈門家が守り続けている耳飾りということになります。元々鬼殺隊とは関係のない炭売りの家系である竈門家が最強といわれた剣士の耳飾りを伝承している謎も今後明らかになると考えられます。
炭治郎以外の家族は耳飾りをつけていない
竈門家に受け継がれる耳飾りですが、実はこの耳飾りをつけているのは炭治郎だけです。本編ではすでに兄弟が亡くなっているから身に付けていないのでないかと考察するファンもいますが、第一話の初登場時点で炭治郎は花札の耳飾りをつけています。しかし、炭治郎に話しかける兄弟は次男の竹雄ですらつけていません。もちろん禰豆子や母・葵枝もつけていない点からこれは「竈門家の長男」に受け継がれるものだと考察できます。
また父から受け継がれた花札型の耳飾りですが、考察しているファンの中には鬼殺隊士が使用することができる「呼吸」同様に舞を取得したものに伝承されるものではないかと考えられています。しかし、鬼滅の刃に登場する柱と呼ばれる鬼殺隊最強の剣士の中で、炭治郎のように何かを伝承しているということはありません。つまり、長男だからという理由で父から何かを授かっているのは作中では炭治郎だけになります。
炭治郎の耳飾りの花札の意味を考察
炭治郎が身に付けている花札型の耳飾りは、花札に似ているだけで実際に花札で使われている絵柄ではありません。ならばなぜこのようなデザインの耳飾りとなっているのか、花札に似ているのには何らかの意味が含まれているのかをここではまとめていきます。また、花札型の耳飾りに隠されている伏線などにも触れていきます。
耳飾りはデザインが花札に似ている
炭治郎が身に付けている耳飾りはとても花札に似たデザインで作られています。日輪をモチーフに作られている耳飾りで、このデザインにこそ伏線が張り巡らされているのではないかと考えるファンは多くいます。その大きな理由というのが、このデザインが実際する花札には「存在しないデザイン」となっているからです。炭治郎の耳飾りのように日輪をモデルにしているデザインは確かにあります。
しかし、そのデザインはあくまでも海から太陽が上がってくる日ノ出のようなデザインになります。また、花札は4枚で1つのストーリーとして描かれるものとなりますので、似たようなデザインの花札が数多くあります。ですが、炭治郎の耳飾りは輝かしい太陽を意味するデザインは花札の中には存在していません。だからこそこのデザインになんらかしらの秘密が隠されているのではないかと考察できます。
花札に似ていることの意味は不明?
そもそも花札にはデザインの意味が存在します。一枚では意味をなさない花札の絵柄も枚数をそろえることにより月であったり月見、花見などの意味が出てきます。そのため、炭治郎の耳飾りになっているデザインにも何か意味があるのではないかと考えるファンがSNSで色々と考察しています。しかし、現在公式のファンブックにもその謎はきちんと解答されていないため、耳飾りが花札に似ている意味も分かっていません。
花札には絵柄を組み合わせることで意味を成すことがあります。そのため、炭治郎の耳飾りだけでは意味が分からずともいずれ登場するキャラが関連するアイテムを持っているという可能性もあります。このような考察がされている理由というのが、元々この耳飾りを持っていた人物に兄が存在していたという点にあります。そのため、兄弟で何かしらの意味があるアイテムを分けたのではと考えられていますが、現在はそれも伏線のままです。
炭治郎の耳飾りのその他の伏線を考察
出典: https://ciatr.jp
様々な伏線が隠されているような炭治郎の耳飾りですが、まだまだ回収されていない伏線が数多く存在しています。それは炭治郎の出生や強さだけでなく、炭治郎の周りを取り巻いている鬼にも影響していると考えられます。ここでは耳飾りの意味から発生する数多くの伏線も合わせて考察していきます。
考察①鬼舞辻無惨が反応した理由
そもそもなぜ炭治郎が身に付けている耳飾りがこれだけの謎を秘めているのと考えられているのか、それは鬼の頂点である鬼舞辻無惨が炭治郎の耳飾りに強く反応を見せていたことが原因です。しかし、これまでに無惨を追ってきた鬼殺隊の剣士は多くいますが、記憶に残っていたものは数少ない存在でした。そんな無惨ですが、一度頸を切り落とされそうになった経験があります。この経験は無惨の中にも大きく残っています。
その剣士というのが、実は炭治郎が身に付けている耳飾りと全く同じものを身に付けていました。このことから竈門家が鬼に狙われてしまったのも、自分の命を脅かした剣士の子孫である可能性があるからです。また、竈門家を惨殺したのが無惨本人であると証明付けられるのが、人間を鬼にすることができるのが「最初の鬼」と呼ばれる鬼舞辻無惨だけという点から、無惨が直接手を下さなくては安心できない血筋だったと考察できます。
また、炭治郎が実際に無惨の姿を確認した際にもまだまだ鬼殺隊士の中でも下の存在である炭治郎を部下の鬼に殺させようとする行動を見せています。これはのちに鬼殺隊最強の剣士である「柱」を倒すという命令が下った際にも「日輪の耳飾りをした剣士を殺せ」を徹底しています。このことから、単に自分の正体を見抜いた炭治郎を危惧しているのではなく、「日輪の耳飾りをした剣士」を危惧してのことだと考えられます。
またこの「日輪の耳飾りをした剣士」を危惧している本能は無惨だけでなく、無惨の血から鬼になったものたちにも少なからず存在し、その血を多く摂取している鬼・十二鬼月上弦の鬼になると無惨の過去の記憶とリンクすることもあります。その真実を無惨や炭治郎は知りませんが、現に炭治郎が初めて戦った上弦の鬼である堕姫は無惨の細胞に残る記憶から炭治郎に「日輪の耳飾りをした剣士」を重ねていたほどです。
考察②緑壱からもらった耳飾り?
無惨をあと一歩まで追い詰めた剣士が身に付けていた耳飾りですが、実はこの剣士は竈門家の人間ではありません。この耳飾りを付けていたのは継国緑壱になります。ではこの継国緑壱とは一体どんな人物なのかというと、無惨が誇る最強の鬼・十二鬼月の上弦の壱と呼ばれる黒死牟の双子の弟と考えられています。詳しい文献が残っているわけではないのですが、炭治郎は継国緑壱という人物を「本能」で覚えています。
その大きな理由は瀕死の重体になった際に、夢にて自分と似た容姿をしている「炭吉」と呼ばれる男と共に継国緑壱が一緒にいるシーンを目の当たりにしているのです。この時、継国緑壱の耳には炭治郎が身に付けている耳飾りがあったこと、継国緑壱が炭吉に対して世話になったと考えている部分から竈門家にヒノカミ神楽と耳飾りを伝えたのはこの継国緑壱なのではないかと考察できます。
しかしそうなると炭治郎には日の呼吸もといい「ヒノカミ神楽」を伝承しただけで、血筋ではないという謎が出てきます。それだけならば問題はないですし、水の呼吸や雷の呼吸など育手によって血の繋がりと関係なしに育っている剣士もいます。ですが、霞柱である時透無一郎が父親の記憶を思い出した際に炭治郎と同じ赤い目をしていたという表現をしているシーンが作中にはあります。
このことから継国家の子孫といえる無一郎の父が炭治郎に似ている点にも疑問が生まれてしまうのです。この点にもまだ明らかにされていない伏線が隠されているようにも感じます。19巻では上弦の壱が無一郎に対して自分の子孫であると伝えているシーンがありますが、ファンの考察の中ではもしかすると継国緑壱が救ったとされる炭吉の子供がのちに分かれることでこの伏線を回収するのではないかと考えられています。
炭治郎の耳飾りとヒノカミ神楽との関係
父から耳飾りを受け継いだ炭治郎ですが、実はそれ以外にも受け継いでいるものが存在します。それは「ヒノカミ神楽」と呼ばれる舞になります。炭治郎自身はこの舞を「火の神様への贈り物」と教わっていましたが、この舞が鬼殺隊士が使う「呼吸」に類似している点から重要なものと考察できます。ここではそんなヒノカミ神楽がどんなものか、共に受け継がれた耳飾りとの関係性をまとめています。
ヒノカミ神楽とは?
炭治郎が父・炭十郎から受け継いだ耳飾りと神に献上する舞「ヒノカミ神楽」ですが、このヒノカミ神楽にはそれぞれ型が存在します。1つ1つの型を合わせて舞うことで一つの舞となるヒノカミ神楽ですが、実はこの舞が炭治郎たちが使う「呼吸」と同じものであることが作中で判明します。炭治郎もなぜこの舞で技が発動したのか理解することができず、鬼殺隊の頂点ともいえる柱に相談しますがその真相を知ることはできませんでした。
また、ヒノカミ神楽で出た技が「火」だったために炭治郎自身この舞が「火の呼吸」のものと考えていましたが、蟲柱・胡蝶しのぶから火の呼吸と呼ばれる呼吸法がないこと、同じ炎の呼吸を火の呼吸と呼んではいけないという情報を知り、炭治郎はその炎の呼吸が関係しているのではないかと考えます。この考えから調べた結果、このヒノカミ神楽が始まりの呼吸と呼ばれる「日の呼吸」と知り、鬼殺隊とのつながりを知る結果になります。
しかし、炭治郎自身は父にそういったことを伝えられておらず、父からは「ヒノカミ様になることで舞を奉納する」という意味で受け継いだものになります。このことから最初は日の呼吸として伝授されたヒノカミ神楽が長い年月をかけて継承されていくうちに「神に奉納する舞」と考えられるようになったと考察できます。決して忘れてはならない舞という意味合いでは炭治郎の父の教えも間違ってはいないといえます。
また、ヒノカミ神楽は雪が最も深くなる夜から舞を始め、朝まで舞い続ける必要があるとされています。この部分で共通するのが鬼が活動する時間になります。鬼は日が沈んで日が昇るまでの間を行動します。そしてヒノカミ神楽が日の呼吸法と考えると、ヒノカミ神楽で鬼と戦うことで日の出まで鬼を引き留めることができると考察することができます。この方法を取ればたとえ頸を斬れずとも日の光で鬼を滅することができます。
耳飾りとヒノカミ神楽との関係
炭治郎が父から受け継いだヒノカミ神楽と耳飾りですが、元炎柱である煉獄槇寿郎から「日の呼吸の使い手」という言葉が出てきています。このことからヒノカミ神楽が日の呼吸であることは判明したのですが、なぜ舞だけでなく耳飾りまで継承されているのかという謎が残ります。この点に関しては説明されていませんが、ファンの間でされている考察は「ヒノカミ神楽(日の呼吸)を習得した証」という意味ではないかと考えられます。
そのため、同じ竈門家の弟妹たちには耳飾りが受け継がれておらず、また他の呼吸法を持つ人たちにこのような伝承がされていないのではないかと考えられます。この謎も槇寿郎が説明していますが、日の呼吸はすべての呼吸の始まりとなっているため、この呼吸が使える剣士は最強と呼ばれる人物になります。このことを考えると日の呼吸は「一子相伝」の技で、受け継いだ者だけが耳飾りを身に付けるのではないかと考察できます。
炭治郎の耳飾りは購入できる?
鬼滅の刃には数多くのグッズが存在します。その中でも注目されていたのが主人公・炭治郎が身に付けている耳飾りが好評のため、ファンの中には自分自身で炭治郎の耳飾りを作成する人も多くいます。しかし、自作することが難しいファンからは購入することはできないのかという声が多く上がっています。実際に炭治郎の耳飾りを購入することができるのかをここではまとめていきます。
炭治郎の耳飾りは公式サイトで購入できる
鬼滅の刃が連載された当初から炭治郎の耳飾りはファンの間でも注目されていました。しかし、商品化されていない時期が長いため、自作で耳飾りを作っているファンは多くいます。ですが、そんなファンの声に応えるように鬼滅の刃公式が炭治郎の耳飾りを作成・販売するようになりました。耳飾りということもあり、ピアスではなくイアリングとして販売されていることから、耳が開いていないファンも安心して購入できます。
また、当初はJUMP SHOPにてのみの販売だったのですが、その人気の高さからアニメイトでも販売されるようになりました。しかし、すぐに完売してしまうということで再販が望まれている商品ともいえます。イヤリングとして販売されている商品ではありますが、店舗によってはピアスタイプも販売されているために多くのファンが購入を希望している商品です。
炭治郎の耳飾りをつけた椿鬼奴も話題に
これまでの漫画やアニメ系のグッズで身に付けるタイプのものは、他のグッズと違って購入数が少ない傾向にありました。しかし、鬼滅の刃ではその傾向が全く見られませんでした。その理由は、社会的な人気作品であるということもありますが、大きな影響は芸能人の中にも鬼滅の刃ファンがたくさんいるからです。その筆頭となっているのがお笑い芸人の椿鬼奴です。
彼女は鬼滅の刃の大ファンということもあり、多くの後輩芸人や仲のいい芸能人に鬼滅の刃を宣伝していると有名です。そしてその情熱はバラエティ番組でも活かされているらしく、人気のバラエティ番組にて体を張らなければならない仕事では「水の呼吸」を唱えながら頑張っているシーンも放送されています。また、同じ番組にて炭治郎の耳飾りをつけていたことが大きな反響を呼びました。
この番組において椿鬼奴は鬼滅の刃について熱く語りながら、この作品がなければ自分は乗り越えることができなかったと口にするほど鬼滅の刃にハマっているのがわかります。本来ならばVTRのコメントを伝えなくてはならない場面でも鬼滅の刃や炭治郎に対する熱い思いを伝えていたために、多くの鬼滅の刃ファンからも共感されている部分になっています。
炭治郎の耳飾りに関する感想や評価
炭治郎が父から受け継いだ耳飾りは多くの伏線が隠されているということで、ファンの間でも注目されているアイテムとなっています。また、その他にも可愛らしいデザインということもあり、ファッションの一部としても炭治郎の耳飾りは利用されています。現在でも人気の高いアイテムとなっている炭治郎の耳飾りは、再販しても予約しなければ購入できないほどの人気です。
今日天王寺のアニメイトに炭治郎の耳飾り予約してたの受け取りに行ってきた! pic.twitter.com/nxwTXcSwkl
— ミケミケ🐈🐾 (@LyT7XM5BV78MPvc) March 13, 2020
現在はアニメイトやジャンプショップにて購入することができる炭治郎の耳飾りですが、連載当初にはグッズとして販売されていなかったために、ファンの間では自分たちで作るという手段を取っていました。その名残から現在も自作で炭治郎の耳飾りを作成しているファンは多く、SNSでは簡単な作り方を説明している人も多くいます。
炭治郎の耳飾りできた〜!!!🎴
— たぼ🍳 (@kmt__tabo0) March 11, 2020
上手くいってよかだた😭 pic.twitter.com/X9lJQsLXyJ
自作で耳飾りを作る人は、原作やアニメに忠実に作成したいという想いから様々な試行錯誤をして完成させています。また、耳が開いていないためにイヤリングにしている人もいれば、ピアスタイプの耳飾りを身に付けたいと考えてピアスホールを開ける人もいます。それだけ鬼滅の刃を好きなファンが多く、炭治郎と同じ耳飾りを付けたいと考えている人がいるということになります。
炭治郎の耳飾りをレーザで作ってもらった👈😇 pic.twitter.com/q4hG5jlVfn
— づみん (@stance_Land_mk7) March 10, 2020
また、ピアスやイヤリングではなく花札の耳飾りでキーホルダーを作成している人も存在します。そうすることで様々な場所にもカバンや財布につけて持ち歩くことが可能となります。そういった考えで作られるファンアートのレベルは、もはや商品化してもいいのではないかというクオリティの高さになっています。好きな作品のファンアートを作る人は多いですが、鬼滅の刃は異例ともいえる程です。
炭治郎の耳飾りまとめ
主人公・炭治郎が身に付けている耳飾りについてここではまとめてみました。父から受け継いだということは、早い段階から作中でもわかっていたのですが、この耳飾りに隠されている伏線などは不明な部分がとても多くありました。しかし、鬼殺隊に入隊することで炭治郎の耳飾りに隠されていた伏線や父がなぜ長男にしかこの耳飾りを継承しないのかを知ることができます。
その他にも耳飾りと共に父から継承した「ヒノカミ神楽」が鬼殺隊の始まりを意味しているため、それがどうして竈門家に受け継がれているのかなどの伏線も今後のストーリー展開で開設されるのではないかと考えられます。一見すればただの花札型の耳飾りですが、その裏に潜む意味や伏線を知ることで鬼滅の刃を更に面白く楽しむことが可能です。また、鬼滅の刃にはまだまだ回収されていない伏線や隠れた意味を持ったものもあります。
週間少年ジャンプにおいては最終局面を迎えているとされる鬼滅の刃ですが、耳飾りに隠されている伏線や意味はまだきちんと判明していません。最終回を迎えるまでにその意味や伏線がきちんと回収することができるのかというのもファンの間では注目されている部分になります。そういった点を踏まえたうえで炭治郎たちの戦いを見守るのも鬼滅の刃を楽しむ方法です。