2020年03月17日公開
2020年03月17日更新
夏目友人帳の名言・名シーン集!夏目やニャンコ先生、レイコなどの名セリフまとめ
大ヒット作品『夏目友人帳』は名言や名シーンが多い作品となっており、ネット上でも多くのファンがいる作品でもあります。夏目やニャンコ先生、レイコなどの名セリフは心に響くものばかりであり、妖との出会いと別れのストーリーは切ないラストが話題になっていました。今回は人気の少女漫画『夏目友人帳』のキャラクターたちが残した名言や名セリフ・名シーンなどを紹介していきましょう。
目次
夏目友人帳とは?
『夏目友人帳』はメガヒット少女漫画であり、圧倒的な人気を誇るコンテンツとして知られています。アニメ作品も人気を博しており、劇場版の製作なども行われています。名言が多いことでも人気があり、主人公の夏目貴志はもちろん、にゃんこ先生やレイコ、そのほかの妖怪なども名言を残しており、切ない出会いと別れのストーリーは女性だけでなく全世代に響く作品として注目されています。
アニメも人気が高く、声優陣なども大きな話題になっています。ここからは名言が多く、様々な魅力なキャラクターが登場する『夏目友人帳』の概要やあらすじなどを紹介していきましょう。
夏目友人帳の概要
『夏目友人帳』は少女漫画化・緑川ゆきが描いた少女漫画であり、『LaLa DX』2003年7月号で初めて掲載されました。このsカウ品が好評だったために、『LaLa DX』で2005年1月号から読み切りのシリーズとして隔月連載が始まりました。その後、2007年9月号からは『LaLa』にて正式に連載が開始されており、2019年5月時点でコミックスが第24巻刊行され、2020年現在でも連載されています。
アニメ『夏目友人帳』とは?
アニメ『夏目友人帳』は2008年から現在まで間隔を開けて不定期シリーズとして製作されています。これまで第6期制作されており、時折オリジナル要素を挟むもののおおむね原作に沿った形でアニメ化されていることもファンに好評な点の一つとなっています。OVA作品『夏目友人帳 いつかゆきのひに』も発売されるなど、様々なメディア展開がなされています。
アニメ『夏目友人帳』は声優キャストも好評を博しており、神谷浩史、井上和彦、小林沙苗、 沢城みゆき、石田彰などの超人気声優を起用したことも話題になっています。そのため『夏目友人帳』のイベントは大人気であり、アニメファンだけでなく声優ファンにも好評なアニメ作品となっています。原作は続いているために、第七期の放送も期待されているアニメーション作品となっています。
劇場版『夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』も好評!
アニメ作品のヒットを受けて制作陣、声優キャストで2017年10月8日に劇場版アニメの制作が発表されました。2018年9月29日に『劇場版 夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜』というタイトルとして公開しており、ゲスト声優として島本須美、高良健吾、バイきんぐなども出演しています。少女漫画のアニメ化作品としては異例の8.0億円を超える大ヒットを記録しました。
夏目友人帳のあらすじ
夏目貴志は子供の頃から人には見えない妖怪が見えてしまうことで周囲から変わった子だと考えられていました。両親が亡くなってからは親戚をたらい回しにされて周囲から疎んじられていました。そんな中で貴志は遠縁にあたる心優しい藤原夫妻に引き取られ、穏やかな生活を送るようになりました。高校生になり、妖怪からも距離をおいて生活していた貴志ですが、いまだに妖怪から逃げ回る日々を送っていました。
そんなある日、妖怪『斑(まだら)』 の封印を解いてしまい、『斑(まだら)』に貴志の祖母である夏目レイコの作った『友人帳』の存在を知ります。そして、『斑(まだら)』とある約束をして用心棒になってもらうことになります。
夏目友人帳の名言や名セリフ・名シーン集~夏目貴志~
ここからは『夏目友人帳の名言や名セリフ・名シーン集 夏目貴志編』を見ていきましょう。夏目貴志は幼いころから妖怪が見えることで哀しい思いを何度もしており、高校生にして達観した人生観を持っています。そのため同級生などと比べると大人びており、自分自身を軽んじる傾向が強いことも周囲の人や妖怪から心配される理由となっています。
妖怪たちとの出会いと別れを通じて、徐々に穏やかで妖怪たちへの愛着も強くなっていっています。そのため夏目貴志の優しさを表れている名言が多く、こうした名言の数々が作品全体の雰囲気を作り出しています。
夏目貴志の名言①「おれが途中で命を落としたら…」
すべては下記のセリフから始まりました。貴志はニャンコ先生と出会い、彼とこの「約束」をすることで用心棒としてにゃんこ先生と行動を共にすることになります。この約束のおかげで貴志は妖怪に襲われてもにゃんこ先生に守ってもらえることになり、怯えたり逃げたりする日々から解放されました。さらに妖怪たちのことを深く知るきっかけにもなり、これまで恐れていた『妖(あやかし)』にも興味を持つようになります。
おれが途中で命を落としたら友人帳は譲るから。頼むよ先生、力を貸してくれ。
このセリフがなければ、『夏目友人帳』のストーリーは始まらないと言えるほどの重要なセリフであり、二人の強い絆の物語の始まりのセリフとしてファンの人気も高い名言として知られています。
夏目貴志の名言②「情が移ったからさ…」
夏目の優しさが分かる名言です。夏目を食べるために祭りへ誘う妖怪に出会った夏目ですが、その目的に気づいているにゃんこ先生は夏目を止めようとします。しかし、妖怪は『一時的に人になれる浴衣』がもらえると言い、夏目は以前出会った下級妖怪のためにこの浴衣を手に入れようと妖怪の誘いに乗ります。ニャンコ先生は「なぜあんな下級の為にわざわざ行くのだ」と夏目に問いかけた時の名言です。
情が移ったからさ。友人の為に動いて何が悪い。
夏目はその妖力の強さから常に妖怪に命を狙われています。そのため妖怪が多く集まる場では命の危険があることは夏目自身もわかっていますが、下級妖怪『燕』のために危険を冒してでも浴衣を手に入れたいとい夏目の優しさが分かる名言です。こうした情に深い夏目の性格が妖怪たちとの絆を強くさせています。
夏目貴志の名言③「もう少し、もう少し探させてくれ…」
突如現れた黒ニャンコに友人帳を奪われてしまった夏目。彼は友人帳を必死に探すがなかなか見つかりません。そんな夏目が言ったこの台詞はレイコの形見として、また妖怪たちの大切な名前を預かっているという想いから出た名言となっています。友人帳は危険なものであり、友人帳を持っていることで妖怪から命を狙われてしまう事もしばしばある夏目ですが、友人帳を本当に大切に思っていることが分かる言葉です。
もう少し、もう少し探させてくれ。妖たちの大切な名前を預かってるんだ!
夏目は友人帳をレイコの形見だと思っており、妖怪たちが友人帳のことを悪く言ったり祓い屋たちが私利私欲のために友人帳を欲したりすることを極端に嫌います。そんな優しい夏目の名言としてファンにも人気の言葉です。
夏目貴志の名言④「居るのか?先生…」
妖怪に目を舐められて一時的に目が見えなくなってしまった夏目。そんな夏目がそばにいるニャンコ先生の気配を感じながら言った一言です。普段はにゃんこ先生に冷めた態度を取ることの多い夏目ですが、この時はニャンコ先生の気配を感じながら穏やか気持ちで眠りにつきました。ふたりの関係性は徐々に深まっており、このエピソードで一気に深まったと感じているファンも多くいます。
居るのか?先生。−−−先生?
これまで頼れる人が誰もいなかった夏目にとってにゃんこ先生は『親友』のような、『父親』のような、『兄』のような不思議な存在へとなっていきます。こうした存在がいることで夏目はどんな状況でも安心できる名シーンとなっています。
夏目貴志の名言⑤「契約はしていません。…」
にゃんこ先生は圧倒的な戦闘力と妖力を誇る妖怪です。そんな大妖怪を従えている夏目に対して日本屈指の祓い屋である『的場家』の党首に『いったいどんな契約をしたんだい』と聞かれて、夏目はこう答えます。ふたりの間にしか分からないこの関係性に的場は驚いたような顔をしますが、妖怪を恐怖で縛る的場家と妖怪との絆を大切にする夏目との価値観の差が表れた名言です。
契約はしていません。約束したんです。
夏目にとって妖怪は生きている存在であり、そこには意志や感情などが存在しています。そういった考え方が『契約』ではなく『約束』を優先している姿勢に表れており、的場との対立が如実になった名シーンでもあります。
夏目貴志の名言⑥「はい、友人なんです。」
これは夏目が妖怪から『夏目殿は友人帳を使わずとも動いてくれる妖がいるのですね』と言われて返した一言です。これは夏目が妖怪をどう考えているかを表した一言であり、友人帳を使うことはほとんどない夏目の本心がわかる名言となっています。ニャンコ先生も含めて夏目は妖怪を恐れず、人間と変わらずに接することが妖怪たちが夏目を助ける理由となっています。
夏目貴志の名言⑦「それは…それはまるで…」
多軌の家に度々現れる妖怪と接触した夏目ですが、その妖怪は多軌には悪意がなくむしろ多軌のことを気にしていると気づきます。多軌は祖父の残した『陣』を使って接触しますが、妖怪は多軌のそばを離れていきます。
夏目はその妖怪から多軌への想いを聞きますが、『この気持ちを人は何と呼ぶのだろうか』と問われて夏目は心の中でこう思います。ファンの中でも人気の高いセリフであり、妖怪の多軌への思いは『恋』という切なく、ピュアな結末が好評でした。
夏目友人帳の名言や名セリフ・名シーン集~ニャンコ先生~
ここでは『夏目友人帳の名言や名セリフ・名シーン集 ニャンコ先生編』を見ていきましょう。ニャンコ先生は夏目に毒突きながらも優しく見守る存在としてファンにも人気の存在です。常に夏目の身の心配をしており、用心棒として以上の関係性となっています。にゃんこ先生は『夏目友人帳』の中で最も人気の高いキャラクターなので、ニャンコ先生の名言はファンにとっても注目の名言となっています。
ニャンコ先生の名言①「よくやってくれたぞ小僧…
よくやってくれたぞ小僧。ああ、外へ出られる
封印されたニャンコ先生が最初にはなったセリフです。二人の記念すべき初対面であり、この出会いから全てが始まります。偶然見つけた祠で声を聞いた夏目は無意識に封印を解いてしまいます。この後のニャンコ先生の姿に夏目は笑ってしまいますが、招き猫の姿をしているので『ニャンコ』と名づけられてしまいます。
ニャンコ先生の名言②「いや、もうしばらく私はこれの傍に…」
いや、もうしばらく私はこれの傍にいよう
ニャンコ先生が夏目のことを大切に思っていることが分かる名言です。友人帳を命がけで取り戻した夏目ですが、徐々に夏目の妖怪に対する考え方が変わっていっていることに周りの妖怪たちも気づきます。そして、ニャンコ先生も夏目に愛着も持っていることが分かる一言となっています。徐々に夏目とにゃんこ先生の関係性にも変化が生まれてきており、ニャンコ先生の優しい一面が垣間見える人気の名言です。
ニャンコ先生の名言③「あほう、ニャンコではない…」
コミカルな場面で活躍することの多いニャンコ先生ですが、食欲を我慢できないこともにゃんこ先生の特徴の一つです。特にこのセリフはニャンコ子先生の我慢できない性格がよく表れている名言として多くのファンに支持されています。切ない物語の中にもこうしたコミカルな場面が多くあることも『夏目友人帳』の魅力の一つと言われており、人気を獲得している理由でもあります。
あほう、ニャンコではない!中年からイカを取り上げる気か!?
特にニャンコ先生の食い意地については多くのエピソードがあり、アニメなどではこうした場面が原作よりも多く見られます。この名言も『夏目友人帳』ファンの中ではニャンコ先生の名言の一つとして高い支持を獲得しました。
ニャンコ先生の名言④「調子になるなと言ったはず…」
調子になるなと言ったはずだぞ祓い屋の小僧。道を開けろ、我らは帰る。
これはニャンコ先生が的場に対して本気で警告した一言です。いつも夏目がすることに文句を言いながらも助けてくれるニャンコ先生ですが、的場は危険な存在なのでなるべく遠ざけようとします。そして、ついに的場に対して本気で警告までしました。ニャンコ先生のこうしたカッコいい場面はファンにも人気が高く、夏目のことを大事に思っていることがわかる一言です。
夏目友人帳の名言や名セリフ・名シーン集~レイコ~
ここからは『夏目友人帳の名言や名セリフ・名シーン集 レイコ編』について見ていきましょう。レイコは妖怪たちの名前を封印した『友人帳』を作った人物であり、妖怪たちの間では有名な人物となっています。『夏目友人帳』のキャラクターの中でも最も重要なキャラクターであり、レイコも貴志同様に妖怪を見ることができる故に周囲から忌み嫌われて生きてきました。
そのためレイコは貴志と同じように苦しい幼少期を過ごし、貴志のように友人たちに恵まれなかったために孤独な日々を暮らしていたと考えられています。そのためレイコの残した名言はどこか物哀しく、貴志とは対照的に一見すると奔放な発言が目立つようになっています。
レイコの名言①「遊びたいなら、遊んでやっても…」
下記のセリフはレイコの最も有名なセリフの一つとなっています。このセリフが登場したエピソードでは貴志を引き取った藤原家の滋とレイコが過去に出会っていたことが明かされています。その時もレイコは一人でおり、滋たちを見付けるとからかって遊ぶ姿が描かれます。レイコにとっては妖怪と人間とに区別はなく、妖怪と遊ぶようにして滋たちをからかっています。
遊びたいなら、遊んでやってもいいわよ
妖怪ではなく普通の人が見たレイコの姿が描かれる貴重なエピソードであり、人間相手にも『遊びたいなら』と持ち掛けるレイコの姿は痛快でもあり、切なくもある名言としてファンにも注目されています。
レイコの名言②「最近変わった人に合ったのよ…」
ある日、いつものように夏目はレイコに間違われて妖怪に襲われます。その妖怪はレイコに大切なものを盗まれたと話し、貴志はレイコのことを知っている妖怪を探します。ようやく出会った妖怪はレイコと会ったときの会話を思い出しました。このセリフはそのときにレイコが言っていたセリフです。
最近変わった人に合ったのよ。人間のくせにこの私に話しかけてくるの。
『夏目友人帳』ファンの間ではこれはレイコの夫になる人のことを話しているのではないかと言われています。つまり貴志の祖父にあたる人物です。謎の多いレイコですが、この時の会話に出てくる人物は今後のストーリーに大きく影響すると考えられている名言として重要視されています。
レイコの名言③「勝って、高慢なあなたたちの…」
下記のセリフはレイコの強気な性格がよくわかる名言として知られています。貴志とは違い、誰に対しても物怖じすることなく強気に接するレイコは多くの妖怪たちに疎まれ、ときには親しまれて友人帳に書かれる名前を増やしていきました。特に面白半分で人にいたずらをする妖怪を嫌っており、探し出して勝負を挑むこともしばしばありました。
勝って、高慢なあなたたちの泣きっ面を見たくなったの
そんなときは決まって、強気に挑発するのがレイコのやり方です。こうした性格もレイコが人気の理由であり、妖怪に好かれた理由でもあります。貴志は強気な性格は受け継いでいませんが好奇心の強さは受け継いでおり、滋との不思議な縁もレイコが繋いだ縁と予想する声もあります。
夏目友人帳の名言や名セリフ・名シーン集~夏目の友人や祓い屋~
ここからは『夏目友人帳の名言や名セリフ・名シーン集 夏目の友人や祓い屋編』を紹介します。『夏目友人帳』には心優しいキャラクターが数多く登場し、ずっと孤独だった夏目貴志にとってはこれ以上にない幸福だと言えます。そのため夏目の友人も数多くの名言を残しており、夏目と同じ能力を持つ祓い屋たちもまた名言を多く残しています。
名言①「でも、事情を知っていればわかるんだわ…」
多軌の家で起こるという怪現象を解決するために夏目と田沼は多軌の家を訪れます。夏目は多軌の家にいる心優しい妖たちの協力で、封印の説かれた妖を追うことになりました。夏目は家中で起こる怪現象を止めるために必死になりますが、そんな夏目の姿を見て多軌は夏目について深く考えるようになります。
でも、事情を知っていればわかるんだわ。夏目くんは多分今、私たちやこの家を守るために走ってるって。
夏目をまっすぐ見る多軌の表情が印象的なシーンであり、多軌と田沼は夏目の理解者として夏目を支えていることがわかる名シーンでのセリフとなっています。
名言②「すまないが鏡集め…」
妖怪にとりつかれて、ある鏡の破片を探していた田沼が夏目に助けを求めたセリフです。これまでは夏目が単独で危険な行動をして田沼に怒られてしまうというのがよくあるパターンでしたが、今回は田沼がみんなに内緒で妖怪に関わり、夏目がそのことを叱るという逆のパターンとなってしまいました。
そして、田沼はいよいよ自分一人では手に負えなくなってしまい、夏目に鏡探しを頼むと夏目は快諾します。これは『夏目友人帳』のなかでも珍しく、男の友情を描いたエピソードとしてファンに人気の関係性となっています。
名言③「文句は聞かないからな…」
夏目が小瓶に閉じ込められてしまい、何もできなくなってしまったときに田沼が夏目に言った名言です。夏目は危険なことを田沼にさせたくないと考えており、妖怪から遠ざけようとしていましたが田沼はこの考えには納得しません。夏目は小瓶に入ってしまっていて何もできないので、田沼は勝手に夏目救出に動き出します。
こうして徐々に深まっていく夏目と田沼ですが、時折見せる田沼の男気溢れるセリフは女性ファンを胸キュンさせています。こうして本音で話してくれる友人ができたことは夏目にとっては何よりも替えがたいことだと言えます。
名言④「大丈夫だよ夏目。ここまで頑張ったんだ…」
夏目は「豊月神」という神の代わりに祭りに参加することになってしまい、祓い屋でよき理解者でもある名取に協力してもらうことになります。神になりすまして祭りに参加することはかなり危険なことですが、名取は夏目のサポートすることを決めます。
豊穣を願う祭りのメインイベントである『妖を捕まえる勝負』で見事に妖を捕らえた夏目ですが、相手側の追っ手を振りきれずに諦めかけた夏目に名取が言った名言です。こうした優しい名言が多くあり、女性ファンが多い名取の名言として大人気のセリフとなっています。
名言⑤「そう…じゃあ、夏目くんの宝物なのね」
多軌とはじめて出会い、二人で多軌を襲う妖怪を退治することに成功します。このことで多軌は夏目の秘密を知る数少ない友人となり、夏目にとっては替えがたい友人になりました。そのとき『友人帳』について聞かれ詳しくは話しませんが、『祖母が残したもの』と答えた夏目。そんな夏目に多軌はこう返答します。
多軌のこの返答に夏目は喜びます。妖怪たちは恐れ、祓い屋たちは私利私欲のために欲する友人帳を『宝物』と表現されてしっくりくると同時に、心を打たれた様子の夏目と純粋な多軌が印象的な名シーンとなっています。
名言⑥「今の顔見れば嘘付かれてるってのくらいわかるんだ!」
田沼と夏目の関係性がわかる名言となっています。夏目たちはある日森へと探検にいきます。そこで夏目は妖怪に襲われて、両親が写った唯一の写真をなくしてしまいます。しかし、それを田沼たちに隠して何もなかったような顔をする夏目。田沼はにゃんこ先生に写真のことを聞き、夏目に問いただします。
他人へ迷惑をかけない生き方をしてきた夏目ですが、田沼はこうした夏目の態度を改めさせます。友人に頼ることは『迷惑なことではない』と夏目に諭す田沼の姿は多くのファンに支持されており、二人の友情に感動したファンも多くいました。
夏目友人帳の名言や名セリフ・名シーン集~妖怪~
ここからは『夏目友人帳の名言や名セリフ・名シーン集 妖怪編』について紹介していきましょう。夏目友人帳に登場する妖怪には心優しい妖怪も多く、人間には分からない感性からくる名言が数多く登場します。中には孤独を抱えた妖怪も多く、出会いと別れを通じて様々な名言を残しています。こうした名言は『夏目友人帳』に魅力となっており、人間性の豊かな妖怪たちとの交流が楽しめる作品です。
名言①「長いこと長いことずっと見ている…」
夏目が出会ったのは小さな神様・ツユカミで、最後の信者であるハナさんが亡くなってしまうため、消えてしまうことを知ります。信仰のなくなった神は消えてしまうという事実に夏目は何とかしてハナさんと会わせたいと考えます。夏目の尽力でハナさんへの想いを吐露するツユカミは、ハナさんとの思い出を語ります。
長いこと長いことずっと見ているばかりだったが、これで人に、彼女に、やっと触れることができる気がするよ
わずかな間でもハナさんと触れあったと感じたツユカミは幸せな瞬間を迎えました。アニメ第一期第二話のエピソードであり、夏目のはじめての出会いと別れの物語としてファンにも人気の高いエピソードとなっています。
名言②「もうあの人は笑ってくれる…」
若い頃は妖怪が見える力があった章史という男性は蛍の妖であるキヨと出会い、恋をします。しかし、徐々に章史は妖怪が見えなくなってしまい、キヨのことも見えなくなってしまいました。月日は流れ、章史は結婚することになり、キヨはもう一度章史と会いたいと考えるようになります。
もうあの人は笑ってくれる。ならばせめてもう一度、虫の姿でもいい、あの人に会いたい。
そして『蛍』の姿に変わり、章史のそばにいきます。キヨは蛍のまま一生を終えることを知りながらも章史の幸せな姿を見ることができ、幸せな気持ちに包まれます。一瞬の幸せのために寿命を短くしたキヨの姿には多くのファンが涙を流しました。
名言③「やはり姿だけ取りつくろってもだめなのだ…」
ある妖を追う三ツ皿の妖と出会った夏目は三ツ皿の妖が友人になった妖が高貴な立場の大妖怪であり、妖怪の行列に入れない限り、彼とは離れ離れになってしまうと夏目にアシストを求めます。高貴な妖怪に見えるようにあれこれ考える三ツ皿の妖と夏目、ニャンコ先生ですが、三ツ皿の妖は見た目だけを繕ってもダメだと考え出します。妖怪が発した名言ですが、人間にも通ずる名言となっています。
やはり姿だけ取りつくろってもだめなのだ。住む世界が違っても近づくためにあがいてみたい。おそばにふさわしくなるようやってみたいのだ。
行列に入ることは難しいと考えられるも、夏目は協力を惜しみません。こうした優しさもファンには好評で、三ツ皿の妖が見た目や外装をいくら取り繕っても行列に入れることはないと言ったあとでも、『そんなことはない』と励まし続ける夏目はファンに絶賛されています。このエピソードは最後はハッピーエンドで終わるため、切ないラストが多い『夏目友人帳』の中でもハッピーな結末となるエピソードとして知られています。
夏目友人帳に関する感想や評価
ここからは『夏目友人帳』に関するネット上の感想や評価を見ていきましょう。『夏目友人帳』はネット上でも圧倒的な人気を誇り、名言の多さや感動を呼ぶストーリーなどについて数多くの称賛の声が挙がっています。にゃんこ先生やレイコなど夏目貴志以外のキャラクターにも注目が集まっており、様々な声が集まっています。
夏目友人帳は名言が多い
夏目友人帳は名言が多いなー(´ー`)読み返そう。読んでると切なくなるけど……(´・ω・`)
— りか (@rikarika1227) August 10, 2013
『夏目友人帳』は感動できる作品として高い支持を獲得しており、数多くのファンが注目しています。名言の多い作品としても知られているので、『夏目友人帳』の名言集などもネット上では人気を集めています。ネット上には『夏目友人帳は名言が多いなー』という声や『夏目友人帳って名言が多すぎるだろ』という声などが挙がっています。
夏目友人帳は切ない!
夏目友人帳に浸りたい_(┐「ε:)_
— 櫻める@パワワ製造機 (@sakGMill) February 26, 2020
温かく切ないただただ皆が優しいあの世界に還る事を魂の浄化と呼んでいる
妖怪たちと出会い、別れていく『夏目友人帳』のストーリーは切なく、女性でなくとも心打たれるストーリーが絶賛されています。こうした切ないストーリーは子供だけでなく、大人でも楽しめるエンターテイメント作品として高い支持を受けている理由となっています。ネット上には『夏目友人帳に浸りたい、温かく切ない』という声や『夏目友人帳は切ないストーリーで胸を締め付けられる』という声などが挙がっています。
にゃんこ先生の名言はいい!
夏目のキャラもいいし、にゃんこ先生の名言もまたよいのよ(´ー`)食いしん坊なにゃんこ先生。
— モコナ (@mokoma7979) October 20, 2016
オープニングの橋とか神社とか駅とかいろいろあるからね(´ー`) pic.twitter.com/m3kGQskodO
『夏目友人帳』屈指の人気キャラクターであり、メインキャラクターのにゃんこ先生の名言もファンの支持が高くなっています。にゃんこ先生は時にだらしなく、時にカッコよく、そして優しい魅力にあふれており、様々な名言は絶賛されています。ネット上には『夏目のキャラもいいし、にゃんこ先生の名言もまたよいのよ』という声や『夏目友人帳はにゃんこ先生の名言が好きなんだよな』という声などが挙がっています。
レイコは人気のキャラクター!
夏目よりレイコさんとかヒノエの方が人気な気がする‥‥‥‥夏目くじやったぞーつってヒノエを餌に友達召喚しようかな← いやヒノエ2体どーすんだよ私‥‥‥‥‥
— 深里(みさと) (@mi_krbox) July 9, 2013
夏目レイコは作中でも謎の多い存在であり、物語の核心となるキャラクターなのでファンにも注目されています。美しい容姿と天真爛漫な性格は人気を博しており、『夏目友人帳』屈指の人気キャラクターとして知られています。ネット上には『夏目よりレイコさんとかヒノエの方が人気な気がする』という声や『レイコの存在は「夏目友人帳」の中でもかなり重要だよな』という声などが挙がっています。
涙なしには見られない!
#夏目友人帳感想
— なつみ🍊 (@natsume_natsumi) October 23, 2018
正直言うと、映画で泣いたことはあまり無かったんですが…夏目友人帳だけはすごい感動しちゃって号泣しちゃいました…
夏目友人帳を見て思ったのは、夏目友人帳を知らない人でも夏目たちの関係性がよく分かりました…!
希望商品は、サイン入りポスターでお願いします!
→リプ続く pic.twitter.com/xNnUMmF6zI
あまりにも切なく、深い感動を呼ぶストーリーから涙なしには見られないという感想も数多く挙がっています。夏目の壮絶な過去や友人たちとの絆、妖怪との出会いと別れなど大人でも泣いてしまうと大きな話題となっています。ネット上には『夏目友人帳だけはすごい感動しちゃって号泣しちゃいました』という声や『夏目友人帳を見て号泣するのがストレス解消になってる』という声などが挙がっています。
アニメも好評!
今日は夏目こと夏目貴志の誕生日🎂💕HappyBirthday✨夏目の爽やかで誰にでも優しいところに惚れました😘映画絶対に見に行く👍💕夏目友人帳は最高なアニメ!夏目おめでとう🎊「我を守りしものよ その名を示せ」 #夏目友人帳 #夏目貴志誕生祭2018 pic.twitter.com/UI3KTwE1vF
— ❤️Ayuna 福山潤💜 (@ayu311003) July 1, 2018
『夏目友人帳』を一躍有名にしたのは豪華声優を起用したアニメ作品の完成度の高さです。アニメ化してから人気は急上昇し、原作の世界観を再現したアニメは多くの人に絶賛された神アニメとして知られています。ネット上には『夏目友人帳は最高なアニメ!』という声や『夏目友人帳のアニメの完成度の高さは他のアニメとは比べ物にならないくらいすごいんだけど』という声などが挙がっています。
夏目友人帳の名言や名セリフ・名シーン集まとめ
今回は『夏目友人帳』の名言や名セリフ・名シーンなどをまとめきました。『夏目友人帳』は近年の少女漫画の中ではトップクラスの人気を獲得しており、アニメなども高評価を得ています。名言や名セリフ、名シーンが多いことでも知られている漫画で、個性的なキャラクターたちが織り成すストーリーは男女問わず多くのファンが絶賛している作品になっています。
夏目貴志やにゃんこ先生、レイコなどのキャラクターたちが残した名言は切なさと優しさを兼ね備えており、幅広い世代へ響くメッセージ性があることでも知られています。今後も『夏目友人帳』は続いていくので、キャラクターたちが残している名言や名セリフ・名シーン集などに注目してみてください。