【グラップラー刃牙】鎬昂昇の強さやモデルは？声優やかっこいいセリフも紹介

鎬昂昇は刃牙シリーズの最初のシリーズ、グラップラー刃牙から登場している空手家です。数々の個性的で魅力に溢れるキャラクターが登場する刃牙シリーズにおいて、鎬昂昇もかっこいいと人気となっているキャラクターです。鎬昂昇についての様々な情報をまとめていく前に、鎬昂昇が登場するグラップラー刃牙の作品情報を紹介します。グラップラー刃牙とは、日本の人気漫画家・板垣恵介による格闘漫画です。

グラップラー刃牙をはじめとする刃牙シリーズは、漫画家板垣恵介の代表作と言える作品です。グラップラー刃牙は1991年から週刊少年チャンピオンにて連載を開始し、その後1999年まで連載されていました。グラップラー刃牙では、主人公の高校生・範馬刃牙が父親である地上最強の生物・範馬勇次郎を打倒するべく、数々の格闘家と激闘を繰り広げていく熱い展開が描かれています。

1999年に連載を終了したグラップラー刃牙ですが、同年に新シリーズとなるバキをスタートさせます。主人公は変わらず範馬刃牙で、新しい強敵が登場してきます。このように、刃牙シリーズは主人公を範馬刃牙とする一連のつながったストーリーを描いており、その後も範馬刃牙、刃牙道、バキ道と新シリーズを展開させていきます。人気のキャラクターを主人公としたスピンオフ作品なども発表され、人気を博しています。

グラップラー刃牙シリーズは、2019年にはシリーズの累計発行部数は7500万部を突破しています。グラップラー刃牙から数えれば20年近く連載されていますが、現在も最新シリーズが週刊少年チャンピオンで変わらず連載中であり、世代を超えた人気を誇っている格闘漫画として愛されています。グラップラー刃牙はアニメ化もされておりテレビアニメ、OVAなど様々な形態でアニメ版も発表されています。

鎬昂昇も登場するグラップラー刃牙のあらすじを紹介していきます。グラップラー刃牙の主人公は、高校生の範馬刃牙です。学校ではごく普通の高校生として学生生活を送っている刃牙でしたが、実はある事を隠しているのでした。範馬刃牙は天才格闘少年であり、あらゆる格闘トーナメントに出場しては、手練れの強敵を倒して回っていました。そんな範馬刃牙は特殊な出生であり、それが彼の宿命にも関係していました。

高校生にして東京ドームの地下に隠された秘密の闘技場のチャンピオンとして活躍している刃牙。そんな彼は、範馬勇次郎という男の血を受け継いでいるのです。範馬勇次郎は地上最強の生物と評され、オーガとも呼ばれている存在です。一般の格闘家とは一線を画す強さを誇る範馬勇次郎を父に持つ刃牙は、いつか父よりも強くなると誓って日々戦っていました。

グラップラー刃牙では、最強の父を持つ範馬刃牙が、地下闘技場で挑戦してくる数々の強敵と戦ったり、世界中から猛者が集まるトーナメントを勝ち進んだりする姿が描かれて行きます。グラップラー刃牙には数々の格闘家が登場し、ジャンルの違う格闘技同士が衝突するバトルなど、「地上最強の男は誰か？」というテーマにも沿ってストーリーが展開します。ここで紹介する鎬昂昇も、そんな格闘家の中の1人です。

鎬昂昇とは、グラップラー刃牙に登場する格闘家で、空手家です。黒っぽい深い紫色の胴着を身に付け、長い髪の毛を無造作になびかせる、やせ型で長身の男性です。鎬昂昇の体型は、身長177㎝、体重81㎏と、一般人に比べると長身でしっかりした体型をしています。しかし、グラップラー刃牙に登場する格闘家には、並みはずれた巨漢も多く登場している為、刃牙の世界観で言えば寧ろ小柄な方に入ると言えます。

鎬昂昇は「斬撃拳」という空手のスタイルで戦います。このスタイルは危険が多く残酷である事から、中々対戦相手にも恵まれないという、空手という格闘技の中でも特殊なスタイルとなっています。高い実力を誇る空手家である鎬昂昇は、普通の格闘家の対戦相手では満足できなくなり、スペインで暴れ牛を倒していたほどです。そんな鎬昂昇は強敵を求めて地下闘技場へと赴き、主人公刃牙と対戦する事となります。

登場時の鎬昂昇は、すらっとした長身ながらどこか怪しげな雰囲気をたたえており、まさに怪しく危なげな悪役といったイメージで描かれていました。残虐性を感じさせる言動や妖しさが目立っていた鎬昂昇ですが、登場回数が増えるにつれ、努力と鍛錬を欠かさない実直な武道家といったキャラクターになっていきます。その為、身にまとっている怪しい雰囲気の割に、刃牙の世界では性格は最もまともで常識人の部類に入ると評されます。

鎬昂昇の強さについても紹介します。鎬昂昇の攻撃スタイルは、斬撃拳と呼ばれる鎬流空手です。空手の技である貫き手や手刀ですが、一般的にはどれだけ鍛えても、打撃技に留まります。しかし、鎬昂昇は指先を極限まで鍛え上げることにより、この手刀などの技を斬撃にまで高めているのです。鎬昂昇の繰り出す空手の技は、相手の身体を斬ることも可能です。幼少期から鍛え上げた鎬昂昇ならではの、とても強力な戦闘スタイルです。

鎬昂昇の鎬流空手には、恐ろしく強力な技が存在しています。鎬昂昇の必殺技と言える「紐切り」という技です。この紐切りが示す「紐」とは、人間の身体に存在する神経の事です。紐切りとは、その名前の通り対戦相手の神経を直接切断してしまう残酷な技です。鎬昂昇は鍛え上げ切ることも可能になった指先で、対戦相手の神経を直接引っ張り出し切ってしまうのです。

刃牙も鎬昂昇との対戦で、腕の神経や視神経を切断されていました。視神経を切断されてしまうと、勿論目が見えなくなってしまうので、戦闘においては致命的です。鎬昂昇は相手の視神経を切断して視力を奪うという闘い方もしていました。この紐切りで鎬昂昇が視神経を狙う時、相手の首すじに斬撃を繰り出すのですが、実際には人間の視神経は首には通っていないと言われています。

相手の神経を切断して動きを止めたり、視力を奪える強力な技「紐切り」。そんな技を駆使して強さを見せつけた鎬昂昇でしたが、実は弱点があります。紐切りの弱点とは、相手の神経を捉えて切断する時、動きが泊まってしまう事です。刃牙は対戦中にこの弱点を見抜き、逆転勝利を飾りました。紐切りの最中に動きが止まってしまう事で敗北した鎬昂昇。

刃牙との対戦の後鎬昂昇は再登場していますが、弱点を看破された紐切りにしっかりと改良を加えて居ました。改良後の新・紐切りでは、鍛え上げた手先の回転を増すことで、動きを止めずに瞬時に神経を捉えて破壊できるようになっていました。鎬昂昇はグラップラー刃牙において序盤に刃牙に敗北し、噛ませ犬のような印象を与えていますが、このように技を強く改良する等、鍛錬を欠かさない向上心のあるキャラクターです。

屈強な格闘家がたくさん登場するグラップラー刃牙において、鎬昂昇は線が細くかっこいいキャラクターとして描かれています。かっこいい美形の鎬昂昇のモデルについて紹介します。グラップラー刃牙には、実在の格闘家などをモデルとするキャラクターが登場しますが、鎬昂昇のモデルはXジャパンのYOSHIKIです。グラップラー刃牙の作者、板垣恵介はXジャパンのファンであり、YOSHIKIをモデルにしたと言われています。

YOSHIKIをモデルにして描かれている鎬昂昇は、刃牙の世界の中では珍しいかっこいいイケメンポジションです。怪しい格闘家という立ち位置で刃牙の対戦相手として登場した鎬昂昇。その見た目がかっこいいイケメンに描かれているのは、モデルがYOSHIKIだったからなのです。

YOSHIKIをモデルとしたイケメンポジションの鎬昂昇には、兄がいます。鎬昂昇の兄は、スーパードクターの鎬紅葉です。鎬紅葉は、天才的な技術を持つ外科医であり、屈強な肉体の格闘家でもあります。自身の医者としての専門である知識を駆使して戦う鎬紅葉。鎬紅葉もまたイケメンドクターとして描かれているかっこいいキャラクターです。

グラップラー刃牙で鎬昂昇の声を担当した声優情報を紹介します。まず、中田和宏は、グラップラー刃牙のアニメ作品として、テレビアニメ第一作目での鎬昂昇を担当しています。長崎県出身で賢プロダクションに所属している声優で、数々の人気作品に出演しているベテラン声優です。

山崎たくみは、テレビアニメ第二作目で、鎬昂昇の声を担当している声優です。山崎たくみは、ベテラン声優として人気の人物で、かっこいいキャラクターから三枚目のキャラクターまで、非常に演技の幅が広い事でも知られています。

声優・塩沢兼人は、東映ビデオが制作したOVA版の鎬昂昇の声を担当している声優です。塩沢兼人はタイムボカンでデビューを果たした声優で、1975年～2000年まで活動していました。機動戦士ガンダムのマ・クベ役等、人気作品のキャラクターを担当して様々な分野で活躍した声優です。

鎬昂昇のグラップラー刃牙作中でのかっこいい名セリフを紹介します。鎬昂昇は、幼い頃より兄である紅葉に、何をやっても敵わない子供でした。成長してもその力関係はそのままであり、鎬昂昇は兄を超えることを目指していました。そんな鎬昂昇は兄紅葉と、地下最大トーナメントで戦います。鎬流空手を極めた鎬昂昇でしたが、格闘技にも精通しているドクター・紅葉に追い詰められていきます。

兄紅葉は、自分には決して勝てない弟鎬昂昇を下の存在として見続けてきました。トーナメントでの戦いでも、弟鎬昂昇をまるで相手にせず、負けを受け入れるように諭します。そんな時、鎬昂昇が言ったセリフがこの「譲れない…」というセリフです。兄を越えたいという覚悟を感じさせる名言に、鎬紅葉も彼の気持ちを受け止めました。

グラップラー刃牙は登場するキャラクターの人気が非常に高い事でも知られています。グラップラー刃牙はかっこいいグッズもたくさん展開しており、その種類が豊富な事も人気の理由となっています。鎬昂昇をはじめとするキャラクターのグッズは、Tシャツなどの身に付けるものから、フィギュアやタオルなどファンにはたまらないものばかりです。

グラップラー刃牙の鎬昂昇に関しての感想や評価を紹介していきます。鎬昂昇に関しての感想では、かっこよくて好きだという感想も多くなっています。紐切りという強力な技を駆使する空手家、鎬昂昇。紐切りを繰り出す姿もかっこいいと人気です。

鎬昂昇のモデルはYOSHIKIですが、YOSHIKIがモデルだと知って驚いたという感想も多いです。実在の格闘家がモデルのキャラクターが多い、グラップラー刃牙。鎬昂昇はイケメンでかっこいいキャラクターですが、YOSHIKIがモデルだとは意外だという感想も見られます。

鎬昂昇と、兄鎬紅葉との兄弟対決は、とても熱いバトルだとしてファンから人気となっています。名勝負がたくさん繰り広げられた地下最大トーナメント。そんな中でも、鎬兄弟のバトルは特に名勝負として愛されているのです。

ここでは、グラップラー刃牙に登場する鎬昂昇というキャラクターを紹介しています。鎬昂昇は刃牙への挑戦者として地下闘技場に登場した格闘家です。鎬流空手を使うかっこいい空手家・鎬紅葉。紐切りをはじめとする強力な技で刃牙と対戦しますが、弱点を突かれて敗北します。地下最大トーナメントにも出場した鎬昂昇は、兄に打ち勝つ事に成功し、かっこいいセリフも残していました。

かっこいいイケメン格闘家というポジションで登場した鎬昂昇。鎬昂昇のモデルとなった人物は、XジャパンのYOSHIKIでした。ここでは、鎬昂昇のアニメでの声優情報なども詳しく紹介しています。是非、グラップラー刃牙をチェックして、かっこいい鎬昂昇の活躍シーンを楽しんでみてください。