悪魔将軍率いる7人の悪魔超人と悪魔六騎士のメンバー一覧！正義超人との戦績は？

悪魔超人について紹介する前に悪魔超人達が活躍するキン肉マンについても簡単に紹介していきます。キン肉マンは1979年より週刊少年ジャンプで連載が開始されたプロレス漫画で雑誌やタイトルを変更しながら現在も連載が継続している人気漫画です。

キン肉マンの王位剥奪により急きょ開催された超人オリンピック・ザ・ビックファイト（第21回超人オリンピック）での死闘を終えたキン肉マン達はファンとの交流を楽しむ一時を過ごしていました。そこに襲来したのが悪魔超人の中の一派である7人の悪魔超人でした。7人の悪魔超人は超人オリンピックV2チャンピオンとなったキン肉マンに挑戦を表明、ミートくんを人質に取り戦いを挑むのでした。

悪魔超人は悪魔将軍を祖とする超人達で、あくまでも正義超人内の派閥でしかない残虐超人とは違い、悪魔そのものであるかのようなファイトスタイルをウリとした超人達の総称です。正義超人から悪魔超人になった者もいますが、悪魔将軍が作り上げた魔界（悪魔超人界）出身で最初から悪魔超人として生まれた存在も多いです。長である悪魔将軍の教えに忠誠を誓い悪魔将軍の指導の元に活動しています。

敗者には死をという信条を持っており、敗北した場合には自ら命を断つ事もあれば、また対戦相手が生きている限りは勝ち名乗りを受け入れないという主義でもあります。

悪魔将軍は全ての悪魔超人の頂点に立つ存在であると同時に、悪魔超人の祖でもある首領です。その正体はゴールドマンの戦闘能力と大魔王サタンの分身体である悪魔六騎士のパワーが合わさって構成されています。悪魔六騎士の特性を吸収して凄まじい強さを発揮する事が出来る他、実体がない為に相手の技をまともに受け付けずさらにそのボディは超人硬度10から0まで自在に変化させる事が出来ます。

長いキン肉マンの歴史の中でも最強の悪行超人の一角として名前が上がる程で、その強さは対戦経験のあるキン肉マンがその身体の一部を見ただけでも震え上がる程のトラウマを植え付ける程で、またキン肉マンの首に消えない傷を残したりとその圧倒的な強さを発揮しています。

悪魔将軍はキン肉マンの中では基本的に黄金のマスク編でのみ活躍していた為、長らく戦績は対バッファローマン戦の勝利と、対キン肉マン戦の敗北の2つだけが作中で描かれていました。しかし完璧無量大数軍襲来編から続く完璧超人とのエピソードの中で再登場を果たした悪魔将軍はそこから完璧超人始祖であるミラージュマン、アビスマンを相次いで撃破、最後には師匠であるストロング・ザ・武道を倒しました。

その為、キン肉マンの世代においての戦績は5戦4勝1敗で、その他、キン肉マンⅡ世では復活を果たそうとするも失敗しており直接戦う事はなく、キン肉マンの劇場版「ニューヨーク危機一髪」では実体を失っていた悪魔将軍が復活してキン肉マンと再び死闘を繰り広げ、敗北するエピソードが展開されています。

漫画キン肉マンにおいて、それまでのライバル関係ではなく明確な敵として初めて登場した存在が7人の悪魔超人です。大魔王サタンに魂を売り渡した存在であり、ヒラの悪魔超人でありながらバッファローマンを中心とした独立部隊として悪魔将軍にも信頼される存在となっています。

7人の悪魔超人の1人として2番目にキン肉マンと対戦したのがブラックホールです。胸に描かれたBHの文字と顔面に巨大な穴が空いたのが特徴的な外見の悪魔超人で、この顔面の穴は四次元空間に繋がっている事から四次元殺法を得意としています。悪魔超人の中でも1,2を争うスタミナを有しており、扱う技はオーソドックスながらも四次元空間を利用して相手を翻弄して戦うのが非常に得意な悪魔超人です。

7人の悪魔超人の中でも数少ない、正義超人に加わったバッファローマンを除いて以降のシリーズでも登場しており、夢の超人タッグ編ではペンタゴンと組んで出場するなど活躍、7人の悪魔超人が再集結した完璧超人始祖編では、ダルメシマン相手に勝利を収め、続くジャック・チー戦では偶発的にとはいえペンダゴンの力を借りつつも勝利を収めました。

7人の悪魔超人の中で最初にキン肉マンと戦ったのがステカセキングです。胴体がカセットプレイヤーで出来た化身超人であり、そのカセットプレイヤーに世界中のあらゆる超人のデータが入った「超人大全集」をセットする事により別の超人になりきる事が出来るという能力を持っています。その能力を匠に操りキン肉マンを苦しめ、敗北こそしたものの確実にダメージを与えて次のブラックホール戦につなげています。

7人の悪魔超人再集結後の完璧超人始祖編ではターボメンと対戦しキン肉マンゼブラの技を見せるなどその成長ぶりを見せますが、ターボメンの能力との相性の悪さもあって敗北してしまいました。7人の悪魔超人の中では一番格下と言われますが、その能力を生かしてスパーリングの相手を務めたり、7人の悪魔超人の中でのムードメーカーを担うなど影のリーダー的存在であり続けました。

全身がバネのような特性を持っているのがスプリングマンです。軟体超人である事から関節技や投げ技が効かず、また超人年齢4000歳の長寿超人でもあります。その長い人生の中での経験を活かし7人の悪魔超人の中では副将的な存在であり、他の悪魔超人にアドバイスするなどの役割を持っています。特にバッファローマンとのタッグは両者の特性のマッチもあって非常に強いです。

ステカセキングとは盟友の関係であり7人の悪魔超人再集結の際には先の戦いでステカセキングを殺害したターボメンとの対戦に熱い思いを見せ、バッファローマンとのタッグでターボメン、グリムリパーとのタッグ戦に挑みました。最後にはターボメンと相打ちする形で敵討ちを果たしバッファローマンに後を託して絶命してしまいました。

半魚人の水棲超人でキン肉マンの代わりにリングに上がったロビンマスクを破る快挙を果たした悪魔超人でもあります。その特性を活かした水中戦が得意で7人の悪魔超人編では卑怯な手を使いながらもロビンマスクを翻弄、さらにキン肉マンとの戦いでは破れはしたものの大ダメージを与え、さらにバッファローマンにキン肉バスター破りのヒントを与える事に成功しています。

完璧無量大数軍との戦いでは同じく水中戦を得意とするマーリンマンと互いの特性を活かした水中戦を行いました。ロビンマスクとの戦いを誇りに思っておりロビンマスクの事を侮辱する際には怒りを表すなど熱血漢であるような一面も持ち合わせています。

7人の悪魔超人の中でも非常に巨大な身体を持っているのがザ・魔雲天（マウンテン）です。岩石で出来た超人でその体躯を活かしたパワーファイトをウリにしています。また元々超人格闘技の知識や経験も豊富で柔道殺法などを見せる場面もあります。悪魔超人の中では特に握力なら誰にも負けないと自負しており、特に同じ巨漢であるサンシャインをライバル視しています。

完璧超人始祖編ではストロング・ザ・武道と対決。この時にはさらに身体を大きくさせるもストロング・ザ・武道との実力差を実感しており、バッファローマンに繋ぐ為の戦いに徹し見事に役割を遂げました。

7人の悪魔超人の中でも首領格として7人の悪魔超人、悪魔六騎士、悪魔将軍からも認められている存在がバッファローマンです。悪魔超人の枠を越えて、超人の中でも代表的なパワーファイターであり、メディアの露出も多い超人の1人になっています。技術よりも腕力や体力に物を言わせるスタイルで、本来なら脱出不可能な技もパワー任せに強引に外してしまったりしてしまいます。

そんな荒々しいファイトスタイルに対して性格はどちらかと言えば冷静沈着で、悪魔超人なりの流儀をしっかりと持っており場外乱闘を嫌っていたり、相手のスタミナを奪うような戦術を取ったりと器用な一面も持ち合わせています。7人の悪魔超人の中でも特に強いパワーを持っているのはそれまでのキン肉マンのライバル達に対してより強さを示す為であり、バッファローマンの強さを示す為に生まれたのが超人硬度だったりします。

それまでのキン肉マンの対戦相手の中では最高の数字を持っていたウォーズマンの10倍の1000万パワーを誇り、その圧倒的なパワーで相手を圧倒する事を得意としています。また悪魔超人でありながらフェアプレーを好み、また敗北した味方を労い制裁を加える事はないなど悪魔超人の中にあっても自分に芯を持ったスタイルを貫き通しています。

その実力は悪魔超人の長である悪魔将軍からも高く評価されており、悪魔超人の最高幹部である悪魔六騎士と同等以上の力を持っているとされながらもバッファローマン自身が最前線で戦う事を好む事からヒラの悪魔で居続け、その為に7人の悪魔超人達が、悪魔将軍にとっては尖兵であると同時にバッファローマンが率いる独立部隊としての色を強くする要因となっています。

後に正義超人入りを果たしますが、その後悪魔将軍の招聘を受けて再び悪魔超人に戻り7人の悪魔超人再集結ではリーダーとして陽動部隊を率いました。悪魔超人に戻った後はそれまで友情を育んでいた他の正義超人とは距離を起きつつもその真意には正義超人達を巻き込まないようにするためという思いがありました。悪魔超人でありながら非常に義に熱いのがバッファローマンです。

7人の悪魔超人の中でも比較的人間に近い姿をしているのがミスターカーメンです。しかしその殺戮は悪魔超人一でもあり、なんと特製の布を用いて相手超人をミイラパッケージで包み込みこちらも特製の巨大ストローで相手の体液を吸い取る食人超人でもあります。ミイラパッケージがどうしてもピックアップされますが、ミイラパッケージをする為に相手を弱らせる事もしっかり出来るバランスの良い超人です。

完璧超人始祖編ではクラッシュマンと衝突し、さらにパワーアップした秘術などを用いてクラッシュマンをミイラパッケージに仕上げますがクラッシュマンの身体が半分鋼鉄で出来ていた事でミイラにする事に失敗し、敗北してしまいました。

7人の悪魔超人が悪魔将軍にとって尖兵なのだとしたら悪魔六騎士は悪魔将軍の最高幹部的な存在です。7人の悪魔超人を含む一般の悪魔超人を監督・指導する役割も持っており、また悪魔将軍から直接的に薫陶を受けた愛弟子でもある事から高い忠誠を誓っています。同時に大魔王サタンの分身体でもあり、悪魔将軍の身体を構成する要素にもなっています。

悪魔超人を指導する立場である事から、7人の悪魔超人で正義超人に破れた者に制裁を加える立場として現れ、キン肉マンに破れたバッファローマンにもまた制裁を加えるシーンが加えられています。悪魔六騎士それぞれが悪魔将軍を構成する要素であるが故に全員が揃って身体を構築すると悪魔将軍はより強大な力を発揮出来るようになるという意味でも重要な役割を担っています。

プラネットマンは太陽系の惑星を模した肉体を持っているのが特徴の悪魔超人です。悪魔将軍の身体を担う際にはスピードと宇宙的なレスリングを担当します。その正体は現在では存在しないとされる太陽系の12番めの惑星バルカンで、惑星それぞれの特製を活かした技を使用する事が出来ます。瀕死の超人の肉体の惑星部それぞれに宿す事ができる「魔技・人面プラネット」を使い正義超人を人質に取ってキン肉マンを苦しめました。

完璧超人始祖編で復活した際にはサイコマンと戦っていますが、こちらでは終始サイコマンに圧倒される形で敗北しています。

悪魔六騎士の中で最初にキン肉マンと戦い、漫画キン肉マンの中で初めて仮死状態とはいえキン肉マンを殺す事に成功したのがスニゲーターです。様々な姿に変身する事が可能な能力を持っており、悪魔将軍に合体した際にはボディの強靭さを担当しています。身体の一部を失っても復活する再生能力も持ち合わせており、その真の姿はティラノサウルスの足の化身超人です。

他悪魔超人達を指導する立場にある悪魔六騎士の中でも直接手塩にかけて指導に当たっているのがスニゲーターであり、7人の悪魔超人達も皆スニゲーターの指導を受けて現在の強さを手に入れています。バッファローマンとブラックホールを優等生とする一方で、スプリングマンとステカセキングを散々罵倒するなど教官としては非常に厳しい教官です。ただしそこは弟子に対しての愛情も持っており、糧にして戦っている節もあります。

また弟子の修行に付き合うなど師匠らしい一面も多く描かれ、また弟子が破れたと聞いた際には正明に心配するなど戦闘面以外でも弟子の事を大切にしている描写が多いです。また悪魔将軍から受け継いだ、弟子たるもの尊敬する師を越えなければならないという考えを持ち、いつかは悪魔将軍を倒すつもりでいました。続編には息子と孫が登場するなど人気の高い悪魔超人の1人です。

悪魔六騎士の中にあって非常に人間味の強い外見をしているのがザ・ニンジャです。その名前の通り、日本の名門忍者一族の出身で素早い身のこなしや多彩なテクニックを駆使して戦う事を得意としています。その身のこなしを生かして悪魔六騎士の中では主に情報収集の担当で、悪魔将軍の身体としてはテクニックを司っています。

元々悪魔六騎士の中ではアシュラマンと人気を二分する存在でありながら物語の展開上早々にフェードアウトしてしまいましたが、後に復活し、キン肉マンソルジャーの呼びかけた超人血盟軍に参加、キン肉マンⅡ世では多くの正義超人が現役を退く中、現役で活躍を続け、完璧超人始祖編でも活躍するなどその人気に相応しい活躍の場を与えられた存在です。

両腕にプレス機であるジャンクハンドを持っているのがジャンクマンです。そのジャンクハンドを使って相手を挟み潰す「ジャンククラッシュ」を得意技としており、全身の血液を搾り取ってしまうほどの強烈な威力を見せています。悪魔超人としは非常に繊細で礼儀正しい性格の持ち主で戦闘スタイルからどうしても血まみれになる手は食事の際にはしっかり洗い、食事後にも食べかすを残さない為にしっかりと手を洗うなどしています。

初登場時はあまりそのような繊細な一面は見られませんでしたが完璧超人始祖編では対戦相手であるペインマンの超人閻魔や悪魔将軍に対しての感情を察するような場面も見られました。

バッファローマンを絶対のリーダーとする7人の悪魔超人に対し、あまり序列らしい序列がない悪魔六騎士ですがその中でも首領格の1人と言えるのがサンシャインです。超人界随一の巨体を持ち、同時に砂であるという特製を生かして身体を自在に変化させる事が出来る特製を持っています。残虐的なファイトを得意としながら人情家な一面も持ち、悪魔超人同士の友情を芽生えさせるに至っています。

悪魔将軍がやぶれかろうじて生き残ったサンシャインとあシュラマンは夢の超人タッグ編に出場、正義超人を好敵手として定めながらもバッファローマンやアシュラマンとは違いベビーターンする事なく、あくまでも最後まで悪魔超人としての立場を貫き、キン肉マンⅡ世でも悪魔超人軍再興の為に活動を続けています。

魔界のプリンスとして悪魔六騎士の首領格の1人を務めるのがアシュラマンです。クモの化身超人でもあり六本の腕を持ち通常の超人には物理的に仕掛けられない技を得意としています。悪魔超人の中で英才教育を受けてきた為友情や愛情を頑なに否定し続けましたがサンシャインが感化された事もあって、一時的に正義超人入りを果たしますがそれをきっかけにキン肉マンⅡ世での物語に繋がる事になってしまいます。

悪魔六騎士の中でも抜群の人気を誇り悪魔六騎士が初登場した、黄金のマスク編から夢の超人タッグ編、筋肉王位争奪編、さらにはキン肉マンⅡ世にも連続して登場、今回の一覧で紹介している悪魔超人の中でダントツの出場回数を誇っています。究極のタッグ編こそ、作品の都合上登場していませんが完璧超人始祖編で再登場し再び悪魔将軍を支える1人として活躍しています。

悪魔超人でありながら人間に危害を加える事を良しとしておらず、あくまでも正義超人をルールに則って倒した上で悪魔超人が人間を支配するべきという考えを持っています。またキン肉マンの火事場のクソ力に相当する魔界のクソ力を持っており、3つの面を状況に合わせて変化させる事で自らの戦闘スタイルを切り替えるスタイルを取っています。

長らく負け越しながらも完璧超人始祖編にて勝ち越した稀有な存在といえるのがブラックホールです。黄金のマスク編ではあと一歩まで追い詰めながらもキン肉マンに破れてシングルでは1敗、夢の超人タッグ編ではスカイマン＆カレクック組には勝利するも、マッスル・ブラザーズには破れてしまい1勝2敗という戦績でした。

しかし完璧超人始祖編にてシングルで2勝という他の7人の悪魔超人誰もが成し遂げなかった戦績を上げて3勝2敗の戦績となっています。

今回紹介する主要な悪魔超人である7人の悪魔超人と悪魔六騎士の中には作中では勝利する場面が描かれていないキャラクターも何人かおり、その中の1人がステカセキングです。ステカセキングは作中で黄金のマスク編でキン肉マン戦で破れ、完璧超人始祖編でターボメンに敗れています。

7人の悪魔超人の中でも勝ち越しを決めている1人がスプリングマンです。黄金のマスク編ではウルフマンを破り、モンゴルマンに敗れて1勝1敗の戦績でしたが、完璧超人始祖編にて再登場した際には、シングルマッチからタッグマッチに以降したグリムリパーとターボメンのジョン・ドウズにバッファローマンとのタッグ「ディアボロス」で勝利を収めました。

作中で正義超人相手にも勝利を収めた実績を誇るのがアトランティスです。しかもその相手がロビンマスクという事もありかなり衝撃的な勝利だったという声も多くなっています。その後キン肉マンには負け、完璧超人始祖編でマーリンマンとは両者相打ちという形になってり、キン肉マンに登場する超人の中でもかなり珍しい完全にイーブンな戦績を収めています。

ザ・魔雲天もまた勝利シーンが描かれていない悪魔超人の1人です。黄金のマスク編ではテリーマンを終始圧倒しながらも次々敗れる仲間達に闘志を燃やしたテリーマンに逆転勝利を許してしまいました。ただこの試合はキン肉マン史上に残るベストバウトにも数えられる試合になっています。完璧超人始祖編では確実に格上と理解しながらもストロング・ザ・武道に挑んで時間を稼ぐ事に力を注いでいます。

バッファローマンは悪魔超人から正義超人に転身して戦っていた時期も長い為、他の悪魔超人に比べて圧倒的に試合数が多くなっています。シングルマッチに限れば、3勝3敗、非公式戦のキン肉マン戦をあわせると4勝となり、タッグマッチではモンゴルマンとの2000万パワーズで2勝1敗、スプリングマンとのディアボロスで1勝、団体戦ではチームとしては2敗しています。

基本的にはどのような形式でも勝ち越しているバッファローマンですがｍまたⅡ世世代が殴り込みをかける形となった究極のタッグ編では、シングルマッチにて3敗、タッグマッチでも1敗と勝利をあげる事ができませんでした。

ミスターカーメンも作中で勝利が描かれていない超人の1人です。黄金のマスク編ではブロッケンJr.をミイラパッケージして追い詰めますが介入したモンゴルマンのレッグラリアートにより敗北（戦績的にはブロッケンJr.に負けた形になっている）、完璧超人始祖編ではクラッシュマンに敗れています。ミスターカーメンの勝利はすなわちミイラパッケージした後にストローで吸い切るという事なので描きにくいのかもしれません。

悪魔六騎士は7人の悪魔超人に比べても戦績が比較的に悪めでプラネットマンも作中では勝利を上げていない悪魔六騎士の1人です。黄金のマスク編ではキン肉マンに、完璧超人始祖編ではサイコマンにそれぞれ破れています。

スニゲーターもまた作中で勝利を上げる事が出来ていない超人の1人です。黄金のマスク編ではキン肉マンに破れ、完璧超人始祖編ではガンマンに敗れて2敗となっています。スニゲーターは試合の内容よりも教官としての側面が強く描かれる結果となっています。

その試合ぶりから活躍も多いザ・ニンジャですが、戦績という意味では1勝2敗、団体戦でも敗れると優れた戦績は残せていません。黄金のマスク編ではブロッケンJr.に、筋肉王位争奪編ではサタンクロスにそれぞれ破れており長らく勝利がありませんでしたが完璧超人始祖編にてカラスマンに勝利してようやく初勝利を上げました。ちなみにⅡ世でも現役で1試合しておりますがハンゾウに敗れています。

悪魔六騎士の中でもそれぞれ個別に活躍が描かれるアシュラマン・サンシャイン・ザ・ニンジャの3名を除いて唯一勝利を上げているのがジャンクマンです。黄金のマスク編ではロビンマスクに敗れてしまいますが完璧超人始祖編ではペインマン相手に勝利を収めています。

悪魔六騎士の中でも首領格と言われるサンシャインですがその戦績は2勝2敗の五分となっています。シングルでは黄金のマスク編でジェロニモに破れ、完璧超人始祖編にてシングマンに勝利の1勝1敗、アシュラマンとのはぐれ悪魔超人コンビにてニューマシンガンズに勝利し、マッスル・ブラザーズに敗れてこちらも1勝1敗です。キン肉マンⅡ世にもサンシャインは登場しますが後進を指導する立場であり試合はしていません。

悪魔六騎士の中でも非常に人気が高くエピソードも多いアシュラマンですが、悪魔六騎士の中でも首領格という立ち位置もあってか戦績はよくありません。シングルマッチでは2引き分け2敗と勝利がなく、タッグマッチではかろうじてニューマシンガンズには勝利していますが、マッスル・ブラザーズに敗れており、トータルで1勝3敗2引き分けという戦績です。

キン肉マンⅡ世での登場時はシングル戦はなくタッグマッチだけですが、こちらはスカーフェイスとケビンマスクのB-エボリューションズには勝利、しかしキン肉万太郎とケビンマスクのザ・坊っちゃんズには破れてⅠ勝1敗という戦績です。

悪魔超人は基本的に親兄弟であっても信頼しないという信念を掲げていますが友情パワーにより何度も立ち上がってくるキン肉マン達に恐れおののき、さらには自身の呪いのローラーに巻き込まれそうになったアシュラマンを助けてしまいます。完全に友情に感化されたサンシャインに対しなぜ助けたのかと罵声を浴びせるアシュラマン。そんなアシュラマンに対してサンシャインが放ったのがこの名言です。

実力差がある程に名試合が描かれると言われる漫画キン肉マンにおいて、悪魔超人が絶対的な実力差で挑む試合となったのがザ・魔雲天がストロング・ザ・武道に挑んだ試合です。試合は基本的にストロング・ザ・武道が圧倒する試合でしたが、ザ・魔雲天は敗れる間際、ストロング・ザ・武道を巻き込み谷底に落下していくのでした。

ここからは既にキン肉マンを視聴した人の悪魔超人に関する感想を紹介していきます。漫画キン肉マンは悪魔超人が登場するまではあくまでも正義超人内での戦いであった事、超人オリンピックから格闘路線に移りながらもまだまだギャグ色が強かった事で人気が低迷していましたが7人の悪魔超人編からはシリアスな場面が増えて面白いという声が非常に多くなっています。

悪魔超人は色々な場面で戦っていますが、破れてもインパクトを残す試合をする超人が多く中でも黄金のマスク編でのテリーマンとザ・魔雲天の試合はキン肉マンの連載がキン肉王位争奪編に入ってからでもベストバウトに選ばれる程の人気を誇っていました。戦績だけ見ると負け越している超人が多いですが、インパクトの強い試合が多いのも悪魔超人の特徴です。

またキン肉マンⅡ世において悪魔超人と完璧超人が悪行超人とまとめられた事は作者であるゆでたまご先生も含め失敗だったという意見が多く新シリーズである完璧超人始祖編にて改めて悪魔超人としてしっかり描かれるようになってよかったとする感想が非常に多くなっています。

悪魔超人は今回紹介した7人の悪魔超人、悪魔六騎士以外にもいますが作中で主に活躍するのがこの2つのグループのメンバーと悪魔将軍本人です。悪魔という名前から残虐性こそあるものの、主義の違いから正義超人と対立しながらも完璧超人の方が気に入らないとするなど、一種のアンチヒーロー的な活躍もあり、作中でも僅かながらに悪魔超人を応援する者がいる程に人気を集めています。

悪魔超人が登場してからキン肉マンが面白くなったという声も非常に多く、漫画キン肉マンを語る上で欠かす事の出来ない存在になっています。まだキン肉マンを視聴した事がないという人はぜひ悪魔超人達にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか？