【キン肉マン】ケビンマスクはロビンマスクの息子！悪行超人になった理由は？

ここで紹介していくケビンマスクというキャラクターは、キン肉マンII世に登場した超人です。キン肉マンII世という作品の中でも、トップクラスの人気を誇るケビンマスク。その人気は、キン肉マンII世の主人公であるキン肉万太郎を上回るほどでした。ケビンマスクのかっこいい技や強さに迫っていく前に、キン肉マンII世の作品情報を紹介していきます。

キン肉マンII世は、週刊プレイボーイにて1998年から連載されていた漫画作品です。1997年に読み切り作品として週刊プレイボーイに掲載され、翌年に本格的に連載をスタートさせています。1980年代に一世を風靡したキン肉マンの主人公キン肉スグルの息子、キン肉万太郎を新しい主人公とする続編作品となっています。キン肉スグル達を親世代とする、新世代の超人たちが活躍していくストーリーが描かれます。

2011年まで連載されていたキン肉マンII世は、全2部で構成されており、610話が連載されました。また、テレビアニメ化も果たした人気作品であり、キン肉マンII世のアニメ版は2002年～2006年まで放送されていました。また、小説版が刊行されたりゲーム版も制作される等、様々なメディアミックスもされました。

かっこいいと人気を集めるケビンマスクの登場するキン肉マンII世のあらすじを紹介していきます。キン肉マンII世では、前作キン肉マンで活躍した、キン肉スグルをはじめとする超人たちは、現役を退き伝説超人となっています。キン肉マンII世の主人公は、キン肉星の大王となった、キン肉スグルの息子万太郎です。かつては悪の超人たちから地球を守るスーパーヒーローだったキン肉マンこと、キン肉スグル。

しかし、現役を退いてからはすっかり衰えてしまい、息子万太郎に対しても甘やかして育ててしまったがため、万太郎は父親スグルの実力を侮っているのでした。万太郎は新世代の超人を育て上げるヘラクレス・ファクトリーを卒業後、地球駐留超人として、かつてキン肉マンも暮らした地球へとやってきます。かつて父キン肉のお目付け役を務めたミートとも出会い、万太郎は地球で悪行超人と戦っていく事になります。

数々の悪行超人たちが万太郎の前に立ちふさがってきますが、その中には伝説超人・ロビンマスクの息子であるケビンマスクの姿もあるのでした。万太郎は地球で様々な超人たちと巡り会い戦いを繰り返していく中で、どんどん成長していくのでした。

ケビンマスクはキン肉マンII世に初登場した時、悪行超人という立場でした。キン肉マンII世の前作、キン肉マンを知っているファンは、ロビンマスクの息子であるケビンマスクが悪行超人になっているという事実に衝撃を受けました。ケビンマスクの父ロビンマスクも活躍した、前作・キン肉マンの作品情報を紹介していきます。前作・キン肉マンは、1979年から週刊少年ジャンプにて連載をスタートさせた、プロレス漫画です。

1979年～1987年まで週刊少年ジャンプにて連載されていたキン肉マン。テレビアニメ化もされ、絶大な人気作品となりました。主人公キン肉マンは牛丼が大好きなお調子者で、コミカルなキャラクターとして愛されています。キン肉マンでは、キン肉星の王子・キン肉マンが人々を守るため、正義の超人たちとの友情パワーで、悪の超人と戦う姿が描かれています。友情・努力・勝利という王道の要素が詰まった少年漫画です。

キン肉マンには数々の超人たちが登場しており、魅力的なキャラクターでも人気を集めました。キン肉マンをはじめとする正義超人たちは、中でも特に人気のキャラクターが多く、ここで紹介するケビンマスクの父親・ロビンマスクも高い人気を誇る正義超人です。名門一家の出身で気高い正義超人・ロビンマスクは正義超人たちのリーダーとも言える存在です。ケビンマスクはそんな彼の息子として、キン肉マンII世に登場しました。

キン肉マンII世に登場する、ケビンマスクのプロフィールを紹介します。ケビンマスクは伝説超人ロビンマスクの息子として誕生し、幼少期より厳しい教育を施されていました。成長したケビンマスクは筋骨隆々な青年で、身長は218㎝、体重は155㎏と、恵まれた体型をしています。超人強度も117万パワーと、その強さが分かる数値となっています。登場時のケビンマスクは18歳でした。

ケビンマスクは鉄仮面のようなマスクを着用しており、長く伸ばした金髪がのぞいているのが特徴です。また、コスチュームも甲冑のようなデザインをしています。父親ロビンマスクも鉄仮面に鎧のようなコスチュームを身にまとっており、父親のコスチュームを踏襲するデザインとなっています。ロビンマスクのコスチュームはシルバーだったのに対し、ケビンマスクは深いブルーの色合いで、デザインもやや攻撃的になっています。

ケビンマスクは登場時から高い実力を誇っており、その強さは彼の持つ無敗記録にも表れています。公式の試合329戦で一度もタップやKO負けをした事はなく、難攻不落鉄騎兵や、鉄面の鬼公子といった異名も取っています。登場時は悪行超人だったケビンマスクは、新世代の超人の中でトップクラスの実力者として登場しました。

ケビンマスクの父親、ロビンマスクのプロフィールを紹介していきます。ロビンマスクは、前作・キン肉マンにて主人公キン肉スグルのライバルとして登場した超人です。カリスマ性のある人気正義超人として登場したロビンマスク。第20回超人オリンピックにてキン肉マンと戦う事になります。ロビンマスクは第19回超人オリンピックで優勝を果たした強さを持つ実力者でもありました。

キン肉マンとの戦いを経て、キン肉マンと友情を結んだロビンマスク。その後はキン肉マンの仲間となり、正義超人たちのリーダー的な存在として、悪の超人たちと戦っていきます。キン肉マン作中ではキン肉マンの仲間として活躍したロビンマスク。キン肉マンII世の時代になると、閉鎖されていたヘラクレス・ファクトリーを復活させ、校長となって新しい世代の超人たちを鍛えていました。

ケビンマスクは、キン肉マンに登場する人気超人・ウォーズマンの遺伝子も受け継いでいる超人です。ウォーズマンは半分機械の身体を持つ超人で、ロビンマスクと同様キン肉マンの敵として登場しています。キン肉マンと戦って友情を理解したウォーズマンは、後にキン肉マンの仲間となります。そんなウォーズマンは、ロビンマスクを師匠とするキャラクターでもあります。

ケビンマスクが放つ必殺技は数々ありますが、その中でも特に強力な技に「OLAP」という技があります。技の詳細に関しては後で詳しく紹介しますが、この「OLAP」はウォーズマンの必殺技に着想を得たものです。ケビンマスクはウォーズマンの遺伝子も継承しており、ロビンマスク＆ウォーズマンの超人子弟コンビの集大成とも言える強さを持ったキャラクターなのです。

ケビンマスクは初登場時は悪行超人でした。ケビンマスクは悪行超人の集団、d・M・pのメンバーになっていました。ケビンマスクは実は幼いころにロビンマスクの元を飛び出しており、その後非行に走るようになります。ストリートファイトを繰り返していたケビンマスクの前に、悪行超人が現れd・M・pへと加入しています。

d・M・pのメンバーとして万太郎の前に現れたケビンマスク。d・M・pと仲間の悪行超人が万太郎たち正義超人にやられてしまった姿を見て、愛想をつかしてd・M・pを脱退する事となります。その後はどこにも所属しないフリーの超人となり、一匹オオカミとして行動しています。

ケビンマスクは主人公万太郎と、超人オリンピックザ・レザレクションの決勝戦で激突しています。はじめはケビンマスク優勢で進んでいた試合も、セコンドのアドバイスを受けた万太郎に押されるようになります。試合は万太郎の火事場のクソ力とケビンマスクの大渦パワーが激突する白熱の展開となり、万太郎は必殺技マッスル・ミレニアムを発動します。

ケビンマスクはマッスル・ミレニアムを何とか回避します。その後、ケビンマスクは必殺技OLAPをしかけ、ビックベン・エッジで万太郎にとどめをさします。万太郎を倒したケビンマスクは、父ロビンマスクと同じく超人オリンピック優勝を飾ったのでした。

ケビンマスクは、キン肉マンII世の中でも屈指の人気を誇るキャラクターです。その人気は主人公万太郎も凌ぐほどで、キャラクター人気投票では1位を獲得しています。第1回～第3回まで全て1位を獲得したケビンマスクは、作者ゆでたまごの予想も裏切る人気ぶりとなりました。

登場時は悪行超人だったケビンマスク。万太郎との戦いで絆を深めることになり、その後のストーリーでは万太郎を助けるためにアイドル超人として活動するようになります。悪魔の種子編では、スカーフェイスと共にアイドル超人軍を結成し、万太郎のピンチに駆け付けます。

ケビンマスクはロビンマスクの息子として誕生した超人です。気高い正義超人の息子として、ケビンマスクも当然正義超人としての教育を施されていました。ヘラクレス・ファクトリーの校長として、新世代の超人たちを鍛え上げていたロビンマスクですが、息子ケビンマスクに対しての教育は特にとても厳しいものでした。

名門ロビン王朝を背負う重責を幼いころから背負わされていたケビンマスク。ロビンマスクの厳しすぎる指導もあり、耐え切れなくなったケビンマスクは家出してしまったのでした。

ビックベンエッジは、ケビンマスクの最大の必殺技です。超人オリンピックにて、万太郎との戦いでも披露していました。空中で相手の身体をホールドし、そのままリングに叩きつける強力な技です。

NIKU⇒LAP(ニクラップ)は、万太郎とのツープラトンです。万太郎と結成したタッグ「ザ・坊ちゃんズ」で、即興で完成させた大技です。万太郎のキン肉バスターと、ケビンマスクのOLAPを同時に相手にかけるという、破壊力抜群の大技です。

タワーブリッジは、父ロビンマスクも使用する必殺技です。代々受け継がれる必殺技で、敵にバックブリーカーを仕掛ける大技です。相手の背骨をへし折ってしまう程の威力を持っています。

ケビンマスクのかっこいい技で、OLAPはウォーズマンのパロスペシャルと対をなす関節技です。相手の背中から足を内側にかけ、敵の両手をチキンウィングにする大技です。とても難易度が高く、誰も使いこなせない大技でした。ケビンマスクはコーチ・クロエの協力でこの技を習得しています。

マッスル・キングダムも、万太郎とのツープラトンです。究極の超人タッグ編のフィナーレで披露された必殺技で、万太郎が修行の末に習得したマッスル・スパークと、ケビンマスクの究極技ビックベンエッジを合体させた技です。

ケビンマスクは、主人公の万太郎に唯一勝利したキャラクターでもあります。親世代から続く因縁に囚われるあまり、万太郎に強いライバル意識を抱いていたケビンマスク。万太郎との戦いで勝利した後は、万太郎のおかげで強くなれたとも語っています。

ケビンマスクは普段はマスクを装着しており、素顔を見ることは出来ません。ロビン王朝の超人は、素顔を見せてはいけないという掟があるためです。ケビンマスクの素顔は少しだけ描写されたことがあり、精悍な顔立ちをしたイケメンであり、顎髭を生やしています。

ケビンマスクは背中にクモの巣のタトゥーもしています。このクモの巣のタトゥーは、厳格な両親を困らせる為に入れらとケビンマスクは語っています。ケビンマスクは、悪行超人時代に倒した超人の姿をタトゥーに加えていきました。

キン肉マンII世に登場するケビンマスクに関しての感想を紹介します。ケビンマスクは、キン肉マンII世作中で屈指の強さを誇るキャラクターです。正義超人の父親ロビンマスク、また師匠にはウォーズマンと、伝説超人の強さを受け継いでいるキャラクターです。

ケビンマスクに関しての感想では、やはりかっこいいといった声が多くなっています。ケビンマスクはその見た目のかっこよさも評価されていますが、数々の強力な技やクールな性格でも人気を集めています。

ケビンマスクはキャラクターグッズも人気の超人です。キン肉マンのキャラクターグッズといえば、精巧な作りのフィギュアが人気ですが、ケビンマスクのフィギュアもかっこいいと注目を集めているグッズです。

ここでは、キン肉マンII世に登場するケビンマスクに関して情報をまとめました。ケビンマスクはキン肉マンII世で屈指の強さをもつ超人で、人気投票で1位を獲得するほど人気のキャラクターです。是非、キン肉マンII世をチェックして、ケビンマスクのかっこよさや強さに注目してみてください。