【イナイレ】佐久間次郎の必殺技と眼帯の秘密とは？声優や私服・コスプレ画像も紹介

佐久間次郎は『イナイレ(イナズマイレブン)』の初期から登場するキャラクターです。『イナイレ』とはサッカーを題材にした収集・育成ゲームのことで、シリーズ化されるほどの人気作品です。アニメ化・舞台化・映画化を果たしており、ファン層は子供達だけでなく大人の女性にまで人気を博しています。

『イナイレ』シリーズとは、2008年に発売されたニンテンドーDSのRPGが元となっています。その後『イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード』などの続編が次々と発売されました。開発・発売しているのは、『レイトン教授』シリーズや『妖怪ウォッチ』などの数々のヒット作品を生み出しているレベルファイブです。

『イナズマイレブン』のテレビアニメでは2008年から第1作目が放送され、2011年からは2作目の『イナズマイレブンGO』が放送されました。イナズマイレブンGOでは、佐久間が大人になった姿も描かれています。そして2018年からは3作目の『イナズマイレブン アレスの天秤』と4作目の『イナズマイレブン オリオンの刻印』が放送されました。3作目・4作目にも佐久間は登場しています。

『イナイレ』に登場する佐久間は、帝国学園に通う中学生です。誕生日は5月8日です。佐久間の初登場時は帝国学園の2年生でサッカー部に所属していました。サッカー部では背番号11番を背負っているスタメンで、ポジションはFWです。右目には眼帯を付けており、薄い水色よりの銀髪と褐色肌が特徴的です。

佐久間は負傷することが多く、アニメ『イナイレ』のフットボールフロンティア編では世宇子中との対戦で敗退した時に重症を負いました。その後真・帝国学園では必殺技のペンギン1号を酷使してしまい、生命の危機に陥ります。また、キャプテンの鬼道が帝国学園を去ってしまったために、その後の帝国学園を支え続けてきた苦労人でもあります。

アニメ『イナズマイレブンGO』や映画『イナズマイレブンGO VS ダンボール戦機W』では、佐久間が大人になった姿で登場しています。大人になっても眼帯をしており、髪は腰あたりまで伸ばしています。

佐久間は大人になってからは帝国学園サッカー部でコーチをしています。映画ではイナズマレジェンドジャパンとして登場し、天馬達と試合をします。佐久間は『イナズマイレブンGO』でも定期的に登場する人気キャラクターです。

「デスゾーン」とは佐久間個人の必殺技ではなく、寺門と洞面の3人でボールを蹴る必殺技です。ちなみにこの必殺技は、『イナイレ』で初めて登場した必殺技です。「デスゾーン」は、まず鬼道がボールを蹴り上げ、3人がトライアングルでボールを囲むように飛んで蹴ります。「デスゾーン」には進化系の「デスゾーン2」や「ラスト・デスゾーン」なども存在します。

佐久間の代表的な必殺技「皇帝ペンギン1号」とは、元は帝国学園のサッカー部に受け継がれてきたペンギン技です。「皇帝ペンギン1号」はとても強力な技ですが、とても身体に負担をかけてしまう技です。「皇帝ペンギン1号」を使う時はまず指笛を吹きます。すると地面から赤い5匹のペンギンが現れ、佐久間の足に食らいつきます。

そのままボールを蹴ることで、ペンギンたちがボールを追いかけて強力なシュートになります。しかし、「皇帝ペンギン1号」は1回使うだけでも佐久間へのダメージが大きいのがデメリットです。2回使用すると、試合ができなくなるほどです。佐久間は真・帝国学園で雷門中と戦った時に3回使ってしまい、コート上で立つことも不可能となってしまいました。

ちなみにこの時、「皇帝ペンギン1号」を顔で受けそうになった鬼道をかばった染岡は気絶してしまいます。このように、シュートを打つ側もそれを受ける側も負傷してしまう危険な技です。

佐久間の必殺技の「皇帝ペンギン2号」は、身体の負担が大きい「皇帝ペンギン1号」を改良した必殺技です。「皇帝ペンギン1号」は1人で蹴る技ですが、「皇帝ペンギン2号」は身体への負担を減らすために3人で蹴ります。作中では鬼道・佐久間・寺門の3人でこの技を使いました。まず、鬼道が指笛を鳴らすと青いペンギンが地面から飛び出します。

鬼道がボールを蹴るとそれをペンギンが追いかけ、前にいる佐久間と寺門がそのボールをペンギンごと蹴ります。するとペンギンはボールと一緒にゴールへと向かいます。「皇帝ペンギン2号」は円堂のゴッドハンドを破っており、「皇帝ペンギン1号」と変わりない威力を持っています。

佐久間の必殺技の「皇帝ペンギン3号」は、「皇帝ペンギン2号」をさらに改良した必殺技です。「皇帝ペンギン3号」も3人で使う技です。『イナイレ』の作中では、世界編でデモーニオの「皇帝ペンギンX」に対抗するために新たに作られれました。当初は鬼道と不動の2人で練習していた技でしたが、そこに佐久間が加わり完成します。

「皇帝ペンギン3号」では、「皇帝ペンギン2号」同様に鬼道が指笛を鳴らしてペンギンを5匹出現させます。ちなみに、「皇帝ペンギン3号」の時のペンギンの色は蛍光ピンクです。鬼道が蹴り上げたボールを囲むように3人が宙に浮かび、上から叩きつけるように蹴ります。デモーニオは「皇帝ペンギンX」でなんとかボールを止めようとしました。

しかしデモーニオは「皇帝ペンギン3号」の威力に耐えきれず、身体ごとゴールへと吹き飛ばされてしまいます。「皇帝ペンギン1号」や「皇帝ペンギン2号」よりもはるかに威力が高い技です。

佐久間は常に右目に眼帯を付けています。大人になっても眼帯を付けているので、ファンの間ではなぜ眼帯を付けているのかと度々話題になっています。多くのファンは、佐久間が「目を負傷している」もしくは「目が見えない」ために眼帯をしているのではないかといわれています。しかし、佐久間が不動から洗脳を受けて真・帝国学園でサッカーをしていた時は右目の描写がありました。

その時のシーンをアニメで確認すると、佐久間はしっかりと見えているようです。そのため、右目負傷や見えないという可能性はないと思われます。佐久間は本来の眼帯の使い方とは違う意味で目を隠しているのかもしれません。右目を負傷、もしくは見えないと思っていた方は、不動に洗脳された佐久間を見てから余計に右目の謎が深まったとさらに考察を深めていました。

佐久間の眼帯の考察の中には、単なるキャラ作りのための眼帯なのではないかという考察もありました。実際に佐久間の外見は人気で、コスプレしている方もたくさんいます。他のキャラと差別化するために、眼帯をつけたキャラデザインになったといわれています。実はレベルファイブの社長・日野晃博は、佐久間の眼帯については特に意味をもたせていないと語っています。

しかし、不動に洗脳された時は意味深な描写があるので、やはり何か意味があるのではないかといわれています。不動に洗脳されている状態の佐久間は眼帯は着用していたものの、その中央が破けて右目が見えている状態でした。その右目は、本来なら白目である部分が黒くなっていました。

その後洗脳が解けると、眼帯が破けて見えている佐久間の右目は髪の毛で隠されています。このシーンは意図的に佐久間の右目を髪の毛で隠したと考察されています。いつもは隠している右目が描写されたのが洗脳されていた時だったので、右目は佐久間の心の闇を表しているのではないかといわれています。

佐久間の眼帯については、サッカーのポジションに集中するためなのではないかといわれています。真面目な佐久間なら、サッカーのために眼帯をしている可能性もあります。ただ、佐久間は私服の時も眼帯を取ることがありません。ポジションに集中したいなら試合中や練習中だけでいいはずですが、佐久間は私服の時まで着用しているので、サッカーのために眼帯をしているというわけではないようです。

『イナイレ』のアニメやゲームで佐久間の声優を担当しているのは、田野めぐみです。田野めぐみとは、1968年12月28日生まれの女性声優です。東京俳優生活協同組合という声優プロダクションに所属しています。主にアニメやゲーム、吹き替え声優として活動しています。

ちなみに田野めぐみは『イナイレ』に登場する壁山や西野などの声優も担当しています。幅広い演技が評価されている声優で、『イナイレ』のようにメインキャラクターの声優の他に脇役を何役も演じることがあります。

声優の田野めぐみの主な出演作品には、『ちびまる子ちゃん』の野口さんと中島役、『スーパーフィッシングライダー武蔵』のB・B役、『キャプテン翼J』の浦辺反次役、『はじめの一歩』の宮田一郎役、『サッカーフィーバー』のゴートン役、『たまごっち!』のいしぱっち役、『セイバーマリオネットJ』のレオパルド役、『デジモンアドベンチャー』のドクグモン役などがあります。

佐久間の私服はいろいろとあるのですが、ジャケットに黄色のTシャツを着用した私服姿はチャラいといわれています。首元にはネックレスをつけており、おしゃれな着こなしを見せています。また、グッズで描かれた私服は、赤いストライプのシャツと白のTシャツ、ボトムスはジーンズで爽やかにまとめていました。

佐久間の私服は緑が入っている服が多いのが特徴的です。チャラいと言われていた私服のジャケットにも、緑のラインが入っています。また、『イナズマイレブンGO』の時の私服でも濃い緑のスーツを着用していました。帝国学園のユニフォームが緑なので、緑に寄せたデザインになっているのかもしれません。

『イナイレ』のキャラクターの中でも、佐久間は多くの人がコスプレしています。佐久間はクオリティが高いコスプレ写真がたくさんあります。佐久間は女性的な顔立ちをしているので、女性コスプレイヤーでもコスプレしやすいといわれています。

佐久間は『イナイレ』のキャラクターの中でも特に人気の高いキャラクターなので、イナズマジャパンに入れてほしいと願う人がたくさんいました。佐久間は1作目のアニメでは日本代表の選考に参加しましたが、残念ながら落選してしまいました。ただ、負傷したメンバーの代わりに途中からイナズマジャパンとして戦っています。

佐久間は正式メンバーではなかったものの、世界編ではイナズマジャパンとして戦ったこともありました。しかし、4作目の『イナズマイレブン オリオンの刻印』では佐久間はイナズマジャパンのメンバーに選ばれませんでした。これまで鬼道が抜けた帝国学園を支えてきた存在でもあるので、イナズマジャパンに入れて欲しいと思っているファンが多いようです。

『イナイレ』のフットボールフロンティア編では、世宇子中に惨敗した帝国学園の仇を取るため、鬼道は雷門中に転校して決勝戦に挑みました。佐久間は雷門中へ行く鬼道を快く見送りましたが、実は思い悩むこともあり、そこに不動が現れて佐久間を洗脳しました。洗脳された佐久間は、真・帝国学園として円堂たちと戦います。

洗脳された状態の佐久間は目が赤くなっており、「皇帝ペンギン1号」を3回使うなど無茶なプレーをしていました。『イナイレ』ファンの中には、真・帝国学園の時の佐久間もかっこよかったと評判でした。

佐久間次郎のコスプレは『イナイレ』のキャラクターの中でも人気です。佐久間次郎のコスプレをしたいと考えている方の中には、様々なシチュエーションで撮影したいと計画を立てている方がたくさんいました。佐久間次郎のコスプレが人気なのは、シチュエーションや私服・ユニフォームなどコスプレ衣装が豊富なのも人気の理由の一つのようです。

佐久間の必殺技は身体に負担がかかる危ないものもありました。眼帯の謎はいまだに解明されていませんが、レベルファイブの社長によると特に意味はないようです。佐久間は『イナイレ』シリーズの初期から登場していたキャラクターで、今でも人気です。アニメでは全てのシリーズに登場しているので、ぜひ1作目の『イナイレ』から見てみて下さい。