ガーリッシュナンバーのアニメ評価・感想をネタバレ！全話の簡単なあらすじも紹介

やる気ゼロの新人声優の奮闘を描いたアニメ「ガーリッシュナンバー」は、ヒロインの視点からアニメ業界の裏側や声優の知られざる日常を描いた作品です。以下では、アニメ・ガーリッシュナンバーのあらすじやアニメキャラと声優、アニメ2期の可能性、作品の見所、ガーリッシュナンバーに関する感想や評価を紹介します。

声優という仕事を題材にした異色のアニメ・ガーリッシュナンバーは、2016年10月～12月にかけてTBSほかで放送された渡航原作・QP:flapperキャラクター原案による、メディアミックス作品です。プロの声優が劇中の声優が演じる劇中アニメのキャラのアフレコを披露する作風と、ブラックユーモアを交えた異色の展開が、他のアニメにはない新鮮な作品と言われ、ファンから高い評価を得ています。

個性豊かなメインキャラ達の魅力が詰まった、アニメ「ガーリッシュナンバー」の予告編動画です。

やる気・実力ゼロにも関わらず、根拠のない自信だけは誰にも負けない新人声優をヒロインに据えた異色の作風は、アニメファンの間で多くの感想や評価が寄せられました。以下では、「ガーリッシュナンバー」のアニメ全話あらすじをネタバレ紹介します。

都内某所にて、人気声優・苑生百花と柴崎万葉による、某アニメのパッケージ販売記念イベントが開催され、会場には、主演2人の姿を一目見ようと、大勢のファンが詰めかけます。人気声優による華やかなステージとは対照的に、舞台脇では共演者の1人・烏丸千歳が、羨望と野心を胸に秘めながら主演2人の姿を見つめていました。

声優・烏丸千歳は、人気はおろか声優としての実力にも乏しい駆け出しの声優であり、仕事が舞い込んでも、いつもモブ役ばかりをこなすだけでの怠惰な日々を送っていました。そんな中、『九龍覇王と千年皇女（クースレ）』の仕事が舞い込み、千歳はメインヒロインの座を獲得するべく、ある行動に出ます。

新番アニメを担当する九頭Pへのごますり作戦が功を奏した千歳は、アニメ・クースレのヒロイン役に抜擢されます。声優としての実績がないにも関わらず、人生初の大仕事に有頂天になる千歳をよそに、裏方では不穏な空気を漂わせていました。しかし、そのような事情を知らない千歳は、浮かれた気分を現場に持ち込みながら、キャストの顔合わせに挑みます。

そこには、同じ事務所の同期・久我山八重と、先輩の片倉京、そして、人気声優・百花と万葉の姿がありました。そして、メインキャスト5人が集まった打ち合わせにて、千歳たち5人によるユニット結成とCDデビューを言い渡されます。

アニメ・クースレのアフレコ収録1日目。ヒロイン役声優として尊大な態度を振りかざす千歳でしたが、いざ、アフレコに挑むと、主役に抜擢された声優とは思えない演技を連発し、周囲を呆れさせます。セリフは棒読みで演技が出来ておらず、スタッフから指示を受けても全く理解することができないなど、声優としての実力のなさを身を持って知らされます。

百花の演技指導のかいもあり、無事にアニメ・第1話の収録を終えた千歳たちは、アニメ・クースレ第1話の最速上映イベントへの出演が決まります。ステージでは、主演声優によるトークや歌が披露されることとなり、場慣れしていない八重と京は、緊張や不安を隠せずにいました。一方、華やかなステージは初体験のはずの千歳は、持ち前の図太さを発揮して、リラックスした素振りを見せています。

アニメのオープニング主題歌CDの売れ行きが好調なことを受けて、千歳はユニットのCD売り上げを確認するべく、不必要な変装を施してショップへ向かっていました。一方、自身に対する評価を知らず、調子に乗っている千歳とは対照的に、オンエアされたアニメを確認した八重と京は、その出来具合に複雑な心境を抱いていました。アニメが不評に始まった最中、千歳らメインキャストによるお渡し会のイベント出演が舞い込みます。

南国・沖縄を訪れた千歳たち一行は、アニメのパッケージの特典映像である、ユニット5人の水着撮影に挑みます。クースレに対する評価を改善するべく、企画された撮影でしたが、南国気分に浮かれるスタッフや、意にそぐわない仕事に激怒する万葉などのトラブルに見舞われ、撮影は難航します。

千歳と百花に介抱されながら自宅へ帰った万葉の元へ、娘を心配して山形から上京してきた万葉の母が訪ねてきました。翌日、母親との再会に複雑な心情を抱く万葉は、何事もなかったかのように、ユニット5人の配信番組の収録に挑みます。しかし、リスナーからのお便りを紹介するコーナーにて、万葉は思わぬ事を口走り、トラブルに見舞われます。

配信番組でのトラブルを謝罪するべく、万葉及びスタッフ一同は、万葉の父が営む山形の旅館へ赴きます。一時は、父娘の衝突に見舞われるも、一度は上京に反対しつつも、陰ながら万葉の活躍を応援していたことを聞かされ、万葉は両親との5年越しの和解を成し遂げます。

千歳主演のアニメ・クースレのアニメ第2期のアフレコが始まり、声優としての評価が高まったとうぬぼれる千歳には、やる気や危機感の片りんがありませんでした。そして、オーディション合格を受けて、声優及びCDデビューが決まった事務所の後輩・桜ヶ丘七海の登場により、千歳はますます調子に乗っていきます。一方、裏方では、十和田APによるアニメ・クースレの制作が進められていました。

十和田APを始めとする制作スタッフ及びキャスト陣の努力が実り、アニメ・クースレ第2期の評価も急上昇する一方で、ヒロイン役の千歳は、相変わらずモブキャラの仕事をこなすばかりで、一向に変化がみられませんでした。そして、他人任せの千歳は、マネージャーの交代を事務所に要請するも、やる気や実力が劣る千歳に対する世間の評価は厳しく、仕事を依頼する声がかかることがありませんでした。

声優としての評価や自分のおかれた状況を理解した千歳は、スタジオに集まったスタッフたちとの温度差を感じ始めます。そして、新たに加わった新キャスト・七海を取り巻く和気あいあいした雰囲気が漂う中、相変わらずやる気のない千歳は居づらさを覚え始めます。

声優の仕事を甘く見ていた千歳は、ようやくプロの声優としての自覚を芽生え始め、クースレ・最終話のアフレコスタジオに向かいます。しかし、悪天候の影響で交通機関のダイヤが乱れ、収録時間を大幅に遅刻するハプニングに遭遇する千歳でしたが、既にスタジオに到着していたスタッフ及びキャストは、彼女の訪れを待ち続けます。

そして、ようやくスタジオを開かれると千歳が現れ、これまでの自分の行ないを反省し、心を入れ替えた千歳は、最後のアフレコ収録に挑みます。

アニメ制作の舞台裏に迫った異色のアニメ・ガーリッシュナンバーは、劇中キャラのアフレコを演じた声優陣の演技力の高さが評価された注目の作品です。以下では、ガーリッシュナンバーのアニメキャラと担当声優について紹介します。

ガーリッシュナンバーの主人公・烏丸千歳は、ナンバーワンプロデュースに所属する声優で、女子大生です。外見は可愛いものの、仕事に対する意欲の低さや実力不足から、モブキャラの仕事が多い一方で、自分が売れないことをマネージャーのせいするなど、他力本願な考えが難点でしょう。また、愛称「ちーさま」の如く、お調子者かつ自己中心な性格で、声優としての実力を過信する一面も見られます。

烏丸千歳役を演じた千本木彩花さんは、1995年生まれ、埼玉県出身の声優で、2013年にアニメ「帰宅部活動記録」・九重クレア役でデビューを果たします。2016年には、「甲鉄城のカバネリ」の初メインヒロイン・無名役に選ばれました。そして、「ガーリッシュナンバー」では、八重役でオーディションを受けたものの、その実力を高く評価され、ベテラン声優でも難しいと言われる千歳役に抜擢されました。

千歳の友達で新人声優の久我山八重は、千歳と同じ声優養成所の同期で、同じ事務所に所属しています。気弱な性格で、本番前には緊張のあまり千歳にまとわりつくなど、本人にそのつもりはなくても、一部の女性からはあざといと言われています。一方、仕事に対する意欲は高く、自身が出演する作品の原作を読むなど、まじめな姿勢が功を奏し、声優としてのキャリアを着実に積んでいます。

久我山八重役を演じた本渡楓さんは、1996年生まれ、愛知県出身の声優で、2015年放送の「青春×機関銃」でデビューを果たします。また、デビュー1年目にしてテレビアニメ「かみさまみらない ヒミツのここたま」の主役・四つ葉こころ役に選ばれるなど、今後の活躍が期待される声優の1人です。2019年には、第13回声優アワード・新人女優賞を受賞しました。

関西弁が特徴の片倉京は、千歳・八重の声優事務所の先輩であり、声優の仕事が少なく、普段はバイトを掛け持ちしながら生計を立てている26歳です。作品や声優だけでなく、作画スタッフの名前も言えるほどのアニメ好きであり、メインキャストに選ばれたアニメ・クースレでは、メンバーのまとめ役を担っています。

片倉京役を演じた石川由依さんは、1989年、兵庫県出身の声優・女優で、子役として芸能デビューしました。声優業は、2007年のアニメ「ヒロイック・エイジ」のディアネイラ役でデビューし、声優業をこなしながら、舞台女優としても活躍しています。2014年に、第8回声優アワード・助演女優賞を受賞しました。

人気声優として活躍する苑生百花は、ヴォイスエンタープライズに所属するアイドル声優ミュージシャンです。現在が高校に通いながら芸能活動を行なっているが、父親は有名アニメ監督と母親は有名声優という、その業界の大物を両親に持つことから、年上に対して尊大な態度を取ることが難点ではあるものの、周囲に対して気遣いが出来るなど、根はいい子です。

苑生百花役を演じた鈴木絵理さんは、1992年生まれ、神奈川県出身の声優で、2013年にアニメ「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」でデビューを果たします。主な出演作品に2015年のアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」や、2018年のアニメ「刀使ノ巫女」をはじめ、アニメ作品を中心に活動しています。

百花と同様に、人気と実力を兼ね備えた柴崎万葉は、いろはプロダクション所属の声優です。プロ意識が高く、仕事に対する姿勢は申し分ないものの、元々は役者志望だったため、気に入らない仕事が舞い込むと、その都度マネージャーに意見をぶつけており、業界内では厄介者のように思われています。実家は、山形で旅館を営んでおり、両親の反対を押し切って上京したことが明かされています。

柴崎万葉役を演じた大西沙織さんは、1992年生まれ、千葉県出身の声優で、2012年にドラマCD「ペンギンゑにし 第二譚 少女神隠し」でデビューしました。主な出演作品は、2015年放送の「食戟のソーマ」や2019年放送の「ブギーポップは笑わない」をはじめ、アニメやゲーム作品に多数出演しています。また、2018年には、第12回声優アワード・助演女優賞を受賞しました。

千歳を先輩と敬う桜ヶ丘七海は、ナンプロ主催の次世代声優オーディションに合格した、千歳の事務所の後輩です。ナンバーワンプロデュース入所まもなく、声優及びソロCDデビューを果たすなど、声優業界の期待の新人であり、仕事に怠惰な千歳も焦りを覚えるほどの成長ぶりを発揮しています。また、来春には大学へ進学予定の高校3年生です。

桜ヶ丘七海役を演じた佐藤亜美菜さんは、1990年生まれ、東京都出身で、アイドルグループ・AKB48の4期生メンバーとしてデビューし、現在は声優・ナレーター・ラジオパーソナリティーとして活動しています。主な出演作品に、アニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」や、「ポプテピピック」を始め、ゲームや海外作品の吹き替えなど、幅広いジャンルで活躍しています。

外見・性格共にチャラい雰囲気が特徴の九頭Pは、千歳がメインヒロインを務めるアニメ・クースレの制作・企画担当するプロデューサーです。現在の職場へ転職する前は、敏腕プロデューサーとして、業界にその名を轟かせたものの、ライバルとの出世競争に敗れた挙句、恋人も奪われる末路に見舞われた経緯を持ち、抜け殻状態に陥っています。また、面倒事を部下に任せるなど千歳との共通点も見られます。

九頭P役を演じた中井和哉さんは、1967年生まれ、兵庫県出身の声優、ナレーターで、アニメ「ワンピース」ロロノア・ゾロ役をはじめ、「銀魂」の土方十四郎役、ゲーム作品「戦国BASARAシリーズ」伊達政宗役で広く知られています。ナレーション業では、日本テレビの情報番組「スッキリ!!」や、TBSの「アッコにおまかせ!」などに出演しています。

九頭を補佐役・十和田APは、温厚な性格と仕事に対して真面目な姿勢を貫くアシスタントプロデューサーです。不評に続きのアニメ・クースレの後半クールの担当を任され、九頭Pから仕事を丸投げされたことに憤りを見せるも、九頭発案の企画の見直しや改善点を見いだすなど、低評価だったアニメ・クースレの評価を大きく変えることに成功します。

十和田AP役を演じた江口拓也さんは、1987年東京都生まれ、茨城県出身の声優・歌手であり、第1回81オーディション合格を受けて、翌年に「真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝」で声優デビューを果たします。主な出演作品は、2018年放送の「バキ」花山薫役や、2019年放送の「あんさんぶるスターズ!」日々樹渉役をはじめ、数多くの作品に出演する人気声優です。

千歳の兄で担当マネージャーの烏丸悟浄は、ナンプロ所属の声優・片倉京の同期で、声優活動を経て裏方に転向した経緯の持ち主です。仕事を甘く見ている妹に手を焼いており、千歳の声優としてのプロ意識のなさにあきれ果てています。千歳のマネージャー交代に伴い、期待の新星・桜ヶ丘七海のマネージャーに就任しました。

烏丸悟浄役を演じた梅原裕一郎さんは、1991年生まれ、静岡県出身の声優で、2013年にデビューを果たします。2015年には自身初主演となった「ヤングブラック・ジャック」間黒男役に抜擢、2016年には、第10回声優アワード・新人男優賞を受賞するなど、幅広い活躍を見せました。2018年5月に、所属事務所を通じて病気の治療に伴う休業が発表され、現在は、体調を考慮しながら声優活動を行なっています。

千歳が所属する声優事務所ナンバーワンプロデュース・難波社長は、事務所のトップらしからノリの良さや豪快な性格の持ち主です。普段は、おちゃらけた一面を見せる一方で、今後の活躍が見込めない新人の退所を検討するなど、仕事に対する厳しさを持ち合わせています。また、千歳たち所属声優を大切にしており、千歳の声優としての自立と成功を見守り続けていました。

難波社長役を演じた堀内賢雄さんは、1957年生まれ、静岡県出身の声優・ナレーターで、ハリウッド俳優ブラッド・ピットの担当声優として広く知られています。海外映画やドラマの吹き替えを中心に活動する傍ら、2017年放送のアニメ「鬼平」の長谷川平蔵（鬼平）役や、「ポケットモンスターシリーズ」・2代目オーキド博士など、アニメ作品にも数多く出演しています。

声優業の知られざる世界をリアルに描いた「ガーリッシュナンバー」は、斬新な作風とヒロインのキャラ設定が高く評価され、アニメ2期の制作が期待されています。

アニメ「ガーリッシュナンバー」は、制作会社・ディオメディアのオリジナル作品であり、過去に同社で制作されたオリジナル作品の続編制作の傾向から、アニメ2期の可能性が推測できます。そして、ディオメディアで制作されたオリジナルアニメ2本のうち、「美男高校地球防衛部LOVE!」の続編が制作されていることから、「ガーリッシュナンバー」のアニメ2期の可能性が期待できます。

個性的なキャラクターが魅力的な「ガーリッシュナンバー」アニメ1期の最終回に注目すると、千歳の声優としての成長や活躍が期待できる結末が描かれています。そして、続編に繋げても不自然さのない終わり方は、アニメ2期の可能性を高めているでしょう。

ヒロインらしからぬ性格でありながら、どこか憎めないキャラクター性が注目された「ガーリッシュナンバー」は、他のアニメ作品にはない新鮮さから熱烈なファンが多い一方で、強烈な性格のヒロインを苦手とする感想も見られることから、評価が分かれやすいアニメとも言われています。そのため、円盤の売上げ記録がガーリッシュナンバーの続編を決定する鍵となるでしょう。

新人声優・烏丸千歳の活躍を通じて、アニメ業界の知られざる苦労や奮闘をリアルに表現した「ガーリッシュナンバー」は、登場キャラクターが可愛いだけでなく、声優陣の演技力の高さを評価する感想も多く寄せられています。以下では、アニメ・ガーリッシュナンバーの見所を紹介します。

表舞台では、華やかな世界に見えてしまう声優業界ですが、時には共演者同士で火花を散らし合う熾烈な競争や、口先だけの演技だけでなく、歌やダンスも完璧にできなければ仕事ももらえないなど、多彩な技能が求められます。そして、ガーリッシュナンバーでは、新人声優の目線で声優の大変さを表現しており、声優を志す学生を中心に、多くの感想や評価が寄せられています。

第1話のライブシーンで登場した劇中歌を、そのままアニメのオープニング主題歌としても使用している場面も、ガーリッシュナンバーの見所であり、斬新な演出がアニメファンの間で高く評価されています。

ヒロインの腹黒いキャラ設定のように、ネガティブ要素満載の世界観も、アニメ・ガーリッシュナンバーの見所です。一部の視聴者からは、独特の世界観を苦手とする感想や辛口評価が見られます。一方で、アニメ業界の真実を作品を通じて表現している点や、ブラックユーモアを交えた展開が面白いと評価するファンもおり、視聴者によって評価が分かれやすいアニメでしょう。

一風変わった作風や声優陣の演技力が高く評価された、アニメ・ガーリッシュナンバーに関する感想や評価を紹介します。

ガーリッシュナンバーの登場キャラの中では、ヒロインらしからぬ性格でファンの評価が大きく分れた烏丸千歳でしたが、持ち前のかわいいルックスは、彼女の性格を厳しく評価するファンも虜にしてしまう魅力に富んでいます。また、外見と内面のギャップがいい味を出しているとの感想や、担当声優・千本木彩花さんの演技力を評価する声も見られ、どこか憎めないキャラクター性で人気を集めています。

ルックスと実力を兼ね備えたアイドル声優・苑生百花の人気は、劇中だけでなく、視聴者の間でも絶大な支持を誇る人気声優です。育った環境から千歳のように小生意気な一面も見られますが、初アフレコで失敗続きの千歳に演技指導を施したり、対照的な性格の万葉を心配するなど、優しい性格も高く評価されている、かわいいキャラクターです。

声優としての評価やプロ意識の高さから一見近寄りがたい雰囲気を持つ万葉ですが、酔った時の姿がツンデレでかわいいとの感想が寄せられ、百花に次ぐ人気を見せています。普段は、クールな出で立ちでありながら、お酒が入ることで豹変する万葉のギャップの大きさや、山形帰省後の万葉の心境の変化も、ガーリッシュナンバーの見所です。

アニメ・ガーリッシュナンバーの全話あらすじネタバレ、登場キャラと声優、アニメ2期の可能性、作品の見所や、ガーリッシュナンバーに関する感想や評価を紹介しました。近年、人気急上昇をみせる声優業界の知られざる世界や、声優として活動していくことの厳しさなどを、新人声優の目線で描いた「ガーリッシュナンバー」は、これから声優を志す学生に観てほしいアニメ作品です。