【文スト】森鴎外はポートマフィアの首領!異能や福沢諭吉・太宰治との関係は?

『文スト』に登場する森鴎外は、武装探偵社の宿敵であるポートマフィアの首領を務める人物です。登場初期は田舎町の医者といった格好で幼女エリスにメロメロな中年男性として描かれていましたが、次第にポートマフィアの首領としての顔が現れてきました。同時に福沢諭吉と太宰治とは、深い過去を持っていることが明らかになっています。ここでは、森鴎外の異能力や性格、『文スト』に残された名言などのセリフを交えて紹介していきます。また、森鴎外を担当したベテラン声優も紹介していますので要チェックです。

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目次

  1. 文ストの森鴎外とは?
  2. 文ストの森鴎外の異能と合理主義
  3. 文ストの森鴎外と福沢諭吉・太宰治との関係
  4. 文ストの森鴎外の声優
  5. 文ストの森鴎外のかっこいい名言集
  6. 文ストの森鴎外に関する感想や評価
  7. 文ストの森鴎外についてまとめ

文ストの森鴎外とは?

『文豪ストレイドッグス(文スト)』の森鴎外とは、ポートマフィアの首領を務める人物です。ギルド(組合)の異能力者・モンゴメリが使った異能によって作り出された異能空間にて初登場を果たしていますが、それから次第に探偵社の社長・福沢諭吉と太宰治との深い関係が明らかになっていきました。ここでは、『文豪ストレイドッグス(文スト)』の概要やあらすじを交えた簡単な作品情報をはじめ、森鴎外のプロフィールを紹介していきます。

文豪ストレイドッグス(文スト)の作品情報

文豪ストレイドッグス(文スト)の概要

原作者:朝霧カフカと作画:春河35によるアクション漫画『文豪ストレイドッグス(文スト)』は、『ヤングエース(角川書店)』にて2013年1月号から連載されています。

キャラクターには太宰治や芥川龍之介、福沢諭吉などの文豪がモチーフとなっており、それぞれの文豪による作品にちなんだ異能力を使うバトルアクションとなっています。全国書店員が選んだおすすめコミック2014では第11位に輝き、さらに単行本が500万部を突破するなど人気を博している作品です。

文豪ストレイドッグス(文スト)のあらすじ

孤児院を追放されたあげく、ヨコハマを中心に放浪生活を送る少年・中島敦。ある日、彼は鶴見川で入水している男を助けだしました。その男が実は、警察でも手に負えない事件を扱う特殊組織、異能力集団「武装探偵社」に所属する太宰治だったのです。それからは太宰によって武装探偵社の社員として働くことになる敦でしたが、彼はこれまでの生活からは想像もできない事件を目の当たりにしていくことになりました…。

森鴎外のプロフィール

『文スト』に登場する森鴎外とは、ヨコハマの裏社会のトップを飾るポートマフィアの首領です。物語当初は中島敦と共にルーシー・モード・モンゴメリの異能力「深淵の赤毛のアン」によって異能空間に閉じ込められていますが、そのときは元医者だと名乗り、一見冴えない優しそうな中年男性を装っていました。

しかし、その後ポートマフィアの首領としての登場シーンは増え、たとえマフィアの構成員であっても敵対者であれば徹底的に排除するという冷徹な一面が度々見られました。ただ、普段は金髪の少女・エリスと常に一緒で、彼女に対してはデレデレなロリコンといったギャップも持ち合わせています。

アニメ「文豪ストレイドッグス」公式サイト

文ストの森鴎外の異能と合理主義

森鴎外はポートマフィアの先代首領を暗殺した過去があります。暴虐の限りを尽くしていた先代首領を多大なリスクを払って導き出した判断、それは彼が合理主義だったからこそ導き出した答えだったのです。森が首領となったポートマフィアは無駄がなく、先代の頃よりも勢力を拡大していきました。ここでは、そんな森鴎外が使う異能力と多大な結果を残した合理主義の詳細を紹介していきます。

森鴎外の異能は「ヰタ・セクスアリス」

森鴎外の異能力は「ヰタ・セクスアリス」です。この異能力は飛行能力や戦闘力を兼ね備えた「エリス」を出現させて戦わせるというもの。作中での森は金髪の美しい幼女・エリスを常にそばに置いており、彼女のわがままに付き合わされるのを至福としていました。

エリスの性格や外見は森によって設定されているようで、福沢諭吉のセリフからもわかるように森はロリコンです。ただ、14年前と小説『文豪ストレイドッグス BEAST』で登場したエリスは性格と年齢が全く異なるようです。ちなみに、森のことをエリスが「りんたろう」と呼んでいるのですが、これは史実上の文豪である森鴎外の本名です。もしかすると『文スト』の森鴎外は偽名なのかもしれません。

森鴎外の合理主義

森鴎外の大きな特徴は「徹底的な合理主義」ということが挙げられます。ポートマフィアに深い憎しみを抱く中原中也に言ったセリフ、「首領というのは組織の長であると同時に組織の奴隷であり、組織のためであればどんな非道でも喜んでおこなう」。この言葉を聞いた中也は反抗的な態度から一変し、膝をついて「ボスの仰せの通りに」と感服した様子が描かれていました。常に組織の利益になるように”理的最適解”に沿って判断を下しています。

また、森鴎外は14年前の戦時中に軍医として活動していました。そのとき、現在の武装探偵社で活動している与謝野晶子(当時11歳)を徴用しており、与謝野を使い軍上層部に対して戦争における異能力の重要性を理解させようとしました。そのため、与謝野と兵士らの心が壊れたとしても、森は淡々と命令を遂行させるなど必要とあればどんな冷酷非道な行為もおこないます。

ただ、そんな森は中也の態度からもうかがえるように、マフィアの首領として部下からの信頼が厚いです。ドストエフスキーの策略が展開された「共食い編」においては、探偵社の福沢諭吉と森鴎外が同時に敵のウイルスに感染し、そのウイルスがどちらかを殺さなければ治らないという状況となってしまいました。

つまり、ポートマフィアと探偵社のボスを狙い合う全面戦争となるのです。そのとき、ポートマフィアの構成員がたとえドストエフスキーの術中に踊らされていたとしても、森の命を救うべく全員が必死で戦いました。幹部である尾崎紅葉が、森が死ぬと暴虐の限りを尽くし無駄に消耗した先代ボスに逆戻りするといったセリフを述べているので、森の合理主義に賛成していることがうかがえます。

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文ストの森鴎外と福沢諭吉・太宰治との関係

『文スト』の物語が展開していくにつれて、森鴎外と福沢諭吉・太宰治とは深く複雑な関係を持っていることが明らかになっていきました。森はポートマフィアの首領、福沢諭吉は武装探偵社の社長、太宰治が武装探偵社の社員です。そんな彼らがどのような関係を持つのか、森鴎外と福沢諭吉、そして太宰治といったそれぞれの過去から関係性を紹介していきます。また森鴎外の死亡説もありますので、その真相を明らかにしていきます。

森鴎外と福沢諭吉の過去

森鴎外と福沢諭吉は、実は旧友の仲です。2人の仲は、ヨコハマの全てを知り最強の異能力者と言われる夏目漱石が活躍していた12年前にまで遡ります。夏目漱石が闇医者兼情報屋として活動していた森鴎外の元へ、武装探偵社の開業準備をおこなっていた福沢諭吉を派遣したことが出会いのきっかけとなりました。

それからの2人はヨコハマの災禍をもたらす無法者を倒すために共闘しており、幾度となく繰り広げられる戦いであっても共に敵なしの状態でした。しかし、先代のポートマフィアは暴虐の限りを尽くしていたので、ポートマフィアを変えなければ結局は何も変わりません。

夏目漱石は、混迷期である戦後に秩序をもたらすために「三刻構想」といった「昼に軍と軍警と特務課、夕刻には探偵社、夜にはポートマフィアが取り仕切る」というものを実現する必要がありました。そこで、森は夏目の構想に賛成しポートマフィア首領の専属医師となり、首領の座を狙うことにしています。そして福沢も三刻構想に乗ったことで、ふたりは盟友ともいえる仲となりました。

それからの森はポートマフィアの首領を打破しなければなりません。そこで、森は首領を打破するため、街の平和を実現する要だと見込んでいる与謝野晶子を再び利用しようとしました。しかし、それに対して福沢は心が壊れた与謝野を配慮しない行為に激怒し、福沢と森は袂を分かつことになります。

そんな福沢は与謝野を探偵社に引き入れ、それからの森と福沢は敵同士となりました。テロリストに貶められた探偵社に対して森が手を貸したり、停戦協定を結んだりはしていますが、彼らが同じ道を歩くことはないでしょう。

森鴎外と太宰治の関係

ポートマフィアの首領を打破するための与謝野を福沢に取られてしまった以上、森は自らの手で首領を手に掛ける必要があります。結局森が考えたのは暗殺でしたが、この方法でポートマフィア首領の座を得るためには「首領が病死前に森を次期首領に指名した」という遺言が必要になってきます。そこで嘘の遺言を証明する人物が必要でした。その人物こそが当時14歳である太宰治だったのです。太宰は自殺未遂で森の元へ運び込まれた患者でした。

太宰は「自分が自殺を成功させることが出来たのであれば、暗殺と遺言のでっちあげを知る者は森以外にいなくなる」とセリフを述べており、その思惑によって太宰を選んだと言っていますが、太宰のセリフに対して森は答えていないので、真相は定かではありません。ただ、太宰の頭脳に目をつけた森は、ポートマフィアとして人の動かし方や戦略論を教え込んで彼を育て上げています。

森が見込んだ通り太宰の才能の開花は目覚ましく、マフィアに加入してから3年後の15歳で幹部にまでのぼりつめ、歴代最年少という記録を残しました。そんな太宰に対して森は「あと数年もすると太宰が自分を殺して首領の座に就く」と考えており、それに対し論理最適解として導き出した答えは、太宰の友人・織田左之助と当時ヨコハマに侵攻してきた北欧の組織・ミミックの長と相討ちをさせることで、太宰の出奔を促すことでした。

そして森の思惑通り織田は亡き人となり太宰はポートマフィアを離れ武装探偵社に入社することとなります。友人の死の原因でもある森に対しての心情は言わずとも知れ、4年ぶりの再会を果たした2人の間に凍えるような雰囲気が漂っていました。

太宰がポートマフィアを抜けてからの森は「後悔はない」とセリフを述べているのですが、太宰を幹部復帰へ誘い出したり、組合戦で太宰の不在を惜しんでいたりと本気で言ったセリフなのかは定かではありません。ただ、太宰の出奔を促す決断は苦渋の選択であったことは間違いないでしょう。

森鴎外は死亡した?

上述でも簡単に触れましたが、森鴎外と福沢諭吉は「死の家の鼠」の頭目であるドストエフスキーの策略によって、致死性のウイルスにかかってしまいました。このウイルスは片方の命を奪えば一方の命は助かるという特性を持っており、それによって探偵社とポートマフィアの全面戦争となりました。しかし、福沢諭吉と森鴎外は三刻構想の秩序を重視しており、全面戦争を望んではいませんでした。

そこで、森と福沢はかつて盟友として共に過ごした屋敷に向かい、一騎打ちをおこないます。森と福沢の戦闘はほぼ互角、両者とも譲らない攻防を繰り広げていましたが、先に地面に足をついたのが森鴎外でした。しかし、森は福沢の隙をついて武器であるメスで急所を攻撃し、ついに福沢も倒れてしまいます。そのとき、探偵社で事務員を務めている春野の猫が現れました。その猫こそが夏目漱石だったのです。

夏目が福沢と森の戦いを終わらせることで一騎打ちは幕を閉じました。そして一方、ウイルスを操る異能力者を追う敦と芥川は、無事ウイルスの異能力者を捕まえることができ、異能力を解除することに成功しました。そのため、今のところ森鴎外は死亡していません。しかし、本編とは違った「可能世界」を描いた作品『文豪ストレイドッグス BEAST』では森が4年前に死亡しているようです。

そして森のあとを太宰が継いでいました。森が太宰が首領簒奪に関して危惧していた通りになったかと思われたのですが、実際は森の死亡は虚偽でした。太宰の活躍によって命を助けられているようで、『BEAST』の2人の関係になにがあったのかは分かりません。結局、表向き死亡した森鴎外は、敦が育った孤児院で新院長として暮らしています。

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文ストの森鴎外の声優

『文スト』の森鴎外を担当した声優は「宮本充」です。宮本は声優として『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の中川圭一やディズニー作品の吹き替え声優までを務めるベテラン声優ですが、元は俳優を目指し舞台活動をおこなっていました。ここでは、声優・宮本充が声優を目指したきっかけを交えたプロフィールやアニメ声優として出演した主な作品などを紹介していきます。

宮本充のプロフィール

  • 本名:宮本充(みやもとみつる)
  • 出生地:東京都
  • 出身地:大阪府堺市
  • 生年月日:1958年9月8日
  • 身長:176㎝
  • 職業:声優、俳優、ナレーター
  • 所属劇団:劇団昴

宮本充は、演劇鑑賞会にて文学座の芝居『ショートアイズ』を見て感動し、それから大学卒業後に役者の道を志して文学座の試験に合格しています。しかし、所属してから一年後に査定で落とされてしまい、舞台活動をおこなうため今の劇団昴へと移り、そこで同じ劇団の久米明を見たことが声優を目指すきっかけとなったようです。

現在は声優として『結界戦線』のスティーブ・A・スターフェイズ役や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の中川圭一役を担当、ディズニー作品の吹き替えで主役を務めるほどのベテラン声優となっています。

森鴎外の一見人が良くどこか頼れないような「くたびれた人」といった人物像は、声優・宮本の声質がイメージ通りで、エルスに夢中なときの声音もぴったりの声優だと言えるでしょう。そしてマフィアの首領としての森鴎外は、普段の姿から一変して冷徹さと威厳を持ち合わせているのですが、些細な変化の付け方が抜群でさすがベテラン声優だといえるでしょう。

宮本充の主な出演作品

  • 1993年~:幽☆遊☆白書(阿架連邪 役)
  • 1996年~:こちら葛飾区亀有公園前派出所(中川圭一 役)
  • 2001年~:キャプテン翼(ロベルト本郷 役)
  • 2007年~:BACCANO! -バッカーノ!-(マイザー・アヴァーロ 役)
  • 2015年~:血界戦線(スティーブン・A・スターフェイズ 役)
  • 2016年~:文豪ストレイドッグス(森鴎外 役)
  • 2016年~:僕だけがいない街(八代学 役)
  • 2017年~:Fate/Apocrypha(アヴィケブロン 役)
  • 2018年~:東京喰種トーキョーグール:re(月山観母 役)
  • 2019年~:とある魔術の禁書目録III(エイワス 役) 

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文ストの森鴎外のかっこいい名言集

徹底した合理主義でポートマフィアを取り仕切る森鴎外。そんな彼が残したセリフは登場人物だけでなく読者の心にも突き刺さる名言となっています。どれも合理主義ならではのセリフですが、元々軍医として活動していた経験から導きだしたもののようです。ここでは、森鴎外のかっこいい名言集を紹介していきますので、ぜひご覧ください。

森鴎外の名言①「どんな困難な戦局でも…」

「どんな困難な戦局でも、必ず論理的な最適解は有る。混乱して自棄になりそうな時ほどそれを忘れては不可ないよ」

上記の名言は『文スト』第4巻で、異能力者・モンゴメリの異能空間にて中島敦に対し森鴎外が述べたセリフです。モンゴメリの異能空間から脱出を果たした敦は、ポートマフィアの首領だとは知らずに話しかけていましたが、森鴎外は敵でありながら敦を応援するような名言を残しています。

森は常に論理的最適解に従って行動しているので、このような名言を残したということは何か裏があるのでしょうか?ただ、敦だけでなく読者の心にも残る名言となりました。

森鴎外の名言②「お絵描きも人生も作戦も…」

「お絵描きも人生も作戦も、枠に収まっていては面白くないんだから」

上記の名言はギルド(組合)が北欧から日本に渡航し、アニメ18話『The strategy of conflict』を予告するときのセリフです。こちらの名言は落書きをしているエリスに向かってダーツをしながらセリフを述べているのですが、かなり深いことを言っています。

その後に策定した作戦は探偵社とギルド(組合)の両方を手のひらで転がす大胆で巧妙なものでした。合理的最適解といえば理屈で型にはまったものだと想像しがちなのですが、名言からはむしろ意外性を追及することがうかがえます。

森鴎外の名言③「戦争とは!「心」を配慮した…」

「戦争とは!「心」を配慮した側が先に負ける遊戯です!」

上記の名言は、第16巻で与謝野を巡って福沢諭吉と森鴎外が仲違いをした時のセリフです。福沢諭吉が森の論理的な考えには心を考慮しないと憤りを露わにしていますが、それに対して上記の名言を残しました。福沢諭吉が暗殺剣を持ちながらも弱者を救い悪を挫く道を選んだのに対し、森が導きだした合理最適解は心を排除したものなので、上記の名言は2人の道は全く異なるということを明確にしたものだと言えます。

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文ストの森鴎外に関する感想や評価

こちらの感想では森鴎外が好きだと言われています。森が初登場を果たした際は、一般人としか思えない身なりと性格でしたが、ポートマフィアの首領だったことに驚いだ人も多いでしょう。それにしても、相当な実力を持ち合わせながら中年発言などが目立つので、彼のギャップに惹かれる人がいるのかもしれません。

こちらの感想では森鴎外のロリコンキャラが好みだと言われています。個性的な性格をしていながら、ポートマフィアの首領といった立場にあるので、そこも好印象のポイントなのかもしれません。

こちらの感想では、ポートマフィアの首領・森鴎外と武装探偵社の社長・福沢諭吉がウイルス発症で、危機になるということに驚いているのがうかがえます。やはり、福沢諭吉と森鴎外は関係性が深く、2人が統治する組織について気になるようです。

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文ストの森鴎外についてまとめ

『文スト』の森鴎外について、プロフィールをはじめ異能力や性格、福沢諭吉と太宰との関係、声優、名言までを紹介してきましたが、いかがでしたか?物語当初から森鴎外は登場していましたが、その際は顔がカットされ見ることができませんでした。ギルドのモンゴメリが使う異能空間にて姿をあらわしていますが、それからの森は福沢諭吉との一騎打ち以外戦闘シーンがありません。

しかし、彼が重視する合理的最適解は中也に対してはなった一言のセリフで感服させたり、ギルドと探偵社を手のひらで転がす大胆な作戦を立てたりなど、異能力を使わずともかなりの手練れであることは間違いないでしょう。簡単に述べたセリフでも深く心に刺さり、彼の人間としての強さが垣間見えています。森鴎外と福沢諭吉の盟友として活躍していた第3シリーズは要チェック。今後の森鴎外にも期待しましょう。

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