【幼女戦記】存在Xの正体を考察!ターニャを転生させた理由とは?

幼女戦記の中でもその正体が気になるという声が多いのが存在Xです。ターニャを転生させた張本人であり、転生後もターニャに時に直接、時に間接的にターニャに関わってきますが、その正体は分からないままになっています。今回は幼女戦記の存在Xについて、そもそもターニャを転生させた理由、作中での登場場面などを紹介しつつ、存在Xの正体についてのファンの考察を紹介していきます。

【幼女戦記】存在Xの正体を考察!ターニャを転生させた理由とは?のイメージ

目次

  1. 存在Xとは?
  2. 存在Xの正体を考察
  3. 存在Xがターニャを転生させた理由とは?
  4. 存在Xとターニャのアニメでの絡み
  5. 存在X以外に神は存在する?
  6. 存在Xに関する感想や評価は?
  7. 存在Xの正体を考察まとめ

存在Xとは?

幼女戦記の作品情報

存在Xについて紹介する前に、存在Xが登場する幼女戦記の概要やあらすじなどを簡単に紹介しておきます。

幼女戦記の概要

幼女戦記は2011年から小説投稿サイト「Arcadia」で連載されていたオンライン小説で2013年より商業誌としても展開されるようになった作品です。いわゆる転生モノでもあり、主人公は日本のサラリーマンでしたが記憶を持ったまま第一次世界大戦と第二次世界大戦が混ざりあったような状況のヨーロッパに似た世界に送り込まれます。

良い意味でタイトル詐欺と言われる作品で「幼女」というタイトルこそついていますが内容はかなり本格的な軍記ものになっているのが大きな特徴です。また魔力のある者は戦力として貴重と言われる世界であり、女性や子供であっても徴用される世界となっています。その世界観と主人公であるターニャのキャラクター性から人気を集め、2017年にはアニメ化も行われています。

幼女戦記のあらすじ

徹底的な合理主義者なエリートサラリーマンである主人公は首を告げた同僚に逆恨みされて命を落とします。しかし主人公は前世の記憶を保ったままターニャ・デグレチャフとして魔法が技術として存在する世界に転生する事になります。その世界では高い魔法適正を持つ者は女性で合っても徴兵される事になる事から、いずれ徴兵される事になるならとターニャは自ら士官学校に入る道を選び、軍人として歩み始めるのです。

神を自称する存在X

主人公がターニャ・デグレチャフとして転生する事になった原因となっているのが神を自称する存在Xです。サラリーマンとして命を落とす事になった主人公の前に現れ、ターニャとして転生させ、転生後もターニャの前に現れてはターニャにとって都合の悪い出来事を引き起こしていく存在です。自らは神を自称していますが、主人公はその存在を全否定、仮定として存在Xと名付け、作中では以降も存在Xと呼ばれる事になりました。

存在X自体は自分の事を神、輪廻の輪に戻す者であると主張しています。原作では転生以降は基本的に不介入のスタンスですが、アニメではより積極的に世界に介入しターニャを追い詰めていく存在として描かれています。

ちなみにメディアミックス展開が行われる中で行動が変わっており、オンライン小説版、他のメディアミックスの原作になっている小説版では最初にターニャを転生させて以降は基本的に不介入の姿勢を取っていますがアニメではかなり積極的にターニャとその周囲、時には国の動きにさえ介入し、ターニャを危機的状況に追い込むように動いています。

「劇場版 幼女戦記」アニメ公式サイト

存在Xの正体を考察

時間を止められる存在X

主人公のサラリーマンはリストラを告げた同僚に逆恨みされ、駅のホームで電車を待っている時に、電車が走り込んでくる直前に突き飛ばされる形で殺されています。しかしこの時、作中では時間が止められ、正確にはサラリーマンが轢かれた描写はされていません。この世界の時間が停止した状態を作り出したのが存在Xです。これだけで少なくともその正体は人ならざる者である事は確かだと言えます。

この転生での時間停止以降も、ターニャに接触する時は基本的に時間を停止して接触しています。しかし話し相手であるターニャに関しては完全に停止しているわけではないようでターニャは時間停止中にも普通に動いています。また時間停止以外の方法でも人間に接触する事はあり、あくまでも数ある能力の1つと言った形だと考察されています。

存在Xに実体はある?

幼女戦記において存在Xは基本的に人間や人形を通して接触してくる為、少なくとも人間に接触する時には何か媒体となるモノが必要である事は明らかです。これは始めてターニャに接触してきた時も、転生後に接触してきた場合にも同様であり、ターニャに対してだけでなく他の人間に干渉したと思われる場合にも共通しています。現状では実体はない、もしくは人間に実体を見せる事は出来ないのではないかと考察されています。

ただこれはあくまでもアニメ版における設定であり、原作や他のメディアミックス媒体では別の表現がされている場合もあります。ただいずれの媒体においても、介入はしても憑依して操るような事や実体のある何かに触れるような事はしない為、やはり実体はないとする考察が多くなってます。

ターニャにとっては悪魔?

ターニャは元々サラリーマンであり、死因も言ってしまえば逆恨みによる殺害であり、理不尽といえる最後を迎えています。しかしそんな境遇のターニャを転生させてより過酷な状況に追い込む事、ターニャ自身の考え方もあってまさに悪魔と呼ぶべき存在です。ターニャは作中で悪魔かそれに準ずる存在Xと仮定すると発言し、以降存在Xという呼称が用いられる事になりました。

ターニャは元々悪魔だとしたわけですがその後の扱いをとっても忌み嫌っており、その後の介入に関しても基本的には怒りを顕にする事の方が多くなっています。ただターニャは存在Xの思い通りにはならない=平穏無事に生き続ける事を望んでおり、存在Xが何者かである事にはさして興味もないスタンスを取っているのでその正体には未だに触れられていません。

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存在Xがターニャを転生させた理由とは?

転生前のターニャ

アニメにおいて転生する前のエピソードが描かれるのは2話の僅かな間だけです。転生する前のターニャは徹底した合理主義者であり、エリートサラリーマンとしての生活を送っていました。しかしリストラを告げた元同僚の逆恨みで殺され存在Xに謁見する事になるのです。元々、平和主義者でもあり平穏無事に生きる事を望んでいましたが、同時にその平穏無事を達成する為なら他者を顧みない性格をしています。

転生以降にも記憶を残している事からその性格は如実に現れており、軍に入隊した後もより平穏無事に生きるべく後方勤務を目指しつつも、任務には忠実であり、また上からの命令には基本的に順応する姿勢を示しています。その為周囲からは「狂信的な愛国者」「生粋の戦闘狂」とターニャの思いとは裏腹の評価を受ける事になっています。

ちなみに漫画版ではより詳細に転生前のターニャについて描かれており、理不尽なルールに適合していかなければいけない現実に直面した彼は、シカゴ学派に出会いその正しさを確信。様々な事を理屈に照らし合わせて理解しようとする事で他者を数字(人的資源)としてしか見れなくなったという描写がされています。その他、転生前について分かっている事は多くありませんが、コーヒーが好きでタバコが嫌いだった事が明らかになっています。

ターニャは無神論者?

しかし世界の時間を停止させ、目の前で現実的に考えても不可思議な現象が起こっているにも関わらず、ターニャ自身は元々無神論者であった事もあって存在Xが神である可能性を全否定してその言葉にまともに耳を貸しませんでした。この時ターニャが呼称したのが悪魔、あるいは悪魔に準ずる存在Xと言う呼称になっています。ただターニャも存在Xが超常的な存在である事自体は認めています。

ターニャいわく、神が存在するのであれば不条理でしかない自らの死を放置するなどあり得ず、また本当に神であるならば思慮深い判断をするべきだと言うのです。また現在のような科学が発展した満ち足りた世界に信仰を求めるのは無理があるとさえ説いたのです。これもまた彼が物事を理屈のみで理解しようとする一面が現れた結果となっています。

信仰心を与えるための転生?

元々存在Xはターニャのように信仰心がない者を輪廻の輪に戻す事を徒労でしかないと考え転生させるつもりがありませんでした。存在Xは70億にもなる人類を管理する事もキャパを越えているというのです。しかしターニャの無神論を聞くうちに、仮に身の安全が保証されない危機的状況に追い込まれれば信仰心が目覚めるのだな?と結論づけ、ターニャに信仰心を芽生えさせるべく転生させる事を決めます。

ちなみにこの時、存在Xは「仮に死んだ場合、次の転生はない」と明言してターニャを転生させています。ターニャ自身にそんな思いが芽生えるかどうかは別にして、簡単に死ぬようではいけないと釘を刺しているのです。

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存在Xとターニャのアニメでの絡み

2話でターニャを転生

存在Xが始めてターニャに接触したのが描かれたのがアニメ2話の事です。2話では上記のようなやり取りをした後、ターニャを転生させる決断をしました。この時は2013年の東京を舞台としている事もあり、存在Xは世界の時間を止めた上でターニャが殺される事になった駅のホームにいる人間や付近にいる動物、電車の運転手などに意識を移して話をしています。

アニメの話の構成上、2話の後も度々登場しますがこの時から次に存在Xがターニャに接触するのは10年後、それもある程度ターニャが軍で実績を挙げた後になっています。

3話で直接干渉

転生された時ターニャは女児の赤子であり、それからしばらくは存在Xが姿を見せる事はありませんでした。そんな存在Xが再びターニャの前に姿を見せたのがターニャが技術検証要員となり、魔法を使う際の核となる新型の演算宝珠、エレニウム九十五式の実験をしている時でした。エレニウム九十五式は安全面に問題があり、ターニャの進言もあって実験が凍結される事が決まります。

実験凍結に安堵するターニャの元に現れた存在X。その時は部屋に置いてあった人形を介してターニャに接触しています。実に十年ぶりの再会でしたがターニャは嬉しくないと答えます。そしてすがるほど追い詰められても居ないとするターニャに、より信仰心を芽生えさせるべく、神として恩赦を与えると言って消えてしまいます。

最後の実験に駆り出されるターニャ。実験は失敗し、爆発してもおかしくない状況に置かれる中で存在Xが現れます。存在Xはこのエレニウム九十五式を完成させる代わりに使用する際に「神への祈りの言葉を言わなくてはいけない」という制約をつけるのです。ターニャはこれを「性能は申し分ないが呪われている」としますが、以降もこのエレニウム九十五式を使用しなければいけないような危機的状況に追い込まれていく事になります。

ちなみに存在Xはこのエレニウム九十五式を1つしか完成させない事で希少性を高め、それが扱えるのもターニャだけという制約を設けています。これによりターニャは1人、突出した演算法樹を持つ事になり、常に最前線に駆り出される事にも繋がっていると考察されています。

さらに3話ではこの直接的な介入の他、ターニャを見出す事になるゼートゥーアが軍の名簿を見る際に「Deus lo vult(神はそれを望まれる)」と書かれた手紙が目に着きます。その手紙にはターニャの詳細が描かれておりゼートゥーアはこれをきっかけにターニャを知る事になるのです。こちらは明確ではありませんがファンの間では存在Xが介入した結果だと考察されています。

6話での会話

アニメ6話では再びターニャの元に現れて会話をしていきます。この時ターニャが所属する帝国は四面楚歌の状態で世界を相手にしなければいけないような状況に追い込まれていました。元々国の状態が良くない事に加えて存在Xが介入してそれを助長したのです。6話では会話のみでターニャに直接介入はしていませんが様々な所に介入している事を示唆する結果になっています。

ちなみにこの時の存在Xは世界を相手に無謀といえる戦いに挑む気分はどうだ?とターニャを煽るような形で話しかけています。信仰心の芽生えを確認しているというのはもちろんですが、どこか楽しんでいるようにみえるとする考察もあります。

8話の神

それまでもターニャ以外の人物にも接触している事が伺えた存在Xでしたが8話ではフィヨルドの戦いでターニャが対峙したアンソン・スーが目を覚まします。アンソン・スーは撃墜されて落下している間、神を見たと言いその神は悪魔(ターニャ)を討ち滅ぼせと言ったというのです。この神というのは間違いなく存在Xの事だと言えます。その目には存在Xが介入した証とも言える魔力を宿していました。

元々魔導部隊の隊長を務める程には成熟していたアンソン・スーですが、この存在Xの介入によりターニャへの憎悪心を煽られ、実力以上のものを発揮するようになります。また明確な描写はありませんが、存在Xによる神の加護も受けていた可能性が高いと考察されています。ただ8話ではあくまでも目が覚めただけであり、その戦いは10話以降に描かれる事になります。

10話と11話での神の加護

アンソン・スーはその後、何かに取り憑かれたようにターニャを付け狙う事になります。母国を守る事よりもターニャを倒す事を優先して行動、判断するようになるのです。存在Xの介入により生存した後、よりターニャと戦う環境を得る為にイルドア王国軍に同行し、ターニャに決死の戦いを挑む事になります。

この時のアンソン・スーはまさに神の加護を得たような状態で最初の登場よりもかなり強くなっていました。しかしそれまでのターニャの経験もあり、アンソン・スーの神の加護をも超える戦いをしてその戦いに勝利する事になります。介入が直接的にこそなっていますが存在Xの介入はあくまでも信仰心を目覚めさせる為であるというのが分かる介入になっています。

12話での強大な魔力

アニメ12話では、後に描かれる事になる劇場版でのターニャの敵、メアリーの合州国軍入隊のシーンで描かれます。メアリーは上記アンソン・スーの娘であり、またターニャがアンソン・スーを討った事にも気づいていた事もあって復讐に燃えていました。そんなメアリーに存在Xは介入し、かなり強力な神の加護に加えて強大な魔力も与えられていました。

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存在X以外に神は存在する?

原作では他の神が存在?

アニメでは神と言われる存在が存在X1人しか登場していませんが原作においては他にも仲間らしき者がいる事も明らかになっています。元々原作においては人や人形の姿を借りる形ではなく、髭を盛大に蓄えた老翁のような姿が描写されており、ファンによる考察ではギリシャ神話におけるゼウスを連想させる姿だと解釈されています。漫画版幼女戦記でもこの風貌の描写を踏襲する形となっています。

これは公式に発表があったわけではありませんがアニメにおいてこのゼウス的な表現が変更され、人間や人形、動物などに憑依する形になったのは、表現的なものはもちろん、アニメ制作側があくまでも娯楽作品であり宗教的な問題を内包する事を避けたかったのではないかと考察されています。

唯一神ではなく主神

原作での正体がゼウスを連想させると言われるもう1つの理由が他にも存在する神の仲間から主神であるような形で描かれている為です。ただ誰がどのような役割を担っているかなどについての詳細は原作においても明らかになっておらず、元々原作での存在Xが基本的に不介入な事もあってアニメ以上に明らかになっていない事も多くなっています。

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存在Xに関する感想や評価は?

ここからは既に幼女戦記を視聴した人の存在Xについての感想を紹介していきます。物語の重要なキャラクターにはしっかりと名前をつけられる作品が多い中、存在Xはこれまで明確な名前がつけられる事がない一方で、作中でも度々存在Xという呼称で呼ばれているのが好きという声は非常に多いです。特にアニメでは物語に積極的に介入してくる事もあり登場回数が増えている事からアニメファンには存在Xが好きとする声が多いです。

幼女戦記では原作、アニメを含むメディアミックスの中で未だに存在Xの正体が明らかになっておらずファンによって様々な考察が行われている状態が続いています。アニメではある程度区切りがいい形で終わっている事もあって存在Xの正体が分かるのではないかと期待していたという声も多くなっており、特に劇場版でも描かれなかった事でより存在Xの正体についての考察が加速する事になりました。

また存在Xの正体について、物語の性質上仕方ない部分もあるとはいえ、ターニャ1人にこだわりすぎであるとする声が多いのも事実です。ターニャが転生した世界は比較的神への信仰があるにも関わらず戦争を引き起こし、信仰心のある者を自ら殺すように介入するのはいかがなものかとする声も多いのです。もちろん幼女戦記がターニャの物語であるという事もありますが他の側面を見てみたいという声も見られる程です。

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存在Xの正体を考察まとめ

存在Xは幼女戦記においてターニャを転生させ物語のきっかけを作り出した存在です。その正体は書籍版11巻まで及んでも明らかになっておらず、ファンによる様々な考察が行われています。原作とアニメではその動向が変化していますが、いずれにしてもその正体については言及されていません。

ターニャの行動が存在Xの正体に向かっていないというのもありますが重要な要素である事は間違いなく今後何かしらの形で関わる事になると思われます。まだ幼女戦記を視聴した事がないという人は存在Xの動向、正体にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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