【幼女戦記】レルゲン中佐の魅力まとめ!ターニャとの因縁・関係を解説

幼女戦記の中でもターニャと奇妙な関係を築き活躍するのがレルゲン中佐です。軍上層部で唯一ターニャを狂人として危険視する一方でターニャを士官学校時代から知り、理解している1人でもありその因縁は本人達が望んだとしても切っても切れぬ関係性となっています。今回はそんなレルゲン中佐の魅力をレルゲン自身の魅力とターニャとの関係性、更にはアニメ化された声優なども合わせて紹介していきます。

【幼女戦記】レルゲン中佐の魅力まとめ!ターニャとの因縁・関係を解説のイメージ

目次

  1. レルゲン中佐が登場する幼女戦記
  2. レルゲン中佐の魅力
  3. レルゲン中佐とターニャの因縁・関係
  4. レルゲン中佐の声優
  5. レルゲン中佐に関する感想や評価は?
  6. レルゲン中佐の魅力まとめ

レルゲン中佐が登場する幼女戦記

幼女戦記の作品情報

幼女戦記は元々はオンライン小説として展開された作品でそんなオンライン小説を元に2013年から改稿してライトノベル化されると、話題を集めて漫画化、アニメ化、さらに映画化されて知名度を高めていきました。現在では本編である幼女戦記の他、スピンオフ作品として「幼女戦記食堂」などの漫画作品も展開されています。

第一次世界大戦と第二次世界大戦が織り交ぜられた世界観を持ち、軍記物である一方でその世界に転生させられた元日本のサラリーマンの女の子が自らの生きる帝国の兵士として駆け上がっていくターニャを主人公とした英雄伝でもあります。この世界では「魔力」を持つ人間が貴重な存在である事からターニャのような女性であっても徴兵される世界観となっています。

レルゲン中佐のプロフィール

そんな世界においてレルゲンはターニャと同じ帝国の軍参謀本部に所属する参謀将校として登場します。本名はエーリッヒ・フォン・レルゲンです。非常に優秀かつ常識的な存在であり将来を渇望された若き将校で階級は初登場時で既に中佐でした。まだ作戦の決定権を持っているわけではありませんが、立案や作戦実施に当たっての補佐を担当しその中でターニャと接触する事になります。

余談ですが喫煙者でもあり考え事をする際などに喫煙をするシーンも描かれています。戦時中でもこのような事が許されるという意味でも間違いなくエリートと呼ばれる存在です。また今回は作中で一番期間の長い中佐で紹介していますが初登場時は少佐で中佐を経て最終的には大佐にまで昇進しました。

「幼女戦記」アニメ公式サイト

レルゲン中佐の魅力

レルゲン中佐の魅力①クールな見た目

幼女戦記はそのタイトルに反し、多くの登場人物は中年以上の年齢になっていますがそんな中で数少ない青年と言えるのがレルゲンです。その見た目はエリートという意識もあってか非常にクールな見た目をしており、メガネが似合うキャラクターとしても知られています。そんなレルゲンがターニャ相手には冷静にいられないシーンも多いのがまたレルゲン自身の魅力にもなっています。

レルゲン中佐の魅力②真面目な性格

レルゲンは非常に真面目な性格でも知られています。作中で初めてターニャの事を「幼女の皮を被ったバケモノ」と表現したのもレルゲンであり、事実ターニャ絡みで苦労していく事になります。そんな苦労もレルゲンの真面目な性格故でもあり、物語が進むに連れてターニャに振り回される形で胃炎を発症、症状を悪化させていく程です。

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レルゲン中佐とターニャの因縁・関係

レルゲン中佐とターニャの因縁①出会い

レルゲンとターニャの因縁は出会った時から発生しました。当時レルゲンは既に帝国軍参謀本部人事局の人事課長という立場にあり、視察として士官学校を訪れます。その士官学校に居たのが当時まだ士官学校の学生、士官候補生だったターニャでした。士官学校で優秀な成績を収めていたターニャはその時、後輩を指導する立場を与えられていました。ターニャの観点からすると完全なる上下関係のある状態です。

その状態で後輩の士官学校の学生はターニャの指示(命令)に反します。するとターニャはその後輩を軍規違反として躊躇なく銃剣で刺して処刑しようとしたのです。その一部始終を見ていたレルゲンが止めた事でターニャが後輩を刺し殺すことはなかったのですがレルゲンに強烈な印象を与える事になったのでした。

レルゲン中佐とターニャの因縁②士官学校時代

その後ターニャは士官学校の学生の身分でありながら、実地訓練中に発生した戦闘でエース級の活躍をして軍上層部から称賛を受ける事になります。レルゲンはターニャの性格の異常性を訴え「彼女は幼女の皮をかぶったバケモノである」と報告。しかし結果を出してしまったターニャに対してレルゲンの提言は受け入れられる事なくターニャは最前線に上官として送られる事になるのでした。

この士官学校時代のレルゲンの予感は結果としては外れる事になるわけですが、あくまでも性格面ではターニャは変わっていない為、レルゲンの嫌な予感自体は外れていないとも言えます。

レルゲン中佐とターニャの因縁③論文に違和感

ターニャは基本的に理論派なので論文などは非常に得意としています。そんなターニャが前世の記憶をも掛け合わせて提言するような形で提出したのがこの先に起こるであろう世界大戦に関する論文でした。レルゲンはこの論文を書いたのがターニャだとは知らずに目を通す事になります。非常に論理的で非の打ち所がないがないその論文にレルゲンは違和感を覚えるのでした。

この論文は特に兵站について記していた事もあって帝国鉄道部から絶賛を受けるような内容になっていました。そんなレルゲンの提言を他所にターニャは戦功を上げた事もあって指揮官に任命されたターニャ。そして同時期レルゲンはその論文を書いたのがほかならぬターニャである事を知ります。レルゲンとしてはターニャは危険人物なのでどこかで出世街道から外したいと考えていたようですがその目論見は見事に外れる事になります。

レルゲン中佐とターニャの因縁④上陸作戦

レルゲンはともかくとして軍上層部からは基本的に覚えが良いターニャはあくまでも一個人の考えという形で意見を求められる事もあります。そんな時、ターニャは現在の情勢を地図を見ながら判断して一案を献上しますが、それは軍上層部の中でも一部の物しか知らないはずの既に立案されている上陸作戦でした。その場に居合わせており、その作戦を知っていたレルゲンは驚きを隠せませんでした。

それまでレルゲンはあくまでもターニャの士官学校時代に直視した性格面に関して危惧をするばかりでその実力面は見ていませんでした。しかしターニャが初めて見せた戦術を超えた戦略家としての側面も持ち合わせている事でターニャの事を少しずつ認めるようになっていきます。

レルゲン中佐とターニャの因縁⑤市街戦の合法化を考える

さらにレルゲンがターニャに驚愕する事になるのが如何にして市街戦を合法化するのかを考える場面です。ターニャは国際法の抜け穴を見つけ出し残酷とも言える作戦を提言したのです。都市砲撃の制限をなくすというその作戦はつまり民間人をも巻き込む事になるのでレルゲンはそれを静止しますが既に軍上層部を掌握していたゼートゥーアによって作戦は実行される事になります。

事ターニャが絡む事に関してはレルゲンの進言は基本的に棄却される事が多いです。しかしそれでもレルゲンが優秀である事に変わりはなく冷静に状況を受け入れられるのがレルゲンの魅力の1つであるとも言えます。事実レルゲンは幼女戦記初登場時の少佐から大佐にまで昇進するなど確実に実績を積んでいるのは間違いありません。

レルゲン中佐とターニャの因縁⑥戦争後

結果としてターニャは戦争を終結させる事に成功します。ターニャはゼートゥーアを訪問しますが勝利の美酒に酔いしれていた参謀本部は話になりませんでした。そんなターニャをレルゲンは呼び止めて一緒にコーヒーを飲んで話をする事になります。レルゲンはここで初めてターニャ本人に対して称賛し認める発言をし、進言があればぜひ言ってほしいといいます。

ターニャはそこで参謀本部に対しての暴言を次々とレルゲンにぶつけました。ターニャは本心で戦争を終わらせようと考えて進言していたにも関わらずその様子からレルゲンはターニャを戦争狂であると思ってしまうのでした。レルゲンとターニャのやりとりはどうしてもすれ違いが多いですが、そんなすれ違いを象徴するシーンになっています。

レルゲン中佐の声優

レルゲン中佐の声優は三木眞一郎

幼女戦記はその内容はもちろんですが、アニメ化された際の声優にハマり役が多い事でも知られています。レルゲンもその1人でその声優は三木眞一郎さんが務めました。

三木眞一郎のプロフィール

三木眞一郎さんは1989年にデビューしたものの中々ブレイクとはいかず、1994年にゲーム「バーチャファイター2」の主人公結城晶、さらに1997年に放送を開始した「ポケットモンスター」のコジロウ役でその知名度を上げる事になったどちらかといえば遅咲きの声優さんです。両作は作品の人気もあり20年以上演じ続ける代表作とも言える作品になっています。

礼儀正しく真面目な性格で知られる一方で研修時代には熱心すぎるあまり周囲から煙たがられていた経験を持っています。またそれぞれのキャラクターのイメージを尊重する為、雑誌などに写真を載せる際も顔を隠している傾向が強く、「演じる」という言葉をあまり使わない事でも知られています。また大の車好きでも知られ、自身が演じた「頭文字D」の主人公藤原拓海が乗っていたのと同系の車を所持しています。

三木眞一郎の主な出演作

三木眞一郎さんが演じる役の特徴としてはイケメン枠も多い一方で何故かロン毛、センター分けをするキャラクターが多い事でも知られています。これまで演じた役としては「キャプテン翼J」での若林源三役、「BLEACH」の浦原喜助役、「BLACK CAT」のクリード=ディスケンス役、「銀魂」の坂本辰馬役、「Fate/stay night」のアサシン役、「鋼の錬金術師FULLMETALALCHEMIST」のロイ・マスタング役などがあります。

またアニメ以外への出演の機会も多く、ゲーム「薄桜鬼」シリーズの土方歳三役、「ドラゴンボール」シリーズのザマス役などを演じアニメにそのまま出演する機会、逆にアニメ作品がゲーム化された際にそのまま出演する機会も多いです。

レルゲン中佐に関する感想や評価は?

ここからはレルゲンに関しての感想や評価を紹介していきます。幼女戦記が基本的にターニャの英雄伝的な側面も持つ事もあり、他のキャラクターもそうであるようにレルゲン自身の魅力、感想はもちろんですが、ターニャとの絡みに関しての感想も多いです。

レルゲンがイラストとして本格的に描かれたのは漫画化された際ですが、アニメ化にあたってキャラデザが変更されたキャラクターでもあります。元々が小説という媒体だけに変更に関してのイメージの変化はあまり大きくはありませんが気づかないレベルではない為、それらに触れる感想も多いです。どちらかといえばアニメのデザインの方が好きという人が多いといえます。

またレルゲンは物語が進む中でターニャに信頼され振り回されるキャラクターなだけに心配される声も多いです。ターニャ自身が望んでいるいないに関わらず、最前線を駆け回る事が多いターニャの相手をする機会が多い事、ある意味でターニャと利害が一致した事からもターニャと接触する機会が増えた事でも結果としてターニャの行動に振り回される事が多くなる結果となっています。

ターニャはレルゲン自身が「幼女の皮をかぶったバケモノ」と表現するように常識では測れないキャラクターなので基本的に真面目なレルゲンからすれば厄介な存在である事は間違いありませんし、頭を悩ませるキャラクターになるのも事実です。そんなレルゲンだからこそ心配される声が多くなっています。特に胃炎を発症した描写、その悪化などの描写のシーンは心配の声が増えるシーンでもあります。

それ以外にもターニャとレルゲンの関係性から形だけでもという前提で将来的にターニャとレルゲンに結婚してほしいという層も一定層いる状態です。ターニャと釣り合うのはレルゲンしかいないという声も多く、それらの展開がある事を望む感想も多くなっています。

レルゲンの声優を演じた三木眞一郎さんに関してはハマり役という声が非常に多いです。レルゲンに関わらず幼女戦記のキャラクターに多い声ですが、その雰囲気を大切にした声が多い、イメージ通りの声だったとする感想は非常に多いです。

レルゲン中佐の魅力まとめ

幼女戦記のレルゲンはターニャを士官学校時代から知るキャラクターとして様々な場面でターニャと絡む魅力的なキャラクターです。本人は至って真面目なつもりでも元々性格が破綻しているが故に破天荒にも見えるターニャに対して真面目な性格で振り回される事も多くまさに因縁深いキャラクターです。軍上層部とターニャの仲介役を務める事も多くなっています。

また内勤に回りたいターニャの思想と出世街道から外したいレルゲンの思惑が一致する事も多く軍上層部の中でもターニャに好意を持たれているキャラクターで接する機会も多いです。しかし双方の願いが叶う事なく戦争終結までを迎える事になりました。ターニャの魅力を引き出し結果として自分も魅力的なキャラクターと呼ばれる事になりました。

幼女戦記自体もファンタジー要素を含みながらも戦記物としても面白い作品であるとして非常に人気の高い作品です。まだ幼女戦記を視聴した事がないという人もレルゲンとターニャの士官学校時代から続く因縁にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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