すかすかの最終回の結末・感想をネタバレ考察!主人公ヴィレムの正体とは?

すかすかとは、終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?の愛称となっています。この本のタイトルがあまりにも長いため、このような愛称が付いたようです。このすかすかの最終回の結末では、様々な運命の巡り合わせを感じて感動したファンは多かったようで、物語のネタバレや正体、感想を大いに語っている人もいます。そこで、すかすかの最終回の結末の感想やネタバレ考察、主人公のヴィレムの正体をご紹介しましょう。

すかすかの最終回の結末・感想をネタバレ考察!主人公ヴィレムの正体とは?のイメージ

目次

  1. すかすかとは?
  2. すかすかの最終回結末ネタバレ
  3. すかすかのヴィレムの正体ネタバレ
  4. すかすかと神話の関係性
  5. すかすかのクトリのネタバレ考察
  6. すかすかのアニメ声優
  7. すかすかに関する感想や評価
  8. すかすかの最終回結末ネタバレまとめ

すかすかとは?

すかすかとは、枯野瑛(かれのあきら)さんによって執筆されたライトノベルです。正式なタイトルは、「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」ですが、タイトルが長いためいつのまにか「すかすか」という愛称で呼ばれるようになりました。この記事でも正式なタイトルは長すぎるため、愛称のすかすかで表記していきます。

すかすかは、日本ではライトノベルとして出版されています。ライトノベルとは、日本で作られた言葉で、娯楽小説として扱われていますが、定義は曖昧です。ライトノベルだと出版社が宣言したり、漫画やイラストなどの挿絵をたくさん使用している作品だったり、キャラクターのイメージを大切にして作られている作品だったり、それぞれの価値観によって捉え方も様々です。

現在は、若者を中心に注目を集めているジャンルとなっています。そんな今若者を中心に注目を集めている、すかすかの最終回の結末や感想をネタバレ考察していきましょう。さらに、主人公のヴィレムの正体についても解説します。

すかすかの作品情報

すかすかは、2014年11月~2016年4月までは、第1部として、「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」というタイトルで全5巻で出版されました。こちらの物語は、主人公のヴィレムを中心とした物語の展開となっています。第1部のすかすかが終了した直後の2016年4月~は、第2部となる「終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?」が出版されました。

第1部が終了した時点で、続編を望む声や感想も多かったため、多くのファンが喜んだことでしょう。第2部では、第1部から5年後の世界が描かれています。2019年11月現在までに、8巻が出版されました。また、2017年2月に「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」の外伝としてEXを出版され、さらに多くの感想や反響が寄せられたようです。

さらに、2016年7月~は、月刊コミックアライブから、すかすかの漫画版が連載スタートされます。漫画によって、すかすかの美しい世界観を画像で確認することができるようになりました。それらが好評だったため、2017年4月~6月にかけては、AT-XやTOKYO MXなどで、テレビアニメとして放送されます。これによって、ライトノベルからスタートして、漫画、テレビアニメとしても楽しめるようになりました。

すかすかの概要

500年以上昔、人間とモンストラス(怪物)は、お互いの領土をめぐり、争いをしていました。人間達は、戦力と武器を使いこなす勇者によって力を見せつけ、地上を支配していくことになります。しかし、その振る舞いに怒った創造主の星神のエルク・ハルクステンらは、人間達と戦うことになったのです。リーリァを含める7人の勇者がその戦いに集まり、戦いに望みました。

その中の一人であるヴィレムは、星神を守護する役目に付いている地神のイーボンキャンドルと戦い、一人で倒しましたが、彼の呪いによって石になります。彼が石になっている間に、地上では様々なことが起こりました。星神側は、劣勢を強いられていましたが、突然現れた十七種の獣によって難を逃れます。しかし、その他の人間や地上のものは滅ぼされてしまったのです。

それから500年後ヴィレムは、目を覚ましますが、全てが変わっていることに驚き絶望します。しかし、そこで彼が見たものは、妖精を兵器として作り出し、扱っている事実でした。そこには、クトリの存在もあります。それらの状況を何とかしようと、彼は必死にもがいていきました。そのうちに、その妖精とも深い繋がりを絆を持つようになります。

すかすかのあらすじ

絶望の果て行く当てもなく、さ迷い歩いていたヴィレムは、グリックのおかげで妖精兵であるクトリやセニオリス、ノタと出会います。そこでの彼女らは、兵士としてではなく、兵器として扱われていました。使い捨ての兵器のように扱われる彼女たちを目の当たりにした彼は、かつて勇者として得てきたきた力を彼女達のために使おうと決意します。

そんな彼に次第に惹かれていくクトリ。ヴィレムは、彼女達に様々な知恵を与え、戦いで自爆して死ぬことがない方法を授けます。彼の手ほどきによって、クトリをはじめ多くの妖精兵は、無事に生きて帰ることができるようになりました。しかし、魔力を使いすぎた代償がクトリを襲っていきます。それは、前世の浸食による人格崩壊です。それによって彼女はだんだんと自分の記憶と失っていきます。

TVアニメ「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」公式サイト

すかすかの最終回結末ネタバレ

すかすかのアニメの最終回が放送され、衝撃的な最後に涙を流した人は多かったようです。涙なくしては観れない結末では、どのような謎が解き明かされていったのでしょうか?そこで、クトリの真の最期や妖精発生のしくみ、アイセアの正体など、テレビアニメ最終回の結末や感想をネタバレ考察します。

最終回結末ネタバレ①獣になった人間

500年以上昔、人間の創造主であった星神達は、人間の手によって滅ぼされそうになります。そのため、エルクは、その時の様子を「獣になった人間」と表現していました。しかし、本当に人間が獣になってしまったのかの真実は明らかにされていませんでしたが、物語が進むにつれて、徐々に謎が解明されていきます。星神達が、この地上に降り立った時、そこに住んでいたのは獣だけでした。

星神達は、獣の世界から自分達の世界を作ろうとします。そこで、地神に自分達と同じ見た目の人間という生き物を作るように命じました。人間を作る際に使用されたのが獣とされています。自分達と全く同じ見た目の人間達は、不完全でしたがそれを補うために思考することができました。それによって、次々と発展していき、最終的には地上を支配するようになります。

それを見かねた星神達は、人間達を止めようとしました。しかし、次第に知恵と力をつけていった人間に倒されそうになります。その時、星神の中心人物であったエルクが倒されたことで人間の勢いは止まりませんでした。それによって、それを見ていた星神達は、「獣になった人間」と表現していたのです。しかし、創造主がいなくなったことで、元の姿が出てきただけとも言えるかもしれません。

最終回結末ネタバレ②クトリの真の最後

クトリの最終回の結末は、かなり衝撃的なシーンが多かったと言えるでしょう。そこで、クトリの真の最期を考察していきます。戦う兵器として作り出された黄金妖精(レプラカーン)。クトリも黄金妖精の一人でした。ただ戦うために誕生し、死んでいくだけの人生だったはずが、ヴィレムとの出会いによって生き続ける方法を見出していけるようになります。彼は、彼女達にとって自分達の命を救ってくれる重要な人になったのです。

そのため、クトリは最後、仲間が止めるのも押し切って、愛するヴィレムに向い、地上に降りていきます。途中、多くの獣を切り裂きながら突き進む彼女は、勇ましく、美しくもありました。しかし、多くの獣達に次々と攻撃されて完全に動きを止められてしまうと、妖精郷の門を開いて、潔く自爆してしまったのです。彼女の真っ赤な血が飛び散り、クトリは息絶えます。しかし、最期は彼の前に現れて幸せそうでした。

最終回結末ネタバレ③敵同士の協力

最終回の結末では、敵同士の協力が明らかになりました。500年以上昔、大きな力を持ち始めた人間を人間の創造主である星神は、何とかしようとします。しかし、逆にやられてしまいそうになるのです。星神の中心人物であるエルクが倒されたことで、一気に不利な状態になりました。そんな時、どこからともなくあらわれた十七種の獣によって、ほとんどの生き物が息絶えていくことになります。

その状況を冷静に見ていた、イーボンキャンドルとスウォンは、敵同士でしたがお互いに協力し合い、その場を何とか切り抜けようとしました。全ての生き物が息絶える前に、浮遊島を作り避難させたのです。また、新たな戦いに備えて、兵器としての妖精を作り出していきました。これには、星神のかけらが必要で、星神エルクの魂を使用していたのです。

最終回結末ネタバレ④妖精発生の仕組み

最終回では、妖精発生の仕組みや正体が少しずつ明らかになっていきました。兵器となる妖精を次々と誕生させているのは、スウォンとイーボンキャンドルです。また、黄金妖精を誕生させるためには、星神の魂のかけらが必要となっているため、彼らはエルクの魂のかけらを使用しています。そのため、浸食され始めると自分の記憶が消えていくと同時に、誕生に使用されたエルクの記憶が夢ように現れるようになるのです。

クトリもエルクの魂のかけらによって誕生した黄金妖精のため、浸食されていくうちにそのような現象が起きていきます。また、彼女の場合は、エルクとの関係が特別濃かったようで、クトリが自分の記憶を全て失った時に、心と体がエルクに置き換わることになりました。しかし、エルクは、クトリを大切に思い、身体を乗っ取ったりはしませんでした。

最終回結末ネタバレ⑤アイセアの正体

アイセアもクトリと同様に黄金妖精です。しかし、彼女はすでに浸食が終了した前世の人格となっていました。彼女は、どのようにして浸食を終了させることができたのでしょうか?アイセアは、2年前から浸食がスタートしたようです。しかし、彼女は、毎日、日記を書いていました。それによって、彼女の記憶が全て消えてしまって、別人格になってしまっても、その日記を頼りにアイセアとして振舞うことができたのです。

また、アイセアはクトリとは異なり、浸食が始まっても髪の毛の色が変わりませんでした。それゆえに、周囲には気付かれることなく浸食を終了することができたのです。また、彼女が日記をつけていたというのも、非常に役に立ちました。これらによって、彼女は、別人格となってもアイセアとして生きることができたのでしょう。

Thumb終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?の2期は?続編を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

すかすかのヴィレムの正体ネタバレ

最終回の結末を迎えたすかすかや、ヴィレムについての感想や疑問は多く寄せられたようです。この物語の主人公である彼には、様々な疑問がありました。そこで、人造人間?などとの感想や疑問もある彼の正体や最強説、特殊な能力についてもご紹介していきましょう。彼の謎を解き明かしていくことで、この物語がさらに深く理解できるようになります。

ヴィレムの正体について

ヴィレムは、500年以上昔、人間の創造主であった星神達との争いで、イーボンキャンドルに石にされてから現在に至るまで眠り続けていました。それゆえに、その正体は幾重にも折り重なっているのです。500年以上昔のヴィレムは、人間でした。人間は、星神に作られた不完全な生き物でしたが、思考することと自分の手で何かを作り出すことができたのです。

そのため、次第に地上を支配するまでに成長することができました。そこ頃の彼の正体は、準勇者となります。人間の世界では、正規勇者と準勇者という存在が設けられていましたが、正規勇者とは、より過酷な境遇で育った人が与えられる名前だったようです。それゆえに、どちらが優秀で、どちらが劣っているということではありません。彼は、施設で育ちますが、そこでは、愛情を持って育てられたので準勇者でした。

当時の彼は、リーリァという先輩を尊敬していました。彼は、非常に過酷な境遇で育ったため正規勇者となります。しかし、彼は、優しい心と素晴らしい能力を持っていたため、星神エルサを倒すことに成功しました。人間の中では、最も優秀で剣術にも優れていたのです。しかし、ヴィレムも当時は、地神のイーボンキャンドルを倒しているため、かなり優秀でした。この時点でのヴィレムの正体は、準勇者だった人間となります。

ヴィレムは人造人間?

500年以上昔のヴィレムの正体は、準勇者だった人間でした。では、それ以前の人間になる前の彼の正体が気になるところでしょう。彼の本当の正体を知るには、人間の誕生に遡ることが必要となります。500年以上昔、星神達が地上に来た時、そこには獣のみが住んでしました。自分達の世界を作ろうとした彼らは、自分達と同じ見た目の人間を作るように地神に命じます。

地神は、獣を使用して自分達と同じ見た目の人間を次々と作り出したのです。これが、人間の正体となります。彼は人間ですので、彼の本当の正体は獣となるのです。これらの関係がわかるようになると、この物語の様々な謎が繋がって、解き明かされていくことになります。衝撃的な事実となりますが、このように謎に包まれた正体を次々と解明していくのも、ファンの間では、この物語の楽しみ方の一つとなっているようです。

ヴィレム最強説

ヴィレムは、先輩のリーリァに憧れていたため、当然、正規勇者になろうと頑張っていました。しかし、彼は、当初それほど強くなく、才能もなかったようです。当時は、それによってかなり苦労をしたようですが、彼は決して諦めませんでした。現在の彼と同じで、自分ができることを少しずつ積み重ねていきます。何事にも貪欲に向かう姿勢は素晴らしく、徐々に力をつけていきました。

大賢者であるスウォンも彼の強さは認めています。今では、自分ですら彼に敵わないだろうと思っているのです。大賢者であるスウォンよりも強い彼は、憧れの先輩のリーリァよりも強くなったのでしょうか?憧れの先輩は正規勇者で、彼自身は準勇者でした。言葉の雰囲気からは、正規勇者の方が強そうに感じますが、正規勇者とは、どれだけ不幸な境遇で育ってきたかが決め手となります。

そのため、どちらが強いかという判断基準にはならないのです。彼は、孤児院で育てられますが、そこで出会ったアルマリアとの出会いがあったため、不幸ではありませんでした。貧しいながらも、愛情は育まれていたのです。また、星神の守護神である地神黒燭公(イーボンキャンドル)との戦いでは、呪いをかけられ石にされますが、最終的には勝利しています。そのため、彼の最強説が感想でも多く登場しているのです。

遺跡兵装の調整が可能

とても複雑な構造をしている聖剣は、偶然が重なりあって完成した特殊な遺跡兵装でした。そのため、それらを調節することができる人は、いないとされていたのです。しかし、スウォンは、ある日、聖剣などの遺跡兵装を調節できる者の存在を知ります。それは、ヴィレムでした。これは、彼の強さにも関係しているようです。

彼は、辛くても貪欲に努力を惜しまない人でした。そのため、あらゆることに精通していきます。最終的には、それによって最強と言われるまでの力と、遺跡兵装などの調整も可能な素晴らしい戦士に育っていったのです。

すかすかと神話の関係性

すかすかの物語は結末を迎え、「ソフィア神話と深くかかわっていたのでは?」という感想も多かったようです。この物語とソフィア神話との関係性はどのようになっているのでしょうか?また、プシュケーとは?そこで、ソフィア神話との関りやプシュケーについて考察していきましょう。

プシュケー

プシュケーとは、古代ギリシャ語で心魂を意味しています。また、蝶という意味も含まれているため、昔は死んだ後のプシュケーを蝶で表現していました。この物語に登場するクトリをはじめ多くの妖精には、蝶のような美しい翅(はね)が生えていたのを思い出すことができます。妖精には元々翅が生えているため、不思議ではないのですが、それが蝶の翅となると、プシュケーとの深い関係を感じる人は多いようです。

もしかしたら、この物語に登場する妖精達に蝶の翅を付けることで、プシュケーを表現していたのかもしれません。この物語では、霊は星神であるエルクのものとされていました。また、人間などの肉体は、地神によって作られました。クトリをはじめ多くの妖精達に与えられたのは、心魂(プシュケー)です。プシュケーは、妖精に与えられたものですが、与えらえた後は、彼女達のものとなります。

妖精達が与えられたプシュケーと共にどのように生きていくかによって、その後の人生を自由に選択する可能性があることを伝えようとしているのかもしれません。この物語は、感想や口コミでも多くの意見が交わされていましたが、プシュケーや神話との関係が深いようです。

ソフィア神話

この物語は、最終回の結末を迎え様々な感想が交わされていますが、そこで多く登場するのは、ソフィア神話との関係です。この物語を深く考察すればするほど、ソフィア神話との関係を強く感じてしまう人は多いでしょう。ソフィア神話とは、グノーシス主義の神話の中に登場しています。いわば、宗教哲学です。この神話は、人間の起源と世界の創造について語られています。その内容は以下の通りです。

高次の至高神アイオーンの最下位の1柱であるソフィアは、ある過失を犯し天界から落下してしまいます。ソフィアは助けにきた他のアイオーンに救出されますが、天界へ戻るため自身の穢れた部分を切り離して置いていきます。この切り離されたソフィアの穢れは、出自を忘却しているのか、自分こそが至高神だと思い込みアイオーンを真似てこの世界と人間を創ります。しかし、不完全な神に創造されたこの世界もまた不完全で、それ故に人間の生は悲惨なものになっています。

ゆえに、ソフィア神話では、人間は3つの構成要素である「霊、心魂、肉体」から作られているとの考え方となります。また、永遠の命を持つ完全なものとして真の神であるアイオーンに由来するのは霊、地上でいつか消滅する不完全で偽物の神に由来しているのは肉体ということです。切り離されたソフィアの破片が由来しているのは心魂となります。

この物語では、レプラカーンは星神のエルクから誕生し、人間は至高神ソフィアの破片から作られたとなっているため、表現は全く同じではありませんが、似た印象を受けることができるのです。そのため、最終回の結末を迎え、ソフィア神話と深い関係性があるのではないかと、感想などでささやかれるのでしょう。

すかすかのクトリのネタバレ考察

すかすかは、謎が多いアニメという感想が多いですが、そこが魅力となっているため人気を得ています。最終回の結末を迎えた現在も、様々な謎を考察する楽しみがある物語なのです。そこで、主人公に次第に惹かれていったクトリの正体やネタバレをご紹介します。

ヴィレムに惹かれたクトリ

この物語に登場しているクトリの正体は、黄金妖精です。彼女達黄金妖精は、大賢者スウォンと黒燭公(イーボンキャンドル)によって作られました。十七種の獣が現れたことで、人間は破滅させられたわけですが、その際に生き残った人間はスウォンによって浮遊島に避難させられます。黄金妖精が何のために作られたのかは不明ですが、ある使命を持って誕生したに違いありません。

そんな黄金妖精であるクトリは、いつの間にかヴィレムに恋をします。彼と出会い、彼の考えに触れていくうちに、惹かれていきました。彼は、妖精達が兵器同然に扱われている事実を許すことができず、彼女達が生き延びられる方法を伝授していきます。自分の存在を認め、生きる方法へ導いてくれた人に惹かれるのは当然でしょう。次第に、彼を大切に思うようになります。

しかし、クトリはセニオリスを使用したことによって、呪いがかかり浸食されていくようになってしまうのです。妖精は浸食がスタートすると髪の色が変わっていきます。彼女の髪の毛も青色から赤色に変わっていきました。さらに副作用として、記憶がだんだんと消えていくことになります。真っ赤な髪になってしまった彼女は、大好きな彼のことを覚えていませんでした。

クトリは特別な存在

妖精は兵器として次々と作られ、兵器として使用されていました。そのため、戦いに敗れた妖精には死が待っています。しかし、クトリは、普通の妖精とは異なっていたようです。妖精の血を試薬に混ぜると、本来であれば、真っ黒に変化します。しかし、彼女の場合は、全くの無反応でした。それからも彼女の身体は、普通の妖精とは違ってしまっていたのです。

また、他の妖精とは違って彼女だけが髪の毛が赤く変化しました。これは、浸食されていることを意味していますが、彼女だけがエルクの影響を強く受けて、強い浸食を受けたのかもしれません。エルクとは、500年前にリーリァによって永い眠りに付いた10歳くらいの少女です。リーリァの大切なものを守るために戦う姿に感動して眠りに付いた彼女はその姿をクトリに重ねていました。

すかすかのアニメ声優

すかすかのテレビアニメ化には、素晴らしい声優は欠かせないでしょう。この物語に彩りを与えてくれているヴィレムの声優の新井良平さんとクトリの声優の田所あずささんのプロフィールや代表作などをご紹介します。

ヴィレムの声優は新井良平

ヴィレムの声優を担当したのは、新井良平(あらいりょうへい)さんです。新井良平さんは、9月1日生まれのA型で、埼玉県出身となっています。現在は、青二プロダクションに所属され、声優として活動をされているのです。彼は、駒澤大学を卒業後、声優の道を志し、アミューズメントメディア総合学院東京校声優タレント学科へ入学、卒業してから、声優の道に進まれました。

新井良平さんは、プラモデルやアクアリウムが趣味で時間がある時は、熱心に取り組んでいるようです。また、ゲームやカラオケも好きでよくされると言われていました。新井良平さんは、2012年に卒業後すぐに声優デビューを果たします。エリアの騎士では鹿島ユース8番役、2012年~2013年にかけては探検ドリランドのおばけモンスターや同級生、観光客、門番など数多くの声優を務めました。

2013年には聖闘士星矢のパラサイトBやロムルス、パラサイト兵役を演じています。2014年~は声優の仕事がドンドン増えていきました。ドラゴンボール改や妖怪ウォッチ、ONE PIECE、ちびまる子ちゃん、ドラゴンボール超、美少女戦士セーラームーンCrystal Season Ⅲにも出演されています。2017年には、すかすかのヴィレム役を演じることになり、一気に有名になったようです。

クトリの声優は田所あずさ

クトリの声優を担当したのは、田所あずさ(たどころあずさ)さんです。田所あずささんの生年月日は1993年11月10日のAB型で、茨城県水戸市出身となっています。彼女は、歌手でもあり、「ころあず」という愛称が付いていて、ホリプロインターナショナルに所属し、大活躍されているようです。

田所あずささんは、2011年10月に行われた第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン次世代声優アーティストオーデションでグランプリを獲得しています。それによって、レコードレーベルのランティスからのCDデビューとホリプロへの所属が決定しました。2012年には、サラダの国のサラのサラ役として、声優デビューを果たします。彼女は、「明るく元気に後ろ向き」をキャッチフレーズにしているそうです。

2014年7月には、デビューアルバムとなる「Beyond Myself!」をランティスよりリリースして、アーティストとしてもデビューをします。特技は腕相撲、テニスで、趣味はカラオケやものまね、裁縫だそうです。そんな田所あずささんは、テレビアニメや劇場アニメ、ゲームやドラマCD、吹き替え、ラジオなど幅広く活躍されています。今後の活躍がますます期待できるアーティストとも言えるでしょう。

すかすかに関する感想や評価

すかすかに関する感想や評価をご紹介します。この物語は、自分の大切な人のために自分の命を惜しみなく投げ出すという妖精や人間の姿に感動する人は多いようです。最終回の結末を観た人の多くは感動のあまり、号泣したと言われています。しかし、一部の人には圧倒的な支持を得ていますが、一時期打ち切り間際まで行ったり、物語的にもそれほど長くはなかったりするため、まだ、多くの人に認識されているわけではないようです。

そのため、アニメを観て感動しても語り合える友達が少なくて残念な思いをしているという感想も多くなっています。しかし、2019年11月現在第2部は8巻まで出ていますが、この時点でアニメ化されているというのは、とても素晴らしいとも言えるでしょう。それゆえに、これからますます人気が出るかもしれません。

第2部の終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?は、2019年11月現在8巻まで出版されました。それゆえに、続編の9巻を待ち望む声や感動したという感想が多く寄せられているようです。この物語は、これからますます盛り上がっていくかもしれません。多くのファンがそれを待ち望んでいるため、作者の今後を期待しましょう。

第2部の終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?を学校の朝読書にしている人もいるくらい人気が出てきているようです。この物語に登場する妖精や人間のやり取り、心の動きに引き込まれる人は多く、それを読み終わってしまうと何もすることがない、楽しいことがないと思ってしまう人も続出しています。読んでいる間は、かなり夢中になってしまうため、読み終わった後は、虚無感に襲われてしまうファンもいるようです。

終末なにしてますか?もう一度だけ、会えますか?の8巻の感想は好意的なものが多いのが特徴になっています。それゆえに、9巻を待ち望む声も増えているようです。しかし、この長いタイトルに疑問を持っているファンも多く存在しています。誰が誰に言っているのだろう?と疑問に思って読み始める人もいるのでしょう。この物語は、謎めいている要素も魅力の一つとなって、ファンが増えているようです。

すかすかの最終回結末ネタバレまとめ

すかすかの最終回結末のネタバレをご紹介しました。最終回になると多くの謎が次々と繋がって納得がいくため、感動して号泣せずにはいられない人が多かったようです。黄金妖精として、兵器として生きる定めだった彼女たちが、一人の人間の男性に出会うことで、自らの生き方を変えていけるようになりました。主人公のヴィレムにも多くの謎がありましたが、徐々に紐解かれていきます。

最終回で全てがクリアになったわけではありませんが、何度も読み返していくうちにさらに内容が深まっていくかもしれません。第2章のすかすかは、2019年11月現在8巻まで出版され、9巻を待ち望むファンの声が多くなっています。すかすかの9巻を期待しましょう。

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