ダークヒーローが主人公のアニメでおすすめは？悪役なのに面白い・人気作品まとめ

ダークヒーロー系アニメを人気にさせたとして伝説的な『コードギアス 反逆のルルーシュ』。反逆者としてレジスタンス軍団「黒の騎士団」を結成し政府ブルタニアへ反逆行為を繰り返す物語となっています。このように政府に反逆行為をおこなう主人公(悪役)、そもそもダークヒーロとはどのようなものなのでしょうか？ここでは、ダークヒーロの概要から、作品描写を解説し、ダークヒーローのアニメをまとめて紹介していきます。

ダークヒーローは明確に定義された存在ではありませんが、「強い」「かっこいい」「正しい」など主人公像から離れた人格をしている人物が一般的に言われることがあります。また、強烈な個性を持っており、「正義」に対する解釈に独特の思想や理念を持っている存在がダークヒーローあるいは闇の主人公に挙げられることが多いです。

ダークヒーロー(主人公・悪役)の主な描写は以下のとおりです。

• 自分自身を悪役だと認識しており、正義の味方だとは思っていない
• 自信の正義や目的を貫くのであれば、どんな手段でも駆使する
• 汚れ役や憎まれ役などを恐れずに他人の評価に影響されない
• かつては善人でしたが、何らかの理由で闇に落ちた
• 悪事について独自の信念を持っている
• 主人公とは正反対の価値観と正義を持っているライバル

それでは早速、ダークヒーローのアニメでおすすめをまとめて紹介していきます。ここでは、TOP40～31位までまとめていますので、主な描写の特徴を探るとともに好みに合う作品を見つけ出してみてください。

アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ』は、衣笠彰梧による日本のライトノベル作品です。髪型や私物の持ち込みが自由で、希望する就職・進学先にほぼ100％で応える全国屈指の名門高を舞台にした学園抗争。そんな高校に新入生の1人として入学した綾小路清隆が主人公です。清隆は能力と才覚に優れていますが、かなりドライで謎めいた人物でした。そして、抗争が繰り広げる権力・利害やポイント争いを勝ち上がっていきます…。

アニメ『ONE OUTS』は、甲斐谷忍による野球漫画です。作中に登場する主人公・渡久地といえば野球界のダークヒーロー・悪役ではないでしょうか？渡久は天才勝負師として、賭野球「ワンナイト」で無配を誇り、冷静かつ鋭い観察眼、バトル漫画ではありませんが冷徹さと分析力も相まって、相手を倒していく生き様はダークヒーローといえるでしょう。

『侵略！イカ娘』は、2010年10月から12月まで全12話がテレビ放送されたアニメで、主人公の発する語尾「～イカ？」と「～ゲソ」が2010年度ネット流行語大賞銅賞(第3位)に受賞するほどの人気を博しました。

海からの侵略者・悪役「イカ娘」が海洋汚染を続けてきた人間を懲らしめるべく陸上し、はじめは海の家「れもん」から制圧しようとしますが、制圧できず、壁を壊した修理代を払うためそこで働くことになります。果たしてイカ娘は目的を果たすことができるのでしょうか？

テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の劇場版3部作として、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』が2013年10月26日に公開されています。興行通信社が発表する全国映画動員ランキングでは深夜アニメとして初めて1位を獲得するほどの人気があります。このアニメで登場する暁美ほむらは信念にまっすぐなダークヒーローとして描かれており、信念を貫く様子が描かれていました。

アニメ『世界征服〜謀略のズヴィズダー〜』に登場する主人公・地紋明日汰(じもんあすた)は世界征服を目論む秘密結社(悪役)の戦闘員です。また、星宮ケイトもヒロインでもう一人の主人公となっており、秘密結社「ズヴィズダー」の総帥。秘密結社の長にふさわしく、威厳に満ち溢れた物言いをしますが、一方で怒ると口汚くなるのが特徴です。

アニメ『THE UNLIMITED』に登場する主人公は兵部京介です。彼はエスパー犯罪組織「パンドラ」を指揮しており、超能力者の同胞と共に革命を起こしていきます。風になびく美しい銀髪、そして何かを慎むかのように身に纏った漆黒の学ランという容姿からまさにダークヒーロー・悪役。その黒い翼は闇の空を革命を果たすまで羽ばたき続けます…。

えすのサカエによる漫画『未来日記』は同名でアニメ化され、第32回講談社漫画賞で少年部門の候補作にノミネートされるなど人気を博しました。主人公・天野雪輝は周囲にかかわず「傍観者」でいることを望んでおり、見聞きした情報のすべてを携帯電話の日記に記していました。ところが、自分がまだ体験していないはずの日記(未来)が記されるようになり、これがきっかけに殺し合いのサバイバルゲームが開かれることとなります。

アニメ『ベルセルク』は中世ヨーロッパを下地に、「剣と魔法の世界」を舞台にしたダークファンタジーです。細部にわたって綿密で重厚な画と主要キャラの感情と内面との繋がりを表現する世界観が人気を博し、単行本の発行部数は累計4000万部を記録しています。主人公・ダークヒーローのガッツは身の丈を超える巨大な剣とさまざまな武器を手にしており、使徒への復讐を胸に狂戦士のような戦いを繰り広げていきます。

アニメ『絶園のテンペスト』は謎の樹「はじまりの樹」が世界中で暴れまわったことで、全人口の1/3が犠牲になったあとの世界が舞台となっています。主人公の滝川吉野は親友の不破真広とともに、不破の義妹の愛花を殺した犯人への復讐を目的にしています。

二人は目的のためなら手段を選ばない、まさにダークヒーローとして描かれており、非情な手段を取ることが多いです。シェイクスピアの作品をテーマにした言い回しや複雑な心理描写がおすすめのポイントとなっています。

アニメ『デュラララ』は成田良悟による日本のライトノベルで、東京・池袋を舞台にした群像劇となっています。高校生やオカルト、カラーギャングを中心にした物語でもあります。東京の非日常の世界に憧れを持つ主人公・竜々峰帝人は上京した初日に都市伝説として噂されている「首なしライダー」を目撃します。そして、彼は首なしライダーを含むさまざまな人物によって思いもしない数々の非日常に巻き込まれることとなりました。

ここでは、ダークヒーローのアニメでおすすめをTOP30～21位までまとめています。30位の『終わりのセラフ』～21位の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』など。

鏡貴也による日本の漫画『終わりのセラフ』は2014年にテレビアニメ化が決定し、2015年4月から12月まで放送されました。『月刊少年マガジン』にて7月号より小説のコミカライズが連載されていますが、シリーズ累計発行部数が1000万部を突破するなど人気を博した作品です。

主人公の一瀬グレンは呪術組織「帝ノ月」の宗家である一瀬家の時期当主候補。ある日、彼は襲撃を受け、その背後で進行している帝ノ鬼と日本最大の呪術組織「白夜教」との争いに巻き込まれていきます。

アニメ『殺戮の天使』はKRNKRN(真田まこと)による日本のサイコホラーです。主人公のレイチェル・ガードナー(通称レイ)は頭がよく、冷静沈着な印象を受ける人物ですが、どこか人間の感情を失っている悪役の特徴を持っています。過去の記憶を失い、閉ざされたビルの地下で目を覚ましたレイ。

地上への脱出を目指してビルの中をさまよううちに「死にたい＝殺されたい」と願うようになりますが、突如現れた死神のような鎌を持った殺人鬼「ザック」へと次第に執心していき…。

アニメ『HELLSING』は、主に20世紀末のイギリスを舞台に繰り広げられる吸血鬼ハンターと、吸血鬼との戦いを描いたバトルアクションです。大帝国「ヘルシング機関」に所属する不死身のアーカードが吸血鬼を討伐するのですが、アーカードは主の命令であればたとえ民間人であっても躊躇しない非情な人格を持つ悪役的な存在です。

今までに吸った血あるいは殺害した人数が膨大であるため、超常的な能力・不死性を持っています。ド迫力のグロ・残虐描写で人気のあるOVA版がおすすめ。

アニメ『ギルティークラウン』に登場する主人公・桜満集が仲間を守ため、次第にダークーヒーロとなっていきます。キャラクターの戦闘シーンや心情描写、そしてダークヒーローになっていく様子がおすすめポイントです。派手な戦闘シーンや悲劇エンドアニメが好きな人におすすめの作品かもしれません。

アニメ『91Days』に登場する主人公・アヴィリオ・ブルーノは家族を殺したマフィア組織「ヴァネッティ・ファミリー」への復讐に燃える青年です。ダークヒーロー・悪役ともいえる性格で、非常で冷徹。ナイフや銃の扱い、さらには殺人をおこなうことにも動揺を見せず悪事には慣れているようで、潜伏中はスリなどの犯罪で生計を立てていました。

アニメ『エルフェンリート』は、残酷描写・グロ描写で衝撃的な作品として人気を博しており、残酷なバイオレンスやサイエンス・フィクション、ナンセンスなギャグなどリアルな作品を見たい人におすすめ。特に海外でかなりの人気があるようです。

主人公のルーシーは、DNAからの声に従うように人類を殺し続けるダークヒーロー・悪役です。現人類を絶滅に追い込むことが出来る「ディクロニウス」といった新人類の中で唯一生殖機能を持った個体で、頭部に受けた衝撃が元に人格が分裂しています。

コミックス及び関連書籍で累計発行部数が3600万部を突破した『遊戯王』は、テレビアニメ放送以降も人気が衰えない作品です。初代遊戯王の中にはさまざまな悪役が登場していますが、主人公の武藤遊戯の別の人格・闇遊戯も悪役として闇の深さを感じます。「闇のデュエル」「ライフ0まで追い込む」など負ければ命を失うという型破りなゲームを展開していました。

アニメ『ルパン三世』は第2シリーズで高い人気を博し、それに伴い第1シリーズもまた名作として根強い人気を誇りました。主人公・ルパンは大怪盗アルセーヌ・ルパンの血を引く大泥棒です。彼の名を聞けば誰もが警戒し、裏世界の大物(悪役)として君臨しています。天才的な才能を大いに発揮し、どんなに厳重な警備であっても狙ったものは確実に手にしていました。

アニメ『幼女戦記』に登場する主人公は、可愛い幼女でありながら神を信仰しない合理的な性格をしています。主人公は同僚の恨みを買ったことでホームから突き落とされますが、そんな彼の前に創造主を名乗る人物が現れます。無信仰を咎められ、戦乱中の世界に転生したところから物語が展開されました。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、1979年に放送され人気を博した『機動戦士ガンダム』の登場キャラ「シャア・アズナブル」の誕生秘話を描いた作品で、「シャア・セイラ編(コミックス9～12巻)」が2015年から2016年まで全4章構成で公開されました。2019年4月より「NHK総合テレビ」にて13本のTVシリーズとして再編成し放送されています。

ここでは、ダークヒーローのアニメでおすすめをTOP20～11位までまとめています。20位の『Fate/Zero』～11位の『黒執事』など。

アニメ『Fate/Zero』は「Fate/Staynight」の時代から7年前を舞台としており、衛官士郎の親代わりを務めている衛宮切嗣が主人公です。彼は悪役ともいえる性格をしており、目的のためであれば犠牲は仕方ないといった考え方をしています。知略を尽くした戦法で敵を倒していました。リアルな脚本が好きな人におすすめ。

アニメ『オーバーロード』は剣と魔法の世界を舞台につつ、「魔王」に相当する敵キャラクターを主人公としたダークヒーロー系の作品です。そのため、主人公はもちろんのこと、部下までもが平然と残虐非道な行為をおこない、自我を持ったNPCの仲間と共に勢力を拡大させていきます。目的のためなら非道な手段を使うので、主人公最強系アニメでもあります。強すぎて敵を圧倒してしまうシーンが人気でおすすめポイントです。

アニメ『PSYCHO-PASS（サイコパス）』は、対象とする人物の性格や心理状態の傾向を計測し、数値化する「シビュラシステム」が導入した世界となっています。

このシステムによって「犯罪係数」がリアルタイムで計測されていますが、一定数を越えてしまうと潜在犯として裁かれることとなります。そして、執行担当者が公安局に赴任した常守朱と狡噛慎也。しかし、狡噛に関しては犯罪係数の一定数を越えており、悪役の特徴を持った人物となっています。壮絶なバトルシーンが観たい人におすすめ。

アニメ『亜人』は死んでも生き返る特殊な人間「亜人」が存在する世界となっています。主人公・永井圭は交通事故に遭うも死ななかったことから自身が亜人だということに気付き、政府に追われることとなります。彼は合理主義で利己的、そして目的のために犠牲もいとわない悪役の特徴を持っており、自分に利益のあること以外は一切しません。また、善人を殺すことに抵抗を覚えるものの、合理主義なためか基本的に殺人も躊躇しないようです。

アニメ『ZETMAN(ゼットマン)』は桂正和によるSFアニメです。科学技術が非常に発達した日本を舞台に、新たな生命体「Z・E・T」と「プライヤー」、「アルファス」に関わるストーリーとしてホームレス出身の「ジン」と天木の社長御曹司の「コウガ」を中心に描かれます。「正義とは？悪とは？」をテーマにしており、主人公たちによって非道徳性や暴力的、性的なシーンが描かれています。

アニメ『アカメが斬る!』は、暗殺者として育てられた殺し屋集団「ナイトレイド」の一員である主人公・アカメが腐敗した帝国に立ち向かっていくダークアクションファンタジーとなっています。必殺シリーズを意識しているようで、悪役が織り成す無慈悲な描写や暴力、殺戮などの描写、弱者の恨みを晴らす復讐代行人も請け負っているシーンがありました。

アニメ『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』の主人公は性格が曲がった性格をしており、嫌われることに慣れている様子が描かれていました。登場人物の青臭さや中二感、妙に大人ぶった態度が人気を呼んでいます。ひねくれたキャラクターが好きな人におすすめ。

アニメ『残響のテロル』はMAPPA制作による日本のオリジナルテレビアニメです。ストーリーが秀逸でコアなファンが多い人気作品となっています。主人公のナインが頭の切れるテロリストで、彼をはじめとしたテロ組織「スピンクス」の行動はスリルのある展開に持ち込むので、ハラハラしたい人におすすめです。驚かされることも多いかもしれません。政府の目を盗んで施策を成功に導くなど、ダークヒーローとして見ごたえがあります。

アニメ『ブラック・ジャック』は無免許であるものの、神業ともいえるテクニックによって世界中に名を馳せている天才外科医ブラックジャックが主人公です。この作品は短期間で終了する予定でしたが、結局10年も続く長期連載となり代表作ともいえる人気作品になりました。主人公のブラックジャックの手術費用は億単位が基本で、悪役の雰囲気を醸し出しています。

アニメ『黒執事』は19世紀末ごろのイギリスが舞台となっており、ファンタジーな世界観で人気を博しています。主人公・シエルと契約を交わしている執事の決め台詞が「あくまで執事ですから」であり、女王の番犬としてさまざまな事件を解決に導いていきました。そんな執事は人間離れした能力を駆使して仕事を完璧にこなしています。

ここでは、ダークヒーローのアニメでおすすめをTOP10～4位までまとめています。10位の『デビルマン』～4位の『CODE:BREAKER(コード:ブレイカー)』など。

アニメ『デビルマン』はダークヒーローを意識して製作されており、テーマを「ホラー」として古典的なホラーからモダンホラーまでさまざまな要素がみられます。かつて人類を恐怖に陥れた「デーモン(悪魔)」が200万年の眠りから覚めてしまい、地球を人類から奪いかえそうと企んでいました。

主人公・不動明はデーモンに襲われ恐怖で理性を失い、デーモンの1人・アモンに憑依され、これによって悪魔の体と人間の心を伏せ持つ「デビルマン」が誕生しました…。

アニメ『TIGER & BUNNY』はサンライズ制作によるテレビアニメで、2017年に「NHK BSプレミアム」にて放送された「ニッポン アニメ100」におけるランキングで1位2位を独占するほどの人気作品となっています。

物語は「NEXT(ネクスト)」と呼ばれる特殊能力者(スーパーヒーロー)たちが存在する街で展開していきます。ヒーローの1人、ワイルドタイガーは器物破損も厭わない、我が道を突き進むタイプ。彼にはいつしか「正義の壊し屋」という有り難くない称号が…。

アニメ『サムライガン』は幕末を舞台に、サムライガンと呼ばれる工作員たちの戦いを描いた物語です。正義とは？倒幕とは？2つの理念に分かれた幕末の時代に暗躍する男たちがいました。庶民から義賊としてもてはやされる「サムライガン」は、一方で評議会の先駆者として幕府を倒すための武装集団としての顔がありました…。

アニメ『進撃の巨人』は、特に漫画の原作がコアなファンから絶大な支持を受けている人気作品です。9月からテレビアニメが放送されていますが、この作品にはダークヒーローと呼べるキャラクターが多く登場しています。

中でもエレンとリヴァイ兵長ではないでしょうか？それぞれ自分の意志と決意を持っていますが、やはり主人公のエレンは巨人を駆逐するために行動しており、ストーリー展開を見ていると悪役なのではないか、と考えさせられるところがあります。

アニメ『DARKER THAN BLACK』に登場する主人公・黒(へい)は「黒の死神」の異名で恐れられる契約者であり、彼が関わった案件は多いものの、警察も彼の実態をつかめないでいる謎の多い人物です。彼は本編開始より5年前に起こった「天国戦争」にて「南米の天国門(ヘブンズ・ゲート)」を巡り激突したことから「黒の死神」と呼ばれるようになりました。

アニメ『ブラッドラッド』は魔界の地区で「ナワバリボス」をしている吸血鬼・スタズが主人公です。彼は吸血鬼然としていることが嫌いでジャパニーズカルチャーを愛してやまないオタク。

ある日、彼のナワバリに少女・柳冬実が迷い込んできますが、吸血鬼でありながらナマの人間でしかも日本人に会えたことで歓喜するスタズ。しかし、スタズがナワバリを狙った侵入者(モンスター)を退治している間に冬実はモンスターに食べられてしまいます。幽霊となってしまった冬実、スタズは必ず生き返らせると決意しますが…。

アニメ『CODE:BREAKER(コード:ブレイカー)』は尋常ならざる力"異能"を使い悪人を葬る者「コード:ブレイカー」と呼ばれる者たちが主人公です。目には目を、歯には歯を、悪には悪を。ダークヒーロー・悪役であることを自覚する彼らは、本当の名前や過去を捨て、人知れず任務を遂行していくのでした。その戦いは冷徹でありながらも熱く存在は鮮烈なもの…。

いよいよランキングTOP3位となりました。3位『DEATH NOTE』、2位『東京喰種トーキョーグール』、1位『コードギアス 反逆のルルーシュ』、それぞれの作品情報を交えてあらすじをまとめて紹介していきます。

アニメ『DEATH NOTE』に登場する主人公・夜神月はジャンプ史上ナンバーワンに近いダークヒーローなのではないでしょうか？人を殺すことが出来る「DEATH NOTE」を手にした彼は、独自の正義のもと自ら正義の鉄槌を下していきます。宿敵である天才探偵のLと繰り広げる心理戦がおすすめ。また人間の本当の姿や闇に触れる部分も垣間見えるところもおすすめできます。

アニメ『東京喰種』は、人間を喰うことで生きることが出来る「喰種」とそれを討伐組織・CCGとの攻防戦で人気を博した作品です。普段優しい少年だった主人公・金木研が喰種となってしまったことで、次第にダークヒーロー・悪役としてのし上がる様子が描かれており、彼の圧倒的な強さが見せる迫力と危機迫る戦闘シーンがおすすめです。

アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』はダークヒーロー系を人気にさせたアニメとして知られる人気作品です。ブルタニア人の学校・アッシュフォード学園に通う主人公のルルーシュでしたが、ブルタニア軍の戦いに巻き込まれてしまいます。それからは妹をのために世界を変えるテロリストとなり、神聖プリタニア帝国を敵に回し「ゼロ」と名乗ってレジスタンス軍団「黒の騎士団」を率い、ブルタニアに対する反逆を繰り返していきます。

おすすめランキング1位でまとめた『コードギアス 反逆のルルーシュ』の感想が挙がっています。ダークヒーロー系作品ですが、神アニメと言われるだけあって、笑いや涙、可愛さ、かっこよさなど戦闘シーンや心情描写に魅力を感じているようです。主人公はやはり悪役として敵が多いためか頭脳明晰なキャラで設定されており、そんなところも魅力の一つのようです。

おすすめランキング2位でまとめた『東京喰種』で感想が挙がっています。好きな悪役キャラは何？と聞かれたときは『東京喰種』に登場する真戸呉緒が毎回出てくるようで、まとめで紹介した主人公ではありませんが、主人公に立ちはだかった捜査官として活躍していた人物です。

初登場のころは見た目から多くの人が悪役の印象を持つかもしれません。また、私情を交えた正義を貫くためにどんな手でも使っていたので、そんな要素も魅了されたのではないのでしょうか？

おすすめランキング3位でまとめた『DEATH NOTE』で感想が挙がっています。映画では藤原竜也の狂演が光っていますが、松山ケンイチがこの作品を世に送り出したという印象が強いようです。松山ケンイチは天才探偵「L」ですが、天才でありながら子供っぽく人間不信なキャラを演じています。第一話の時点で売れる作品ではないと思ったようですが、主人公が本物の悪役としてかなりの異色作として魅了されていったようです。

感想のとおり主人公はもともと善人でしたが、ノートによって歪んだ性格となってしまいました。また主人公の父親が警察官ですが、それによってあまりにも強い正義感が生まれたせいなのかもしれません。そのため、シナリオにかなり緊迫感が出たと評価され、おすすめの作品として挙げられています。

ダークヒーローのアニメでおすすめをまとめて紹介しましたが、いかがでしたか？まとめた作品を見ると、主人公の性格には冷徹さや非情、頭脳明晰、独自の正義、非日常への憧れなど共通する性格をしているのが分かります。また、目的のためには手段を選ばないことも含めると、型破りな展開となっているのがまとめた作品からうかがえます。ただ、誰もが強い、さらには最強といわれるほどの実力者。

過酷な現実を受け入れているからこそ、そうならざるを得ないのかもしれません。しかし、そんなダークヒーロー系の作品「コードギアス」や「東京喰種」などが高い人気を博しているので、主人公が持つ心情描写や戦闘シーンに惹かれる人が多いといえそうです。ここでは、40位から1位までまとめて紹介していますので、ぜひかっこよくてちょっと歪んだキャラを楽しみ主人公の闇に触れてみてください。