【キングダム】王齕と王騎は本当は同一人物?史実上の功績・人物像を検証

秦・昭王の時代に活躍した王齕将軍は、王騎将軍と共に六代将軍として名を馳せた名将です。キングダムでは汗明の発言など断片的に語られてきた王齕将軍ですが、史実の記録から王騎将軍と同一人物ではないかと言われています。本文では、キングダム・王齕将軍の史実上の功績を始め、作中では王齕将軍と別人物として描かれた王騎将軍との同一人物説の真相、史実上の王騎将軍と最期などを考察を交えて紹介します。

【キングダム】王齕と王騎は本当は同一人物?史実上の功績・人物像を検証のイメージ

目次

  1. 王齕とは?
  2. 王齕と王騎将軍は同一人物?
  3. 王齕の史実上の功績や人物像
  4. 王齕と同一人物だと噂の王騎将軍の最期や謎を考察
  5. 王齕と同一人物だと噂の王騎将軍の声優
  6. 王齕に関する感想や評価
  7. 王齕についてまとめ

王齕とは?

キングダムの王齕(オウ コツ)とは、昭王に仕えた六大将軍の一員、作中では汗明の発言にて断片的に登場しました。作中では目立った活躍や描写が無かったものの、史実では数多くの功績が記録される中、歴史家の間では王騎将軍と同一人物と考察されています。以下では、王齕将軍と王騎将軍の同一人物説の考察を始め、史実に記された王齕将軍の功績や人物像、史実の王騎将軍の謎などを考察を交えて紹介します。

キングダムの作品情報

原泰久先生原作の「キングダム」は、週刊ヤングジャンプにて2006年から長期連載されている人気作品です。物語は、紀元前3世紀の中国・春秋戦国時代を舞台に、秦王政(後の始皇帝)と秦の将軍・李信を中心に、中国の統一を成し遂げるまでの一連の戦いを描いています。

単行本は、2019年8月現在で55巻が刊行され、単行本1~53巻までの累計発行部数は、3800万部を突破しました。また、日本では馴染みの薄い春秋戦国時代と若き日の秦王政(始皇帝)の活躍を題材に取り上げながら、迫力ある表現力と個性的なキャラクターが人気に火をつけ、ターゲットである男性だけでなく、女性の間でも高い評価を得ています。

キングダムの概要

「キングダム」の登場人物やエピソードは、史実を基に詳細に描かれており、限られた資料から徹底して調べ上げられた内容の緻密さも注目されています。一方で、読者が想像できないような伏線の張り方や回収方法や、臨場感あふれる戦場シーンのように、予測不能なストーリー展開や観る者を圧倒する画力が、読む者を惹きつけてやみません。

また、キングダムでは、架空人物も含めて膨大な数の武将たちが名を連ねています。登場人物の数だけ様々な個性を持つキャラクターの活躍が見られ、キングダムではメインからサブキャラに至るまで丁寧に書き込まれていることや、若手武将たちの成長や人間性にもスポットライトを当てたストーリー展開も、キングダムの見所でしょう。

キングダムのあらすじ

時は、7つの大国が権を競い合う春秋戦国時代末期。中国最西の国・秦の戦災孤児・信は、下僕の身分ながら「天下の大将軍」を夢見て修行に励むある日、秦国第31代王・政との出会いをきっかけに、歴史の表舞台へ登場します。平民の身分を得た信は、兵卒として秦魏戦争で初陣を迎え、数々の戦の経験や大将軍・王騎の下での修行により、実力を付けていきます。

一方で、秦国も領土拡大のために、近隣の国々との戦に明け暮れる中、秦王の政は、裏で秦国の政治を仕切る呂不韋との権力争いに挑みます。秦国の政争は政の勝利に終わり、長年二分していた朝廷をまとめ上げた政は、改めて中華統一を掲げ近隣諸国へ戦を仕掛けます。

王齕は六大将軍

キングダムの六代将軍・王齕(オウ コツ)は、秦国・昭王の時代に仕えた武将の1人で、六将一の怪力と大斧の武器が特徴です。作中では断片的にしか語られておらず、汗明の自慢話によると、汗明と一戦を交えた際に手傷を負わされ、退却を余儀なくされたことが判明しています。しかし、汗明の性格から、王齕にまつわるエピソードは創作された可能性が高く、強さや戦での活躍は謎に包まれています。

史実を基に創作さたキングダムでは、情報量に乏しい王齕将軍でしたが、現存する歴史書・秦本紀には、長平の戦いを始め一連の活躍が詳細に記録されています。また、昭王(昭襄王)・孝文王・荘襄王の3代の王に仕えていたことも記録に残されており、代々の秦国王に重用されてきた武将です。

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王齕と王騎将軍は同一人物?

キングダムでは、六代将軍の一員として登場した王齕将軍と王騎将軍でしたが、史実では両将軍の記録を照らし合わせると重なる部分があることから、中国の歴史家の間では長らく同一人物だという見解が示されています。以下では、王齕・王騎将軍の同一人物説について、史実と作中の活躍を基に考察します。

王騎将軍との同一人物説①史実と作中の活躍

史実・秦本紀の記述から、秦の将軍として多大な功績を残した王齕将軍でしたが、キングダムでは、王齕の活躍は同じく六大将軍・王騎将軍のエピソードに変更されています。ファンから絶大な支持を得る王騎将軍は、キングダム初期に登場した秦の将軍で、主人公・信の師匠にあたります。作中では「秦の怪鳥」と恐れられ、圧倒的な強さを誇りましたが、馬陽の戦いで壮絶な最期を迎えました。

王騎将軍の史実での記述は、秦始皇紀にてわずかな情報が記されているのみで、作中のように目立った活躍が無かったと考察されます。一方、王齕将軍の記述は、秦始皇紀では一切触れられておらず、王騎将軍の名前も秦本紀には一切登場しません。しかし、活躍した時期が重なる部分の多さから、中国では南北朝時代から王齕・王騎両将軍の同一人物説が研究され続けています。

王騎将軍との同一人物説②真相は不明

王齕・王騎将軍の同一人物説の研究・イメージ画像

王齕将軍と王騎将軍の同一人物説は、活躍時期の一致だけでなく、王騎将軍の本名「王齮」の偏が同じことも、根拠に挙げられています。そして、中国の歴史書・史記集解では、徐広の説を引いて「齮」字は「一に齕に作る」と記述され、両将軍の同一人物説を確証させています。

しかし、王齕将軍と王騎将軍の同一人物説について、現時点で指摘される資料だけでは、同一人物であることを示す証拠としては根拠に乏しく、現代も真相は不明です。キングダムでは、王齕・王騎両将軍は別人物である設定を用いつつも、王騎将軍の作中での活躍の多くは、史実の王齕将軍の記述を参考に創作されています。

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王齕の史実上の功績や人物像

キングダムでは、汗明に打ち負かされ、敗走を期したエピソードで登場した王齕将軍でしたが、史実では数多くの功績が記録されています。以下では、王齕将軍の史実の功績や人物像について、考察を交えて紹介します。

史実や人物像①長平の戦いで廉頗に連勝

秦本紀に記録された王齕将軍の活躍は、紀元前260年に起こった長平の戦いから始まります。戦いが起ったきっかけは、秦国が韓の領土・野王を奪ったことから始まります。そして、孤立した上党一体は、秦国からの侵略を恐れて趙国に寝返ります。しかし、上党一体も手に入れようと策を練っていた秦国からは、趙国の略奪行為とみなされ、秦国は王齕将軍を総大将に据え、上党一体の制圧にかかります。

そして、上党一体を取り戻した王齕軍は、趙国へ逃げる上党の住民を追撃し、長平の戦いが勃発します。趙国の三大天・廉頗の軍を3度に渡って壊滅させた王齕軍がとどめを刺そうと構えた時、思わぬ事態が発生します。

史実や人物像②長平の戦いで決定打を打てない状態に

白兵戦を得意とする王齕軍を相手に戦いを繰り広げた廉頗軍は、籠城作戦に切り替え、味方の守りを固めていきます。一方、長平の戦いに決定打を打てない状態に陥った王齕軍は苛立ちを募らせ、両軍の膠着状態は2年間続きました。

史実や人物像③長平の戦いで白起の副将に

秦・趙の膠着状態が続く中で、秦は新たな作戦に踏み切っていました。まず、趙国にスパイを送り込み、総大将を趙括に変えるように仕向けます。趙国が秦国の思惑通りに動き始めた頃、秦国では総大将を白起将軍に据え、王齕将軍は副将に任じられます。

史実や人物像④長平の戦いで趙兵40万人を生き埋めに

秦国の勝利に終わった長平の戦いでは、趙兵40万人の捕虜が発生してしまいます。しかし、秦国も大軍を率いて戦に臨んでいたので、兵糧に余裕がありませんでした。そこで、白起は、長平の戦いが起った原因を振り返り、捕虜たちが後に秦国に刃を向ける危険性を予測し、独断で捕虜となった趙兵・少年兵を除く40万人を生き埋めにして処刑します。

史実や人物像⑤長平の戦いで王齕が皮牢を取った?

戦力が著しく低下した趙国に目を付けた白起は、次に趙の首都・邯鄲を攻めます。一方、白起と兵を分けた王齕は、手薄状態となった首都周辺の攻めに入り、皮牢を取ることに成功します。そして、白起の勢いが増す中、時の宰相の策により秦と趙は和睦を結び、白起は撤退を余儀なくされます。

史実や人物像⑥邯鄲を攻める

趙と和睦を結んだ翌年・紀元前258年に入ると、秦国は趙の首都・邯鄲の攻めに入ります。しかし、趙国には近隣の楚国から援軍がもたらされ、秦は苦戦を強いられます。そして、秦国も援軍を送り続けるも戦況は一向に変化せず、切り札として王齕将軍を総大将に据えます。

史実や人物像⑦魏を攻める

白兵戦を得意とする王齕将軍の起用に安堵を示したのもつかの間、趙軍に新たな援軍・魏が参戦します。不測の事態に動揺する王齕軍は甚大な被害を受け、敗走を余儀なくされてしまいます。しかし、敗走中に攻撃対象の切り替えを行った王齕将軍は、汾城付近に点在する軍を集結させて魏を迎え討ち、魏軍は斬首6000人、黄河で溺死した兵20000人を出す多大な犠牲が発生しました。

史実や人物像⑧韓の上党を攻める

魏との戦いから10年後の紀元前247年、魏と周辺諸国・5ヵ国で結成された合従軍が秦に宣戦布告を言い渡し、韓の上党を攻めに入ります。秦国では、王齕将軍と蒙驁将軍を据えて、野戦に挑むも敵の圧倒的な戦力におされ、敗走を余儀なくされます。

史実や人物像⑨合従軍に敗れる

紀元前247年に敗北を期した秦軍の王齕将軍の記録は、合従軍との戦いを最後に歴史の表舞台から立ち去ります。その後の王齕将軍の動向について、記録が残されておらず、晩年は謎に包まれています。同一人物説が研究されている王騎将軍の記述は、その翌年・紀元前246年の秦王・政の即位と将軍就任、紀元前244年に亡くなったことが判明しています。

史実や人物像⑩汗明に敗れる

キングダムでは、汗明と一戦を交えた際、王齕将軍が手傷を負い、撤退を余儀なくされた汗明の自慢話にて登場し、一説では汗明より実力が劣るではと考察されています。一方、史実では2番手といいう位置づけで記録された王齕将軍ですが、趙の廉頗軍を三度も打ち破り、大軍を率いる合従軍を相手に野戦を仕掛けるなど、白兵戦を得意し、並外れた武力を有していたでしょう。

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王齕と同一人物だと噂の王騎将軍の最期や謎を考察

王齕将軍と同一人物だと考えられている王騎将軍は、史実に名前が記録されていることから、研究者の間では実在の人物ではと考えられています。以下では、史実に書かれた王騎将軍の記録を基に、王騎将軍の最期や太原王氏の歴史、年齢について考察しました。

王騎将軍の謎①最期

キングダムでは、李牧・龐煖に敗れて戦死した王騎将軍でしたが、史実・秦始皇紀では紀元前244年に死亡したと記録されたものの、死因については言及されておらず、王騎将軍の最期は、作中で描かれた戦死ではない可能性が浮上しています。また、王騎将軍が亡くなった頃の李牧・龐煖の動向に注目しても、史実と作中ではつじつまが合いません。

まず、史実に記録された李牧について、紀元前244年の頃は、趙国の北方の関所・雁門関の守備を担っており、モンゴルの騎馬民族と戦っていたことが記されています。そして、李牧が本格的に秦と交戦する時代は、王騎の死後10年がたった紀元前234年、趙の将軍に任命された頃だと推測され、王騎将軍の最期に李牧は立ち会っていないことが判明します。

また、王騎将軍にとどめを刺した龐煖も、史実によると紀元前245年時点で既に70歳を越える高齢だっったことが推測されることや、紀元前244年の記録をみても戦に参加した記述がないため、王騎の死とは無関係であることが判明します。よって、李牧と龐煖の史実での活躍から、王騎将軍の最期は戦死ではなく、病死または自然死だったと考察されます。

王騎将軍の謎②史実に存在していた?

王騎将軍の名は、史実・秦始皇紀に名前の記述や簡単な説明が記述されていることから、実在の人物であることが確定しています。しかし、残された資料を紐解くと、将軍に就任した時期が、秦王・政の即位に伴うものだったため、昭王の六大将軍が名を馳せた頃には武人として戦っていたものの、キングダムのように目立った活躍が無かった可能性が高いでしょう。

王騎将軍の謎③秦始皇本紀に記されている?

秦始皇紀に記された王騎将軍の記述は、紀元前258年の趙の首都・邯鄲の包囲と韓の上党攻撃から始まります。しかし、その後は紀元前246年に秦王・政の即位により、蒙驁・麃公と共に将軍に任命されたこと、244年に亡くなったことだけが記されているだけです。一方、王騎将軍と同一人物と研究されている王齕将軍の名前は、秦始皇紀には一切登場しません。

秦始皇紀での記録の少なさから、武人としての活躍がなかったと考えられている史実の王騎将軍ですが、一方で、王齕将軍と同一人物であることを示す資料や、王騎将軍の本名が王齮であることから、元々の名前は王齕であったが、後に数々の功績を讃えられて「王騎」つまり「王齮」へと名前を変えたのではと考察されます。

王騎将軍の謎④先祖は周の王族?

王騎将軍の家系は、代々秦に仕える名家であり、同じ王姓である王せんらは本家、王騎将軍は傍流の家系に当たります。そして、太原王氏という一族の出身である王騎将軍の始祖は、周王室の太子・太子晋まで遡ります。太子晋は、周国・第24代霊王の太子・姫晋、字は乔(かい)を名乗りました。聡明な人物でしたが、寿命に恵まれす、わずか16歳で病死し、残された息子・姫宗敬は、叔父にあたる景王の計らいで周の司徒として仕えました。

しかし、叔父・景王の第から周の勢いは衰えを増し、諸侯同士の争いが過激さを増す一方でした。そして、周の没落を見越した姫宗敬は、周の役人を辞めて晋陽へ向かいます。そして、周王族の血筋から、姓を姫から王に変え、晋陽の太原王氏からは、数多くの著名人が輩出する名家へと成長します。そして、太子晋から数えて18代目にあたるのが、王せんであり、彼は周王室の本流に当たります。

王騎将軍の謎⑤年齢

王騎将軍の年齢について、同一人物とされる王こつ将軍が生没年不詳とされているため、具体的な年齢は分かりません。しかし、史実の記述から紀元前257年には代将軍として活躍していたと推測されます。一方で、万単位の軍を率いることから、史実に名前が登場したころは、およそ30代後半と考えられます。それらを元に計算すると、生年は紀元前290年前半と仮定し、没年が紀元前244年であることが判明しているため、45~50歳くらいが妥当でしょう。

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王齕と同一人物だと噂の王騎将軍の声優

王騎将軍のアニメ声優・イメージ画像

筋肉質といかつい顔立ち、オネエ口調と外見と内面のギャップの激しさだけでなく、将軍としての心構えなど優れた人格者として描かれた王騎将軍は、表舞台を去った現在もファンから不動の人気を誇るキャラクターです。以下では、史実では王齕と同一人物として研究されている王騎将軍のアニメ声優・小川力也さんのプロフィールと主な出演作品を紹介します。

小川力也のプロフィール

人気声優として幅広いジャンルで活躍する声優・小川力也さんは、立命館大学の劇団立命劇場や桐朋学園大学・短期大学部の演劇専攻を経て、劇団俳優座へ入団し、1989年「仮面ライダーBLACK RX」で俳優デビューを果たします。声優業は1996年に海外ドラマ「ER緊急救命室」でデビューします。当初は、海外作品の吹き替えを中心に活動していましたが、2000年以降はアニメ作品への出演も見られます。

野太く渋い声色が特徴の小川さんは、ハリウッド俳優・ジョージー・クルーニーやキーファー・サザーランドの吹き替え声優として知られています。また、アニメ作品では、毛利小五郎を始め渋いキャラが多く見られる一方で、善人から冷徹な悪役、コミカルな役柄や自由奔放な役まで、シリアスからギャグまで幅広い演じ分けが高く評価され、2011年には第5回声優アワード「富山敬賞」を受賞しました。

小川力也の主な出演作品

声優・小川力也さんの出演作品には、「ナルト」のヤマト(テンゾウ)役、「攻殻機動隊」のクゼ・ヒデオ役、「へうげもの」の織田信長役などを演じました。また、2009年から出演する「名探偵コナン」では、神谷明さんの後任として毛利小五郎役に抜擢され、現在も出演中です。

海外作品では、前述の俳優2人に加えて、マトリックスシリーズのキアヌ・リーブスなど多くの吹き替えを担当しています。また、日本語吹き替えでは初の試みとなった関西弁での演技にも挑戦しました。現在は、日本でも話題沸騰のサバイバル・ホラー「ウォーキング・デッド」のダリル・ディクソン役(ノーマン・リーダス)の吹き替えを始め、幅広いジャンルにて活躍を見せています。

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王齕に関する感想や評価

王齕に関する感想や評価の紹介・イメージ画像

汗明の発言から弱いイメージも浮上している王齕将軍ですが、汗明の性格から王齕将軍の負傷や敗走は、作り話の可能性が高く、武将としての実力は未知数でしょう。以下では、王齕将軍に関する感想や評価を紹介します。

感想1:汗明を圧倒する強さ

キングダムでは、汗明に手傷を負わされ退却を余儀なくされたエピソードが語られる王齕将軍ですが、史実では汗明が恐れおののくような実力を有していたことが推測されます。史実に記載された王齕将軍の活躍は、キングダムでは同一人物と噂される王騎将軍のエピソードとして起用されていますが、六大将軍の1人だったことから、その実力は汗明を越えていたでしょう。

感想2:同一人物説が噂される王騎将軍の活躍に注目

史実では、長らく同一人物として歴史家の注目を集める王齕・王騎両将軍ですが、キングダムでは、史実の記録が少ない王騎将軍をメインに描かれ、親しみやすさを感じさせるキャラや、大将として軍を率いる勇ましさは、多くのキングダムファンを惹きつけてやみません。

感想3:壮大なスケールに圧巻

漫画を原作とする映画作品の中には、漫画の世界と実写版の違和感の大きさから評価が分かれやすい一方、映画版「キングダム」は、原作ファンの期待を裏切らない圧巻のスケールと見応えに高い評価が下されました。キングダムファンは勿論、キングダムの世界観を知らない方でも一度は見て欲しいおすすめの映画です。

キングダム特設サイト|週刊ヤングジャンプ公式サイト

王齕についてまとめ

キングダムの六代将軍・王齕のプロフィールと史実での功績や人物像、王騎将軍との同一人物説の真相などを紹介しました。作中では、六代将軍の一員で、過去に汗明に敗北を期したエピソードと、登場回数が少なかったものの、史実では王騎将軍との同一人物説が研究され、歴史家だけでなく王騎将軍ファンからも注目されている実在の人物です。

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