【キングダム】六大将軍の旧メンバー一覧!史実で実在した?新しい顔ぶれも予想考察

大人気歴史漫画キングダムに登場する秦国最強の集団「六大将軍」。六大将軍のメンバーはそれぞれ史実に実在した人物達で構成されており、秦国の中で唯一「戦争の自由」という権利を与えられていました。しかし六大将軍は王騎が死亡したことで全メンバーが死亡したことになりました。そんな中、信と政は新たな六大将軍を作ろうと画策します。本記事ではそんな六大将軍について、史実に実在した旧メンバーの情報や新たな六大将軍の顔ぶれの予想などをまとめてご紹介していきます。

【キングダム】六大将軍の旧メンバー一覧!史実で実在した?新しい顔ぶれも予想考察のイメージ

目次

  1. 六大将軍とは?
  2. 六大将軍の旧メンバー一覧
  3. 六大将軍は史実で実在した?
  4. 六大将軍の新しい顔ぶれ
  5. 六大将軍の謎を考察
  6. 六大将軍の強さランキングTOP3
  7. 六大将軍に関する感想や評価
  8. 六大将軍の旧メンバー一覧まとめ

六大将軍とは?

キングダムの作品情報

王騎が死亡したことで実質消滅した秦国最強の集団「六大将軍」。漫画キングダムの主人公である信と政は「戦争の自由」という権利を持った六大将軍を新たなに作り、天下統一に乗り出しました。では旧メンバーに代わって六大将軍になるメンバーは誰になるのでしょうか?本記事では漫画キングダムに登場する六大将軍について、史実に実在した旧メンバーや新メンバーの考察予想などをまとめてご紹介していきます。

キングダムの概要

六大将軍が登場するキングダムとは2006年から「週刊ヤングジャンプ」で連載されている原泰久による日本の漫画作品です。漫画キングダムは後に中国を統一する秦の始皇帝である政と平民ながら秦の大将軍を目指す信の生涯を描いた歴史漫画作品であり、史実に実在したかっこいい人物達が多数登場しています。また漫画キングダムはこれまで無かった時代にスポットを当てて制作された歴史漫画作品となっています。

そのため漫画キングダムは多くの歴史好きから注目を集めることになり、54巻までで累計発行部数3800万部超える大ヒットを記録しています。この人気から漫画キングダムは第17回「手塚治虫文化賞」でマンガ大賞を受賞し、2012年から2014年に渡って合計2期構成でアニメ化されました。さらに漫画キングダムは実写映画化やゲーム化など多数のメディア展開が行われており、2019年9月現在日本で最も注目を集める歴史漫画作品です。

キングダムのあらすじ

時は春秋戦国時代末期の古代中国、漫画キングダムの主人公である戦争孤児の信は同じ戦争孤児である漂と共に平凡な日々を過ごしていました。彼らは内心天下の大将軍となるという夢を掲げており、大将軍になるため日々2人で修行を続けていました。そんなある日、漂は史実に実在した秦国の大臣昌文君に推挙され、王宮へ赴くことになります。しかし漂は瀕死の状態で王宮から帰宅することになり、信は驚愕します。

信はそこで漂からとある手紙を託され、その手紙に書かれた場所へ駆けつけます。するとその場所には漂とそっくりな人物が信を待っていました。実はこの人物こそ後に中華全土を統一する秦の始皇帝、嬴政であり、漂は影武者として推挙されたのでした。この事実を知った信は激怒します。しかし激怒する信はその中で漂に託された思いと夢を思い出し、秦国の皇帝となる嬴政と手を組んで天下の大将軍への道を歩むことになるのでした。

六大将軍の基本情報

本記事で新旧メンバーをご紹介する六大将軍とは嬴政の3代前の秦国王である昭王が設立した軍事組織です。この六代将軍は秦国の中でも最強の将軍で構成された組織であり、「戦争の自由」という好きに戦争をしてもいい権利を与えられています。実際、この六大将軍の力はすさまじく、史実においてもその名は現代まで語り継がれています。しかし残念ながら漫画キングダムの作中では王騎しかメンバーの生き残りがいません。

その王騎も趙軍との戦いで戦死してしまい、昭王が設立した六大将軍のメンバーは全員死亡してしまいます。なので王騎が戦死した後、この六大将軍は秦国において伝説の存在となります。しかし主人公の信と政は天下を統一するために六大将軍を新たなに設立すると決意します。2019年10月現在旧メンバーの代わりとなる人物は不明となっているのですが、旧メンバーに負けないほどの実力を持つ人物達が選出されると考察されています。

映画「キングダム」公式サイト

六大将軍の旧メンバー一覧

旧メンバー一覧①王騎

ここからは旧六大将軍のメンバーを一覧でご紹介していきます。まず最初にご紹介する旧六大将軍のメンバーは王騎将軍です。王騎は分厚い唇とつり目、傷だらけの肉体が特徴の将軍であり、いつもオカマ口調で話します。オカマ口調であるものの、その実力は六大将軍の中でも随一と讃えられており、どんな戦場にも出現して多くの敵将を討ち取っています。その姿から王騎は敵から「秦の怪鳥」というあだ名で恐れられています。

また王騎は圧倒的武勇の他に軍隊を指揮する知略も相当なものとなっており、まさに知勇兼備の将と言うべき存在です。そんな王騎は昭王が死亡したことで隠居生活をしていたのですが、趙侵攻作戦で総大将として軍に復帰。信が強い憧れを持つほど王騎は最強の力を振るいます。しかし王騎は趙国の将軍龐煖との一騎打ちで敗北したことで死亡してしまい、これによって六大将軍のメンバーは全員死亡することになりました。

旧メンバー一覧②摎

2番目にご紹介する六大将軍の旧メンバーは摎です。摎は旧六大将軍の中で唯一の女性であり、一番年齢の若い将軍です。摎は非常に美しい美貌を持った将軍なのですが、戦場に立つ際は鎧を身に纏ってその美貌を隠します。どうやら摎は昭王と身分の低い女性との間に生まれた隠し子だそうであり、摎は幼い時、召使いとして王騎に仕えて武術の腕を磨いていました。そして10歳になってから、摎は王騎と戦場を駆け回りました。

摎は戦神と称された昭王の血を濃く引き継いでおり、旧六大将軍の中で最も苛烈な戦い方を好みます。この苛烈な戦い方でたくさんの武功を挙げ、摎は六代将軍に任命されました。そんな摎は王騎に好意を寄せており、城を100個落とすことを条件に王騎の妻となると約束していました。しかし摎は馬陽の戦いで龐煖に奇襲され、命を落としてしまいます。そして運命か王騎自身も龐煖に討たれることになってしまいました。

旧メンバー一覧③白起

白起とは旧六大将軍の中で筆頭を務める猛将です。白起は「正真正銘の怪物」と廉頗に評されているほどの人物であり、秦国の歴史上で最も強い存在とされています。また白起は血走った大きく見開いた目と不気味な雰囲気を纏った容姿をしており、見た目だけでも異質を放っています。そんな白起は恵文王の時代に秦の将軍となり、魏との戦争や趙との戦争で非常に圧倒的といえる戦果を挙げ続けました。

史実でも白起は中国史の中で輝いており、現地である中国ではその名は今でも刻まれています。特に白起は趙と戦った長平の戦いで趙軍の兵士を40万人生き埋めにしました。そのため白起は現代も趙周辺の人々から嫌われています。さらに白起は楚の首都である郢を陥落させるなど六大将軍の中で一番武功を挙げています。しかし武功を挙げすぎたことで白起は周囲の人物達に嵌められてしまい、自害に追い込まれてしまいました。

旧メンバー一覧④王齕

王齕とは旧六大将軍の中で最も力の強い将軍といわれています。その強さを表すかのように王齕は非常に屈強な肉体をしており、容姿も鼻と顎から伸ばした長い髭と大きな傷をつけた恐ろしい風貌をしています。また戦う際は非常に大きい斧を使用して戦う将軍であり、完全に一騎打ちなど将軍対将軍の戦いに特化した将軍となっています。元々王齕は昭王の代から秦の将軍として仕え、嬴政の父であ荘襄王にも仕えていました。

そんな古くから秦に仕える旧六大将軍の王齕は過去に中華で最大の国土を持っていた大国楚の侵攻作戦に参加していたことが漫画キングダムの作中で語られました。その時王齕は猛将汗明と一騎打ちを行っていたそうなのですが、残念ながら敗北を喫して撤退するといった悪い戦績しか残していませんでした。しかし王齕自身は漫画キングダムの作中で死亡しており、本当に汗明と戦って敗北したかどうかは不明となっています。

旧メンバー一覧⑤胡傷

胡傷とは旧六大将軍の中で最も軍略と策謀に長けた将軍です。胡傷は公孫胡傷という名前であり、優れた頭脳を用いて唯一文官から旧六大将軍のメンバーに選ばれました。文官らしく胡傷は三国志に登場する諸葛亮のような文官帽子を被り、非常に長い髭を持った軍師系の見た目が特徴となっています。この胡傷も実在した人物なのですが、実際史実では趙との戦いで大敗北を喫してしまうという汚名を残しています。

しかし胡傷はその大敗北の後魏との戦いで大勝利を収め、15万もの魏の将兵の首を切ったと伝えられています。おそらくこの戦果から胡傷が漫画キングダムで六大将軍の1人に選ばれた理由と考えられます。漫画キングダムの作中で胡傷は名前と容姿以外あまり詳しく語られていません。しかし王翦の実力を認めたり、王翦が胡傷が大敗を喫した趙と戦いを行っていることから胡傷が王翦を弟子として育てたと考察されています。

旧メンバー一覧⑥司馬錯

司馬錯とは旧六大将軍の中で最も古参の将軍といわれている人物です。司馬錯は他の旧六代将軍のメンバーと同じく実在した歴史人物であり、史実では初代秦王である恵文王の時代から秦に仕えたと記録されています。司馬錯は細長くキリっとした目つきと色白な肌が特徴の将軍ですが、漫画キングダムの作中ではその活躍が描かれることがありませんでした。では実在したとされる司馬錯は史実でどういった活躍をしたのでしょうか?

実在した司馬錯の史実での活躍については詳しく後述でご紹介するのですが、どうやら司馬錯は史実で蜀や楚、魏などの様々な敵国と戦争を繰り返したそうです。またどの戦争でも司馬錯は勝利を飾っており、蜀を手に入れて地盤を築くなど知能面でも優れた人物だったようです。実在した司馬錯の史実を見ると非常に優れた将軍であることが分かり、もしかすると旧六大将軍の中で白起に次ぐ実力者だったのかもしれません。

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六大将軍は史実で実在した?

史実①白起の実績

ここからは実在した旧六大将軍のメンバー達の史実についてご紹介していきます。まずご紹介する実在した人物の史実は旧六大将軍筆頭の白起です。白起は「史記」に記された王翦伝によると秦の宰相である魏冄に推挙され、伊闕の戦いで魏と韓の兵士合計24万人を斬首する功績を挙げました。その後白起は秦の将軍として楚の首都である郢を陥落させ、紀元前273年の華陽の戦いで魏・趙・韓の将兵13万人の首を刎ねました。

そして白起の戦績で最も有名な長平の戦いで趙軍を率いる趙括を破り、少年兵240人を除く合計40万人もの趙兵を生き埋めにしました。この戦いは古代中国史の中で最も有名な戦いの1つといわれており、秦が強国になったのは白起のお陰といわれています。しかし白起の活躍に自らの立場の危機感を抱いた時の宰相范雎は国王を誑かし、白起はなぜ自分が死ぬべきなのか苦悩しながら、自分の君主である昭襄王に自害させられました。

史実②王騎は六大将軍の生き残りだった?

秦国の旧六大将軍の中で信が強い憧れを持った将軍王騎。旧六代将軍の中で王騎以外のメンバーは漫画キングダムの作中で既に死亡しており、旧六代将軍の生き残りは王騎将軍のみとなっています。ではそんな王騎将軍は実在したのでしょうか?どうやら王騎将軍は蒙ゴウ将軍という人物と共に秦国の将軍になったと古代中国史に記されており、紀元前244年に韓を攻めて13個の城を奪うも同年に死亡してしまったそうです。

一方漫画キングダムの作中ではかなり歴史が改変されており、王騎はオカマのようなキャラクターで描かれています。実在したとされる王騎は後の秦の始皇帝である嬴政が即位した後も生きていたのですが、漫画キングダムでは嬴政が秦の始皇帝となる前に龐煖に敗れ、信に矛を与えて死亡してしまいます。おそらく実在した王騎の史実があまりにも少ないことから漫画キングダムでは全く違う王騎が描かれたのではないでしょうか?

史実③胡傷の史実

旧六大将軍の中で軍師的な立場にあった胡傷将軍。胡傷将軍ももちろん実在しており、秦の将軍として「史記」などの歴史書に記載されています。実在した胡傷の史実では紀元前273年に起こった華陽の戦いに白起将軍と共に従軍しました。この華陽の戦いは趙・韓・魏の3ヶ国と秦1国の戦いであり、秦国は圧倒的不利な状況でした。そこで胡傷や白起が従軍している秦軍は奇襲をかけ、趙・韓・魏の軍を打ち破ることに成功します。

この戦いで胡傷たちは魏軍の将兵13万の首を刎ね、趙の兵士2万を黄河に流して絶命させる戦果を挙げます。しかしその後の紀元前269年に起こった閼与の戦いで胡傷は趙の将軍である趙奢の罠に嵌り、大敗北を喫してしまいます。敗北した胡傷はそのまま歴史の闇に消えてしまい、史実で最後の記載となりました。旧六大将軍の中で実在した胡傷は一番史実で活躍した記録が残っておらず、作中でなぜ選ばれたか疑問の声が浮上しています。

史実④司馬錯は六大将軍の中でも最年長?

漫画キングダムの作中で活躍が全く描かれることが無かった旧六大将軍の司馬錯。実は実在した司馬錯はあの「史記」を記した司馬遷の先祖にあたる人物だったそうです。実在した司馬錯は秦国の初代王である恵文王の代から秦に仕えていた将軍であり、旧六代将軍の中で最年長にあたる将軍といわれています。紀元前316年に秦は内乱を起こした蜀と攻め寄せる韓に頭を抱えており、当初張儀は韓を討つよう恵文王に進言しました。

一方司馬錯は蜀を手に入れて秦を強大化させるべきだと王に進言し、その案を受け入れた恵文王は蜀を手に入れたことで強国となることが出来ました。その後司馬錯は紀元前311年に楚を倒して商などの領土を攻略しました。そして司馬錯は白起と共に魏を何度も倒し、蜀の内乱の鎮圧を治める功績を多々残しました。当時の歴史書でここまで詳しく記載された人物は中々おらず、おそらく司馬錯は非常に優秀な将軍だったのでしょう。

史実⑤王齕と王騎の同一人物説

王齕将軍は王騎将軍と同じく旧六大将軍の1人なのですが、古代中国史の1説には王齕は王騎と同一人物なのではないかと考えられています。王齕は秦の兵士を率い、長平の戦いで廉頗将軍と戦を交えました。そこで廉頗を苦戦させる活躍をします。実在した王齕将軍の史実ではその後、白起が総大将として援軍に駆け付け、王齕は白起の副将に任じられて長平の戦いは秦軍の大勝利へと終わるのですが、趙を倒すことが出来ませんでした。

これは趙の都市である邯鄲を落とすことが出来なかったからだといわれており、王齕はこの戦いの後魏と戦い、魏の兵士を合計2万6千人討ち取る活躍をします。その後王齕は韓を破って太原群を置くものの、蒙驁と共に魏の信陵君を迎え撃った合従軍の戦で敗北を喫してしまいます。どうやら王齕は秦本記に登場するものの、始皇本記には王齕ではなく王騎が登場しており、このことから同一人物なのではないかという説が生まれました。

史実⑥摎は男だった?

旧六大将軍の中で唯一の女性将軍である摎。実は残念ながら実在したとされる摎は男性であり、漫画キングダムは完全なフィクションとなっています。実在した摎は紀元前256年から歴史の表舞台に立ち、楊摎という名前で登場します。実在した摎は韓との戦いで4万人の首を挙げ、趙の20県もの領土を攻略します。そして摎は同年に秦を攻撃した西周の文公と戦い、摎は西周の軍隊を破って敵将である文公を降伏させました。

その後摎は紀元前254年に魏との戦で勝利を収め、呉城を攻略する功績を残しました。そして秦国のために大戦果を挙げ続けた摎は始皇帝が権力を誇示するために作った始皇七刻石の1つに名前が記されており、現代でもその名は語り継がれています。漫画キングダムにおいても摎は旧六大将軍の中で最も苛烈な将として描かれており、この苛烈で勇猛な姿は実在した摎と全く同じであるといえるでしょう。

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六大将軍の新しい顔ぶれ

新メンバー一覧①王翦

漫画キングダムの作中で嬴政は新たな六大将軍を設立すると決め、信に新六大将軍の1人となれと言い放ちました。残念ながら2019年10月現在新六大将軍のメンバーは明らかになっていません。では誰が新たな六大将軍となるのでしょうか?まず新六大将軍のメンバーに選ばれる可能性が高いのは常勝将軍王翦です。王翦は仮面と恐ろしい見た目をした鎧に身を包んだ秦軍の将軍であり、蒙驁軍の副将を担当しています。

王翦は王賁の父親にあたる人物であり、あの歴戦の猛将である廉頗でも破ることが出来ないほどの天才的な築城技術を持った将軍といわれています。そんな王翦は合従軍との戦いで要塞化した函谷関でオルドの動きを封じたり、鄴城の欠点を見破って兵糧攻めを考えるなど軍略面でも優れた才能を持った将軍であり、新たな六大将軍のメンバーに最も相応しいといえる能力を全て兼ね備えています。

新メンバー一覧②桓騎

桓騎将軍は元野党団の首領で現在蒙驁軍の副官を担当している人物です。桓騎は非常に残忍な性格をした将軍であり、住民の首を全て刎ねたり、投降した兵士の首を刎ねるなどしたことから「首斬り桓騎」というあだ名で呼ばれています。残忍な性格をした一方で、桓騎は非常に優れた知略を持った将軍でもあり、この残忍な行為を自ら行うことで敵軍の士気を下げ、戦争を勝利に導いています。また桓騎の才能はそれだけではありません。

桓騎は非常に勇猛な武力も兼ね備えており、魏軍の陣地に入って敵将である玄峰を討ち取ったり、合従軍の戦いでは単独、大軍相手に渡り合う姿を見せます。さらに桓騎は義を重んじる性格をしており、秦の老将張唐は秦国で一番の将軍になれと別れ際桓騎に伝えています。この文武両道の才能と義理堅い性格、勝利のためなら何でもする精神の全てを持つ桓騎は新たなに設立される六大将軍には欠かせない存在となることでしょう。

新メンバー一覧③蒙武

蒙武とは呂不韋四柱の1人に数えられる秦国の将軍です。蒙武は愛馬である岳氾と共に巨大な棍棒を持って最前線で戦う猪突猛進型の性格をした人物であり、その武力は三国時代の呂布と同じく天下無双とされています。秦の丞相である昌平君は蒙武の強さを「武を持って策を破る人物」だと語っており、どのような策でも蒙武は武力だけで破ってしまいます。まさに蒙武は天下無双に恥じない力を持った化物のような将軍です。

そんな蒙武は漫画キングダムの作中で趙軍と戦い、李朴の前に敗北します。しかし敗北を経験した蒙武は王騎からも評価されるほどの名将となり、合従軍の戦いでは汗明を討ち取った功績で大将軍の座に就くことになります。元々蒙武は嬴政に六大将軍復活を進言しており、六大将軍になりたい思いは人一倍強いものだと考えられます。もし蒙武が新六大将軍に選ばれたとすれば、もしかすると王齕を超える勇将になるかもしれません。

新メンバー一覧④信

天下の大将軍を目指す漫画キングダムの主人公信。信は幼い嬴政に協力し、一兵卒から大将軍を目指すことになります。一兵卒ながら信は優れた武勇を持っており、初陣で百人将に任命されます。残念ながら信には優れた知略が無いものの、王騎将軍から矛を与えられるなど数々の将軍から期待されています。これは信の義理堅い性格が原因であり、信は王騎を戦場から逃がしたり、漂を殺した原因である嬴政を国王の座に就かさせたりします。

この義理堅い性格から多くの兵士や将軍を焚き付け、王騎から名前を授けられた飛信隊をみるみるうちに強力な部隊へと成長させていきます。その中には河了貂という軍師もおり、2019年10月現在の飛信隊には弱点がありません。そんな飛信隊を率いる信は嬴政から六大将軍を復活させる話を告げられ、新六大将軍の1席を手に入れろと言われてます。おそらくこのセリフから信が六大将軍の1人になることは間違いないと考えられます。

新メンバー一覧⑤蒙恬

蒙恬とは天下無双の武を持つ蒙武将軍の息子にあたる人物です。蒙恬は親である蒙武に似て非常に優れた武勇を持つ人物なのですが、蒙武とは全く似ていない美しい容姿をしています。蒙恬は昌平君からも認められるほどの才能を持っており、祖父である蒙驁の命令で千人将から3百人で構成された楽華隊を率いています。鄴攻略作戦で蒙恬は崩れた左翼を守るために楽華隊を率いて善戦し、左翼を守り通す活躍をします。

この活躍で蒙恬は左翼の全指揮権を持つ将軍に仮として任じられ、その手腕を発揮しました。そんな優れた軍略と武術の才能を持つ蒙恬は父親と同じく六大将軍を目指しており、同世代である信や王賁の誰よりも早く出世していきます。しかし蒙恬より蒙武の方が六大将軍に選ばれる可能性が高く、親子揃って任じられるかは分かりません。それでも信が選ばれるのであれば、同世代の蒙恬が選ばれる可能性は非常に高いと考察出来ます。

新メンバー一覧⑥王賁

王賁とは王騎と同族の若者であり、3百人の騎馬隊で構成された玉鳳隊を率いる槍使いです。王賁は鼻筋の通ったイケメンであり、達人と評されるほどの槍の腕前を持っています。しかし非常に真面目な性格をしており、王一族の本流であることから誰よりも高いプライドを持っています。当初この高いプライドから最前線で必死に戦う信たちを見下していたのですが、共に戦ううちに信の実力を認めるようになっていきます。

初めて見る人にとって王賁はプライドの高い嫌な奴に映るのですが、本当は人を正しく評価する才能を持っているのです。また王賁は努力の天才であり、槍を鍛え続けて達人の域にまで達しました。そんな王賁は新たなに設立されるといわれる六大将軍の一席を虎視眈々と狙っており、信をライバル視しています。もし信が六大将軍に選ばれたとすると、ほぼ間違いなくライバルである王賁も選ばれることになるでしょう。

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六大将軍の謎を考察

考察①戦争の自由の特権がある?

本記事の最初にご紹介した通り、六大将軍という組織には「戦争の自由」という絶対的な権利を持っています。これは文字通り戦争を自分達の判断で行えるということであり、1人1人が国の君主ということになります。しかし戦争とは莫大な予算と命が失われる行為であり、それぞれが軽々と出来るものではありません。また戦争という行為は本来君主や王様のみが持っている権利であり、トップが命令を出さなければいけません。

そこまでの段階にいくまでに、参謀や国政官たちと協議を重ね、勝てるという見込みを作る必要があります。これまでの人類史で勝手に戦争を行った者はほとんど君主によって処刑されています。そう本来戦争を自由に行うことが出来る権利というのはありえないのです。なので六大将軍は「戦争の自由」という権利を与えられているものの、実際その権利を行使することは不可能であるといえるでしょう。

考察②6人に拘ることはない?

漫画キングダムに登場する六大将軍のメンバー達はそれぞれ優れた才能と戦績で多数の将兵の中から選出されました。そんな六大将軍には読書の中で六人に拘る必要が無いのではといった声が浮上しています。漫画キングダムには趙のトップを表す三大天という六代将軍に似た組織が登場しており、実際の歴史においても三国時代の蜀の五虎将軍や戦国時代の武田二十四将などの組織が誕生しています。

そう、こういった組織は名前のかっこよさが重要視されており、優秀な将軍の数で名前を変えていいのです。例えば秦に7人の名将がいたとすると、七大将軍でも言い訳です。なので漫画キングダムの作中で新たなに設立されるといわれる六大将軍ですが、人数に拘る必要はないわけです。もしかすると、新たなに設立される六大将軍は人数が変更され、別の名前になって生まれ変わるやもしれません。

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六大将軍の強さランキングTOP3

3位:王翦

新旧六代将軍の強さランキングで3位に選ばれるのはおそらく王翦でしょう。王翦は非常に優れた築城技術を持った将軍であり、新たな六大将軍になることは間違いないと見られています。王翦は漫画キングダムの作中で勝てる戦にしか興味が無いと語っており、必ず勝てる戦しか行いません。この軍を率いる将軍として完璧な人間が出来上がっていることから最強ランキングの3位に選ばれました。

2位:蒙武

新旧六大将軍の最強ランキングで2位に輝くのは蒙武です。蒙武は天下無双の豪勇を持つ将軍であり、昌平君からは武力でどのような策も破ってしまう男だと評価されています。それを証明するかのように蒙武は趙国の天才軍師である李朴を武力だけで倒し、王齕に勝ったとされる汗明を破りました。まさに武力だけを見れば蒙武は作中トップクラスの人物であり、六大将軍の中でも2位に値する強さを持っているといえるでしょう。

1位:王騎

新旧六大将軍の中で最も最強だといえる将軍はほぼ間違いなく王騎といえるでしょう。王騎は蒙武に匹敵するほどの武力を持ち、秦国トップクラスの軍略と知略を駆使する人物です。また王騎は前線で自ら指揮を執ることから部下の兵士からも信頼されており、王騎戦争面でも人徳面でもたいへん優れています。残念ながら龐煖の前に敗北したものの、ここまで完璧な将軍は未だ漫画キングダムの作中に描かれていません。

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六大将軍に関する感想や評価

漫画キングダムに登場する六大将軍に関する感想では王騎将軍が一番かっこいいといった感想が非常に多く寄せられていました。王騎将軍はオカマ口調であることから最初はそこまで人気を集めなかったのですが、その実力を見せたことで一躍人気が爆発しました。王騎は将軍として必要な能力を全て兼ね備えている人物であり、六大将軍の中で一番最強なのではないかといわれています。

漫画キングダムに登場する六大将軍に関する感想では白起が王騎よりも強いといった感想も多く寄せられていました。白起は実際の史実でも中華史上最強の名将と謳われており、秦国を強大化させたのは白起の力があったからだと専門家は評価しています。王騎は確かに優れた将軍なのですが、史実にそこまで活躍が残っておらず、史実面を考えると白起が六大将軍の中で最強であるといえるでしょう。

漫画キングダムに登場する六大将軍に関する感想では胡傷が凄いといった感想も見受けられました。胡傷は六大将軍の中でかなり地味な人物なのですが、唯一文官から六大将軍に選ばれた凄い実績を持っています。胡傷は「軍略の頂き」と評価されるほど高い知略を持った人物であり、知略面では六大将軍最強でしょう。また胡傷は王翦のことを高く評価しており、この王翦が胡傷の後を継いで六大将軍になることに期待が集まっています。

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六大将軍の旧メンバー一覧まとめ

本記事では漫画キングダムに登場する六大将軍について旧メンバーや新メンバーの考察などをまとめてご紹介しました。旧六代将軍は秦国最強の将軍達で構成された組織なのですが、新たな六大将軍は誰が選ばれるか未だ不明となっていました。王騎が戦死したことで六大将軍のメンバーが全員死亡していることから、新六大将軍が近々選ばれると考察出来るので、ファンの皆様は今後の漫画キングダムの展開に期待しましょう。

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