【七つの大罪】ビビアンはマーリンの弟子!ギルサンダーとの関係や魔力を考察

「七つの大罪」に登場するビビアンは、伝説の騎士・マーリンの弟子で、かつてリオネス王国一と称された魔術師です。本編では、聖騎士・ギルサンダーに対する歪んだ愛情やストーカー並みの執着心で注目を集める人気キャラクターです。本文では、七つの大罪・ビビアンの性格・魔力と強さ、師匠・マーリンとの関係や呪いの婚約指輪の効果と受けた経緯、ギルサンダーとの関係や、245話のネタバレと考察、アニメ声優について紹介します。

【七つの大罪】ビビアンはマーリンの弟子!ギルサンダーとの関係や魔力を考察のイメージ

目次

  1. 七つの大罪のビビアンとは?
  2. 七つの大罪のビビアンはマーリンの弟子
  3. 七つの大罪のビビアンとギルサンダーの関係
  4. 七つの大罪のビビアンの魔力や強さ
  5. 七つの大罪のビビアンの死亡説
  6. 七つの大罪のビビアンのアニメ声優
  7. 七つの大罪のビビアンに関する感想や評価
  8. 七つの大罪のビビアンについてまとめ

七つの大罪のビビアンとは?

「七つの大罪」に登場するビビアンは、伝説の騎士・七つの大罪の一員・暴食のマーリンの元弟子で、聖騎士・ギルサンダーに執着する魔術師です。以下では、七つの大罪一の嫉妬キャラとして親しまれている、ビビアンのプロフィール・性格・魔術や強さを始め、マーリンとの関係や呪いの婚約指輪を受けた経緯と効果、ギルサンダーとの関係、245話で描かれたビビアンの死亡説とネタバレ、アニメ声優について紹介します。

七つの大罪の作品情報

鈴木央先生の漫画作「七つの大罪」は、週刊少年マガジンにて、2012年から連載されている人気作品です。単行本は、2019年9月時点で計38巻が刊行されています。物語は、憤怒(ドラゴン・シン)・強欲(フォックス・シン)・怠惰(グリズリー・シン)・嫉妬(サーペント・シン)・色欲(ゴート・シン)・暴食(ボア・シン)傲慢(ライオン・シン)の異名を持つ7人の騎士・七つの大罪の活躍を描いたファンタジー作品です。

「七つの大罪」は、アーサー王の前日譚に位置づけられ、人間と人間ならざる種族が、一つの世界で共生していた古の時代を舞台に、ブリタニアの大地で勃発した人間と魔神族、伝説の騎士団・七つの大罪と3000年ぶりの復活を遂げた魔神族の精鋭部隊・十戒との戦いを描いた物語です。

また、漫画・七つの大罪は、2015年に第39回講談社漫画賞・少年部門を受賞した、週刊少年マガジンの看板作品でもあり、累計発行部数は、2018年10月時点で3000万部を突破しました。そして、2014年からは、アニメ放送も開始され、2019年10月からアニメ第4期「七つの大罪・神々の逆鱗」が放送され、人気声優の出演などが注目されています。

七つの大罪の概要

漫画・七つの大罪のモデルとなった、キリスト教の「七つの大罪」は、人間を罪に導く可能性があると考えられている7つの欲望や感情を指した用語で、主に西方教会やカトリック教で言及されてる罪源です。カトリック教で示されている7つの罪源には、「高慢」「嫉妬」「怒り」「怠惰」「物欲」「貪食」「色欲」が挙げられ、それぞれの大罪には、それらを象徴する悪魔及び動物が充てられ、絵画などの題材に起用されてきました。

そして、騎士団・七つの大罪の各メンバーに彫られた刺青も、それぞれの大罪に関連する動物をモチーフにした印となっています。各メンバーに刺青は、憤怒の罪・メリオダスは龍、強欲の罪・バンは狐、怠惰の罪・キング(ハーレクイン)は熊、嫉妬の罪・ディアンヌは蛇、色欲の罪・ゴウセルは羊、暴食の罪・マーリンは豚、傲慢の罪・エスカノールは獅子をモチーフした印を、それぞれの体の一部に彫っています。

七つの大罪のあらすじ

10年前に聖騎士長暗殺の濡れ衣を着せられ、現在は身分を隠しながら移動居酒屋を営む伝説の騎士・憤怒の罪のメリオダスの元に、リオネス王国の第3王女・エリザベスが訪ねてきます。ブリタニア随一の大国・ブリタニア王国は、聖騎士たちによる聖戦に向けた軍事強化や、力を増す聖騎士たちの横暴によって存続の危機にさらされており、国の危機を知ったエリザベスは、窮地を脱するべく伝説の騎士・七つの大罪を探していました。

一方、メリオダスも自分になすりつけられた冤罪の真実を確かめるべく、エリザベスの要請に応じて、彼女と共に、7つの大罪メンバー・残り6人を探す旅に出ます。そして、バン・キング・ディアンヌ・ゴウセル・マーリンのメンバー5人がメリオダスの元に集結した伝説の騎士・七つの大罪は、10年ぶりに王都を訪れ、メリオダスに濡れ衣を着せた聖騎士長・ヘンドリクセンに決戦を挑みます。

七つの大罪によるリオネス王国奪還後、魔神・フラウドリンの目論見により、3000年ぶりに封印を解かれた魔神族の精鋭部隊・十戒が、ブリタニアを侵略を進めていきます。一方、ヘンドリクセンとの戦いで勝利をおさめ、それぞれの名誉を回復させた七つの大罪の元にも、残り1人となったメンバー・エスカノールとの合流を果たします。

十戒の脅威が迫る中、キャメロット王国の若き国王アーサー・ペンドラゴンと騎士団・七つの大罪、ブリタニアの住民たちは共に手を組み、ブリタニアを取り戻すべく、魔神族に戦いを挑みます。同時に、十戒が封印された3000年前の出来事・聖戦の真相や、七つの大罪の憤怒りの罪・メリオダスの過去を始め、「七つの大罪」に秘められた真実が明らかされていきます。

ビビアンのプロフィール

七つの大罪に登場するビビアンは、リオネス王国所属の魔術師で、獣の手を模した杖で魔術を使用する女性です。年齢は29歳、闘級は2580(魔力2200/武力40/気力340)で、暴食の罪・マーリンの元弟子です。リオネス王国奪還戦では、ヘンドリクセンの右腕として最後まで戦いに挑むも、七つの大罪と聖騎士たちの連合軍に敗れ、王国を追放されます。

王国を追われた後は、しばらく行方をくらませていたものの、謎の魔術師・ギルフロストとしてバイゼル大喧嘩祭に参加していたことや呪いの婚約指輪を受けたこと、聖騎士・ギルサンダーのことを執拗に追い求めていたことが判明します。その後、メリオダス敗北後の十戒との戦いでは、ギルサンダーを女神族の建造物へ連れ去り監禁するも、マーガレットの体を乗っ取ったリュドシエルによって倒されてしまいます。

ビビアンの性格

ビビアンの性格について、ギルサンダーに対する異常な愛情から、嫉妬深く、独占欲の強さが指摘されます。また、自分より実力の劣る弱い者に対する高飛車な態度や、相手を虐げるような言動の多さも、ビビアン性格の悪さに拍車をかけています。また、物事の好き嫌いもハッキリしており、師匠・マーリンに彫られた紅蓮の豚の刺青から、豚そのものやポークを見ただけで嫌悪感を示す様子も描かれました。

このように、ビビアンの悪役らしい徹底された性格の悪さや、他の女性キャラクターより劣る容姿から、可愛いキャラクターとは言い難いでしょう。しかし、七つの大罪ファンからは、裕福な家柄の出身を思わせる上品な服装がビビアンの性格と見事に対比を成していると評価され、七つの大罪ではいい味を醸しているキャラクターとして多くの注目と人気を集めています。

ビビアンの強さ

ビビアンの強さはかつて王国一と呼ばれ、その実力は、闘級:2580です。しかし、ビビアンの闘級の大半は魔力が占めているため、戦闘時は、魔術頼りが多くみられます。一方で、マーリンの元弟子であったことから技の範囲が広いと推測され、ヘンドリクセンにその度量を認められたことから、純粋な魔力勝負なら、通常の聖騎士を上回る強さを秘めているでしょう。

一方で、師匠のマーリンは、怒りに任せて攻撃を仕掛けるビビアンの戦闘時の悪い癖を指摘しており、魔術師としての実力は低いとも思われます。しかし、ビビアンの魔術師としての実力は、マーリンや七つの大罪サイドから見れば低いものの、聖騎士を相手に戦う場合を想定して考えれば、ビビアンの王国一の実力も伊達ではないでしょう。

ビビアンは初期の頃に仮面を被っていた

「七つの大罪」初期の頃のビビアンは、手で顔を覆ったようなデザインの仮面を被りながら登場しており、素顔や正体共に謎多きキャラクターでした。仮面を被っていた理由について、お世辞にも可愛いとは言い難い自身の顔にコンプレックスがあったのではないか、または、ビビアンの正体から、魔術師は顔を見せないイメージを採用したためと考察されています。

ビビアンの素顔が初めてさらされたのは、ギルサンダーとマーガレットを追う見張りが消えて、七つの大罪メンバー・マーリンが登場したシーンでした。仮面を外したビビアンの素顔は、ギルサンダーに対する歪んだ愛情や彼を手に入れることが出来ない悔しさや涙が溢れていました。

ビビアンはヘンドリクセンの懐刀?

登場初期は、仮面で素顔を隠しながら、ギルサンダーとマーガレットの監視を行なっていたビビアンは、後にヘンドリクセンの手下として暗躍していたことが判明します。かつて王国一の魔術師と称されたビビアンが、道を踏み外した経緯について、ギルサンダーに対する異常な愛情や、他者を寄せ付けようとしないビビアンの並外れた独占欲に、ヘンドリクセンが目を付けた可能性が高いでしょう。

ヘンドリクセンのビビアンに対する扱いは、元王国騎士所属の魔術師でマーリンの弟子であった経歴や、戦いの最後まで自身の手元に置いていたことから、ヘンドリクセンの懐刀として重要視されていたと推測されます。

TVアニメ「七つの大罪 神々の逆鱗」公式サイト

七つの大罪のビビアンはマーリンの弟子

伝説の騎士・七つの大罪の一員、暴食の罪のマーリンは、ブリタニア一の魔術師と称される、作中屈指の実力者であり、かつてリオネス王国の聖騎士だったビビアンの師匠に当たります。以下では、ビビアンと師匠・マーリンの関係や、ギルサンダーを執拗に追い求めるビビアンに対してマーリンが下した制裁・呪いの婚約指、ビビアンが呪いの婚約指輪を受けた経緯やその効果を紹介します。

ビビアンはマーリンの弟子

元王国の聖騎士だった経歴を持つビビアンは、七つの大罪の一員・暴食の罪(ボア・シン)のマーリンの弟子だった時期がありました。本編でのビビアンは、マーリンの元を離れてヘンドリクセンの懐刀として暗躍しており、元師匠のマーリンからは「不肖の弟子」と称されています。一方で、マーリンの元で修業を行なっていたことから、ビビアンの魔術師としての実力の高さは、作中でも大いに発揮されています。

また、ビビアンとマーリンの関係について、マーリンのモデルとなった七つの大罪・貪食の罪を表す動物・豚の刺青に関連して、ビビアン自身がポークを見ただけで毛嫌いしている素振りから、お互いに気まずい関係であることが推測されます。

ビビアンがマーリンから受けた呪いの婚約指輪

ビビアンが指にはめる「呪いの婚約指輪」は、ビビアンのギルサンダーに対する異常な独占欲を見かねた元師匠・マーリンによって下された制裁です。ビビアンがマーリンから呪いの婚約指輪の魔術をかけられた時期は、「七つの大罪・十戒編」開始直前であり、番外編として書かれたエピソードから判明しています。

そして、本編開始後は、ビビアンは謎の魔術師・ギルフロストとして暗躍し、呪いの婚約指輪の魔力を受けていたと推測されます。しかし、呪いの婚約指輪は、魔力が発動されるごとにビビアンの体を蝕んでいく危険な魔術ですが、ビビアンは命の危険も省みずにギルサンダーを執拗に追い続けていきます。

呪いの婚約指輪を受けた経緯

ギルサンダーの周りをしつこく追う何者かの存在に気付いたマーリンは、メリオダスに依頼して、その曲者の身柄確保と正体を暴きます。しかし、フタを開けてみると、曲者の正体は、かつてマーリンの弟子だったビビアンであることが判明します。そして、元弟子の愚行を見かねたマーリンは、ビビアンの行動を戒めるために、ビビアンをヒキガエルにすることを提案、ギルサンダーにビビアンの処遇を委ねます。

一方、心優しいギルサンダーは、ビビアンの姿を醜いヒキガエルにする選択をせず、二度と自分に近づかないことを約束する寛大な処置を提案します。しかし、どんな手を使ってでもギルサンダーを自分のものにしたいビビアンは、ギルサンダーの提案を真っ向から拒み、事態は悪化の一途を辿ります。そんな中、マーリンは、ビビアンの解放と引き換えに、「呪いの婚約指輪(エンゲージリング)」をビビアンにかけます。

呪いの婚約指輪の効果

マーリンが元弟子・ビビアンにかけた「呪いの婚約指輪(エンゲージリング)」は、「マレーダ」という呪文を唱えると魔力が発動され、指輪をはめたビビアンに対して、全身を突き刺すような苦痛を与えてビビアンを支配する恐ろしい魔術です。この魔術は、ギルサンダーが呪文を唱えた時だけでなく、ビビアンがギルサンダーに対して魔力を使った場合にも発動される効果も秘めています。

また、呪いの婚約指輪は、一度はめると二度と外すことが出来ず、指輪の魔力が発動されるごとに、ビビアンの身体は、全身を刺されるような苦痛とアザが刻み込まれます。そして、アザが体全体に広がった時には、ビビアンも命を落としかねない状況に陥ってしまう、非常に危険な魔力を秘めています。しかし、ビビアンは、アザが胸まで覆い、命の危険が高まりつつある中でも、ギルサンダーを諦めきれずにいました。

ギルサンダーは、自分の身に危険が及ぶことを知ると、つかさず呪文を唱えてビビアンに制裁を加えていました。しかし、誰よりもギルサンダーを愛し、共に結ばれることを望むビビアンにとって、体中がアザだらけとなり、命の危険にさらされても、変わらずギルサンダーを追い続けいます。自分の命よりギルサンダーと結ばれることを望むビビアンには、呪いの婚約指輪の魔力は効果が無いでしょう。

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七つの大罪のビビアンとギルサンダーの関係

ビビアンのギルサンダーに対する歪んだ愛情は、師匠のマーリンすら危険を感じさせるほどエスカレートしていき、やがて呪いの婚約指輪でビビアンの行動を戒めようと試みられました。しかし、呪いの婚約指輪の効果も虚しく、自分の命よりギルサンダーと結ばれることを望む、ビビアンのギルサンダーに対する想いは、相当大きいでしょう。以下ではビビアンとギルサンダーの関係を紹介します。

関係①ギルサンダーを幼少期から見ていた

ビビアンにとってギルサンダーは、幼少期から見ていた存在であり、それらはやがてビビアンのギルサンダーに対する愛情を育んでいきました。そして、後にギルサンダーがマーガレットと恋仲となったことや、ギルサンダーの関心が、ビビアンから離れていくことに対する不安が、ビビアンに歪んだ愛情を生み出し、王国一の聖騎士から、道を踏み外す要因となったでしょう。

ビビアンのギルサンダーに対する歪んだ愛情は、何としてでもギルサンダーを手に入れた独占欲へと変貌していき、自分の目的達成のためだけに動き始めていきます。「七つの大罪」で見られた相手の気持ちを考えずに行動を起こすビビアンの姿は、全てギルサンダーを自分のものにするためだけに動いており、ヘンドリクセン側についていた時も、おそらくギルサンダーのことだけを考えて闘っていたと推測されます。

関係②ストーカーのような愛

ビビアンのギルサンダーに対する歪んだ愛情や独占欲は、どこまでもギルサンダーを追いかける異常な執着心へと発展しており、恋人同士であるギルサンダー・マーガレットの仲を裂こうと悪知恵を働かせていたほどです。七つの大罪ファンの間でも、ビビアンのギルサンダーに対する恋心や深い愛情は理解できるものの、彼に向ける表情や言葉に着目すると、ストーカーとも捉えられる恐ろしいものを感じているでしょう。

「七つの大罪」では、七つの大罪メンバーによるリオネス王国奪還後に一度姿を消したビビアンでしたが、美少年の魔術師・ギルフロストに変装して、密かにギルサンダーを追いかけていたことが判明しています。そして、呪いの婚約指輪をかけられ、魔力の発動の度にビビアンの命が危険にさらされても、ビビアンのギルサンダーに対する独占欲は冷めることなく、ビビアンの行動はエスカレートしていきます。

一方、ギルサンダー自身にも、ビビアンに対する切り札「呪文・マレーダ」を持っているものの、優しい性格のギルサンダーが、滅多なことで呪文を唱えることは想定しづらいと考えられます。そして、あらゆる手段を用いて自分を手中に収めようと策を練るビビアンに対して、冷静沈着なギルサンダーも本心ではうんざりしているでしょう。

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七つの大罪のビビアンの魔力や強さ

リオネス王国一の魔術師と呼ばれたビビアンは、ヘンドリクセンの懐刀として、最後まで七つの大罪との戦いに身を投じていたことや、ブリタニア一の魔術師・マーリンの直弟子だった経歴から、伝説の騎士・七つの大罪に次ぐ強さだと推測されます。以下では、師匠・マーリン譲りを彷彿させる、ビビアンの魔力や強さについて紹介します。

魔力や強さ①瞬間移動

ビビアンの技・瞬間移動は、自身または周囲の人間を目的地へ、瞬間的に移動させる技です。瞬間移動のスピードは、マーリンより遅いことから、まだ発展途上の段階と推測される一方、技の有能さから、それなりの実力を持った魔術師でないと使いこなせないと推測されます。「七つの大罪」では、空間移動の際に使用され、どの程度の範囲・質力を瞬間移動できるのかは不明です。

一方、ビビアンの師匠・マーリンの瞬間移動は、一度の大人数を任意の場所に移動することが可能ですが、その規模に応じて、それなりに制約が掛けられている可能性も考えられます。また、ビビアンの瞬間移動は、マーリンより、移動速度が遅いことが判明しています。

魔力や強さ②完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)

ビビアンが得意とする技・完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)は、一定の空間を立方体で覆い、力の大小に関係なく、全ての力を跳ね返す魔界由来の魔術です。エスカノールとメリオダス戦にて登場した完全なる立方体は、魔術の対象者を倒さない限り、この技を破ることが出来ないと言われています。

しかし、ビビアンの完全なる立方体は、彼女の師匠・マーリンの「アブソリュートキャンセル」を受けてあっけなく、技が敗れる結末を迎えています。また、完全なる立方体について、マーリン曰く「何の意味もない術」と称していますが、アブソリュートキャンセルのように、反則的な技を持っていないと太刀打ちできない強力な魔力でしょう。

魔力や強さ③曲がる空間(ベンド・ルーム)

曲がる空間(ベント・ルーム)は、指定した魔力による攻撃を、ビビアンが任意に操作して攻撃を仕掛けることができるサポート魔術です。曲がる空間は、敵にとって予測不可能な攻撃を仕掛けられる危険性があり、使い方次第では、最強の魔術に分類されます。「七つの大罪」では、グルサンダーの放った雷帝の鉄槌を曲がる空間で操作し、軌道を変えることでメリオダスの全反撃(フルカウンタ)を封じ込めることに成功しています。

魔力や強さ④破壊の四大元素(デストロイ・フォー・エレメンツ)

破壊の四大元素(デストロイ・フォー・エレメンツ)は、四大元素の火・水・土・風の4属性のエネルギーを融合させて、高威力の魔力を放出する攻撃魔術です。攻撃範囲・威力の大きさから、魔術師最強の技と推測されると同時に、マーリンの弟子だったビビアンの強さも示されているでしょう。

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七つの大罪のビビアンの死亡説

ビビアンの死亡説・イメージ画像

「七つの大罪」原作・245話にて、リュドシエルの十字架を受けて死亡したと思われたビビアンでしたが、作中では、ビビアンの死亡を断定する発言がなく、マーガレットとリュドシエルとの約束によってビビアンが倒れたことが示唆されています。以下では、ビビアンの死亡説や再登場がささやかれる生存説について、245話のネタバレも含めて考察します。

245話でビビアンが死亡?

七つの大罪・244話にて、マーガレットの体を借りた四大天使の1人・リュドシエルの復活と、メリオダスの敗北と魔神族との戦いが過激さを増す一方、ビビアンにさらわれたギルサンダーは、ある建物に閉じ込められててしまいます。ビビアンの魔術によって脱出不可能にも思えた一方、風の通り道に気付いたギルサンダーは、風の吹く道筋を頼りに外の世界へと脱出を図ります。

しかし、ようやくたどり着いた外の世界は、雲が一面に広がる天空の世界であり、ギルサンダーの登場を待っていたかのようにビビアンが登場します。ギルサンダーが幽閉されていた建物は、かつて女神族によって建てられた天空宮の1つで、マーリンによって発見された建造物です。やっとの思いでマーガレットからギルサンダーを奪うことに成功したビビアンは、2人だけの世界に胸を躍らせます。

しかし、ビビアンの喜びもつかの間、突然、光の十字架が頭上から落下し、すぐ近くに立っていたビビアンは、首を貫かれてその場に倒れます。ビビアンの突然の死に動揺するのもつかの間、ビビアンから解放されたギルサンダーは、マーガレットとの再開に喜びをかみしめます。しかし、マーガレットの体は再びリュドシエルによって乗っ取られてしまい、次の計画が進められます。

ビビアン殺害の犯人について、ギルサンダーの奪還を願うマーガレットとの約束をリュドシエルが叶えたと思われる発言から、ビビアン殺害の犯人は、四大天使・リュドシエルだと断定されます。また、ビビアンの死は、作中では断定されていないものの、ビビアンが倒れた状態から、通常であれば死亡してもおかしくないと思われるでしょう。

ビビアンは生きている?

マーガレットの体を乗っ取ったリュドシエルによるビビアンが倒された一方、マーガレットとギルサンダーの再開後のリュドシエルの心の声から、ビビアンの生存説や再登場を示唆する内容が指摘されます。マーガレットとリュドシエルが交わした約束の内容は、ギルサンダーの奪還とビビアンの死を果たすことができたら、次はリュドシエルの約束を果たす番であることが判明しています。

このように、リュドシエルの意味深な発言や、意図的に行なわれたビビアンの殺害から、今後の展開によって、ビビアンが何かしらの形で再登場する可能性を示していると考えられます。また、ビビアンの死についても、物語では首を貫かれたシーンのみ描かれただけで、ビビアンの死亡がギルサンダーらによって言及されていない点も、ビビアンの生存・再登場説を裏付けているでしょう。

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七つの大罪のビビアンのアニメ声優

ビビアンのアニメ声優・イメージ画像

独特のキャラクター性に加え、アニメ声優の迫真の演技で、原作・アニメと共に高い人気を誇る七つの大罪・ビビアンの活躍や再登場が注目されています。以下では、アニメ・七つの大罪のビビアンを演じたアニメ声優・寿美菜子さんのプロフィールと主な出演作品を紹介します。

寿美菜子プロフィール

アニメ版「七つの大罪」にてビビアンを演じた寿美菜子さんは、兵庫県出身の声優・歌手・女優です。2005年から芸能活動を始め、声優・女優として活躍しています。2009年には、所属事務所・ミュージックレインのイベント開催時に、声優としても活動する戸松遥さん・高垣彩陽さんと共に声優ユニット・ソフィアを結成し、2010年からはソロとしても活動しています。

2010年に発表された第4回・声優アワードにて、テレビアニメ「けいおん!」の劇中ユニット・放課後ティータイムとして、歌唱賞を受賞しています。放課後ティータイムには、人気声優として活躍する日笠陽子さん・豊崎愛生さん・竹達彩奈さん・佐藤聡美さんが名を連ねており、声優・寿美菜子さんと共に賞を受賞しました。

寿美菜子の主な出演作品

歌手としても活躍する声優・寿美菜子さんの主な出演作品は、大ヒットアニメ「けいおん!」の琴吹紬役、「ドキドキ!プリキュア」の菱川六花(キュアダイヤモンド)役、「響け!ユーフォ二アム」の田中あすか役、「アイカツ!」シリーズの神崎美月役などの担当声優として知られ、アニメやゲーム作品を中心に活躍する人気声優の1人です。

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七つの大罪のビビアンに関する感想や評価

七つの大罪のビビアンに関する感想や評価・イメージ画像

ギルサンダーに対する歪んだ愛情やストーカーに発展した以上な執着心を見せたビビアンは、容姿・性格からお世辞にも可愛いとは言い難いキャラクターでしょう。しかし、他のキャラクターにはない味のあるキャラ設定や、担当声優の演技力の高さで、原作・アニメ共に多くのファンを獲得しています。以下では、七つの大罪のビビアンに関する感想や評価を紹介します。

感想1:どこか憎めないキャラクター

「七つの大罪」で描かれたビビアンのギルサンダーに対する異常な執着心は、ストーカーとも称される一方で、嫌味のないキャラクター性が作品にいい味を出していると、ビビアンに対する評価が高く見られます。執拗にギルサンダーを追い詰めていくビビアンの姿は、恐怖を越えて滑稽にも捉えられ、ビビアンファンからは密かに再登場を望む声もささやかれています。

感想2:隠れた人気キャラであるビビアン

「七つの大罪」では、高飛車で性格の悪さが強調されて描かているビビアンですが、独特の雰囲気やキャラ設定が多くのファンに支持されています。ギルサンダーとマーガレットの恋を応援するファンにとっては、少々厄介な存在とも思われるビビアンでしたが、アニメ声優の演技やどこか憎めない言動が人気に火をつけ、ビビアンファンから誕生日を祝うツイートも投稿されています。

感想3:ビビアンの想い人・ギルサンダーがカッコいい

ビビアンから執拗に後をつけまわされても、常に冷静沈着な態度を崩さないギルサンダーは、ビビアンだけでなく、ファンからもカッコいいと評判の良いキャラクターです。ギルサンダーは、外見だけでなく、聖騎士として正義感あふれる性格にも注目が集まっており、ビビアンがストーカー行為に走ってしまう行動にも、納得できるような好青年でしょう。

感想4:七つの大罪・新作アニメに期待

新作アニメ・七つの大罪・神々の逆鱗が、2019年10月9日から始まり、アニメの作画を巡って賛否両論が飛び交っています。アニメ版では、血が白く表現されているなど、所々不自然なシーンが多いと指摘されています。一方で、より原作に近づけた作画が、アニメを視聴していて違和感を覚えないことや、人気声優の起用が高く評価され、漫画・アニメと共にファンからの期待が高まっています。

TVアニメ「七つの大罪 神々の逆鱗」公式サイト

七つの大罪のビビアンについてまとめ

七つの大罪のビビアンのプロフィール・性格・魔力や強さ、師匠・マーリンから受けた呪いの婚約指輪の効果と魔術を受けた経緯、執拗に追い求める聖騎士・ギルサンダーとの関係や、245話で描かれたビビアンの死亡と生存説の考察、アニメ声優を紹介しました。本編・245話にて死亡したと思われるビビアンでしたが、リュドシエルの意味深な発言から再登場が期待される、「七つの大罪」には欠かせないキャラクターの1人です。

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