【七つの大罪】ドレファスの強さ・闘級と能力を考察!名言や担当声優も紹介

今回の記事では、人気作品「七つの大罪」に登場する聖騎士長・ドレファスについて紹介していきます。聖騎士長ドレファスは先代聖騎士長ザラトラスを殺害し〈七つの大罪〉にその罪を着せた黒幕と目されていますがその正体は…?ドレファスの聖騎士としての強さや能力、闘級や息子の情報、そしてドレファスと〈七つの大罪〉の関係などストーリーに直結する様々な情報から、アニメ「七つの大罪」でドレファスの声を担当した声優の情報までを徹底紹介していきます!

【七つの大罪】ドレファスの強さ・闘級と能力を考察!名言や担当声優も紹介のイメージ

目次

  1. ドレファスは何者?
  2. ドレファスの強さと能力・闘級
  3. ドレファスの名言集
  4. ドレファスの担当声優
  5. ドレファスの息子
  6. ドレファスとヘンドリクセンの関係
  7. ドレファスと他キャラとの関係
  8. ドレファスに関する感想や評価は?
  9. ドレファスの強さや闘級まとめ

ドレファスは何者?

七つの大罪の作品情報

人気作品「七つの大罪」は、週刊少年マガジンにて2012年から2019年現在も連載が続いている大人気漫画作品です。現在も連載が続く「七つの大罪」は、2019年1月現在までに35巻まで単行本が発売されており、3000万部を越える発行部数を記録しています。また、原作漫画の高い人気を受けて2014年からアニメ化がされており、2019年1月現在までに51話が放送されています。

そんな大人気作品「七つの大罪」を描いているのは漫画家・鈴木央さんです。鈴木央さんは、週刊少年ジャンプで初連載を開始し、その後週刊少年サンデーでの連載や週刊少年チャンピオンでの連載を経て、現在週刊少年マガジンで「七つの大罪」を連載しています。つまり、主要週刊少年誌4誌で連載を持った事があるという稀有な漫画家の1人になります。そんな鈴木央さんが描き出す聖騎士長ドレファスとは、どんな人物なのでしょうか?

ドレファスは聖騎士長

まずは、大人気作品「七つの大罪」に登場する聖騎士長ドレファスの簡単なプロフィールを紹介していきます。聖騎士長ドレファスは、11月29日生まれのA型で、185cm、82kgの屈強な体躯を持った47歳の人間種になります。「七つの大罪」の世界でその強さを表す闘級は3000を記録しており、先代聖騎士長ザラトラスの異母兄弟でもあります。また、聖騎士グリアモールはドレファスの息子になります。

二大聖騎士長の一人であるドレファスは、ウェーブのかかった黒髪の長髪と無精髭が特徴的な中年男性であり、突出した剣術と高いカリスマ性を兼ね備えた自他共に認める傑物です。しかし、完璧とも思える聖騎士長ドレファスは自身より更に優秀な聖騎士であり実兄にあたる先代聖騎士長ザラトラスへ強い劣等感を抱いており、精神面に弱い一面を持っています。

ドレファスの性格

続いて紹介するのは大人気作品「七つの大罪」に登場する聖騎士長ドレファスの性格についてです。聖騎士長ドレファスの性格は、高い探究心や向上心を持った温和な性格であり、幼馴染であるヘンドリクセンと共に剣技を高めあう使命感と正義感を持った傑物です。また、聖騎士長ドレファスは善悪の判断を明確につけられる人格者でもあります。

しかし、兄であり先代聖騎士長であるザラトラスへの劣等感を募らせ、ついにはザラトラスを手にかけてしまうドレファスは、その後自身の悪事に耐え切れなくなり精神を蝕まれていく心の弱さを持っており、良くも悪くも人間臭い真面目な性格を持っている人物と言えます。

ドレファスのアニメ初期の立ち位置

絶大な強さと心の弱さを併せ持つ聖騎士長ドレファスは、アニメ「七つの大罪」初期の段階から登場しており、その立ち位置は絶対的な正義を掲げる聖騎士長という立ち居地となっています。そして、自らの手で殺害した先代聖騎士長ザラトラス殺害の罪を〈七つの大罪〉に着せ、〈七つの大罪〉を打倒しようと様々な謀略を巡らせて行く人物となっています。

また、ドレファスの幼馴染でありライバルでもあるヘンドリクセンも聖騎士長の座についており、聖騎士長となったヘンドリクセンは魔神族の血を使って新世代の聖騎士を創造するという企みを進行させていきます。こうして、ドレファス・ヘンドリクセンという二大聖騎士長と、〈七つの大罪〉と言った対立構図が初期のアニメ「七つの大罪」には描かれ、ストーリーが紡がれていきます。

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ドレファスの強さと能力・闘級

ドレファスの強さ・能力①砕貫

この章では、聖騎士長ドレファスの強さと能力を中心に闘級についても紹介していきます。既に紹介している通り聖騎士長となったドレファスは、兄ザラトラスへの劣等感を強く抱いているものの剣技や魔力に絶大な強さを持った傑物であり、そんなドレファスの代表的な剣技の一つが「砕貫ーブレイクー」になります。

ドレファスを象徴するこの剣技「砕貫ーブレイクー」は、魔力を込めた剣の一撃であらゆる物体を撃ち抜き、更に衝撃波を生み出し標的を粉砕するという強力な剣技になります。聖騎士長ドレファスの強さを象徴するこの剣技「砕貫ーブレイクー」は、ドレファスの登場する戦闘シーンで度々描かれており、〈七つの大罪〉をはじめとする多くの戦闘でその強さを発揮しています。

ドレファスの強さ・能力②羅貫

続いて紹介する聖騎士長ドレファスの強さを象徴する剣技は「羅貫ーラカンー」です。聖騎士長ドレファスが繰り出す「羅貫ーラカンー」は、魔力を込めた剣を突き出すことで剣先から強力な貫通性を持った衝撃波を発生させ、標的を撃ち抜くという剣技になります。この「羅貫ーラカンー」もまた聖騎士長ドレファスの登場する戦闘シーンで度々描かれています。

ドレファスの強さ・能力③天漢破獄刃

続いて紹介する聖騎士長ドレファスの強さを象徴する剣技は、聖騎士長ドレファスの切り札ともいえる絶大な強さを持った剣技「天漢破獄刃」です。聖騎士長ドレファスの切り札ともいえるこの「天漢破獄刃」は、ドレファスの全魔力を刀身に凝縮し、一気に標的へ向けて放出するという剣技になります。ドレファスの全魔力を消費するこの剣技は、ドレファス最大の強さを誇る剣技になります。

ドレファスの強さ・能力④崩撃

続いて紹介する聖騎士長ドレファスの強さを象徴する剣技は「崩撃」です。この「崩撃」という剣技は、ドレファスが渾身の力で剣を振り上げる事で戦闘相手を吹き飛ばすという剣技になります。後の項で紹介するドレファスの剣技「流撃」と対になる剣技でもあります。

ドレファスの強さ・能力⑤貫突

続いて紹介する聖騎士長ドレファスの強さを象徴する剣技は「貫突」です。この「貫突」という剣技は、ドレファスが標的へ向けて高速突進を行ない、そのスピードを乗せた超高速な突きで標的を貫くという驚異的な剣技になります。

ドレファスの強さ・能力⑥流撃

続いて紹介する聖騎士長ドレファスの強さを象徴する剣技は「流撃」です。この「流撃」という剣技は、ドレファスが渾身の力で剣を振り下ろす事で戦闘相手を吹き飛ばすという剣技になります。この剣技「流撃」は、先述の剣技「崩撃」と対になる剣技でもあります。

ドレファスの強さ・能力⑦巨大化

最後に紹介する聖騎士長ドレファスの強さを象徴する技は「巨大化ーフルサイズー」です。この「巨大化ーフルサイズー」は、殺されそうになっていたドレファスの息子・グリアモールを救う為にドレファスが放った技になり、文字通りドレファスの身体を巨大化するという脅威の技になります。尚、この技は聖騎士長ドレファスの身体を乗っ取っていたフラウドリンの魔力によって発動された技になります。

ドレファスの闘級

ここまで、聖騎士長ドレファスの強さを象徴する様々な剣技について紹介してきましたが、ドレファスの強さは武力によるものだけではなく、魔力や気力といった面でも絶大な強さを持っています。人気作品「七つの大罪」の世界では、キャラクターの強さの指標となる「闘級」という概念が存在し、この闘級とは武力・気力・魔力の値を合算した数値になります。ドレファスは、武力1000/気力1000/魔力1000であり、闘級は3000になります。

つまり、剣技での強さが際立っているドレファスですが、魔力や気力といった面でも常人離れした強さを持っており、闘級3000という人間種の中でも最強の一人に数えられる高い闘級を秘めているのです。このドレファスが秘めている闘級3000とは、人気作品「七つの大罪」の主人公・メリオダスの平常時にも匹敵する数値であり、ドレファスの闘級からもドレファスがいかに絶大な強さを持った傑物であるかが分かります。

劇場版&TVアニメ「七つの大罪」 (@7_taizai) | Twitter

ドレファスの名言集

ドレファスの名言①「ヘンドリクセンお前は…」

この章では、人気作品「七つの大罪」で描かれた聖騎士長ドレファスの名言を簡単に紹介していきます。まず始めに紹介する聖騎士長ドレファスの名言は、「ヘンドリクセン、お前は臆病者なんかじゃない。ただ優しいだけだ…」という名言です。この名言は、ドレファスの幼馴染でありライバルでもあるヘンドリクセンに向けて言い放たれた名言です。

既に紹介している通り、聖騎士長ドレファスとヘンドリクセンは、若き日から共に切磋琢磨し互いの技量を高めあってきたいわば知己とも呼べる存在です。つまり、お互いがお互いを良く知る関係性を持っています。そうした関係性を鑑みてこの名言を読み解くと、聖騎士長ドレファスがどれほどの思いをこの名言に込めているかが伺えます。

ドレファスの名言②「あまり人間をナメるな…」

続いて紹介する聖騎士長ドレファスの名言は、「我が信念には一片の揺るぎも矛盾もない!故に全てを撃ち抜く!…あまり人間(わたし)をナメるなぁ!!」という名言です。ここまでに紹介している通り、聖騎士長の座まで登りつめたドレファスは、心身を鍛え上げ、剣技を極めてきた人物でありながらも、兄であり前聖騎士長であるザラトラスへの劣等感から、ザラトラスをその手にかけている人物でもあります。

そんな心の弱さを持つドレファスが言い放ったこの名言は、ドレファスが己の弱さを全て吹っ切っり、己の剣にその全てを賭ける意気込みが伝わってきます。闘級3000を秘めた傑物が全てを投げ打つ覚悟を持ってこの名言を言い放っていることから、この後のドレファスがどれほど驚異的な強さを露にするのかは想像に難く無いと言えます。

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ドレファスの担当声優

ドレファスの声優は小西克幸

この章では、アニメ「七つの大罪」で聖騎士長ドレファスのキャラクターボイスを担当した声優さんについて紹介していきます。アニメ「七つの大罪」でドレファスのキャラクターボイスを担当しているのは、小西克幸さんです。尚、ドレファスの声を担当した声優・小西克幸さんへの反響としては好意的なものが多く見られ、声優さんとキャラクターのイメージが合わないといった悲劇は起こっていないようです。

小西克幸のプロフィール

アニメ「七つの大罪」で聖騎士長ドレファスのキャラクターボイスを担当している声優・小西克幸さんは、1973年4月21日生まれのB型で、和歌山県和歌山市の出身です。「こにたん」の愛称で親しまれている声優・小西克幸さんは、公表されている身長が180cmという高身長な人物でもあります。

声優・小西克幸さんは、1997年放送のアニメ「勇者王ガオガイガー」で主要キャラクターの声優に抜擢されると、2001年放送のアニメ「魔法戦士リウイ」で初主演を果たしています。その後も数多くのアニメ作品で主要キャラクターのキャラクターボイスを担当している声優・小西克幸さんは、「アサシンクリード」をはじめとする数多くのゲームソフトでも、主要なキャラクターのキャラクターボイスを担当している声優さんになります。

小西克幸の他の出演作

アニメ「七つの大罪」で聖騎士長ドレファスのキャラクターボイスを担当している声優・小西克幸さんは、この他にも2018年放送のアニメ「かくりょの宿飯」での大旦那役や、2017年放送のアニメ「魔法陣グルグル」でのアドバーグ・エルドル役、2016年放送のアニメ「DAYS」での中澤勝利役や、2015年放送のアニメ「監獄学園」での諸葛岳人役など、様々なアニメ作品で主要なキャラクターの声優を担当しています。

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ドレファスの息子

ドレファスの息子はグリアモール

この章では、聖騎士長ドレファスとその息子・グリアモールの関係性について紹介していきます。まず始めに紹介するのは、聖騎士長ドレファスの息子であるグリアモールというキャラクターについてです。ドレファスの息子であるグリアモールは、11月10日生まれの21歳、A型で、身長213cm体重181kgという筋骨隆々とした聖騎士であり、父親譲りの黒髪の長髪が特徴的なキャラクターです。

聖騎士長ドレファスの息子・グリアモールは、父親を心から尊敬する愚直な人物であり、王国の第二王女であるベロニカの護衛役を務めています。聖騎士であるグリアモールは、闘級1520という強さを秘めており、父・ドレファスには及ばないものの高い魔力を持っています。王国第二王女・ベロニカの護衛役については、父・ドレファスの意向が働いたとも言われていますが、忠義に尽くすグリアモールの姿はファンの心を掴んでいます。

聖騎士長ドレファスの息子グリアモールは、「障壁ーウォールー」や「完全な独房ーパーフェクトシェルー」、「長方形の盾ーロングシールドー」などの攻防一体の魔力技を得意としており、その強さは聖騎士長の息子という立ち位置を納得させるほど強力なものです。しかし、その一方で息子・グリアモールもまた父・ドレファスと同様に精神面に一癖があります。

愚直すぎる性格を持つ息子・グリアモールは、第二王女ベロニカの護衛役という任務に対する熱意と実直さ故に、度々失態を演じています。そして、その度に王女・ベロニカからきつい叱責を受けています。それでも憎めないキャラクターである息子・グリアモールは、王女・ベロニカからの信任も厚く、息子・グリアモールの窮地には王女・ベロニカ自らがその手助けを行なっています。

尚、アニメ「七つの大罪」では、聖騎士長ドレファスの息子・グリアモールのキャラクターボイスを声優・櫻井孝宏さんが担当しています。声優・櫻井孝宏さんは、1974年6月13日生まれのA型で、愛知県の出身です。公表されている身長は177cmです。声優・櫻井孝宏さんは、声優業以外にもラジオパーソナリティー等も行っています。

声優・櫻井孝宏さんは、アニメ「七つの大罪」での息子・グリアモール役以外にも、2019年放送のアニメ「鬼滅の刃」での冨岡義勇役や、2018年放送のアニメ「宇宙戦艦ティラミス」でのイスズ・イチノセ役、2017年放送のアニメ「DIVE!!」での富士谷要一役や、2016年放送のアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」での岸辺露伴役など、様々なジャンルのアニメで主要キャラクターを担当しています。

ドレファスとグリアモールの関係

聖騎士長ドレファスとその息子・グリアモールは、息子・グリアモールが父・ドレファスを心から尊敬するようになるほど仲の良い父子だったようですが、「ある出来事」によってドレファスに変化が現れはじめると、誰よりも先に息子・グリアモールがその異変に気づいた節が描かれています。しかし、息子・グリアモールは父・ドレファスを愚直に信じ、盲目的に尊敬の念を抱き続けます。

この息子・グリアモールの盲目的な尊敬の念については、「息子であれば、最悪の状況になる前に何とか出来たのではないか?」といった声も聞かれますが、この結果ドレファスに起こっていた異変が露見した際に、その異変の正体であるフラウドリンにも変化をもたらす事となり、最終的にはドレファスやグリアモールを救う事になります。こうした点から、ドレファスとグリアモールの父子関係は素敵な関係性だったといえそうです。

劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人

ドレファスとヘンドリクセンの関係

ドレファスとヘンドリクセンは幼馴染

この章では、共に聖騎士長の座まで登りつめる事となるドレファスとヘンドリクセンの関係性について紹介していきます。既に今回の記事でも触れているように、ドレファスとヘンドリクセンは幼少の頃から切磋琢磨してきた幼馴染という関係にあります。そして、共に聖騎士長の座についている点からも分かる通り、二人共優れた才能を秘めた傑物です。

しかし、ドレファスとヘンドリクセンが聖騎士長の座に就く事となるのは、ドレファスが先代聖騎士長ザラトラスを謀殺した結果であり、ドレファスやヘンドリクセンがザラトラスを超えるほどの実力を示した為ではありません。この点に起因するかは定かではありませんが、こうした経緯で聖騎士長の座についた二人はその後大きく道を違えていく事になります。

この点についても既に触れていますが、ヘンドリクセンは魔神族の血を用いて新たな聖騎士を造り出そうと画策をはじめ、ドレファスに至っては自身に起こっている異変・フラウドリンに抗いきれなくなっていきます。幼馴染であり、兄弟的な関係性を持ちながらも道を違えていくドレファスとヘンドリクセンは、やがて決定的な分岐路に立つことになります。

ドレファスはヘンドリクセンに殺された?

この項で紹介していく「ドレファスはヘンドリクセンに殺された」という点については、ネタバレ要素を全て回避する事が出来ない為、ネタバレを望まない方はスルーして先へ進んで下さい。聖騎士長の座に着いたドレファスとヘンドリクセンは、先述の通り道を違えて進んでいきます。フラウドリンによる精神の侵食が進むドレファスは、フラウドリンに抗いきれなくなり暴走していきます。

しかし、主人公・メリオダスをはじめとする〈七つの大罪〉達の活躍によってドレファスの暴走は食い止められます。一方のヘンドリクセンもまた、魔神の血を用いた新たな聖騎士の創造を〈七つの大罪〉達に食い止められ、その果てに魔神の血を自身に用いる決断をします。こうして魔神化したヘンドリクセンは、〈七つの大罪〉や聖騎士達との戦闘に突入していきます。

この時、ドレファスは魔神と化してしまった幼馴染・ヘンドリクセンを救おうと、息子・グレアモールと共にヘンドリクセンに挑むのですが、この戦闘中にエリザベスを誤って傷つけてしまった事から一瞬の隙が生まれ、ヘンドリクセンによる「腐食」によって全てを溶かされてしまいます。この時点でドレファスは死亡したものと考えられたのですが、実はこの時ドレファスを浸食していたフラウドリンの力で難を逃れています。

つまり、結論を述べるとドレファスは一瞬の隙をつかれてヘンドリクセンに敗れてはいるものの、ヘンドリクセンの「腐食」は間一髪のところで回避しており、ドレファスはヘンドリクセンに殺されてはいないのです。しかし、アニメ「七つの大罪」第1期の中ではドレファスは全てを溶かされて消え去っている為、死亡したと考えた視聴者は相当数に上ったようです。

ところが、アニメ「七つの大罪」第2期では、当時の戦闘を振り返るシーンと共にドレファスが浸食を受けていたフラウドリンの力によって難を逃れていた事が明らかになっています。そして、その後ドレファスは再びヘンドリクセンと対峙する事となり、その勝負の果てにヘンドリクセンを魔神の呪いから解放しています。こうして、王国に災いをもたらした二人の聖騎士長は紆余曲折を経て、正しき心を持った聖騎士に戻っていきます。

ドレファスとダナフォールの調査

ここまでに紹介している通り、ドレファスとヘンドリクセンは聖騎士長という座に就きながらも王国に災いをもたらす結果となっています。では、ドレファスやヘンドリクセンを狂わせたそもそもの原因はどこにあるのでしょうか?この点については、アニメ「七つの大罪」第2期に描かれていますので紹介していきます。

ドレファスとヘンドリクセンを狂わせていく元凶となったモノの正体は、10年前に行なわれたダナフォールの調査で起こった悲劇に起因します。ダナフォールとは、かつて主人公・メリオダスがその能力によって戦場にあけた大穴を指し、ドレファスとヘンドリクセンはただの大穴だろうという安易な心持ちで調査にあたります。

しかし、ダナフォールの底ではフラウドリンという魔物が待ち構えており、フラウドリンは能力を用いてドレファスに精神攻撃を行ないます。フラウドリンの能力による精神攻撃を受けたドレファスでしたが、屈強な精神力を持ってフラウドリンの能力による精神攻撃を退けます。ドレファスへの精神攻撃に失敗したフラウドリンは、次にヘンドリクセンへと能力を用いた精神攻撃を行ないます。

この時点で、ヘンドリクセンにドレファスと同じほどの屈強な精神力があれば良かったのですが、精神力という面でドレファスに劣るヘンドリクセンは、フラウドリンの能力による精神攻撃に抗いきれず憑依を許してしまいます。この時、ドレファスは幼馴染であり、兄弟のような関係を築いていたヘンドリクセンを守る為、自らの肉体をフラウドリンに明け渡すという選択をします。

こうして、フラウドリンという魔物から精神支配を受ける事となったドレファスは、その後先代聖騎士長ザラトラスを謀殺し、王国へ大きな災いをもたらす事となります。つまり、ドレファスを苦しめてきたものの正体はフラウドリンの能力による精神支配であり、ドレファスが先代聖騎士長ザラトラスを謀殺した正体もまたフラウドリンの能力という事になります。

更に言えば、ヘンドリクセンが魔神の血を用いて新たな聖騎士を生み出そうと考え始めた正体もフラウドリンであり、その先でヘンドリクセンが魔神と化してしまった正体もまたフラウドリンの能力による影響という事になります。しかし、このフラウドリンと言う魔物は、長くドレファスに憑依した事でドレファスからの影響を多分に受けており、この点が後のストーリーに大きな影響を及ぼしていきます。

TVアニメ「七つの大罪 戒めの復活」番組サイト

ドレファスと他キャラとの関係

ドレファスと七つの大罪の関係

この章では、アニメ「七つの大罪」で描かれたドレファスと他者との関係性について紹介していきます。まず紹介するのは、ドレファスと〈七つの大罪〉の関係性についてです。ドレファスの若き日には、〈七つの大罪〉の一人であり主人公でもあるメリオダスらが聖騎士に名を連ねており、ドレファスはメリオダスの弟子的な立場にあります。

そして、この時のドレファスとメリオダスらの関係性は師弟を越えた良好な関係だったことが描かれています。しかし、ダナフォールの調査を経て変貌してしまったドレファスと〈七つの大罪〉の関係性はというと、既に紹介している通り先代聖騎士長ザラトラス殺害を巡って敵対する関係性となっています。

人気作品「七つの大罪」の中では、この変貌して行くドレファスの異変にメリオダスらはいち早く気づいている節が描かれており、主人公・メリオダスはドレファスに起こった変貌の正体まで見透かしている節があります。ともあれ、人気作品「七つの大罪」のストーリーは、ドレファス変貌の正体を伏せたまま進行していきますので、ドレファスと〈七つの大罪〉の関係性という点では、敵対する関係性として描かれていきます。

ドレファスとザラトラスの関係

続いて紹介するのは、ドレファスと先代聖騎士長ザラトラスの関係性です。この点についても既に触れている通り、若き日のドレファスはザラトラスに尊敬と憧れを抱いており、ザラトラスを目標にしている節が描かれています。また、ドレファスとザラトラスは異母兄弟という血縁関係をもっています。つまり、若き日のドレファスとザラトラスの関係性は良好なものだったと言えます。

しかし、ダナフォールの調査後はというと、フラウドリンの精神支配を受けたドレファスは嫉妬心や劣等感を増幅させ、ついにはザラトラスを殺害してしまいます。ところが、結果として殺害される事になる先代聖騎士長ザラトラスは、主人公・メリオダスらと同様にドレファスに起こっている変貌の正体を見抜いており、ドレファスを変貌させている正体からドレファスを救おうとしている事が明らかになっています。

ドレファスとフラウドリンの関係と正体

続いて紹介するのは、ドレファスとフラウドリンの関係性です。この項で紹介する内容はネタバレ要素が強いので、ネタバレを望まない方はスルーして先へ進んで下さい。ドレファスとフラウドリンの関係性を紹介する前に、まずはフラウドリンという魔物の正体について紹介していきます。

ダナフォールの調査でドレファスにとりつく事となるフラウドリンの正体は、16年前に主人公・メリオダスと戦っている魔物です。この戦闘でフラウドリンは、メリオダスから大ダメージを受けています。しかし、しぶとくも生き延びたフラウドリンは、その後ダナフォールに身を隠し傷を癒していきます。そして、10年前に行なわれたダナフォールの調査でドレファスへと憑依する事になります。

では、ドレファスとフラウドリンの関係性はどの様なものなのでしょうか?ダナフォールでのドレファスとフラウドリンの戦闘は、既に紹介している通りドレファスが強靭な精神力でフラウドリンを退けています。この点から、戦闘という面ではドレファスの方が強い事が分かっています。しかし、友を思うドレファスにつけ込んだフラウドリンが最終的にはドレファスを精神支配しています。

フラウドリンによる精神支配を受けたドレファスが先代聖騎士長ザラトラスを謀殺している点から、ドレファスの精神はフラウドリンによって支配されている事は間違い無いといえます。しかし、フラウドリンの精神支配を受けながらもドレファスは自身の考えに従って行動を起こしているシーンが度々描かれている事から、フラウドリンの精神支配が完璧な物では無い事が伺えます。

この点は、様々な意見に分かれるところと言われていますが、6:4から7:3でフラウドリンが優位に精神をコントロールしているのではないかと言われています。ともあれ、フラウドリンによるドレファスへの精神支配は完全なものでは無く、言い方を変えれば共存関係にあるとも言えます。アニメ「七つの大罪」では、現段階ではこの状態のままですが、原作漫画ではすでにドレファスはフラウドリンから開放されています。

そして、原作漫画ではフラウドリンという魔物の正体が「十戒」のメンバーでは無い事が明らかになっている他、フラウドリンの正体は「十戒」のメンバーに遠く及ばない程度の魔物だと言う事も明らかになっています。果たして本当の「十戒」の正体とは?そして、本当の「十戒」の強さとは?人気作品「七つの大罪」の今後がますます気になります。

ドレファスの心とその後は?

最後に紹介するのは、フラウドリンに精神支配を受けているドレファスの心についてです。アニメ「七つの大罪」では、未だにフラウドリンの支配を受けているドレファスですが、先述の通りフラウドリンからの支配は完全な物ではありません。つまり、ドレファスの心は生きているという事になります。

そして、ネタバレになりますが、後々フラウドリンから開放される事になるドレファスの心は、支配を受ける前となんら変わらない清廉潔白、強靭無比な心である事から、フラウドリンの精神支配とは精神を侵食するものではなく、精神を操作する類のものであると考えられています。

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ドレファスに関する感想や評価は?

この章では、今回の記事で取り上げてきたドレファスについての感想や評価を簡単にまとめて紹介していきます。ドレファスについて最も多く見られる感想や評価は、「かっこいい」「渋い」といった好意的なものです。また、武勇だけではなく智謀に長けている点を評価する感想も多く見られます。

また、ドレファスを苦しめ続けるフラウドリンの精神支配に言及する感想なども多く見られ、フラウドリンの散り際に感動したと言った声も聞かれます。この様な感想や評価が多い事から、総じてドレファスは「七つの大罪」ファンから愛されているキャラクターだと言えそうです。

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ドレファスの強さや闘級まとめ

今回の記事では、人気作品「七つの大罪」に登場する聖騎士長・ドレファスについて、強さや能力、正体や息子、アニメ版での声優情報までを紹介してきましたが如何でしたか?剣士として高みを目指したが故に一度は道を踏み外してしまった聖騎士ドレファスですが、人間種最強ランクの強さは今も健在であり、今後も何かと活躍の場がありそうなキャラクターですので、人気作品「七つの大罪」でのドレファスの今後に期待しましょう!

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