【名探偵コナン】宮野エレーナは生きてる？安室透やベルモットとの関係も考察

大人気コミックス「名探偵コナン」に登場する、未だ多くの謎に包まれた黒の組織。今回は黒の組織に属し、灰原哀の母親である宮野エレーナについて迫っていきます！宮野エレーナは本当は生きているという噂や、安室透やベルモット、そして姉・メアリーとの関係や声優について徹底解説していきます。それではまずはじめに、名探偵コナンの基本情報と宮野エレーナについて紹介していきます。

1994年から週刊少年サンデーで連載している漫画「名探偵コナン」は、「まじっく快斗」「YAIBA」などでも知られる漫画家・青山剛昌による推理漫画です。サンデー史上歴代最長の連載期間となっている名探偵コナンは、2019年10月現在96巻まで刊行されています。その人気は国内のみならず世界でも翻訳・放映されていて、2018年11月の時点で全世界累計2億3000万部を突破した大人気コミックとなっているようです。

名探偵コナンの主人公は、高校生探偵として活躍する工藤新一という少年です。ある組織の取引現場を目撃してしまったことにより、新一は薬を飲まされて幼児化させられ“江戸川コナン”を名乗ることに。それ以降組織を追いながら様々な事件を解決していく推理コミックですが様々な人物が交錯しあい、多くの伏線が盛り込まれている壮大で深く練られたストーリーがファンを魅了してやまないようです。

また名探偵コナンの人気は漫画だけではなく、1996年から放送開始されたテレビアニメも2016年に20周年を迎えたようです。さらに1997年から毎年4月に公開されている劇場版名探偵コナンは、これまでに23作品公開されていて近年では3年連続で興行収入60億円を突破。また安室透がメインキャラとなったシリーズ22作目、2018年に公開された「ゼロの執行人」はシリーズ最高となる91億円を記録したようです。 

推理作家の父と名女優の母を持つ工藤新一は、「日本警察の救世主」と言われるほどの優れた洞察力と推理力で高校生探偵として活躍していました。ある日幼馴染の毛利蘭と遊園地へ行った新一は、そこで黒ずくめの組織による謎の取引現場を目の当たりに。その際に背後から近づいてきた組織のメンバー・ジンに殴られた新一は、取引現場を見た口封じのために謎の毒薬を飲まされたのでした。

警察に発見された新一が目を覚ますと、薬の副作用により子供の体となっていたのでした。隣人の阿笠博士の元へ行った新一は、生きていることを組織に知られると再び命を狙われる可能性があると助言を受けました。そこへ蘭が突如現れて新一は咄嗟に、身元を隠すため「江戸川コナン」と名乗ったのでした。そして蘭の父・探偵の毛利小五郎から、組織の情報が得られると考え居候することにしたのでした。

イギリス人と日本人のハーフで、科学者として黒の組織に所属し「ヘル・エンジェル(地獄に堕ちた天使)」と呼ばれていた宮野エレーナ。研究所の火事によって、夫の宮野厚司と共に事故死したと考えられているようです。関係者からは「何を考えているのか分からない」「陰気」「無口」など不穏な印象のあった宮野エレーナですが、夫の厚司いわく“人見知り”な性格だという事が明かされているようです。

宮野エレーナは同じく科学者だった宮野厚司を夫に持ち、2人の間には明美と志保(灰原哀)2人の娘が誕生しています。灰原哀の記憶によると厚司は“マッドサイエンティスト”と呼ばれていたという事でしたが、夢のような発明を追い求めていた姿が“マッドサイエンティスト”だと笑われるほど研究熱心だったようです。また阿笠博士は厚司と過去に会ったことがあり“感じの良いキサクな男”と語ったようです。

灰原哀のセリフから組織内で、「ヘルエンジェル」と呼ばれていたことが明かされた宮野エレーナ。その目的や理由は明かされていませんが、宮野エレーナは何らかの理由で黒の組織に加入して夫・宮野厚司と共に毒薬を作ることとなります。その毒薬「APTX4869」の試作品こそ工藤新一が飲まされて幼児化してしまった副作用を持つ薬であり、両親を失ってから宮野志保(灰原哀)が開発を受け継いでいたようです。

ここまで名探偵コナンの作品情報と、毒薬の開発に携わっていたとされる宮野エレーナについて紹介していきました！灰原哀の母でもある宮野エレーナは、組織内で「ヘルエンジェル」と呼ばれる科学者だったようです。それではここから、事故により亡くなったとされる宮野エレーナが生きてる可能性について考察していきます。宮野エレーナが生きてるという、驚きの展開が訪れることはあるのでしょうか？

灰原哀の母親であり、新一の身体が幼児化した毒薬の開発に携わっていた宮野エレーナ。安室透やベルモットとも繋がっている名探偵コナンのキーパーソンとも言われる宮野エレーナですが、作中で彼女は既に研究所の火災により夫・厚司と共に亡くなっているという事になっているようです。この火災についても詳細は明らかになっていないようですが、宮野エレーナ・厚司が生きてる可能性はあるのでしょうか？

名探偵コナンの作中では灰原哀の姉であり、黒の組織の構成員だった宮野明美もコナンの目の前で亡くなっています。宮野明美については確実に亡くなった事が分かる描写があるため、実は生きてるという展開はないと考えられているようですが、宮野エレーナは少しでも生きてる可能性はあるのでしょうか？実は「宮野エレーナが生きてる」説を調査したところ、次のような説が明らかになりました。

まず“宮野エレーナが生きてる”と考えれている1つ目の理由は、名探偵コナンの作者である青山剛昌本人から「死んだと言われているけど、実は生きているキャラがいる」事を明らかにしているからだといいます。これまで名探偵コナンでは宮野エレーナ以外にも死亡したとされる人物はいるため断定はできないようですが、「宮野エレーナが実は生きてる」という可能性もゼロではないと言われているようです。

また宮野エレーナは娘である灰原哀に対して、別れの言葉が入ったメッセージテープを遺しています。このテープも実は宮野エレーナが生きてる伏線ではないかという意見もあり、「娘を守るために死んだことにしているのではないか」という考察もあるようです。そして火災で亡くなったという事にして実は宮野エレーナはどこかで生きてる、そして組織討伐を目指して研究を続けているという考察もあるようです。

ここまで黒の組織で“ヘルエンジェル”と呼ばれていた、宮野エレーナが生きてる可能性について考察していきました。火災により亡くなったとされる宮野エレーナですが、どこかで生きてるという可能性もゼロではないと言われているようです。それではここからは、宮野エレーナと安室透の関係について迫っていきます！人気キャラでもある安室透と宮野エレーナは、どのような関係があるのでしょうか？

イギリス人と日本人のハーフである宮野エレーナは生前、黒の組織に潜入している公安警察官である安室透(本名・降谷零）と面識があることが明らかになっています。そして金髪の安室透も登場してから瞬く間に、宮野エレーナと同じく「ハーフなのではないか」という噂が囁かれたようですが、“安室透がハーフ”ということはしばらく名探偵コナン作中で語られることがなかったようです。

しかしついに安室透も、宮野エレーナと同じハーフであることが回想シーンで明らかに。安室透が幼いころの回想シーンで、彼は宮野エレーナに「アイツラがボクの頭の色がへんだってからかうから…」というシーンがあります。髪の色のことで悲しむ安室透に対して、宮野エレーナが「見た目が違ってもみんな赤い血が流れてる」と慰めるシーンからも安室透がハーフという事が明らかになっているようです。

幼少期の頃の回想シーンにより、宮野エレーナとの関係が少しずつ明らかになった安室透。ハーフであることをからかわれた際に慰めてくれた“お姉さん”のような存在だった宮野エレーナは、幼い頃の安室透にとって初恋の相手でもあると作者・青山剛昌が明らかにしたようです。当時女医をしていた宮野エレーナと会うため、わざとケガをして病院へ行っていたというエピソードもあるようです。

宮野エレーナが安室透にとって初恋の相手であった事と同様に、宮野エレーナにとっても安室透は特別だったようです。「零(れい)くん」と呼んで親し気に話す本来“人見知り”だという宮野エレーナに対して、宮野医院の院長・厚司が「他所の子と仲良く話すなんて珍しい」と言っているシーンがあるようです。この事から宮野エレーナにとっても、安室透が特別な存在だということが分かるようです。

幼い頃の安室透(降谷零)はハーフという理由からよくケンカをしていて、その度に怪我をして宮野エレーナのいる宮野医院を訪れていました。ケガをしていた安室透を宮野医院に連れてきたのは宮野明美で、母である宮野エレーナにケガの治療をお願いしていたようです。手当をして心強い言葉をかけてくれた宮野エレーナとの出会いは、安室透が黒の組織の潜入捜査をするきっかけになったとも言われているようです。

ここまで黒の組織の潜入調査を行う公安・安室透と、宮野エレーナの関係について紹介していきました。安室透の回想シーンにより幼い頃宮野エレーナと出会い、初恋の相手だということが作中で明らかになったようです。それではここから黒の組織のメンバーであるベルモットと、宮野エレーナの関係について迫っていきます。ベルモットと宮野エレーナの間には、どのような関係があるのでしょうか？

ハリウッドで活躍する人気二世女優「クリス・ヴィンヤード (Chris Vineyard)」という表の顔を持ち、裏では女性幹部として黒の組織のサポートを行っているベルモット。組織の黒幕である“あの方”から特に気に入られているベルモットですが、独断で隠密行動をとる事から不信感を抱かれるように。また安室透はベルモットと“あの方”との間に、「重大な関係」がある事を突き止めているようです。

また老若男女問わず誰にでも変装できる、変装能力に長けているため潜入調査や情報収集を得意とするベルモット。この変装技術は怪盗キッドの父親である黒羽盗一から学んだ技術で、工藤新一の母親であり大女優の工藤有希子も彼女と共に変装技術を学んでいた友人だったという繋がりがあるようです。

名探偵コナンに登場した、“領域外の妹”と呼ばれる謎の人物であるメアリー世良。幼い容姿からは想像もできない程鋭い洞察力を持ち、「コナンや灰原と同じく幼児化した人物ではないか？」という考察されているようです。世良真純・赤井秀一・羽田秀吉の母であるとされるメアリー世良ですが、その髪の色から「ベルモットとメアリーが実は母子」という驚きの説も噂されているようです。

髪色が似ていることから親子ではないかという噂のある、ベルモットとメアリー世良。しかしさらに目の色もメアリー世良と一致する、宮野エレーナこそが姉妹関係にある人物だと言われているようです。またメアリー世良の国籍がイギリスであり、宮野エレーナはイギリスのハーフという共通点も姉妹だと言われる理由のようです。

クセのある特徴的な髪型や目元など、顔つきがどことなく灰原哀と似た雰囲気を持つメアリー世良。コナンも「名探偵コナン」作中でメアリー世良と灰原哀が似ていると感じていた素振りを見せましたが、灰原哀の母親・宮野エレーナの姉がメアリー世良だと言われていることから、ベルモットではなくメアリー世良が叔母にあたる人物ではないかと考察されているようです。

ここまで宮野エレーナとベルモットの関係について紹介していきました！同じ黒の組織の一員だったという共通点があるエレーナとベルモット。さらにエレーナの姉と言われるメアリー世良とベルモットの親子説も囁かれたようですが、その説の信ぴょう性は低いようです。それではここから“領域外の妹”ことメアリー世良について紹介していきます。

突如名探偵コナンに登場し、キーパーソンとなる風格を現した“領域外の妹”ことメアリー世良。コナンと同様にかなりの洞察力を持つことが予想されるメアリー世良ですが、彼女の正体は世良真純・赤井秀一・羽田秀吉の母親で40歳くらいではないかと言われているようです。またメアリー世良の発言から彼女の出身地でもある、イギリス秘密情報部「MI6」に所属しているのではないかと予想されているようです。

真純からは「ママ」と呼ばれていることから、赤井秀一・羽田秀吉・世良真純の3兄妹の母親であることは明らかになっているメアリー世良。夫は赤井務武(あかい つとむ)といい、現時点で名探偵コナン作中でも詳細が明らかになっていない人物のようです。未だ遺体も発見されたというシーンもなく生死不明となっている赤井務武ですが、秀一は生存の可能性も考えているため今後の展開が期待されているようです。

宮野エレーナの姉だと考えられているメアリー世良は、10年前にビーチで新一と蘭に会っている事が作中で明らかになっています。その際に大人の姿も描かれているため、現在のメアリーはコナンや灰原同様に幼児化した姿だと考えられているようです。なぜ幼児化しているかは明らかになっていないようですが、「身を隠すため」という理由や「組織から逃れるため」という考察が多いようです。

ここまで宮野エレーナの姉と考えられている、メアリー世良について紹介していきました！自身を“領域外の妹”だというメアリー世良は作中で鋭い洞察力を披露し、コナンや灰原と同様に幼児化していると考えられているようです。それではここから、アニメ「名探偵コナン」で宮野エレーナを担当する声優について紹介していきます！声優・鈴木弘子は、どのような作品に出演しているのでしょうか？

• 名前：鈴木 弘子（すずき ひろこ）
• 生年月日：1944年2月10日（2019年10月現在 75歳）
• 出生地：山形県
• 身長：155cm
• 血液型：A型
• 職業：女優・声優
• ジャンル：テレビドラマ・ナレーション・司会・アニメ・吹き替え
• 活動期間：1950年代～現在
• 事務所：賢プロダクション

1950年代から女優・声優として活躍する鈴木弘子は、大学在学中に映画「河は呼んでいる」の吹き替えを担当したことがきっかけで声優の道へ進むことになったようです。子役時代から培ってきた演技力を活かしアニメの声優の他にも、映画吹き替えや海外ドラマの声優としても活躍しているようです。またテレビ放映の映画吹き替えでは、ジャクリーン・ビセットの役の大半を担当しているようです。

• サイボーグ009（0968年：003 / フランソワーズ・アルヌール）
• アンデス少年ペペロの冒険（1975年：ペペロ）
• 名探偵コナン（2000年～2015年：宮野エレーナ、緒方和子）
• 藍より青し（2002年～2003年：美幸繭の母）
• 鉄人28号-第4作（2004年：ナレーション、平田屋女将）
• 銀盤カレイドスコープ（2005年：三代雪絵）
• 金色のコルダ～primo passo～（2006年：柚木梓馬の祖母）
• ルパン三世VS名探偵コナン（2009年：サクラ・アルディア・ヴェスパランド女王）
• BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-（2018年：白蛇仙人）

ここまでアニメ「名探偵コナン」で宮野エレーナの声を担当した、声優・鈴木弘子について紹介していきました！1950年代から声優として活動している鈴木弘子は、声優の他にもナレーターや吹き替え声優も務めているようです。それではこれまで宮野エレーナのプロフィールや声優などを紹介していきましたが、ここから宮野エレーナに関する感想を紹介していきます！

幼い頃髪の色が周りと違うハーフという理由で、からかわれてよくケンカをしていた安室透。宮野明美に連れられて宮野医院に連れてこられて以降、宮野エレーナに治療してもらうこととなります。その際安室に言った「一皮むけばみんな同じ血と肉の塊」という皆平等という事を言ったセリフに対して、「ぐっときた」「良いセリフ」という感想が多く寄せられていました。

灰原哀の母である宮野エレーナの姉ではないか、と噂されている“領域外の妹”こと世良メアリー。2人の関係は未だ明らかにはなっていないようですが、アニメを視聴した方からは目の色や髪の色が同じということで「髪型が違えど、エレーナとメアリー似てる」「メアリーがエレーナの姉という説は確信にかわった」という感想も上がっているようです。

研究所にいた頃は「ヘルエンジェル」と呼ばれており、無口・何を考えているか分からないといった印象だったという宮野エレーナ。しかし死期を悟り娘である灰原哀にカセットテープを残していたことが明らかになり、コナンはエレーナを「正真正銘のエンジェル」と言っています。これに対し読者からも「宮野エレーナは娘思いの優しい母親」という声が多く寄せられていました。

今回は名探偵コナンに登場する、灰原哀の母親・宮野エレーナのプロフィールや声優など様々な情報を紹介していきました！未だ多くの謎に包まれ作中では既に亡くなっているとされる宮野エレーナですが、実は生きてるのではないかという考察もあるようです。

また“領域外の妹”として登場した、メアリー世良は宮野エレーナの姉とされているようです。さらに灰原哀の母が宮野エレーナであり、その姉という関係性からメアリー世良は灰原哀の叔母とも考察されているようです。まだまだ伏線と謎が多い名探偵コナンですが、今後の展開で宮野エレーナと姉・メアリー世良に隠された謎が明かされることが期待されているようです。