【ワンピース】ウソップの魅力とは？嘘が現実になる？強さや活躍まとめ

今回紹介するウソップは、「ONE PIECE（ワンピース）」に登場するキャラクターだ。ワンピースは通称ワンピと略されている漫画で、作家は尾田栄一郎。週刊少年ジャンプで1997年から連載が続いている超長寿漫画である。漫画は子供から大人、男女問わず人気を博し、アニメ化やゲーム化、USJに登場したりと様々な分野で取り上げられているのも特徴の一つ。主人公はモンキー・D・ルフィという海賊王を目指す青年。

海賊王になるために、仲間を増やして強い敵と戦うのだが、伏線が多く、先が読めないことでも有名。また各キャラクターの背景がしっかりしており、それぞれのエピソードで思わず涙をする人も多い。麦わら海賊団はどんどん強くなっていき、現段階では見聞色や覇気というものも使えるようになっている。尾田栄一郎はドラゴンボールが大好きだったと話しており、覇気はいわゆるサイヤ人などの影響を受けていると語っている。

ワンピースは、ひとつなぎの大秘宝＝ワンピースを見つけるために、海賊王になるという巨大な夢を持ったルフィが冒険するストーリーだ。海賊を舞台にして、仲間との友情や笑い、そして壮絶なバトルや感動など、様々な要素がたっぷりなワンピース。ワンピースには「悪魔の実」というものが存在し、食べると特殊能力を身につける代わりにカナヅチになってしまうという呪いの果実が度々登場する。

バトルシーンでは、悪魔の実の能力者や、見聞色の覇気などがあり、ルフィたちは敗北を味わいながらもどんどん成長していく。2019年7月時点で、単行本は93巻まで発売されている。週刊少年ジャンプの中では2番目に長い連載。ちなみに1番長いのは「こちら葛飾区亀有公園前派出所」だ。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は2016年に連載が終了しているので、ワンピースがこの記録を塗り替えるのも時間の問題だと言われている。

ちなみに日本国内での漫画の累計発行部数は、なんと3億8千万部を突破しており、この数は国内最高の数字。他にも67巻では単行本の初版発行部数405万部、そして66巻では販売して1週目の売り上げが227万5千部を超え、史上最高記録を塗り替えている。日本だけでなく、2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」ということで、ギネス世界記録も樹立。間違いなく漫画界のトップに君臨している作品だ。

ワンピースは日本国内だけでなく、海外での人気も非常に高く、なんと42カ国以上で翻訳され販売されている。2019年3月時点で、世界売り上げ累計発行部数は4億5千万部を超えている。アニメ化されたのは1999年の時で、現在も尚続いている長寿アニメとしても有名だ。ワンピースの結末予想などで盛り上がっている人も多いのだが、尾田栄一郎曰く、予想を的中させられたら展開を変えているのだとか。

ワンピースは、海賊たちが伝説の海賊王であるゴールドロジャーが隠したひとつなぎの大秘宝“ワンピース”を手に入れる為に戦うストーリーになっている。主人公はモンキー・D・ルフィという少年。彼は東の海（イーストブルー）にある町に住んでいた。彼の町には海賊が滞在しており、ルフィは海賊たちととても仲が良かった。特に赤髪のシャンクスに憧れを強く抱いたルフィは、自分も仲間に入れてくれと懇願する。

しかし海賊たちはルフィの願いを聞いて大爆笑。チビの弱い子供が海賊にはなれないと言われ、ルフィは怒り心頭。そんなある日、ルフィは海賊団が持っている不思議な果実を見つけ、うっかり食べてしまった。その実は悪魔の実と呼ばれるもので、特殊能力を手に入れることができる代物だった。しかし悪魔の実を食べた人はカナヅチになり一生泳げなくなってしまう。ルフィは全身がゴムでできたゴム人間になってしまった。

後日、ルフィは別の海賊たちに反感を買い、海に放り投げられてしまう。ルフィは悪魔の実の呪いにより溺れてしまい、更に巨大魚がルフィを食べようと襲ってきて絶体絶命のピンチ。そこにシャンクスが登場しルフィを救った。しかしシャンクスは片腕を失ってしまう。泣きじゃくるルフィに、シャンクスは麦わら帽を渡し「いつか返しに来い」と伝える。ルフィは再びシャンクスに会うこと、そして海賊王になることを心に近い海に出た。

• 本名：ウソップ
• 別名：狙撃の王様、そげキング、ゴッドウソップ
• 肩書き：麦わらの一味狙撃手
• 所属：麦わら海賊団(麦わらの一味)
• 身長：176cm
• 性別：男
• 誕生日：4月1日(エイプリルフール＝嘘つき）
• 年齢：超新星編＝17歳、新世界編＝19歳
• 懸賞金：5億ベリー
• 家族：ヤソップ（父）、バンキーナ（母）

ルフィが率いる麦わら海賊団の３人目の仲間として登場したウソップ。ウソップのトレードマークと言えば、もじゃもじゃ頭と帽子、そしてピノキオのように長く伸びた鼻だ。とっても明るくひょうきんな性格をしているウソップは、名前の通り嘘つきの名人。ただ、ウソップの嘘はかなり大げさなのですぐに嘘だとバレてしまうのだが、そんなお茶目なところもウソップの愛嬌。

嘘つきだけど、とっても優しく勇敢で、仲間思いなウソップは、麦わら海賊団にはなくてはならない存在。麦わら海賊団の中で最も一般人に近く、基本的にツッコミ担当。ルフィと同い年というこもあり常にふざけあったりじゃれあったりして楽しそうに過ごしている。戦闘の際は狙撃手として活躍しており、父親が赤髪のシャンクスが率いる赤髪海賊団の狙撃手であるヤソップであることも判明している。

 

父のことを勇敢なる海の戦士だと心から尊敬しており、父の背中を追いかけて海賊になった。武器は最初小さなパチンコがメインだったが、様々な武器の制作や改良を重ね、現在は非常に強力な攻撃力を誇る武器を手に入れている。また、仲間であるナミの為にも武器を作ったりもする発明家という面も持ち合わせている。ウソップの強さや攻撃に関する詳しい情報は後ほど詳しく紹介していく。

ウソップが麦わら海賊団と出会ったのは、ルフィ、ナミ、ゾロの3人で冒険していた時。食料を調達する為に立ち寄った村にいたウソップは、毎日「海賊がきたぞー」と叫び、村人を騙して面白がっていた。ウソップの父が海賊だという話を聞いたルフィは、すっかり仲良くなり、一緒に行動するようになる。その際にウソップが嘘をつくようになった原因がわかったのだ。実はウソップの母は病気で亡くなっている。

父が海賊として海に出てから母の病態は悪化し、なんとか元気付ける為に「海賊がきた、お父さんが帰ってきた」と嘘をついて元気付けていたのだ。ウソップがつく嘘は、人を傷つける嘘ではなく、人を笑顔にする優しい嘘。しかしウソップは毎日嘘をついているので村人からの信用はすっかり無くしており、みんな冷ややかな目でウソップを見ていた。そんなある日、ウソップの友人であり、病気で弱っているカヤの暗殺計画を耳にする。

カヤは財閥の娘なので、カヤが死んだら執事に全ての財産が受け渡されることになっていたのだ。ウソップは必死に村人に真実を伝えようとするのだが、誰もウソップの話を信じなかった。一人で戦うことを決めたウソップだったが、その心意気に胸打たれたルフィたちは協力することに。そして見事敵を撃破。ウソップは海賊になることを決意し、ルフィが率いる麦わら海賊団のメンバーとして迎え入れられた。

ウソップと言えば、絶対に忘れてはいけないのが、ルフィとの決闘だ。実はウソップは一度麦わら海賊団を脱退している。そのきっかけになってしまったのは、麦わら海賊団を乗せて一緒に冒険してきたゴーイングメリー号を手放すとルフィが決めたこと。カヤがくれたものであること、そしてゴーイングメリー号も麦わら海賊団の大事な仲間であると心から思っているウソップは、ルフィの意見に猛反対する。

ルフィも本当はゴーイングメリー号を手放したくはない。しかし、もうゴーイングメリー号は修理しようがないほどボロボロで、このままでは冒険を続けられない状況だった。説明してもウソップは自分が直してみせると言いルフィの話を聞かず、更にルフィがもう手放すことを決めたとはっきり宣言すると、ウソップはルフィに決闘を申し込む。結果としてウソップはルフィに勝てるわけもなくボロボロになってしまう。

そのままウソップは麦わら海賊団を脱退することになったのだが、本当はウソップは麦わら海賊団に戻りたいと思っていた。またルフィも戻ってほしいと思っていたのだが、ゾロは簡単に脱退するやつを信じることはできないと言い、ウソップが本気で謝ってこない限り仲間に迎え入れる気はないとはっきり宣言する。ルフィもその意見に賛成し、いよいよ離れ離れになる時がやってきた。

ウソップは今更戻るなんて言えないと強がっていたのだが、いざ別れを目前にすると、寂しさのあまり号泣してします。そして自分のプライドを捨てて戻りたいと素直な気持ちを伝えた。その言葉を聞いたルフィも、同じように号泣しながら仲間として快く迎えることにした。なかなか素直になれなかった二人がお互いを心から思いやっている素晴らしいシーンだったと涙した人も多かったようだ。

ドレスローザ編で、麦わら海賊団はドフラミンゴを倒す為にドレスローザ王国に乗り込んでいく。そこでウソップは、触れた相手をおもちゃにしてしまうホビホビの実の能力者であるシュガーと対戦することに。ウソップはそんな相手に勝てるわけないと逃げようとするのだが、ルフィの海賊王になるという夢をバカにされたことをきっかけに、絶対に倒すと意気込み、何度も正面からぶつかり戦った。

奇跡と偶然によりシュガーを気絶させることができたウソップは、小人たちから「ゴット」だと崇められ、ゴットウソップと呼ばれるようになった。更にゴットウソップには5億ベリーという懸賞金がついてしまう。一気にウソップの知名度が上がったシーンだった。

ウソップと言えば、いろんな嘘をつくのがお馴染みのキャラクター。人が傷つく嘘はつかず、更に明らかに嘘だとわかるぐらい大げさな話ばかりするので、嘘をついているのはバレバレ（ルフィとチョッパー以外）。嘘つきと言うと、よくないイメージを持たれがちなのだが、ウソップの嘘は愛嬌があり、それも魅力になっている。しかし、ウソップがついた嘘が現実になっていっているという驚きのシーンが多数あるのだ。

嘘が現実になったセリフ1つ目は、ワンピース3巻で出てきた「驚いたのはあのフンの…」だ。病気で外に出ることもできず、すっかり元気と笑顔を無くしていたカヤを笑わせる為に、ウソップは優しい嘘でカヤを笑顔にしていた。その時に話していた内容がなんと現実になっているのだ。このセリフが現実になったのは、リトル・ガーデン編。ここで麦わら海賊団と巨人の目の前に、超巨大な金魚が現れるのだ。

その時巨人は、驚くのは金魚の大きさだけでなく、糞のデカさだと話し、更に大陸と間違えて上陸したというエピソードも話している。まさしくウソップがついた嘘そのままだ。あまりにそのまま過ぎたので、ウソップは嘘つきではなく、何か特殊能力を持っているのではないか、という説もあがっていた。

嘘が現実になったセリフ2つ目は、ワンピース3巻で出てきた「その時切り身にして…」だ。先ほど紹介した巨大金魚の話の続きなのだが、巨大金魚がどうなったのか？とカヤに質問された際に言ったのが、小人が食べているというお話。適当に話を作って話したようだが、なんとドレスローザ編で本当に小人であるドンタッタ族が巨大金魚を食べていたという事実が紹介されている。これも見事的中した。

嘘が現実になったセリフ3つ目は、ワンピース3巻で出てきた「ケルベロスだ…」だ。東の海編で、ウソップ海賊団を解散してルフィと仲間になる時に、回想シーンで出てきたセリフ。ケルベロスなんているわけないと思っていたウソップだったが、なんとドレスローザ編でケルベロスに遭遇している。更にスリラーバーグ編でもケルベロスが登場しており、ウソップのついた嘘は本当になってしまった。

紹介してきたように、ウソップが放つありえない嘘が、ちょこちょこ現実になっていたりする。ウソップは病気で外に出て遊べないカヤの為に、面白おかしく嘘いっぱいの話をして笑わせていたのだが、現実になっていくことから、もしかして今までウソップがついてきた嘘は全て伏線だったのでは？という見解もある。これから先も、ウソップの嘘が現実になる可能性が高いので、セリフに注目しながら楽しむのもおすすめだ。

ウソップは麦わら海賊団の中で狙撃手として活躍している。狙撃手と言えば銃をイメージする人も多いのだが、ウソップの武器はなんとパチンコ。狙撃の腕に関しては麦わら海賊団の中でも一目を置かれており、何度も仲間の危機を救っている。かなり遠くの敵を倒すことができ、麦わら海賊団にいなくてはならない存在なのだが、天才的なのはパチンコの狙撃手としての腕だけではない。実は大砲を打つのも超得意なのだ。

狙撃手として遠距離戦ではかなりの活躍を見せるウソップだが、接近戦は大の苦手。いつもサンジやゾロに助けてもらいつつ、逃げることに徹している。最初はパチンコも小さいものだったが、エニエス・ロビー編の時には非常に大きな「カブト」というパチンコにグレードアップしている。更に新世界編では「新カブト」としてグレードアップしたものが登場しており、更に遠くの敵を仕留めることも可能になっっている。

ウソップは狙撃手の名人であることの他にも、ナミの為に武器を作ってプレゼントするなど、開発者としての才能も見事なもの。ただ、麦わら海賊団の中でも一番一般人に近く、ルフィのような超人ではないのがウソップの魅力。しかし、ドレスローザ編で「見聞色の覇気」が使えたような描写があるのだ。その時は、ルフィの気配が見えるというものなのだが、見聞色の覇気なのかどうか視聴者も気になっている様子。

ちなみに見聞色の覇気と言えば、敵の気配を感じ取ることができるので、隠れている敵も発見することができ、遠くの敵も見聞色の覇気で察知することが可能。更に修行を積めば、少し先の未来を見ることもできるので、敵の攻撃や行動の予測をすることができるなど、身につければ最強の能力なのだ。ただ、見聞色の覇気は冷静でいないと使えないことから、ウソップに使いこなせるのか？という疑問の声も上がっている。

ちなみにウソップはドレスローザ編でシュガー戦った時に強力な見聞色の覇気に目覚めたように見える描写があるので、今後見聞色の覇気が使えるのは間違いないだろうと言われている。もしウソップが見聞色の覇気を使えるようになったとすれば、遠くにいる敵を見つけて遠方攻撃を仕掛けたり、少し先の未来を予測して瞬時に罠を仕掛けたりと、相性は抜群。どんどん強い敵が出てくるので、ウソップの見聞色の覇気の使い方にも注目だ。

ちなみにウソップの父親であるヤソップは、見聞色の覇気ではなく武装色の覇気を使えるのではなにかと言われている。そのことから、ウソップは見聞色の覇気と同じく武装色の覇気も使えるようになるのではないかと噂されているようだ。ちなみに強い海賊団の主要メンバーは武装色の覇気を使える人がほとんど。今後武装色の覇気は必須になってくるだろうと言われているので、ウソップが使えるようになるのは時間の問題。

新世界編では、パチンコだけでなく「緑星（みどりぼし）」という技を使うことができるようになっているウソップ。緑星というのは、ヘラクレスンに伝授してもらった技なのだが、ポップグリーンという瞬時に急成長する植物で攻撃するというもの。人島編で緑星は大活躍しており、例えば悪臭を漂わすことができるラフレシア、海藻で相手をぐるぐる巻きにできるサルガッソなど種類は豊富。

たくさんの種類の植物をサウザンドサニー号で育てており、場面ごとに器用に使い分けている。もし見聞色の覇気を習得することができれば、緑星を使って相手に攻撃を仕掛けることもでき、かなりの戦力になる。見聞色の覇気を始め、狙撃手としての腕も更に磨きをかけているウソップの活躍に期待が高まっている。

ウソップの名言1つ目は、ワンピース単行本20巻で言い放った「どうしても戦いを避けちゃ…」という言葉だ。アラバスタ編で、ウソップと戦っている敵が「海賊王になる」というルフィの夢を「絶対に無理だ」とバカにして笑っていた時に放った名言。ウソップは、敵の戦闘力が高ければセコイやつと思われてもいいからとにかく逃げたり死んだふりしてみたりするのだがこの時は違った。

身体はボロボロだし、いつもならさっさと逃げるシーンなのだが、何度も何度も敵に真っ向から勝負しにいくのだ。チョッパーは「どうして逃げないんだ」と言うのだが、その時にこの名言を言い放った。仲間の夢を笑われた時は逃げないという、ルフィへの尊敬の思い、そして仲間を大切に思っているウソップの熱い気持ちが伝わってくる。

ウソップの名言2つ目は、ワンピース単行本39巻で言い放った「ルフィを信じろ…」という言葉だ。この名言を言った時、ウソップはルフィと喧嘩の真っ最中。喧嘩と言っても、ちょっとしたいざこざではなく、絶縁に近いほどの緊迫した関係の時。そんな時に言い放った言葉だからこそ、余計に視聴者の心を鷲掴みにしたのがこの言葉だ。ロビンがルフィを信じていいのか悩んでいる時にウソップはこの言葉を伝えた。

ウソップの言葉を聞いてロビンはルフィを信じることにしたのだが、喧嘩の真っ最中でも心からルフィのことを信頼している様子、そして本当は大好きなんだな、というのがよくわかる名言だ。

ウソップの名言3つ目は、ワンピース単行本45巻で言い放った「もう一度…」という言葉だ。ウソップは、ウォーターセブン編でゴーイングメリー号を手放すと言うルフィの考えにどうしても納得が行かず、大げんかをしてしまう。更にウソップはゴーイングメリー号を手放すなら麦わら海賊団を脱退するとはっきり宣言し、ルフィは船長の考えに従えないやつはいらないとはっきり言い、二人は決闘することに。

ウソップとルフィの戦いなんて、絶対にルフィが勝利することは目に見えている。しかしウソップは何度ぶっ飛ばされても立ち上がり、必死にルフィを打ち負かそうと奮闘する。ウソップはそのまま麦わら海賊団を脱退するのだが、本当は戻りたいと思っていた。ルフィも戻って欲しいと思っていたが、決して口には出さない。最終的にウソップは号泣しながらこの名言を言い放った。素直な気持ちをまっすぐ伝えた重要なセリフだ。

ウソップの名言4つ目は、ワンピース単行本60巻で言い放った「辛ェ時に一緒にいて…」という言葉だ。この名言は、頂上戦争の際にルフィの兄（血は繋がっていない）であるエースが死んでしまったことを聞いた時に言い放ったもの。この名言を言った時、ウソップはボーイン列島というかなり遠くの島におり、ルフィの側にはいなかったのだ。兄の命を奪われてしまったルフィの気持ちを考えたウソップは思わず涙を見せた。

号泣しながらルフィの気持ちを考えて放ったこの名言シーンは、ウソップの仲間思いで優しい人柄が現れているとファンの間でも好評だった。特にルフィと同い年で常に楽しく馬鹿騒ぎをしており、一番仲がいいと言っても過言ではないウソップの言葉だからこそ、胸に刺さった人も多かった。

ウソップの名言５つ目は、ワンピース単行本61巻で言い放った「あいつにはおれ様の…」という言葉だ。頂上戦争でルフィの兄（血は繋がっていない）であるエースの命が奪われてしまい、ルフィはひどくショックを受けてしまう。兄を助けられなかったことに憤りを感じたルフィは、もっと自分が強くならなくてはいけないと考え、修行をして誰にも負けない力を手に入れることを心に決める。その思いに仲間も答えることにした。

麦わら海賊団のメンバーは、ルフィだけではなく自分たちも修行が必要だと考え、それぞれが修行の旅に出る。もちろんウソップも力をつける為に修行に出るのだが、そこで出た名言がこれだ。ウソップは今までルフィの強さは誰にも負けないと思っていた。しかし、自分たちが歯が立たない敵がいることを痛感し、思わずこの名言を言い放ったのだ。仲間思いのウソップらしい、素敵な名言だという声も多い。

ウソップの声優を担当しているのは、山口勝平という声優だ。福岡県出身の山口勝平は、19歳で上京し、舞台俳優になる為に東京アナウンス学院に入学した。卒業してから舞台俳優として活躍していたが、23歳の時に声優という仕事にも魅力を感じ、声優としての活動もスタートする。するとすぐにアニメ「らんま1/2」で主演に抜擢され、声優として注目を集める。その後も数多くのファンを獲得し、声優として知名度を高めていった。

山口勝平のプロフィール

• 本名：山口 光雄（やまぐち みつお）
• 性別：男性
• 出生地：福岡県福岡市
• 生年月日：1965年5月23日
• 血液型：B型
• 身長：160 cm
• 職業：声優、俳優
• 事務所：悟空
• デビュー時期：1988年
• 活動声優ジャンル：アニメ、ゲーム、吹き替え、ラジオ

主なアニメの出演作

• らんま1/2（早乙女乱馬、小太郎）
• キャッ党忍伝てやんでえ（ヤッ太郎）
• スーパーヅガン（豊臣秀幸）
• ご近所物語（山口ツトム）
• 名探偵コナン（工藤新一、怪盗キッド / 黒羽快斗）
• 犬夜叉（犬夜叉）
• アイシールド21（雷門太郎）
• DEATH NOTE（L（エル））
• D.C.II 〜ダ・カーポII〜（板橋渉）
• ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 時と闇をめぐる最後の冒険（ヒコザル）

主な劇場版アニメの出演作

• 魔女の宅急便（トンボ）
• アルスラーン戦記（アルスラーン）
• らんま1/2 中国寝崑崙大決戦! 掟やぶりの激闘篇!!（早乙女乱馬）
• 金田一少年の事件簿 オペラ座館・新たなる殺人（金田一一）
• 蒼い記憶 満蒙開拓と少年たち（鈴木恭太）
• 犬夜叉 時代を越える想い（犬夜叉）
• DEAD LEAVES（RETRO〈レトロ〉）
• おまえ うまそうだな（ハート）
• 劇場版 マジンガーZ / INFINITY（ムチャ）
• 名探偵コナン 紺青の拳（工藤新一、怪盗キッド / 黒羽快斗）

主なWebアニメの出演作

• ルパン三世 海に消えた秘宝（アブリオ / エレウテリウス）
• Angel's Feather（羽村翔）
• テイルズ オブ リバース（ティトレイ・クロウ）
• ぷらすぷらむ2（テオ）
• デストロイ オール ヒューマンズ!（クリプト137）
• ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生（山田一二三）
• ドットカレシ-We're 8bit Lovers!- II 〜てんくうのキス〜（けものつかい）
• アイドルデスゲームTV（ドリパク）
• 東京放課後サモナーズ（主人公、サロモンくん）
• ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス（クマ）

ウソップの嘘が現実になると言う話の中で「覇気を使える」と言っていた後、見聞色の覇気を発動したことも話題になっている。

ウソップの見聞色の覇気が発動した時に、感動したという声も非常に多い。ウソップの底力が発揮されたという感想もあった。

エニエスロビーで登場したそげキングの時のストーリーが一番胸に刺さったという声もある。ルフィとの友情を強く感じることができる名シーンだ。

ウソップの魅力まとめはいかがだっただろうか。麦わら海賊団に必要不可欠なメンバーであるウソップは、今後の活躍にも期待の声が集まっている。特に見聞色の覇気に関しては、今後どのように使っていくのかなどファンも楽しみにしているようだ。ワンピースにはウソップのようにユニークで魅力的なキャラクターが多いので、まだ見たことがない人はぜひ一度ご覧あれ。