トイ・ストーリー2のあらすじ感想をネタバレ解説!登場キャラや映画の評価は?

ディズニー映画の中でもシリーズ作品として継続され続けている人気作がトイ・ストーリーシリーズです。長い期間を経て既に4作目まで制作されている事もあってトイ・ストーリー1やトイ・ストーリー2を視聴した事のない人も多く、そのあらすじや評価が気になるという人が多くなっています。今回はトイ・ストーリー2のあらすじや登場したキャラクターのキャストなどをネタバレありで紹介し、視聴した人の感想や評価もまとめていきます。

トイ・ストーリー2のあらすじ感想をネタバレ解説!登場キャラや映画の評価は?のイメージ

目次

  1. トイ・ストーリー2とは?
  2. トイ・ストーリー2のあらすじをネタバレ解説
  3. トイ・ストーリー2の登場キャラ
  4. トイ・ストーリー2の見どころ
  5. トイ・ストーリー2のトリビア
  6. トイ・ストーリー2のNG集を紹介
  7. トイ・ストーリー2に関する感想や評価は?
  8. トイ・ストーリー2のあらすじ感想ネタバレまとめ

トイ・ストーリー2とは?

トイ・ストーリーの作品情報

トイ・ストーリー2について紹介する前にトイ・ストーリーシリーズ全体について、そしてトイ・ストーリー2のあらすじにも繋がるトイ・ストーリーのあらすじについても簡単に紹介していきます。

トイ・ストーリーの概要

トイ・ストーリーは1995年にアメリカで、日本では1996年にピクサー制作、ディズニー配給で公開された映画です。人間に見られていない所で自由に動くおもちゃのキャラクター達という設定で高い人気を受けてヒットしました。余談ですが登場するおもちゃは実際にアメリカで発売していたおもちゃという事もあってトイ・ストーリーの影響で大きく売上をあげたという実績も残しています。

トイ・ストーリーのあらすじ

カウボーイ人形のウッディは持ち主の少年アンディの一番のお気に入りの人形で、同時にアンディのおもちゃ達のリーダーでもありました。そこにアンディが誕生日にもらった新しいおもちゃバズ・ライトイヤーが加わります。最新のおもちゃにすっかり夢中になったアンディ、さらにバズ・ライトイヤーがその技術を見せた事もあっておもちゃ達の心もすっかりバズ・ライトイヤーに取られてしまいます。

バズ・ライトイヤー人気が面白くないウッディはバズ・ライトイヤーにイタズラを仕掛けますが結果的に窓から落下してしまうという大事故に繋がってしまいます。この1件ですっかり求心力を失ってしまうウッディ。さらにアンディに連れ出されて「ピザ・プラネット」に行った際に尾行してきたバズ・ライトイヤーと喧嘩になった上、アンディとはぐれてアンディ家の隣に住むシドに拾われてしまいます。

シドはおもちゃ殺しと言われる悪童少年で、バズ・ライトイヤーにロケット花火を括り付けて爆発させようとするなどの行動に及びます。しかもこの時アンディの家は引っ越しの準備の真っ最中でした。ウッディとバズ・ライトイヤーはシドのおもちゃの協力も得てシドの部屋から逃げ出す事に成功しますがアンディのおもちゃ達を乗せたトラックが目の前で出発してしまいます。

なんとかトラックの後ろを追いかけるウッディとバズ・ライトイヤーは奇しくもシドによってバズ・ライトイヤーに取り付けられていたロケット花火を利用する事でなんとかトラックに追いつく事に成功し、アンディの元に戻る事に成功します。ウッディとバズ・ライトイヤーはこの冒険を経て和解し強い絆で結ばれる事になるのでした。

トイ・ストーリーの続編映画

トイ・ストーリーシリーズはそれまでになかった全編CGの映画という事もあって高い人気を獲得し映画賞を受賞するなど評価も高い事から続編が作られるようになります。4年後の1999年に公開された今回紹介するトイ・ストーリー2、2010年に公開されたトイストーリー3、さらにそこから短編作品がいくつか公開された後2019年にトイ・ストーリー4が公開されるなどディズニー作品の中でもかなりのロングシリーズとなっています。

トイ・ストーリー|ディズニー公式

トイ・ストーリー2のあらすじをネタバレ解説

ネタバレあらすじ①さらわれたウッディ

トイ・ストーリー2でも持ち主のアンディがいない間は自由に動くおもちゃ達。アンディがカウボーイキャンプに行く事になりウッディはそこに連れ出してもらえるのを楽しみにしていましたが出発前にアンディが遊んでいた時に右肩がほつれてしまった事で置いていかれてしまいます。意気消沈したウッディは偶然に置かれた本棚で鳴り物人形だったペンギンのウィージーと再会します。

ウィージーは壊れて修理にだされる事になったとウッディ達の元を離れていたのですが、実はそのまま放置されていたのです。ウッディとウィージーが話しているとアンディのママが庭でヤードセール(ガラクタ市)を行っているのが発見されます。自分達も売られるのではと戦々恐々とするおもちゃ達でしたがアンディのママが連れ出したのはウィージーでした。

ウッディはウィージーを助け出そうと前作の最後にアンディがプレゼントされていた子犬のバスターの背中に乗って庭に飛び出ます。ウッディはウィージーを助ける事には成功しますが誤ってバスターの背中から落ちてしまい庭に取り残される事に。それを見つけたのが小太りのおじさんアルでした。アルはアンディのママにウッディを売って欲しいと伝えますが、それに断られるとウッディを盗んでしまうのです。

ネタバレあらすじ②ラウンドアップ

ウッディはアルの事務所に連れて行かれ、そこでカウボーイガールのジェシー、炭鉱夫のプロスペクター、馬のブルズアイと出会います。そこでウッディは自分が「ラウンドアップ」というテレビがまだ白黒時代の人形劇作品の主人公で、関連グッズがたくさん作られる程に高い人気を獲得していた事、ジェシーらはそのラウンドアップでの仲間達である事、そしてウッディはその人気の高さから今では高い評価を受ける存在と知るのです。

ウッディはアンディの元に帰ろうとしますがジェシー達は売り物ではなくラウンドアップのキャラクターとして東京のおもちゃ博物館に行く事になっている事、これまでウッディが見つからずに倉庫にしまわれていた事、仮にウッディが去ってしまうと別のウッディ人形が見つかるまでまた倉庫に入れられてしまう事になります。

ネタバレあらすじ③救出劇

一方その頃、アンディの家ではウッディが攫われた事に気付いたおもちゃ達が捜索チームを結成していました。アルの車から落ちた羽根やCMなどからウッディの行き先がアルの経営するおもちゃ屋、トイバーンだと分かるとバズ・ライトイヤーを筆頭にしたメンバーで救出に向かいます。トイバーンに辿り着いたバズ・ライトイヤー達はウッディを探しますがそこにはウッディはいません。

ウッディは売り物としてではなく博物館行きのメンバーである為、事務所の方にいた為です。バズ・ライトイヤーはそこで、売り物のバズ・ライトイヤー達に出会います。その売り物バズ・ライトイヤーはバズ・ライトイヤーが持っていない反重力ベルトを装着したモデルだった為それを拝借しようと箱を開けた所、売り物バズと入れ替わって箱の中に閉じ込められてしまいます。

ネタバレあらすじ④ウッディの決意

ウッディは壊れかけていた右肩をプロの修理屋によって直され、本格的にアンディの元に帰ろうとしますがジェシーはウッディを強く引き止めます。ジェシーには昔、エミリーという持ち主がいましたが、成長するに連れて忘れられ最後には捨てられてしまったというのです。プロスペクターにアンディも同じだと諭されたウッディはこのまま東京に行く決意を固めます。

ネタバレあらすじ⑤おもちゃの価値

ウッディが決意を固めた所にバズ・ライトイヤーを除いた捜索チームのメンバーが姿を見せます。ウッディは彼らにアンディの家には帰らないと伝えているとそこに遅れて箱から抜け出したバズ・ライトイヤーが合流。ウッディは自身のおもちゃとしての価値を話しますがバズ・ライトイヤーは「お前はおもちゃだ!」とウッディを強く説得します。

そんな中、ウッディが偶然にテレビの映像を見ます。テレビの映像の中では落ち込んだ少年の心を癒やすウッディ人形が映し出されていました。ウッディはその映像で子供達と一緒に遊ぶ事こそおもちゃの本当の喜びだと思い直しアンディの家に帰る事を決めます。しかしこのままジェシー達を置き去りにもできないとアンディの家に共に連れて行こうと考えるのです。

ネタバレあらすじ⑥プロスペクターとの戦い

しかしその妨害をしたのがプロスペクターでした。序盤でネタバレされているのですがプロスペクターは元々おもちゃ屋の売れ残りであり、子供と遊ぶ楽しみを知らない為、どうせ捨てられるのならばこのまま博物館に行きたいと考えていたのです。ウッディに逃げられてしまっては博物館に行く事は出来ない為、ウッディが帰るのを妨害。そうこうしているうちにアルによって箱詰めされ空港に向かう事になってしまいます。

連れ出されてしまったウッディを追いかけるべくバズ・ライトイヤー達おもちゃは協力してピザ・プラネットのトラックを運転し空港まで彼を追いかけます。手荷物検査場でウッディを救い出そうとしますが最初にプロスペクターを見つけてしまった事で妨害を受けてしまいます。救い出されたウッディは直された右肩を再び傷つけられながらも仲間達と協力してプロスペクターを子供の荷物らしきものに括り付ける事に成功します。

ネタバレあらすじ⑦アンディの家へ

プロスペクターを排除した後、ブルズアイを見つける事には成功しますがジェシーを見つけられないまま荷物が飛行場に通じる通路に出てしまいます。その通路には人間もいる為ウッディたちは動く事が出来ません。しかし諦められないウッディは再び荷物の中に潜り込んでジェシーを飛行機の中にまで迎えに行きます。ジェシーは未だにアンディの家に行く決意が出来ていませんでしたがウッディの説得を受けて行く事を決めます。

バズ・ライトイヤーとブルズアイの協力とウッディのアイデアでギリギリ飛行機が飛び立つ直前に脱出に成功します。アンディの家に戻ったウッディ達。アンディはジェシー達を新しいおもちゃだと感激して遊んでくれます。ウッディはこわれた腕をアンディに直してもらいました。ウッディとバズ・ライトイヤーはアンディとその妹モリーの成長に思いを馳せ、2人が大人になるまでの間を精一杯楽しむ事を誓うのでした。

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トイ・ストーリー2の登場キャラ

登場キャラ①ウッディ

トイ・ストーリーに続き、トイ・ストーリー2でも主人公を務めるのがカウボーイ人形のウッディです。元々トイ・ストーリーの時点で「古臭い」と形容されていましたが、トイ・ストーリー2にてマニアもびっくりのプレミア価格がついた評価の高い人形だった事がネタバレされます。ウッディ自身も自身が出ていた作品などは知らずにおりトイ・ストーリー2にて初めて知る事になりました。

聴いてしまった自身の高い評価とジェシーの過去を聴いた事で将来アンディに捨てられるかもしれないという事実から一時は博物館に行く事を決心しますが最後にはアンディのおもちゃに戻る事を選びジェシー達も連れて戻りました。ウッディを演じたキャストは英語版ではトム・ハンクスさん、日本語吹き替えでは唐沢寿明さんが演じています。

登場キャラ②アンディ

ウッディをはじめとしたおもちゃの持ち主として登場するのがアンディです。ただウッディ達が動く時=アンディ達人間が見ていない時なので本編への絡みは薄いですが、おもちゃ達全員がアンディを大切にし、またアンディもおもちゃを大切にしているのが分かるようになっています。トイ・ストーリー2の時点では11歳で本編中はカウボーイキャンプに行っており帰ってきた後にウッディの腕を直してくれました。

英語版のキャストは幼少期を写すような場合を除いてジョン・モリスさんが務めていますが、日本語吹き替え版ではシリーズを通して年齢的な意味で成長しているキャラクターなのでキャストがその年齢設定に合わせて変更されており、2では北尾亘さんがキャストを務めました。

登場キャラ③バズ・ライトイヤー

トイ・ストーリー1で新しくアンディのおもちゃとして加わり自身を本物のスペースレンジャーと信じていたもののそのあらすじの中でおもちゃだと自覚したのがバズ・ライトイヤーです。トイ・ストーリー2ではウッディと共にアンディのおもちゃをまとめるリーダー格の1人であり、ウッディに対しては強い友情と恩義を感じている為、ウッディ救出に率先して動いています。

また上記あらすじでネタバレしたのようにウッディにおもちゃである事を諭すなどトイ・ストーリー1の時とは立場が逆転しているのも特徴的で1つの評価点になっています。キャストは英語版ではティム・アレンさん、日本語吹き替え版では所ジョージさんが演じています。

登場キャラ④反重力ベルト付きバズ・ライトイヤー

トイ・ストーリーシリーズがおもちゃの世界の物語であるという事を生かしたキャラクターと言えるのが反重力ベルト付きバズ・ライトイヤーです。トイバーンのおもちゃ屋に並べられたバズ・ライトイヤーのおもちゃの中にあって、唯一見本品として箱から出された存在であり、アンディのバズ・ライトイヤーを脱走兵として箱詰めしてしまいます。バズ・ライトイヤーの新装備、反重力ベルトを装備しています。

その動きはまさにトイ・ストーリー1で自身がおもちゃだと受け入れる前のバズ・ライトイヤーそのものであり、アンディのバズ・ライトイヤーに「私もこんな風だったのか」と呆れられてしまう程でした。しかし同じバズ・ライトイヤーなので他のおもちゃでも見分けられず、唯一の絶対的な違いである足の裏のアンディの名前を見せる事でようやくアンディのバズ・ライトイヤーだと信じてもらっていたりします。

反重力ベルト付きバズ・ライトイヤーの物語はメインのあらすじとは別に展開されておりそのあらすじをネタバレするとバズ・ライトイヤーとザーク(バズ・ライトイヤーが登場する作品の敵ボスキャラ)人形と交戦、しかしその中でザークが自らの父だと知り和解する事になります。キャストについてはアンディのバズ・ライトイヤーと同様英語版ではティム・アレンさん、日本語吹き替え版では所ジョージさんが務めています。

登場キャラ⑤ジェシー

トイ・ストーリー2の作中作品ラウンドアップのヒロインにしてトイ・ストーリー2のあらすじの中でもヒロインとして活躍するのがジェシーです。基本的には明るい性格ですが過去に捨てられた経験をしている事がトラウマになっています。あらすじでは描けていないネタバレですがトイ・ストーリー2の時点ではアンディがウッディが出ていたラウンドアップについて知らなかった為、バズーカジェーンと名付けられていました。

アンディはトイ・ストーリー2の時点でジェシーを気に入っており、お気に入りの証である足の裏に名前を書かれたキャラクターの1人です。余談ですが、アンディが成長した後のトイ・ストーリーシリーズの中ではアンディがラウンドアップについて知った為かちゃんとジェシーと名前で呼ばれています。キャストはジェーン・キューザックさん、日本語吹き替え版は日下由美さんが務めています。

登場キャラ⑥プロスペクター

トイ・ストーリー2においてヴィラン(敵役)と言えるのがプロスペクターです。温厚で思慮深い性格をしている一方でウッディを逃さないために裏工作を働くなど策士的な面も持ち合わせています。ラウンドアップが打ち切りになった結果売れ残りになってしまった過去があり、またその原因になった「ロケット打ち上げ」による子供達の宇宙への関心を連想させる事からバズ・ライトイヤーのことを嫌っています。

最後には子供と遊ぶ楽しさを知るべきというウッディ達の思いで子供のものと思わしき荷物に括り付けられてしまいます。しかしその子供はおもちゃに落書きをするような子だという事も描かれていたりします。英語版ではケルシー・グラマーさんが演じており、日本語吹き替え版では小林修さんが吹き替えを担当しました。

登場キャラ⑦ブルズアイ

ラウンドアップでのウッディの愛馬でジェシー達と共にいたのがブルズアイです。言葉は話しませんがウッディにすぐに懐き、ウッディが共に博物館に行く事を決意した時もアンディの家に誘った時も嬉しそうな態度を示しています。ウッディのサイズに合った小さめのおもちゃであるにも関わらずその脚力は離陸準備に滑走路を走る飛行機に追いつきながらスピードを調整する余裕もある程です。

ネタバレするとトイ・ストーリー2の時点ではジェシーと同じくアンディはラウンドアップを知らない為、ジェット推進ホースと名付けました。またお気に入りのおもちゃの1つで名前を書かれますが1つ1つの足が小さい為にそれぞれの足に1文字ずつ書かれています。英語版でキャストを務めたのはフランク・ウェルカーさんで、日本語吹き替え版でもそのままの声が使われた為、吹き替え担当はいません。

登場キャラ⑧スリンキー

アンディのおもちゃの中でもウッディと仲の良い胴体部分が長いバネになった犬型のおもちゃがスリンキーです。ウッディ誘拐の際には捜索チームに加わりその長いバネを生かして要所で活躍しました。英語版ではジム・ヴァーニーさんが、日本語吹き替え版では永井一郎さんが演じています。

登場キャラ⑨ハム

豚の貯金箱であるハムは冷めた口調で話しながらも非常に仲間思いのキャラクターです。貯金箱である為胴体には小銭が詰まっており、6ドルにもなるその小銭のせいで身体が重いと本人は訴えています。英語版ではジョン・ラッツェンバーガーさん、日本語吹き替え版では大塚周夫さんがキャストを務めました。

登場キャラ⑩Mr.ポテトヘッド

トイ・ストーリー1から登場する顔のパーツを付け替える事が出来るおもちゃがMr.ポテトヘッドです。身体の中には替えのパーツを入れるスペースを持っており、Mrs.ポテトヘッドの事を「スイートポテトちゃん」「カミさん」と呼んでいます。英語版ではドン・リックルズさんが、日本語吹き替え版では名古屋章さんがキャストを務めています。

登場キャラ⑪Mrs.ポテトヘッド

Mr.ポテトヘッドの妻としてトイ・ストーリー2で初登場したのがMrs.ポテトヘッドです。おもちゃとしてはトイ・ストーリー1にてラストにクリスマスプレゼントとして登場していましたが、実際に動く姿が出たのはトイ・ストーリー2からで夫とはラブラブであり、世話女房な側面も持っています。英語版ではエステル・ハリスさんが、日本語吹き替え版では楠トシエさんがキャストを務めています。

登場キャラ⑫レックス

トイ・ストーリー1から登場し、バズ・ライトイヤーと仲良くゲームをしていたのが恐竜型のおもちゃのレックスです。肉食恐竜がモチーフにも関わらず気弱な性格をしています。バズ・ライトイヤーの世界にすっかり入れ込んでおり、彼に率いられる形でウッディの捜索チームに加わり反重力ベルト付きバズ・ライトイヤーとザークの戦いでバズ・ライトイヤーを応援するなどしていました。

無自覚な活躍が多いキャラクターであるレックスを演じているのは英語版ではウォーレース・ショーンさん、日本語吹き替え版では三ツ矢雄二さんです。

登場キャラ⑬ザーグ

バズ・ライトイヤーのスペースレンジャーとしての敵キャラであり、反重力ベルト付きバズ・ライトイヤーを襲うべく登場するのがザークです。おもちゃとしても射撃能力を持っている為、遠距離攻撃が可能だったりするなどその強さを発揮しています。英語版ではアンドリュー・スタントンさん、日本語吹き替え版では佐々木梅治さんがキャストを務めています。

登場キャラ⑭リトル・グリーン・メン

トイ・ストーリーではゲームセンターの景品として登場していたのがリトル・グリーン・メンです。トイ・ストーリー2ではバズ達が乗り込んだビザプラネットのミラーに3体が吊るされていました。長く車の中にいるため運転をある程度把握しておりバズ・ライトイヤー達に助言し助けてくれます。走行中に吹き飛ばされた所をMr.ポテトヘッドに救出された事がきっかけで彼に懐きアンディの家にまでついていき養子になっています。

登場キャラ⑮ウィージー

トイ・ストーリー2におけるウッディの大冒険のきっかけを作ってしまったのがウィージーです。音のなる機能が壊れて元気がありませんでしたが自身がウッディが連れ去られる結果を作ってしまった事で誰よりもウッディ救出を渇望しました。ラストには修理されてその美声を披露してくれています。英語版ではジョー・ラントさん、日本語吹き替え版では佐古正人さんがキャストを務めています。

登場キャラ⑯バスター

トイ・ストーリー1のラストにアンディ家にやってきた子犬がバスターです。トイ・ストーリー2ではすっかりウッディの愛犬として芸を仕込まれている一方でアンディの事を無視してしまうようになってしまっています。アルがウッディを盗もうとした際には吠えてアンディのママに教えようとするなどしています。英語版ではフランク・ウェルカーさんがキャストを務め、日本語版でもそのままの声が使われています。

登場キャラ⑰エミリー

ジェシーの過去を語る回想で登場したジェシーの元の持ち主がエミリーです。幼い頃は遊び相手として共に過ごし仲良くしていましたが年齢が上がるに連れておしゃれに目覚め、ジェシーがベッドの下に落ちても気づかなくなってしまう程で、最後にはジェシーの存在すら忘れてしまいました。ジェシーの回想は歌に乗せたものだった事もあってセリフがない為キャストがいないばかりか顔もぼんやりとしたものになっています。

登場キャラ⑱アル

おもちゃ屋トイバーンを経営するおもちゃ会社の社長がアルです。元々自身が気ぐるみを着てCM撮影をする程商魂たくましい性格をしていました。アルの動向は上記でネタバレしたあらすじの通りですが、ウッディは愚か、ジェシー達他のおもちゃも紛失した事で当然東京のおもちゃ博物館との契約は破綻となり、ラストでは彼が泣きながらCMに出演する姿が描かれています。

英語版ではウェイン・ナイトさん、日本語吹き替え版では樋浦勉さんがキャストを務めました。

登場キャラ⑲修理工

映画全体では数分の登場ながらその職人魂を感じる言動で評価を受けている修理工です。ウッディを博物館で飾れるように腕を縫い付けた上で全身を修繕してくれました。英語版ではジョナサン・ハリスさんが、日本語吹き替え版では登場シーンが短い為か、ザークのキャストも務めた佐々木梅治さんがキャストを務めています。

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トイ・ストーリー2の見どころ

見どころ①バズが活躍するゲーム

バズ・ライトイヤーの作中での人気を示す形で登場するバズ・ライトイヤーが主人公のゲーム。このゲームは映画並にハイクオリティな映像を持ったゲームなのですが、そのコントローラーはファミコンに近いものでそのギャップに驚いたという感想も上がっています。ちなみにゲームではありませんがこの作品をモチーフにした短編アニメも制作されたというところも評価されています。

見どころ②人形の悲しい感情

トイ・ストーリー2では初めて明確に人間に捨てられたキャラクターであるジェシーが登場しました。余談ですがエミリーは誰かがまたジェシーで遊んでくれたらいいなと手放したのですが、ジェシーにとってそれはとても絶望的な事でその絶望がその歌で表現されています。トイ・ストーリー2の中でも屈指の泣けるシーンと感想を集めるシーンになっています。

見どころ③脱出

映画のアクションシーンでの一番の名シーンと言えるのはやはり飛行機からの脱出シーンです。小さなおもちゃがそれぞれに与えられた機能を生かしての脱出劇はやはり作中屈指の盛り上がりポイントになっています。

見どころ④スターウォーズパロ

バズ・ライトイヤーとザークが相対するシーンでのやりとり、実はこれはスターウォーズのパロディになっています。バズ・ライトイヤーがルーク・スカイウォーカー、ザークがダース・ベーダーという立ち位置です。バズ・ライトイヤーとザークは最後に何故か和解してキャッチボールをする姿が描かれていますがこれはスターウォーズとは違った未来を描きたかったのかも知れないと評価されています。

見どころ⑤2つの修理

トイ・ストーリー2の中でウッディは2度腕がちぎれており、それぞれプロの修理工とアンディによって直されています。プロの技工はとても高くウッディも感激した程に元通りになっていました。とてもまだまだ子供であるアンディが直せるレベルではありません。しかしウッディはアンディが一生懸命直してくれた腕を気に入るのでした。この2つの修理の差も感想を集めるポイントになっています。

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トイ・ストーリー2のトリビア

トリビア①ゲーリーじいさんが修理工

登場キャラクターでもネタバレしたように数分の登場ながら人気の高い修理工。彼の道具箱の中には何故か修繕には必要ないと思われるチェスの駒がいくつか入っているのが見られます。実はこれはトイ・ストーリーの制作元であるピクサーの過去にあった短編アニメ、ゲーリーじいさんのチェスで登場した老人がこの修理工だと暗示していると言われています。

トリビア②一瞬登場するバグズライフキャラ

ゲーリーじいさんのようにピクサー作品から他にも登場しているキャラクターがいます。それがバグズライフで登場していたハイムリックというイモムシです。本編では一瞬の登場ですが、トイ・ストーリーの名物になっているNGシーンではバグズライフの主人公フリックと会話をしているシーンが描かれています。

トリビア③エミリーの正体

これはファンによる考察で後に、トイ・ストーリーの原案者に否定されてしまいましたが、一部のファンの間で盛り上がったのがエミリーの正体はアンディのママ説です。ジェシーは捨てられたのではなく寄付された事が分かっておりそれがヤードセールを開いて壊れていても誰かが使ってくれるなら譲ろうとしている点とダブるという感想から生まれた考察です。

またそれ以外にもジェシーの歌の中でのエミリーの回想シーンで置かれた赤いカウボーイハットがトイ・ストーリー2でカウボーイキャンプに行く前にアンディがかぶっているものと同一に見えるという感想もありました。

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トイ・ストーリー2のNG集を紹介

NG①ガムテープの穴

ウッディが床に置かれたガムテープを椅子に見立てて座るというシーン。このシーンNGではウッディがガムテープの穴にハマってしまうというNGになっています。

NG②ポテトヘッド夫婦

ウッディ救出の準備の為、Mrs.ポテトヘッドがMr.ポテトヘッドの体内に替えのパーツなどを入れていくシーン。替えの足や怒った時の目の後におやつのチーズスナックやどこのか分からない鍵を入れてしまうというNGです。これには続きがありゴルフボールやゴムのアヒルちゃん、替えの歯など絶対に必要ないようなものまで詰め込まれていき、また明らかにMr.ポテトヘッドの許容量を超えた量が入っていきます。

NG③スリンキーの名演技

長いバネの身体を持つスリンキーが上半身は到着しているのに下半身だけ遅れてやってくるというNGシーンです。この時のスリンキーは頭のある上半身部分と下半身部分にまるで別の意志があるように話しています。

NG④バズのゲップ

箱に詰められたバズ・ライトイヤーが映し出されるシーン、1体のバズ・ライトイヤーからカメラが引かれてたくさんのバズ・ライトイヤーが映し出されるシーンなのですが、最初に映し出されていたバズ・ライトイヤーがゲップをしてしまうというNGになっています。映し出されているのはワンカットですがセリフによると5度目のNGだそうで彼いわく昼にブルトーを食べてしまったそうです。

NG⑤ウィージーのマイク

ラストにウィージーが治って戻ってきたシーン。本編ではその美声を披露してくれるわけですがNGシーンではマイクの受け取りに失敗してしまいます。

NG⑥レックスの頭

鉄格子を破るシーンにてレックスが慌てふためく中、バズ・ライトイヤーの「頭を使え」というセリフから行われたのがレックスの頭を物理的に使うというものでした。レックスもおもちゃである事に変わりはないので当然鉄格子は破れませんでした。

NG⑦実はちょい役の虫達

バグズライフから登場したハイムリック、本編では一瞬映るだけでしたが、NGシーンではバグズライフの主人公フリックと会話を繰り広げます。NGシーンでは会話の最中に撮影が始まりバズ・ライトイヤーに乗っていた枝をどけられてしまいました。

NG⑧ウッディのヒモ

ウッディとジェシーが格闘するシーン、格闘ではジェシーの方が強くウッディを突き飛ばすシーンなのですが、ウッディの背中に付けられたヒモがちぎれてしまうというNGです。ちぎれたヒモを持ってジェシーは大笑いしてしまいます。

NG⑨ウッディのいたずら

アンディのバズ・ライトイヤーがトイバーンに並んだ箱詰めされたバズ・ライトイヤーの中を歩くシーン、その箱の1つにウッディがいらずら、バズ・ライトイヤーのヘルメットや羽根に落書きをするをといったウッディのいたずらを集めたシーンです。こういう冗談が通じる仲になった事を示すシーンでもあるといえるという感想もありました。

NG⑩プロスペクターのおなら

プロスペクターがまだ裏の顔を見せていない頃、ウッディにアンディの家に戻るか博物館に行くかの決断をせまるシーン。大事な場面ですがNGシーンではプロスペクターはここでおならをしてしまうのでした。

NG⑪エイリアンの雑談

車のバックミラーに吊るされた撮影の合間のリトル・グリーン・メン3体の雑談という形のNGシーン。トイ・ストーリーに出演した事で人気があがり歯磨きのCMの悪役として出演が決まったそうです。

NG⑫バービーのあいさつ

案内役を務めたバービーのNGシーン。NGシーンのラストを締めくくったこのシーンではバービーが「皆さんさようなら」と挨拶するのですが中々終わらずようやくOKが出るとバービーが「顔が引きつる」とグチをこぼすのでした。

NG⑬プロスペクターとバービー

プロスペクターがトイバーンで案内役をしていたバービー達を口説いているというNGシーンです。このシーンはプロスペクターがバービー達に「トイ・ストーリー3に出してあげる」というセリフと共に手を握るという行為からNGシーンにしても子供に相応しくない、セクハラ、パワハラに当たるとして後に削除されてしまいました。

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トイ・ストーリー2に関する感想や評価は?

ここからは既にトイ・ストーリー2を視聴したという人の感想を紹介していきます。トイ・ストーリーシリーズは2019年に公開された4も含めてこれまでに長編4本に短編作品もいくつか公開されていますがその中でもトイ・ストーリー2はそのテーマから高評価を集めた映画になっており、感想の中でもトイ・ストーリー2が一番好きという感想も見られます。

感想の中でトイ・ストーリー2の良かった点として評価されているのがしっかりと完結した終わり方をしている点です。既にトイ・ストーリーは3もでていますが、それぞれがキャラクターや設定を継承しながらも独立した物語になっている事もあり、単独作品としても見やすいという感想が多く、トイ・ストーリー1を見たことがないという人からも評価されています。

単独作品としての見やすさは終わり方以外の部分でも評価されており、特にあらすじのキーになるウッディの設定などがちゃんとトイ・ストーリー2から登場した設定だった事を始め、メインの舞台の多くがトイ・ストーリー2で新規に登場している点も評価されています。感想としてもトイ・ストーリー2からでも見やすいという感想も多くなっています。

ただトイ・ストーリー1を視聴した人なら更に楽しめる要素があるのもポイントで、その最大のポイントがウッディとバズ・ライトイヤーの立場が入れ替わっている点です。トイ・ストーリー1では自身をスペースレンジャーとして疑わないバズ・ライトイヤーをウッディが「お前はおもちゃだ」と諌めるシーンがありましたが、トイ・ストーリー2では逆にバズ・ライトイヤーがウッディに向かって同様のセリフを使っています。

感想の中でも2作目である事を意識しすぎず物語として独立していながらトイ・ストーリー1を視聴した人にはさらにその構図の違いなどでも楽しめる要素が詰め込まれた作品だとして高い評価を集めています。

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トイ・ストーリー2のあらすじ感想ネタバレまとめ

トイ・ストーリー2は1999年に公開されたトイ・ストーリーシリーズの2作目の作品です。ウッディが実はプレミアが着いた価値のあるおもちゃだという事が判明するといったそれぞれのおもちゃの背景にもスポットを当てた作品として高い評価を受け、また同様に捨てられたおもちゃの気持ちを体現したようなジェシーの存在など考えさせられた作品としても評価されています。

あらすじでもネタバレしたようにトイ・ストーリー2ではおもちゃ同士の考えの違いなどそれぞれのおもちゃが歩んできた道があるからこそのキャラクター性なども考えられていると感想を集めました。また見ると思わずおもちゃとの接し方を考えてしまう、昔好きだったおもちゃを思い出したなどの感想もあり、そのストーリーは今見ても十二分に楽しめる作品なので気になったという人はぜひ視聴してみてはいかがでしょうか?

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