2019年07月08日公開
2019年07月08日更新
ゴールデンカムイに登場した名物ジビエ料理一覧!実際に食べてみたいおすすめとは?
アイヌの埋蔵金を探し求めるサバイバル漫画「ゴールデンカムイ」は、登場人物たちが堪能する料理や食事シーンなどのグルメパートにも人気が集まっています。本文では、グルメ漫画としても注目される「ゴールデンカムイ」に登場するおすすめジビエ料理一覧やアシリパは味噌の旨みに感動した名シーンを含めた食事シーン、北海道の郷土料理や独特な味わいが特徴のアイヌ料理や、作中に登場した料理の再現レシピなどを紹介します。
目次
ゴールデンカムイとは?
アイヌ文化が営まれる北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金を巡る三つ巴の戦いを描いた「ゴールデンカムイ」は、メインのサバイバル要素に加えて、歴史ロマンやアイヌの民族文化、ジビエ料理を中心とするグルメ要素などを織り交ぜた新感覚作品です。以下では、ゴールデンカムイに登場したおすすめ名物ジビエ料理や食事シーンを紹介します。
ゴールデンカムイの作品情報
現在も人気急上昇中の人気作品「ゴールデンカムイ」は、日露戦争終結直後(明治35年)の北海道を舞台に、アイヌが隠した巨額の埋蔵金の在り処を彫った刺青人皮の争奪戦をメインに描いています。作中では、アイヌに関する文化や風習の紹介だけでなく、土方歳三や永倉新八を始めとする歴史上の人物またはそれらをモデルにした人物の活躍にも注目が集まっています。
ゴールデンカムイの原作情報
漫画家・野田サトル先生が執筆する「ゴールデンカムイ」は、週刊ヤングジャンプにて2014年から連載されている人気作品です。2019年6月時点で単行本18巻が刊行されており、累計発行部数は1000万部を突破しました。本作品の題材の1つであるアイヌ要素を緻密に描いた、これまでにない作風が高く評価され、2018年手塚治虫文化賞・マンガ賞を始め多くの賞を受賞しました。
一方で、獲物として捕らえた動物を解体する場面や、アイヌ金塊の手がかりとなる刺青人皮の入手方法のように、グロテスクな描写が多いことも漫画「ゴールデンカムイ」の特徴に挙げられます。
ゴールデンカムイのアニメ情報
ゴールデンカムイは、原作だけでなく、アニメ版も若者世代を中心に人気が高まっており、2018年4月~6月、10月~12月にかけて、アニメ第一期、第二期がそれぞれ放送されました。アニメ第二期では、網走監獄襲撃により、アシリパと離れ離れになった杉元が樺太に向かうところで終了しており、アニメファンから第三期の制作が期待されています。
ゴールデンカムイのあらすじ
日露戦争終結直後の北海道、一獲千金を夢見て砂金を掘り続ける主人公・杉元佐一は、刺青人皮の囚人と呼ばれる男から、アイヌが隠した埋蔵金の存在を聞かされます。そして、アイヌ少女・アシリパとの出会いを経て、埋蔵金の在り処を示す刺青人皮の入手と、金塊強盗事件に関わるアシリパの父の真相を探るために、2人は北海道全体を巡る旅に出ます。
旅先では、それぞれの目的でアイヌの金塊を狙う第七師団や土方一派、刺青人皮の囚人たちとの対立や共闘を経ながら、杉元一行は着実に刺青人皮を入手していき、旅の目的地・網走監獄に辿り着きます。後に第七師団による網走監獄の襲撃により、アシリパと離れ離れになった杉元は、アシリパを追って樺太(サハリン島)へ向かいます。
ゴールデンカムイのおすすめ名物ジビエ料理・食事シーン一覧~鍋編~
ゴールデンカムイで登場した鍋は味噌味がベースで、当時アイヌ人に馴染みのなかった味噌を見たアシリパが、「オソマ」と呼び嫌悪しながら変顔を披露していました。以下では、アシリパが味噌の旨みに目覚めるきっかけを作った、ゴールデンカムイのおすすめ名物ジビエ料理・食事シーン一覧・鍋編を紹介します。
ジビエ料理・食事シーン一覧①なんこ鍋
馬の腸をみそ仕立てに煮込んだなんこ鍋は、家永カノによって振る舞われた空知地方の郷土料理です。ゴールデンカムイでは、江渡貝の家に集結した杉元一行と土方一派でモツ鍋を囲みながら、のっぺら坊が収監されている網走監獄到達までの計画が立てられました。しかし、彼らがなんこ鍋を囲む江渡貝の家は、後に居場所を突きつけた第七師団の襲撃に遭い、一行は2手に別れて行動する羽目になりました。
ジビエ料理・食事シーン一覧②馬肉の桜鍋
ゴールデンカムイの桜鍋は、牛肉の代わりに馬肉を使用したみそ仕立てのすき焼風です。桜色に変化した馬肉を溶き卵にくぐらせて食べる、アシリパも大満足の一品です。馬肉は、第七師団から強奪した軍馬を屠殺・食用肉にした物です。味噌など粘性のある茶色の調味料を「オソマ」と嫌悪していたアシリパが、桜鍋を食べて味噌の旨みに感激するシーンなど、数々の名シーンが生まれた料理です。
ジビエ料理・食事シーン一覧③ラッコ鍋
ゴールデンカムイでは、独特の匂いと表現されたラッコ鍋は、その匂いが欲情を刺激するとアイヌの間で言い伝えられている危険な鍋です。そのような言い伝えから、アイヌでは、男女の数を均一にしてラッコ鍋を囲みますが、ラッコ鍋が登場したシーンでは杉元ら男性陣しかおらず、鍋を堪能した後にラッコ鍋の匂いの影響による騒動が巻き起こりました。
ゴールデンカムイのおすすめ名物ジビエ料理・食事シーン一覧~揚げ・焼き編~
サクッカリッとした食感や、塊肉や魚を豪快に焼き上げた料理まで、様々な食材・調理方法を用いた料理が注目されるゴールデンカムイのおすすめ名物ジビエ料理・食事シーンの揚げ・焼き編を紹介します。
ジビエ料理・食事シーン一覧①鯱の竜田揚げ
新鮮な鯱の肉を鯱の脂肪から抽出した油で揚げた竜田揚げは、サクサクに揚げられた衣が食欲をそそる料理です。ゴールデンカムイの時代である明治後期では、本州でもクジラ肉が食されていましたが、鮮度の落ちやすさから、一部の部位しか口に出来なかったと言われています。
ジビエ料理・食事シーン一覧②子持ち昆布の串揚げ
片栗粉をまぶした子持ち昆布を、鯱の竜田揚げの油でカラッと揚げた串揚げも、サクッ・プチッの食感がクセになる塩味が効いたアシリパも大満足の絶品料理です。ゴールデンカムイでは、杉元が猫舌であることが判明したシーンでもあります。
ジビエ料理・食事シーン一覧③イトウの塩焼き
厚みのある皮が特徴のイトウは、皮面をこんがり焼き上げることで柔らかくなり、香ばしさが口いっぱいに広がります。ゴールデンカムイで登場したイトウは、杉元より大きい巨大な魚に描かれ、塩焼きでは杉元・アシリパ・白石が同時にかぶりついてイトウを堪能しました。
ジビエ料理・食事シーン一覧④エゾシカのヒレ肉丸焼き
エゾシカのヒレ肉は、鹿の背中部分にあたり、シカ肉で一番美味しい部位と言われています。ゴールデンカムイでは、生肉を食べ慣れない和人のために、塩で下味を付けて炙った丸焼きが登場した、現代人にもおすすめのジビエ料理です。また、ゴールデンカムイでは、生ものを食べ慣れているアシリパが、エゾシカの内臓を杉元・白石に振る舞うシーンも描かれ、初めて食べる食材に2人は戸惑いの表情を浮かべていました。
ジビエ料理・食事シーン一覧⑤熊の心臓の丸焼き
マタギ・二瓶鉄造が振舞った熊の心臓の丸焼きは、串刺しにした心臓を直火で豪快に炙ったニヘイゴハンです。また、ゴールデンカムイでは、熊の血と腸で作ったブラッド・ソーセージもニヘイゴハンとして紹介されており、熊本来の風味を余すことなく味わえるジビエ料理でしょう。
ゴールデンカムイのおすすめ名物ジビエ料理・食事シーン一覧~その他~
ゴールデンカムイでは、現代でも親しまれている北海道の郷土料理から、和人には馴染のない食材を使用したアイヌ料理がふんだんに登場しており、食文化に対する興味を引き立たせています。以下では、アイヌ独特の食文化が反映されたゴールデンカムイのおすすめ名物ジビエ料理・食事シーンを紹介します。
ジビエ料理・食事シーン一覧①エゾシカのライスカレー
ゴールデンカムイで度々登場するエゾシカ肉はグルメパートの定番食材であり、札幌の洋食屋で振る舞われた、ライスカレーのお肉に使用されています。この場面でも、ライスカレーを前にアシリパが変顔を披露するも、杉元に「食べてもいいオソマ」と説得されていました。
ジビエ料理・食事シーン一覧②松前漬け
江戸時代後期の松前藩発祥の松前漬けは、ニシンの卵・数の子とスルメ・昆布をしょう油ベースの調味液に漬け込んだ郷土料理です。ニシンが豊富に獲れた北海道を舞台にしたゴールデンカムイの松前漬けは、安価で手に入る数の子をふんだんに使用した贅沢な一品でした。
ジビエ料理・食事シーン一覧③アザラシの肉の塩ゆで
アザラシ肉の塩ゆでは、風味の濃いアザラシの肉をしっかり煮込んで臭みを取り除いたシンプルな料理です。アザラシの肉は、良質なタンパク質と脂肪分が多く、寒さの厳しい地域では重宝されている栄養価の高い食材です。ゴールデンカムイでは、アシリパによって仕留められ、お肉だけでなく、肺や肝臓、脳も余すことなく食されていました。
ジビエ料理・食事シーン一覧④エゾシカの脳みそ
アシリパの好物であるエゾシカの脳みそは、新鮮な脳に塩をまぶして食べるのが定番で、ゴールデンカムイでは、杉元・白石・牛山・尾形が食しています。和人には馴染のないアイヌ料理で、杉元や白石のように、好き嫌いがハッキリ分かれやすい食べ物です。食する時は、頭蓋骨の上部を切り抜き、匙ですくうようにしていました。
ジビエ料理・食事シーン一覧⑤ニシン漬け
刺青人皮の囚人・辺見和雄のいるニシン番屋で、杉元・アシリパに振る舞われたニシン漬けは、寒さの厳しい地域の冬の保存食として作られる北海道の名物です。ニシン漬けは、身欠きニシンと米麹で作られ、北海道だけでなく、東北地方でも作られている漬物です。
ジビエ料理・食事シーン一覧⑥イトウの目玉
ゴールデンカムイのジビエ料理で、塩をかけた脳と共に登場回数の多い目玉の中でも、巨大魚・イトウから獲った目玉は、杉元の手と同じサイズ感に描かれ、作中ではしゃぶりつきながら食べていました。現代では、マグロの目玉が家庭で購入することができ、煮つけや塩焼きなどにして食べられています。
ジビエ料理・食事シーン一覧⑦イトウの刺身
脂身の多さから「川のトロ」と呼ばれ、鮭より臭みが少ないことが特徴です。杉元・白石共に絶賛の食材です。捌く時に剥いだ皮は、アイヌでは服の材料として活用されています。
ジビエ料理・食事シーン一覧⑧鮭のルイぺ
内臓を取り除いた鮭を立木に吊るして半冷凍させた鮭のルイぺは、寒い時期にしか食べられないアイヌ料理です。ルイぺとは「とけた食べ物」を意味し、サクサクした歯ごたえと、口の中でとろける不思議な食感がクセになるアイヌ料理の珍味です。
ジビエ料理・食事シーン一覧⑨オオワシの足
メスだと体長2mも成長すると言われるオオワシは、ゴールデンカムイでは、アシリパの手で余すことなく調理され、オオワシの足は、杉元・白石に振る舞われました。しかし、食べ慣れない鳥の足や、グローブのようなサイズ感で、かぶりつくのに苦労していました。
ジビエ料理・食事シーン一覧⑩カジカのキナオハウ
野菜がたくさん入った汁物を意味するキナオハウに、素焼きにしたエゾハナカジカを加えた鍋料理。ゴールデンカムイでは、昆布と野菜の出し汁で具材を煮込んでいましたが、杉元は味噌味に変えても美味しいのではと絶賛した一品です。冬のカジカは、脂がのっており、旨みが凝縮。
ジビエ料理・食事シーン一覧⑪カワウソ肉の汁物
ゴールデンカムイでは、カワウソも食する場面も描かれ、カワウソ肉の汁物が登場しました。カワウソ肉は、クセが強いため、干しプクサ(行者ニンニク)で下味をします。脂身がほどよく溶ける上品な味わいが食欲をそそります。ウサギより脂肉多め。杉元がカワウソの頭を煮込んだ料理を食するシーンがインパクトでしょう。
ジビエ料理・食事シーン一覧⑫ニシン蕎麦
杉元が絶賛したニシン蕎麦は、身欠きニシンの甘露煮を蕎麦にトッピングした京都発祥の料理です。北海道でも、ニシンが豊富に獲れたことから蕎麦屋で振る舞われるようになり、杉元好みの濃い目の汁が特徴です。北海道の多くの蕎麦屋で食することが出来るおすすめ名物。
ジビエ料理・食事シーン一覧⑬クンネ・エチンケのオハウ
アオウミガメ(クンネ・エチンケ)を使った汁物で、鶏肉のような食感に、臭みのないトロトロ汁が特徴のあっさりした味わいです。ゴールデンカムイでは、薄めた海水・昆布・煮干しでとった出し汁に、アオウミガメの肉・内臓・お腹部分の甲羅を細かく刻んだもの、オカヒジキを煮込んだ汁物が登場しました。
ゴールデンカムイの名物ジビエ・アイヌ料理の再現レシピ
見ているだけで思わず「ヒンナ」と叫びたくなるような料理の登場も、ゴールデンカムイのおすすめポイントです。以下では、ゴールデンカムイに登場した名物ジビエ・アイヌ料理を、スーパーやネット通販等で入手できる材料で代用した再現レシピを紹介します。
再現レシピ①ウサギのチタタプのスープ
ウサギのチタタプのスープは、まずウサギの肉、行者ニンニク、しめじ(オシロイシメジ)とヒラタケ(エゾマツタケ)を用意します。まず、ウサギの肉と行者ニンニクをぶつ切りにし、それらに塩を少々加えてたたき・チタタプします。根気よくたたき続けることで、つみれ状に変化していきます。そして、団子状に丸めたら、沸騰した鍋に投入して火を通し、灰汁を取り除きながら中まで火を通します。
肉団子に火が通ったら、きのこを投入し、仕上げに行者ニンニクをいれてひと煮立ちさせたら完成です。チタタプに使用するお肉は、ウサギ以外のお肉でも美味しく作ることができるおすすめの再現レシピです。
再現レシピ②カネ餅
家庭にある代用品を使ったカネ餅の再現レシピでは、材料に上新粉・お湯、お好みで味噌やクルミを、道具類は、クッキングシートを準備します。まず、ボウルに上新粉・お湯を入れ塊になるまでよく捏ねます。次に味噌とクルミを生地に練り込んだら、タネを丸型・楕円形に形を整えて、長方形に切ったクッキングシートで包み込み、オーブンで焼き上げたら完成です。
ゴールデンカムイでは、タネを葉っぱで包み、囲炉裏の灰の下に入れて蒸し焼きにして作られていました。また、カネ餅の丸型(太陽)楕円形(月)には、縁起を担ぐ意味が込められており、2個1組を持って山に入ります。また、カネ餅は、日露戦争に出征した杉元が谷垣から振る舞われた保存食でもあり、ゴールデンカムイに登場した料理で最も人気の高い食べ物です。
再現レシピ③クマの炙り焼き
ニヘイゴハンに登場したクマの炙り焼きは、ヒグマの心臓部分と入手困難な食材なので、再現レシピでは、ネットで購入できるクマ肉を使用した炙り焼きを紹介します。炙り焼きには、ゴールデンカムイのマタギ・二瓶の調理方法を再現するべく、バーべキューコンロなどを使用して直火焼きにすることや、味付けは塩味にすることで、よりニヘイゴハンのクマの炙り焼きに近い味わいを堪能できるでしょう。
クマ肉は、ジビエ肉を取り扱う通販サイトを通じて購入することができ、調理時には、内部までしっかり火を通して美味しくいただきましょう。
再現レシピ④イチャニウのオハウ
春で一番美味しいサクラマスの汁物・イチャ二ウのオハウは、家庭でもその味を再現できゴールデンカムイのおすすめレシピですが、今回はスーパー等で入手しやすい鮭を代用した再現レシピを紹介します。まず、材料に、鮭の切り身(または半身)とアラ、行者ニンニク、フキを用意します。まず、鮭のアラの汚れを取り除き、鮭の切り身をやや大きめに切り分けます。次に、フキを水で軽く洗ったら、皮を剥いて5cmくらいに切り分けます。
材料を切り終えたら、鉄鍋に鮭の切り身とあら、フキ、水洗いした行者ニンニクを敷き詰め、水を加えたら火にかけて煮立たせます。途中で灰汁が出てくるのでその都度丁寧に取り除きます。食材全体に火が通ったら、塩で味付けして完成です。
再現レシピ⑤エゾシカの塩焼き
ジビエ肉で流通量が多いエゾシカ肉は、部位によって安価で購入することができるおすすめ食材です。エゾシカは、火を通す前に塩で下味を付けることで、旨みが凝縮され味わい深くなります。ゴールデンカムイ定番の食材・エゾシカは、塩だけで下味を付けて焼き上げたソテーがおすすめです。
再現レシピ⑥子持ち昆布の串揚げ
プチッとした食感とほのかな塩味が食欲をそそる子持ち昆布の串揚げも、家庭で味わえるゴールデンカムイのおすすめ再現レシピです。まず、材料となる子持ち昆布は、通販で購入することができ、品物によって安価で手に入る商品も取り揃えられています。子持ち昆布の串揚げのレシピは、ゴールデンカムイと同様に串刺しにした子持ち昆布を片栗粉でまぶし、油でカラッと揚げるだけの簡単手順です。
再現レシピ⑦松前漬け
寒い季節に作られる松前漬けは、ゴールデンカムイでも登場した北海道の名物料理で、食材が入手しやすい再現レシピの1つです。松前漬けには、数の子・スルメ・昆布は必ず用意し、お好みで人参やショウガも加えても美味しくできます。まず、調味液となる酒・しょう油・みりんを鍋に入れて煮立たせ、火からおろして粗熱を取ります。
その間に、スルメ・昆布は、乾燥状態のまま濡れ布巾で表面の汚れを落とし、キッチンハサミで細切りにし、人参・ショウガも同様に細切りにします。数の子は、食べやすい大きさに切り分け下ごしらえをします。具材を調味液に浸したら、冷蔵庫などの暗所で1週間ほど保存し、味が染み込んだら食べごろです。
ゴールデンカムイのジビエ料理に関する感想や評価
ジビエ料理ならではの豪快な肉料理や、魚介を使用した旨みたっぷりの郷土料理まで、ゴールデンカムイは、ストーリーだけでなく、美味しそうな料理の登場や食に対するアイヌ人の思想にも着目して描かれています。現代では珍しいアイヌ料理や北海道の名物など、グルメ漫画としても注目されているゴールデンカムイのジビエ料理に関する感想や評価を以下に紹介します。
感想1:作中の料理を見て食欲がそそらえる
桜鍋食べてるの見たら食べたくなってきた(笑)
— つかさ (@Tsuka0416) August 11, 2018
明日食べに行くかな?#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/c1iaYQKuuV
グルメ漫画としても注目される「ゴールデンカムイ」には、珍しいアイヌ料理や、食欲をそそられる鍋物やジビエ料理など、実際に食べてみたいを思わせてしまう不思議な魅力が詰まっています。そして、ゴールデンカムイに登場した料理に影響を受けて、ジビエ肉を使用した料理に挑戦したり、お店に足を運んでジビエ料理を堪能するなど、食に対する関心が高まりつつあります。
感想2:料理を通じてゴールデンカムイの世界を満喫
イセポ(うさぎ)のオハウ✨
— とむ@ひのパレ21代目ミスター土方 (@tom_21hijikata) May 25, 2019
プクサ(行者ニンニク)も美味しい😋
蝦夷鹿の塩焼きは臭みがあまり無く(馬刺しと比較して)ぺろりといける❤冬は油がのって美味しいんだって!
そして限定の金カムのお酒と徳利とお猪口も見せて頂いたよ!
#ゴールデンカムイ#アイヌ料理 pic.twitter.com/D5ahTuodTt
ゴールデンカムイに登場するアイヌ料理は、アシリパの好物である塩をかけた脳のように、現代の食生活では馴染のない食材が多く紹介されています。一方で、再現レシピで紹介したウサギのチタタプのスープやイチャニウのオハウのように、ゴールデンカムイを通じてアイヌ料理に挑戦するなど、食べ物を通じてゴールデンカムイの世界を楽しむファンも見られます。
感想3:食の大切さを考えさせられる言葉
#漫画 #ゴールデンカムイ#アイヌ
— マキさん@元AD📺⚽️🇮🇹🚲 (@maki_sutekiyan) July 16, 2018
#ヒンナ =食事に感謝する言葉
命を頂く事、食事が出来る事、自然への感謝の気持ちがあってこそ「美味しい」と思える。
今の時代にすごい大切な言葉だと思うから
これからは、まいうーの代わりにヒンナ使お。 pic.twitter.com/ZfViVRgBHE
ゴールデンカムイの食事シーンにて、美味しいという意味で「ヒンナ」という言葉が頻繁に登場します。「ヒンナ」とは、アイヌ語で食に対する感謝の言葉を表します。ゴールデンカムイでは、仕留めた獲物を解体し、内臓まで余すことなく食する場面が描かれており、これらを通じて食に対する感謝の気持ちや、命を頂いた動物達に対する責任の取り方など、食の大切さも考えさせられる奥の深い漫画作品です。
ゴールデンカムイのジビエ・アイヌ料理一覧まとめ
ゴールデンカムイの名物おすすめジビエ・アイヌ料理一覧や食事シーン、ゴールデンカムイに登場した料理の再現レシピを紹介しました。珍しい料理の登場だけでなく、それらを美味しそうに食べるキャラクター達の姿にも注目されるゴールデンカムイは、作品を通じてジビエ料理に対する興味や関心を作るきっかけとなっています。