2019年04月17日公開
2019年04月17日更新
【ゴールデンカムイ】ヒンナヒンナの意味とは?元ネタや本当の意味を考察
ゴールデンカムイというアニメの言葉に使われている「ヒンナヒンナ」の意味とはどのような内容なのか紹介していきます。このヒンナヒンナは元ネタはアイヌの言葉として使われていた可能性が高まっています。このゴールデンカムイという漫画自体はあまり知られていない作品でした。しかし漫画大賞2016年にノミネートされたことから、一躍名が知れ渡りました。独特な世界観で描かれているアニメとなっていますので、是非チェックしてみてください。
ヒンナヒンナが登場する漫画ゴールデンカムイ
ヒンナヒンナという言葉が登場する漫画でもある「ゴールデンカムイ」に関して紹介していきます。ゴールデンカムイに登場してくる中の一つで「ヒンナヒンナ」という言葉が使われています。その言葉が一体どのような意味であるのかという事に関して紹介していく前に、ゴールデンカムイの作品情報や大まかなあらすじについても解説していきますので是非チェックしてみてください。
ゴールデンカムイの作品情報
ゴールデンカムイの作品情報に関して紹介していきます。ゴールデンカムイの原作者は野田さとるさんという方です。そしてこの漫画のジャンルはサバイバルバトルであり、「週刊ヤングジャンプ」にて2019年現在も連載されている作品となっています。2014年から連載が開始されており5年目に突入することになります。累計発行部数は現在900万部を突破しており、今後も記録は更新していくことが予想されています。
このアニメは2014年連載が開始されていると上記で紹介しましたが、舞台となっているのは明治時代となっています。そして樺太という場所がメインで描かれている作品となっています。テレビアニメでも放送されており、第一期は2018年4月から6月までの二か月間でした。そして人気から第二期も放送されており2018年の10月から12月からまでとなっていました。
ゴールデンカムイのあらすじ
ゴールデンカムイの簡単なあらすじを紹介していきます。この物語は日露戦争が終了した直後となっていました。不死身の男として目されている杉本はお金が欲しいという目的を持っていました。そして出稼ぎに北海道まで向かう事となります。出稼ぎをしに行った杉本でしたが、そこでふと埋蔵金があるという話を耳にします。しかしそれは元々アイヌが所有していた埋蔵金であることが判明しました。
しかしアイヌ民族の宝が「のっぺらぼう」と言われている男に奪われてしまったのでした。更にのっぺらぼうはアイヌ民族の宝でもある埋蔵金をどこかに隠してしまい、探さなければいけない状態となります。埋蔵金を奪ってしまったのっぺらぼうは当然捕まります。事情聴取をのっぺらぼうは受けますが、埋蔵金の事に関しては一切喋らず黙り込んでいました。しかし密かにのっぺらぼうは外部の仲間と連絡を取っていました。
のっぺらぼうは更に囚人たちに埋蔵金が隠されている暗号を体に書き残しました。囚人たちを脱獄させて、埋蔵金の発見を促します。杉本はそんなとき囚人たちと偶然遭遇することとなります。埋蔵金があることを確信した杉本は、ある人物に協力を求めました。それはアイヌ人でもあるアシリパという少女でした。コンビが結成されることとなりますが、埋蔵金の話は瞬く間に色々な人に知れ渡り狙う者も多くなってしまうのでした。
アイヌについて
この漫画に登場してくるアイヌとは一体何かという事に関して解説していきます。アイヌとは現実にもいた北海道の先住民族です。主に活動していた時代は17世紀から19世紀にかけてだと考えられています。アイヌ民族は元々全国的にも少なく、北海道内だけでも2万人ほどしかいませんでした。生活スタイルとしては歴史の中でも伝統的なものとなっている狩りです。魚介類や動物を狩って主食にしていたと言われています。
アイヌ民族には文字というものが存在しておらず、情報の伝達や共有をしっかり行わなければいけないという事になります。アイヌ民族は北海道に住んでいることから、自然の寒さをしのいできたアイヌ民族は素晴らしい先住民であることが考えられます。文字はありませんが、アイヌ語という言葉は存在していたことも判明しています。
ヒンナヒンナの意味とは?
それではゴールデンカムイの中で登場してくるヒンナヒンナという言葉の意味を紹介していきます。先ほどはこの映画のあらすじや作品情報、そしてアイヌとは一体どのようなものなのかという事に関して解説していきました。ヒンナヒンナという言葉は普段日常生活では全く使わないでしょう。この漫画でヒンナヒンナの意味を知った人も多いと考えられますので、改めてチェックしてみてください。
ヒンナヒンナのはアイヌの言葉
ヒンナヒンナとはアイヌの言葉なのではないかという見解がされています。実際にゴールデンカムイの中で食べ物を口にする際に「ヒンナ」という言葉を使っています。これはアイヌ民族でもあったアシリパが使っており、それを杉本が言葉の意味を質問しました。そのような事から考えても色々な意味で食べ物が何かを関係しているのではないかと判断することができます。
ヒンナヒンナの意味①美味しい?
ゴールデンカムイの中でヒンナヒンナという言葉の意味とは美味しいなのではないかと考えている人が多くいました。実際の漫画シーンの中でもアシリパは食べ物を口にする際にその言葉を言っています。そのため美味しいという考え方が一般的なものです。しかしこの漫画では美味しいという意味として使われていないという事が判明しています。
ヒンナヒンナの意味②食べ物への感謝
ヒンナヒンナの意味とは食べ物への感謝であることが判明しています。現実的な考え方をすると「いただきます。」という形に近いのではないかと考えられます。実際に感謝するのは食べている時に言うものだとアシリパが言いました。「ヒンナヒンナ」と連続して使う場合もありますが、一回だけ言って食べ物に感謝する場合も漫画にはあります。漫画を読む際には是非注目してみてください。
ヒンナヒンナは女性が使う
ゴールデンカムイという漫画の中でヒンナヒンナという言葉は女性が使うということが分かっています。実際に女性と男性で使い分ける言葉が異なっています。女性は「ヒンナ」ですが、男性は「イヤイライケレ」という言葉を使います。男性も同様で感謝をする際によく使う言葉となっていますが、この漫画ではクラスによって使い分けるもこともあることが判明しています。
ヒンナヒンナの元ネタ
ヒンナヒンナの元ネタに関して紹介していきます。ヒンナヒンナ自体はゴールデンカムイという漫画から始まっているということが分かっています。そしてこの言葉は他の漫画でも使われていることが分かっています。ヒンナヒンナは食べ物に感謝の言葉を伝えるために言う言葉で、非常に良い事だなと考えられます。とはいっても現実ではあまり使えない言葉なので、心にとどめておくくらいで良いでしょう。
ヒンナヒンナの元ネタはゴールデンカムイ
ヒンナヒンナが初めて使われたのはゴールデンカムイという漫画からでした。ということはこの記事で記載している漫画が一番初めにこの言葉を使ったという事になります。アシリパが食べ物を口にする際の画像も上記に貼り付けていますが、この漫画を見て初めて知った方も多いでしょう。アイヌ民族が使っていたという言葉からしても、歴史あるものだなと感じることができるのも特徴となっているでしょう。
ヒンナヒンナはポプテピピックにも登場
2014年に連載されたポプテピピックという漫画にも登場しました。ヒンナヒンナは「ポプテピピック」から使われた言葉なのではないかと感じる人もいたと考えられますが、実際の元ネタは上記でも紹介しましたが、ゴールデンカムイとなっています。ポプテピピックは大川ぶくぶさんという方の4コマ漫画が大人気となり、そこから始まった作品となっています。アニメ化もされてシリーズ4まで放送されるほどの人気作品となります。
ヒンナヒンナのゴールデンカムイの名言集
ヒンナヒンナという言葉が使われた元ネタの漫画でもあるゴールデンカムイの名言集に関して解説していきます。ヒンナヒンナの意味とは「感謝」や「いただきます」の代用として使われていたことが明らかになりました。元ネタでもあるゴールデンカムイという漫画には他に名言がたくさん生まれています。漫画やテレビアニメをチェックしてる人には聞いたことのある名言もあるかと考えられるので、是非チェックしてみてください。
ゴールデンカムイの名言①「全部食べて全部...」
ゴールデンカムイの名言として「全部食べて全部忘れるな!!それが獲物に対する責任の取り方だ」という名言があります。食べ物(獲物)に関してアイヌ人は非常に関心を持っていました。この漫画の中では鹿を捕獲して食料にしようとしていました。自ら獲得したものを自分が食べていることを忘れてはいけないという気持ちを叫んでいるという事になります。この時杉本はアシリパにビンタされてこの名言を食らいました。
ヒンナヒンナの意味は食料に対する感謝でそれを元ネタに使われていますが、この漫画は何かと食料に対する感謝の気持ちを述べる部分が多々あります。普段の日常生活で「食」というのはとても大事です。肉類や魚類は自ら捕獲してそれを食料としています。お腹いっぱいでも命を奪って人間は自分の命を繋げています。色々な意味で生きることを改めて考えさせられる漫画となっています。
ゴールデンカムイの名言②「一発で決めねば殺される...」
ゴールデンカムイの名言として「一発で決めねば殺される 一発だから腹が据わるのだ」という言葉がありました。これは狩りをするときなどに使われる名言なのではないかと考えられます。銃弾が一発しか残っていない状況の場合は、必ずそれを命中させなければいけないという事になります。狩りというものは生きるか死ぬかを左右させるものとなっています。考え方を変えて割り切ることで、それに集中することができます。
ゴールデンカムイの名言③「俺がくたばる時は...」
ゴールデンカムイの名言として「俺がくたばる時は安らかに死なせて貰おうなんてつもりは毛頭ない」という言葉がありました。これは主人公でもある杉本が言い放った名言となっています。これは杉本の生き方やプライドにかけて発言したものであり、日露戦争を生き残ったことからより説得力が生まれています。杉本は自分も人を殺しているから、相手に殺害される覚悟も出来ているということになります。
ゴールデンカムイの他の名言
ゴールデンカムイに使われた他の名言を一部紹介していきます。まず一つに「必要な額のカネが手に入ったから「いち抜けた」なんてそんなこと……俺があの子にいうとでも思ってんのかッ」これは主人公でもある杉松が競馬場を舞台とした際に言い放ったシーンとなっています。杉本がお金を競馬場で一気に手に入れたらどうするのかという真意に基づいて話している名言であると言えるでしょう。
続いての名言としては「弱い奴は食われる」というものです。漫画の中でもこの言葉は複数使われており、色々な意味で共感しやすい言葉なのではないかと考えられます。弱肉強食という言葉が一番ピッタリといえるでしょう。現実でもこのような生活環境は数多く存在しており、実力主義の会社はそうなってしまうパターンが多いです。
ヒンナヒンナに関する感想や評価は?
ヒンナヒンナに関する感想や評価に関して解説していきます。この漫画は元ネタとして使われたり、名言がたくさん生まれたりしているなど反響が高い作品となっています。この漫画を実際に観た方はどのような感想を抱いているのかという事に関してまとめて公開していきます。Twitterでは漫画の中でも最近急上昇している作品となっておりますので、沢山感想が呟かれていますので是非チェックしてみてください。
テラスモール湘南にあるパンケーキ専門店でブルーベリークリームチーズパンケーキを食べた。酸味が効いててヒンナヒンナ。 pic.twitter.com/mLIRJH5ueP
— 長田ミカサ (@osadamikasa) April 16, 2019
ヒンナヒンナという言葉をゴールデンカムイの漫画の中で、食べ物を感謝している時に使っているものであることがわかりました。実際にTwitterの中でも「ヒンナヒンナ」という言葉が食べ物の画像と共にアップしている写真が多くありました。この方は美味しそうなパンケーキの画像をアップして「ヒンナヒンナ」という言葉を呟いています。ヒンナヒンナの意味合いとしては非常に良いのではないかと考えられます。
これがニリンソウ!アシリパさんはこれ食べるんか…
— ちひろさん (@Chihiuo) April 8, 2019
ヒンナヒンナ! pic.twitter.com/fLYn8iNvoy
この方はゴールデンカムイの中でアシリパが実際に食べていたニリンソウの画像を載せてツイートをしていました。画像を実際にチェックしてみるとあまり美味しいとは思えないようなものとなっています。現在の人間が食べるものではありませんが、色々な意味で食べ物を感謝するという事は改めて大事という事になっていきます。
ヒグマの肉〜
— むらまさ (@muramasa_ite) April 7, 2019
ヒンナヒンナ pic.twitter.com/3vTQXUWvL4
これはかなり食テロのような形のツイートになっています。実際にゴールデンカムイの元ネタとしてこの言葉が使われています。「ヒンナヒンナ」とTwitterで検索するとこのように食べ物がアップされている内容がたくさんあります。しかしヒグマの肉がこのように食べられるという事に驚いている人も多いのではないかと考えられます。
ヒンナヒンナの意味まとめ
ヒンナヒンナの意味まとめを紹介していきました。ゴールデンカムイが元ネタとなっている言葉となっていましたが、この言葉がアイヌという先住民が使っていた言葉となっていたことが明らかになりました。大人気アニメとなっているゴールデンカムイやポプテピピック等は現在も好評となっていますので、是非チェックしてみてください。なかなかユニークのある絵柄となっていますので年齢層は若い方には特におすすめできます。