【ゴールデンカムイ】不死身の杉元はなぜ死なない?モデル・元ネタは舩坂弘軍曹?

「ゴールデンカムイ」の主人公で「不死身の杉元」と言われる杉元が、なぜ死なないのか?について見ていきます。杉元は強い敵と戦う時に「不死身の杉元だ」と叫び、重傷を負っても回復します。ここでは、その理由と「不死身の杉元」のモデル・元ネタと言われる、実在の人物・舩坂弘軍曹について考察します。舩坂弘軍曹は太平洋戦争時に「不死身の分隊長」と呼ばれました。その理由・エピソードを杉元のエピソードと共に紹介します。

【ゴールデンカムイ】不死身の杉元はなぜ死なない?モデル・元ネタは舩坂弘軍曹?のイメージ

目次

  1. 不死身の杉元とは?
  2. 不死身の杉元はなぜ死なない?
  3. 不死身の杉元のモデル・元ネタ
  4. 不死身の杉元のモデルの舩坂弘軍曹の伝説
  5. 不死身の杉元が名前を呼ぶ理由や死を考察
  6. 不死身の杉元に関する感想や評価
  7. 不死身の杉元についてまとめ

不死身の杉元とは?

ゴールデンカムイの作品情報

アニメ「ゴールデンカムイ」に登場する杉元とは主人公で、杉元佐一という元日本陸軍の兵士で「不死身の杉元」と言われているキャラクターです。アニメ「ゴールデンカムイ」は、明治の北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金を巡る男たちの争奪戦を描くアニメです。熾烈なバトルの中で、アイヌの文化を忠実に描いたこのアニメは、激しいバトルとアイヌのロマンの両面で楽しめる作品と言われています。

ここでは、アニメ「ゴールデンカムイ」の杉元がなぜ死なないか?についてと、「不死身の杉元」のモデル・元ネタと言われる実在の人物で、第二次世界大戦に従軍した軍人・舩坂弘軍曹について紹介します。

ゴールデンカムイの概要

「ゴールデンカムイ」は、週刊ヤングジャンプで連載中の漫画です。作者は野田サトルで、2014年の8月から連載が始まりました。2019年の6月現在で18巻が発売されています。2018年にはアニメ化され、第1期が2018年の4月から6月まで、第2期が2018年の10月から12月まで、TOKYO MXなどで放送されました。

ゴールデンカムイのあらすじ

アニメ「ゴールデンカムイ」は、日露戦争に従軍経験のある、元日本陸軍の兵士が主人公で、杉元佐一と言います。杉元は軍を除隊した後、幼なじみで想い人の梅子の眼病治療のため、金を稼ごうと北海道へやってきました。砂金を採取していたところ、杉元はアイヌには埋蔵金があると知りました。ここから杉元は埋蔵金を巡る争いに自ら突入していきます。

アイヌの埋蔵金の場所は、網走監獄の脱獄囚たちの体に掘られた入れ墨に示されていると知った知った杉元は、脱獄囚たちを探すことになりました。そんな中、ヒグマに襲われた杉元を助けたのが、今作品のヒロイン・アシㇼパです。アイヌの少女・アシㇼパは、杉元を救い出しました。アシㇼパは少女とはいえ、非常に腕のたつ狩人です。杉元は、埋蔵金に絡んで父を殺されたアシㇼパと行動を共にします。

杉元は、埋蔵金を狙う男たちとの戦いに明け暮れます。そんな中で杉元は自らを「不死身の杉元」と呼び、自らを奮い立たせます。埋蔵金を巡る壮絶な戦いが繰り広げられる物語の中で、当時のアイヌの人々の生活が忠実に、繊細に描かれていきます。アニメ「ゴールデンカムイ」のあらすじを紹介しました。ここからは、主人公「不死身の杉元」が死なない理由や、杉元のモデル・元ネタとされる人物についても紹介します。

不死身の杉元の基本情報

「ゴールデンカムイ」の主人公・杉元佐一は、元日本陸軍の軍人で、元第一師団の特別支援隊(白襷隊・しろだすきたい)の隊員でした。年齢は20代の前半、顔を縦に横断する傷跡があります。戦闘において鬼神のような働きをする杉元は、瀕死の重傷を負っても次の日には戦場を駆け巡るという回復力を見せることから「不死身の杉元」と呼ばれています。軍を除隊した後も軍帽を着用し、陸軍の銃や銃剣を持ち、武装しています。

軍帽は入浴中でも外しません。「不死身の杉元」が生まれたのは関東、ある農村で育った杉元は家族全員を結核で失くし、感染拡大を防ぐための策として家を焼き、村を飛び出しました。そして杉元は陸軍入隊し、白襷隊(しろだすきたい)として日露戦争を戦いました。激戦の日露戦争を戦い抜き、杉元は大きな手柄を立てました。幼馴染で未亡人となった梅子の眼病を治す費用を得るため除隊し、アイヌの埋蔵金に関わっていきます。

『ゴールデンカムイ』公式サイト│集英社

不死身の杉元はなぜ死なない?

アニメ「ゴールデンカムイ」の主人公「不死身の杉元」は、何故死なないのか?ということについて、その死なない理由を見ていきます。

死なない理由①生きたいという思い

「不死身の杉元」が死なない理由は、杉元の生きたいという想いです。杉元は「生きたい」という気持ちが人一倍強いため、それが生命力の強さとなるのではないか?と言われています。

死なない理由②公言している

「不死身の杉元」が死なない理由の2つ目は、杉元本人が「俺は不死身の杉元だ」と公言しているからです。杉元は窮地に陥る度に「俺は不死身の杉元だ」と公言することで、その言葉が言霊となり、死ななくなるのだということです。

死なない理由③実力がある

「不死身の杉元」が死なない理由の3つ目は、杉元が誰にも倒されないだけの実力があるからです。実際、杉元の身体能力・戦闘能力はともに高く、そのため負けることがない、ということです。

死なない理由④作者の意向

「不死身の杉元」が死なない理由の4つ目は、作者の意向だと言われています。作者が杉元を死なせたくないから、杉元は死なないように描かれているという考え方です。単純に考えて主人公を簡単に死なせてしまうわけにはいかないということです。作者の意向次第で杉元は生かされも殺されもすると考えられています。

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不死身の杉元のモデル・元ネタ

ここまで、アニメ「ゴールデンカムイ」の主人公「不死身の杉元」が死なない理由について見てきました。ここで「不死身の杉元」にはモデル・元ネタがあるとされていることについて、見ていきます。

杉元のモデル・元ネタは舩坂弘軍曹

アニメ「ゴールデンカムイ」の主人公・杉元佐一のモデル・元ネタと言われているのは、舩坂弘(ふなさかひろし)軍曹です。舩坂弘は、第二次世界大戦時に日本陸軍の軍人として満州(現在の中国東北部)や、南方の激戦地パラオ諸島などで戦いました。舩坂弘軍曹が「不死身の杉元」のモデル・元ネタと言われている理由を見ていきます。

舩坂弘軍曹のモデル説①アダ名

舩坂弘軍曹が「不死身の杉元」のモデル・元ネタと言われている理由の一つ目、船坂軍曹は「不死身の分隊長」と呼ばれていました。舩坂軍曹も、何度も死ぬかもしれない状況に陥っても生還しています。そのような状況を繰り返しているうち、部下が「不死身の分隊長」と呼ぶようになったということです。

舩坂弘軍曹のモデル説②身体的特徴

舩坂弘軍曹が「不死身の杉元」のモデル・元ネタと言われている理由で、アダ名の他に体質に同じような特徴があったということがあります。バラオ・アンガウル島での戦いの時、舩坂は太ももに重傷を負いました。その傷を見た軍医は治療を諦め、手榴弾を船坂に渡しました。それは、自決するようにという意味でした。しかし舩坂は日章旗で止血しながら、一晩中這って味方の陣地に戻ったということです。

しかも次の日には足を引きずりつつ歩いたそうです。舩坂は幾度も死の危機に瀕してもその都度回復したということです。このように舩坂弘軍曹は、瀕死の重傷を負っても回復するという特徴があり、アニメ「ゴールデンカムイ」でも「不死身の杉元」の特徴として描かれています。

舩坂弘軍曹のモデル説③首に銃弾を受ける

舩坂弘軍曹が「不死身の杉元」のモデル・元ネタと言われている理由の最後は、舩坂が首に銃弾を受け、戦死とされた状態で回復したことです。杉元も「ゴールデンカムイ」の第1巻で、首を撃たれたという回想シーンがあります。杉元もそこから回復しています。何度重傷を負っても回復することについて舩坂は、次のように語ったそうです。

生まれつき傷が治りやすい体質であったことに助けられたようだ

ここまで、舩坂弘軍曹が「不死身の杉元」のモデル・元ネタだという理由について見てきました。アニメ「ゴールデンカムイ」の「不死身の杉元」と舩坂弘軍曹は、戦地で瀕死の重傷を負っても回復したという、同じようなエピソードが描かれていることが分かりました。

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不死身の杉元のモデルの舩坂弘軍曹の伝説

舩坂弘軍曹の伝説①一般兵

「不死身の杉元」のモデルで元ネタと言われる舩坂弘軍曹は、1920年に栃木県の農家の三男として生まれました。1941年に陸軍に入隊した舩坂は、満州の部隊に配属され、ソ連と満州の国境警備の任務に就きました。舩坂は、すでに銃剣術に優れ、剣道も有段者という猛者で、さらに小銃の名手でもありました。舩坂は、射撃と銃剣術の両方で表彰された唯一の兵士でした。

舩坂弘軍曹の伝説②パラオ・アンガウル島

パラオ・アンガウル島での戦いでの舩坂弘軍曹の戦いぶりを見ていきます。南方、パラオの島々を防衛するため舩坂が所属する部隊が島に到着したのは1944年でした。当時舩坂は23歳で軍曹でした。舩坂は15名を率いる分隊長となりました。同年9月ついにアメリカ軍2万の兵が島に上陸しました。アンガウル島を守備する日本軍は1400名、兵の数だけでも圧倒的な差があった日本軍は、まともに戦える状態ではありませんでした。

アンガウル島の戦いで舩坂は、太ももに銃弾を浴び、重傷を負ってしまいます。この出来事は、舩坂軍曹のモデル説②身体的特徴のところで紹介しました。軍医が見放した程の瀕死の重傷から回復した舩坂。ここからの舩坂の戦いぶりは、まさに「鬼神」のような働きで、目撃していた部下から「不死身の分隊長」と呼ばれることになりました。そんな舩坂ですが、首に銃弾を受けアメリカ軍の手に落ちます。

アメリカ軍によって戦死と判断され、軍医はここまで銃撃を受け負傷しながらも向かってきた舩坂を、日本の侍と称えたそうです。ところが舩坂は驚異的な回復を見せます。そしてアメリカ軍の捕虜となりました。

舩坂弘軍曹の伝説③ペリリュー島の捕虜収容所

アメリカ軍の捕虜となった舩坂は、ペリリュー島にある捕虜収容所に収容されました。瀕死の重傷を負い、何度倒れても向かってくる舩坂を「勇敢な兵士」と言い、恐れながらも称賛するのでした。しかし敵に助けられたと思った舩坂は、動けるようになると、ケガの程度が重い病室の警備の甘さをつき、収容所から逃走しました。舩坂は、日本兵の遺体を見つけ、銃弾の火薬を抜き取り、アメリカ軍の弾薬庫を爆破します。

大仕事をやってのけた舩坂は収容所に戻り、そ知らぬ顔で点呼を受けました。次に舩坂は、飛行場を破壊するため再び収容所を脱走しようとしますが、今回はクレンショー伍長に見つかってしまいました。クレンショー伍長は舩坂に、何度瀕死の状態に陥っても生還してきた舩坂は、神によって守られているのだから、決して自分で命を捨ててはいけないと諭しました。クレンショー伍長の説得によって舩坂は、戦いを止めました。

舩坂弘軍曹の伝説④帰国

圧倒的なアメリカ軍の戦力の前にアンガウル島は、1944年の10月19日に玉砕しました。舩坂軍曹の実家には舩坂が戦死したという報せが届きました。舩坂軍曹が日本に帰国できたのは、1946年でした。

舩坂弘軍曹の伝説⑤大盛堂書店の創業者

壮絶な戦争を体験した舩坂は、アメリカの圧倒的な力を目の当たりにしたことから、敗戦後の日本の復興にはアメリカの技術、文化を吸収する必要があると考えました。日本を豊かにする一助になればという想いで、舩坂は書店の経営を始めました。渋谷駅前に一坪の書店を開店し、戦地からの帰還兵として生かされた人生を日本のために捧げることを決意しました。後に、本のデパート「大盛堂書店」の創業者となりました。

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不死身の杉元が名前を呼ぶ理由や死を考察

考察①自分の名前を呼ぶ理由

杉元は事あるごとに「俺は不死身の杉元だ」と叫びます。杉元は、何故不死身という言葉を使うのか?について考察します。杉元が「俺は不死身の杉元だ」と叫ぶシーンを見てみると、ヒグマと戦った時、凍り付くような水に飛び込む時、そして二階堂兄弟と戦った時など、まさに死を覚悟させられるような場合に叫んでいることが分かります。しかしコミック10巻の鯉登少尉と戦った時を最後に言わなくなりました。

再び言ったのは、コミック15巻で岩息舞治と戦った時でした。「俺は不死身の杉元だ」と次第に叫ばなくなったということは、相手に向かって名乗るというより、杉元は自分自身に呼びかけていて、それは戦場での杉元と、日常の杉元は別人格だからだと言われています。

この言葉は、日露戦争従軍の経験から、いつ命を落としてもおかしくない壮絶な戦場で生き残るために「不死身の杉元」という人格に変わる呼びかけなのだということです。次第に呼びかけなくなったということは、杉元にとって大切な存在となったアイヌの少女・アシㇼパが側にいることで、変わる必要がなくなったからと思われています。

考察②肉弾との関連

アニメ「ゴールデンカムイ」の、鶴見中尉のモデルとされている元日本陸軍の軍人・櫻井忠温(さくらいただよし)が綴った「肉弾 旅順実戦記」という日露戦争の実戦記があります。その内容は、アニメで杉元や鶴見たちが経験した戦場での様子そのものです。経験したものにしか書けない、まさに地獄のような戦場の様子を、櫻井忠温は克明に描いています。

一方、そんな壮絶な戦場の中で櫻井は、上官と部下が家族のような親愛の情を抱くようになると書いています。櫻井は、上官が部下に愛情をかければこそ部下は上官を慕い敬うのだとし、そこに親愛の関係がなければ軍人として精一杯の働きはできないと書いています。戦場で櫻井は銃弾に倒れるのですが、その際、一兵卒が櫻井に「一緒に死にましょう」と言ったのでう、櫻井はその一兵卒を左の腕で抱いたそうです。

考察③一兵卒の死

櫻井忠温が銃弾に倒れ、意識を失う直前、一兵卒の戦いぶりが目に入りました。彼は囲いの上に立ち上がり、銃剣を振り上げ雄々しい声を放ちながら敵に向かって行ったそうです。その恐れを知らぬ勇猛果敢な姿に驚嘆したという櫻井。しかし次の瞬間、銃弾を浴び、櫻井の側に倒れ込んだということです。別の部隊所属のため名前も知らないこの一兵卒の戦いぶりは、長く櫻井の記憶の中に残ったということです。

この一兵卒が、杉元のキャラクターに重なると言われています。アニメ「ゴールデンカムイ」で、鶴見中尉が杉元に言った言葉が「お前のような勇猛な兵士が欲しい」でした。杉元は鶴見中尉の申し出を拒みます。何故なら杉元は、戦場で現れる「不死身の杉元」を本当の自分ではないと思っていて、鶴見中尉が欲しいのは「不死身の杉元」だと分かっているからです。

考察④不死身の杉元が死んだ経緯

杉元はかつて互いに想い合っていた梅子に、あなたは誰?と言われます。梅子にとって杉元は、弱くても心優しい「佐一ちゃん」であって、戦場で多くの敵の兵士を殺し、その血にまみれた「不死身の杉元」ではないのでした。そして杉元は、行動を共にしているアシㇼパにも次のように言われます。

杉元も干し柿を食べたら、戦争へ行く前の杉元に戻れるのかな

このように杉元は、アシㇼパからも「不死身の杉元」を否定されるのでした。アシㇼパは、杉元は「佐一ちゃん」と呼ばれる普通の人間で、決して不死身なのではない、自分の弱さを認め、誰かにすがってもいいのだと説きます。「不死身の杉元だ」と自身に呼びかけることで、弱い自分を奮い立たせ、人の命を奪うことに鈍感になっていく杉元。暴走する「不死身の杉元」を否定することが「不死身の杉元」を死なせることなのでした。

考察⑤復活する?

アシリパの言葉によって「不死身の杉元」は否定されましたが、アシㇼパは杉元を否定したわけではありません。それが分かった杉元は、ようやく強い「不死身の杉元」も弱い佐一ちゃんも自分自身なのだと実感することができました。コミック14巻で、尾形とキロランケに対して怒りをあらわにしています。このシーンで杉元は「ぶっ殺す」という言葉を使っています。

しかしこれは戦場での「不死身の杉元」の感情ではなく、大切な存在であるアシㇼパや自分を傷つけようとしている二人に対しての怒りであって、冷静な「不死身の杉元」のときには見せない激しい感情です。このことから杉元は、自分の中にあった2つの人格を一つにすることができたのでした。

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不死身の杉元に関する感想や評価

アニメ「ゴールデンカムイ」では、杉元が戦場という生きるか死ぬかという究極の現場で「俺は不死身の杉元だ」と言って切り込んでいくところが良く、戦場ではなくても一般社会でも、どんなに困難なことでも自分自身を奮い立たせる強さが欲しいと感じたという感想です。

アニメ「ゴールデンカムイ」は、アイヌの文化、信仰などを忠実に描いていると話題となっています。アイヌの自然信仰とは、動物や植物など命あるもの、自然や道具などのすべての物に「魂」が宿るという考えです。現在の北海道の優れた浄化力は、古くからあるアイヌの信仰によって築かれたものだということです。そしてアニメでアイヌの少女・アシㇼパを、杉元が「アシㇼパさん」と呼ぶところが良いという感想です。

こちらの方は、アニメ「ゴールデンカムイ」の面白さを書かれています。それは緊張感溢れるアクションシーンだったり、またはギャグシーンの絶妙さだったり、そして何より「不死身の杉元」の根っこにある優しさ、加えてアイヌの文化を教えてくれるところなど、引き込まれる面白さだという感想です。

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不死身の杉元についてまとめ

いかがでしたか?アニメ「ゴールデンカムイ」の主人公「不死身の杉元」が死なない理由について見てきました。杉元は「俺が不死身の杉元だ」と自身に呼びかけることによって、戦場において自身を奮い立たせるのでした。壮絶な戦場で、杉元は瀕死の重傷を負いますが、すぐに回復するという特徴がありました。また、このような特徴を持つ杉元には、モデル・元ネタがあることが分かりました。

モデル・元ネタとなったのは、第二次世界大戦に従軍した軍人・舩坂弘軍曹です。舩坂軍曹は杉元と同じ、何度瀕死の状態に陥っても回復したというエピソードがありました。「不死身の分隊長」と呼ばれた舩坂はアメリカ軍の捕虜となり、終戦後帰国しました。このように「不死身の杉元」の背景には、モデル・元ネタとなった舩坂弘軍曹という存在があったことにも注目して、アニメ「ゴールデンカムイ」をどうぞお楽しみください。

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