京都のコナン映画「迷宮の十字路」聖地まとめ！京都駅や梅小路公園でのあのシーンも！

毎年公開され、年々興行収入が更新されていき、人気映画として注目されている「名探偵コナン」。そんな名探偵コナンの映画で、京都を題材とされている作品が2作品あるのですが、そちらが今コナンファンの間で話題になっています。京都のコナン映画は一体どんな映画作品だったのでしょうか？まずは京都のコナン映画の概要についてチェックしてみましょう！

京都のコナン映画一つ目は「迷宮の十字路」です。「迷宮の十字路」は2003年4月に公開された、コナン映画の第7作目にあたる作品です。キャッチコピーは『私たち、やっと逢えたんだね…』『工藤新一、古都の謎に挑む！？』で、興行収入は32億円を突破しました。2016年に開催された歴代のコナン映画19作品の人気投票で、「迷宮の十字路」は第1位を獲得しています。

ちなみに「迷宮の十字路」は、コナン映画第1作となった「時計じかけの摩天楼」から監督を務めてきた初代監督・こだま兼嗣が担当した最後の監督作品となっています。「迷宮の十字路」で張られた伏線がOVA「コナンと平次と消えた少年」で、服部と備前が会話するシーンの間に挿入されています。

「迷宮の十字路」の舞台は京都、小五郎は山能寺の僧侶から依頼を受けた事でコナン達が京都へ来ていました。そこで推理を進めていくにつれ、平次がライダースーツの男に狙撃されたり、殺害されそうになり、物語はハラハラドキドキの盛り上がりを見せます。「迷宮の十字路」は京都が舞台となっている事もあり、「西の高校生探偵」と呼ばれる服部平次が活躍する物語となっているので服部平次ファンは必見です。

京都のコナン映画二つ目は「から紅の恋歌」です。「から紅の恋歌」は2017年4月に公開された、コナン映画の第21作目にあたる作品です。キャッチコピーはキャッチコピーは「待っとれ 死んでも守ったる─」「ふたひらの運命を引き裂く哀しき歌―紅に染まる巡恋（チェインドラブ）ミステリー」で、興行収入は68億9,000万円を記録し、2017年邦画興行収入ランキング第1位を獲得した大ヒット作品となりました。

平次と和葉は2013年4月に公開されたコナン映画第17作目の『絶海の探偵』以来、4年ぶりの登場、映画には通算7回目となりました。また、「から紅の恋歌」では、これまで全ての劇場版に登場していた目暮警部が初めて登場しない作品としても知られています。

「から紅の恋歌」の舞台は京都、百人一首がストーリーの軸となっています。百人一首初心者の遠山和葉が、百人一首の団体『皐月会』が主催する大会『高校生皐月杯』に出場する事となりました。「から紅の恋歌」はその会場での事件や序盤の爆破事件など、アクションシーンが多い作品となっています。

2016年に開催された歴代のコナン映画19作品の人気投票で第1位を獲得したほど、大人気の映画作品「迷宮の十字路」。そんな京都のコナン映画としてまず最初に公開された「迷宮の十字路」ですが、こちらの作品には京都駅や梅小路公園をはじめとする京都の観光スポットがたくさん登場しており、コナンファンたちがよく訪れる聖地となっています。

では、京都のコナン映画「迷宮の十字路」では、京都駅や梅小路公園以外の他に、一体どんな聖地が紹介されたのでしょうか？お次は、「迷宮の十字路」に登場した京都駅や梅小路公園をはじめとする聖地をチェックしてみましょう！

京都のコナン映画「迷宮の十字路」の聖地1つめは、『京都駅』です。「迷宮の十字路」でコナンたちが一番最初に降り立った場所であることから、京都駅は是非京都に訪れた際には立ち寄っておきたい聖地です。そんな京都駅は政令指定都市であり近畿圏の主要都市のひとつとされ、京都の玄関口として旅行客も多く利用する場所です。

年間を通じて膨大な観光客を受け入れている京都市の玄関となる京都駅はコナンファンだけではなく、多くの人々が聖地巡礼する際にも立ち寄られているようです。観光客の利用はもちろんのこと、京都市内あるいは各線乗換利用の通勤通学客も多く利用される京都駅は1日平均の乗降人員が各社合計で70万人を超える日本で有数のターミナル駅としても知られているようです。京都駅は第1回近畿の駅百選に選定されています。

「迷宮の十字路」では京都についてコナンたちが真っ先に降り立った場所である京都駅ですが、エンディング直前のラストでもコナンたちが京都駅を利用して帰るシーンがあります。帰りには服部平次と遠山一葉がお見送りに来て新幹線のホームで会話を繰り広げていたシーンもあり、コナンファンや「迷宮の十字路」ファンは是非とも訪れて欲しい場所です。

京都のコナン映画「迷宮の十字路」の聖地2つめは、『五条大橋』です。五条大橋は五条通りの鴨川の上に架けられた橋であり、牛若丸と弁慶が出会ったと言われている場所です。そして「迷宮の十字路」では平次とコナンが出会った場所となり、聖地の意味にシンクロしているのも素晴らしいポイントです。

京都のコナン映画「迷宮の十字路」の聖地3つめは、『清水寺』です。京都のコナン映画「迷宮の十字路」では蘭・一葉・園子が観光しにきた聖地です。清水寺は修学旅行でもド定番の京都の観光スポットとなっているのでコナン映画の聖地巡り以外で京都に訪れた際にも是非立ち寄って欲しいスポットです。拝観料は大人400円、中学生・小学生が200円です。

京都のコナン映画「迷宮の十字路」の聖地4つめは、『鞍馬寺 不動堂』です。鞍馬寺は鑑禎(がんてい)によって開山されたお寺であり、ロープウェイで行くかハイキングのように登山するかのアクセス方法となっています。鞍馬寺は牛若丸が修行をした寺としても知られているようです。「迷宮の十字路」では平次とコナンが鞍馬寺 不動堂へ向かうシーンが描かれていました。

京都のコナン映画「迷宮の十字路」の聖地5つめは、『先斗町』です。「迷宮の十字路」で描かれた先斗町シーンは、小五郎たちが宴会を開いて舞妓さんたちと食事を楽しんでいるシーンでした。そして、事件発生となるシーンにもなっており、先斗町は「迷宮の十字路」を進める上で欠かせない聖地となっています。

京都のコナン映画「迷宮の十字路」の聖地6つめは、『梅小路公園』です。梅小路公園といえば、「迷宮の十字路」で服部平次が能面の犯人と木刀で対決するシーンで使われた聖地です。コナン映画の中では梅小路公園という表記はされていませんでしたが、ファンたちの間では梅小路公園で間違い無いと考えられているようです。

梅小路公園だと考えられている理由のひとつが、服部平次が怪我をして入院した際の病院名が『梅小路病院（現実には存在しない）』であったことから、梅小路周辺の聖地だと仮定され、横に電車が走っていることや小川のある公園は梅小路周辺には梅小路公園しか無いことで、こちらが服部平次の対決シーンとなった舞台だと考えられているようです。

梅小路公園は京都府京都市下京区観喜寺町、八条坊門町、梅小路頭町にまたがる市営の都市公園であり、1995年4月に開園されました。そんな梅小路公園は京都水族館に隣接していることや2016年には園内に鉄道博物館が開館されました。鉄道博物館には蒸気機関車も含めた53両の車両が展示されており、梅小路公園周辺はコナン映画の聖地巡礼としてはもちろんのこと、京都旅行としても楽しめること間違いなしです。

京都のコナン映画「迷宮の十字路」の聖地7つめは、『紫雲山頂法寺（六角堂）』です。紫雲山頂法寺（六角堂）は元太が迷子になった時や体調を崩した平次がベンチで休んでいたお寺です。紫雲山頂法寺（六角堂）は華道、池坊の発祥の地としても知られています。

京都のコナン映画「迷宮の十字路」の聖地1つめは、『佛光寺』です。佛光寺はコナンと平次が事件の核心を推理した後に答えを探しに来た場所です。この時に二人で考えていた推理は結果的に間違っていましたが、佛光寺は「迷宮の十字路」に魅力的なシーンが多い中でも再現度が高い聖地だと言われているようです。

京都のコナン映画「迷宮の十字路」の聖地9つめは、『貴船神社』です。貴船神社は「迷宮の十字路」のポスター背景になった場所であり、「迷宮の十字路」の聖地巡りをする上で絶対に外せないスポットです。貴船神社は水の神様が宿る神社として知られており、紙を水に浸すと文字が浮かび上がってくる水占みくじなどが楽しめます。

京都のコナン映画「迷宮の十字路」では京都駅や梅小路公園をはじめとする様々な聖地があることがわかりましたが、京都のコナン映画第二弾となり、興行収入68億9,000万円を記録する大ヒットとなった「から紅の恋歌」では一体どんな聖地がご紹介されたのでしょうか…？お次は、京都のコナン映画「から紅の恋歌」に登場した聖地をチェックしてみましょう！

京都のコナン映画「から紅の恋歌」の聖地1つめは、『渡月橋』です。渡月橋は、「から紅の恋歌」主題歌タイトルには入っていることや歌詞にも出てくるほどで、「から紅の恋歌」聖地巡りで京都に訪れたのであれば絶対に外せないスポットです。渡月橋は映画だけではなくアニメのエンディング映像にも使われていたので、コナンファンなら一度は行っておきたい聖地です。

京都のコナン映画「から紅の恋歌」の聖地2つめは、『小倉百人一首殿堂』です。「から紅の恋歌」は百人一首がテーマとなっている為、小倉釈人一首殿堂は「から紅の恋歌」を語る上で必須の聖地です。小倉百人一首殿堂はかるた大会の皐月杯トーナメント試合が行われた場所です。

京都のコナン映画「から紅の恋歌」の聖地3つめは、『天龍寺』です。天龍寺は「から紅の恋歌」エンドロールで登場する聖地です。秋になると紅葉が楽しめる場所であり、後醍醐天皇の庭園が有名なお寺としてコナンファンはもちろんのこと、京都の観光客にも人気を集めています。

京都のコナン映画「から紅の恋歌」の聖地4つめは、『圓光寺』です。圓光寺は「から紅の恋歌」エンドロールで流れてきたスポットです。圓光寺は京都らしさがあるスポットであり、紅葉も綺麗なシーンがありましたので秋に訪れてみるのもオススメです。

京都のコナン映画「から紅の恋歌」の聖地5つめは、『近江神宮』です。近江神宮は「から紅の恋歌」のポスター背景に使われているスポットとされているので「から紅の恋歌」聖地巡りをするのであれば是非とも立ち寄りたいスポットです。景色が良いので聖地巡りではなく京都旅行として訪れるのも良いでしょう。

京都のコナン映画「から紅の恋歌」の聖地6つめは、『ホテルニューオータニ大阪』です。ホテルニューオータニ大阪はコナン達が宿泊しているホテルとして登場しました。ホテルニューオータニは実在するホテルですから、コナンの聖地巡りで京都や大阪に訪れた際には宿泊してみると良いでしょう。

京都のコナン映画「から紅の恋歌」の聖地7つめは、『読売テレビ』です。読売テレビはコナンの放送局でもある会社であり、モデルとなっています。こちらの江7は「から紅の恋歌」では序盤のアクションシーンの舞台となった場所です。ちなみに、「から紅の恋歌」では『日本テレビ』と『読売テレビ』をもじって『日売テレビ』とされていました。

京都のコナン映画「から紅の恋歌」の聖地8つめは、『通天閣』です。通天閣は「から紅の恋歌」で初めて登場した聖地ではなく、コナン達が関西に訪れた際や平次と和葉が登場する回で度々登場しています。大阪旅行のド定番スポットとされ、多くの観光客で賑わう場所なので近くに立ち寄った際には是非行ってみましょう。

コナンの映画はやはりテレビ放送と違って迫力があることが醍醐味とされていますが、そんな大迫力の環境でラストを彩る主題歌も大事なチェックポイントです。京都のコナン映画といえば「迷宮の十字路」「から紅の恋歌」が挙げられますが、この時に主題歌を務めたのは誰だったのでしょうか？どんな曲…？お次は、京都のコナン映画の主題歌についてチェックしてみましょう！

京都のコナン映画・「迷宮の十字路」の主題歌を担当した歌手は倉木麻衣です。倉木麻衣といえば、コナンの映画やアニメでも多くの主題歌を担当している歌手で、これまでにコナンとコラボしてきた楽曲数は21曲となり、ギネス世界記録に認定されているほどです。

そんな『コナン＝倉木麻衣』と言うイメージを抱くコナンファンも多いようで倉木麻衣ですが、映画・「迷宮の十字路」では『Time after time〜花舞う街で〜』という曲を提供しました。『Time after time〜花舞う街で〜』はコナンの映画が15周年となる際、株式会社レコチョクが『好きな主題歌』アンケートをした際に1位に輝いた曲です。

京都のコナン映画・「から紅の恋歌」の主題歌は「迷宮の十字路」と同じく倉木麻衣が担当しました。そんなコナン映画・「から紅の恋歌」の主題歌は『渡月橋 〜君 想ふ〜』という曲で、コナンの映画主題歌を担当するのはシリーズ13作目の「名探偵コナン 漆黒の追跡者」で提供した『PUZZLE』以来での4作目となっています。

『渡月橋 〜君 想ふ〜』は売上枚数29,846枚を記録してオリコン週間シングルチャートで初週5位に輝きました。2017年4月12日に発売されたこちらの歌は4月末時点での累計売上枚数は48,185枚となり、2010年代に発売された倉木麻衣のシングルCDとしては最高の枚数となりました。大ヒットしたこちらの主題歌は紅白でも披露され、コナンの関連楽曲としても初の作品となりました。

京都のコナン映画「迷宮の十字路」では、事件の捜査でも大きなキーを握っている手まり唄がでてきました。このシーンは幼き頃の和葉と平次が登場することもあり、コナンファンの中で大きな反響を呼んだシーンです。そんな「迷宮の十字路」に登場した手まり唄とは一体どんなものだったのでしょうか？お次は、「迷宮の十字路」に登場した手まり唄についてチェックしてみましょう。

「迷宮の十字路」に登場した手まり唄は『丸竹夷』です。こちらは、夕暮れ時のどこかのお寺で赤い着物を着た小さな女の子が手まりをしながら手まり唄を歌っていたシーンとして描かれていました。そんな女の子をすぐ近くに建つ寺の格子戸の隙間から一人の少年が覗いていました。これが、幼き頃の和葉と平次です。この時の和葉に幼き頃の平次は一目惚れしていました。

手まり唄の「丸竹夷」は、唄の中に各通りの名前が入っています。唄の順番に通り名を上げていくと、丸太町通・竹屋町通・夷川通・二条通・押小路通・御池通・姉小路通・三条通・六角通・蛸薬師通・錦小路通・四条通・綾小路通・仏光寺通・高辻通・松原通・万寿寺通・五条通・雪駄町通(現・楊梅通)・鍵屋町通・銭屋町通（現・的場通）・魚の棚町通(現・六条通)・六条通・七条通・八条通・東寺道・九条通です。

幼き頃の和葉が歌っていた手まり唄の「丸竹夷」は源氏の京都の通利に準じたものとなっているようで、「迷宮の十字路」でも捜査の重要な手掛かりとなりました。ちなみに、唄の後半部分はかなり通りの名が省略されてるようです。

毎年公開を楽しみに待ち望んでいる方も多い、名探偵コナンの映画。そんなコナンの映画の中でも特に人気の京都を舞台とした作品が「迷宮の十字路」と「から紅の恋歌」ですが、世間の方々はこの2つの作品に対して一体どんな感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、京都のコナン映画関する世間の感想や評価についてチェックしてみましょう！

こちらの方は、他にもたくさん好きなコナン映画はあるけれども「迷宮の十字路」が至高だとツイートされています。今でこそ新一と蘭と同じくらいの推しカップルとされている平次と和葉の初恋エピソードが出てくる作品が「迷宮の十字路」です。そのため、平次と和葉推しの方は特に「迷宮の十字路」を大切な作品と思っている方が多いようです。

こちらの方は、何度見ても「から紅の恋歌」のラストで平次と和葉が脱出するシーンがばちくそかっこいいとツイートされています。から紅の恋歌は物語の序盤でもアクションシーンがあって盛り上がりを見せましたが、ラストでは平次と和葉のアクションシーンと胸キュンシーンがWで描かれており、多くのファンを興奮させました。

こちらの方は、コナンに出てくるキャラで服部平次が一番好きとツイートされています。そして、「から紅の恋歌」を見た方々の間で話題になった「その手離したら殺すで」というセリフも取り上げています。こちらは和葉のことを死ぬ気で守ろうとする平次のかっこよさが詰まった一言で、女性はもちろんの事、男性も「かっこいい！」と評価していたシーンでした。

京都のコナン映画の聖地まとめご紹介はどうでしたか？「迷宮の十字路」では、京都駅や梅小路公園などを、「から紅の恋歌」では渡月橋や読売テレビなどが登場し、非常に多くの関西の聖地が登場してきました。京都を舞台としたコナン映画は2作品とも非常に人気が高いのでコナンファンはもちろんの事、それ以外の方もぜひチェックしてもらいたい作品です。そして、映画で登場した聖地に是非足を運んでみて下さいね！