【ヒナまつり】三島瞳の働きぶりがすごい！仕事術・出世街道を振り返る

ヒナまつりは、大武政夫が描く漫画。2010年から連載がスタートし、現在も連載が続いている作品だ。大武政夫にとって一番のヒット作であり、アニメ化もされるなど、ファンも非常に多い。ギャグ漫画の中でも男女問わず、幅広いファンを獲得している。

ヤクザをしている新田の家に、突然超能力が使えるヒナがやってくる。自分のいた国に帰ろうとするも、機械が壊れて帰ることができず、なぜか新田が面倒をみることに。ヒナは学校に行きたいと言い、普通の中学生として生活を始める。超能力によって問題を起こしながらも、新田と一緒に生活していく。

ヒナまつりのアニメは、2018年4月から6月まで放映された。1巻から9巻までの内容がアニメになっており、面白い回が濃縮されていると好評だった。

ヒナまつりの面白さがどこにあるのか気になる人も多いのだが、なんといっても超能力が使える少女と、ヤクザなのに超いい人の新田の、ゆるい日常がシュールに描かれている点が人気のようだ。親しみやすいヤクザと、悪い大人に振り回される中学生たちの絡みが絶妙な面白さを生んでいる。

三島瞳は、とにかく仕事に対して手を抜かず、一生懸命働いている。どんな仕事であってもプロフェッショナルにこなす姿に人々は思わず惹かれてしまうようだ。また、バーテンダーとして働いていた時には、腱鞘炎になったにも関わらず仕事を続けており、その時に発言した「情熱なくして仕事なし」という言葉は、視聴者の胸に深く刺さったようだ。

普通なら面倒だとして避けることでも、無意識の内に巻き込まれていってしまう体質の三島瞳。ヒナが転入して来た時も、なぜか席が隣同士だったことから、ヒナの世話役になってしまう。頼まれたら断れない性格のため、仕事もお願いされるとどんどん引き受けてしまうのだ。最終的には倒れるまで働き続けてしまうほどの根性がある。

アンズが缶拾いをして生活費を稼いでいた頃、三島瞳はバーデンダーの仕事をしていた。毎日見かけるので、缶がたくさんある場所を教えてあげるといい、近隣のレストランの人にアンズに缶をあげてほしいと伝える。レストランの人はホームレスに寄り付かれては困ると言うが、彼の弱みを握っていた三島瞳は、脅しをかけて交渉した。

三島瞳のすごいところは、なんといっても要領の良さ。仕事はとにかく早く、頼まれた以上のことをしてしまうほどの完璧っぷり。頭の中でどのように進めれば短時間で終わらせることができるのかを、瞬時に叩き出すことができるので、全く無駄がないのだ。一度学校の生徒会の仕事を手伝った時には、その要領の良さから生徒会に入ってほしいとオファーを受けたこともある。

三島瞳がバーテンダーとして働いていた時には、お酒の味が絶妙なだけでなく、不思議な包容力に癒されていた人が多かった。自分から話しかけるのではなく、相手の話を聞いた上で、心に刺さる優しい言葉を投げかける様子はまさにプロのバーデンダー顔負け。中学生とは思えない包容力で人々を魅了していく。

三島瞳は、バーテンダーとして働いていた時も、一度教えてもらったら完璧に覚えていた。教えてもらう時は、必ず最後まで話を聞くようにして、どんな些細なことでもメモをとる徹底っぷり。その真剣な態度から、とにかく教えがいがあると年上からも可愛がられるのだ。スポンジのように新しいことをどんどん吸収していく三島瞳は、バーテンダーとしての実力もめきめきつけていった。

三島瞳の母は、娘の帰りが遅いことからなにやらやましい事をしているのではないかと疑っていた。誤解を解くためにバーテンダーの仕事をしていると話すが、口座に入っている巨額のお金を見た母は、ありえないと罵倒。そして三島瞳は家を出て一人暮らしをすることになる。新居パーティーでいろんな人が集まるが、そこに母が登場。三島瞳はこの場で怒ってもらおうと思っていたが、数々の著名人に挨拶をされ、母は働くことに賛成した。

三島瞳は、仕事ができるだけでなく、プレゼン能力も非常に高い。自分の父を自社に入社させる為に人事部の人たちを説得したり、新商品を販売する時には、見事なプレゼンで他者を圧倒した。三島瞳がプレゼンをすると、もはやそこは瞳ワールド。聞く人全員を魅了して納得させてしまう三島瞳のプレゼン能力は、視聴者からも高い評価を受けている。

三島瞳は、英語を学ぶために留学するが、なぜか手違いがあって軍事演習に参加することに。銃撃をする時には、初めてにも関わらず弾道を読んで全て命中。他の銃を打つ時でもその銃の特性を生かして対応するなど、その応用力とスピードは教えてくれる人も驚かせるほどのものだった。

三島瞳はアニメの中でOLになったりもしている。またOLで働いている時は先輩から嫌がらせを受けてしまうのだが、三島瞳は先輩が考えている三手先までも見通して、好きなお菓子を買って来たり、言われる前に資料を準備したりしている。そうしてすぐに先輩にも認められ事なきを得ていた。

三島瞳の人脈はとにかく広いのだが、その人脈を惜しみなく使うのが三島瞳のすごいところだ。新田のヤクザ連中や、弁護士や社長、ついには政治家までも人脈を広げ、自分の思い通りに動かす。そこらの中学生では出会うことさえできないような人と出会って行く。

三島瞳は、バーテンダーの仕事だけなく、様々な仕事をしていた。体が疲れ果てて、ヘトヘトになっていても、学業を怠ることはない。眠りたいという気持ちがあったとしても「自発的に勉強させるために…追い込んでるだ」と奮い立たせる。そんな精神的な強さも、仕事する上で非常に大事なことだ。

ヒナまつりのアニメでも、三島瞳はとにかく見た目がかわいいと話題になった。明らかに主人公のヒナよりもかわいい三島瞳。仕事もできるしかわいいし、最強の中学生と呼ばれる理由も頷ける。ヒロイン級のかわいさが三島瞳の魅力のひとつでもある。

三島瞳の演技力に驚かされたのは、アニメでは放映されなかった「両親の離婚危機」だ。三島瞳の両親が離婚しそうになった時、思い出の旅館に連れていき、当時の事を思い出すように、その時の女将の言動をモノマネする。見事な演技力により、両親は新婚時代を思い出して見事仲直りする。

ゴキブリが出たと連絡が来た時には、「あれは敵だよ。排除しないと」と発言している。実際に敵だと思った人にかなり冷たい。三島瞳は、新田の行動にしびれを切らした時に、新田が経営する会社をことごとく潰していっている。最終的に新田が謝ったことで事なきを得たが、三島瞳を敵に回すとかなり怖いことになる。

三島瞳の恐ろしいところは、自分の精神面をも自在にコントロールするところだ。マオが行っている仕事を成功させるために、思ってもいないことを飄々と言ってのけたり、心で思っていることと真逆のことをサラッと発言したりする。顔にも出ないので、その恐ろしさはかなりのもの。

アニメで見ていた三島瞳に清楚な印象を持っている人も多いのだが、漫画では水着姿で思いっきりくつろぐシーンなどもある。仕事でストレスが溜まっている三島瞳は、バカンスに行く時は海と決めている。海に行くと、水着姿で寝そべって疲れを癒している。

三島瞳の連絡先のアイコンは、なんとも印象的な瞳。あまりにも特徴的すぎて、一度見ると脳裏に焼きつくという声も上がっていた。どんな些細なことであっても、人とは違うインパクトを与えることができるのは、仕事をする上で大事な要素だと言える。

無能を使うのは非常に難しいこと。しかし、会社のトップを無能にしたら、無能すぎてその人物がいずれポストを外れるというのは誰でもわかること。であれば、その席を狙う人がどんどん現れるので、結果として社員たちは自分がそのポストにつく為に努力を惜しまなくなるのだ。結果として無能な人物をうまく利用することで、会社の利益は上がる。

三島瞳のすごいところは、自分にも厳しいというところ。バーテンダーとして働いているにも関わらず、三島瞳は一度もお酒を飲んでいない。もちろん未成年なのでお酒を飲んではいけないのだが、バーテンダーで働いたり、アメリカに行ったりもしているので、飲む機会はいつでもあった。しかし絶対に飲まないのは、自分の心に規則を作り、それを守ることで自分を律しているのだ。

三島瞳のすごいところは、バーテンダーという枠に収まらず、なんとアメリカの第3位の大手企業のCEOになってしまうところ。しかもCEOに就任したのはなんと高校生の時。アニメでは一部しか放映されていないのだが、漫画ではバリバリ働いている三島瞳の姿を見ることができるので、仕事術を学びたい人には漫画がおすすめ。

ヒナまつりのアニメに登場するスーパー中学生の三島瞳は、とにかく巻き込まれ体質で、厄介ごとを全て引き受けてしまう。元々断ることができない性格なので、どんなことも引き受けてしまい、結局自分の首を閉めることに。多方面から依頼を受けることが多く、その中でどんどん成長していき、最終的には社長にまで登りつめる。

三島瞳がバーテンダーとして働くようになったきっかけの回。新田がヒナを置いて遊びにばかり行っている現状を知った三島瞳が、ヒナの為に新田を探し、行きつけのバーにやってくる。そこで酔っ払いにバーテンダーと間違われ、お酒を振舞ったところ、筋がいいと言われなぜかそのままカウンターに入らされてしまう。ここから三島瞳の仕事センスが開花していく。

普段学校に通っている三島瞳は、週末だけバーテンダーとして明け方まで働く生活を行っている。もちろん親には秘密。毎度友達の家で勉強を教えていると話している。11話で三島瞳の時給が1500円だということがわかっているので、月約10万円稼いでいることがわかる。中学生で10万円を稼ぐ三島瞳はすごいと話題になった。

三島瞳がバーテンダーの仕事をしていることが、なんと同級生にバレてしまう。最初は三島瞳がバーに入っていったことから、不純行為を行っているのでは？という疑惑を持たれてしまい、三島瞳を助けるために友人たちが突入してくるのだ。アルバイトのことがバレてしまい、またその場に先生もやってくるのだが、先生は三島瞳のそっくりさんだと言い、なぜか学校にはバレずに済んだ。

バイトをしていることは親に隠していたのだが、いよいよバレてしまう。話を聞いてもらえない三島瞳は、思い切って家を飛び出して1人暮らしを初めてしまう。新田の紹介により、30万円のお部屋を半額で借りることになったが、バーテンダーの仕事だけでは間に合わない。なのでバーにくるお客さんから仕事を紹介してもらって掛け持ちをするようになる。しかし学校とバイトで体はボロボロになっていく。

三島瞳は、英語を習得するためにアメリカ留学にいくことを決める。仕事を全て休んでアメリカに渡るのだが、仲介業者のミスにより、なぜかアメリカの軍事訓練を受けることになってしまう。特に疑問を持つこともなく、素直に訓練に取り組んだ結果、銃も扱えるほどに成長して日本に戻ってきた。

バーのお客さんである山崎は、三島瞳と話をしながら癒されていた。とある嘘の話しをしたことで、ヤクザを巻き込んだ大事件に発展してしまう。山崎がついた嘘の問題を解決する為に、三島瞳は新田に連絡をしてヤクザを動かしてしまう。ヤクザをも動かしてしまう三島瞳はさすがという声が多かった。

ここからヒナまつりの舞台は高校生に突入。中学生時代もかなりの仕事量をこなしていた三島瞳だが、高校生になるとなんと社長になっていた。順調にキャリアを伸ばす三島瞳だが、一方父親は会社の倒産により職を失ってしまう。どこにも雇ってもらえない父親の為に、人事部に話を持ちかけ、自分の父親を会社に入社させることに成功。しかし、父親には自分が社長であることはあえて隠していた。

この回は名作と言われているほど人気が高く、三島瞳と新田が、とあるコンペでバトルを繰り広げる内容になっている。新商品のおもちゃの販売方法をプレゼンし合うのだが、三島瞳の話の持って行き方が天才的なのだ。この回に関しては、仕事にも使えそうなので何度も読み返してしまったという人もいる。

この回は、なんと三島瞳の両親が離婚しそうになってしまう話。両親の離婚について話を聞くことになった三島瞳だが「3週間後に2時間なら取れるよ」と母親に伝えており、それだけ多忙を極めていることがわかる。そんな忙しい時に親の都合で離婚したいと言われて驚きを隠せない三島瞳だが、天才的な機転をきかせてピンチを回避した。

この回は、ヒナが一度も登場せず、三島瞳が仕事に打ち込む話になっている。仕事をする上で悩みも多い三島瞳は、新田に相談をすることに。新田がアドバイスしてくれたことに対して、なんの反論もせずにそのまま受け入れ、更に成長していく三島瞳。

三島瞳は、とにかく自分の意思に反して周りからどんどん大変な役回りを任されてしまう。三島瞳は将来会長になるということを言われ、さすがに会長はやりたくないと思いフロリダに逃亡。しかしなぜかアメリカの三本の指に入る超大手の通信会社のCEOに就任。高校生でアメリカの企業のCEOになるという、ぶっ飛んだ回になっている。

会長になった三島瞳が、仕事をサボって女子高生生活を満喫する話になっている。ようやく女子高生らしいことができる回。

三島瞳がバーテンダーとしてお酒を振る舞うだけでなく、お客さんの悩みを聞いて癒す回になっている。その包容力たるや中学生とは思えないほど。

仕事を掛け持ちする時に出演したヒーローショーでは、トラブを回避して見事ショーを成功させる。一度引き受けた仕事はやり遂げるという強い意思が見える。

中学生にも関わらずOLとしても仕事をしていた三島瞳。中学生にも関わらず、なぜかクレーム対応をすることになるのだが、その有能っぷりが話題になった。

ヒナまつりのアニメで三島瞳の声優を担当したのは、1996年3月6日生まれの声優である本渡楓だ。本渡楓は元々声優ではなくモデルや女優になりたいと考えていたが、ことごとくオーディションに落ちてしまい、一時は芸能界を諦めていた。しかし、友人に声優学校に行こうと誘われたことをきっかけに、声優の道も考え始める。大学に進学したものの、声優オーディションに受かったことで中退し、声優の道を歩み始めた。

本渡楓のプロフィール

• 名前：本渡楓（ほんどかえで）
• 性別：女性
• 出生地：愛知県名古屋市
• 生年月日：1996年3月6日
• 職業：声優
• 事務所：アイムエンタープライズ
• 活動期間：2015年から
• 趣味：スポーツ、ヘアアレンジ
• 特技：赤ちゃんの演技
• 芸歴：日本ナレーション演技研究所

主なアニメの出演作

• かみさまみならい ヒミツのここたま（四葉こころ）
• 不思議なソメラちゃん（野乃本ククル）
• レガリア The Three Sacred Stars（ユインシエル・アステリア）
• 競女!!!!!!!!（青葉風音）
• ガーリッシュナンバー（久我山八重）
• うらら迷路帖（巽紺）
• 亜人ちゃんは語りたい（小鳥遊ひかり）
• アニメガタリズ（阿佐ヶ谷未乃愛）
• こみっくがーるず（恋塚小夢）
• ちおちゃんの通学路（細川雪）

ヒナまつりの三島瞳は、仕事の天才と呼ばれている。バーテンダーから戦隊ヒーローショーの出演、窓拭き掃除など、なんでも完璧にこなせてしまう人物だ。三島瞳に自分の会社で働いてほしいという声もあがっている。

ヒナまつりのアニメはどの回も最高だという声が多いのだが、その中でも三島瞳の回が最高という声も多い。中学生にも関わらず、なぜかバーデンダーの仕事を手伝うことになった三島瞳が、大人たちに利用されつつ仕事でメキメキ腕をあげていく姿にぶっ飛んでいるという意見もある。

ヒナまつりはギャグアニメとして非常に人気が高いのだが、その中でも三島瞳のスペックがやばいと話題になった。大人たちに騙されて中学生にも関わらず仕事を始め、高校生の時はなんと社長にまで登り詰めている。三島瞳の仕事術も話題になった。

ヒナまつりの漫画でも衝撃を受けた三島瞳の「銃器取り扱いのエキスパートになる」という話はアニメ化されなかった。三島瞳が仕事の化け物と化していく反面、転落人生を歩む詩子の様子などが描かれており、非常に面白いと話題になった。

ヒナまつりの漫画を読んでいた人から、アニメの声優がぴったりという声が多い。声優が良すぎて幸せという感想も上がっていた。

三島瞳の仕事術や声優まとめはいかがだっただろうか。中学生にも関わらずバーテンダーとしてめきめきと実力をつけていく三島瞳は、人の心に入り込むのも上手いので、どんどん仕事を任されていく。本人の意思とは関係なく、多方面で活躍する三島瞳は、最終的には社長にまで登り詰めることに。アニメは一期のみの放送だが、漫画は連載が続いているので、まだヒナまつりを見たことがない人は、ぜひ一度ご覧あれ。