2018年07月09日公開
2018年07月09日更新
ヒナまつりの詩子がクズだと言われる理由は?エピソードや画像を紹介
この記事で「ヒナまつり」の魅力が丸わかり!2018年春期に放映されて、好評を博したアニメ「ヒナまつり」。SF風味の日常系ギャグ作品で、絶妙なテンポと掛け合いが持ち味です。そんな「ヒナまつり」の登場人物の一人・桜詩子が、視聴者の間で「人間のクズ」として話題になっています。ヒナまつりの詩子とは、どういった人物なのでしょうか?どういった言動でそう呼ばれるようになったのでしょうか?本記事は、詩子がクズと呼ばれるようになった理由と詩子の人柄を、画像を交えて紹介します。
目次
ヒナまつりの詩子がクズと言われる理由を調査!
本記事では人気アニメ「ヒナまつり」から、詩子というキャラクターがクズと呼ばれるようになった理由と、あわせて「ヒナまつり」の魅力的なキャラクター達の画像を紹介いたします。これを読めば、まだアニメや漫画を見たことない人でも、きっと「ヒナまつり」のことが気になります!
ヒナまつりとは?
もともと「ヒナまつり」は、大武政夫先生の漫画作品で、2018年7月現在KADOKAWAからハルタコミックス(以前はビームコミックス)で14巻まで刊行されています。その漫画「ヒナまつり」を原作に、同じタイトルで2018年4月から6月までテレビアニメーションが放映されました。滑らかに動く作画と、原作の持ち味を生かしたテンポのいいギャグで好評を博しました。
まずは「ヒナまつり」の主なキャラクターを紹介いたします。彼、彼女たちはヒナまつりのキャラクターとして作中に何度も登場します。
主人公の少女・ヒナ
ヒナの保護者・新田義史
ヤクザですが、冷静に状況を判断する頭の良さがあります。趣味は骨とう品収集。普段は温和ですが、ヒナの度を越した行動にはときに怒りをあらわにします。最初は作品内のツッコミ役でしたが、その後アンズに入れ込みどんどん言動がおかしくなりました。
不幸な少女・三嶋瞳
ヒナと同じ渡辺中学校に通う女子中学生。詩子のクズっぷりの被害者です(後述)。もとは普通の女の子でしたが、数奇な運命で未成年にして大会社の社長にまで上り詰めます。世知辛い経験のせいか、ときどき毒を吐いたり、悪態をつくことを覚えるようになりました。ヒナ、アンズ、瞳の少女三人は、コミックス「ヒナまつり」の表紙を飾ることが多いです。
健気な少女・アンズ
「ヒナまつり」における、もう一人の超能力少女。最初の目的はヒナを始末することでしたが、ヒナとの対決で力の差を感じて、すぐに諦めます。最初は乱暴な行動が目立ちましたが、ホームレス生活で苦労してからは健気な性格になります。現在では超能力を使うこともなく、養ってくれた人から引き継いだ屋台をやっています。
ヒナまつりの詩子について
個性あふれる登場人物が「ヒナまつり」の魅力といわれていますが、そんな中でもひときわアクの強いキャラクターが、バー「little song」の店長兼バーテンダーを務める桜詩子(さくら・うたこ)です。彼女は「ヒナまつり」の読者と視聴者から、「クズ」としてたいへん有名な存在です。一体なぜなのでしょうか?
バー「little song」の店長・詩子と常連客
「little song」の常連客には、主人公・ヒナの保護者である新田義史がいます。新田は詩子に好意を抱いており、詩子を度々食事などに誘っていますが、詩子自身は付き合う気がないようで、うまくあしらっています。
裏表がなく面倒見の良い性格
ホームレスへの炊き出しを手伝っていたり、公園から立ち退きを迫られたホームレスを守ろうと運動するなど、弱い立場にある人にやさしい一面もあります。ヒナに自分の気持ちを伝えるようアドバイスしてあげたり、公園で野宿できなくなったアンズを林夫妻に紹介して助けてあげたりもしました。
ヒナまつりの詩子がクズと言われる理由とは?
しかし一方で、自分の利益のためならとことん非道で手段を選びません。そんな詩子のやり方の犠牲者になったのは、平凡な中学生の女の子・三嶋瞳でした。
中学生の瞳を脅迫して働かせる
瞳はもともと、ごく普通の中学生でした。居眠りしていたヒナのよだれを拭いてあげたり、世話焼きで優しい女の子です。しかしヒナが夜遊びばかりする新田を尾行していた時、一緒について行ったことから彼女の運命が変わります。
ヒナと瞳が詩子不在の「little song」を訪れたところ、常連客のオッサンから、勝手にバーテンダーをやらされます。そこで隠れていたバーテンダーとして才能を発揮したため、詩子が目を付けました。詩子は瞳にバーテンダーの制服を着せて、バーで働くように頼み込みます。当然のように拒否する瞳に対し、あろうことかバーテンダー姿を撮影した画像を使って、瞳を脅迫しました。
画像を消したふりをしながら、画像のデータはすでにパソコンに転送されていました。詩子にはめられたため、瞳はバーテンダーとして働き続けることになります。
無理やり契約書にサインさせる
深夜にこっそり帰宅していた瞳ですが、母親に気づかれて、「色々な夜遊びをしている」「体を売っているのか」と誤解されます。「もう家出したい」という瞳に対し、詩子は家出を勧めます。「自由に生きなさい」と優しく励ましの言葉をかけますが、本心は瞳にバーで働き続けてほしいだけでした。そんな詩子に、新田は「俺はいったいこの人のどこに惚れたんだっけ…」と呆れます。
詩子は瞳に豪華なマンションを紹介し、頭を押さえつけて無理やり契約書にサインさせます。涙ぐむ瞳を見て、新田は「ヤクザよりエゲツないわ この人…」とドン引きします。この時の詩子と瞳は、アニメOPのワンシーンにもなりました。
バレそうになるけど結局助かる
バーテンダー以外にも「little song」の客から色々な仕事を頼まれ、断れない瞳は眠る時間も少なくなり、どんどん疲れていきます。とうとう瞳は母親に無理やり働かされていることをバラして、解放されようとします。それに気づいた詩子は大慌てになりますが、母親が瞳が働いていた理由を勘違いしたため、結局その場を切り抜けることに成功します。
詩子が瞳に任せきりにした結果は
常連客は、詩子ではなく瞳だけにカクテルを頼むようになり、詩子は相手にされなくなります。瞳からはレジ打ちなどの雑用を冷たく押し付けられ、詩子はいつの間にか瞳と立場が逆転していたことにあ然とします。
ダメになる詩子
ついには、隅で拭き掃除をしている瞳に、「寝てるだけでお金入って来ないかなって 思っている自分がいる」とつぶやきます。瞳は当たり前のように無視しました。
ヒナまつりの詩子のクズなエピソード集
アニメのヒナや瞳は中学生で、最後にちょっとだけ3年後のマオの話になって終わりました。けれども原作漫画では話が続いており、ヒナや瞳は高校生になっています。瞳は相変わらず学校生活のかたわら働き続けていますが、「little song」のバーテンダーを辞めて、会社勤めに専念しているようです。一方、詩子はどうなったのでしょうか。
やめてほしくなさに靴を舐める
詩子はバーテンダーを辞めようとする瞳を必死に引き留めます。とうとう靴を舐めると言い出し、戦慄した瞳の方が泣き出してしまいます。瞳は「そして泣きながら店を出た時 私のクツの先はテラテラしてました」と語っているので、本当に舐めたようです。それを聞いて、周りの人は「ゴク…」と息を呑みました。
お酒とパチスロに溺れる日々
瞳がやめてからは、店を休業してパチスロをやってビールを飲むだけになっていました。新田は詩子に再起してほしくなり、みんなを集めて「詩子さんを囲う会」を開きます。昔、カクテルコンクールで新人賞を取ったこともあるらしい詩子。みんなの励ましの言葉で、初心を思い出してもう一度やり直すことを誓います。
一応瞳を心配してあげることも
超人的な仕事量をこなし続ける瞳に対し、詩子は「何かもう… このまま行くと… 仕事をし続ける概念上の存在になりそう」と心配します。瞳に対して、「高校生の今だから出来ることがあるでしょ? それはいずれ大切な財産になるの」と諭しますが、「詩子さんがそれ言います?」と冷たい顔であしらわれます。今までの言動を考えれば、たまにいいことを言っても信用されないのは仕方ありません。
ヒナまつりの詩子のクズっぷりは本物だった!
ヒナまつりの詩子はこれからどうなる?
本記事は「ヒナまつり」の詩子のクズっぷりを画像も交えて紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか?実際に調べてみれば、詩子が本当に「クズ」と呼ばれてしまうような人間であることがわかります。ときどき良いことをしていたり、優しいときもあるようですが、悪い時はとことん悪いことをしているので、結局周囲から信用されません。
「ヒナまつり」には、詩子だけではなく様々な他のキャラクターも魅力的です。詩子とかかわりの深い瞳や新田は、これからどうなっていくのでしょうか?詩子はどうなるのでしょうか?「ヒナまつり」の今後さらなる展開に期待しましょう。