【転スラ】レオン・クロムウェルとは？魔王たちの強さやクロエとの関係とは？

転生したらスライムだった件こと転スラは2013年に「小説家になろう」で連載されていた作品に修正を加え、2014年に刊行された伏瀬による異世界ものライトノベル作品です。転スラは2018年にアニメ化されるまでに累計発行部数600万部という記録を打ち立てた大ヒット作品であり、2018年にアニメ化されたことで2019年現在累計発行部数1200万部を記録し、日本のライトノベル作品の代表ともいわれています。

そんな転生したらスライムだった件は2020年にアニメ第2期の放送が決定し、再度多くのファンやメディアに注目が集まっています。凄まじい人気を誇る転生したらスライムだった件には様々な魔王といわれる人物が登場しており、レオン・クロムウェルもその数多くいる魔王の一人です。本記事ではそんな転生したらスライムだった件に登場する魔王レオン・クロムウェルについてその強さやクロエとの関係などをまとめてご紹介します。

本記事の主役であるレオン・クロムウェルはかつて300年前に異世界にやって来た異国人であり、召喚者ではなく異次元の歪みで異世界に転生しました。転生されたレオン・クロムウェルは真なる勇者に覚醒し、魔王カザリームを倒したことで魔王の名を冠することになりました。魔王となったレオン・クロムウェルはその美しい美形から金髪の悪魔という名で恐れられています。また魔王ギィが認めるほどの強さを秘めています。

転生したらスライムだった件の世界には上位魔人の中で特に強力な強さを持つ人物を魔王と呼んでおり、転生したらスライムだった件の主人公であるリムルが魔王として加入する前は「十大魔王」と呼ばれていました。その後リムルが加入したことで8人となり、リムルが「八星魔王」と名付けました。この「八星魔王」という名前は魔王達に好評であり、レオン・クロムウェルはこのリムルがいる「八星魔王」に所属しています。

レオン・クロムウェルは転生したらスライムだった件の作中でクロエと共に異世界に来た際、魔力暴走を抑えたことで「守護者（ガーディアン）」というユニークスキルを取得します。その後レオン・クロムウェルは真なる勇者に覚醒したことで、力・波動・魔力が混ざり合う法則の中で純粋な力を選ぶことが出来る「純潔之王」という究極スキルを取得します。この究極能力を持ったことで魔王カザリームを撃退することに成功しました。

召喚者ではないものの異世界にやって来たレオン・クロムウェルは転生したらスライムだった件の最初から名前だけ登場します。その後転生したらスライムだった件に描かれた魔王の宴の前後あたりに初登場します。レオン・クロムウェルは300年前にクロエと共に異世界にやって来た人物であり、クロエを探すために旅を行っていました。その中でレオン・クロムウェルは魔力の暴走を抑え込み、勇者として覚醒しました。

その後レオン・クロムウェルはその美しき容姿と魔物を狩る姿から「金髪の悪魔」とあだ名され、魔王カザリームを倒したことで魔王となります。その中で得た究極スキルは魔王ギィが認めるほどであり、かなりの強さを秘めています。そんなレオン・クロムウェルはリムルがクロエを保護していることに安心し、リムルと行動を共にします。しかしクロエはリムルに好意を寄せていることで、あまり良い扱いを受けることはありません。

上述でご紹介した通り、レオン・クロムウェルは召喚者ではないものの、現実世界からやって来た異国人です。現在クロエを保護していることからリムルの仲間となっているのですが、これまでどういった行動をしていたのでしょうか。ではここからは、本記事の主役であるレオン・クロムウェルについて異世界からやって来た時から魔王という名を冠するまでの経歴をまとめてご紹介していきます。

異国人であるレオン・クロムウェルはある日突然時空の歪みに巻き込まれてしまい、クロエという少女と一緒に異世界へ飛ばされてしまいます。当初召喚者と思われていましたが、時空の歪みに巻き込まれただけであり、召喚者ではありません。レオン・クロムウェルは妹のように大事な存在のクロエを異世界で守ると決意、その愛の力で暴走する自身の魔力を抑え込むことに成功します。

これによりレオン・クロムウェルは「守護者」というユニークスキルと「勇者の卵」を獲得します。しかしそんなレオン・クロムウェルにある悲劇が舞い降ります。ある日、異世界に来たレオン・クロムウェルは愛すべきクロエとはぐれてしまうことになります。クロエを失ったショックは大きく、レオン・クロムウェルは愛すべき存在であるクロエを探すため、旅に出ることになりました。

レオン・クロムウェルは魔法でクロエを召喚しようと考え、旅の中で召喚のための魔法や知識を集めるために上位魔人を倒すことにします。そしてレオン・クロムウェルは上位魔人が持つ召喚のための魔法や知識を奪って生活を送っていました。しかしある日魔王カザリームは上位魔人を狩るレオン・クロムウェルに目を付けます。するとレオン・クロムウェルが持つ「勇者の卵」が孵化し、真なる勇者に覚醒を遂げます。

クロエ召喚の魔法などを集めるレオン・クロムウェルは真なる勇者に覚醒したことで「純潔之王」という究極スキルを会得します。このスキルは魔王カザリームにとって脅威であり、レオン・クロムウェルは魔王カザリームを滅ぼして自身が魔王となりました。その後レオン・クロムウェルはカザリームの居城をエル・ドラドに改造し、クロエ召喚の魔法を研究する生活を送ることになりました。

レオン・クロムウェルは研究の結果クロエを召喚する魔法を会得し、早速クロエの召喚を試みます。しかしクロエの召喚に失敗してしまい、代わりにシズこと井沢静江を召喚してしまいます。レオン・クロムウェルは召喚した責任を感じて炎に包まれるシズへラミリスが持っていたイフリートを憑依させ救うことにします。しかしイフリートを憑依させただけで救われる保証は一切なく、シズの運だけが頼りでした。

クロエ召喚の魔法に失敗したレオン・クロムウェルは時間と場所を指定することで人を召喚する魔法を獲得します。しかし新たに会得したこの召喚魔法は精度が非常に低く、インターバルも長い時間が必要でした。そこでレオン・クロムウェルは転生したらスライムだった件の世界に転生したユウキに協力を求めることにしました。しかしレオン・クロムウェルは表上協力を頼んだだけであり、ただユウキを利用しただけでした。

300年前に異世界にクロエと共に飛ばされ、クロエを探すうちに真の勇者として覚醒したレオン・クロムウェル。魔王レオン・クロムウェルは恐るべき強さを持つ究極スキル「純潔之王」を新の勇者覚醒時に取得し、魔王カザリームを滅ぼしました。ではそんなレオン・クロムウェルは実際どれほどの強さを持っているのでしょうか。ここからは転生したらスライムだった件のレオン・クロムウェルについて強さが分かる戦歴をご紹介します。

レオン・クロムウェルはドワーフ王国近辺でユウキと対峙することになります。しかしユウキは他人の心を奪う「強欲之王」という究極スキルの持ち主であり、赤騎士は奪われ、忠誠心を改変された黒騎士と戦うことになります。さらにユウキはカオスドラゴンを召喚し、自身の力のために吸収しました。しかしレオン・クロムウェルはユウキより強い存在であり、刺突技で左腕を切り落としてユウキを敗走させました。

最終決戦ハルマゲドンで魔王と天使の力を覚醒させたカザリームは中庸道化連と共にレオン・クロムウェルへ戦いを挑みます。レオン・クロムウェルはギィから助っ人覚醒したミザリーを味方にするものの苦戦し、配下も中庸道化連に圧倒されてしまいます。するとその場にベニマルとソウエイが援軍として登場し、ソウエイは中庸道化連を倒します。またベニマルは覚醒したカザリームを撃破しました。

しかしその瞬間レオン・クロムウェルはフットマンの奇襲で死亡してしまいます。しかし被害軽減用の結界を周囲に配置していたことで魂は死亡しておらず、リムルがその場にいたことでシエルの治療を受けることになりました。そしてレオン・クロムウェルは特殊な蘇生方法で復活し、クロエと同じように半神半人（デミゴッド）という精神生命体に生まれ変わります。

レオン・クロムウェルは転生したらスライムだった件の作中において真なる勇者に覚醒します。そして真なる勇者に覚醒したレオン・クロムウェルは「純潔之王」という究極スキルを会得し、魔王カザリームを滅ぼします。この究極スキルは聖なる属性の中で究極の力を持つといわれており、非常に強い力があります。一度レオン・クロムウェルは敗北しているものの、その強さは魔王の中でもトップクラスのものとなっています。

レオン・クロムウェルは優れた強さを持つ魔王ですが、実際彼が所属する八星魔王はどれほどの強さを秘めているのでしょうか。この八星魔王に所属する魔王達はそれぞれ上位魔人の中から選ばれるほどの強さを持っており、限られた者しかなれません。所属メンバーにはレオン・クロムウェルの他に主人公であるリムルや最古の魔王ギィ、世界を創造した竜の娘ミリムなどがおり、世界で最強の組織といって過言ではないでしょう。

転生したらスライムだった件の作中には魔王という存在の対としてRPGゲームなどの主人公である勇者という存在がいます。かつて皇帝ルドラも勇者として魔王ギィと戦いを繰り広げました。レオン・クロムウェルは行方不明となったクロエの召喚魔法を入手する中で、真の勇者に覚醒します。しかしこれは勇者になった訳ではなく、設定では勇者になったことがあるとだけ記載されています。

レオン・クロムウェルとクロエは幼馴染という関係です。レオン・クロムウェルにとって幼馴染であるクロエは恋をしているのと同時に、妹のようなかけがえのない存在でした。レオン・クロムウェルはそのため行方不明となったクロエを探すために召喚魔法を手に入れようと必死になります。結局召喚魔法は失敗したものの、リムルの傍でクロエを発見し、無事クロエと共に行動できるようになりました。

魔王は生贄を捧げることで真の魔王に覚醒することが出来ます。一方レオン・クロムウェルは真の勇者に覚醒はするものの、残念ながら真の魔王へは覚醒することが出来ません。実際レオン・クロムウェルは金色の悪魔というあだ名が広がって魔王と呼ばれる存在となっただけであり、本質は魔王カザリームを倒した真の勇者となっています。

アニメ転生したらスライムだった件で魔王レオン・クロムウェルを演じたのは日本のベテラン声優である福山潤です。福山潤は1997年にデビュー以降優れた演技力で声優関係の賞を総なめにしている男性声優であり、ヒーローから悪役、女声など多数のキャラクターを演じることが出来ます。そのためアニメ転生したらスライムだった件でも女性のような美しさを持つレオン・クロムウェルを見事に演じきりました。

アニメ転生したらスライムだった件でレオン・クロムウェルを演じた福山潤は「コードギアスシリーズ」のルルーシュや「キングダム」の嬴政、「武装錬金」の武藤カズキを演じています。また他にも福山潤は「いぬかみっ！」の川平啓太や「ボルト」の大筒木トネリ、「盾の勇者の成り上がり」のラルベルクなどを担当しています。

転生したらスライムだった件に登場するレオン・クロムウェルに関する感想ではレオン・クロムウェルがかっこいいという感想が多く寄せられていました。レオン・クロムウェルは女性のように美しい美貌を持った人物であり、優れた強さも兼ね備えています。この全てにおいて秀でたレオン・クロムウェルは転生したらスライムだった件の中でも特に魅力的なキャラクターとなっています。

転生したらスライムだった件に登場するレオン・クロムウェルに関する感想ではレオン・クロムウェルの優しさに驚く感想も寄せられていました。レオン・クロムウェルは当初魔王という名前で悪い存在だと思われていました。しかし実際は好意を寄せるクロエと会うためだけに行動している人物であり、クロエと合流してからは優しさの塊のようなキャラクターとなりました。

転生したらスライムだった件に登場するレオン・クロムウェルに関する感想ではアニメに登場して嬉しいという感想も見受けられました。レオン・クロムウェルはその美貌から多数のファンを抱えるキャラクターであり、アニメ転生したらスライムだった件に登場した際、多くのファンは歓喜しました。

本記事では転生したらスライムだった件に登場するレオン・クロムウェルについてその強さやクロエとの関係などをまとめてご紹介しました。レオン・クロムウェルはクロエに向けた愛情だけで真の勇者に覚醒した人物であり、魔王を倒すほどの実力を持っています。最古の魔王ギィはレオン・クロムウェルを非常に評価しており、レオン・クロムウェルは魔王の中でもトップクラスの実力を持つ魔王といっていいでしょう。