ブラッククローバーのグレイの正体は？素顔や変身理由・魔法の特徴や声優まとめ

ブラッククローバーのグレイは、巨人の姿で顔に影のあることから初登場回で読者に不気味なキャラクターだと印象付けました。また、グレイは一切話さず戦闘シーンも無かったこともあり、強さなど謎に包まれたキャラクターとして気になる存在。しかし、ようやくグレイの正体が判明します。そこで、グレイの正体をはじめ変身する理由などを交えて解説していきます。驚きの正体は必見です！

• 作者：田畠裕基
• ジャンル：ファンタジーバトルアクション
• 出版社：週刊少年ジャンプ
• レーベル：ジャンプ・コミックス
• 発表号：2015年12号
• 発表期間：2015年2月16日～連載中
• 巻数：20巻(2019年6月現在)

ブラッククローバーは、田畠裕基によるファンタジー漫画となっており、2015年12号で週刊少年ジャンプにて連載が開始されました。田畠裕基の前作「HUNGRY JOKER」は科学冒険物語であるのに対して、本作のブラッククローバーは魔法冒険物語となっています。連載が開始された後はわずか1クールで2連続センターカラーを取るなど大人気作品で、今後の目が離せない作品です。

既刊は2019年6月時点で20巻となっています。その他はブラッククローバーの本篇に関連した外伝小説がジョニー音田によって2巻が刊行されています。そして、PS4のゲームソフト「ブラッククローバーカルテットナイツ」が1巻。また、「ブラッククローバーSDアスタくん魔法帝への道」のタイトルでギャグスピンオフ漫画が販売されています。

かつて「魔人」と呼ばれる存在に世界が滅ぼされようとした時、そこにたった1人の魔導士が現れます。そこで、魔人との戦闘により1人の魔導士は魔人から世界を救い、あとに魔人を倒した魔導士は「魔法帝」と呼ばれ伝説の存在として崇められます。

それから時を経て、魔法帝が存在したクローバー王国は魔法帝を代々受け継ぎ、「魔法騎士団」と呼ばれる9つの魔法集団を従い平和を保っていました。その中で、主人公・アスタとユノが教会の前に捨てられていたのを牧師が発見。それから、孤児として教会の元で育てられてきたアスタとユノは、魔法帝の存在を知り憧れを持つようになります。そこで、二人は魔法帝になることを決意し、二人は約束をします。

そして、アスタとユノは魔法帝を目指して鍛錬を毎日続けていたのですが、魔法の才能に恵まれたユノと、全く魔法を使えずにいるアスタでは真反対だということが明らかになってきます。やがて二人は15歳になり、「魔導書(グリモワール)」が授与される日を迎えます。魔導書の授与式では念願の魔導書を貰えことに喜ぶアスタ。ユノをはじめ周囲の人達に魔導書は次々に与えられていますが、アスタだけにはなぜか魔導書が与えられなかったのです。

その後は魔法帝も使っていたと言われる「四つ葉のクローバー」を授与されたユノは、魔導書を奪い取るために盗賊から襲われます。そこで助けに入ったアスタでしたが、盗賊は元々魔法帝に使える魔法騎士団だったことから、全く太刀打ちできずに危機的な状況となります。そこで、盗賊から言われた言葉によって、アスタは自分が生まれながらにして全く魔力を持っていないことを知り、絶望して夢を諦めかけます。

しかし、魔法帝になることを誓ったユノの言葉に再び闘志を燃やし、突然手元に魔法を無力化する力を持った「五つ葉の魔導書」が出現したことでアスタは力を手に入れ、盗賊を撃退しました。絶望の淵に陥ったアスタでしたが、この一件によってふたたび魔法帝を目指すことを決意。

二人は魔導書を手に入れた後は修行に明け暮れ、半年が経ったころに魔法騎士団の試験を受け、アスタは最低最悪の魔法騎士団と呼ばれる「黒の暴牛」に入団、ユノは最強の魔法騎士団と呼ばれる「金色の夜明け」に入団します。二人が魔法帝を目指すため、それぞれの一歩がここから始まりました。

• 名前：グレイ
• 性別：女性(66話で判明)
• 誕生日：2月20日
• 年齢：24歳
• 身長：159㎝
• 好きなもの：ミルク、変身した人物になりきる
• 魔導書：三つ葉のクローバー
• 等級：下級魔法騎士

ブラッククローバーのグレイは黒の暴牛のメンバーです。アスタが黒の暴牛へ入団した際に初登場しましたが、グレイは顔が影で見えずに不気味な雰囲気を醸し出していました。その後もグレイは言葉を発すことが無く顔も見えないままで、正体が謎に包まれた存在です。また、グレイといった名前も本当か分からず本名不詳となっており、ブラッククローバーで初登場した際の顔は姿が描写されていなかったため、本当の姿だと思われていました。

ブラッククローバーのグレイは、初登場した際に影で顔が隠れて正体が掴めませんでしたが、かなりの巨漢で巨人のような容姿であることが分かっています。服装も独特で大仏が座禅を組んでいるような容姿をしており、「フシュ～」としか言わないのです。暗がりでは目が光っているような感じで描写され、グレイを見たアスタもかなりビビっていました。

ブラッククローバーのグレイは常に誰かに変身しています。というのも、主人公のアスタが食堂で、黒の暴牛は普段何をするのかをメンバーに聞いた際に、グレイがいきなりアスタの姿に変身をしたことから、変身魔法の使い手だと判明したからです。また、ブラッククローバー・57話で黒の暴牛のメンバーで海底神殿に行った際は、アスタが二人描かれており、いつの間にかグレイがアスタに変身していたのです。

この時はアスタとポーズがそっくりで、どちらが本物のアスタなのか全く見分けがつかなくなっています。基本的にはとなりにいるキャラクターの姿に変身しているシーンが多く、その際はどちらがグレイなのか分かるように、変身しても名札が付いていることがあります。

ブラッククローバーのグレイは個性的なキャラクター集団の「黒の暴牛」のメンバーでしたが、変身した姿は顔が影で隠れた巨人。まさに威圧感と不気味さを醸し出した雰囲気で、初見のアスタはかなりビビっていた様子が描かれ、強さも分からない謎の存在でした。しかし、ようやくグレイの正体が判明する回があり、多くの読者を驚かせる結果となります。それでは、グレイの正体が判明した回と素顔まで紹介します。

常に変身しているグレイの正体は謎に包まれたまま物語は展開していたのですが、ブラッククローバー・66話でついに正体が判明します。66話では白夜の魔眼との戦闘でしたが、グレイは変身魔法で応戦していました。しかし、魔力を使い果たしてしまったことから、グレイ自身の変身魔法が解けてしまうのです。

変身が解けてしまったグレイの正体は・素顔はなんとかわいい女の子だったのです。変身魔法が解けてしまったグレイは「見ないでくださあぁぁい！」と言い、部屋の片隅にうずくまるのでした。変身している時の堂々としたキャラクターから想像もつかないほどで、かわいい姿のグレイに黒の暴牛のメンバーたちもかなり驚いていた様子でした。

グレイの正体が判明するまで、黒の暴牛のメンバーはこれまで巨人の姿が本物だと思っていたようで、さらには女の子だと分かった瞬間の驚きようはかなり印象的です。グレイの正体が判明するまでは、戦闘シーンが無かったことから隠された強さがあるのか？とも解釈できるのですが、なぜ変身する必要があるのか辻褄が合いません。そこで、グレイが変身する理由を登場シーンを基に解説していきます。

グレイは常に誰かに変身している状態なのですが、人に見られると先程の「見ないでくださあぁぁい！」と言って顔を隠します。なぜ変身するのかというと、極度の恥ずかしがりだということが原因で、変身をしていないと人前にでることができないからのようです。黒の暴牛のメンバー全員がかなり驚いた様子だったので、これまでずっと隠し続けているほど恥ずかしがり屋だということがうかがえます。

グレイの変身魔法は属性も変身になっています。グレイの正体が判明した際は魔力がなくなったことが原因ですが、常に巨人か誰かに変身できている状態なので、変身魔法は魔力をあまり必要としないのではないのでしょうか。変身してからではないと人前に出ることができないグレイですが、変身している時としていない時で性格も変わっています。

かわいい姿のグレイの性格はというと、かなりふざけているシーンが多いことからおちゃめな性格がうかがえます。ブラッククローバー・66話では、戦闘で危機的な状況でも舌を出してふざけたかわいいシーンもあり、この時のグレイはゴーシュに変身していたので、顔を踏みつけられてしまっています。これほどおちゃめでかわいい性格からあの巨人の姿を想像すると、妙な感じですが、グレイのかわいい正体は想像を超えるものでした。

グレイの正体が判明したブラッククローバー・66話以降は、黒の暴牛のメンバーが自分を仲間だと思ってくれているからなのか、変身魔法を使わずかわいい姿をさらけ出しているようです。本当の自分で皆と仲良くしたいと考え始めたのかもしれません。ブラッククローバー・138話ではグレイのかわいい姿でアジトにいたのですが、その際は緊張して上手く話せず何を言っているのか分からなくなっています。

さらに、この時は小声で何を言っているのか全く分からないゴードン・アグリッパーもいたせいで、一緒にいたゴーシュはかなり不機嫌になっていました。この後は白夜の魔眼に黒の暴牛のアジトが襲撃されてしまいますが、メンバーが協力して撃退します。まだメンバーの前でかなり緊張して話せていないグレイですが、確実にメンバーとの距離は近づいているのが分かります。

66話で正体が判明するまで戦闘シーンはなく、使える魔法は変身魔法のみだと考えられていました。しかし、ゴーシュがアドバイスした時点でグレイの魔法効果が変身のみだということが明確になります。ところが、グレイは変身魔法を応用した技を身に付ける成功しました。それでは、グレイの魔法の特徴をはじめ技名まで紹介していきます。

グレイの正体が判明するまで、変身魔法によって自分が誰かに変身するのが魔法の特徴だったのですが、これに加えて「自分以外の相手にも作用」する効果まで使用しています。ブラッククローバー・8巻では大きな肉に変えた岩を戦闘に使っていました。これを見たゴーシュ曰く、このような変身魔法の効果を使える人物を見たことがないとのことです。

この変身魔法が使えるようになったというのも、ゴーシュのアドバイスから魔法の属性を変身させる「マジックコンバート」という新しい変身魔法を身に付けています。ゴーシュがいうことを真に受けるのであれば、グレイの魔法は変身魔法の中でも特殊なものではないのかと考えられます。

本人が変身を解除しなければ使えない魔法なのですが、自分以外の相手の魔法属性を変えられるのはかなり便利な魔法だと言えます。今後ブラッククローバーの展開で期待できそうな魔法です。

ブラッククローバーのグレイの声優は少し特殊なようです。というのも、グレイが巨人の姿では赤坂柾之さんが声優を担当し、グレイが誰かに変身した時はそのキャラクターの声優が担当している状態なのです。なので、グレイの本当の声をなかなか聞くことはできません。ブラッククローバーのグレイの本当の姿では、高橋未奈美さんが声優を担当しています。

• 名前：高橋未奈美
• 愛称：たかみな、みーな
• 出生地：神奈川県
• 誕生日：12月20日
• 身長：161㎝
• 血液型：О型
• 職業：声優
• 事務所：東京俳優生活協同組合
• 活動期間：2011年～

高橋未奈美が声優活動を始めるまでは、俳協ボイスアクターズスタジオを第38期で卒業しており、現在は東京俳優生活協同組合に所属しています。声優の道へと進むきっかけが、子供のころにミュージカルを観たことで、ミュージカル女優になりたいと考え、さらにハリーポッターの影響から魔法使いにもなりたいと考えていたこと。

そこで、大学生の時に子供のころの夢を叶える方法として、声優を選んだのが理由のようです。それからは2012年12月10日に「スタプラ！」のライバルチームの一人、卯月花音の声優を担当することが発表されました。特技は声優に欠かせない語学の分野で英語とドイツ語を話せることです。英語の方面では英検準2級を取得しています。

高橋未奈美の主な出演作としては、「アイカツ！」の風沢そら、「食戟のソーマ」の田所恵、「アイドルマスターミリオンライブ！」の馬場このみ、「Re：ゼロから始める異世界生活」のテレシア・ヴァン・アストレアなどの声優を担当しています。

ブラッククローバーのグレイの正体が判明したのですが、その理由がまさか恥ずかしいからとは考えもしませんでした。不気味な雰囲気から一変、おちゃめな性格で見た目もかわいいキャラクターとのギャップに多くの読者は驚いたことでしょう。それでは、グレイの正体が判明する前、そして正体が判明した後の感想や評価を紹介します。

グレイの正体が気になるとの感想です。グレイの正体が判明するまでは、巨人の姿で顔も影で隠れているような描写、そして「フシュ～」と言う以外は一切言葉を発することがないことからかなり強いキャラクターなのではないのか？思わせました。やはり、戦闘シーンもない状態だったので、読者もかなり気になっていたようです。

グレイがかわいい姿になる前の感想です。ブラッククローバーでアスタが黒の暴牛へ入団した際の画像なのですが、着ている服が明らかにマツコ・デラックスなのではないのか？と思わせる姿をしていました。黒の暴牛のメンバー紹介の際は、黒の暴牛のヤミ団長からグレイの紹介があっさりと流されましたが、見た目だけでもかなり印象的でした。

ブラッククローバーの新OPでは、黒の暴牛のメンバーが揃っているシーンがありました。ただし、ゴードンとグレイを除いて。しかし、なぜか水色の髪をした女の子がそこにはいたのです。グレイの正体が明らかになる前にOPが変わったので、新しいメンバーが加入したのかと思わされたのですが、まさかグレイの正体だったというのは多くの人が驚いたことでしょう。

グレイの正体が水色の髪をしたショートカットの女の子でしたが、その姿がかなりかわいいと言われています。これまでは黒の暴牛のメンバーであるチャーミーが、ブラッククローバーのマスコット的キャラクターでしたが、グレイのおちゃめなかわいい性格や見た目からさらに惹きつけられること間違いなしだといえるでしょう。

グレイの正体が判明した瞬間の画像で、グレイがかわいいと言われています。グレイの変身前の姿はかなり不気味で威圧感がある雰囲気を醸し出していましたが、変身が解けた瞬間は性格が一変。かなり恥ずかしがっているので、ギャップがさらにかわいいと思わされることでしょう。

ブラッククローバーのグレイは威圧感はもとより、謎に包まれた不気味なキャラクターとして描かれ続けていました。しかし、ようやくグレイの正体が判明したかと思いきやおちゃめな性格といい、水色の髪やショートカットの髪型の外見までかわいいキャラクターだということが分かりました。読者の感想からも分かる通り、かなりのギャップから余計にかわいいキャラクターとして映ったようです。

グレイの正体が判明した時は自分以外の相手にも作用する魔法も使えたので、様々な場面で活躍する可能性があるといえるでしょう。また、変身魔法によって正体を隠し続けていたグレイが、黒の暴牛のメンバーと仲良くしたいから変身しないといった心境の変化が見られます。基本的にブラッククローバーでは、黒の暴牛のメンバーが奥深い過去があるのが特徴なので、グレイが黒の暴牛のメンバーになったのかも明かされる回があるかもしれません。

まだグレイの魔法効果が1つだけなので、明かされていない魔法の条件の謎を紐解くカギになる可能性もあります。そして、ブラッククローバーの見所である主人公のアスタとメンバーが協力して敵を倒すシーン。今後のブラッククローバーの展開でグレイはアスタとどのように協力して戦うのかますます気になるところです。是非この機会にグレイの活躍に期待してみてください。