ヒロアカのエクトプラズム先生の個性「分身」や強さは？登場シーンも紹介

分身という個性を持つ雄英高校で教師を務める漫画ヒロアカのエクトプラズム先生。エクトプラズム先生は禍々しい真っ黒なマスクを付けた人物であり、過去に足を失って義足で復活したことから「不屈の男」と呼ばれています。そんなエクトプラズム先生の個性は分身であり、口から霊エネルギーを出すことで自身の複製を作り出す能力を持っています。本記事ではそんなエクトプラズム先生の個性の強さや過去などをご紹介します。

ではまず初めにエクトプラズム先生が登場する漫画ヒロアカの作品情報とあらすじをご紹介していきます。エクトプラズム先生が登場するヒロアカこと僕のヒーローアカデミアは2014年から2019年現在にかけて漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載されている堀越耕平の漫画作品です。漫画ヒロアカは現在まで単行本が23巻発売されており、単行本7巻ではドラマCDが付録で付属されるほど連載当初から人気を集めていた作品です。

漫画ヒロアカは個性や能力を持たない少年が世界を救うヒーローになるといった少年漫画の王道的ストーリーであり、男性を中心に人気を集めたことから2014年に累計発行部数300万部を記録しました。その人気から漫画ヒロアカは2016年から2019年現在にかけて4期に渡るアニメが制作され、2018年には劇場版アニメが公開されました。また他にも多数の派生作品が制作され、2019年現在累計発行部数2200万部を記録しました。

漫画ヒロアカの世界は世界中で超常現象が発生し、世界の人口の8割が超能力「個性」を持つ超人社会が形成されていました。その中でもちろん個性を悪用する者がおり、個性を用いて悪人を倒すヒーローが人々から支持を集めていました。そんな中、主人公である緑谷出久は何の個性も持たない存在でした。しかし彼は無個性ながら幼い頃より、世界を救うヒーローに強い憧れを持っていました。

自信が無個性である緑谷出久はヒーローになる夢を諦めきれず、ヒーローを輩出する国立雄英高校ヒーロー科へ進学することを決意します。そして無個性である緑谷出久は多くの仲間達と出会い、様々な困難に立ち向かいながら立派なヒーローへと成長していくことになるのでした。

本記事の主役である漫画ヒロアカのエクトプラズム先生。彼は3月23日の沖縄県生まれであり、現在ヒーローを輩出する雄英高校ヒーロー科の教師を務めています。は過去に受けた傷で足を失ったことで義足を装着しており、「不屈の男」という異名を持っています。現在エクトプラズム先生はその強い支持を受けながら雄英高校で教鞭を振るう教師を務め、新たなヒーローの輩出に力を注いでいます。

エクトプラズム先生は普段大きい立襟が付いたマントを着用し、顔には禍々しい真っ黒なマスクを付けています。教師とは思えない見た目をしていることからは見た目が怖いと読者からいわれています。しかし本当は優しい心の持ち主であり、自身の過去を恥じるなど純粋な姿を見せてくれます。マスクを外しても白目を向いて歯がむき出しになった怖い顔をしているのですが、カラオケが好きというかわいい一面を持っています。

皆様は非常に怖い顔をしている漫画ヒロアカのエクトプラズム先生の個性をご存知でしょうか。エクトプラズム先生の個性は「分身」であり、ある方法から自身とそっくりの複製を作りだすことが出来る能力を持っています。非常に怖い顔をしているが増えるだけでも非常に恐ろしいことが分かります。ではここからは本記事の本題であるエクトプラズム先生の個性「分身」の概要や、その強さをご紹介していきます。

エクトプラズム先生は個性である分身を発動すると、口からエクトプラズムを出して自らの分身を生み出すことが出来ます。このエクトプラズムというのは霊エネルギーの一種であり、霊の姿を目視することが出来るエネルギーといわれています。エクトプラズム先生はこの個性「分身」を使用することで多数の自分の複製を作りだし、ナルトの影分身と同じく自らの強さを遥かに増幅させることが出来ます。

口から霊エネルギーを出して複製を作るエクトプラズム先生の個性「分身」。ではこのエクトプラズム先生の使用する個性「分身」は一度で何体の分身を作ることが出来るのでしょうか。今現在の時点でエクトプラズム先生は一度で30体もの分身を作り出すことが出来ます。また大好きなカラオケを行うと数を少し増やすことが出来るそうです。さらに数を減らして1体に集中することで巨大な分身も作ることが出来ます。

漫画ヒロアカの作中においてエクトプラズム先生は実習試験で常闇と蛙吹の二人の担当をすることになりました。その実習試験でエクトプラズム先生は個性「分身」を一点集中し、強制収容ジャイアントバイツという技を披露しました。この技は超巨大化させたエクトプラズム先生の口で相手を捕獲する技であり、当初エクトプラズム先生に上手く対応していた常闇と蛙吹はこの能力の前にやられて捕獲されてしまいました。

漫画ヒロアカに登場するヒーローたちはそれぞれ特殊な個性を持っています。この個性は2つに種類を分けることが出来、1つは前線で敵と戦う特攻型です。そしてもう一つはジャイアントバイツのように敵を捕らえる捕獲型です。一方エクトプラズム先生は上記の個性を見ると分かる通り、その両方をこなすことが出来る万能型です。

エクトプラズム先生は前線で戦う時は数を増やして敵を殲滅し、後方では巨大化させて敵を捕縛したり、数を増やして敵の偵察をすることが出来ます。このようにどのようなシーンでも活躍できるヒーローは数が少なく、非常に貴重な戦力です。なのでエクトプラズム先生は雄英高校の教師に恥じない強さを持つキャラクターといえるでしょう。

漫画ヒロアカの作中において1年A組の生徒達が「ウソの災害ルーム（USJ）」で災害救助訓練中に、敵組織であるヴィラン連合がオールマイトを狙って襲撃してくる事件が発生します。その事件で災害救助訓練を担当する教師である13号が倒され、生徒達は苦戦を強いられます。そんな生徒達のピンチにエクトプラズム先生たちが援軍で駆けつけ、見事大勢のヴィラン連合のメンバーを捕縛することに成功します。

漫画ヒロアカの舞台である雄英高校では生徒達を育てるために様々な行事が行われています。その中で行われた生徒2人対雄英高校教師という内容の実習試験でエクトプラズム先生は蛙吹ツユと常闇を担当することになります。この実習試験でエクトプラズム先生はジャイアントバイツを披露し、蛙吹と常闇は捕縛されてしまいます。しかしそこで蛙吹が機転を利かせて常闇と個性を上手く使用し、無事実習試験を突破することが出来ました。

雄英高校で教師を務めているエクトプラズム先生は過去にヴィラン連合と戦った際に両足を亡くしてしまいます。その時エクトプラズム先生は両足を失うショックで絶望してしまいます。しかしエクトプラズム先生は両足を義足にすることで絶望を克服し、立派な先生として復活します。この出来事からエクトプラズム先生は「不屈の男」という異名を付けられ、周囲から支持されることになりました。

一度ヴィラン連合との戦いで両足を失ったものの、足を義足にして復活を遂げたエクトプラズム先生。普段エクトプラズム先生は普通の義足を付けて雄英高校で教師を務めています。しかしいざ戦闘となると、エクトプラズム先生は義足を軽い物に変更します。軽量化した義足を付けることでエクトプラズム先生は磨き上げられた鋭い体術を存分に発揮することが出来ます。

漫画ヒロアカのエクトプラズム先生に関する感想ではエクトプラズム先生が可愛いという感想が多く寄せられていました。エクトプラズム先生は一見悪役と思うような怖い見た目をしており、少しとっつきにくいオーラを出しています。しかし本当は過去を反省する純粋な心を持つ人物であり、カラオケが大好きという可愛い一面も持っています。

漫画ヒロアカのエクトプラズム先生に関する感想ではエクトプラズム先生の素顔がかっこいいという感想も多く寄せられていました。エクトプラズム先生は上述でご紹介した通り、少し怖い見た目をしたキャラクターです。しかしその素顔は吊り目に目がねをかけた風貌であり、口が裂けた強面です。あまりマスクとは変わりない顔なのですが、上記の感想の通り一部のファンはエクトプラズム先生の素顔を支持しているようです。

漫画ヒロアカのエクトプラズム先生に関する感想ではエクトプラズム先生の過去が気になるといった感想も見受けられました。エクトプラズム先生はある恥じている過去があり、漫画ヒロアカの作中で反省する場面があります。実はエクトプラズム先生は過去に寝坊をしたり、分身を使用して遅刻をごまかしたりしていました。真面目な性格をしているエクトプラズム先生は猛烈にこのことを反省し、若気の至りとして恥じています。

本記事では漫画ヒロアカに登場するエクトプラズム先生について個性「分身」の強さや義足についての情報などをまとめてご紹介しました。エクトプラズム先生が使う個性「分身」は前線から後方まで様々な場面に対応できる能力であり、漫画ヒロアカでも非常に希少な個性とされています。今現在あまり活躍のないエクトプラズム先生ですが、今後の活躍する時が来ると推測できるので、是非今後の展開にご注目ください。