ワンピースのCP9メンバー一覧と強さランキング！スパンダムやルッチの再登場は？

CP9について紹介する前に、CP9が活躍するワンピースについても簡単に紹介していきます。

ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプで連載を続ける王道冒険バトル漫画です。2019年6月現在92巻まで発売し、週刊少年ジャンプの中でも歴代2番目に長い長期連載作品であると同時に、国内外で高い評価を受け、2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録にもなっています。

ワンピースはその高い人気を受けてアニメや映画、ゲームなどのメディアミックス展開も頻繁に行われており、いずれでも高い人気、評価を受けています。ワンピースの世界は非常に作り込まれた世界観で悪魔の実を始めとした様々な謎が今でも残り続けている程の伏線の多い作品でもあります。

海賊王を夢見る少年モンキー・Ｄ・ルフィが仲間を見つけ冒険していくのがワンピースの基本的なストーリーです。ワンピース本編で東の海から出発したルフィは各島で奮戦し、仲間と麦わらの一味の最初の船となるゴーイングメリー号を獲得、グランドラインではアバラスタの動乱に介入しその名を一気に広げる事にも成功します。さらには空島にも行き無事に生還を果たしました。

麦わらの一味の数々の冒険を支えたゴーイングメリー号ですが損傷が大きくなりウソップの日曜大工レベルの修繕では立ち行かなくなってしまいます。そこで麦わらの一味はゴーイングメリー号の損傷を直しさらには船大工を見つける為に世界一の造船都市「ウォーターセブン」に立ち寄ります。そこでニコ・ロビンに接触し一味の元から連れ去ったのが今回紹介するCP9です。

CP9はサイファーポールの略でワンピースの世界にはCP-0～CP9までの10の部署に別れた世界政府直属の諜報機関です。そのうち世界貴族直属のCP-0を除くCP1～CP8までが世界に8箇所ある拠点を中心に活動、CP9はそれらの諜報に加えて政府に敵対姿勢を示す者、協力的な姿勢を示さない市民の殺害さえも許されている組織です。その任務内容故にその他の諜報機関と違い世界にも公表されていない秘密組織になっています。

CP9のメンバーは六式という超人的な体術使いです。またCP9は紛れもない政府機関の組織なので良くワンピースで強さの指標の1つにされる懸賞金が設定されていませんが、代わりにCP9同士で道力という指標を持っています。この道力は銃を持った衛兵独りを10道力に換算して計測するものでワンピース本編でスパンダムが500を超えれば十分に超人と発言していました。

ワンピース本編に登場する現CP9のメンバーは20代前半から30代後半にかけてのメンバーで構成されそれぞれに非常に個性的なキャラクターになっています。ここからはワンピース本編で活躍した現CP9メンバーを一覧で紹介します。

CP9の最高指揮官である司令長官の座についているのがスパンダムです。スパンダムは世界政府の司法機関であるエニエス・ロビーのトップも兼任している為、CP9の活動拠点もエニエス・ロビーになっています。10年前にはCP5のトップである主官を務めていました。その性格は政府の役人とは思えない程、外道の小悪党でかつドジな性格でもあります。また長官でありながらCP9の部下からは一切信頼もされていません。

長官で任務には出向かない為、ワンピース本編での登場はエニエス・ロビー編からです。その他ワンピース本編では分からないもののワンピース単行本の人気コーナーSBSやビブルカードワンピース図鑑によると出身はグランドライン、年齢はCP9長官の時点で39歳、身長は192cm、誕生日は3月11日でうお座、血液型はXF型で好きな食べ物はウイスキーと高級ビーフステーキだという事が判明しています。

CP9の長官でありながら信頼されていないに変わりCP9のリーダー格なのがロブ・ルッチです。常にシルクハットをかぶりハトを連れていますが、その性格は殺しが許されるという理由でCP9に所属する、任務の障害になると判断すれば味方にも手を下したりと冷酷そのもので自らの考える正義と、世界政府からの任務にのみ従って行動しています。ただCP9のメンバーからは信頼を集めるなど人望のある人物でもあります。

ワンピース本編での初登場はウォーターセブン編でガレーラカンパニーに船大工として働いていました。これはフランキーが持つプルトンの設計図を回収する任務の為でウォーターセブンでの任務でも主導して動いていました。13歳からCP9に所属するなど政府によってCP9に所属するべくして育てられたキャラクターです。

ちなみにビブルカードワンピース図鑑やワンピース単行本の人気コーナーSBSによると、出身地はグランドラインで年齢はCP9在籍時で28歳、身長は212cmで、誕生日は6月2日のふたご座、血液型はXF型で好きな食べ物はブランデー、嫌いな食べ物がスパムだという事が分かっています。

ルッチと同じくワンピース本編にてガレーラカンパニーの船大工として登場したのがカクです。1番ドックの大工職職長を務め、ウォーターセブン市民にも人気の高い船大工でその頃から真面目で明るく陽気な性格です。ただし諜報員としても優秀で冷徹かつ冷静沈着に任務をこなす事が出来ます。余談ですがファン人気も高くワンピースの第三回人気投票でエースやシャンクスを抜いて9位にランクインした事もあります。

真四角で長い鼻でその外見からウソップと間違われる事も多く、またガレーラカンパニー潜入時もCP9に戻ってからも常にキャップをかぶっています。ちなみにワンピース本編では語尾に「じゃ」をつけるなど年寄り口調が特徴的ですがCP9のメンバーの中では最年少だったりします。

その他ワンピース本編では語られない設定としては出身は東の海で年齢はCP9在籍時で23歳、身長は197cmで誕生日は8月7日のしし座、血液型はX型で好物はバナナとカステラだそうです。

エニエス・ロビーにて合流したCP9のメンバーの独りがジャブラです。ナマズ髭と三つ編みが特徴的な外見をしており、非常に荒々しい性格をしています。ただCP9の諜報員として瞬殺をモットーとしている為、必要とあらば不意打ちや騙し討ちなども厭わないです。ただ仲間内では話す時には情に脆く、人間味のある姿も見せています。

余談ですがワンピース本編のスパンダムのセリフによるとルッチ達がウォーターセブンに潜入任務を行っている間にクマドリ、フクロウと3人で革命軍支部長の暗殺計画を実行していたそうです。当初は3人を殺す予定がフクロウのおしゃべりによって23人を殺すハメになりましたが結果としてそれを成し遂げているなど高い任務遂行力を持っています。

その他ワンピース本編では語られていないプロフィールとしては出身が北の海、年齢がCP9在籍時35歳、誕生日は6月5日のふたご座で身長は212cm、血液型はS型で好物は子羊のローストという事が判明しています。

ルッチと同じくワンピース本編ではウォーターセブン潜入組ながら他の潜入組と違い唯一、ガレーラカンパニーではなく街のバーのマスターとなっていたのがブルーノです。牛の角のような髪型が特徴的でCP9の中でもルッチに並んで無感情だと言われますが見た目に反してCP9内では頭脳派なキャラクターでもあります。

その他にワンピース単行本のSBSやビブルカードワンピース図鑑で判明したプロフィールとしては北の海出身で年齢はCP9時点で30歳、誕生日4月20日のおうし座、身長は258cmで血液型はX型、高ブウtはミルクシェイクだという事です。

エニエス・ロビーで登場したCP9のメンバーの独りが歌舞伎役者のような隈取と喋り方が特徴的なのがクマドリです。またCP9で唯一長官であるスパンダムに忠誠心を感じさせる言動が見られるキャラクターでもあります。ちなみに母親も殺し屋家業をしており「クマドリヤマンバ子」という名前だという事が判明しています。ちなみにワンピースの本編ではよく天国の母と口にしますが存命だという事も判明しています。

その他に判明しているプロフィールとしては出身が南の海、年齢がCP9在籍時で34歳、誕生日が2月20日のうお座で身長は318cm、血液型はX型で好物が酒と味噌汁となっています。南の海出身という事が判明したのが2019年6月発売のビブルカードワンピース図鑑であった事もあってそのキャラクター性から「ワノ国」出身で再登場するのでは？と考察されていました。

チャックを付けられた大きな口と「チャパパパ」という特徴的な笑いをするのがフクロウです。見た目がまん丸い身体ですが身長331cmとCP9でも一番の身体の大きさを持っています。ワンピース本編ではエニエス・ロビーにて登場しました。

またそのチャックを付けられる要因にもなっているように非常におしゃべりな性格で機密情報も他者に漏らしてしまったりとお調子者でノリの軽い性格をしています。ワンピース本編でも鍵の在り処などルフィ達に喋ってしまいました。その他に分かっているプロフィールとしてはグランドラインの出身でCP9在籍時29歳、誕生日は6月29日のかに座で身長は331cm、血液型はS型で好物はチャパティだという事です。

CP９の紅一点でワンピース本編ではウォーターセブンでガレーラカンパニーの社長アイスバーグの秘書をしていたのがカリファです。同性であるナミがときめきを感じてしまう程にセクシーな金髪美女でメガネが似合う美女とも言われます。秘書としても非常に優秀で常に先の先を読み行動するので社長のアイスバーグからは驚かれていました。

一方で不快に感じるスパンダムなどには無礼な態度になり、存在自体がセクハラというような罵倒をぶつけています。ワンピース本編には出ていない裏設定ですがカリファの父ラスキーもCP9のメンバーでニコ・ロビンの故郷であるオハラで22年前にバスターコールの際に同行していた事が明らかになっています。

またカリファはその見た目から人気も高くCP9メンバーで唯一キャラソンが発売されたキャラクターでもあります。それ以外に判明しているプロフィールとしては出身がグランドライン、年齢はCP9在籍時で25歳、誕生日は4月23日のかに座、身長185cmでスリーサイズがB93（Gカップ）・W61・H92、血液型がXF型で好物がラム肉のピリ辛炒めだそうです。

忘れられがちのCP9メンバーがネロです。ワンピース本編ではニコ・ロビンとフランキーを護送する海列車の護衛としてエニエス・ロビー合流組に先んじて登場しました。CP9の中では新入り扱いを受けており、派手な帽子と首のアクセサリーなど諜報員とは思えない派手な服装をしていました。最後には味方であるはずのルッチの怒りを買って海に落とされてしまうなどエニエス・ロビーでも一切登場しなかったキャラクターでもあります。

それでも紛れもないCP9のメンバーだったので他のメンバーと同じくSBSやビブルカードワンピース図鑑でワンピース本編では描かれていないプロフィールが明らかになっています。それらによると出身は西の海で年齢は20歳、誕生日は1月26日のみずがめ座で、身長は202cm、血液型はX型で好物はハバネロの肉詰めだそうです。

CP9の中で一番弱いのが長官であるスパンダムです。道力では9と言われ武器を持った衛兵よりも弱いと言われています。実際ワンピースの本編の中ではCP9の部下や役人、海兵に戦いをほとんど任せきりでした。一方でゾウゾウの実を食べた剣ファンクフリードを所持している為必要な際にはこのファンクフリードを持って戦います。ファンクフリードを込みで考えるのであれば少なくともネロよりは強いです。

ワンピースの敵キャラクターの中でも珍しい個人では全くの強さを発揮しないスパンダムがCP9の長官になれたのは父親スパンダインが22年前にCP9で長官をしていた為で、退役いた父の権力を背景に持っている為です。その為、ウォーターセブン編から2年が経過している新世界編では父親が病状に伏して権力が下がってしまったとも言われるなど完全に個人の能力はないと言っていいようなキャラクターです。

CP9の中で唯一道力が判明していないのがネロです。しかしネロが他のCP9メンバーよりも劣っているのは明白で、CP9メンバー全員が習得している六式のうち、「鉄塊」と「指銃」が使えない四式使いである為です。さらに性格的にも任務となれば冷徹になれる他のCP9メンバーと違い感情を優先してしまうなどしてしまい最終的にルッチにCP9失格として追い出されてしまいました。

正規のCP9メンバーの中で一番道力が低いのがカリファです。道力はウォーターセブン編時点で630なので十分に超人の域に達しています。さらにエニエス・ロビー編で悪魔の実「アワアワの実」の能力者になった事からさらに強くなっていると思われます。直前で能力者になったにも関わらず高い順能力も見せ、エニエス・ロビー編で戦ったナミを大いに苦しめました。

道力は800でCP9内の強さでは6位なのがフクロウです。その巨漢に任せたパワー戦術が得意ですが、六式を極めているので動きは身軽で、相手の攻撃を受け止めて反撃するのではなく、避けた上で「剃」や「月歩」を使って相手に突進するなどの技を使っています。余談ですが道力を図る技である「手合」も得意で現CP9メンバーの道力を測定しているのは彼です。

僅差ながら道力810でCP9強さランキング5位がクマドリです。六式に加えて「生命帰還」という本来自在に動かせない髪や内蔵を自在に動かす技、さらに錫杖を用いた戦いを得意としておりそれらを組み合わせて戦っています。生命帰還で髪を動かす様は悪魔の実の能力者のようですが悪魔の実は食べた事がなく、実際スパンダムからカクとカリファが悪魔の実を与えられた際に初めて実物の悪魔の実を見たそうです。

ワンピースの本編では暴走したチョッパーに敗れてしまいますが暴走しなければ倒せないとチョッパーに覚悟させるだけ追い詰めていた事からもかなりの強さを見せつけました。

さらに僅差で道力820でCP9強さランキング4位がブルーノです。CP9の中で最初に麦わらの一味と交戦したメンバーで同時にルフィがその後の基本戦術となる「ギア」を初めて使った相手でもあります。悪魔の実、ドアドアの実を食べたドアドア人間で、好きな場所に亜空間への入り口を作り出入りする事が出来ます。戦闘でもその能力を活用し、奇襲や防御に使ったりさらには相手の身体自体をドアにしてしまう事も可能です。

ワンピース本編の中で最初に敗れたメンバーである事もありますが他のメンバーよりも先に動けるように回復でき、その事がCP9のメンバーの救出に繋がりワンピースの扉絵連載に繋がっていく事を考えても相当なタフさを持ち合わせている事が分かるキャラクターです。

ここまでのメンバーと比較にならない程の強さを誇るのがCP9のトップ3です。3位のジャブラで2180と4位以下のメンバーを2倍以上道力で差を付けています。ジャブラの場合はさらに悪魔の実イヌイヌの実モデル狼を食べている狼人間で、CP9で唯一「鉄塊」状態のまま動く事が出来ます。本来鉄塊は防御技ですが、ジャブラはこの鉄塊の硬さをそのまま攻撃に転用する「鉄塊拳法」の使い手です。

六式に加えて狼特有の鋭い爪なども後押しして六式の技全体の威力が高くなっており、エニエス・ロビー編では戦ったサンジを大いに苦しめました。ワンピース本編に再登場していないメンバーの中でも特に強さを誇っているのでその同行が注目されています。

道力2200でCP9では2番目の強さを誇るのがカクです。元々逆手持ちした2本の長ドスを武器として使用しており、その2本のドスだけでゾロと真正面から斬り合える程の実力者ですがさらに六式の1つ「嵐脚」を得意とした四刀流で、さらにエニエス・ロビー編ではスパンダムから与えられた悪魔の実ウシウシの実モデル麒麟を得て悪魔の実能力になりました。

エニエス・ロビーでゾロと戦った際にはなったばかりの能力者である為に意のままに変形を操れないような場面も見せますがそれでも即興で自身の技を悪魔の実の能力に合わせた物に作り変える高い順能力も持ち合わせています。

2位のカクに倍近い差を付けた圧倒的な強さを誇っているのがロブ・ルッチで、その道力は4000となっています。フクロウ曰く、道力4000は歴代CP9の中でも最強の強さを誇っています。13歳の時点で500人の兵隊を素手で葬るなどその片鱗見せており、さらには悪魔の実ネコネコの実モデル豹（レオパルド）の能力者でもある為その体術は圧倒的でワンピースの敵キャラの中で初めて純粋な体術だけでルフィを圧倒した相手でもあります。

もちろん六式も使う事ができ、動物系で強化される身体能力で放つ六式はどれもかなり強力な技になっています。加えてクマドリが使う生命帰還を使う事もできる、CP9メンバーで唯一六式の究極奥義と言われる六王銃（ロクオウガン）も使う事が出来るなど、実績もワンピースの作中で見せた技も他のメンバーを圧倒する程の強さを発揮しています。

ワンピースでは立場やその強さを変えてキャラクターが再登場する事は珍しくありません。CP9のメンバーも一部ですが新世界編にてワンピース本編で再登場しています。しかもサイファーポールの中でも別格の存在であるCP0のメンバーとしての再登場でその能力も強くなっている事が予想されます。ちなみに2019年6月現在現在CP0メンバーの一覧として判明しているのは以下の3人に加えてステューシーだけでCP0の全容は不明です。

再登場したメンバーのうちの1人がスパンダムです。エニエス・ロビー編での失態がありながらそれを部下のせいにした為か順調に出世してCP0に在籍しています。しかし父親の権力が弱まった事でCP0のトップというわけではなく1構成員という形での再登場です。戦闘シーンなどはない為その強さなどの一切は不明になっています。

経緯は不明ながらCP9から逃亡したはずのルッチもワンピース本編にてCP0のリーダー格として再登場しています。スパンダムとの上下関係は完全に逆転しているようでスパンダムが「ダンナ」と呼ぶような状態ながらも傍に置きつつ嫌味な事も言っているので敢えて自身の部下の位置に置いているような風にも見る事ができます。

覇気も習得しているようでワンピース本編ではまだ明確な戦闘シーンはないものの映画の中では革命軍No2のサボとやり合うなど高い戦闘力を見せています。またウォーターセブン編ではまだ明確に登場していなかった覇気も武装色、見聞色と会得している事も明らかになっているなどウォーターセブン編からさらにその強さは上がっていると思われる情報も明らかになっています。

ルッチと同じくCP0のメンバーとしてワンピース本編に再登場したのがカクです。ルッチと違い映画などを含めても新世界編以降のワンピースでは未だに戦闘描写はない為その強さは不明ですが、ルッチと同じく武装色、見聞色を習得している事が明らかになっており、強くなっているのは間違いないと思われます。

CP9の存在が初めてワンピースの中で登場したのはウォーターセブン編です。ルフィ達がウォーターセブンに辿り着いた時には既にルッチ、カク、カリファ、ブルーノが何年も潜入任務をしている状態でした。彼らが狙っているのはワンピースで未だに謎に包まれている存在である古代兵器の1つプルトンの設計図です。しかしガレーラカンパニーが世界政府御用達の会社だった為には簡単に手が出せない状態だったのです。

ワンピース本編ではそんな冷戦状態に頃にルフィ達がウォーターセブンを訪れる事になります。麦わらの一味に加わったロビンの存在に気づくと正体を隠した状態でロビンに接触してロビンに一時麦わらの一味脱退を決意させるなど暗躍。ロビンを捕縛するとアイスバーグの屋敷を襲撃して古代兵器プルトンの設計図をフランキーが持っている事を知ります。

フランキーが地図の在り処を口にしない事から罪人として捕縛すると海列車でニコ・ロビンとフランキーを護送します。エニエス・ロビーではロビンとフランキーの後を追ってきた麦わらの一味と交戦。メンバーそれぞれが麦わらの一味に敗れほぼ壊滅状態になってしまい、さらにはフランキーがプルトンの設計図を燃やしてしまいます。

せめてロビンを逃さない為に、バスターコールを発動、しかしガレーラカンパニーでもう走れないと言われていたにも関わらずこれも不思議な力を発揮したメリー号がルフィ達を迎えにきた事で大脱走に成功。CP9側から見えば長年の計画を失敗させた事になってしまいます。わ本編ではこの後はルフィ達側の物語になっているのでCP9がどうなったかについては描かれていません。

CP9のその後の展開についてはワンピースで度々行われる扉絵連載で描かれています。バスターコールによってエニエス・ロビーはほぼ崩壊してしまいますがブルーノのドアドアの実の力を使って逃げ出していたCP9メンバーは生き残っていました。しかし唯一彼らとは別に生還していたスパンダムによってその失敗の責任を全て押し付けられる事になってしまいます。CP9メンバーが海軍を抜けてしまった事も背中を押します。

ワンピース本編にて全員が麦わらの一味に敗れたCP9メンバーですが中でもルフィと対峙したルッチは重症でメンバー達はそれぞれの能力を生かしてセントポプラという街で治療費を稼ぎルッチを復活させます。運悪く街を襲撃したキャンディー海賊団を撃退するもその行き過ぎた正義によって町人から恐れられる事になってしまいました。

ルッチの復活で全員が動けるようになったCP9メンバーは街を後にして彼らが育った故郷を訪れますがそこに海軍が上陸。麦わらの一味に敗れたとはいえ猛者揃いであるCP9メンバーはこれをあっさり撃退すると海軍の電伝虫を使いスパンダムに「いずれ戻ります」と告げて姿を消してしまいました。扉絵連載で描かれたのはここまでで、次に彼らが登場するのは上記新世界編でのCP0としてになります。

ワンピースの本編はもちろん映画や扉絵連載でもルッチ達がどのようにしてCP0になったのかは不明で、またCP0として登場していないルッチとカク、スパンダム以外のメンバーがどうなっているかも不明です。同じくサイファーポールに復帰して別部署にいるのか、同じくCP0に昇格して別の場所にいただけなのかなどは分からないままになっています。

ここからは既にワンピースのCP9の活躍を見た人の感想を紹介していきます。ワンピース本編ではウォーターセブン以降、ワンピース本編での再登場まであまり情報の無かったCP9ですがウォーターセブン、エニエス・ロビーでの活躍もあって高い人気を誇っており復活を望む声も多いです。

CP9が活躍したウォーターセブン編、エニエス・ロビー編はワンピースの中でもかなり人気の高いエピソードになっています。特に麦わらの一味にとっても能力的にも精神的にも大きく成長するきっかけになった相手でもあり、特にニコ・ロビンの過去に触れる展開は涙なしでは見れないという声が多くなっています。

ただウォーターセブン編エニエス・ロビー編はワンピースでは珍しく麦わらの一味vsCP9という構図だけでなくCP9の活躍以外にも様々な事が描かれたエピソードだけに必ずしもCP9のキャラクターの魅力だけで出来たエピソードではないという声も多いです。とはいってもCP9があってこそ成立する話も多く、それまでの多くの敵だった海賊、海兵とは違った側面が魅力だとする声は非常に多くなっています。

ワンピースの中でも組織として人気の高いCP9で扉絵連載もされただけにその再登場を望む声は非常に多く実際にCP0として一部だけでも再登場した事に歓喜する声も非常に多いです。同時に今回の一覧で紹介したメンバー全員が登場しているわけではないだけに他のメンバーがどうなっているのかを気にする声も多くなっておりワンピースにおける伏線の1つとなっています。

ワンピースに登場したCP9は諜報機関にして世界政府の敵と見なされれば殺す事さえも許されているという政府の闇の機関です。メンバーは一覧でも分かるように非常に個性的ながらいずれも高い戦闘力を持ち、麦わらの一味の前に立ちはだかりました。ワンピースの本編では麦わらの一味に敗れてこそしまいますが麦わらの一味も多くに苦戦し能力を昇華させなければ勝てない存在でした。

ワンピースウォーターセブン編で活躍した全員が出ているわけではなりませんが新世界編でもルッチとカク、スパンダムが再登場し、今後の活躍が期待されています。同時に元CP9メンバーが一覧でも半分以上登場していない事からどうなっているのかという声も多く先の展開が期待されている状態です。今後もワンピース本編で活躍する事が期待されるのでぜひCP9メンバーに注目しながらワンピースを視聴してみてはいかがでしょうか？