【ハンターハンター】カキン帝国の14人の王子を紹介!念能力や念獣・警護人まとめ

ハンターハンター・暗黒編で描かれているカキン帝国の14人の王子による王位継承戦は、個性的な王子たちが繰り広げる壮絶な闘いと結末、王子たちの警護人を務めるクラピカたちの動向に注目が集まっています。本文では、現在連載中の漫画・ハンターハンターの舞台、カキン帝国と、国王・ホイコーロ、カキン帝国の14人の王子の性格や念能力・強さ、念獣、王子たちの警護人などを紹介します。

【ハンターハンター】カキン帝国の14人の王子を紹介!念能力や念獣・警護人まとめのイメージ

目次

  1. ハンターハンターのカキン帝国とは?
  2. カキン帝国の14人の王子の念能力&念獣・警護人
  3. カキン帝国の王子の下で働くなら誰がいい?
  4. カキン帝国のホイコーロ国王について
  5. カキン帝国に関する感想や評価は?
  6. カキン帝国の王子強さまとめ

ハンターハンターのカキン帝国とは?

ハンターハンター・暗黒大陸編にて本格的に登場したカキン帝国は、ナスビー・ホイコーロ国王が統治する独裁国家であり、国王の思惑により暗黒大陸への進出を決意、同時に渡航中の船旅ではカキン帝国王子14人による王位継承戦が行われています。以下では、カキン帝国・14人の王子の念能力や強さ、念獣・警護人などを紹介します。

ハンターハンターの作品情報

1998年から週刊少年ジャンプで不定連載されている漫画「ハンターハンター」は、富樫義博先生の人気作品で、単行本は2019年5月現在までに36巻が刊行されています。また、連載期間は、同誌に連載中の人気漫画「ONE PIECE」に次ぐ長さを記録しており、漫画を原作とするメディア作品も多数製作されています。

ハンターハンターの概要

希少性の高い事物を追い求める職業・ハンターに、バトル要素を取り入れた漫画「ハンターハンター」は、少年漫画とはグロテスクな描写と過激な展開が特徴である一方、個性的な登場キャラクターに加えて、作中用語に関する説明や緻密な世界観が高く評価され、男女問わず多くのファンに親しまれている人気作品です。

ハンターハンターのあらすじ

漫画「ハンターハンター」は、くじら島に住む主人公・ゴン=フリークスが、父親の職業であるハンターを目指して旅に出るところから物語が始まります。そして、旅先で出会った仲間たちとの絆やバトルを通じて、一人前のハンターとして大きく成長していきます。現在連載中の暗黒大陸編では、ゴンの仲間の1人・クラピカを軸に物語が進行し、カキン帝国の王子たちによる王位継承戦が描かれています。

カキン帝国の場所とは

まず、「カキン帝国」という単語は、ハンターハンター・グリードアイランド編終了直後に、主人公・ゴンがカイトと再会したシーンにて、国名と場所が紹介されました。その時に描かれた地図によると、アイジエン大陸の真ん中にカキン帝国は位置しています。

カキン帝国の王位継承戦とは

ハンターハンター・暗黒大陸編で描かれているカキン帝国の王位継承戦とは、ナスビー・ホイコーロ国王の後継者を決める闘いです。王位継承戦では、ホイコーロの正妻の子供、B・W号に乗船し、出航セレモニーに参加した王子に参加資格が認められ、暗黒大陸への渡航で生き残った1人の王子を次期国王に決める、血みどろの争奪戦が繰り広げられています。

しかし、今回の王位継承戦に参加しなかった王子は、ホイコーロ国王の手によって始末される危険もはらんでおり、ホイコーロ国王の王子14人全てが参加せざるを得ない状況に陥っています。そして、闘いの舞台であるB.W号では、王子とかれらの警護人による激しい闘いが日夜繰り広げられ、私設兵を持たない下位の王子は、上位王子たちの策によって、劣勢に立たされつつあります。

守護霊獣とは

カキン帝国の王子たちに1体ずつ侍っている守護霊獣とは、カキン王家に伝わる「壺中卵の儀」によって生み出された念獣です。念獣たちの姿は、王子たちの影響を強く反映しており、自身を形どる器と称されています。また、王子たちは、念能力の有無に関係なく守護霊獣の姿が見えず、自身の能力で守護霊獣を操ることが出来ません。

一方、王子の身に危険が及ぶことを察した場合には、自ら動いて王子を守る体制に入ります。また、守護霊獣には、守護霊獣同士で殺し合いを行なわない、霊獣が憑りついた人間に対して直接攻撃を繰り出さないことも特徴に挙げられます。

『HUNTER×HUNTER』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

カキン帝国の14人の王子の念能力&念獣・警護人

カキン帝国・ホイコーロ国王の子供たちで、現在行われている王位継承戦にて、血みどろの戦いを繰り広げているカキン帝国の14人の王子たちの念能力や強さ、王子たちの傍に侍っている守護霊獣、警護人について紹介します。

第1王子ベンジャミン

カキン帝国・ホイコーロ国王の第1王子で、ウンマ王妃を母親に持つベンジャミン王子は、長男という立ち位置から、他の弟妹王子が次期国王に選ばれることが許せず、現在行われている王位継承戦でも、特権を乱用して自身の部下・私設兵を各王子たちの元へ送り込み、王子たちの暗殺を企てています。また、ベンジャミン自身もライオンを素手で捕まえるなど、高い戦闘力を有し好戦的な性格を見せています。

己のためなら手段を選ばず、王子暗殺も躊躇なく決行するなど、父・ホイコーロ国王同様に残忍な性格も持ち合わせています。ベンジャミンの警備人は、王子が選定した私設兵で構成されており、全員が念能力という強さを持ち合わせています。

第1王子ベンジャミンの念能力・念獣

ベンジャミンの念能力・星を継ぐ者(ベンジャミン・バトン)は、王子に忠誠心を誓った者が死んだ時に、その者の能力が王子に受け継がれていく特殊能力です。星を継ぐ者で入手した念能力は、王子の手の平に星の刻印が刻まれます。ベンジャミンの念の系統について、現時点では明らかにされていませんが、特質系ではないかと考察されています。

また、ベンジャミンの念獣についても、その強さや詳細が描かれておらず、王子の好戦的な性格や腕の強さから、王子と同等の実力を秘めているのではないかと推測されています。

第2王子カミ―ラ

カキン帝国・第2王子カミ―ラは、ドゥアブルを母親に持つ女性王子で、第5王子・ツベッパ、第7王子・ルズールス、第9王子・ハルケンブルクの同母姉弟にあたります。典型的な王女様気質で、わがままで欲しい物は、全て手に入れたがる性格が強調されています。そして、王位継承戦でも、次期王位の座に狙いを定めており、他の兄弟王子たちとの熾烈な争奪戦を繰り広げています。

第2王子カミーラの念能力・念獣

第2王子カミ―ラの念能力は「100万回生きた猫(ネコノナマエ)」で、カミ―ラを殺害した対象者を念獣の猫によって命を奪い、その命をカミ―ラに分け与えることで蘇生する能力です。また、王子の守護霊獣は、ターゲットがある条件を満たすことで、王子の意のままに操ることが出来る、カミ―ラ王子の性格を色濃く反映させた能力を持っているでしょう。

第3王子チョウライ

カキン帝国・第3王子チョウライは、トゥチョウレイを母親に持ち、他の王子たちと異なり、黒髪に浅黒い肌が外見上の特徴です。兄弟王子の中で謎の多い人物で、本人・護衛人に念能力者がいないため、クラピカから情報収集を行なっています。また、奢侈を好む性格から、カキン帝国の財産目当てで王位を狙っていると推測され、今後の動向に注目が集まっており、サカタやハシトウが警護人を務めています。

第3王子チョウライのの念能力・念獣

本人と護衛人共に念能力を習得していないため、現時点ではクラピカから念に関する情報を収集しています。チョウライ王子の守護霊獣は、太陽をイメージした盾型の念獣で、具現型複合型の能力を有し、コインの所有者が条件を満たすことで能力が発動されるも、詳細やその強さは不明です。

第4王子ツェリードニヒ

カキン帝国・第4王子ツェリードニヒは、第1王子・ベンジャミンと同母兄弟でありながら、お互いに次期王位を巡って激しく対立しています。表面上は、穏やかで王位継承戦に関しても消極的に見せかける一方で、本性は、自分の欲のためなら手段を選ばない残虐非道な性格で、他の兄弟王子の抹殺を目論んでいます。

人体収集家としての顔を持っており、王子のコレクションの1部にクルタ族の緋の目と生首が飾られています。また、ツェリードニヒ王子は、緋の目の奪還に尽力するクラピカの最終ターゲットであり、クルタ族惨殺事件の真相やクラピカとの関わりなど、今後の動向が注目されている王子の1人です。警護人には、私設兵の他に、念能力者のテータやサルコフが登場しています。

第4王子ツェリードニヒのの念能力・念獣

ツェリードニヒ王子の念能力は、警護人・テータとの念の修行で目覚め、「未来予知」と「未来改変」ができる特質系能力者であることが判明しています。また、王子の念獣は、現時点で2体確認されており、王子に嘘をついた対象者に制裁を加える能力を持つ守護霊獣と、王子のオーラが生み出した「666」の刻印を持つ念獣が登場しており、計り知れない強さを秘めています。

第5王子ツベッパ

カキン帝国・第5王子ツベッパは、第2王子カミ―ラ、第7王子ルズールズ、第9王子ハルケンベルグと同母姉弟です。王位継承戦では、第4王子ツェリードニヒやルズールスに共闘を申し出ているが、年上の兄弟に比べて時期王位獲得に対する野心はあまり見られず、護衛人の存在も登場していません。

第5王子ツベッパのの念能力・念獣

第5王子ツベッパの念能力や強さは、現時点では詳細不明ですが、王子が薬に関する科学実験を行なっている様子から、それらに関連した能力を有するとも考察されています。また、王子の守護霊獣は、カエルに車輪を付けたような一風変わった姿をしています。

第6王子タイソン

カキン帝国・第6王子タイソンは、カットローノを母親に持ち、平安貴族を思わせる眉や髪形が特徴です。護衛をルックスで選ぶなど、イケメン好きが強調されており、クラピカの見解ではプライドの高い性格であることが示唆されています。タイソン王子の護衛人は、顔で選ばれた美男子と、クラピカの師匠・イズナビが就いています。

第6王子タイソンの念能力・念獣

第6王子タイソンの念能力について、まだ未習得と言われています。また、守護霊獣について、頭上から小さな妖精を生み出している本体の存在以外の詳細は明らかにされていらず、念獣の能力や強さなどの詳細も不明です。

第7王子ルズールス

カキン帝国・第7王子ルズールスは、カミ―ラ・ツベッパ・ハルケンブルグの同母姉弟であり、ツベッパから共闘を申し込まれた兄弟王子の1人です。他の兄弟より先走って暗殺要員の警護人をハンター協会に忍び込ませるも、クラピカのダウンジングチェーンにより警護人の嘘を見抜かれ、警護人全員がハンター試験失格となる失態を犯しました。警護人にはバショウが就いており、友人のように接しているシーンが描かれています。

第7王子ルズールスの念能力・念獣

第7王子ルズールスの念能力や強さについて、詳細が明らかにされていません。ルズールス王子の守護霊獣は、アリにも似た昆虫型の念獣で、具現化系と半強制型の操作能力を持ち、ターゲットの欲望を、具現化した罠に変えて、ターゲットの欲望を満たすことで罠がかかり、能力が発動されます。

第8王子サレサレ

カキン帝国・第8王子サレサレは、スィンコスィンコを母親に持つ、ふくよかな体格が特徴の王子です。常に複数人の女性を侍るなど大の女好きある一方、他の王子兄弟に比べて権力に興味がなく、王位継承戦に対しても消極的で、一部の兄弟王子と同様に、父・ホイコーロ国王の命令によって参加せざるを得なかったと推測されます。また、護衛人について詳細は明らかにされていません。

第8王子サレサレの念能力・念獣

第8王子・サレサレの念能力や強さについても、詳細は明らかにされていません。一方、サレサレ王子の守護霊獣の外見は、大きな球体に、大小様々な口が描かれ、守護霊獣の口から能力が発動されるのではないかと考察されています。

第9王子ハルケンブルグ

カキン帝国・第9王子ハルケンブルクは、カミ―ラ、ツベッパ、ルズールスの同母姉弟で、飛び級で世界最高峰の大学へ進学し物理学を専攻、アーチェリーの世界大会で銀メダルを獲得するなど、他の兄弟王子を圧倒する実力の持ち主です。また、腐敗の一途を辿る王族政治を根本から変えようとするハルケンベルグ姿勢に感化され、国内外から多くの支援者が集まり、その勢力を強めつつある一方、警護人の存在は不明です。

一方、私生活では、母親や同母姉2人と折り合いが悪く、異母兄のツェリードニヒ王子を認める発言をしていたことから、不遇な幼少期を過ごしたことや、ツェリードニヒとの交流関係が推測されます。また、王位継承戦に対しても、開始直後に父・ホイコーロ国王に継承戦の辞退を申し出るなど、他の王子とは異なる姿勢を見せており、第4王子ツェリードニヒと共に今後の動向が注目されています。

第9王子ハルケンブルグの念能力・念獣

第9王子ハルケンブルグの念能力は、習得の有無も不明です。一方、国王に継承戦離脱を報告後、ハルケンブルグ王子のモノと推測される念獣によって警護人が全滅する事態が起きてしまいます。王子の守護霊獣の正体や強さに加えて、王子の警護人を全滅させた謎の影の正体について、様々な考察が飛び交っています。

第10王子カチョウ

カキン帝国・第10王子カチョウは、セイコを母親に持つ女性王子で、すぐ下の王子・フウゲツとは仲が良い雰囲気を装う一方、裏では高圧的な態度を見せるなど、性格の裏表の激しさを見せています。また、表面上は、気が強いお金持ちのお嬢様のように、気丈に振る舞いつつも、警護人であるセンリツのセリフから、自分を偽っていることが示唆されています。

第10王子カチョウの念能力・念獣

カチョウ王子自身の念能力は明らかにされませんでしたが、王子の守護霊獣は「2人セゾン(キミガイナイ)」という相互協力型の念獣です。この能力は、姉妹のどちらかが死んだ時に発動され、もう1人が死ぬ時まで、生前の姿で対象者を守り続けます。作中では、カチョウが、フウゲツを庇って暗殺された時に発動されて、現在はフウゲツを守るために彼女の傍にいます。

第11王子フウゲツ

カキン帝国・第11王子フウゲツは、カチョウとは同母姉妹で、おっとりした、優しい性格のお嬢様のような雰囲気が特徴です。高圧的でわがままなカチョウは、フウゲツに対しても辛く当たることが多いものの、フウゲツを守るために姉・カチョウがあえて憎まれ役を演じることを知っており、王位継承戦では、姉と共に船を脱出することを決意します。

第11王子フウゲツの念能力・念獣

第11王子フウゲツの念能力や強さについて、現時点では詳細不明です。一方、守護霊獣の能力は「秘密の扉(マジカルワーム)」で、フウゲツが行きたい場所へ扉をつなげる、ワーム状の空間移動能力であることが判明しています。一方、秘密の扉(マジカルワーム)は、往路しか操れない弱点がありましたが、能力を発動させたカチョウと一緒になってからは、復路も可能になりました。

第12王子モモゼ

カキン帝国・第12王子モモゼは、セヴァンチを母親に持つ女性王子で、第13王子マラヤームの同母姉に当たります。モモゼ王子について詳細不明。王位継承戦について、年若い兄弟王子と同様に消極的な姿勢を見せ、編み物に熱中している姿勢が見えます。警護人には、当初ハンゾーが就いていたが、母・セヴァンチの意向で、マラヤーム王子の元へ移動されてしまい、その後ベンジャミン王子の私設兵によって暗殺されてしまいます。

第12王子モモゼの念能力・念獣

第12王子モモゼの念能力や強さについて、詳細は明らかにされていません。一方、守護霊獣は、その姿と能力が明らかにされており、王子の念獣から「おヒマ?」と問われた際、「ヒマ」と応えてしまうと、その行動を操られてしまう恐ろしい能力が発揮されました。

第13王子マラヤーム

第13王子マラヤームは、モモゼ王子と同母姉弟の関係にあり、年齢は5歳程度と推測されています。モモゼ王子と同様に、その詳細は明らかにされていない一方で、母・セヴァンチのマラヤーム王子の警護に対する考えから、姉・モモゼ王子よりマラヤーム王子を次期国王に考えているとも考察されます。警護人には、ビスケとハンゾーが就いています。

第13王子マラヤームの念能力・念獣

第14王子マラヤームの念能力について、年齢的に幼いこともあり未習得と考察されています。一方、マラヤーム王子の守護霊獣は、龍の姿をしており、護衛を務めるビスケ・ハンゾーのセリフから、日々成長していることが示唆されています。
 

第14王子ワブル

カキン帝国・第14王子ワブルは、ホイコーロ国王の末の娘です。王位継承戦へは、まだ赤ん坊のため、母親のオイトが王子の代理として参戦しています。ワブル王子の警護人は、当初、複数人いたが、モモゼ王子の守護霊獣の影響で、クラピカ・ビルの2名に減少しています。

第14王子ワブルの念能力・念獣

第14王子ワブルは、まだ赤ん坊のため、念能力や強さは皆無と思われる一方で、王子の守護霊獣と思われる黒い影は、クラピカが思わず振り向いてしまうほどの邪悪なオーラを漂わせ、かなり強力なものではないかと推測されます。

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カキン帝国の王子の下で働くなら誰がいい?

カキン帝国の王位継承戦を受けて、クラピカを始めとするハンターハンターではお馴染みのキャラクター達が、それぞれ担当の王子の元へ赴き、王子の命を守るために日々しのぎを削っています。そして、個性的な王子たちの下で働くにあたり、どの王子の下の職場環境が最適なのか、王子たちの性格を基に考察しました。

第1王子ベンジャミンの部下

自身の念能力者であるベンジャミン王子の部下・私設兵全員が念の使い手かつ軍人という経歴を持っています。他の王子たちと比べて圧倒的な戦闘力と頭脳を有するだけでなく、部下の意見に耳を傾けるベンジャミンの人柄も高く評価されており、レベルの高い職場で働きたい方には、最高の職場環境でしょう。

第2王子カミ―ラの部下

王女様気質で、母親すら手を焼くほどのわがままな振舞いや暴言が欠点の第2王子カミ―ラは、私設兵を持っていることから、王子自身も軍人ではないかと考察されています。部下でも制御不能な、自分勝手な行動に目が余る一方、相当腹の立った相手に対しては、自ら暗殺に出向くなど、自分が出来ることは自分でやるなど、何でも部下任せにしない点は、上司として最適でしょう。

第3王子チョウライの部下

真面目な雰囲気が特徴のチョウライとその部下の職場は、冗談も言えないような緊張感を漂わせています。一見、隙の無いように思えつつも、チョウライ王子に関するセリフやクラピカとの交渉シーンなどで、自分より下位の王子やその警護人の話を聞くなど、柔軟な姿勢を見せています。真面目な雰囲気にさえ慣れれば、チョウライ王子の部下も安定した職場に思えるでしょう。

第4王子ツェリードニヒの部下

緋の目を始めとする人体収集や、快楽目的で生きた人間を解体する狂気的な性格のツェリード二ヒ王子の正体を知る者なら誰でも、この王子の部下だけにはなりたくないと思うでしょう。ハンターハンターでは、詳細が多く明かされている王子で、彼の警護人・テータの身に起こった異変などからファンの間でも危険視されている登場キャラクターです。

第5王子ツベッパの部下

研究にいそしむツベッパ王子・イメージ画像

カキン帝国の王子たちの中で比較的穏やかなツベッパ王子は、仕える相手としては最適ですが、科学者という王子のもう1つの顔から、理系に関する知識が求められると考えられています。王子の守護霊獣から、薬に関する知識などが飛び交うことが予想され、理系出身者を採用条件に挙げそうな職場でしょう。

第6王子タイソンの部下

ベンジャミン王子やカミ―ラ王子のようなハードな職場に比べて、一番気楽な職場とも呼べるタイソン王子の部下は、ホワイト企業を絵に書いたような優良職場でしょう。ただし、任される仕事は、王子の肩を揉むことや、話を笑顔で聞いてあげることなど、王子の機嫌取りが主な仕事です。ルックスの良さが採用条件なので、自分の容姿を最大限に生かせる職場でしょう。

第7王子ルズールスの部下

次期王位の座を巡り、王子たちの血みどろな争いにより死者が続出する中、権力に無関心で常にマイペースを貫くルズールス王子とその警護人の姿は、王位継承戦とはかけ離れた異色の雰囲気を醸し出しています。また、ルズールス王子自身も、警護人になったバショウに対して友人のように接するなど、気さくな性格が部下にとっても良い影響を与えているでしょう。

第8王子サレサレの部下

サレサレ王子の自室・イメージ画像

王位継承戦では、ベンジャミン王子の部下によって暗殺されてしまいましたが、サレサレ王子のノリの良さや羽振りの良さなど、好意的な要素に着目すればかなり良い職場環境だと思われます。ただし、サレサレ王子素行の悪さから、違う意味で職場環境の悪そうだとも声も聞かれ、女性であればある程度優遇されそうですが、男性にとっては耐え難いとも言われています。

第9王子ハルケンブルグの部下

真面目で礼儀正しく、部下を大切に思いやるハルケンベルク王子は、絵に書いたような理想の上司です。また、部下たちとも良い信頼関係を築いており、朝礼や会議のように一同が集まって行う行事や仕事が多そうな職場です。グループ活動が好きな方には、最適な職場ですが、一人で黙々と仕事をこなしていく業務が得意な方には、窮屈な職場でしょう。

第10王子カチョウの部下

第2王子カミ―ラと同様に、気が強くわがまま、年上の部下に対して命令口調が特徴のカチョウ王子の部下には、センリツのように王子の本心を感じることが出来なければ、続けることが難しい職場でしょう。カチョウ王子の年齢について、おそらく10代前半だと推測され、一見生意気な若者に思えてしまいますが、部下の採用条件は、顔ではなく性格重視のため、タイソン王子よりまともな上司でしょう。

第11王子フウゲツの部下

気が強く、わがまま放題の姉・カチョウ王子とは、正反対のおっとりした性格が魅力的なフウゲツ王子は、性格の良さに加えてかわいい姿に、誰もが王子の部下を志願したくなる人気職場でしょう。

第12王子・第13王子のモモゼとマラヤームの部下

兄弟王子の中で最も幼い姉弟王子・モモゼとマラヤームの部下になった場合、上司は王子の母親・ゼヴァンチになる可能性が高いです。セヴァンチの作中の言動には、モモゼの警護人をマラヤームに回してしまうなど、姉弟格差やモンスターペアレントを匂わせるセリフが目立ち、恐らく兄弟王子の中で、最もやりにくい職場でしょう。

第14王子ワブルの部下

ホイコーロ国王の第14王子ワブルはまだ赤ん坊なので、王子の母親・オイトの部下になる感じでしょう。ハンターハンターでは、警護人になったクラピカの動向から、最も働きやすい職場環境である一方、私設兵を持たないワブル王子は、長子・ベンジャミン王子を始めとする王子たちに命を狙われています。しかし、危険も多い分、自分の実力を存分に発揮できる職場とも捉えられるでしょう。

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カキン帝国のホイコーロ国王について

暗黒大陸の進出や、次期王位を決める手段として、血みどろの戦いを強要させる王位継承戦を実施するなど、一見惨酷な一面が目立ちつつも、その真意が明らかにされていないホイコーロ国王の動向もファンの間で注目されています。以下では、カキン帝国・ホイコーロ国王について紹介します。

暗黒大陸を目指す目的

ホイコーロ国王が突如、暗黒大陸への出航を決行した目的は、膨大な資源や豊かな食料など、人類の豊かな未来のため、歴史的偉業を達成し、その名を後世に残す偉大な国王になるためと言われています。

壺中卵の儀と王位継承戦

ホイコーロ国王には、7人の正妻との間に、14人の男女の王子を設けています。そして、ホイコーロ国王は、暗黒大陸進出を機に、王位継承戦を開催させて、争奪戦を生き抜いた1人の王子を後継者に選ぶことを宣言します。王子たちには、壺中卵の儀によって、自身の守護霊獣を宿らせ、王子たちは自身の強さを見せつけるかのように、血みどろの戦いを見せ始めていきます。

B.W号で勃発した14人の王子たちによる王位継承戦は、出航と同時に開始され、兄弟王子によって暗殺された者、王位継承戦から逃れようと船からの脱出を図り暗殺された者が続出し、王位継承戦は、日を追うごとに激しさを増し続けています。

ホイコーロ国王の思想

王位継承戦について、生き残った唯一の王子を後継者に決めると宣言したホイコーロ国王の言動について、不可解な点がいくつが指摘されています。まず、守護霊獣について、自身を映す鏡・脆く弱き器は王になれないというセリフから、次期国王に相応しい王子を王位継承戦を通じて、見定めようとしていると推測されます。

また、王位継承戦では、自分を除く王子全員の死を持って正式に次期国王に選ばれると言われていますが、国王の真意は、王子たちの死ではなく、上層位から脱落することで継承戦から離脱することもできると考察されています。しかし、国王の真意を理解しているのは、ワブル王子のオイト王妃のみで、残りの王子たちは生き残りをかけて壮絶な戦いに身を投じています。

王位継承戦の行方はどうなる?

第8王子サレサレ、第10王子カチョウ、第12王子モモゼの3人の暗殺が確認され、第2王子カミ―ラも、ベンジャミン暗殺未遂の罪で投獄、第4王子ツェリードニヒの念能力開花のように、カキン帝国・王位継承戦も予測不能な展開が予想されます。

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カキン帝国に関する感想や評価は?

カキン帝国に関する感想や評価の紹介

個性的な王子たちによる王位継承戦に加えて、念能力に目覚め不穏な雰囲気を漂わせる第4王子ツェリードニヒや、王子のコレクション・緋の目の奪還を目論むクラピカの動向にも目が離せません。以下では、ハンターハンター・カキン帝国に関する感想や評価を紹介します。

感想1:読み返すごとに面白い

ハンターハンター・暗黒大陸編で行われている王位継承戦は、14人の王子たちの念能力や守護霊獣、動向なドが描かれ、膨大な情報量からやや複雑な展開だったとの感想が見られます。しかし、読み直すごとに情報が整理されていき、結果、王位継承戦のストーリーに面白さを感じ、多くのファンが今後の展開に注目しています。

感想2:王子たちの壮絶な最期に悲観的な声も

少年漫画とは思えないグロテスクな描写が特徴の富樫義博先生の漫画「ハンターハンター」は、現在連載中の王位継承戦でも、そのような描写が所々で見られます。血みどろの闘いであることは分かっていても、思い入れのあるキャラクターの壮絶な最期は、受け入れがたいとの声も寄せられています。

感想3:女性キャラクターにも注目

ハンターハンターで連載されている王位継承戦は、当事者の王子だけでなく、王子たちの警護を担う部下たちの強さも多く披露されました。そして、王子の警護人の中には、ビスケやセンリツ、テータのように魅力的な女性キャラクターも登場しており、彼女たちの活躍にも注目が集まっています。

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カキン帝国の王子強さまとめ

ハンターハンター・カキン帝国の王子・14人の念能力や強さ、守護霊獣、警護人などを紹介しました。野心家で個性の強い王子たちが繰り広げる王位継承戦の行方は、ファンの間でも予測不能な展開を見せており、王子たちの今後の動向に注目が集まっています。

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