ハンターハンターのノブナガは得意の円も役立たずに死亡？能力や強さを考察

ハンターハンターは、1998年から連載が続いている冨樫義博による漫画作品だ。現在もまだ連載は続いており、ONE PIECEに次ぐ長期連載作品となっている。ハンターハンターと言えば、休載というのもネットでよく見かけるが、連載がスタートしてからすでに10回以上休載した経緯があり、連載がスタートする度にネットニュースになるほど。それでもファンが離れないのは、やはりその面白さがずば抜けているからと言える。

ハンターハンターの愛称と言えば「ハンタ」や「ハンハン」など。少年ジャンプで掲載されている漫画の中では、非常にグロテスクな描写が多く、主人公を殺すつもりで漫画を書いていると話している。元々ハンターハンターの漫画を描くきっかけとなったのは、作者である冨樫義博に収集癖があったからのようで、ハンターを題材にしていろんなものを集めるストーリーにしたら面白そうだと思ったとのこと。

そして自分の父親であるジン・フリークスを探す為にハンターになった、主人公のゴン・フリークスが、友情を育ませながら成長していく冒険ストーリーが出来上がったのだった。ちなみに、ハンターハンターという題名になったのは、ダウンタウンがテレビで「何で2回言うねん」という言葉を聞いて、ハンターも2回言おうと思ったのだと公言している。

主人公はゴン・フリークス。幼少期から両親の顔を知らず、ミトさんという女性に育てられていた。しかし、自分の父親が生きているということを知り、父と同じハンターになって見つけ出すことを目標に、ハンター試験を受ける。そこで出会ったキルア、クラピカ、レオリオと共にハンター試験に合格し、友情を育みながら、様々な試練を乗り越えていく。

今回の記事で紹介するノブナガは、ハンターハンターの中で最強最悪と呼ばれている全員トップクラスの強さを誇る幻影旅団のメンバー1人。ノブナガは幻影旅団の初期メンバーとして加入しており、なんと団員ナンバーは1。幻影旅団の中での腕相撲ランキングでは13人中9位と強さはイマイチ。しかし、剣さばきは見事なもので、相手を瞬時に死亡させることができる。見た目は侍そのものだが、松本人志がモデルという噂もある。

• 名前：ノブナガ＝ハザマ
• 生年月日：1970年9月8日
• 身長：183cm
• 体重：75kg
• 血液型：B型
• 出身地：流星街
• 念能力：不明
• 念能力の系統：強化系

ノブナガの性格を一言で表すと「熱くて喧嘩っ早い」人物。短気ではあるが、非常に仲間思いであり、ウボォーが死亡したことを知った時には涙を流していた。非常に我が強い人物なので、他のメンバーと一触触発することも多いのだが、人間味が溢れているからこその行動。ウボォーが死亡したことを知った時には、性格がそっくりのゴンを幻影旅団に加入させようとしており、自分が気に入った人物に対しては、友人のように接するタイプ。

ノブナガの円が役に立たないと言われてしまっている理由として、キルアとゴンを取り逃がしたヨークシン編での出来事。他のメンバーが大きな任務を遂行している時に、ノブナガはゴンとキルアの見張り役をしていた。しかし、あっけなく逃げられてしまうのだ。その時にノブナガは円を使って確保しようとしたのだが、4mしかない円は役に立たず、その上まんまとゴンとキルアの策略にハマってしまった。

一度はゴンとキルアを逃してしまったノブナガだが、再びベーチタクルホテル内で円を使って捕獲する。ただ、この後フィンクスと一触即発のピリピリムードになった時に、発動条件である「1歩でも動いたら斬る」と言ってしまうのです。漫画では円を張っていなかったのだが、なぜか旧アニメでは円を張っている状態。しかし、背後からシズクがたってきて一撃をくらわされて気絶してしまうのだ。

この流れから、円に入っても全く対応できていないと言われてしまっているようだが、漫画では円を張っていないので、ノブナガの円に関する能力は関係ないということで収まっている。

ノブナガにとって厄介なのは、ノブの能力のように、念能力によって作り出した空間に入り込まれた場合だ。ノブの作る念空間は、外からの接触も察知もできないというかなり高度な能力で、円に入って察知できなければ斬ることができないノブナガにとっては非常に相性が悪いと言える。能力によっては、相性というのがあり、得意な相手、苦手な相手というのが存在するようだ。

ノブナガの死亡説がネットで話題になったのだが、実はノブナガはまだ死亡していない。ではなぜ死亡説が流れたのかというと、ハンターハンターの36巻でヒソカを探すこと、そしてカキン帝国の宝を盗む為にブラックホエール1号で幻影旅団が動き始める。その時、ノブナガ、フェイタン、フィンクスのことをルイーニーという男が天井から見張っていたから。ノブナガは円で何かの気配に気づいているのだが、特定はできていない。

ノブナガは円を張り、さらに発動条件の言葉を言わないと能力が開花しない。なので、突然襲われたりした時に、瞬殺できるのかというと怪しいところ。

狙われているけれど、結局その人物や場所などを特定することはできなかったノブナガだが、実は幻影旅団メンバー全員が危ないと言われている。それが漫画の表紙で表されており、12巻の時と全く同じスタイルのイラストになっているのだ。12巻の時は、ウボォーやパクノダが死亡しており、またこの表紙がきたことで、次は一体誰が死ぬのかというのが話題になった。キルアの家族、ゾルディック家のメンバーにも注目が集まっている。

ノブナガが円が苦手と言われている理由について考察してく。まず、ノブナガの円の範囲は4mだということがわかっているのだが、その範囲が狭い為、円が苦手だと言われているようだ。また、円というのは長時間神経を研ぎ澄ませて集中しないといけないので、短気なノブナガには向いていないというもの。そういった理由から、ノブナガは円が苦手という印象をもたれている。

円が苦手なノブナガだが、円＝強さではない。その理由として、キルアの例を見るとわかりやすい。キルアの強さは誰もが知っており、特に念能力の扱いはずば抜けて高い。しかし、キルアの円の範囲はたった58㎝。キルアは円が苦手だと公言しており、念能力の扱いや強さに関係なく、自身の性格の相性で得意不得意が出てくるのだ。なので、ノブナガの円の範囲と、実際の強さは全く関係ないと言える。

ノブナガの特技と言えば、居合斬りをする抜刀術。4mの範囲にわたって円を張り、その中に入った人物を瞬時に斬るというのがノブナガの能力だ。ただ、この能力を実際に見て見ると、考えるよりも反射的に体が動いている為、そのような誓いを立てているのではと言われている。そこから考えると、円の範囲がもっと広ければ、どんな相手も一撃で仕留める最強キャラになってしまうのでは、とも考察されている。

ノブナガは肝心な時にいなかったり、幻影旅団のメンバーからも足手まといなどと言われてしまっているため、実は弱いのではないかという声も上がっている。しかし、幻影旅団の結成当時から加入しているメンバーであり、またウボォーとは特攻（最初に戦いを仕掛ける役割）だったので、強くないと務まらないのだ。そこから見ても、ノブナガは決して弱くはなく、本当の強さがまだ描かれていないのではないかという意見もある。

ノブナガは、自分の円の中に入っている人物に対して、「少しでも動いたら斬る」と決め台詞のように言っている。この発言こそが、ノブナガの能力発動条件なのでは？という見解もある。実際に中で動いた人物を一瞬にして切りつけており、それはノブナガの意思とは関係なく、反射的に動いているように見えるのだ。そういったことから、能力発動中に円に入ってしまった人間は容赦なく斬るという能力だと考えられる。

ノブナガと同じく幻影旅団の団員であるフェイタン。 常に顔をマスクで覆っているので、素顔はほとんど見えない。語尾に「ね」などを付けており、中国人風の喋り方が特徴的。幻影旅団メンバーの中でも冷酷さはピカイチで、戦いが好きで拷問が趣味という人物。幻影旅団は全員流星街出身なのだが、フェイタンに関しては、切れると何語かわからない言葉を話す為、もしかすると幼少期に流星街に捨てられた説も上がっている。

• 名前：フェイタン＝ポートオ
• 愛称：フェイ
• 身長：155cm
• 体重：45kg
• 出身地：流星街
• 念能力：許されざる者(ペインパッカー)
• 年能力の系統：変化系

旅団ナンバー2のフェイタンは、幻影旅団の初期メンバーとして加入している。また、幻影旅団の腕相撲ランキングでは小柄ながら13人中5位の強さを誇っている。フェイタンの能力は変化形なのだが、基本的に戦う時は刀と銃が仕込まれている傘を使って攻撃する。主な念能力として現在わかっているのは、「許されざる者（ペインパッカー）」と「太陽に灼かれて（ライジングサン）」で、どちらも広範囲で威力はかなり高め。

ノブナガは美しい型にハマったスタイルの居合斬りが得意で、フェイタンはスピードが早く相手を瞬時に何度も切りつけるタイプの剣術。剣裁きでいうと、フェイタンの方が得意という印象。ただ、相手の急所を一発狙って斬りつけるのではなく、不意を付いて斬ったり刺したりする暗殺術だという印象の方が強い。実際にフェイタンの剣は傘に隠されていることから、暗殺目的で使用する剣裁きという方がしっくりくる。

スピードで言うと、フェイタンの方が有利だという声も多い。実際にザザン戦で見せたフェイタンは、メンバー曰く本調子ではないと発言している。それでもかなりのスピードということは、フェイタンのスピードを見切るのは至難の技。逆にノブナガは背後からの攻撃を避けられないなど瞬発力は実はあまりないことがわかっている。剣術としてはノブナガの方が上でもスピードを考えるとフェイタンに軍配が上がる。

ノブナガに関しては半径4メートルの円が使える範囲しか攻撃できないということが現在わかっている。本当は発も発動させることができて攻撃範囲はもっと広いのかもしれないが現在は不明。フェイタンに関しては、攻撃範囲はかなり広めで、スピードもあるので広範囲に攻撃が可能。そのように考えると、攻撃範囲に関してもフェイタンに軍配が上がってしまう。ネット上でもノブナガの発の攻撃に期待の声が上がっているようだ。

2人とも、カキンカキンと刀同士をぶつかり合わせて戦うスタイルではなく、ノブナガは円に入ってきた人物を一刀し、フェイタンはスピードを持って相手の隙をつくタイプなので、手数は必要ないと取れる。どちらかというと、お互いもし斬り合うようなことがあれば、一太刀で勝負がつくのではないかと言われている。幻影旅団の団員同士の殺し合いは禁止なので、実際はわからないが、予想ではフェイタンに軍配が上がっている。

旧ハンターのノブナガの声優を担当しているのは、松山鷹志という人物だ。ハンターハンターは、旧版のアニメと新版のアニメがある。旧ハンターというのは、1999年から2001年までで、全62話制作されたアニメのこと。この時の声優陣と、新ハンターの声優陣は全て総入れ替えとなっており、どちらの声優の方が好きかというのがネットでもよく話題に登っている。ノブナガのイメージも比べてみるとかなり違いがあるようだ。

ノブナガの声優を担当している松山鷹志は、1960年4月2日生まれのB型で、身長173cm。東京都出身の俳優であり 声優や歌手、そして作詞家など多方面で活躍している。彼は俳優デビューしたのははっきり覚えていないようだが、しっかり役がもらえたのは太陽にほえろだと話している。また、大川俊道監督の作品にはほとんど全て出演しているのだが、実は大学の先輩。また川合俊一は大学時代バーレボール部の後輩だった。

主な映画の出演作

• ケルベロス-地獄の番犬（1991年）
• ハロー張りネズミ（1991年）
• 野獣死すべし 復讐篇（1997年）
• ろくでなしBLUES'98（1998年）
• 呪怨（2003年）
• ベロニカは死ぬことにした（2005年）
• ミラーマンREFLEX（2006年）

主な声優の出演作

• おじゃる丸（多山さん、押野一手、うすいさちよの父 他）
• 将太の寿司（大政〈藤田政二〉）
• 仙界伝 封神演義（聞仲）
• トランスフォーマー カーロボット（ゴッドマグナス）
• ゾイドジェネシス（ラ・カン、ナレーション）
• 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX（ゲルゴ）
• 君に届け（爽子の父）
• 鬼灯の冷徹（ルリオ、丑の刻の神、伝説上のぬらりひょん）
• 北斗の拳 イチゴ味（フドウ、ラオウ）
• とんかつDJアゲ太郎（溝黒五郎）

新ハンターのノブナガの声を担当しているのは、内田直哉という声優だ。新ハンターは2011年から2014年まで公開されたアニメのことを指しており、1話から全て作り直しされている。全148話で構成されているのだが、原作に追いついてしまったので一旦終了したとのこと。旧ハンターでは過激な表現などが一部変更されて放送されたのに対し、新ハンターはそのまま制作するなど原作により近い作品となっている。

新ハンターのノブナガを担当している内田直哉は、声優であり俳優でもある。1953年5月1日の東京都出身で、身長は172cmで血液型はA型。最初は劇団に所属しており、俳優になるために活動を続けていた。ピーターパンなどの舞台にも立ち、数々のオーディションを受けて役を獲得していったが、1996年あたりから声優として活躍の場を広げていった。プライベートでは、ミス・ユニバース元日本代表の荒内美沙緒と結婚している。

主なテレビドラマの出演作

• 警視庁殺人課 （1981年）
• 竜馬がゆく（1982年）
• 燃えよ剣（1990年）
• 愛と野望の独眼竜 伊達政宗（1995年）
• 風のロンド（1995年）
• 鬼平犯科帳（1995年）

主な声優の出演作

• モンスターファーム シリーズ（ゴーレム）
• 奇鋼仙女ロウラン（神子上博士）
• 逆境無頼カイジ（遠藤勇次）
• COBRA THE ANIMATION（コブラ）
• 機動戦士ガンダムUC RE:0096（オットー・ミタス）
• DRIFTERS（織田信長）
• ONE PIECE エピソードオブ空島（モンブラン・クリケット）
• どろろ（醍醐景光）

ハンターハンターの漫画の展開で注目されているのが、フェイタンが1人で倉庫に置き去りになってしまっていることだ。フェイタンと離れていることで、ノブナガも死亡フラグが立ったと言われてしまっている。一緒に行動できていないので、思わず視聴者からもツッコミが入ってしまっている。

ハンターハンターの中でも最強最悪とも呼ばれるほどの強さを誇る幻影旅団のメンバーは、視聴者からも非常に人気がある。幻影旅団のメンバーがどんどん死亡していっている中、次はノブナガに死亡フラグが立っていると言われてしまっている。ただ、ノブナガは幻影旅団の中でも特に人気のメンバーなので、死亡してほしくないと願っている人が多い。

ハンターハンターの連載再開をきっかけに、ハンターハンターを読み返している人もいる。改めてトップレベルの強さを誇っている幻影旅団がかっこいいという声も上がっており、その中でもノブナガがかっこいいと人気があるようだ。

ハンターハンターの中でもかっこいいキャラクターとして、キルアや幻影旅団の団長であるクロロ、そしてヒソカがあげられるが、ノブナガもよく名前が上がっている。幻影旅団の中でも人間味のある人物で、見た目も侍風でかっこいいと話題になっていた。

ハンターハンターでは、キルアとゴンは幻影旅団に捕まったことがある。その時にノブナガの円がもっと大きかったら、キルアとゴンは死亡していたとも言われている。ノブナガは円が苦手だとも言われてしまっている。

ハンターハンターのノブナガの得意の円などまとめはいかがだっただろうか。ノブナガはまだ死亡していないものの、死亡フラグが立っていると言われてしまっており、今後の展開に注目が集まっている。ノブナガの円の能力や、抜刀術がなくなってしまうと、幻影旅団にとっては大きな痛手になってしまう。幻影旅団の中でもトップレベルの強さを誇るノブナガの今後が気になる人は、ぜひ最新漫画を要チェック。