【ハンターハンター】コルトピの死亡した理由・経緯を考察！強さや念能力は？

今回紹介するコルトピは、ハンターハンターでも人気の幻影旅団に属している人物。ナンバー12のコルトピは、具現化系能力者。いつも髪の毛で顔を覆っているので、左目しか見えない為素顔はわからなかったのだが、死亡した時に、初めて素顔が描かれた。

強さでいうと幻影旅団内では最弱だが、幻影旅団にとってコルトピの能力は非常に優秀で、何か行動を起こす時には欠かせない存在。幻影旅団の中では最弱と言っても、一般的に考えると、レベルはかなり高め。またスピードも早く、簡単に倒せるキャラクターではない。

コルトピの能力の詳細などは後ほど詳しく紹介していくが、マフィアンコミュニティーを欺いた時も役立ったのがコルトピの能力だった。コルトピの能力がなければ、完璧に任務を遂行することはできなかったと言っても過言ではないほど、重大な能力を持っている人物である。

幻影旅団ナンバー6のシャルナーク＝リュウセイは、操作系能力者。身長180cmで体重72kg、血液型O型で流星街出身であることが明らかになっている。初期メンバーとして在籍しているシャルナークは、実はハンターライセンスを所持しており、ハンターに関する情報などは、ハンターサイトから入手している。頭脳明晰で冷静な判断ができるため、幻影旅団の中でも情報分析を担当することが多い。クロロからの信頼も厚い。

情報分析能力が高く評価されているシャルナークは、クロロが不在の時は基本幻影旅団を指揮する役割を担っている。メンバーも文句を言うことなくシャルナークの言うことに従っているため、幻影旅団の参謀長のような立ち位置。ピンチに陥っても焦ることなく冷静に対応できる彼の頭脳は、幻影旅団にとっては欠かせない大事な存在になっている。

操作系のシャルナークの念能力は「ブラックボイス」。携帯を自分の手元に置いておき、アンテナになる針を相手に直接刺すことで、自分の思い通りに相手を操ることができる。自分が好きなように操作することもできる遠隔操作モードと、オートで行動してもらう自動操作の両方を選択できる。アンテナは2本しかないので、2体しか同時に操作させられない。対象者が死ぬと、アンテナが抜ける仕組みになっている。

また、アンテナは自分自身に刺すこともでき、シャルナーク自身に刺すと、オーラー量が一気に上昇する。破壊力も飛躍的に上昇するので、戦闘に向いている能力なのだが、翌日全身筋肉痛に襲われ、2〜３日はまともに動けないので、極力自分には刺したがらない。また自動操作で戦っている時の記憶がないので、戦闘後に達成感もない為、つまらないと話している。

コルトピが死亡した理由として、幻影旅団を恨んでいるクラピカに殺されたのか？と思う人も多かったようだが、実は殺した人物はヒソカ。なぜヒソカがコルトピを殺したのか、その理由が気になるところだが、理由はクロロとの戦いに隠されているようだ。実際に幻影旅団メンバーのマチに、「今からどこで誰と会ってもその場で殺すまで闘る」と発言している。ではなぜ幻影旅団メンバーを殺す気になってしまったのだろうか。

ヒソカが幻影旅団を殺す理由で挙げられているのは、復讐説だ。ヒソカはトップレベルの強さを持つ人物との、命をかけた戦いを望んでおり、幻影旅団ナンバー0のクロロと天空競技場で戦うことになる。喜ぶヒソカだったが、結果としてクロロに負けてしまった。最強かとも言われる強さを持つヒソカは、その戦いで死んでしまったのだが、驚くことに蘇生したのだ。

そんな時、マチに言われた言葉を聞いて、クロロとの戦いが、クロロとのタイマンではなく、幻影旅団全員が共闘していたことを知る。ヒソカは、自分が望んでいた勝負ではなかったことと、負かした相手へ憎しみが湧き、全員を報復することを決めたのではないか、というのが復讐説だ。

そもそもヒソカが望んでいる勝負というのは、自分よりも高い強さを持つ人物とタイマンで死ぬまで戦い続けるというもの。幻影旅団のメンバーになったのも、幻影旅団の中でもトップレベルの強さを誇るクロロと戦いたいから。今回無事生き返ったヒソカだが、再びクロロとの勝負ができることになったとしても、幻影旅団のメンバーがまた共闘する可能性が高いので、全員殺してしまってから、クロロと再戦したいと考えるのが妥当だ。

復讐説がささやかれている中、もう一つ言われているのは、そもそもヒソカは最初から幻影旅団を狩るつもりだったというもの。ゴンやキルアと出会った時に「蜘蛛か…新しいおもちゃも見つけたし（ゴンとキルアのこと）、そろそろ狩るか」と発言しているシーンがあるのだ。自分がトップの強さを持っていると自負しているヒソカは、最強と言われている幻影旅団のことはもちろん知っていた為、最初から狩るつもりだったのだ。

クロロとの決闘があったにしろなかったにしろ、どちみちヒソカは全員殺すつもりでいたのは間違いないが、天空競技場の共闘がきっかけとなり、狩に動き出した可能性は非常に高い。クロロと確実に戦う為に幻影旅団に入るほど勝負に飢えているヒソカなので、今後は幻影旅団のメンバーが次々に殺されていくのでは？と言われているが、クラピカの行動も気になるので、ヒソカとクラピカどちらに殺されるのかに注目が集まっている。

マフィアンコミュニティとの戦いの時にクロロが手に入れた「天使の自動筆記」という念能力で、100%的中する占いができるのだが、その時にシャルナークは電話に出てはいけない、死神に繋がる、など死亡した時の情景と似通った部分があったことから、この時に既に死ぬことは決まっていたのではないか？と言われていた。

しかし、天使の自動筆記の能力は、1ヶ月以内に起こることしかわからないので、シャルナークとコルトピが死亡した時を考えると、期限はかなりすぎている。その点を考えると、占いの内容は非常に類似しているものの、2人の死は占い結果とは関係ない可能性が高いと言える。

コルトピは具現化系能力者で、念能力は「神の左手悪魔の右手（ギャラリーフェイク）」だ。その内容は、コルトピが左手で触ると、右手で複製できるというもの。生きているものは、死体として複製されることと、複製したものは24時間で消えるという制限はあるものの、盗品の複製などにも適していることから、幻影旅団ではかなり重宝されている能力だ。基本的に具現化系能力者は物体を具現化するためにイメージ修行が必須。

そしてイメージ修行したもの一種類だけを使うというのが基本なのだが、コルトピの場合、イメージ修行なしで、どんなものでも複製できることから、ハンターハンターの中でもかなり特殊な能力だと言われている。具現化系能力者としては、ある意味一番最強だと言われているのは、こういった理由がある。

具現化系最強と言われているコルトピだが、腕力はハンターハンターの中でも最弱な様子。小柄で背も低いコルトピは、腕相撲では幻影旅団の中で一番弱いし、戦闘でも真っ向勝負で勝つことはまずない。それなのに、なぜ幻影旅団に入れたのか疑問に思う人もいる。幻影旅団に入れたのは、強さよりもずば抜けた念能力が評価されたからのようだ。コルトピの念能力は使い勝手が非常によく、他の人には真似できないものなのだ。

コルトピが幻影旅団の中でも最弱と言われてしまうのは、やはり戦闘員としての能力の低さが原因にあるようだ。例えば念能力で人をコピーした時に、死体ではなくそのまま生きている人間としてコピーできれば、ある意味最強だったはず。何か戦闘向きのコピーができればいいのだが、そういった能力ではないので、強さで考えると最弱と言われてしまうようだ。しかし、オーラの量が半端ないので、最弱ではないという意見もある。

腕力がない為、最弱ではないかと言われてしまうコルトピだが、オーラはハンターハンターの中でも最強と言える。その理由として、マフィアンコミュニティを襲撃した時に、何十点ものお宝の複製を作ったまま、かなり大きなビルの複製を更に50棟も作り出せるというのだ。しかも、複製したものは、単独で円の効力を持ち、数キロ離れていたとしても、どこにあるか把握できるという。ここまでのオーラ量を持っているのは他にいない。

コルトピは戦闘員ではなく、サポート役として重大な任務を遂行することが多い。実際にマフィアンコミュニティのお宝を複製した時も、幻影旅団メンバーがスムーズに窃盗を行えたし、旅団メンバー死体を作っておくことで、幻影旅団メンバーの死を偽装することも成功している。念能力で作り出したものがどこにあるのかも把握できるので追跡にも向いているし、サポート役としてはハンターハンターでトップレベルの人物だ。

コルトピが殺された理由としてヒソカが挙げられているが、ヒソカは一度死んでいる。しかし奇跡の復活を果たしたのだが、その経緯もご紹介。まずヒソカが死んだ原因は、クロロと戦っている時に起こった10体による人形の爆破だった。天空競技場も爆破でボロボロになってしまったのだが、マチがヒソカの遺体をチェックして、確実に死んでいることが確認されている。

しかし、死亡したのは実は爆破が原因ではなく、人形が覆いかぶさったことで、空気中の酸素が減り、窒息したと説明された。腕や首や足は損傷しているものの、爆破で肉片が吹っ飛んだ様子はないので、リアリティがあるようにきちんと説明されたようだ。

ヒソカの死体を見たマチは、幻影旅団のメンバーとして、せめて元の体に戻してあげたいと思い処置をしようとする。すると、突然ヒソカの体がオーラに包まれ、自分で心臓マッサージを始めたのだ。死体からオーラがでることはまずないので、ヒソカは死んでいなかった、もしくは死ぬ前に念能力を使っていたことがわかるのだが、ヒソカは自分の死を覚悟して、ある念能力を仕込んでいたのだった。

ヒソカはクロロとの戦いで死を覚悟した。そして一か八かで、自分が死んだ後に心臓を動かし、肺を膨らませるように強く念じていたのだ。結果、ヒソカは目を覚ます。マチがその場にいることに驚くヒソカだったが、自分が一度死んで蘇ったということを聞くと、嬉しそうに笑みを浮かべて、次は死なないようにと反省を始めるのだった。

マチがヒソカの体を修復しようか確認するが、ヒソカは自分のバンジーガムで体を治した。そしてマチの体をバンジーガムで拘束し、蜘蛛狩りをするということを告げる。怒りをあらわにするマチだが、ヒソカは笑顔でその場を後にした。ヒソカが最初に狙ったのはコルトピだった。クロロに能力を貸しているので、念能力が使えなくなっているコルトピは、トイレで首を狩られて死亡してしまった。

暗黒大陸に行くと発言していたクロロだが、そんな矢先にコルトピが狩られてしまう。また、コルトピが狩られた時に、頭に血が登ったシャルナークは念能力が使えないにも関わらず、ヒソカに向かって飛び込んでしまう。結果としてヒソカの右ストレートをもろにくらい、命を落とした。シャルナークの遺体はブランコに縛り付けられ、コルトピの首はシャルナークの足元に置かれた。

ヒソカは笑顔で「あと10体」と呟くのだが、クロロと戦うまでに、一人ずつ殺していくつもりなのは間違いない。クロロとヒソカの対決は、暗黒大陸で行われると予想されている。

ハンターハンターのアニメでは、旧ハンターと呼ばれるものと、新ハンターと呼ばれるものが存在している。旧ハンターというのは、1999年にフジテレビで放送されたアニメで、新ハンターは2011年に日本テレビで放映されたアニメなのだが、新ハンターは1話から全て作り直しをしており、声優も全て変更。その為、ハンターハンターでは各キャラクターの声優は2名で紹介されている。

旧アニメのコルトピの声優担当は天神有海という人物だ。彼女は現在目立った活動をしておらず、今まで出演したアニメのキャラクターの仕事だけを受けているのだが、繊細な役からかわいらしい役まで幅広いキャラクターを演じることができる声優として評価されている。

主なアニメの出演作

• 花さか天使テンテンくん（茜田イズミ）
• おジャ魔女どれみ（芝山みさき）
• HUNTER×HUNTER　旧アニメ（ポンズ、アニタ、ズシ、コルトピ）
• Dr.リンにきいてみて!（八代裕実）
• デジモンフロンティア（パンダモン）
• ハングリーハート WILD STRIKER（立花カナ、叶恭介）
• 満月をさがして（空）
• まほらば〜Heartful days（黒崎朝美）

新アニメのコルトピの声優は、浜添伸也という人物だ。浜添伸也は石川県出身で、1984年9月6日生まれの男性。アニメの声優だけでなく、洋画の吹き替えや、舞台などでも活躍している人物。ボイスパーカッションが得意で、ラジオ出演時に披露するなど、現在もアクティブに活動をしている。

主なアニメの出演作

• おしりかじり虫（ガブレロ）
• HUNTER×HUNTER　新アニメ（コルトピ、リン、ラモット）
• 惡の華（小島建）
• ブレイブビーツ（カンクロー）
• とんかつDJアゲ太郎（室満夫、老人客）
• 100%パスカル先生（北野ゆうすけ）
• マーベル フューチャー・アベンジャーズ（ブルーノ）
• 博多豚骨ラーメンズ（紫乃原）

旧アニメのシャルナークの声優を担当したのは、高戸靖広だ。ファンからはたかとんという愛称で親しまれている。彼は岡山県出身で、1968年1月23日生まれのO型。アニメのキャラクターでは、三枚目キャラの担当になることが多いようだが、基本的に悪役も主役も担当するマルチな声優として評価されている。

主なアニメの出演作

• ビックリマン（聖フェニックス、ヘッドロココ、アンドロココ）
• 美少女戦士セーラームーン（アルテミス）
• 行け!稲中卓球部（田中、サンチェ、天使、前野の妄想のネコ前野A、北島三郎）
• ののちゃん（山田のぼる）
• ベイベーばあちゃん（ロザリー）
• NANA（竹田）
• 祝!(ハピ☆ラキ)ビックリマン（聖フェニックス、ヘッドロココ）
• スティッチ!（ペロラン）

新アニメのシャルナークの声優を担当したのは、日高のり子だ。日高のり子は、もともと女優志望で芸能活動をスタートさせた。また容姿のかわいらしさからアイドルに転身を勧められ、アイドルデビューも果たしている。しかしなかなか思ったほどの人気は得られず、芸能活動休止も考えていたところ、ラジオのリスナーが声に特徴があるので声優をしてはという投稿を読み、声優を意識し始めた。結果として声優で大人気になった人物。

主なアニメの出演作

• タッチ（浅倉南）
• アニメ三銃士（コンスタンス）
• ピーターパンの冒険（ピーターパン）
• らんま1/2（天道あかね）
• 蒼き伝説シュート!（遠藤一美）
• 赤ずきんチャチャ（しいねちゃん）
• 犬夜叉（桔梗）
• ポプテピピック（ピピ美）

ハンターハンターの衝撃の展開ベスト3に、コルトピとシャルナークの死亡が入っているという人も。メンバー全員がトップレベルの強さを誇る幻影旅団の今後を気にする人も多い。

コルトピの死亡理由が、トイレでヒソカに襲われたということから、視聴者の多くは衝撃を受けた。ネット上では、面白すぎるや、思わず読みならがらツッコンだという人もいた。

ハンターハンターの中で、幻影旅団メンバーであるコルトピとシャルナークの死亡は、視聴者に衝撃を与えたが、死亡した時の経緯が、コルトピは面白い、シャルナークは悲しいと真逆の意見が多い。トイレ中に襲うヒソカを絶賛する声も上がっている。

ハンターハンターの連載がスタートして嬉しいという声は非常に多いのだが、大好きなキャラクターである、幻影旅団のコルトピとシャルナークの死亡を受け入れるのが辛いという声も多かった。

幻影旅団はハンターハンターの中でも人気のようで、コルトピとシャルナークが死亡したことを受け入れたくないという人も多い。ヒソカの強さが改めてわかるシーンとなっている。

ハンターハンターでは、クラピカにとって最大の敵は幻影旅団とされている。なので、コルトピの死亡もクラピカかと思っていた人が多かったようだが、本当の犯人はヒソカだった。コルトピは強さはイマイチだが、幻影旅団を支える特殊な念能力があったことから、大きな痛手を受けたと言える。ヒソカにとってトップレベルの強さを誇る幻影旅団は自分の欲を満たす格好の的だったのだ。今後の展開も要チェック。