オーバーロードのネイアはアインズを崇拝する少女！ファンから愛される人気の理由は？

2019年現在、大人気小説オーバーロードに登場する目つきの悪いキャラクターネイアは非常に多くのファンから人気を集めています。本記事ではネイアが人気を集める理由について、死亡と復活の経緯や主人公アインズやデミウルゴスとの関係などを交えてご紹介します。ネイアファンの方は是非本記事を最後までお楽しみください。ではまず初めにネイアが登場する小説オーバーロードの作品情報とあらすじをご紹介していきます。

本記事の主役である目つきの悪い少女ネイアが登場するオーバーロードは2012年から「KADOKAWA」で刊行されている丸山くがねのライトノベル作品です。元々ライトノベルオーバーロードはWEB小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた小説であり、ロールプレイングゲームの世界を舞台に、本来敵である魔王を主人公においたアンチヒーロー的な物語から大人気を博し、ライトノベルとして書籍が刊行されました。

その人気からオーバーロードは2015年にアニメ化され、2018年までで合計3期に渡るアニメが全国で放送されました。またアニメ放送に併せて大人気ライトノベルオーバーロードは2015年に漫画も刊行されることになりました。アニメや漫画が制作されたことによって原作となったライトノベルオーバーロードはさらに人気を集めることになり、「このライトノベルがすごい！」の2017年版で見事1位を受賞しました。

その後も人気を留まることを知らず、ライトノベルオーバーロードは「このライトノベルがすごい！」2018年版と2019年版で第4位にランクインしました。オーバーロードシリーズの累計発行部数は2019年で800万部を突破しています。またオリコン2018年年間「本」ランキングライトノベル部門でオーバーロードは1位を受賞することになり、2019年現在も多くのファンから愛されている作品となっています。

ある日大人気VRMMORPG「ユグドラシル」はサービス終了を迎えることになり、ゲーム内で多大な功績を残した「アインズ・ウール・ゴウン」というギルドに所属するモモンガというプレイヤーは「ナザリック大墳墓」と名付けられたギルドの本拠地で、サービス終了の時を待っていました。そして遂に「ユグドラシル」はサービス終了の時を迎え、モモンガは目を閉じながら仲間達との思い出を思い出していました。

しかしなぜかゲームがサービス終了したのにモモンガは強制ログアウトされませんでした。さらにゲーム内に存在するNPCが意思を持ち、人間の言葉を話しだします。それに驚いたモモンガはサービス終了の瞬間に、自分がゲームのキャラクターの一人になっていることに気付きます。実はサービス終了と同時にギルドの本拠地「ナザリック大墳墓」が異世界に飛ばされてたのです。

異世界に飛ばされたモモンガは自らの名前をかつてのギルド名「アインズ・ウール・ゴウン」に変え、「ナザリック大墳墓」の組織を率いて世界征服に乗り出します。アインズ含む「ナザリック大墳墓」のメンバー達は異世界において最強の力を持っていました。アインズは自身を超えるほどの強者を望みながら、異世界に存在する別のメンバーを探すために、まだ見ぬ異世界の大地を歩みだすことになります。

ここからは本記事の主役であるネイアについてまず簡単なプロフィールをご紹介します。ネイアは原作小説オーバーロード第12巻で初登場した目つきの悪い少女です。ネイアはローブ聖王国聖王国聖騎士団に所属している訓練生であり、鋭い三白眼という目つきの悪さから周囲に怖がられています。また目つきの悪いさ以外に目の下にクマが出来ており、尚更目つきの悪さが際立っているのが特徴です。

そんな目つきの悪い訓練兵ネイアは、オーバーロードの主人公であるアインズが「ナザリック大墳墓」の軍を率いてローブル聖王国を攻めた際、その戦いに巻き込まれてしまいます。ではなぜただの一般人の少女であるネイアが聖王国騎士団に所属していたのでしょうか。実はネイアの母親は聖王国聖騎士団に所属しており、父親も聖騎士団において優れた実力を持つ聖王国九色の一人なのです。

この聖騎士団に所属する両親の影響を受けてネイアは聖騎士団に所属しました。しかし聖騎士団の両親を持つネイアに残念ながら剣士の才能はありませんでした。なので父親からは剣士になる道を反対されてしまいます。しかしネイアには父親から優れた弓術と鋭い感覚を受け継いでいました。弓に優れたネイアは剣士ではなく弓兵として戦うことになり、目つきの悪いネイアは後々アインズの良き戦力となっていきます。

原作小説オーバーロードの作中においてアインズ率いる「ナザリック大墳墓」の軍勢はネイア属するローブル聖王国に攻撃を仕掛けます。その際「ナザリック大墳墓」は作戦でデミウルゴスをヤルダバオトに扮しさせます。そしてヤルダバオトに扮したデミウルゴスの攻撃によってローブル聖王国は滅亡の危機に陥ってしまいます。この攻撃でローブル聖王国聖王女カルカ・サーベラスは戦死してしまいます。

カルカ・サーベラスの死亡によってネイアの上司であるローブル聖王国聖騎士団団長聖王国九色の「白色」を冠するレメディオス・カストディオは悲しみから気が狂ってしまいます。ネイアはレメディオスのパワハラを受ける中、敵であるアインズ・ウール・ゴウン魔導国の使節団として旅たちます。その際ネイアはレメディオスからアインズの機嫌を取るよう命じられ、ネイアは本来敵であるアインズの付き人となることになります。

レメディオスやネイア達が使節団として訪れたことでアインズは承諾し、アインズ・ウール・ゴウン魔導国としてではなく、個人的にローブル聖王国を支援することにします。これによりアインズの付き人をしているネイアはローブル聖王国を救うためにアインズと行動を共にすることになるのですが、その最中にアインズは死亡したネイアの両親の話を持ち掛けます。

アインズはネイアの両親が死亡していることに反省し、謝罪の印として「アルティメット・シューティングスター・スーパー」という弓を渡します。オーバーロードの世界でトップレベルの権力を持つアインズにとってはそこまで大事なものではなかったのですが、本来この弓は伝説級の武器です。伝説級の武器を貰ったネイアはアインズこそ本当の王であると感じ、アインズを王の中の王と崇拝することになりました。

ここからはオーバーロードに登場するネイアの人気が高い理由についてご紹介します。まずネイアがオーバーロードに登場するキャラクターの中でも人気が高い理由として挙げられるのがその目つきの悪さです。ネイアはオーバーロードで一番といえるほど目つきが悪い少女であり、普段殺人鬼を連想させるほど目つきが悪いせいで、オーバーロードの作中において周囲から怖がられたり、怒っていると勘違いされてしまっています。

しかしネイアは目つきが悪いだけで怖い性格をしている訳ではなく、内面は逆に非常に真面目で責任感の強い性格をしているごく一般的な少女です。また目つきの悪いネイアは傷心で性格が変貌した騎士団長レメディオスのパワハラに耐えながら、ローブル聖王国の民を一番に考えています。この目つきの悪い見た目と内面のギャップが人気を呼ぶことになり、オーバーロードファンから非常に支持されています。

オーバーロードの作中において主人公であるアインズは優しい言葉を投げかけたり、伝説級の武器「アルティメット・シューティングスター・スーパー」を渡したりするなどネイアを特別視していると感じられる場面が多々登場します。しかし本当は目つきの悪いネイアに恐怖を抱いたことで怒らせないようにしただけであり、決してアインズが心優しさでしたことではありませんでした。

しかし伝説級の武器「アルティメット・シューティングスター・スーパー」を渡されたネイアはアインズこそ王の中の王であると崇拝します。そしてアインズを偉大な王様と認識したネイアはアインズの力になるため、必死に頑張ります。このアインズのために健気に戦うネイアの姿は幼い少女のようなかわいさを持っており、ネイアのこの健気さもオーバーロードの中で特に人気が高い理由となっています。

ネイアは普段自国であるローブル聖王国の紋章が入った上着とローブ、従者用の剣を装備しています。そしてネイアはオーバーロードの作中においてアインズの付き人となり、王の中の王として崇拝するきっかけとなった「アルティメット・シューティングスター・スーパー」という伝説級の武器をアインズから貸し出されます。実はこの武器はユグドラシル9階層に分かれた一つの武器であり、ルーンという技術で作られていました。

このルーンというのはオーバーロードの世界において古い技術のことを指し、その技術を用いた武器は非常に強力な強さを持っています。ネイアの「アルティメット・シューティングスター・スーパー」の見た目はネイアの体格に合わないような重たい形をしています。しかしこの武器は見た目とは逆に非常に軽く、武器を持つ人物を全体的に強化することが出来るという武器の中でも非常に優れた能力を秘めています。

ネイアは上述でご紹介した通り、オーバーロードの中でも特に剣士の才能がありません。これについて聖王国聖騎士九色の一人であるネイアの父はネイアに剣士の道には向いていないと評価します。しかしネイアには父から受け継いだ弓術と鋭い感覚を持っていました。この弓術に特化したネイアにアインズが与えた「アルティメット・シューティングスター・スーパー」という武器は非常にぴったりといえるでしょう。

またネイアが持つ鋭い感覚も非常に役に立ちます。ネイアは基本敵から姿を隠す潜伏術を持っていません。しかし聖王国聖騎士九色の父親から受け継いだ鋭い感覚によってネイアは使節団の移動をサポートします。達鹿にネイアはオーバーロードに登場する階層守護者たちと比較すると、あまり強くはありません。しかし一般人に近い存在のネイアは他の一般人よりかは非常に優れた実力を持っています。

ローブル聖王国に個人的に協力したアインズはまず手始めにヤルダバオト軍に所属しているローブル聖王国の王都を陥落させた亜人王バザーを撃退しました。ヤルダバオト軍に所属する亜人王バザーが倒される様子を目の前で見たネイアはアインズをさらに尊敬することになります。しかし実はこのアインズの行為は作戦でした。裏でアインズは「ナザリック大墳墓」を巻き込む壮大な計画を立てており、全て演技だったのです。

一方ネイアは最強の強さを持つアインズに感化されすぎて、弱い存在は全て悪だと考えるようになってしまいます。その後アインズの手によってローブル聖王国を取り戻した聖王国軍は自国を侵略するヤルダバオト軍に所属した亜人軍と戦闘を開始します。一方その裏でアインズは作戦の実行役であるデミウルゴスからどれほどローブル聖王国の人間を殺害すればよいのか話を持ち掛けられていました。

相談を持ち掛けたデミウルゴスにアインズは「適用に間引け」と指示します。この「適当に間引け」というアインズのセリフはネイア達ローブル聖王国の人間は生きる価値もない存在という意味が込められていました。アインズとデミウルゴスが悪だくみをする一方で、ネイアはアインズと戦争前に借りた武器を返すという約束をします。これにより、ネイアは今回の戦争で死亡することが濃厚となってしまいました。

死亡が濃厚となったネイアはアインズから貸してもらった「アルティメット・シューティングスター・スーパー」を携え、聖王国の民兵を率いて亜人軍と最前線で戦いを繰り広げました。ネイアにとってこの戦争は一度奪われた聖王国を完全に取り戻す戦いであり、必死でアインズから貸してもらった伝説級の武器「アルティメット・シューティングスター・スーパー」で多くの敵を討ち破ります。

しかしネイアが率いているのはただの民兵です。本当の兵士ではない民兵は次々と亜人軍の前に死亡してしまいます。そして多くの民兵が死亡したことで、ネイアは敵である亜人軍に包囲されてしまいます。そして亜人軍に包囲されたネイアは奮戦虚しく、亜人軍に殺害されて死亡してしまいます。このネイアの悲惨な死亡シーンには多くのオーバーロード読者に衝撃を与えることになりました。

残念ながらネイアは戦争前に立った死亡フラグを見事回収し、亜人軍の前に敗れて死亡してしまいます。多くの読者はネイアが死亡したことで退場するものだと思っていました。しかし死亡したネイアの元に、救援に駆け付けたアインズが姿を現します。そして死亡したネイアの元に駆け付けたアインズは魔法を使用し、なんと死亡したネイアを復活させます。

一度死亡したネイアには自分が亜人軍の前に敗れて死亡したものだと思っていませんでした。このことでネイアは自分のためにアインズが駆けつけたと考えてしまいます。この考えからネイアは異常ともいえるほどアインズを崇拝することになります。そして崇拝心を加速させたネイアはオーバーロードに登場する人類の中で一番ともいえるアインズ信者へとなってしまうことになりました。

ネイアを蘇生させたアインズはその後敵軍大将ヤルダバオトと一騎打ちを行うのですが、アインズは敗北して死亡してしまいます。これはアインズの策略であり、自身がもし死亡した際に「ナザリック大墳墓」がどう対処するか見たいという理由からでした。そして死を偽装したアインズはプレアデスの一人であるシズをネイアの傍に置き、再びヤルダバオトと相まみえて見事ヤルダバオトを打倒します。

元々シズはヤルダバオト側の人物であり、洗脳でアインズ側に付いたという設定がありました。シズは「ナザリック大墳墓」のメンバーであることからアインズを崇拝しており、同じくアインズを崇拝しているネイアと仲良くなります。そしてネイアはごく一般的な少女でありながら、シズから気に入られることになります。

シズに気に入られるというのは「ナザリック大墳墓」の庇護下にあるのと同意語でした。「ナザリック大墳墓」の庇護下に置かれたことでネイアは命の安全を保障されたといっても過言ではありません。仮にネイアが死亡したとしても、庇護下にあることからアインズに蘇生してもらえることでしょう。こうしてネイアは退場することが無い場所に立つことになり、多くのネイアファンはこのことに安堵しました。

オーバーロードの作中においてデミウルゴスはローブル聖王国の人間をどれだけ殺すか尋ねます。このデミウルゴスの問いに、ネイアが目つきの悪いことから尊敬していると知らないアインズは「適当に間引け」と答えます。またデミウルゴスはアインズを楽しませるために、あるサービスを提供していました。しかしこのデミウルゴスのサービスは余計にアインズを苦しめることになってしまいます。

この頃デミウルゴス達は北の国を滅亡させていました。しかし南の国のみ残したままでした。デミウルゴスの考えや行動を見ると、南の国はそのまま魔導国に併呑させるためであったと考察されています。オーバーロードの作中においてデミウルゴスはネイアと実質的な関わりはありません。しかしデミウルゴスの行動などを見ると、デミウルゴスとネイアはアインズを通して間接的に繋がっていることが分かります。

オーバーロードのネイアに関する感想では、ネイアが可愛いという感想が非常に多く寄せられていました。ネイアは目つきの悪さから周囲から怒っていると勘違いされ、アインズにも怖がられています。しかし本当は非常に真面目な性格をした健気な少女であり、この見た目と性格のギャップが非常に可愛いです。また武器や弓術など魅力がたくさんあり、このことからネイアはオーバーロードの中でも特に人気を集めることになりました。

オーバーロードのネイアに関する感想では亜人軍と戦う姿がかっこいいという感想も見受けられました。ネイアは「アルティメット・シューティングスター・スーパー」を貸してもらったことでアインズに心酔し、ローブル聖王国を守るために必死に戦います。この一心不乱に自国であるローブル聖王国を守る姿は非常に健気でかっこいいものになっています。

オーバーロードのネイアに関する感想では、ネイアが生きていてよかったという感想も多く寄せられていました。ネイアは亜人軍に善戦するものの、包囲されたことで亜人軍に敗れ、死亡してしまいます。当初多くの読者はネイアの死に悲しみました。しかしネイアは救援に駆け付けたアインズに蘇生され、蘇ります。可愛いと非常に人気の高かったネイアが生き返ったことで、オーバーロードの読者は歓喜することになりました。

本記事ではオーバーロードに登場するネイアについて、その人気の高い理由や作中での死亡と復活の経緯、各キャラクターとの関係などをまとめてご紹介しました。ネイアは目つきが悪いキャラクターですが、その健気な性格から非常に可愛いと人気を博しています。そんな可愛いネイアは死亡したものの、復活し、人間を代表するアインズ信者となりました。

生き残ったネイアは「ナザリック大墳墓」庇護下に入ったことで安全となり、今後も死なずに活躍することでしょう。オーバーロードファンの皆様は今後の展開の中でネイアの活躍にご注目ください。