名探偵コナンの遠山和葉の声優が変わった？宮村優子の病気とは？担当キャラを紹介！

宮村優子は日本を代表する女性声優として知られ、国内外に多くのファンを持っています。特に日本では『名探偵コナン』の遠山和葉役で広く知られており、今回の病気の件などでは多くのファンが心配の声を上げました。ここでは彼女の代表作の遠山和葉などについて紹介していきます。

遠山和葉は『名探偵コナン』の中でも屈指の人気であり、特に服部平次との関係は女性ファンには人気のカップリングとして知られています。宮村優子の声も人気であり、大好評を博しています。

『名探偵コナン』は『YAIBA』などのヒット作で知られる青山剛昌によって描かれる推理漫画の金字塔です。1994年から『週刊少年サンデー』で連載され、現在まで1000話以上の話数を誇っています。単行本の累計は全世界で2億3000万部を突破しました。
 

1996年からはアニメ『名探偵コナン』が放送されており、劇場版映画の興収は90億円を突破することもあるメガヒット作品です。

遠山和葉について見ていきましょう。遠山和葉は大阪府に在住の17歳であり、改方学園高等部2年として服部平次と同じ高校に通っています。合気道2段の腕前であり、高い戦闘力を持っていることでも知られています。平次と同様に父親は警察官であり、大阪府警刑事部長をしています。

遠山和葉の初登場回は単行本では19巻、アニメでは第118話『浪花の連続殺人事件』であり、コナンたちが大阪に来た時に登場します。平次がよく電話で『工藤』という人物と話していることが気になり、『工藤』のことを女だと思いライバル意識を燃やすという可愛いエピソードで知られています。

ここからは遠山和葉の声優である宮村優子のプロフィールや経歴について紹介していきましょう。

宮村優子は1972年12月4日生まれの46歳で身長は157cmと小柄な女性声優です。オーストラリアに移住していたり、インターナショナル・メディア学院の講師をするなど、声優以外にもアクティブな活動をしています。

宮村優子は桐朋学園短期大学演劇科卒業後、声優の養成学校である日本ナレーション演技研究所に入所し声優としての活動をスタートしました。彼女の転機は1995年に『愛天使伝説ウェディングピーチ』の珠野ひなぎく役と『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレー役に抜擢されたことでした。この作品で高い評価を受け、一躍トップ声優の仲間入りを果たしました。

ネットを中心に大きな話題になった『名探偵コナン』の遠山和葉の声優が変わったという事案について見ていきましょう。

問題となったのはアニメ『名探偵コナン』の「みんなが見ていた」と「服部平次と吸血鬼館」のエピソードです。これらの回で遠山和葉の声が不安定であり、活舌もよくなかったためにネット上は騒然となりました。あまりにも不安定な声だったために、『声優が変わった』という声も挙がるなど心配の声も多く挙がりました。

声優が変わってしまったと心配された和葉の声でしたが、声優が交代したわけではありません。実はこの時期に宮村優子は体調を崩していたと後に語っており、宮村優子にとっては引退も考えるほどつらい時期であったと明かしています。『変わった』とまで言われるほどに悪化してしまった病気については次の章で紹介します。

ここでは『声が変わった』とも言われてしまうほどに、多くのファンを心配させた遠山和葉の声優・宮村優子の病気について見ていきましょう。

宮村優子が公表した病気は「バセドウ病」です。『バセドウ病』は甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることが原因で様々な症状が現れる病気であり、声が出にくくなったり活舌が悪くなったりと声優にとっては大きな影響が出る病気でもあります。有名なところでは、人気アーティスト『絢香』も「バセドウ病」で休業を余儀なくされていました。宮村優子も重度の「バセドウ病」になってしまい、和葉役の降板も考えるほどでした。

元々、自身の体調と相談しながら仕事をしていた宮村優子ですが、病状が悪化したのは2013年ごろでした。この頃から声の異変に視聴者が気づき始め、ネット上には『声が変わった』という声なども含めて心配の声が広がりました。この悪化の影響で呂律が回らなくなったり、思考能力や集中力がなくなったりと声優をこなすのが困難になってしまう程でした。

そのため宮村優子は『名探偵コナン』のプロデューサー・諏訪道彦に降板を申し出ます。宮村優子にとっては和葉は思い入れのあるキャラクターであるため、苦渋の選択であったと宮村は語っています。

しかし、作品のクオリティーを保てないと降板を申し出た宮村に、諏訪は『病気なんだから気にすることはない』と慰留し、治るまでは和葉の出演のないエピソードを優先して制作することにしたのです。そうした製作陣の想いを受けて、宮村は病気を治し再び和葉役をこなせるようにと闘病を始めました。

和葉役をしっかりこなせるように「バセドウ病」の治療に専念した宮村優子の病状は徐々に回復し、2017年に公開された映画『名探偵コナン から紅の恋歌」で完全復帰を果たしました。この作品は平次と和葉がメインのストーリーであり、宮村優子の完全復活を印象付けました。

ここでは無事に復活を果たした『名探偵コナン』の遠山和葉の声優・宮村優子の担当したキャラクターをいくつか紹介していきましょう。

宮村優子の代表作といえば『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレー役です。世界中で人気の高いキャラクターであり、宮村優子を一躍トップ声優にしたキャラクターとなっています。

宮村優子の担当キャラクターの二つ目は『剣風伝奇ベルセルク』のキャスカです。こちらの役も熱狂的なファンが多いキャラクターであり、キャスカの声といえば宮村優子というファンも多い宮村優子の初期の名キャラクターとなっています。

宮村優子の担当キャラクターの三つ目は『ポケットモンスター』のアカネです。金銀シリーズのジムリーダーであり、関西弁の女の子という事で和葉を思い出す人も多くいました。

宮村優子の担当キャラクターの四つ目は『キングダム ハーツシリーズ』のラクシーヌです。『キングダム ハーツ』は世界的な人気を獲得したゲーム作品です。ラクシーヌは敵キャラの一人であり、普段の担当キャラクターとは雰囲気が違うため宮村優子が担当していることを知らないファンも多くいます。

ここでは『名探偵コナン』の遠山和葉の声優・宮村優子に関する感想や評価を紹介していきます。

ネット上には宮村優子が『バセドウ病』を公表したことで大きな驚きの声が広がりました。ネット上には『滑舌ヤバかったけど、バセドウ病だったんだ』という声や『みやむーの病気が心配』という声が挙がるなど、宮村優子を心配する声が多く挙がりました。

宮村優子がバセドウ病から回復したことで多くのファンが喜びの声を上げています。引退も危ぶまれていたために、宮村優子の完全復帰は多くのネットユーザーも安堵しています。特に、『から紅の恋歌』はファンを安心させた作品となっています。

宮村優子といえばアスカや和葉の声が有名ですが、他にも多くのキャラクターを担当しており演技の幅の広さにも注目が集まっています。ネット上でも宮村優子の実力の高さを評価する声が多く挙がっています。

今回は『名探偵コナン』の遠山和葉役の声優として知られる宮村優子の病気や担当キャラについて紹介していきました。一時は引退も危ぶまれた宮村優子ですが、現在は体調も回復し本格的な復帰を果たしています。心配されていた和葉役や『新世紀エヴァンゲリオン』のアスカ役なども続投しており、多くファンが安堵しています。今回の復活を機に、今後も活躍を続ける宮村優子に注目してみてください。