2019年05月29日公開
2019年05月29日更新
リゼロのアルデバランの衝撃の正体とは?スバルの父?過去・謎をネタバレ考察
リゼロに登場するアルデバランというキャラクターをご存じでしょうか?普段は鉄の兜を被っている為にその素顔や正体については不明な点も多いキャラクターですが、今回はそんなアルデバランについて気になる過去や正体を考察も交えてご紹介します。リゼロにおける重要人物の一人とも言えるアルデバランですが、スバルの父親なのではないか、あるいはスバル自身なのではないかといったその正体について、ネタバレも込みでまとめています。
目次
アルデバランが登場するリゼロとは?
リゼロに登場するキャラクターの中には様々な謎を持つ人物が多く登場していますが、そんな中でもアルデバランというキャラクターにも謎が多く、主人公であるスバルの父ではないのか、あるいはスバル自身なのではないかといった考察がされています。今回はそんなリゼロのアルデバランというキャラクターについて、ネタバレを含めた正体や過去についてを詳しくまとめていきます。ネタバレを知りたくない人はご注意ください。
リゼロの作品詳細
リゼロは2012年から連載がスタートとなり、現在も連載が続いているダークファンタジーのライトノベル作品です。小説投稿サイト「小説家になろう」により開始された作品ですが、2016年には2クールでのアニメ化もされた人気作品で19巻までに累計550万部という売り上げを見せています。月刊コミックアライブでは、2014年から書き下ろしとなる外伝の短編小説も掲載されています。
リゼロの第一章が連載していた当初には現在の様な人気のある作品ではなかったものの、第二章から第三章へ入る頃となると次第に注目される様になり、現在までの人気に至る事となりました。連載自体はWEB上で行われていますが、書籍化の際には内容の一部に変更が加えられたり新たなシナリオが加えられるなど、連載既読者でも楽しむ事のできる様な仕様となっている作品です。
リゼロは「Re:ゼロから始める異世界生活」の略称
リゼロとは略称であり、作品のタイトルは「Re:ゼロから始める異世界生活(リ・ゼロからはじめるいせかいせいかつ)」が正式名称となります。読み方は同じであるものの、文字の上ではリゼロの他に「reゼロ」といった表記の仕方をされる場合もあります。
リゼロの概要
出典: https://thetv.jp
リゼロは現代で生活していた一人の高校生が、ある日突然異世界へと飛ばされてしまう物語となっています。死に戻りと呼ばれるタイムリープの能力によって、主人公のスバルは命を落とす度に過去のある一定の時間へと巻き戻され、再び同じ時間を繰り返す事となってしまいます。死のループから逃れる為にスバルは奮闘し、リゼロ第一章のラストではようやく死ぬ事なく新たな時間を過ごす事となっていきます。
リゼロのあらすじ
引きこもりをしている高校生のナツキ・スバルは、コンビニに立ち寄った帰り道に突然異世界へと飛ばされてしまう事となりました。異世界ではサテラという少女と知り合う事となり、猫の様な姿をした精霊のパックを連れた彼女の探し物を手伝っていたスバルでしたが、何者かに襲われたスバルは命を落とす事となってしまいます。しかし目を覚ましたスバルは、襲撃された際の記憶はそのままに初めて召喚された過去に戻っていました。
何度目かの死を経験した後、スバルは自身にタイムリープをする能力が備わった事に気付きます。サテラの探し物を持つフェルトという少女を追いながら、スバルは腸狩りのエルザ・グランヒルテに命を奪われてしまいますが、記憶を持ったまま時間が巻き戻った事で回避の術を身に着けたスバルはようやくループを脱する事ができました。サテラが偽名であり、彼女の本名がエミリアである事を知ったスバルは、重傷により意識を失います。
アルデバランのプロフィール
謎の多いキャラクターも登場するリゼロですが、中でもアルデバランという人物については特に謎が多く正体不明とされています。続いてはそんなアルデバランという人物について、まずは判明している基本的な情報についてをネタバレ込みで順番にご紹介します。その正体については様々な考察がされていますが、果たしてアルデバランに関するその考察の中に正解は含まれているのでしょうか?
アルデバランの基本情報
アルデバランはプリシラの騎士であり、山賊の様なファッションに身を包みながら頭にのみ鉄の兜を被っている不思議な出で立ちをした人物です。身長は173cmで、体重は70kg前後であるとされています。体格は良いもののその特技は似顔絵を描いたり折り紙、手品といった可愛らしいものが多い事もわかっています。更に酒や昼寝が好きで、賭け事も好んではいるものの実力があるとは言えない程度である様です。
アルデバランの年齢
鉄兜で顔を隠している為に正確な年齢などは判明していませんが、アルデバランは推定40歳前後なのではないかと考えられています。スバルとの会話の中でも自らをオッサンと自称している事もあり、それなりに大人と呼べる年齢である事は間違いないと考えられます。
アルデバランの性格
そのビジュアルから近寄り難さを感じるアルデバランですが、口を開けば気のいいオッサンという雰囲気でラフさのあるキャラクターだとわかります。スバルと似た部分もある為か、会話をしていても比較的波長が合う様な場面も見られます。プリシラの騎士であるアルデバランですが、当人達はそういった関係性であるという認識が薄く、お目付け役と雑用係といった扱いをしていると思われる姿が見られるのが微笑ましくもある二人です。
アルデバランの戦闘能力
出典: https://wowma.jp
アルデバランは騎士であるものの最下級となる土属性の魔法を使う事もできる人物で、土の壁を作っての防御や攻撃など様々な用途に魔法を活用しています。加護や能力的なものは持ち合わせておらず、剣の腕も凡庸なものであるアルデバランですが、生き残る才能にだけは長けている為にこれまでも数々の戦闘から生き延びてきたという過去を持っている人物です。
アルデバランの衝撃の正体とは?
リゼロの中でも謎も多く過去も含め様々な考察がされているアルデバランですが、続いてはそんなアルデバランの正体についてもネタバレ込みで考察していきます。スバル自身であると言われていたり、スバルの父親なのではないかとも言われているアルデバランの正体は、果たして誰なのでしょうか?こちらもアルデバランやリゼロ本編に関するネタバレを含んでいるので、閲覧にはくれぐれもご注意ください。
スバルと同様に転送された
出典: https://festy.jp
リゼロのアニメだけを視聴している人にとっては本編のネタバレとなってしまいますが、実はアルデバランは主人公のスバルと同様に、18年前に現代から異世界へと転送されてきた人物であった事が判明しています。具体的にどの地域から召喚されたのかといった部分については明かされていませんが、プリシラの竜車で移動をしている最中にこの事実はアルデバランの口からスバルに向けて語られたものでありました。
日本から来ている
アルデバランいわく、東の果ての国からやってきたとの事ですが、鎧兜は着用したままである為にアルデバランの正体がスバルと同じく日本人であるのかなどもわかっていません。ただしリゼロの世界ではスバルが元いた場所である日本が現実として語られており、更に言語に関する翻訳といった設定などもリゼロの中では登場していない事からも、アルデバランもまた日本から異世界へと飛ばされてきたものと考えられています。
アルデバランは何者なのか
アルデバランの正体は謎に包まれたままで、時折ヒントが与えられる事はあるものの、何者であるのか正体は掴めない状態となっています。しかしアルデバランの正体が一体何者なのかという疑問には、二つの有力な説が浮上していました。これらの説には様々な理由があり、その説を知ってから改めてアルデバランという人物を観察してみると、その理由に納得する事ができるかもしれません。
説①スバル自身
アルデバランの正体についての一説には、実はアルデバランはスバル自身なのではないかとされる理由があります。その理由の一つには、顔を指で掻くという仕草が癖になっているスバルと同様に、アルデバランにも同様に顔を掻く様な仕草が見られる点です。更にスバルは現代で過ごしていた際には不登校となっていた事があり、その期間に多くの趣味に手を出していました。アルデバランも同様に多趣味な人物である事がわかります。
スバルのコピー?
スバルが死に戻りの能力を使うと、魔女の臭いが強くなるという設定があります。死んだら時間が戻るというだけの現象であれば特に描写の必要性が無い部分でもありますが、死に戻りによる弊害が無いとは明言されていません。この事から、スバルが死に戻りをする際にはスバルのコピーとなる人物が生み出され、死に戻りをしたスバルが不在となった時間軸にそのコピーが残されるのではないかとの説も浮上しています。
コピーは自分自身がコピーである事や、現代で過ごしていた頃の記憶などは一応残されています。けれどオリジナルの容貌などに関する記憶は抹消されており、レムとラムが二人共生存をする事が確定したルートにおいてアルデバランの発した「反吐が出る」という言葉も、自身がスバルのコピーであると推測したアルデバランが、スバルに対して抱いた複雑な感情を表しているのではないかとも考えられています。
説②スバルの父
続くリゼロの一説には、アルデバランの正体はスバルの父親なのではないかといった考察もある様です。これはアルデバランが過去にスバルと同様に現代から召喚された人物である事や、年齢的にも父親であってもおかしくはないといった理由が挙げられています。更にスバルとは何故か妙に馬が合うといった点や、オッサンという発言からスバルよりも確実に年上であるといった点が強調されている事も父親説の理由の一つとされています。
ただしこちらの父親説については、理由は後述しますがとある理由からアルデバランがスバルに関する記憶を喪失した状態であったとしても、スバル自身がアルデバランが父親である事に気付かないというのは不自然ではないかとの見方もされています。その為に、現状ではアルデバランの正体はスバルの父親であるというよりも、スバル自身であったりスバルが複数人存在している、といった説の方が有力であると考えられています。
アルデバランの過去・謎をネタバレ考察
父親説やスバル複数説など気になる説がいくつも浮上しているリゼロのアルデバランですが、続いてはアルデバランの過去や謎についてもネタバレを含めた考察をしていきます。情報はいくつもあるもののその正体に確証の持てないアルデバランですが、スバル自身であったりスバルの父親であるといった説は正しいものなのでしょうか?改めて考察してみると、アルデバランという人物に関する意外な発見もあるかもしれません。
ネタバレ考察①名前の由来
リゼロの重要なキャラクター達は、それぞれに星の名前を付けられています。これはアルデバランにも該当するもので、実はスバルという星の正式名称である「プレアデス」という星を始めとしたおうし座を形成する星の名前が、アルデバランと呼ばれているのです。これによりアルデバランもまたリゼロにおける重要なキャラクターの一人なのではないかと考えられています。更に名前の由来について、正体に関係する事はまだあります。
アルデバランという星の意味には、「あとに続くもの」という意味も含まれています。これはプレアデス星団のあとに続く事を示したものでもあり、更にリゼロ短編集に収録されているアルデバランとプリシラのストーリーには「後追い星をやめた日」というものが存在しています。これはプリシラと出会い彼女を人間的に好んだアルデバランが、スバルを追う事をやめてプリシラの元で生きる事を選んだものであると考察されています。
ネタバレ考察②関西弁を知らない
スバルと同じく現代から来たとされているアルデバランですが、実は関西弁を知らないのではないかと思われる場面も登場しています。リゼロに登場するキャラクターの一人であるアナスタシア・ホーシンは、関西弁の様な「カララギ弁」を使い話をする人物です。日本人であれば関西に住んでいる人物でなくても、外国語と比べても身近な話し方であり関西弁自体を知らないという事は無い筈です。
しかしアルデバランはスバルに対して、「自分自身も実際に見た事は無いけれど、カララギという国ではあの訛りで話すのが普通らしい」と珍妙な言語である事を訴えていました。この事からアルデバランは日本に住んでいたわけではないのでは?といった考察も浮上してきている様ですが、判断材料としては断言してしまうには弱いものであるとも言えるのかもしれません。
ネタバレ考察③レムとラムを間違えた
アルデバランは、作中でレムとラムを間違えるといった場面も見られていました。双子の姉妹であり髪の色はピンクと水色をしていて異なる点はあるものの、一見すれば勘違いをしてしまってもおかしくない容姿です。しかしレムに対して「ラムだろ?」と問いかけたアルデバランは、それを否定されると何故か機嫌を損ねてしまい、ラムが当然生きてると返されると納得がいかないと言いたげな雰囲気を見せていました。
まるで生きているのはラムだけでなければおかしいとでも言いたげな言動に、明らかな違和感を覚えた読者も多かった筈です。一説ではアルデバランは、過去にレムが死亡した時間軸からやってきた人物なのではないかとも言われています。アルデバランがスバルのコピーであるという説からも、この時に背を向けたラム達に対して反吐が出るとした発言も、そんな時間軸から別のループにいる事を自覚した為の発言であるとも考えられます。
ネタバレ考察④死に戻りができる
リゼロの中でも大きなネタバレ要素の一つに、アルデバランは過去にスバルと同じく死に戻りを経験した事のある人物である、といった事も判明しています。これは「後追い星をやめた日」で明かされた能力で、スバルと同じ死に戻りでありながら能力には多少の違いが見られています。スバルの場合には、死に戻りの際には必ず同じ地点に戻る事や、自ら死を選んだり、決まったワードを使用して魔女の臭いを強くするといった点があります。
しかしアルデバランにおいてはそういった操作や干渉をするといった能力は備わっておらず、とある条件を満たす事で初めて能力を発動する事が可能となっています。ただし一度能力を発動してしまうと、能力が延々と発動し続けてしまうという欠点も挙げられています。これはどの程度繰り返されるものかは明言されていませんが、アルデバラン本人によれば2桁で済むループであれば優しい方だとされていました。
死に戻りの条件の違い
この能力を使う事で、アルデバラン自身は被害者にも加害者にもなり得る事がわかっていますが、それがループを止める要素にはならない様です。更に能力を使用した後には、スバルとは異なり必ずしも記憶が残ったまま戻る事ができるとは限らない様です。時にはアルデバラン自身ではなく、相手側にのみ記憶が残ったままループを繰り返す事もあります。常に残酷な記憶を持ち続けるスバルよりは優しい能力と言えるのかもしれません。
アルデバランの能力を止める為には、相手に戦意を喪失させる必要が出てきます。その為場合によってはアルデバランではなく、記憶を持ち続けている相手を殺し続けるループを繰り返さなければならない事もある様です。こういった過去を持つ事からも、実はスバルの父親でスバルに関する記憶が失われているのではないか、過去にレムが死亡した時間軸からループしてきている人物なのではないか、といった考察がされています。
アルデバランの声優
その正体に様々な謎を抱えている人物であるアルデバランですが、正体の謎っぷりに拍車をかけているのは、担当している声優にも理由があるのかもしれません。続いてはリゼロで父親説も浮上するアルデバランの声を担当している声優についてもご紹介します。
声優は藤原啓治
リゼロでアルデバランの声を担当するのは、人気大御所声優の藤原啓治さんです。様々な役柄を演じ分ける藤原啓治さんですが、渋い大人の男性や父親、悪役などもこなす事もあり、リゼロにおいてもアルデバランの正体の謎について考察を深める要因の一つとなっているのかもしれません。アルデバランの様に普段は軽い調子で人当たりの良いキャラクターでも、藤原啓治さんが演じる事でその正体には裏がある気配を感じてしまいます。
更に父親役を演じる事もある藤原啓治さんは、代表作の一つに「クレヨンしんちゃん」の野原ひろし役が挙げられます。この役柄からも、リゼロでも実はスバルの父親なのではないか?と考えられたのかもしれません。アニメから洋画の吹き替えまで非常に多くの作品に引っ張りだこの藤原啓治さんでしたが、一時期は病気療養の為に1年ほどの休業となっており、2017年6月頃から徐々に仕事を再開し現在も活動を続けています。
藤原啓治のプロフィール
名前:藤原啓治(ふじわらけいじ)
生年月日:1964年10月5日(現在54歳)
出身:東京都
血液型:A型
身長:175cm
職業:声優、俳優、ナレーター、音響監督
所属:AIR AGENCY
声優やナレーターとして活躍している藤原啓治さんですが、所属しているAIR AGENCYは藤原啓治さんご自身が代表取締役を務めている会社でもあります。声優のマネージメントだけでなく音響製作などもしている会社ですが、2006年の設立当時には数名の在籍であったものの、現在は多くの声優が所属しており、養成所として現在も運営が続けられている会社となっています。
藤原啓治の出演作品
数多くのアニメ作品に携わっている藤原啓治さんですが、代表的な作品といえばリゼロやクレヨンしんちゃんの他には、「ぼのぼの」のアライグマくん役や、「ゾイド -ZOIDS-」のアーバイン役、「鋼の錬金術師」のマース・ヒューズ役、「青の祓魔師」の藤本獅郎役などが挙げられます。メインとなるキャラクターだけではなく、脇役でも味のあるキャラクターや悪役など安定した演技でファンを魅了し続けています。
一方でアニメ作品以外にも、藤原啓治さんは洋画の吹き替えも数多く出演しています。代表的なものはマーベルシリーズの「アイアンマン」の主役であるトニー・スターク役や、「チャーリーとチョコレート工場」のウィリー・ウォンカ役、「ダークナイト」のジョーカー役などが挙げられます。アニメや映画をよく観る人であれば、名前を知らない人であっても藤原啓治さんの声を過去に一度は耳にした事がある筈です。
アルデバランに関係するリゼロのキャラクター
正体が気になるリゼロのアルデバランですが、非常に多くの登場人物がいる中で、アルデバランに関係しているリゼロのキャラクターも複数存在しています。続いてはアルデバランに関係のあるリゼロのキャラクターを、ネタバレと共にご紹介します。プリシラの騎士である為に必然的に彼女との接触も多くなるアルデバランですが、現在関係しているリゼロのキャラクターの中に過去や正体に関係している人物もいるかもしれません。
ナツキ・スバル
リゼロのキャラクターの中でも、主人公であるスバルは当然アルデバランと関係のあるキャラクターとなります。アルデバランと同じく死に戻りの能力を持ち、性格も似ている二人は父と息子の関係にあるか、あるいは同一人物であると考えられています。実際にスバルとアルデバランがどの様な関係性であるのかは、アルデバランが知っているのかどうかも不明の状態となっており、アルデバランの過去にも注目が集まります。
エミリア
エミリアはリゼロの序盤にスバルと出会う事となるキャラクターで、始めは「サテラ」という偽名を名乗っていました。パックという名前の猫の様な姿をした精霊を常に同行させており、彼女にとって保護者の様な存在となっています。その外見が嫉妬の魔女に似ているという事から世間に冷たい視線を向けられている少女でもあり、しかしその性格はお人好しで心優しい人物であるという事もわかっています。
ラインハルト
出典: https://festy.jp
近衛騎士団に所属をしている赤い髪をした青年で、歴代の剣聖達以上であると言われ周囲からの評価も高く実力もある人物です。魔法を使う事はできないもののそれを補えるだけの実力があり、リゼロの作中では最強のキャラクターであるとされています。正義感や思いやりにも溢れた人物である為に完璧とも思える青年ですが、それ故にラインハルトは「英雄にしかなれない男」であるとも言われているキャラクターです。
フェルト
出典: https://festy.jp
スリをして生計を立てていた貧民街に住む少女で、警戒心は強いものの人情に厚いという一面も持っている人物です。リゼロの序盤でエミリアの持ち物を盗んでいた少女で、ラインハルトに連れられてからは王族の生き残りであるとして王候補の一人となりました。ただし本名はフェルトではなく他にあるという事もわかっており、フェルトという名前は自分を拾ってくれたロム爺により名付けられました。
ラム
ロズワール邸で働いているピンク色の髪をしたメイドの一人であり、双子であるレムの姉にあたる人物です。日頃は不遜な態度で、スバルに対しても容赦の無い毒舌を浴びせる少女ですが、共に過ごすうちにスバルに対する評価はそれなりにする様になっていきます。メイドでありながら妹に比べて技術は低いものの、主人であるロズワールに対する感情は主従以上のものでもあり、ラムの行動の軸にもなっています。
レム
出典: https://ciatr.jp
ロズワール邸で働いている水色の髪をしたメイドの一人であり、ラムの妹にあたる人物です。とても有能なメイドである為に屋敷内の仕事のほとんどはレムによって行われており、鬼族の生き残りでもある人物です。一度気を許した相手には献身的に尽くすタイプの少女でもあり、双子の姉であるラムに対して障害となる物事に対しては一切の容赦を見せないという攻撃的な一面も持ち合わせています。
プリシラ・バーリエル
王候補の一人であり、アルデバランが騎士として仕えている美女です。とてつもない豪運の持ち主でもあり傍若無人な行いも見られますが、以前スバルに救われた事がきっかけで、スバルとは友人関係を築いている人物でもあります。現状のアルデバランにとって最も近しい人物であると言えそうですが、過去に8度も繰り返した結婚では夫が早死にしてしまう事から「血染めの花嫁」とも呼ばれている人物です。
アルデバランに関する感想や評価は?
リゼロの中でも正体不明で過去も気になるアルデバランですが、実際にリゼロを観た人からはアルデバランはどの様な評価を受けているのかも気になるのではないでしょうか?続いてはアルデバランに対するツイッター上での感想や評価を、少しだけご紹介します。アルデバランという人物は、視聴者の目には一体どの様に映っているのでしょうか?
リゼロで好きなキャラはアルデバランっていうオッサン
— 布施乳首 (@5eXXftA1NKTVr67) March 23, 2019
アルデバランはリゼロの中でも謎の多いキャラクターである一方で、親しみやすく魅力あるキャラクターでもあります。その為にアルデバランがリゼロの中で一番好きだという人もいる様で、数いるキャラクターの中でも人気の高い人物の一人であるとも言えそうです。
アルデバランの正体ってスバル?#リゼロ
— ダス蒼騎士の広告塔(✙_✙) (@Kuhuxtu) May 22, 2019
正体について様々な考察がされているアルデバランですが、やはりスバルとアルデバランは同一人物なのではないか?と疑問を持つ人もいる様です。担当する声優なども違い明確な正体は明かされていないものの、共通点なども多い事から疑いを持ちながら視聴している人も少なくないのかもしれません。
リゼロのアルデバランの考察は面白いな
— 八九寺P(夏ver.)@TOEIC対策開始 (@mayoi_no_mayoi) February 6, 2019
スバル複数人説はかなり有効だと思う
この先の展開が楽しみだ
やはり素顔が明かされていない事などからも、考察を気にしつつリゼロを視聴しているファンも少なくない様です。未だにスバルの死に戻りに対するリスクなどは明かされていないリゼロですが、アルデバランがスバルであるという可能性を否定できる要素はあまり多くはない状態です。
リゼロのアルデバランの正体に関するまとめ
リゼロに登場するアルデバランというキャラクターについて、気になる正体についてやアルデバランの過去、スバルの父やスバル自身なのではないかといった考察についてをネタバレ込みでご紹介してきましたが、これまでアルデバランというキャラクターに注目していなかったという人でも気になる部分があったのではないでしょうか?リゼロという作品に残された謎はまだまだ多いですが、特に重要視すべきキャラクターかもしれません。
リゼロの作中でもいずれ明かされるであろうアルデバランの正体ですが、様々なネタバレ考察や情報などを交えて改めてリゼロという作品を復習してみると、最初には気付かなかった新たな発見もあるかもしれません。アニメ2期の製作も決定となったリゼロですが、放送までの期間に改めて原作やアニメ1期の復習をしてみると、アニメ2期を更に楽しむ事ができる様になるのではないでしょうか?