リゼロを徹底考察!フリューゲルの正体はスバル?判明している伏線・謎も解説

小説投稿サイト「小説家になろう」で2012年より連載が開始された「Re:ゼロから始める異世界生活」略してリゼロ!この記事では、そんなリゼロに隠された伏線や謎を徹底考察していきます!フリューゲルの正体がリゼロの主人公のナツキ・スバルだといわれている理由とは?嫉妬の魔女サテラの正体とは?など伏線を交えながら徹底考察していきます。また、ロズワールの正体などリゼロで判明している伏線や謎にも迫っていきますので、ぜひ最後までご覧ください!

リゼロを徹底考察!フリューゲルの正体はスバル?判明している伏線・謎も解説のイメージ

目次

  1. リゼロの伏線や謎を徹底考察!フリューゲルの正体はスバル?
  2. リゼロとは?
  3. リゼロの謎の多い原作のあらすじを紹介!
  4. リゼロのフリューゲル正体を考察!スバルという噂も!
  5. リゼロのその他キャラの正体や伏線について考察!
  6. リゼロの隠された伏線やフリューゲルの正体について考察まとめ!

リゼロの伏線や謎を徹底考察!フリューゲルの正体はスバル?

小説投稿サイト「小説家になろう」で2012年より連載が開始された「Re:ゼロから始める異世界生活」略してリゼロ!その後、ライトノベル化やアニメ化を経て大人気の作品になりました。この記事では、そんなリゼロに隠された伏線や謎を徹底考察していきます!

フリューゲルの正体がリゼロの主人公のナツキ・スバルだといわれている理由や、リゼロの最大の謎ともいえる嫉妬の魔女サテラの正体についても伏線を交えながら考察していきます。また、魔女教大罪司教の唯一の空席となっている「傲慢」は一体誰なのか?などリゼロに隠された数々の謎に迫っていきますので、ぜひ最後までご覧ください!

OVA『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow』オフィシャルサイト

リゼロとは?

「Re:ゼロから始める異世界生活」略してリゼロは、長月達平によるライトノベル作品です。リゼロは、小説投稿サイト「小説家になろう」で2012年より連載が開始され、MF文庫Jで2014年からライトノベルの単行本として発売されています。また2016年にはアニメ化されており、2018年10月にはOVA「Re:ゼロから始める異世界生活Memory Snow」が公開されました。

さらに、OVA第2弾「Re:ゼロから始める異世界生活氷結の絆」の制作も決定しています。そんな今大人気のリゼロですが、2018年11月現在も小説投稿サイト「小説家になろう」で全ての話が最新話まで閲覧可能となっています。作者の長月達平さんは今後も削除の予定はないと明言しています。

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リゼロの謎の多い原作のあらすじを紹介!

リゼロの伏線や謎を考察する前に、まずはリゼロの伏線が散りばめられているあらすじをネタバレ紹介していきます。リゼロのアニメは原作小説の第三章の途中までの内容になっており、それ以降はアニメのその後のお話になっていますので、原作小説を未読の方はネタバレに十分お気をつけください。

リゼロ第一章:怒涛の一日目

ナツキ・スバルは引きこもりの高校生。久しぶりに外に出てコンビニに行った帰り、突然異世界召喚されてしまいます。召喚された異世界ですぐに命の危険に晒されてしまうスバルを助けたのは、パックという可愛い精霊を連れた銀髪のハーフエルフの美少女「サテラ」でした。スバルは彼女に恩返しをするため、サテラの捜し物を一緒に探すことにします。しかし、あと一歩のところで二人は何者かに殺害されてしまいます。

目を覚ましたスバルは、自分が異世界召喚された時点に戻っていることに気が付きます。そして、スバルは自分の死によってセーブポイントに時間が巻き戻り、自分だけは死ぬ前の記憶を引き継げる能力「死に戻り」の能力を持ったことを知ります。また、二度目の周回で「サテラ」の名前で呼んだことで彼女に嫌われてしまい、「サテラ」が最初に偽名を使っていたことに気づいたのでした。

それでも、スバルは本当の名前も知らないその少女を助けるために陰ながら奮闘します。そして度重なる「死に戻り」を経た後、ラインハルトなどの協力もあってようやく死のループを脱することに成功します。スバルは「サテラ」にお礼に何でもすると言われ、彼女の本名を教えてほしいとお願いしたのでした。こうして、スバルは「サテラ」の本当の名前は「エミリア」ということを知ったのでした。

リゼロ第二章:激動の一週間

前回の事件の負傷から回復し、ロズワールの屋敷で目を覚ましたスバルは前回の一件のお礼としてこの屋敷で使用人として雇ってもらうことを要求します。メイドの姉妹にしごかれながらも使用人として充実した日々を過ごし、エミリアと明日デートに行く約束を交わしますが、スバルに明日が来ることはありませんでした。スバルが目覚めると、使用人になる前の最初の朝に死に戻っており、今度は何者かに撲殺されてしまいます。

三度目のループでは襲撃者を見つけようと奮闘するスバルでしたが、今度はメイドのレムに撲殺されてしまいます。そして、四度目のループでは信頼していたレムが自分を殺した犯人であったということや次に死に戻りをしたらもう終わりかもしれないという恐怖から、自室に引きこもって過ごします。そうしたことで、一回目の死の原因であった呪いにかかることはなかったスバルでしたが、代わりにレムが呪いで死んでしまいます。

つまり、最初のスバルの死因(呪い)とレムは関係なく、犯人は別にいるということになります。妹の死でヒステリーを起こしたラムに殺されそうになるスバルでしたがベアトリスに助けられ、今度はスバルは死に戻りで全員を助けるために自ら命を絶ちます。そして、五度目のループではスバルはわざと呪いにかかることで呪術師の正体が魔獣であることを突き止めます。

しかし気づいたときにはすでに遅く、村の子供達が攫われてしまいます。スバルはなんとかその子供達を助けることには成功しますが、魔獣たちに呪いをかけられ満身創痍に陥ります。それでもなおラムやレム、全員を救おうともがくスバル。彼の唯一使える魔法「シャマク」により、ロズワールに場所を知らせることができ、魔獣の討伐は成功したのでした。

リゼロ第三章:再来の王都

魔獣の討伐には成功しましたが、スバルは身体に残った幾つもの呪いによりマナが淀んでしまいます。しかし、エミリアは王選開始の式典に参加しなければなりません。そこでスバルも王都へ同行し、フェリスに治療してもらうことになります。しかし、スバルは王都で大人しく治療を受けるというエミリアとの約束を破り、王選開始の式典に乱入したり、ユリウスと乱闘騒ぎを起こしたりしてしまいます。

そして、スバルはエミリアとすれ違い決別してしまいます。エミリアに「死に戻り」のことなど全て話そうとするスバルでしたが、魔女の呪いによって話すことができないため、何も弁解することができずにいました。エミリアはそのままスバルとレムを王都に残してロズワール邸に戻ってしまいます。その数日後、スバルは魔女教がロズワール邸に迫っていることを知り、なんとか救おうと奮闘します。

しかし、スバルの努力も虚しく行く手を白鯨に阻まれてしまいます。魔女教や白鯨に対抗するために協力者を集めようとするスバルでしたが、全て断られてしまいしまいます。万策尽きてしまったスバルは、もう諦めてレムとともにどこか遠くに逃げようと考えますが、プロポーズをレムに断られてしまいます。そして、レムに励まされたスバルは再び魔女教や白鯨に立ち向かうべくゼロから始めることを決意したのでした。

そして、スバルはクルシュ陣営が白鯨を追っている情報を得て、クルシュ陣営に白鯨の正確な出現時間や場所を伝え協力を要請します。こうして、クルシュらの協力もありスバルは白鯨と魔女教のペテルギウスを討伐することに成功したのでした。一件落着したかに思えたところで、王都の帰途につくクルシュとレムが魔女教のレグルスとバテンカイトスの襲撃を受けてしまいます。

そしてクルシュは記憶喪失に、レムは意識を取り戻すこともなく眠り続け、その存在も周りの人間から消しさられた存在になってしまいました。しかし、スバルの「死に戻り」のセーブポイントが変わってしまったことで、レムを救えないことを知ったスバルはレムを救うため魔女教の暴食・バテンカイトスを倒すことを決意するのでした。

リゼロ第四章:永遠の契約

魔女教の襲撃から、一向に帰ってこない村の人々のロズワール。スバルたちは彼らがいると考えられる「聖域」へ行くことになります。結界の中の人々は、村の人々を人質にし「聖域」の解放を要求していました。彼らを救うために、エミリアは魔女エキドナに挑みます。一方、スバルはエミリア、エルザの屋敷襲撃、豪雪や魔獣大兎、ガーフィールの攻撃など様々な問題を解決するため幾度となく「死に戻り」を繰り返します。

実は、ロズワールはスバルの「死に戻り」の能力を「世界の記憶」の複製である「叡智の書」によって知っており、彼をエミリアの忠実な騎士にするために画策していたのでした。エミリアが犯人だと疑われていた大雪もロズワールの仕業で、エミリアに疑いをかけることでスバルにさらなる試練を与えようとしていたのでした。

スバルはエキドナの試練を乗り越え、仲間の力を借りることでこの窮地を脱することができると考えます。そこでまずはロズワールと契約を交わし、オットーやパトラッシュ、ラムの協力のおかげもあり、ガーフィールを倒しました。そして、エミリアに心からの忠誠や愛を伝え彼女を精神的に支えます。そして、ガーフィールを味方にし、エルザを討伐。魔獣使いメィリィも捕まえます。

さらに、屋敷と一緒に死のうとしていたベアトリスも救い出します。そして、エミリアやベアトリスの力を借りて大兎を撃破したのでした。こうして、エミリア陣営は一つにまとまったのでした。また、この事件の後にスバルは正式にエミリアの騎士として彼女に忠誠を誓ったのでした。

リゼロ第五章:歴史を刻む星々

第5章は、「聖域」事件から1年後のお話です。エミリアをはじめとした王選候補者は、水門都市プリステラでの会合に赴きます。すると、そこを大罪司教が襲撃しプリステラの都市機能は奪われてしまいます。窮地に立たされた王選候補者たちは一時的に共同戦線を張ることで、都市機能を取り戻すことに成功します。その際にレグルスの殺害やシリウスの捕獲にも成功しますが、色欲の大罪司教カペラによってさらなる混乱に陥ります。

さらに、暴食の大罪司教によってユリウスや彼の弟であるヨシュアなど多くの人が名前を奪われてしまい、レムと同じような状態に陥ってしまいます。そこで、スバルたちはレムやユリウスたちの名前と存在を取り戻すため、賢者シャウラに会うため「プレアデス監視塔」に向かうことを決意するのでした。

リゼロ第六章:記憶の回廊

幾つもの壁を乗り越え、スバルたちは「プレアデス監視塔」へとたどり着きました。そして、そこでスバルたちを待っていたのは賢者シャウラであり、フリューゲルの弟子だと名乗るシャウラはスバルをなぜかフリューゲルと間違え慕います。そんなシャウラに塔に存在する三つの試練のことを聞かされたスバルたちはその試練に挑むことになるのでした。

しかし、二層のレイド攻略の作戦を練っている間に突然スバルが記憶喪失になってしまいます。スバルの記憶は異世界召喚される前、コンビニ帰りのところから記憶が途切れているようです。なぜスバルが突然記憶を失ってしまったのか?謎が深まるリゼロ第六章は現在も「小説家になろう」のWEBサイトで随時更新中です。

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リゼロのフリューゲル正体を考察!スバルという噂も!

ここからは、リゼロのフリューゲルの正体について徹底考察していきます。実は、リゼロのフリューゲルの正体はリゼロの主人公のナツキ・スバルだという説もあります。その説についても伏線などについて考察していきます。

フリューゲルとは?

まず、リゼロに登場するフリューゲルとは一体どんな人物なのか?というところから紹介していきます。最初にリゼロで「フリューゲル」の名前が出たのは、リゼロの第四章でした。リゼロのフリューゲルは、白鯨の討伐戦で登場する大樹を植えた人物として名前が登場します。また、大樹を植えただけの人物であるにも関わらず彼は大賢人フリューゲルとして名を残しています。

フリューゲルの弟子シャウラについて

リゼロのフリューゲルについて情報は少ないですが、彼をよく知る人物の一人としてある人物が登場します。それがフリューゲルの弟子のシャウラです。シャウラはリゼロの三英傑の一人で、フリューゲルの「プレアデス塔に誰も近づかせるな」という命令を守ってひたすら塔を守る番人をしているようです。リゼロの言い伝えでは美丈夫の男性とされていましたが、実際は黒髪ポニーテールの美女でした。

シャウラは頭が空っぽだとスバルたちに評されるほど能天気な性格で、人の顔の判別ができないようです。ですが、戦闘能力は非常に高く番人として仕事を全うしてきました。また、シャウラの話によると本当の賢者は彼女の師匠であるフリューゲルだそうです。どうやらフリューゲルは目立ちたくなかったために自分の手柄を全てシャウラの手柄にしていたようです。

フリューゲルの強さとは?

そんなフリューゲルですが、彼のリゼロの世界における強さとはどの程度なのでしょうか?彼自身の戦闘シーンなどはありませんので、弟子のシャウラから推察していきます。シャウラはあまり強いイメージがないかもしれませんが、その実力はスバルたちを何度も全滅させる程の凄腕だといわれています。また、シャウラによると初代剣聖レイドとの戦闘のときには10回中1回は両手を使わせることができるそうです。

このようにシャウラの実力は、リゼロの中でもトップクラスの実力といわれています。そんなシャウラも、本人曰くフリューゲルと戦えば殺されてしまうとのことです。そのため、シャウラの言葉を信じるのなら、フリューゲルはリゼロの中でも最強クラスと言っていいほどの実力だといえます。

フリューゲルの正体はスバル?

色々と謎の多いリゼロのフリューゲル。そんな彼の正体は実はリゼロの主人公であるナツキ・スバルではないかとリゼロファンの間で話題になっています。ここからは、その理由について紹介していきます。リゼロ第六章では、スバルたちが賢者シャウラに会いにプレアデス監視塔に向かいます。そこでシャウラに会うことができますが、シャウラはスバルを師匠であるフリューゲルと間違えてしまいます。

シャウラは人の顔の判別ができないため、スバルをフリューゲルと間違えたのは匂いが同じだったためだと考えられます。しかしながら、フリューゲルを崇拝しているようなシャウラがそう簡単に師匠を他の人物と間違えるでしょうか?さらに、シャウラが番人として守っていた「プレアデス監視塔」ですがこの名前もまたスバルに繋がるヒントが隠されています。

スバルの名前は星座から来ていますが、実はプレアデスもまた星座の名前であり、しかもプレアデス星団の和名が昴(スバル)です。このように、リゼロには他にも星座にちなんだ名称や名前が用いられていますが、星の名前でここまで存在が近いのはあまり存在していないことから、スバルとプレアデス宮殿の関係性が疑われる要因となっています。

また、フリューゲルが植えた大樹にもスバル=フリューゲルだと考えられる理由が隠されています。リゼロの原作では第三章でスバルが誰かの名前が刻まれているのを真似して大樹に「スバル参上」と刻もうとしています。しかし、リゼロのアニメではフリューゲルの大樹に刻まれていたのは「フリューゲル参上」と日本語で書かれた文字だということが明かされます。このことからもスバル=フリューゲルでないかといわれています。

このことから本当にスバルがフリューゲルなのかは現段階ではわかりませんが、どちらにせよ日本語で刻まれた「フリューゲル参上」の文字からフリューゲルは異世界人、しかも日本人であったという可能性が極めて高いと考えられます。しかしながら、フリューゲルの圧倒的な強さ(推測)からスバルではない可能性の方が高いとする意見もあります。

その理由は、スバルがリゼロの世界では圧倒的に弱い存在であるからです。リゼロの作者は、今後もスバルはオットーに殴り合いで勝つことはないと断言しています。そのため、スバルはフリューゲルのように強い存在になるとは考えにくいといわれています。しかし、もしかしたら作者のこの発言はミスリードであり、スバルは長い年月をかけて鍛練し、強くなるという可能性もあるのではないかという意見もあります。

フリューゲルの正体はスバルの複製体?

もうひとつフリューゲルの正体に関する有力な説として、フリューゲルは「スバルの複製体」ではないかという説があります。複製体という概念自体は、エキドナの不老不死の実験などでリゼロにも登場します。しかし、ここでいう複製体とはスバルの「死に戻り」という能力で生み出された複製体という意味です。これまであまり触れられることがありませんでしたが、スバルが死に戻りした後死んだスバルはどうなるのでしょうか?

この発想から生み出されたのが「スバル複製体説」です。スバルは死に戻りする度に幾つもの自分の複製体を生み出しているという考え方です。そして、その中の一つが「フリューゲル」なのではないかといわれています。さらに、もう一人スバルの複製体だと疑われているのがアルデバランです。アルデバランもまたスバルと同じように異世界人であり、スバルとは違う死に戻りの能力を持っています。

しかも、アルデバランは作者にリゼロの三大謎の一つだといわれているほどの重要人物です。アルデバランは正体を隠すように常に仮面を身に着けています。そのため、彼の正体こそがリゼロの謎を解き明かす重要な秘密だと考えられます。彼の正体が本当にスバルの複製体であり、さらにフリューゲルもまたスバルの複製体だという説もありえなくはない説ですが、現段階でそれを裏付ける根拠はありません。

また、そもそも異世界召喚されてきたスバル自身がスバルの複製体であったという説まで存在します。これらの説は全て推測の域を出ませんが、今後そういった展開もあるかもしれません。

フリューゲルの正体はスバルの父親?

また、フリューゲルの正体に関する有力な説として、フリューゲルの正体はスバルの父親「菜月賢一」ではないかといわれています。菜月賢一は非常に優秀な人物でスバルの幼い頃からの憧れであり、同時に偉大な父親の存在がスバルを追い込み、引きこもりにしてしまったのです。それでも、菜月賢一はスバルが引きこもりになった後でも変わらず彼に接していたようです。

リゼロにはほとんど登場する機会のない菜月賢一ですが、菜月賢一はリゼロの第四章で登場し、スバルを励ましています。その登場シーンで、菜月賢一は冗談交じりに「時を止める能力がある」と言っています。その言葉の真偽はわかりませんが、この言葉からフリューゲルの正体は菜月賢一ではないか?といわれるようになりました。

さらに菜月賢一=フリューゲル説が有力だといわれる理由があります。フリューゲルの大樹に刻まれていた「フリューゲル参上」の文字からフリューゲルとスバルは非常に感性の似ている人物であると考えられ、さらに、菜月賢一もスバルと非常に感性が似ているということが第四章で判明しました。そのため、フリューゲルが菜月賢一だとするとスバルと感性が似ており、シャウラがフリューゲルとスバルを間違えたことも辻褄が合います。

このような理由から、菜月賢一=フリューゲル説も十分可能性のある説だといわれています。しかしながら、フリューゲルについて明かされている情報が少ないため、現段階ではフリューゲルの正体がナツキ・スバルなのか、または菜月賢一なのか、それとも全く別の人物なのか、謎に包まれたままとなっています。

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リゼロのその他キャラの正体や伏線について考察!

リゼロのフリューゲルについての伏線から正体を考察したところで、今度はそれ以外のキャラの正体や伏線について考察していきます。リゼロの最大の謎ともいえる嫉妬の魔女サテラの正体とは?大罪司教の唯一の空席となっている「傲慢」は一体誰なのか?などリゼロの伏線を交えながらその正体や謎に迫っていきます!

リゼロのサテラの正体とは?

まずは、リゼロの最大の謎ともいえるサテラの正体について伏線から考察していきます。サテラは、主人公スバルに「死に戻り」をさせている張本人であり、嫉妬の魔女だといわれています。そんなサテラの正体は、エミリアが有力だといわれています。その最大の理由は、リゼロの第四章の魔女の茶会での出来事にあります。

リゼロの第四章の魔女の茶会では嫉妬の魔女がサテラなのではなく、嫉妬の魔女因子を取り込んだために嫉妬の魔女になったサテラだということが判明しました。つまり、サテラ自身が危険な人物だったわけではなく、世界に災厄をもたらしたのは魔女因子が身体に合わなかったために生まれたサテラの中の魔女人格であるということです。

そして、そんなサテラとエミリアが同一人物だという説が浮上したのは、スバルがリゼロ第四章でサテラの顔を見た際に「俺が必ずお前を救ってみせる」と宣言したことが最大の理由です。スバルのこのセリフは、リゼロ第一章でエミリアに対して言ったセリフと同じです。そして、スバルはいつだってエミリアを救うために行動しています。そんな彼がエミリア以外の人物に向かってこんなセリフを言うとは考えにくいといわれています。

つまり、あえて描写されていないサテラの素顔は、エミリアの顔だったという説が有力だといわれています。また、エミリアはリゼロの第一章でスバルに対して「サテラ」という偽名を名乗っています。なぜエミリアがサテラという偽名を使ったのかはわかりませんが、これも伏線の一つなのでしょうか?

傲慢は一体誰なのか?

次に考察するのは、魔女教大罪司教で唯一空席となっている「傲慢」についてです。「傲慢」の正体は現段階ではスバルが有力な説だといわれています。リゼロ第三章でペテルギウスがスバルに向かって「あなた傲慢ではありませんか?」と尋ねていたことにより、この説が浮上しました。そして、リゼロ第六章では、シャウラがスバルの中の魔女因子が三つだと発言しています。

スバルはすでに「怠惰」と「強欲」の魔女因子を取り込んでいます。シャウラの発言によると三つということなので、もう一つスバルの中には元々魔女因子があったということになります。実は、その残るもうひとつの魔女因子が「傲慢」なのではないかといわれています。だからこそ、スバルが空席となっている魔女教大罪司教の「傲慢」だという説が浮上したのです。

また、スバルは第四章で自分の中の魔女因子を操ることに成功しています。スバルは、ペテルギウスが使っていた見えざる手を一本だけ使うことに成功しました。このように、スバルはリゼロの物語が進む中で内面的にも肉体的にも変化しているのです。彼は、これからリゼロの物語の中でどのような存在になっていくのでしょうか?もしかしたら、大罪司教の「傲慢」になる可能性もあるのかもしれません。

ロズワールの正体は?

リゼロにおいて数少ないスバルの「死に戻り」のことを知っている人物ロズワール。リゼロにおいて何かと怪しい行動を取っているロズワールの正体、そして目的とは一体何なのでしょうか?実は、ロズワールの名前は世襲制だそうです。ロズワールの名前は400年も前から受け継がれています。しかし、それは表向きでロズワールが受け継いでいるのは名前だけでなく、意識も受け継いでいます。

つまり、ロズワールは初代ロズワールの意識を子孫に代々受け継がせているのです。今スバルたちとともに生きているロズワールも、意識だけは400年前の初代ロズワールのものであり、ある意味ロズワールは400年間生き長らえていると言っても過言ではないのです。では、そんなロズワールの目的とは一体何なのでしょうか?

ロズワールの目的とは、魔女エキドナに会うことです。実は、ロズワールの魔法の師匠は魔女エキドナでした。詳しくはリゼロでも明かされていませんが、ロズワールはこのエキドナに異常なまでの執着心を抱いているようです。エキドナは400年前に嫉妬の魔女サテラに滅ぼされ現在は故人となっていますが、精神は今も存在していることがリゼロ第四章で明かされました。

ロズワールの目的は、おそらくこのエキドナの完全復活だと考えられます。そして、ロズワールはエキドナから福音書というものを授けられており、そこにはエキドナの完全復活への道標やスバルの「死に戻り」のことなどが書かれているといわれています。ロズワールがこれからどういった行動に出るのか、それがスバルの「死に戻り」やこれからのリゼロの展開に大きく関わってくるところだと考えられます。

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リゼロの隠された伏線やフリューゲルの正体について考察まとめ!

この記事では、リゼロのフリューゲルの正体やサテラの正体などリゼロに隠された様々な伏線や謎について考察してきました。この記事で紹介したどの説も、現段階では推測の域を出ない説ばかりです。また、リゼロには今回紹介した伏線や謎だけではなく他にも多くの謎や伏線が隠されています。

2018年11月現在、リゼロは「小説家になろう」で随時更新中で第六章まで連載されています。作者によるとリゼロは第十一章まで続く予定だそうです。そのため、これからもリゼロは多くの謎や伏線を残しながら最終章に向かっていくのかもしれません。そこで、まだリゼロを読んでいないという人も、全て読破済みだという人も、どんな結末を迎えるのか期待しながら最後までリゼロの物語を見守っていきましょう!

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