リゼロのパックの強さと正体は?かわいい精霊の謎と巨大化した画像も紹介

リゼロこと「Re:ゼロから始める異世界生活」は長月達平作のライトノベルである異世界転生ファンタジーバトル作品です。主人公スバルやヒロインのエミリアなど魅力的なキャラクターが多いリゼロですが、その中でもかわいいマスコットとして人気を博しているのがエミリアと契約している精霊パックです。今回はそんなパックのかわいい見た目に反する真の実力と正体について紹介していきます。

リゼロのパックの強さと正体は?かわいい精霊の謎と巨大化した画像も紹介のイメージ

目次

  1. リゼロのパックの強さや正体を徹底調査!
  2. リゼロとは?
  3. リゼロのパックについて強さなどを一覧!
  4. リゼロのパックの正体を巨大化の画像と共に紹介!
  5. リゼロのパックというかわいい精霊の謎を考察!
  6. リゼロのパックの声優を紹介!
  7. リゼロのパックの強さや正体まとめ!

リゼロのパックの強さや正体を徹底調査!

リゼロのパックはヒロインのエミリアとともに登場する猫型の精霊です。リゼロの作中では、灰色の毛並みにピンクのお鼻でかわいい子猫の姿で描かれています。そんなリゼロのかわいいマスコット的な立ち位置のキャラクターですが、その正体には秘密や謎が多く、それもまたパックの魅力として注目されています。今回はリゼロのパックについては、その実力や正体をネタバレも交えながらご紹介していきます。

リゼロとは?

リゼロとは「Re:ゼロから始める異世界生活」の公式略称で、長月達平によって描かれた異世界転生ファンタジーバトル小説です。もともとはWebの「小説家になろう」というサイトで投稿されたライトノベル作品で、その当時から非常に人気がある作品でした。そこから2014年にKADOKAWAのMF文庫Jから正式に刊行されることになり、現在でも人気沸騰中の作品です。

2016年放送の大ヒットアニメ!

リゼロはライトノベルだけでなく、2016年にはアニメとして監督は芦名みのる、アニメーション制作は「スタジオぷYUKAI」で放送されていました。アニメ版リゼロも視聴者から非常に好評な作品で、演出と作画にすごく力が入っているという感想が多数あります。実際、アニメ版リゼロには凄腕のアニメーターさんが多数制作にかかわっており、監督のコンテ力、レイアウト力も相まって多くのファンから絶賛されています。

あらすじ

リゼロの主人公はナツキ・スバルで、もともとは引きこもりの高校生でした。学校に行かず、好きな時間に寝て起きてを繰り返す堕落した生活を続けていた彼は、ある日コンビニの帰りに異世界に召喚されてしまいます。そこでさっそく命の危険にさらされるも、偶然出会った銀髪の美少女エミリアに命を助けられます。それをきっかけに、スバルはエミリアに恩を返すために彼女と行動を共にするようになります。

ここまではファンタジー小説としてはよくある設定に思えるかもしれませんが、リゼロには他の作品と大きく異なる特徴があります。それが主人公の「死に戻り」という特殊能力です。物語が進んでいくうちに、なんと主人公のスバルは命を落としてしまいます。しかし、死んだスバルは記憶を保ったまま時間をさかのぼり、復活することができるのです。この能力を駆使して、時には迷い悩みながらあらゆる困難に立ち向かっていきます。

2018年10月には劇場版も公開!

ライトノベル、アニメとどちらも評価の高いリゼロですが、2018年の10月6日土曜日には劇場版リゼロが公開されることが決定しています。劇場版リゼロでは、完全新作のストーリーであるOVAが収録されることがわかっており、多くのリゼロファンが期待している作品でもあります。簡単なあらすじとしては、スバルとエミリアのデートに関する話になりそうだということまでわかっています。

OVA『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow』オフィシャルサイト

リゼロのパックについて強さなどを一覧!

リゼロのパックは、エミリアのお供として常に彼女といる存在で、非常にかわいい灰色の毛並みをした子猫の姿で描かれています。リゼロの中でもマスコットキャラクター的立ち位置にあり、ぬいぐるみなどのグッズ販売もあるほどファンからは人気のあるキャラクターの一人です。作中でもスバルやベアトリスから撫で心地がいいと好評なようで、可愛がられているキャラでもあります。

そんな人気があって非常にかわいいパックですが、リゼロの作中でのエミリアとの関係やその正体は一体何なのでしょうか。また、パックはリゼロの中でも精霊という種族にあたる存在で、魔法を扱うことができるため、作中での真の実力についても気になる方は多いのではないでしょうか。そこでパックについて、リゼロの中でも実力的にはどれくらいの立ち位置にあるのかご紹介していきます。

エミリアの精霊!

リゼロのパックは、エミリアと契約している精霊の一人になります。エミリアは精霊と契約して、その力を使って魔法を放つ精霊魔術師という役職になります。その中でもパックは非常に強力な精霊の一人で、エミリアの実力に直結している存在ともいえます。また、エミリアのことを非常に大事にしているところがあり、普段は「リア」という愛称で呼んでいますが、シーンによっては「うちの子」「僕の娘」と称することもあります。

パックは子猫の姿をしており、リゼロに登場するキャラの中でも、見た目や言動が非常にかわいいと評判になっています。さらに、性格も明るく社交的であり、誰に対してもフランクに話すところがあります。エミリアを大事に思っているためか、差別されがちなエミリアに好意的に接するスバルを良く思っており、パックとスバルはネタ的な掛け合いもするほど仲がいい関係として描かれています。

リゼロの中では、パックはベアトリスとも非常に仲がいいです。ベアトリスのことを親しみも込めて「妹」と呼びますし、ベアトリスに撫でまわされても嫌がることなくそれを受け入れます。ベアトリスのことを「妹」と呼ぶのも理由があり、詳細は後ほどご紹介しますが、実際に同じ人間のもとでパックの後にベアトリスは精霊として生まれている本当の兄弟のような関係です。

かわいい見た目で社交的なパックですが、マイペースでおっとりした性格といわれることもあるようです。エミリアに関しては揺るがない価値観があり、融通が利かないところもあります。また、エミリアに敵対する存在には冷酷な一面を見せることもあります。リゼロの作中では、敵対する魔女教の者たちやエミリアを死なせてしまったスバルに対して、非常に辛辣なセリフを吐くシーンもあるほどです。

パックはとても強い!

パックはリゼロの中でもかわいいマスコット的なキャラクターではありますが、その可愛い見た目に反して実力はリゼロの作中でもトップクラスを誇ります。火を司る大精霊であるパックは、熱を奪うことで発動する氷を使った魔法を得意としています。リゼロの中でよく見られる魔法は氷の結晶を敵に打ち込む魔法で、その威力は刺さった相手がさらに凍るほどの強い冷気を持っています。

使える魔法は氷の魔法だけではありません。パックはその他の属性の魔法も使うことができます。主人公のスバルに陰属性の魔法の適性があると分かった時には、お手本として陰属性の魔法を使って見せることもあります。さらには、他者のゲートを使って魔法の補助をすることができるなど、魔法に関してはかなり万能なキャラクターといえるでしょう。スバルやエミリアにとって先生のような存在ともいえるかもしれません。

パックの実力はリゼロの中でもトップクラスの強さを誇ります。あまりの強さに、作中の敵キャラであるエルザや大罪司教ペテルギウスも歯が立ちません。タイマンで戦うと仮定するのであれば、白鯨と戦ったとしても勝てるのではないかといわれているほどです。パックが本気で戦えば、向かうところ敵なしといっても過言ではないような強さですから、戦闘においてはパックもかなり自信がある様子が描かれています。

これほどの強さを誇るパックですが、作中ではそれほど万能なキャラクターとは描かれていません。なぜなら、エミリアとの契約のためか実体化できる時間が決まっているからです。パックはリゼロの世界で朝の9時から夕方の5時までの間であれば、エミリアが呼んだり危険な状態になることで現れます。逆に言えばそれ以外の時間帯では、エミリアがかなりの無理をしないと実体化することができないという弱点もあるのです。

また、リゼロの世界では屈指の実力の割に、戦闘で活躍するシーンは少ないイメージがあります。エミリアが危険にさらされると現れると書きましたが、それも万能ではないようで、何度かパックが登場するまでもなくエミリアがやられてしまうことがあります。このことから、パックの警戒網が常に貼られているというわけではないことがうかがえ、守り手としては隙があるといわざるを得ない点があります。

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リゼロのパックの正体を巨大化の画像と共に紹介!

リゼロのパックはエミリアと契約しているかわいい精霊という話をしてきましたが、実はかわいいパックにも真の正体といえるもう一つの姿があります。パックの真の正体は、リゼロの世界での「終焉の獣」と呼ばれる巨大化した体に強力な力を持ち、世界を滅ぼしかねないほどの実力を持った裏の顔があります。この巨大化した姿は主にエミリアが死ぬことで発現し、エミリアを助けられなかったスバルも巻き込んですべてを滅ぼします。

パックが巨大化した真の正体を現すとあたり一面が吹雪に見舞われて、広大な土地を持つロズワールの屋敷ですら一瞬で凍り付いてしまいます。パックが巨大化した時の力は凄まじく、凍り付いた体がそのまま切断されていってしまうほど威力が強いです。巨大化したパックの姿にも元の猫型に通じるものがあるようで、ネコ科と思しき巨大化した何かというような描写がされています。

リゼロのパックというかわいい精霊の謎を考察!

パックは可愛い見た目だけではなく、リゼロの中でも屈指の実力を持つキャラクターです。さらに、その真の正体は巨大化したネコ科を思わせるような獣ですさまじい力を持っていますが、それだけではありません。パックはリゼロの作中でも、まだまだ謎多きキャラクターの一人といえるような存在です。ここでは、作中にちりばめられているかわいいだけじゃないパックの謎についてみていきましょう。

エミリアとの契約内容!

そもそもパックはエミリアとの契約についても、不思議な点があります。パックの実力については前述のとおりですが、通常精霊の実力に伴って契約に必要な対価は大きくなります。しかしパックとエミリアの場合、対価はパックがエミリアの髪型を決めたり、身だしなみや乙女としての振る舞いを指導したり、美容体操をやらせるなど簡単なものばかりです。加えて、どれもエミリアのためになるようなことばかりという特徴もあります。

エミリアがほかの微精霊と契約している時の対価が一日一回会話するという点からみても、数が多少多いものの難度はほとんど変わりません。パックの精霊としての実力に対して、対価が小さすぎるという謎があります。さらには、パックがエミリアの身だしなみを整えているのも、エミリアが100年の眠りによって、自分が知る姿から成長している自分を見て驚かないように配慮したため、という話もあります。

以上のことから、パックとエミリアの契約における対価は、パックの実力に対して小さすぎるという特徴があります。その対価の内容にしても、どれもエミリアのためになるような内容ばかりです。パックがエミリアのことを自分の娘と表現したり、どんな状況に陥ってもエミリアの味方であろうとする姿もあることから、パックはエミリアの近親者、なかでも実の親である可能性が非常に高いことがわかります。

ラインハルトとの戦い!

パックの裏の正体として、終焉の獣という巨大化した猫型の姿で、世界を滅ぼしかねない力を持っているというのがあります。主にエミリアが死んだときに現れる正体ですが、スバルが死んだあとの世界では巡り巡ってエミリアに悪影響が生じることが多いためか、ほとんどの場合パックが巨大化した姿になり、世界を滅ぼそうとする結末に落ち着く傾向があるようです。

リゼロの作中でも、スバルが死んだ後の世界がどうなるのかというのを見るシーンがあります。スバルとエミリアがロズワールたちを探すために聖域という場所に向かった時の話です。聖域に向かうと罠が仕掛けられており、獣人や人間の血が混ざった混血のハーフは聖域に張られている結界の外に出られなくなっていました。エミリアはエルフとのハーフであるため、聖域から出られなくなります。

聖域の墓所にある試練をエミリアが一人で挑みに行くのですが、そこで強欲の魔女であるエキドナが一人になったスバルに接触してきます。エキドナはリゼロの作中でも軽視されがちだったスバルの命についても言及し、「死に戻り」を使って過去に戻ったつもりでも、スバルが死んだ後の世界は続いていて悲しみの世界線を増やしているだけではないかという話になります。

スバルが死んだ後の世界を見てみると、ほとんど場合パックが巨大化して世界を滅ぼすために動いていることがわかりました。さらに、巨大化したパック前に、リゼロの世界では最強と称されるラインハルトが現れます。おそらく、巨大化したパックが世界を滅ぼさないように止めに来たと考えられ、その世界では巨大化したパックがラインハルトに一刀両断されてしまいます。

ラインハルトについても、「剣聖」としてかなりの実力があり、正義感が強くて思いやりにもあふれている人間的にも好感が持てるような存在ですが、一方で「英雄にしかなれない男」と称されてもいます。リゼロの作中では最強といっても過言ではないようなキャラクターですが、それだけではない何か秘密や謎が隠されている可能性がありそうです。

パックとエキドナの隠された秘密

エキドナはリゼロの世界の強欲の魔女と呼ばれています。エキドナの場合の強欲とは知識欲のことであり、彼女はリゼロの世界のあらゆる知識を得ることに至上の喜びを感じます。黒い喪服のような服装に白い長髪で可愛い美少女のような姿で描かれていますが、その本性は他者の感情を理解せず、知識を得るためならどんなものでも利用しようとする腹黒の魔女であるといわれています。

そんなエキドナとパックの間に、秘密の関係があることが示唆されています。その関係が顕著に表れているシーンとして、パックが大罪司教ペテルギウスと対面した際に何か記憶を取り戻して「話が違うぞ、エキドナ!」と叫ぶところがあります。このセリフから、パックとエキドナには過去に何らかのやり取りがあり、物語では明らかになっていない秘密の契約があったのではないかと考えられます。

また、パックはエキドナに記憶を操作されているという描写もあります。エミリアのことを自分の娘とはっきり言うシーンもあることから、パックの真の正体はエミリアの父親だという可能性が最も濃厚だといわれています。人間であった頃はエミリアの父親で、エミリアが100年間眠ることになった事故をきっかけに、エキドナと何らかの契約を交わし、人工精霊として今のパックになったのではないでしょうか。

嫉妬の魔女サテラと戦った過去

パックはリゼロの作中で大罪司教ペテルギウスに対して「せめてサテラの半分、1000は影を伸ばして見せよ」と話すシーンがあります。このセリフから、パックは過去に嫉妬の魔女サテラと戦った経験がある、または嫉妬の魔女サテラと知り合いであり、その実力を知っていたのではないかと考えられます。確かにパックの作中の年齢は420歳とされており、嫉妬の魔女サテラが封印されたのも400年前です。

さらに、エキドナが嫉妬の魔女サテラに滅ぼされたのも400年以上前ですし、ロズワールに至っては自分の子孫に魂を移植することで400年にわたってエキドナを追い続けている人間です。エキドナがサテラを憎んでいることからも、パックとサテラ、エキドナ、ロズワールは400年前に知り合っており、何かしらの契約を交わしたり、敵対関係になるような事件があったのではないかと推測できるのではないでしょうか。

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リゼロのパックの声優を紹介!

リゼロは2016年にアニメ版も放送されています。かわいい見た目で人気のあるマスコットキャラクター的な存在であるパックの声優さんは、いったい誰が演じたのでしょうか?普段のかわいい見た目だけでなく、終焉の獣として巨大化した真の姿の演技も見どころとなるパックの声優さんについて、ご紹介していきます。

声優は内山夕実!

アニメ版リゼロのパックの声優さんは、「ゆーみん」や「ゆみりん」の愛称で親しまれている内山夕実です。演ずる役は非常に幅が広く、大人っぽいキャラやボーイッシュな女子、母親役から少年役まで年齢も性別も様々な役を演じています。パックの声も印象にぴったりで、普段のかわいいパックと巨大化パックの時で演技もしっかり分けられていて、実力のある声優さんだと感じます。

声優としての実力も確かな内山夕実さんですが、トークも面白いことでファンからは評判です。花澤香菜と共演しているラジオ番組「グラニpresets花澤香菜・内山夕実のクロ香菜さんとシロ夕実さん」では、とても仲がよくて二人の息がぴったりのトークが見所です。最近では萌え台詞を言うコーナーが新設されて、内山さんの新しい一面を見ることができます。ただ恥ずかしいせいかネタに走ることも多いようです。

出演作品

内山夕実の主な出演作品としては、2018年のアニメでは「七つの美徳」忠義の美徳をもつ天使長ミカエルや「刀使ノ巫女」作中屈指の実力者である獅童真希などを演じています。リゼロでは通常状態のパックのかわいい声や巨大化した姿のりりしくも恐ろしい声を演じており、かわいい声からりりしい声まで演技の幅が非常に広い声優さんといえるでしょう。

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リゼロのパックの強さや正体まとめ!

いかがだったでしょうか?普段はかわいい見た目のパックですが、火を司る大精霊ということもあって作中では屈指の実力者でした。それだけでなく、真の正体はリゼロの世界を滅ぼしかねない巨大化した猫型の生物で、かわいい見た目に反して恐ろしい力を持っています。また、元は人間でエミリアの父親だった可能性が非常に高く、今後の物語でも重要なカギを握っていると考えられるキャラの一人です。

リゼロのパックは原作の4章で、エミリアがエキドナが用意した墓所の試練をクリアするために契約を解除してしまい、以降物語では登場しなくなってしまいました。まだまだ、謎が多くリゼロの物語のカギを握っているキャラクターであると考えられるため、また復活するなどして登場するのではないかと予想できます。パックのもともとの正体とはいったい誰なのか、どんな秘密があるのか今後も目が離せません。

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