2019年05月22日公開
2019年05月22日更新
【聲の形】川井みきはクズだけどかわいい?魅力・性格や声優情報まとめ
週刊少年マガジンに連載され、映画化もされ話題となっていた「聲の形」ですが、今回はそんな「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきについて解説をしていきます。学級長として登場した川井みきのクズだけどかわいいと言われている魅力から、嫌いと言われている理由、またクズだと言われている性格、そして映画で川井みきを演じた声優について詳しく解説をしていきます。また、「聲の形」も作品情報やあらすじも簡単に紹介しています。
目次
川井みきが登場する聲の形とは?
2015年に「このマンガがすごい」オトコ編で第1位を獲得した「聲の形」は、全7巻の単行本が発売された大人気作品です。今回はそんな「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきについて解説をしていきます。性格がクズだと言われている川井みきのかわいい魅力や嫌いだと言われている性格、そして映画版で川井みきを演じた声優についても詳しく解説をしていきます。
聲の形の作品情報
今回クズだと言われている性格や嫌いだと言われている理由について紹介をしていく川井みきが登場する「聲の形」の作品情報について詳しく解説をしていきます。漫画としてだけではなく映画や小説としても楽しめる「聲の形」では「人と人が互いに気持ちを伝えることの難しさ」をテーマに描かれていました。原作は「別冊少年マガジン」「週刊少年マガジン」で掲載された後、連載開始時に再びリメイクされています。
聲の形の原作情報
「聲の形」の原作情報について紹介をしていきます。「聲の形」は大今良時による漫画作品で初めは「別冊少年マガジン」に読み切りとして掲載されました。掲載時のアンケートでは「進撃の巨人」などの看板作品を抑えて1位に輝き「週刊少年マガジン」での連載も検討されましたが、聴覚障害者へのいじめという内容のため読み切りで試されることになりました。しかし反響は非常に大きく発売の翌週には既に連載されることが決定します。
2016年の時点では累計発行部数300万部を突破し、様々な賞にも選出されています。2015年「このマンガがすごい」オトコ編では1位となり、「マンガ大賞2015」では3位を獲得していました。また第19回手塚治虫文化賞新生賞も受賞しています。さらに全日本ろうあ連盟監修のもとで道徳教材としても使用されることになり、30分の実写版DVDが発売されていました。2017年には養老鉄道とのコラボ企画が開催されています。
聲の形のアニメ映画情報
ここからはアニメ映画版「聲の形」の作品情報について解説をしていきます。大今良時による漫画作品「聲の形」を原作に長編アニメ映画として公開されました。監督を務めたのは山田尚子で、京都アニメーションが製作をしています。こちらの映画版は第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した他第26回日本映画批評家大賞アニメーション部門、第20回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞しています。
脚本はこれまでに山田尚子とこれまでもタッグを組んできたことで有名な吉田玲子が担当しています。120館という小規模な公開でしたが、累計動員数は177万人を突破し興行収入は23億円にまで到達しました。2016年度の日本映画全体の興行収入ランキングでは第10位にランクインしています。主題歌は元々原作のファンであったaikoが務め、松岡茉優や早見沙織入野自由などのキャストが声優として起用されていました。
聲の形のあらすじ
「聲の形」のあらすじを詳しく解説していきます。高校生である石田将也は、とある少女の行方を探していました。将也は過去に犯してしまった罪から、少女のことを探しある手話サークルの会場でついにその少女を見つけることに成功しました。将也の探していた少女・西宮は聴覚障害者であり、将也を見てしまった西宮は驚きのあまりその場から逃げ出してしまいます。将也と西宮が出会ったのは小学生の頃でした。
その頃将也は島田や広瀬と悪ふざけのような遊びをよくしていました。しかし島田は塾に通い始めたことをきっかけに遊びをやめまた広瀬も遊びの危険性を危惧して辞めてしまいました。そんな時将也のクラスに転校生として西宮がやってきます。西宮は、自分が耳が聞こえないということを自己紹介で伝えました。西宮がやってきてから耳が聞こえない彼女が原因で授業は進まなくなっていき、次第にクラスメイトは苛立っていきます。
そして将也を中心として西宮へのいじめが始まりました。しかしその先に思わぬ出来事が待ち受けていたのです。ある日、校長を中心に学級会が行われることになりました。そこで、将也達が補聴器を隠したことによりなんと170万円もの被害が出ていたということが明らかになります。将也は事の重大さに気がつき名乗り出ようとしますが、いじめに無関心だった担任の武内によって名指しで責められてしまったのです。
そしてそのことがきっかけとなり将也へのいじめが始まります。そんな将也を助けようとした西宮は将也と取っ組み合いで喧嘩をし、一ヶ月後何も言わずに転校していきました。卒業式の日、将也は西宮に対する後悔で涙を流します。中学でも孤立を極めた将也は高校進学後自殺を決意します。贖罪として補聴器の弁済額を集め、母親の枕元にそれを置いた将也は西宮に会うために手話サークルの会場へと向かったのです。
出典: https://eiga.com
手話サークルの会場へと向かった将也は無事に西宮と再会することができました。そして再会した西宮に対して将也は小学生の頃の後悔やいじめに対する謝罪を口にします。また、西宮に友達になってほしいと言うことも話しました。そんな将也の気持ちに応えるかのように西宮は将也の手を握ります。しかし、そこへある人物が現れました。それは、西宮の母親です。西宮の母親は、将也が持参してきたノートを川へ捨てました。
西宮の母親は、将也が持ってきていた「筆談ノート」を川へ投げます。しかし西宮はそのノートを必死になって探していました。そんな西宮の姿を見た将也も橋から川へと飛び降りて一緒に「筆談ノート」を探します。「筆談ノート」は無事見つかり、将也は改めて西宮の母親に対しても過去のいじめを謝罪しました。しかし西宮の母親からはビンタされてしまいます。西宮の母親は、西宮を引っ張り去ってしまいました。
しかし去り際、西宮は手話であるサインを将也に送ります。そのサインは「また会おうね」というものでした。将也はそんな西宮からのサインを受け取り、自殺しようと思っていた気持ちに変化が訪れ再び生きようと決意したのでした。
川井みきのクズだけどかわいい魅力
「聲の形」はいじめをテーマにした作品です。様々な賞を受賞し、話題となった「聲の形」ですが今回はそんな「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきについて解説をしていきます。性格がクズだと言われていた川井みきですが、そんな川井みきの評判の中にもかわいいというものがありました。ここからは、委員長として登場し、ストーリーを盛り上げる川井みきのかわいい魅力について詳しく解説をしていきます。
かわいい魅力①真面目な委員長
「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきのかわいいと言われている魅力について詳しく解説をしていきます。川井みきのかわいい魅力の一つには真面目な委員長という一面が挙げられていました。川井みきは、小学校から高校までずっと学級長を務めている真面目な生徒です。グイグイとひっぱていくリーダーのようなタイプではありませんが、優等生でありしっかり者ということもあってクラスメイト達からは信頼されていました。
かわいい魅力②メガネをやめる
「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきのかわいいと言われている魅力について詳しく紹介をしていきます。川井みきのかわいいと言われている魅力の一つには眼鏡をやめたことが挙げられていました。川井みきは真面目な優等生であり、長らく眼鏡をかけていましたが自分の魅力に気がつきある日突然眼鏡をやめコンタクトデビューをします。そんな眼鏡を外した川井みきがかわいいと言われていました。
かわいい魅力③植野直花の関係
「聲の形」に登場し、性格がクズだと話題になったキャラクター川井みきのかわいい魅力について紹介をしていきます。川井みきのかわいいと言われている魅力の一つには植野との関係も挙げられていました。川井みきは植野と一緒に西宮のサポートをします。いじめにも加担していた二人ですが高校生になっても交流が続いているようでした。真逆な性格にも関わらず友人として接している姿も魅力の一つだと言われています。
川井みきのクズ・嫌いだといわれる性格
「聲の形」に登場するキャラクターである川井みきについて今回は解説をしています。川井みきは、西宮たちの同級生で学級長を務めていました。眼鏡を外した姿がかわいいとも言われていましたが、その性格のクズさから嫌いだという感想も多く目立っていたキャラクターです。ここからはそんな学級長川井みきがクズ・嫌いだと言われている性格を詳しく解説していきます。
嫌いだといわれる性格①いじめを見てみぬふり
「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきの嫌いだと言われている性格について紹介をしていきます。川井みきはクズと言われているほどの性格をしているキャラクターですが、その嫌いだと言われている原因の一つにはいじめを見て見ぬ振りをしていたという点が挙げられていました。西宮のことを初めはサポートしていた川井みきですが、このサポートが学級長として当たり前という空気に彼女の善意は変貌していきます。
将也達による西宮へのいじめが始まる頃には、学級長としてサポートすることが辛くなってきたようでした。そして、西宮へのいじめを見て見ぬふりをしてしまいます。校長を中心として開かれた学級会では、将也に全ての責任がなすり付けられますが、翔也は自分だけではないと抗議しました。しかし川井みきはそこで眼鏡を外して涙を流す姿をアピールし、自らの潔白を主張しています。そんな姿もクズだと言われる要因の一つです。
嫌いだといわれる性格②責任転嫁をする
「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきはその性格がクズだと言われていました。そんな川井みきが嫌いだと言われている原因の一つには、責任転嫁をするという一面が挙げられていました。川井みきの性格のクズさは高校生になっても治っていませんでした。川井みきは自分の保身のためなら、本当のエピソードに嘘を混ぜて盛ることもします。小学生の時の西宮へのいじめエピソードでもその一面が描かれていました。
西宮に対していじめ行為を行なっていた将也に、「やめなよ」と川井みきは一声かけています。しかしその一声はあくまでも形式的なもので本当に将也を止めたいという意思は篭っていませんでした。けれど川井みきは、将也に対して「やめてって言ったのに」と涙ながらに語ります。そんな風に言われてしまえば将也は何も言えません。このように他人に責任転嫁をする姿が嫌いだと言われている原因の一つなようでした。
嫌いだといわれる性格③自分が好き
「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきはその性格のクズさで話題となっていました。そんな川井みきが嫌いだと言われている原因の一つには自分が好きだという一面が挙げられていました。川井みきは自分自身のことをかわいいと思っている描写が描かれているシーンもあり自分のことが大好きなキャラクターです。そのため保身に走ることも非常に多く、嫌いだと言われている原因になってしまったようでした。
川井みきの声優
「聲の形」に登場するか内藤理沙ラクター・川井みきについて紹介をしています。西宮達のクラスメイトであり学級長として登場する川井みきですが、多くの視聴者から嫌いだと言われ話題になっていました。そんな川井みきの嫌いだと言われている理由について詳しく解説をしてきましたが、ここからは映画版「聲の形」で川井みきを演じた声優について詳しく解説をしていきます。
川井みきの声優は潘めぐみ
登場キャラクターの中でも特に嫌いだという声が多い川井みきを映画版「聲の形」で演じた声優は潘めぐみでした。声優としてだけではなく女優として活躍をし、現在はアトミックモンキーという事務所で活動をしています。同じく声優・女優として活躍しさらには西洋占術師としても活躍をしている潘恵子の娘です。川井みきの魅力を引き出し熱演をしていた潘めぐみについてここからは詳しく解説をしていきます。
潘めぐみのプロフィール
「聲の形」で川井みきを演じていた声優潘めぐみについて解説をしていきます。潘めぐみは、日本大学撃術学部演劇学科に在籍中に、「櫻の園」という映画の一般ん酵母を勝ち抜き女優としてデビューをしています。また2011年には大人気少年漫画「ハンターハンター」の主人公ゴン=フリークス役として声優デビューを果たしました。2017年第11回声優アワードでは助演女優賞も受賞しています。
潘めぐみの主な出演作
「聲の形」で川井みきを演じた声優潘めぐみの出演作品について紹介をしていきます。潘めぐみの声優としての出演作品の中には「ちはやふる」「デジモンクロスウォーズ〜時を駆ける少年ハンターたち〜」「ハンターハンター」「ポケットモンスターベストウィッシュ」「ジュエルペットハッピネス」「弱虫ペダル」「残響のテロル」「ハピネスチャージプリキュア!」「俺物語!!」「僕のヒーローアカデミア」などがありました。
川井みきと真柴の関係
「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきについて今回は紹介をしていきます。週刊少年マガジンで連載され、話題となった「聲の形」では聴覚障害者に対するいじめがテーマとなっていました。川井みきはそんないじめに加担していたキャラクターの一人です。ここまでは川井みきが嫌われている原因や、映画で川井みきを演じた声優について解説をしてきました。ここからは川井みきと真柴の関係について解説をしていきます。
川井みきの片思いの相手・真柴
「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきは性格がクズだと言われていますが、そんな川井みきには片思いの相手がいました。その人物は真柴です。真柴は常に笑顔で人当たりの良いキャラクターですがあまりに笑顔が崩れないために何を考えているかわからないと評価されていました。また教師を目指す理由も自分をいじめていた人物がどんな風に育つのか見たいからという理由で、非常に不気味だと言われていました。
そんな真柴に対して川井みきは片思いをしています。これまで度々性格のクズさが描かれていた川井みきですが、真柴に対する思いだけは真っ直ぐなものでした。しかし、川井みきの性格からこの行動にも何か裏があるのではないかと言われています。また、同じように歪んだ性格をしていることから案外お似合いなのではないかという指摘もありました。
川井みきと真柴に進展はある?
川井みきは真柴に片思いをしているようですが、この二人の今後に多くの注目が集まっていたようでした。第60話でのやり取りでは、互いに腹を探り合うクラスメイトという段階から何でも話せる親密な友達という段階までステップアップしているということが伺えます。川井みきのアプローチの方法も想いを隠しながら近く段階から恋愛感情をあからさまにアピールするというものになっていて二人の関係性の進展が描かれていました。
川井みきに関する感想や評価は?
「聲の形」を見た人なら分かると思うかもしれないけど、キャラクターの1人に川井みきってやつがおるねんけどこいつだけはマジで嫌い。こんな女子が1番嫌いってくらい嫌い。 pic.twitter.com/TksbvBfAjK
— SHIGEO😷 (@shigeooooo_794) August 28, 2018
「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきに関する感想や評価について紹介をしていきます。川井みきに関する感想や評価の中には、一番嫌いだというものもありました。西宮に対するいじめへの加担や、その責任転嫁そして自分可愛さのために保身に走ってしまう姿など「聲の形」の作中では川井みきの性格のクズさが度々描かれています。そんな一面もあり、キャラクターの中でも一番嫌いという評価をされていたようです。
聲の形の中でなぜ川井みきに嫌悪感覚えるのか考えてみたが、あの映画のキャラの性格の中で彼女が1番僕らに近い気がするからだと思う。
— CHa猫 【カズにゃん<(=゚ω゚=<)】 (@k1mpr0ve2m0entx) August 28, 2018
「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきに関する感想や評価について紹介をしていきます。川井みきに関する感想や評価の中には、こちらのような感想もありました。「聲の形」に登場するキャラクターの中でもダントツに嫌われている川井みきですが、その原因には視聴者に一番近い性格をしていたからなのではないかという意見でした。人間の嫌な一面を集めたキャラクターだったが故にこのような指摘もされていたようです。
ここで注目して欲しいのは、みんな大嫌い川井みきの、椅子へのこの座り方。最初から座っているのに、先生が入ってきたところで左横から正面に向き直る際、わざわざ80年代のアイドルみたにぶりっ子座り。性格あざとすぎるわー。 #聲の形 pic.twitter.com/9LmIDoQrm7
— Hiroshi_Yasuda (@shostakovich) August 26, 2018
「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきに関する感想や評価について詳しく解説をしていきます。川井みきに関する感想の中には、その性格のあざとさを指摘する声もありました。こちらの方が指摘しているシーンでは、川井みきのあざとい性格が伺えます。自分自身のことをかわいいと思っている一面がある川井みきですが、そのような心理が行動となって描かれていたためあざといという感想になったようです。
川井みきのクズでかわいい魅力まとめ
「聲の形」は、別冊少年マガジンと週刊少年マガジンでの読み切り版を経て週刊少年マガジンで連載されていた作品です。掲載当初から多くの反響を呼び、これまでに小説やアニメ映画にもなっていました。また、ストーリーの内容も評価され様々な賞を受賞しています。今回はそんな「聲の形」に登場するキャラクター・川井みきについて紹介をしてきました。川井みきは作中に学級長として登場する真面目な女の子です。
しかし、実は非常に性格が悪く西宮へのいじめも見て見ぬ振りをし悪口にも加担をしていました。今回の記事では川井みきが嫌われている原因や可愛いと言われている魅力について解説をしてきました。眼鏡を外した姿が可愛いと言われていたもののやはりいじめに加担し責任転嫁をするその性格の狡さが多くの視聴者から嫌われていました。そんな川井みきも登場する「聲の形」一度ご覧になってはいかがでしょうか。