聲の形の植野直花がかわいい！もう一人のヒロインの魅力と画像は？

「聲の形」は大今良時原作の少年漫画作品です。全7巻とファンブックが発売されています。2016年にはアニメ映画化し、東京アニメアワードでグランプリを受賞するほどの作品です。かつてガキ大将だった高校生、石田将也と聴覚障害をもつ少女、西宮硝子を主軸としたいじめ、交友関係、家庭問題などがテーマの作品です。

テーマを見るととても重い内容の作品に感じますが、人とのつながりや、生きることの難しさ、人に対する思いやりを丁寧に描いた作品です。キャッチコピーは「君に生きるのを手伝ってほしい」で、一人では乗り越えられない困難でも君となら前に進むことができるという想いが詰め込まれた作品です。この言葉は好きよりも心に響く言葉だと言われています。

アニメ映画の製作は京都アニメーションで、これまでに「けいおん！」「CLANNAD」「境界の彼方」など、その他多数のアニメ作品を手掛けています。とにかくキャラ描写が丁寧でかわいいと専ら評判です。とくに女の子の仕草一つ一つがかわいいと言われています。

「植野」は小学生時代の石田の同級生で、石田がもっともよく一緒にいた女子でした。容姿は黒髪ロングでスレンダー体型でとてもかわいいです。性格はとても気が強く姉御肌で、毒舌家です。その性格から女子グループのリーダー的存在で、転校生である西宮の世話係になってしまいます。最初はその面倒見の良さから、西宮に対して色々気を使って接していましたが、不満が募り石田と一緒に西宮をいじめ始めます。

小学校を卒業してからは石田とすっかり疎遠になりますが、高校生になって偶々町ですれ違います。実は「植野」は石田のことが好きで、それから石田によくちょっかいかけるようになりますが、石田は既に西宮と再会していて、西宮といる時間をとても大切にしています。ですがそれが面白くなく、西宮が嫌いな「植野」はそんな二人の関係をぐちゃぐちゃにかき回してしまいます。

金子有希さんは青二プロダクション所属の声優です。これまでに「たまこまーけっと」常盤みどり役、「アイドルマスターシンデレラガールズ」高森藍子役など、その他多くのアニメに出演されています。自身のブログがあり「ねこねこかねこの気まぐれブログ。」といいます。NEKO`Sキッチンというコーナーをやっていて、手を抜いてどれだけ美味しいものができるかがコンセプトのコーナーがあります。

聲の形の主人公で、小学校時代はガキ大将で、悪ガキないじめっ子でした。転校生で聴覚障害のある西宮を、石田含めクラスぐるみでいじめていました。しかし、学級裁判の結果悪いのは石田一人だったということになってしまい、今度は石田がいじめの標的にされてしまいます。それが原因で孤立してしまいます。

高校生になり、西宮と再会を果たした石田は、いじめた罪を償うために手話を覚え、コミュニケーションを図ります。西宮はそんな石田を受け入れ、一緒に行動するようになります。そんな時石田は偶然にも小学校時代の同級生「植野」と再会します。「植野」と再会してからは、彼女に振り回されっぱなしで西宮との時間があまりつくれなくなります。そして、夏祭の日に硝子が飛び降りるのを助けるために重症を負ってしまいます。

入野自由さんは、声優、歌手、舞台と幅広く活躍されています。「千と千尋の神隠し」ハク役、「機動戦士ガンダムOO」沙慈・クロスロード役など、その他様々な作品に出演されています。聲の形では過去に心に深い傷をもっているが、それを償おうとする強い意志を持つ石田を見事に演じています。

「植野」は小学校時代から石田の事が好きでした。しかし、西宮が転校してきたことにより、西宮へのいじめ、それから石田へのいじめと発展してしまい、石田とは疎遠になってしまいました。高校生になって石田と再会した後も、自分がいたい場所には西宮がいて、「植野」が入り込む余地はありませんでした。

それでも石田と一緒にいたい「植野」は、積極的に石田にアプローチをかけていきます。しかし全然石田は振り向いてくれません。昔から西宮が嫌いだった「植野」は、西宮にきつくあたってしまいます。それが原因で、石田の人間関係が壊れていきます。それを悪いという気持ちもあり、後悔もしています。でも石田のことは諦められないから、このまま突き進むしかありません。

石田が重症を負ったときは毎日のようにお見舞いに行き、石田が目覚めるのをずっと待っていました。この画像は眠ってる石田の唇を奪ったシーンです。石田が入院している間、元凶である西宮を病室に近づけないようにしていて、もう石田とは関わらせないようにしようとします。

西宮は「聲の形」のもう一人の主人公で、メインヒロインです。聴覚障害を患っており、まともに会話することができないので、コミュニケーションはノートを使った筆談でやりとりしています。西宮には普通の子として扱ってほしいという希望があり、通常クラスで授業をうけることになります。しかし耳が聞こえないので他の子たちのようにはいかず、小学生時代は石田を筆頭にその他クラスメートからいじめを受けていました。

いじめが原因で特別支援学校に通うようになり、高校生になって石田と再会をはたします。最初は昔の記憶から、石田から逃げてしまっていましたが、石田の罪を償いたいという心からの献身的な態度で西宮も心打たれ、交流を重ねていきます。昔はいじめる側といじめられる側の関係でしたが、何度もコミュニケーションを重ね、西宮は石田のことが好きになっていきます。

早見沙織さんは、声優に歌手にと活躍されていて、その人気はとどまることを知りません。「四月は君の嘘」井川絵見役、「響け！ユーフォニアム」小笠原晴香役など、その他おおくの作品に出演されています。聴覚障害という難しい役で、喋る機会もあまりなかったですが、それでもその存在感を渾身の演技でアピールしています。

「植野」は西宮の事が嫌いです。「植野」は石田のことが好きだから、石田と一緒にいる西宮のことが好きにはなれません。遊園地で西宮と二人っきりで観覧車に乗るシーンがあり、そこで「植野」は本音をぶつけます。あなたは５年前も今も私と話す気がないという「植野」に西宮は謝ります。しかし、「植野」はすぐに謝る西宮の性格が気に入らないのです。

何でもストレートに言ってしまう性格から、あまり友達はいないのではないかと思われがちな「植野」ですが、作中にはそんな「植野」の理解者や、過去にいじめていても友達のままでいてくれる人がいます。そんな植野の友人たちを画像をまじえて紹介します。

佐原は小学校の時に西宮と仲良くしていたために、植野らからいじめられ、不登校になります。高校生になり、植野と同じく服飾を専攻していて、自分の高身長とスタイルの良さを生かして、後輩のモデルを務めています。西宮とも再会し、手話ができることもあり、積極的に西宮達と関わっていきます。植野から絶交を申し渡された時も、植野の友達であり続けた心優しい人物です。

「植野」の小学校時代のクラスメートで、真面目な学級委員長です。転校してきた西宮にも積極的に話しかけていました。いじめが始まってからは、いじめには参加してませんが、黙認していた立場になります。高校生になって「植野」とは違う学校になりますが、交流は続いていて、川井は石田と同じ学校というのもあり、「植野」と石田を引き合わせようとします。作中大きくイメチェンした人物でもあります。

小学校時代の「植野」のクラスメートで、西宮や石田へのいじめに加担していた人物です。小学生の頃からどこか斜に構えてて、冷静な印象の人物です。高校生になっても「植野」とは交流が続いていますが、「植野」のお節介で石田とバイト中に引き合わされる事もありました。ですが、石田とは口も利かない結果に終わりました。

この画像で猫耳をつけているのは、にゃんにゃん倶楽部という猫カフェでアルバイトしているからです。「植野」にもかわいい部分があります。高校生になって石田に会ったのも、アルバイト中に猫カフェの宣伝で、外に出ていた時に偶然すれ違いました。猫耳「植野」を見た石田は、かわいいという印象ではなく、驚愕していました。

この画像は、いつも素直じゃなく口も悪い「植野」が照れている画像です。「植野」は基本的に悪人ではないのですが、何でもストレートに言ってしまう性格から周りからは苦手意識を持たれることが多い、損な性格だと言われています。こんな表情をする「植野」もかわいいですね。

「人を好きになるのに理由は必要ないと思うけど、嫌いになるのは理由があると思う」。「植野」は石田のことが好きで、西宮のことは嫌いです。このセリフから、最初は何とも思っていなかったけど、西宮を嫌いになった理由がちゃんとあり、「植野」なりに西宮をいじめていた理由があったのです。

「石田さ、私のこと嫌いでしょ？」このセリフは作中に2回使われていて、1回目はいしだに曖昧に答えられてしまいます。その後「植野」は西宮に対してひどい態度をとります。それを見た石田は「植野」に2回目聞かされたときは、嫌いとはっきり答えます。しかし、「植野」は無関心でいられるよりは、嫌いでもいいから関心を持ってほしいと思っていると言われています。

「インガオーホーなんてクソくらえ！」このセリフは過去のことでいつまでもウジウジ悩んでいる石田を一喝した一言です。考えていることを吐き出さず内に溜め込んでしまう石田に対して、「植野」は考えるよりまず行動するタイプです。それがトラブルにつながってしまうことも多いですが、石田にとっては強い影響を与えたのではないかと言われています。

「目が覚めたら石田は私を選んでくれるだろうか？きっと選ばない。選ばれないのなら目覚めない方がずっといい」このセリフは石田が昏睡状態に陥ってる時、「植野」が看病しながら言ったセリフです。少し怖いセリフですが、それほどまでに石田のことが好きなのだと感じるセリフだと言われています。

「そんなに西宮のことが好きなら東京にくればいいじゃん」このセリフは、高校を卒業したら東京に行ってしまう西宮を心配している石田に「植野」が言ったセリフです。これに対して石田は「うん」とあっさり返します。このシーンが聲の形の物語において「植野」がはっきりと失恋した瞬間なのではないかと言わています。

聲の形の作品中の感動シーンを画像をまじえて紹介します。この項目では「植野」以外のキャラクターも見ていきます。その他様々なキャラの感動シーンがありますが、一部抜粋して紹介します。

画像でもわかるように、石田は小学生の時から、水の中に捨てられていた西宮の筆談ノートをずっと持ち続けていました。高校に入って再会し、5年越しで本人に返すことができました。石田は小学生の時から西宮に罪悪感を持っていて、どうにかしていじめてしまった罪を償える機会はないかとずっと考えていました。手話も練習して、声が聞こえない西宮とコミュニケーションをとろうと一生懸命なのです。

聲の形のキャッチコピーにもなっている「君に生きるのを手伝ってほしい」というシーンです。罪の意識がありながらも西宮と接するうちに石田は西宮のことを好きになっていきます。好きといわれるよりも心に響くセリフだと言われていて、1人ではどうにもならない困難も二人なら乗り越えられるという想いがこめられています。その他にもキャッチコピーとしてこのセリフはCMに使われていました。

今回は「植野直花」にピントをあてて紹介してきましたが、その他にも魅力的なキャラはたくさん出演しています。みんなそれぞれ悩みや問題を抱えていて、人間味あふれる作品になっています。その他にも今回紹介しきれなかったシーンがあります。見ればきっと涙してしまうでしょう。そんな「聲の形」みなさんいかがですか？